チーム=ギガント
 憂世騎士団のメンバーのうち、ジャコモ=ファルッシの下で試験的に転生者の細胞を移植され、本来の遺産の他に「擬似遺産」を運用できるようになった面々(よって、厳密にはファルッシの私兵と言っても過言ではない)。当初はクローンウィザードとされていたが、寧ろその実態はサイボーグに近い。
 転生者である事に加えファルッシとの相性も求められたため結果的に失敗率が高く、ウォルター、リュー、マチアス、カザノフの4人しか“完成”しなかったという。その全員がある目的の下メイガスブレードに傭兵チーム“ギガント”として潜入していたが、アフリカからロシアへと転戦するに及びその正体と計画とが共に露見し、各個撃破されている。

リュー・ジン
レベル 18 属性 地/火 サイズ
形状/知能 優男/人間並み 出現数 知名度 25
HP ?(?) MP 96 敏捷度/
移動
12/2(陸)
命中 28 回避 12 攻撃 45
(射程3)
防御 51
魔導 40 抗魔 42 行動 13 プラーナ 内包値143
開放値22
《遺産所持:江都王璽》《物質透過1》《リミットブレイク1》
 転生者の特殊能力。CL9、遺産は江都王璽とする。なお、《リミットブレイク》を使用しても気絶する事はない。
《ブックオブドリーム2》《傀儡糸》《偽りの記憶》
 夢使いの特殊能力。CL5とする。《ブックオブドリーム》の修正値は「+3」となる。
《手練》《謎のスポンサー》《力ある存在》《ヴォイド・アタック(通常)》《捨て身(通常)》
 汎用特殊能力。GL15となる。
 《ヴォイド・アタック》は<虚>属性魔法Dで攻撃力+15。《捨て身》は攻撃力+25/以後の回避に−5。
《模造遺産:色事師のモノクル(劣)》
 クローンウィザードのみ所有することのできる能力。《遺産所持》の装備とは別に、遺産を劣化させた物品を装備できる。
 本来の《遺産所持》は能力に+[CL]だが、この能力で装備している遺産は+[CL]÷2(端数切捨て、最低1)となる。また、遺産が持つ特殊能力を使用することも可能だが、遺産の特殊能力を一度使用するごとにプラーナを[CL×2]使用する必要がある。
 この制限のため、模造遺産はタイミング:【常時】のものであっても何かしらのタイミング(タイミング:対抗や超対抗)に変更される。
 なお、このキャラクターはジャコモ=ファルッシの「色事師のモノクル」の能力を付与されている。
《絶技・女騙し(劣)》
 遺産「色事師のモノクル」の能力をコピーした劣化遺産とでも言うべきものの能力。
 シーン中にいる任意の女性キャラクターに対して《ナイトメア》《傀儡糸》《偽りの記憶》のどれかを使う際、超々対抗タイミングで相手の抵抗ジャッジを「絶対失敗」と出来る。
 相手1名につき1回だけ使用可能。つまりシーン中にいる女性キャラクターが多ければ、最大でその全員に対して一度に使用できる事になる。
 ただし、廉価版の能力のため、一度使用するごとにプラーナを30点消費する。また、二度目以降の同一キャラクターへの使用は、自動的に適用されなくなる。
 また、この能力はコピーロット単位で共通である。そのため、本シナリオではすでにマチアスの《絶技・女殺し》の影響を受けたポリーナは、リューからの効果は自動的に適用されなくなる。
《魔法》
 エンチャントフレイム・バーストジャンプ・ヒートハンド・トンネル・ロックハンマーを使用可能。
 傭兵チーム「ギガント」のメンバー…になりすました憂世騎士団の構成員。ジャコモ=ファルッシのクローンの一部を移植され、二つの遺産を使うことのできる合成ウィザードとなっている。
 詳細については、こちらを参照の事。