渡し守の櫂『祈』
種別 武器(棍) 重量 転生者 棚戸 守
命中 回避 (+4) 攻撃 +2 防御 (+2) 射程
魔導 +1 抗魔 行動 移動 両手
《死神の鎌》
 タイミング[対抗]で櫂の先端より、魔法の鎌の刃が出現する。
 この時、MPを5点+CL点消費する事で、攻撃・受け回避・受け防御・受け抗魔に(6+CL)点の修正が加えられる。
 この攻撃による攻撃のダメージは冥属性魔法ダメージに変更され、また攻撃対象にかかっている防御魔法ひとつの効果を無視する事が出来る(なお、優先順位は対抗魔法が先となる)。
 この効果は、ラウンドの終了まで持続する。
《生死を司るもの》
 あなたの視界内にいるキャラクターが生死判定の際に、自分のプラーナ内包値を消費すること。
 消費した分だけ、行われる生死判定の[達成値]に+もしくは−の修正を加えることができる。
《渡し守》
 この櫂を使った操船の達成値に+5のボーナスが得られる。
 一般には、死者の国と生者の国を分かつ川の渡し守の持つ櫂。「死神は鎌を持つ」という人類の共通概念、もしくは裁定者の規定によって歪められ、鎌の能力も持つようになった。
 その真なる名「祈」とは、現在の所有者・棚戸守の過去生…「常しえの眠り」タナトスが、死者の魂を安らかに冥府へと導く者として捧げていたものである。ちなみに、俗に言う渡し守はカローンの役目であり、タナトスは剣を帯びているとされるが、これらも前述の理由で歪められたものと思われる。
(アイテム原案:h.e.a.Rさん/データ改定:翠騎)

七龍星杖
種別 武器(棍) 重量 転生者 リカルド=シン=コールソン
命中 +3 回避 (+4) 攻撃 +7 防御 (+10) 射程
魔導 +14 抗魔 +7 行動 +3 移動 両手
《森羅万象陣》
 消費MPを2倍にする事で、次に使用する魔法の属性を任意に変更できる。
《七星撃》
 プラーナを7点消費する毎に、物理攻撃の射程を+1する。この攻撃は魔法ダメージとして扱う。
 しちりゅうせいじょう。「リカルド」の胸部に刻まれた痣…聖痕に封じられた、陰陽の力を宿す杓杖。表面に取り付けられた7つの龍玉それぞれが、北斗の七星を象徴しており、使用者の能力を格段に高める。
 この杖を取り出す時、リカルドの全身からまばゆい光が放たれ、その存在は前世のものに回帰しようとする…が、結果としてその姿が半陰陽へと変容する。
 かつて、転生前のリカルド(半陰陽の龍神)が古代中国で使用していた魔法の道具で、一説によれば宝貝の一種が変化したものであるともされるが、詳細は不明である。

聖剣“Lichtzeit”
種別 武器(剣) 重量 転生者 プリンセス=セシル
命中 −2 回避 (+3) 攻撃 +9 防御 (+4) 射程
魔導 抗魔 行動 移動 両手
《守護者の剣》
 「皇女の剣」の《装備条件》《高貴なる者の刃》に準じる。
《シュリセルアムト》
 ヴェステルシュタイン王国に存在するグランド=ワールドゲートを制御する事が出来る。この時、この遺産はレイピア状の「短針」とロングソード状の「長針」に変化する。
 ヴェステルシュタイン王国に伝えられていた、伝説の聖剣。かつて世界の守護者「ザ・ゲートキーパー」から同王家に託されたものとされ、同王家が管理するグランド=ワールドゲートを自在に開閉する能力を持つ。
 従来は2本の宝剣として能力を封印されていたが、かの守護者の力を受け継いだセシル王女と共に、本来の力を覚醒させた。

白虎星剣
種別 武器(剣) 重量 不明 転生者 御影 冬華
命中 回避 攻撃 防御 射程
魔導 抗魔 行動 移動 両手
《化身》
 超対抗タイミングにて、御影千夏の姿を取る事が出来、また剣の姿に戻す事が出来る。
※その他、特殊能力は不明。
 びゃっこせいけん。白虎の力を持つ剣。虎と牙の意匠を持ち、またとある事故によって冬華の妹・千夏の意思を取り込んでいる。
 かつて、聖獣・白虎の一部であった魔法の道具であるとされるが詳細は不明。長らく御影家に伝わっていた魔剣だったが、走水沖でウィザード達が手に入れた白い宝珠を装着することで、遺産として覚醒した。
 冬華はこの剣を積極的に使うことがないためその能力は不明だが、遺産である以上強力な能力を有するものと推察される。

蒼の剣
種別 武器(剣) 重量 転生者 春日 祐介
命中 −1 回避 (+3) 攻撃 +15 防御 (+4) 射程
魔導 抗魔 行動 移動 両手
《蒼き門の証〜表〜》
 この能力の使用を宣言して通常攻撃を行なう事で「クラス:吸血鬼」および、それに類するエミュレイターの防御手段(防御力、抗魔力、特殊能力、魔法)を無視してダメージを与えることが出来る。ただし、ジャッジとプラーナはこの限りではない。
 なお、使用時にMPを3点消費する。
 小説版において、主人公専用装備として登場。本来は相当アイテムであったが、むしろこちらのほうが自然であろう。通常は両手持ちの剣だが、能力発動の際は剣全体が蒼く輝く。
 なお、この剣にはエミュレイターサイドにおいて発動する裏の能力が存在していた。それは魔都ツァルガドに封印された吸血鬼たちを解放するための能力であったが、ツァルガドが消滅した今は消滅している。
(原典:小説版「蒼き門の継承者」)

アスカロン
種別 武器(剣) 重量 転生者 クレメント=レオノーフ(預かり)
命中 −3 回避 (+4) 攻撃 +12 防御 (+7) 射程
魔導 抗魔 (+2) 行動 移動 両手
《竜殺術式》
 ドラゴンを相手にした場合、その防御手段(防御力、抗魔力、特殊能力、魔法)をすべて無視してダメージを与えることが出来る。ただし、ジャッジとプラーナはこの限りではない。
《竜よりの護り》
 ドラゴンからの攻撃に対し、防御力および抗魔力を+7できる。
 「竜殺し」の異名を持つキリスト教7英雄の1にしてイギリスの聖人、聖ジョージの持つ剣にして、数多く知られる「ドラゴンスレイヤー」のオリジナル。
 聖ジョージは4世紀ローマ帝国の属州カッパドキアの将校であったが、王女クレオドリンを助けるため竜(キリスト教的にみて敵対者の化身)と戦った際に彼が振るっていたのが、この魔剣である。聖ジョージ殉教の後、なお数多くの勇者の手にあってドラゴンの血を吸い続けたこの剣は、ことドラゴンに対しては絶対的な威力を持ちうる武器へと変貌を遂げた。
 なお竜殺しの伝説は世界各所に見られるが、ことイギリス国内においてドラゴンスレイヤーとして最も認知されているのはやはり聖ジョージであり、現在も4月23日が彼の日として信仰されている。

臥龍乃双牙
種別 武器(刀) 重量 転生者 神代 微
命中 −4 回避 (+10) 攻撃 +12 防御 (+12) 射程
魔導 +5 抗魔 (+4) 行動 移動 両手
《麟と竜》
 この武器は二本一対で上記のデータを持つ。よって、闘士の特殊能力「ダブルブレード」「十字受け」「ダブルアタック」等は適用されない。
《憑魔浄化》
 特殊能力「憑依」を持つクリーチャー/エミュレイターのHPを重傷値以下にした場合、憑依しているエミュレイターを分離・浄化する(この攻撃によって対象のHPが0以下となった場合、そのHPは1となる)。
《退討の刃》
 《死点撃ち》が発動した時のみ、相手の属性防御を無効化できる。完全属性防御の場合は、属性防御に変える。
 がりゅうのそうが。二本一対の小太刀にして神器(魔器にして遺産の意)「退魔“麟(リン)”」と「討魔“竜(ボウ)”」の総称。かつては隠意のため「当麻“鈴”(たいま・すず)」&「当麻“房”(とうま・ふさ)」と呼ばれていたが、真銘が明らかになったため必要なくなった。
 その名の通り二本一組で使用する事が前提の神器であり、必ず両方を所有する必要がある。鞘から抜いている必要はないが、片方を奪われたり、遠く引き離されたりすると使えなくなるのは相変わらず。
 長らく微が【そら】の傍にいて、その力を幾度となく浴び続けた事により進化を遂げた。

神刀獅子王
種別 重量 転生者 獅子王 凪
命中 −2 回避 (+4) 攻撃 +13 防御 (+4) 射程
魔導 +1 抗魔 (+2) 行動 移動 両手
《封印されし宝刀》
 このアイテムは「獅子王(太刀相当)」に「獅子の短杖(メイジスタッフ相当)」を融合させる事によって完成する。融合させない限り、以下の特殊能力は適用されない。
《神獣宿る刃》
 この武器による攻撃、受けの値には「ウェポンフォーム」のLvを追加できる。ただし、その修正によって命中値が±0以上になる事はない。
 また、「アーティラリィフォーム」による射程増加が適用されない事にも注意。
《流星斬り》
 この武器による攻撃に「ファイナルコンビネーション」の攻撃力を追加できる。その他条件・制約も「ファイナルコンビネーション」に準じる。
 「獅子王」は、平安時代に鵺退治の恩賞として源三位頼政が高倉天皇より拝領した、刃長三尺三寸五分(約1m)の豪壮な野太刀。その後源家の相伝物として長らく伝えられ、明治時代になってから皇室に献上された。現在は重要文化財として、上野の国立博物館にて保管されている。
 NWOSにおいては、上記「獅子王」はあくまで通常の太刀でしかないのだが、「獅子の短杖」を柄にする事によって本来の力を解放する事が出来る。真の力を解放した「神刀獅子王」はその名の通り神獣の力を宿し、邪を打ち祓う刃となるのだ。

朱雀星刀
種別 武器(刀) 重量 転生者 神崎 ちはや+ファイ
命中 回避 攻撃 防御 射程
魔導 抗魔 行動 移動 両手
《幻聖獣変身》
 神崎ちはやのいるSq内でのみ、聖獣として実体化できる。その能力は神崎ちはやの魔物使いの能力に準じる。
《幻聖合体》
 外骨格となり、神埼ちはやを強化する能力。この状態を「灼熱勇者ファイセイバー」と呼ぶ。
《フレイムソード》
 1シナリオにつき1回だけ、攻撃力を2倍することが出来る。これは、火属性魔法ダメージとして扱う。
※その他、特殊能力は不明。
 すざくせいとう。朱雀の力を持つ短刀。朱雀の羽の意匠を持つ。
 アクシデントにより異世界に流出した聖獣・朱雀の本体が、かの世界に属する炎の幻聖獣に融合したもの(その原因は不明)。ちはやはこの状態で入手しており、魔物使いとして契約。「灼熱勇者ファイセイバー」となった。
 ただし、かの世界の存在である幻聖獣は世界結界の影響で動けなくなってしまうため、契約者であるちはやの存在が欠かせないものとなっている。

妙見蕨手刀
種別 遺産(刀) 重量 転生者 (現在封印中)
命中 −3 回避 (+4) 攻撃 +14 防御 (+7) 射程
魔導 抗魔 (+2) 行動 −1 移動 両手
《七影剣》
 攻撃が命中すると、攻撃力ジャッジの結果に関わらず相手に7ダメージを与える。
《蚩尤なる鉄身》
 受け防御に使用すると、攻撃力値を受け防御ジャッジに使用できる。これは受け防御点として扱う。
 1シナリオ7回まで有効。
 たえみのわらびてとう。柄頭がワラビの新葉のように巻き込む形状を持つ古刀「蕨手刀」は、特に東北・北海道地方の出土品にみられるものだが、これはより現在知られる日本刀に近い形状をしており、刀身には七つの小さな珠が嵌め込まれている。
 これらの珠は北斗七星・北極星を神格化した妙見菩薩の象徴とされ、文字通り北斗七星の形状をなすよう配置されている、
 この不思議な刀は平将門が使用したものとされ、長らく一条家が所持していたが、第2外伝以後御門家に回収され封印中。しかしこの刀自体が既に独自の意思を持っているようであり、今後の動静には注目すべきであろう。

オリフラム
種別 武器(槍) 重量 転生者 コレット=リアン=モルセール
命中 −3 回避 (+2) 攻撃 +7 防御 (+4) 射程
魔導 抗魔 +2 行動 移動 両手
《敬虔なる魂》
 聖職者/使徒のキャラクターが装備している状態では、そのキャラクターの信仰心及び抗魔力ジャッジに+5する。
《士気向上》
 この装備を使用することで、味方全員の闘気を+1する。
 フランス・カペー朝のルイ6世の時代、聖ドニ大修道院院長シュジェーが所持していたといわれる軍旗にして聖槍。
 神聖ローマ皇帝ハインリッヒ5世によりフランスが侵攻を受けた際、この旗を携えたシュジェーが諸侯を参集させ撃退に成功したと伝えられる。
 その300年ほど後、「オルレアンの聖女」ジャンヌ=ダルクにより使用されたとも伝えられるが定かではない。余談だがジャンヌは直接敵と剣を交える事を好まず、専ら「旗持ち」といわれる士気鼓舞の役を引き受けていたという。

玄武星槍
種別 武器(槍) 重量 不明 転生者 水尾 要+神威
命中 回避 攻撃 防御 射程
魔導 抗魔 行動 移動 両手
《化身》
 超対抗タイミングにて、「神威」の姿を取る事が出来、また槍の姿に戻す事が出来る。
※その他、特殊能力は不明。
 げんぶせいそう。玄武の力を持つ槍。亀甲の意匠を持つ。
 亀の姿を持つ「神威」という名の魔物と、旧逢守神社に伝えられていた黒い宝珠がひとつとなった事で、遺産として覚醒した(このような形で分割された理由は不明である)。
 主である要が基本的に北海道に駐留しているため、その活躍の場は北海道である事が多い。

大千鳥十文字槍
種別 武器(槍) 重量 転生者 “六文銭”村田 幸真
命中 −3 回避 (+4) 攻撃 +10 防御 (+4) 射程 1Sq★
魔導 抗魔 行動 移動 両手
★同一Sq攻撃不可
《引き倒し》
 通常攻撃の際このオプションを選択する。相手に与えるダメージを半減するが、その代わりに「転倒」を与える。
《心中に蟠竜》
 装備者がバッドステータスを受ける毎にその影響を無視しつつ、すべてのジャッジに+「現在受けているバッドステータスの数」する。
 これは重傷状態でも発動する(死亡した場合は、当然ながら発動しない)。
《固有結界“真田丸”》
 《リミットブレイク》の代わりに使用する事ができる。発動したカウントの間、何度でもタイミング「対抗」の特殊能力・魔法を使用し、同じものでなければ何度でも効果を累積させる事が出来る。
 更に発動時、装備者のSqは《移動阻害》の効果を得る。
 使用制限回数は、1シナリオにつき《リミットブレイク》回。
 おおちどりじゅうもんじやり。三代目村正により鍛えられたもので、刃渡り30cm程の穂先の左右に、やや上向きに湾曲した刃が枝分かれして「千鳥が翼を広げるかのように」広がり、柄は150cm程で朱色に塗られている。
 大坂の陣にて真田左衛門佐信繁(俗に「真田 幸村」として知られる)が愛用した槍とされるが、かの戦において実際の信繁は薙刀を使用していたと伝わっており、この槍が実際に使用されていたかどうかは定かではない。
 ともあれ実物は穂先部分のみが残っており、現在では長野県の真田宝物館に所蔵されている。

サンクティティ=カード
種別 武器(投) 重量 転生者 涼夜 真琴
命中 回避 (+6) 攻撃 +5 防御 (+9) 射程 1Sq
魔導 +7 抗魔 (+9) 行動 移動 両手
《手品師の友》
 手品に使用する際のみ、器用度判定を+10できる。
《運命のお告げ》
 1シナリオ1回のみ、ゲームマスターにシナリオのヒントを要求することが出来る。提示されたヒントに対し、ゲームマスターはイエスかノーで答える必要があるが、答えられないような質問であるならば能力自体が発動しない。
《Power Of ”The Magician》
 装備中の魔法発動時の射程を+1sqする。また”符術”の効果をCL+4(最低値0)にする。
《Power Of ”High Priestess”》
 回復魔法を使用した際、1回目のジャッジをクリティカルとできる。また、1シナリオに(GL÷3)回、視界内にいる仲間の死亡判定に対しても適用する事ができる。
 本来はパトリシア=フォルツァ枢機卿より、「涼夜 真琴」に託されたアイテム「ミスティック=カード」。
 一見、銀色の縁を持つただのトランプセットだが、実はDHAと世界魔術教会が提携して開発したマジックアイテム。有事の際にはすべてのカードが防御フィールドとして展開、また1枚1枚でも武器となる。更に「運命の輪のカードデッキ」の試作品とセットになり、天草四郎時貞の力を得た時、その真なる姿を現した。
 その能力は真琴専用に特化されているが、これは真琴の転生元…天草および更なる転生元によるところが大きい。

愛国の盾
種別 武器(盾) 重量 転生者 マスター=フラッグ
命中 −1 回避 (+6) 攻撃 +5 防御 (+15) 射程
魔導 抗魔 (+2) 行動 −1 移動 両手
《シールドスラッシュ》
 2Sq先までの投擲が可能である。この時の武器カテゴリは「投」となる。
 また、投擲した後プラーナを3点消費することで必ず使用者のもとに戻ってくる。
《ファイナル・ジャスティス》
 この能力を使用した際、ただちに以下の攻撃を行う。
 命中修正:±0  攻撃力:+(GL×7)
 射程:(格闘)
 この攻撃は使用者の第1属性による物理攻撃として扱い、1戦闘につき1回のみ行うことが出来る。
 超金属で形成された、円形の盾。本来の用途のほか、フリスビーのように投げて使用することも出来る。その表面は紅白と青で円形に塗装され、中央には白い星印がついている。
 第二次大戦のさなか、某国の陸軍が秘密裏に生み出した強化兵士にこれを持たせて出撃させたところ、多大な戦果があったといわれている。それ以後、某国の愛国のシンボルのひとつとして知る人ぞ知るアイテムとなった。

オファニム=メルカヴァ
種別 武器(盾) 重量 転生者 厳神 つかさ
命中 −1 回避 (+8) 攻撃 +8 防御 (+15) 射程 1Sq
魔導 抗魔 (+8) 行動 −2 移動 両手
《ツインラウンダー=ネオ》
 
受けを行った際超対抗で使用。受け回避・受け防御・受け抗魔に+5できる。CL回数使用可能。
《天界の戦輪》
 「ブーストダッシュ」を行った際、その持続時間の間「飛行状態」となる。
 厳神つかさの専用遺産「オファニム(元のデータはアイアスシールド相当)」が変成した姿。とはいえ、当人からの呼び名は変わっていない。
 防御力は多少落ちたが、その分攻撃力が向上。重量もかなり軽くなっているため、むしろ総合力は上がっているといっていい…とはいえ、つかさの力を受けて常時巨大化しているため、やっぱりあんまり軽くなっていないという話も。
 なお、オファニム(スローンズ/ガルガリム)は、神学でいう第三階級天使。唯一神の戦車を司る尊厳と正義の天使であり、神の決定が実行される際その検討を行う「意思の精霊」ともされている。
 ちなみに、旧約エゼキエル書に「翼と多数の目を備えた車輪」という姿で登場している。

太陽の仮面
種別 防具(頭) 重量 転生者 クリストフ=モンテス
命中 回避 攻撃 防御 +2 射程
魔導 +2 抗魔 +5 行動 移動 両手
《太陽の神殿》
 天・火属性に対して《属性防御》を獲得する。防御/抗魔どちらにも有効。
《血は力なり》
 通常タイミングで、自らのHPを「転生者CL」点まで消費する。これにより、シーンが終了するか装備者自身が死亡するまで、装備者は重傷値を突破してもそのペナルティは受けず、更にすべてのジャッジに+「消費分HP」する事が出来る。
《ジャガーの戦士団》
 《血は力なり》を発動した際、シーン中に存在する装備者の仲間となるキャラクター全員に適用される。
 対象となるキャラクター達は所定のHPを消費する代わり「重傷」状態にならなくなる。これは対象が死亡するか、《血は力なり》が解除されるまで有効。
 なおキャラクターは、この効果の適用を断る事も出来る。
 アステカ帝国代々の皇帝に伝わる、金属と貴石で作られた仮面。とはいっても、その下の基材が「人間の頭蓋骨」であるため顔に装着する事は出来ず、装備者の腰にベルトまたは紐で繋ぐ形となっている。
 額の部分には「太陽の石」と呼ばれるモノリスの縮小版が、貴石に彫られた形で嵌まっている。
 この仮面を帯びた者はアステカの神々の代理人としてその恩恵を受けるといわれているが、その力の行使には往々にして血を代償とするあたり、実にアステカのアステカらしいところというやつである。
 余談ながら「石仮面(魔王アイテム)」は、元々この仮面をヒントにして作られたものらしい。

日像日矛水鏡
種別 防具(手首) 重量 転生者 霧島 彩音
命中 回避 (+2) 攻撃 (+1) 防御 +1 射程 1Sq
(+3)
魔導 +3 抗魔 +3 行動 移動 両手
《龍使いにも使えます》
 この防具は、装備していても気功等龍使いの特殊能力を阻害しない。
《手甲なのです》
 この武器とは別に、武器を装備することが可能。ただし、攻撃力は累積しない。
《力の水鏡》
 自らが攻撃対象になった際使用できる。対抗タイミングにて精神力ジャッジを行い、成功するとそのダメージを相手に反射できる。1戦闘につき(CL+1)回発動できる。
 なお、成功値は天:8+相手Lv、その他:10+相手Lv。
 ひなたひぼこのみかがみ。「三種の神器」の一つとして有名な八咫鏡に先立って、石凝姥命により天照大御神の姿を象って造られたものとされる2枚の鏡が日像鏡/日矛鏡である。現在は日前・國懸両神宮の御神体となっていると伝えられるそれらの鏡と、このアイテムとの関連は定かではないが、少なくともその名と遺産のカテゴリーに恥じぬだけの力を持っている事だけは確かである。

黄泉の羽衣
部位 防具(肩) 重量 転生者 吉備 鮮華
命中 回避 +1 攻撃 防御 +1 射程
魔導 +1 抗魔 +4 行動 移動 両手
《冥府死霊撃》
 通常行動の際、命中値「未装備−1」、攻撃力「魔導力+《式神》Lv」、射程「精神力Sq」の物理攻撃を1回行う事が出来る。
 この攻撃は種別「特殊」の武器扱いとなり、弾数制限はない。この能力を通常行動の内容に関わらず自動的に使う場合は、プラーナを5点消費する事(通常の攻撃行動としてこの能力を使用する際は、消費する必要はない)。
 なおこれにより、使役する《式神》が死霊系の姿となる事に注意。
《イザナミの加護とその代償》
 装備中、装備者は《属性防御・冥》及び《弱点属性・火》を得る。
 また、この装備は世界結界の中では戦闘能力値修正を含めていかなる能力も使用できない。月匣/結界内、もしくは世界結界の外でのみ使用可能となる。
 黄泉の女神となったイザナギが纏う羽衣。冥界の魔力を帯びており、死霊を使役する事が可能である。

ホルスの瞳「セベクネフェル」
種別 その他 重量 転生者 神宮寺 葉子
命中 +2 回避 +2 攻撃 防御 射程
魔導 +3 抗魔 +5 行動 移動 両手
《破魔の瞳》
 抗魔力ジャッジでクリティカルした際、クリティカル時の効果に加え、出目を+10できる。
《真実の瞳》
 知力ジャッジの最初の目がCとなる。

《天の王》
 天属性の魔法を使用できるようになる。ただし、その発動値は+5される。
 本編第10話で一行と共に古代エジプトへと飛ばされた「神宮寺 葉子」が、大魔王アステートとの戦いのさなかに入手したもの。
 古代エジプト・第12王朝最後の女王・セベクネフェルが愛用していたものと思われる首飾り。本体は見事な金細工で、中央には青く透き通った宝石がついている。
 ラー神族の加護が与えられており、強大な魔法の力への可能性を開く。

橘の櫛
種別 その他 重量 転生者 日向 みさき
命中 回避 攻撃 防御 射程
魔導 抗魔 行動 移動 両手
※特殊能力については詳細不明
 日本武尊神話において、弟橘比売が使用していた櫛。日本武尊が走水沖において海難にあった際、弟橘比売は神の怒りを鎮めるため、菅畳八重、皮畳八重、きぬ畳八重を波の上に敷きその上に降りたち、自らの身を捧げる事によって夫の危難を救った。その後、比売の櫛が海辺に流れ着いたので、日本武尊はこれを取って比売の御陵を造ったという。
 それ以後、長らく橘神社(現在の走水神社)に祭られていたが、江戸時代の火災に伴う混乱で散逸したらしい。
 「NWOS」の物語中においては、弟橘比売は最初に「臥龍」と接触した人物であるとされており、もって事情通には「臥龍の巫女」と呼ばれている。
 長らく逢守神社に祭られていたものは、実は明治時代に作られた模造品であり、実際の品は旧逢守神社宮司の陣内家に秘匿されていた(その経緯に関する詳細は不明となっている)。

イルファーンの涙
種別 その他 重量 転生者 ハサニ=イ=ガザル長老
命中 回避 攻撃 防御 射程
魔導 +6 抗魔 +6 行動 移動 両手
《時の旅人・α》
 夢使いの特殊能力「時戻し」を使用できる。既に所有していた場合、その回数を+1できる。
《時の旅人・β》
 忍者の特殊能力「縮地の術」を使用できる。既に所有していた場合、その回数を+1できる。
《時の旅人・γ》
 虚属性魔法「ラビリンススウィッチ」を使用できる。魔導力とMPが足りていなければならない。
 時を越える事が出来るといわれるイスラームの秘宝。使い方によっては1000年以上もの時を越える事が出来るという胡乱な噂もなくはない。
 本来は、カスピ海沿岸エルブルズ山中にかつて存在した暗殺教団の長「山の長老」が持っていたとされるものである。しかし、その力を持ってしてもモンゴル軍の侵略は止められず、長い事その消息はわからなくなっていた。
 現在は、古代神シュヴァイの眷族と戦い続けてきた一派の長が所有している。

『捻れた世界樹の枝』
種別 箒(白・射・機) 重量 転生者 蒼魔 弓
命中 −2 回避 −1 攻撃 +13 防御 (+3) 射程
(+3) 33※ 5Sq★
魔導 抗魔 (+2) 行動 ±0 移動 28/4飛 両手
★射撃時、同一Sqへの攻撃不可能
《変形機構》
 弓の意思によりリアウィングモード〜シューティングモード〜ブレードモード〜アームモードの4種類に変形する。
《魔導砲》
 『捻れた世界樹の枝』の、特殊弾丸を使用しない時のダメージは、物理ダメージとして扱う事。
《フライング》
 飛行できる。飛行時の移動力は2。全力移動時は【敏捷度】28としてジャッジを行うこと。また、ストリングの展開で人間1人を随行できる。
《マジックブルーム》
 『捻れた世界樹の枝』の回避修正は、飛行時のもの。通常時は±0として扱う。
《アンチシーリング》
 「ミスティ=フォッグ」は、このアイテムに対して効果がない。
《神戮の刃》
 「シュアショット」を宣言した時のみ、相手の属性防御を無効化できる。完全属性防御の場合は、属性防御に変える。
 アンブラ社によって「蒼魔 弓」の右腕〜背部に移植された、特殊な箒「破壊の右腕」をベースとして、「ディメンジョン=ガジェット」杉崎沙弥が創造したもの。
 「破壊の右腕」と同様、弓の意思により4形態に自在可変する他、同様の能力を備える。この「遺産」の実装によって、弓は「右腕」の調整剤が不要となった。
 また、知られていない能力もあるようだが…。

アイン・ソフ・オウル
種別 遺産(箒) 重量 転生者 志宝 エリス
命中 回避 攻撃 防御 (−) 射程
(−)
魔導 抗魔 (−) 行動 移動 両手
《ジェムストーンスロット》
 「7つの宝玉」を装着できる。また、セットした宝玉に対応した戦闘能力値修正に×(セットした宝玉の個数)できる。
《ジェムストーンゲージ》
 「7つの宝玉」の持つ《宝玉の力》の1シーン中の合計使用回数制限を、「《ジェムストーンスロット》で現在この箒に装着されている宝玉の個数+1」回とする。
 ただし、一度に同じ宝玉の能力が累積する事はない。
《運命の腕輪》
 7つの宝玉の《宝玉解放》を用いても、宝玉は失われない。
 ただし、シナリオ終了まで対応する宝玉の全能力が使用不能になる。
 アニメ版関連著作において、志宝エリスが装備していた遺産/箒(ただし、ノベライズ版では赤羽くれは用も存在)。
 分離可能な7つのパネル状パーツから構成され、それぞれに7つの宝玉を装着する事で、その能力を適切に制御する事が可能である。
 NWOSでは本編第24夜にて登場したが、最終決戦において宝玉ともども全損。しかし、同型のものが裏界に出現しており、ルー=サイファーが使用している。
 アニメ版DVDの初回特典には2nd準拠のデータが搭載されているが、2ndを採用しないNWOSにおいては新造せざるを得ず、このような形となった。
 NWOSの高レベル環境に対応する必要上、数値が底上げされている事に注目されたい。

神獣の牙
種別 その他 重量 転生者 ラズィーヤ=美虎=風間
命中 回避 攻撃 ±0 防御 +1 射程
魔導 ±0 抗魔 +2 行動 移動 両手
《封印状態》
 上記の戦闘能力値修正は、以下の《箒融合》を使用した後、《きたれ神獣》を使用する前の状態で加えられる修正である。
 この状態においては、《遺産所持》を始めとする転生者の特殊能力を適用する事はできない。
《箒融合》
 このアイテムは、箒と融合する事ができる。融合する事によって、《遺産所持》を始めとする転生者の特殊能力において必要とされる遺産に、その箒を指定する事が出来るようになる。
 ただし、該当する箒のスロットを永久に1消費しなくてはならず、また上記の各戦闘能力修正を加算してはならない。
《きたれ神獣》
 遺産化した箒を、このアイテムの中に存在する異空間へと収納しておく事が出来る。
 収納された箒は、通常タイミングで展開する事が出来る。ただし、生物を収納する事はできない。
《憤怒の輝き》
 1シナリオに1回、そのカウント中の装備者の攻撃属性を「無」とできる。
 すべての付与・特殊能力の後に勘案する事。
 ネパールの遺跡から掘り出された、女神ドゥルガーの聖遺物。厳密には彼女が使役する神獣ドゥンのものであり、かつて同じドゥルガーの名を持っていた魔神の身体に突き立てられ、これを封印していた品である。
 資格ある者が手にする事によって、その者を女神ドゥルガーの力ないしは記憶へと誘うが、それは取りも直さずかの魔神(今やマヒシャと呼ばれる)の、封印からの解放をも意味するという。
 更に世界結界の導きによって、箒と融合する能力を獲得するに至った。
 なお、ドゥン自身については虎説・獅子説が存在するが、NWOSでは前者をとる事とする。

霊石・阿魔陀牟
部位 その他 重量 転生者 エウスタキス=オナシス
(冥人将グルゲネス)
命中 回避 攻撃 防御 射程
魔導 +1 抗魔 行動 移動 両手
《鬼鎧》
 通常タイミングで発動を宣言することにより、回避力+1、防御力+3、抗魔力+3の効果を持つ部位「全身(A)」の装備を着用する事が出来る。これらの修正値には《遺産所持》の修正を加える事が出来る。
 この装備は、装着者のHPが0以下になると解除される代わり、HPを「重傷値+1」まで回復する効果を持つ。
 1戦闘につき1回のみ使用可能。
《生命の源》
 このアイテムの装着者がプラーナを用いてHPまたはMPを回復する際、その達成値に+[CL]する。
《擬似属性変換》
 《鬼鎧》を発動した状態でのみ使用可能。対抗タイミングで、自らの攻撃属性を「火」「水」「風」「地」のいずれかに変更できる。変更した属性はそのカウントでのみ適用可能。
《凄まじき戦士》
 《鬼鎧》を発動した後、装着者が重傷状態になり、かつ《鬼鎧》が解除されていない場合に適用される。
 装着者はただちに《暴走(鬼)》の効果を発動する。この時、[15+鬼CL]を目標値とした信仰心ジャッジを行い、成功すれば《暴走(鬼)》および《鬼鎧》の防具としての効果を得たまま、理性を保って行動する事が出来るようになる。失敗した場合は《暴走(鬼)》の効果をそのまま適用せよ。
 1シナリオ1回のみ使用可能。ただし装着者が《暴走(鬼)》を取得している場合は、1戦闘につき1回となる。
 別名「戦士の魔宝石」。強大な戦闘力・回復力を装備者に与えるが、その一方で暴走させる可能性も秘めている諸刃の剣的な遺産。一説によれば「賢者の石」の亜種であり、別の平行世界に通じているとか、そこを統べる魔法的存在が力の源とか言われているらしいが、確証はない。
 嘗て平行世界「D=アース」に派遣されていたロンギヌスメンバーが、このアイテムを入手したと言われるが……

江都王璽
部位 その他 重量 転生者 「江都王」リュー=ジェン
命中 回避 攻撃 防御 +4 射程
魔導 +4 抗魔 +4 行動 −1 移動 両手
《命令権》
 大いなるものの《カリスマ!》と同様の効果を持つ。1シナリオに[CL]回数まで。
《刑罰権》
 対抗タイミングで使用する。使用者からの攻撃を[絶対命中]とし、さらに相手の防御を[未装備状態]の防御力でジャッジさせる。
 1シナリオに3回まで使用可能。
《行動制約権》
 使用者の魔導力と対象の抗魔力で対抗ジャッジを行い、使用者が勝利した場合、プラーナを[CL]+2点使用することで、対象の相手に何かひとつ特定の行動をする事を強制、あるいは逆に特定の行動を禁止させることができる。
 それによる行動の制約はシナリオ中有効であるが、所有者が撤回した場合にはシナリオ中でも効果は無効となる。
 ただし「自殺しろ」などの、相手の命に直接被害を与えるような命令は行うことはできない。また、下記《支配権》の契約をこの能力で結ばせることはできない。
 1シナリオ3回まで使用可能。本シナリオではすでに3回使用済み。
《支配権》
 この遺産の持ち主は他人の中に自分の意識をうつし、その肉体を乗っ取ることができる。それにより、表面的には別人に成り代わって活動をする事が可能となる。
 ただし、そのためには乗っ取る肉体の持ち主が重症状態、もしくはMP0による気絶など極端に弱っているか、相手に肉体を譲り渡させる契約を結んでおく必要がある。
 また、乗っ取った直後は肉体の能力+CL0転生者の能力となる。したがって、肉体がノウンマンもしくはイノセントであった場合は自動的にCL0転生者となる。魔法の発動値などに注意。
 古代中国の金印形の遺産。もともとは中国漢王朝の皇族として江都地方を支配していた劉建の所有していた金印である。
 一定範囲における支配権を認める印章に個人の欲望が乗り移ったと言っていい遺産で、戦闘以外の活動面でその効果が発揮される。
 初代所有者の劉建は史書に「その暴虐無道、有史以来比例なし」とまで記された王で(その後似たような人物はたくさん出てくるのだが)謀反をたくらんだとして皇帝に処罰されそうになり、自害したとされているが、実際はこの遺産の能力で他人に乗り移り逃亡していた。オルロフスキー院長として殺害された際も、契約済みだった警備兵に乗り移り、他の警備兵ともどもイオーノフ研究員を殺害したのちに逃亡している。
 複数の体のスペアを保有することができると言うメリットがある反面、遺産としての効果が持続していないとその特殊能力の効果は発揮できない。
 透の機転によって能力を封印された後、主であったリュー=ジンを倒された上で破壊された。
 余談ながら、ほぼ同型の形状をした金印が日本の漢倭那国王の金印である。
(データ作成:和泉水流さん)

ユグドラシル・シリーズ
種別 箒(下記) 重量 転生者 (下記参照)
命中 回避 攻撃 防御 射程
魔導 抗魔 行動 移動 両手
《破邪砕力》
 3本のユグドラシルをそろえる事で、魔王級エミュレイターに対して効果的なダメージを与えることが可能な空間を創出する。更に、それらの合体によって魔王級エミュレイターの撃滅も可能とされる。
《神体誘発》
 これら3本の遺産は、自ら選んだ使用者の能力を覚醒させ、本来の持ち主であるノルン3女神の能力を行使する事が出来るという(詳細不明)
《天地創造》
 《神体誘発》使用時に、ユグドラシルの全能力を解放することで、新しい世界を作り上げることが出来るという(詳細不明)
 ラグナロックの戦いの折に焼け落ちた世界樹の燃え残りに、生き残ったドワーフたちが残された神の術をもって施術したもの。ババ・ヤガーの箒と並ぶ原型箒にして神器。
 正しき資質を備えたものでなければ運用することが不可能であるとされる。その能力は…未知数。
 なお、現在確認されている「ユグドラシル」の消息は以下の通りである。
《ユグドラシルα》…
 魔導支援型でウィザーズワンド原型とも呼ばれる。当時のウルズ、常田やよいが現在も所持。
《ユグドラシルβ》…
 白兵・射撃型でエンジェルシードの原型。ヴェルザンディ専用だったが、関東異界大戦で消息不明。のち発見され、紆余曲折の後【そら】の制御ユニットとなった。
《ユグドラシルγ》…
 長距離射撃・高機動型。ガンナーズブルームの原型となったスクルド専用箒。関東異界大戦で消息不明だったが、現在は杉崎華恋預かりとなっている。