【第31夜】
野望・絶望・そして希望

<PART−37>



それぞれの、明日へ



さて、ジークとくれはの会談の結果は、一体どうなったであろうか…?

GM >結果から言えば、ひとまず上々。まずはウィザードの絶対数が少ないディストピアース側の復興に、多少なりとも人員を派遣してあたることになった。
サクラ >ほむほむ
翔真 >ふむ、納得出来る話だな。
アメジスト >とりあえずは妥当な線よね
GM >世界結界の復活の恩恵にあずかれなかった「グラウンド=ゼロ」界隈は、着水させたヴォルフスシャンツェを核として、ウォーターフロントを構成していく形になりそうだ。
サクラ >スケールの大きい話なのです(^^;
アメジスト >なるほど。アンゼロット城みたいに、世界の外郭に持っていくのかと思った
GM >ああ、こちら側の世界と違って「魔法がばれちゃった」からね。世界結界の外に置いてもあんまり意味がないと判断されたわけだ。
サクラ >各地の反発が心配ではあるけど…そこは外交手腕に期待、かな
GM >うむ。ちなみに装甲騎士は全機純白に再塗装され、警護や復興作業に配される事になった。
アメジスト >積極的に復興に尽力して、世界の信用を勝ちとろうという事か……
翔真 >イメージ大事、か(苦笑)
サクラ >……ジェノアスカスタム(ぽそっ)(ぁ
GM >ちなみに侵魔や冥魔に関しては、当面の間「宇宙からの侵略者」という形で認知される事になっている。いずれにしても、不要な混乱を避けようという配慮が垣間見えるね。
サクラ >なるほど(^^;
翔真 >まぁ対処法の一つとしては、十分有る話でしょう。
GM >そうして築かれつつある新世界の関係者達については、こちらをどうぞ!!
サクラ >おぉー!?
アメジスト >おおー、たくさんあるー!?本当にご苦労様です(平伏)
翔真 >御見事です&ご苦労様です(^^ゝ
アドノレ >打ち切られ企画からも再利用か
サクラ >しかしまぁ、コネクションの解説文から人界の自滅フラグが見え隠れするなぁ。頑張って、ジーク(^^;
翔真 >一度壊滅寸前まで追いやられて居るから、大分マイナス寄りなのは致し方ないかと(^^;
アドノレ >人類は衰退しました
GM >まあ、こっちの世界にだって「世界を救う最適解」は存在しないからね。確かに最悪の危機は去ったけれど、なお残り続ける問題もあるって事だ。
アメジスト >目前の問題にまず対処した結果、かな これ以上は、努力次第ってことか
弓 >まあ、そこらへんはディストピアース出身ウィザードによるセッションで解決されていくんじゃないかな(笑)
アメジスト >これ以上は余計な干渉ってことだね
サクラ >ですね。異邦人(ストレンジャー)の出番はもうお仕舞い、と…時々顔出しに来れればよいなぁ、なんて(^^;
GM >うむ。皆が救った世界だ、そのくらいの役得はあっていいだろうね……ねー?(笑)
弓 >サクラは永住してもいいのよ?(笑)
サクラ >い、いやいやいやいや。って、弓さぁん!?
弓 >とりあえず嘘の出発時刻を教えて、サクラを数日おいてけぼりにしてみるか……(ぁ
翔真 >どうしてもと言うなら、ファイアフライの連中を含めて何とかする努力は惜しまん(苦笑)
アドノレ >この世界に出入りしてよい許可が貰えるようなら貰っとこう
GM >何はともあれ。ここからの道は、この世界に生きる人々が決めることだ。
サクラ >あぁ、では最後に…ジークにお別れの挨拶を
アメジスト >別れの挨拶告げるならマユリかなぁ。やっぱり。結構淡白なものになりそうな気はするけど
翔真 >オクトに世話になった礼も含めてかな(^^ゝ
GM >と、言う訳で。復興の始まったディストピアースで戦いの傷や疲れを癒した後、いよいよ旅立ち……否、帰還の時がやってくる訳だ。
サクラ >ですねー(しんみり)
翔真 >リアルでも随分長い間居たからな(苦笑)
サクラ >名残惜しくも有り、懐かしき我が家への想いもあり…ちょっと複雑な乙女心(笑)
アメジスト >名残惜しいだけかしら?(笑)
サクラ >アムさん、皆まで言わないで下さい(笑)
アメジスト >帰りのフレースヴェルグの中で、事の顛末をまとめて正式な報告書作成し、帰ったらくれはに帰還報告ともども提出します
サクラ >とりあえず…帰ったらおかーさんに今度の事報告して、とりあえず大泣きしておくのです!(ぁ
GM >うむうむ。でもそれにはまだ早かったり(笑)……ヴォルフスシャンツェのポートには、フレースヴェルグとヴェズルフォルニル。それぞれに、今回の便で帰還するウィザード達を乗せていく事になる。
弓 >「乗り捨てる気まんまんだったのに、なんだかんだで残ったわねぇ、この船も」
アドノレ >「自爆装置でも用意してたのか?」
翔真 >「縁が有った、と言う事なんだろう。そんな気がする(フッ)」
サクラ >「まぁ、物を大事にするのはいい事なのです。たぶん、きっと、メイビー(^^;」
アメジスト >「がんばってくれましたものね、この船も」
そら >フレースヴェルグはわたしがうごかすから だいじょうぶ!
エリス >ヴェスルフォルニルは…わたしか京香さんでしょうか。イレギュラーズの皆さんも一緒なので、操縦していただく手もありますけれど…
弓 >まあ、多少あまったパーツで改造したうえで、サポートメンバーに使ってもらうくらいでいいんじゃない?防御とステルス重視にしておいて(笑)
翔真 >ただどちらが使うかによって求められる母艦としての能力が大きく違うと思うあの2チーム(苦笑)
GM >単純に人数としては両方収容OKなんだけどね。規模としちゃ、まぁそりゃフレースヴェルグと比べるのは問題だけど(笑)
アメジスト >純スペック的にヴェズってフレースヴェルグについてこれるのかしら……^^;
翔真 >単純に”大型箒”としてのスペックはフレースヴェルグもそんなに馬鹿げたスペックでは無いので、多少加減すればヴェズルフォルニルも付いて来れると思うけれど。
アメジスト >なるほど。ベースが同型艦だから、どノーマルなヴェズ相手だと結構差がありそうな気がして(^^;
GM >懸念するのも無理はない。ヴェズは超時空ジャンプがまだ出来ないのよ(笑)
翔真 >あぁ、そう言う点ではまだ劣るのは確かですね(^^)
弓 >そらりんがいらんことしなければ、スペックは普通です(笑)
そら >いらんことなのー…?(o'ヮ')o
翔真 >言うと思った(苦笑)要らん事と言うのは流石に語弊が有ったかな、ただ前振りぬきでいきなり大きく変わっていると報告や対応でたまに焦る事になったのは事実だからなぁ(^^;
弓 >巨大ロボへの変形合体はやりすぎです(*'ワ')
そら >それは…かっこいいからです qk^ヮ') ミ☆
アメジスト >なんにせよ、その改造に助けられてるしなー
アドノレ >いつの日かマク□ス級を夢見て(。。)★\
サクラ >今のはF級がベースでしたっけか?(笑)
翔真 >いえ、ベースは確か「ブラック=ノア」だったはず?(^^;
GM >第24夜で派手に壊した後作り直したからね。ちょうど新造計画が上がってたんで便乗したとも言うけど(笑)
翔真 >あー、なるほど。アレが大きかったかー(^^;
アメジスト >ぎゃー。ほとんどスクラッチビルド状態のワンオフになっちゃってるのね(笑)
GM >まあ、そうやって準備をしているとだ……そこに、ジークがふらっと姿を見せる。
サクラ >「……ぁ」
ジーク >「…やあ。そろそろ出発すると聞いてね。見送りにやって来た」
そら >「…ふみゅう?」頭ひょこん
サクラ >「お見送り、有難う御座います。…本当に、お世話になりましたのです(ぴっと敬礼しつつ)」
ジーク >「礼を言わなくてはならないのはこちらの方さ。行きがかり上の事があったとはいえ、この世界を救ってもらったのだから…」
サクラ >「あ、あははっ 困ってる人を助けるのが、ウィザードの仕事なのですっ(ふふっ)」
ジーク >「どうやら、そのようだな(ふふっ)」
サクラ >「(…さてどうやってこの間のお返事を返せば良いのでしょう?)」 微妙に挙動不審な少女一匹夢街道(何)
アメジスト >そういやちゃんと返事しまたっけ? サクラってば^^
サクラ >HAHAHAHAHA……まだですゴメンナサイorz
翔真 >多分皆一歩引いて二人を見ながら2828して居るんだろうなぁ(爆)
アドノレ >んむんむ
アメジスト >そりゃあもう。自分がその立場ならさぞやテンパるでしょうが、それがよそ様なら容赦なく楽しんでますとも(笑)
翔真 >まぁ難しいのは解る。最低限のフォローはしてやるから、ガンバレ(笑)>サクラ
サクラ >「それでっ、その……」 微妙に頬を紅くしつつ口ごもり
ジーク >「それでだな。こんな時になんだが、引き合わせたい者がいるのだ」
サクラ >「引き合わせたい人、ですか?」
ジーク >「うむ。………(後方に)もう出てきてよいぞ」


姿を現した眼鏡の少女は、マユリ=ヴァンスタインにそっくりだった。

アメジスト >「……マユリ……?」(小声 笑っていられる立場じゃなくなったー!?(笑)
サクラ >「マユリおねぇ…マユリ、さん?」 お姉ちゃん、と言いかけて慌てて言い直し
少女 >「あ、あなた達が…あの時の皆さんですね?」
翔真 >「俺達の下へオクトを送り出したプラントの生体素材だった方か………?」
ジーク >「いかにも、そのマユリ=ヴァンスタインだ。ただし我らの世界の……実はオクトから、彼女の位置を聞き出してね。使いの者に、ここまで案内させた次第だ」
サクラ >「なるほど…」
マユリ(D界) >「まあ、そういう訳で、そういう事になります(^^; その節は、ありがとうございました(ぺこり)」
サクラ >「い、いえいえっ こちらこそ、協力してくれて有難う御座いましたっ」
アメジスト >「……礼を言うのはこちらのほうよ。あなたと……オクトには本当に世話になったわ」
マユリ(D界) >「いえいえ。私はマーリン先生の言いつけを守っただけですし…でも、お役に立てたなら嬉しいです」
アメジスト >「だとしても、よ……。あなたからの救援要請が私たちのところに来るなんてね。老師も粋なことしてくれたというべきかしら……」
弓 >「そうね、間違いなくこの世界を救ったきっかけは、貴女よ。誇って良いと思うわ」>マユリ
翔真 >「あぁ、貴女の強い意志とオクトへ掛けた優しさがこの世界を救う一助になった。一人の人間として敬意を表する。」>マユリ
マユリ(D界) >「いえいえ、それほどでも……でも、最初は眼鏡がなくって、どうしようかと思いました(^^;」
アドノレ >「よもや第一声が『メガネメガネ…』ではあるまいな」
マユリ(D界) >「……(ぎく!!)」
サクラ >「あ、あはははっ(^^;」 内心、お姉ちゃんらしいなぁ。とか思いつつ(笑)
マユリ(D界) >「でもマーリン先生に、これをいただきまして」あたらしい めがねー(笑)
アメジスト >「やれやれ、老師らしいというべきかしら……(苦笑)」
マユリ(D界) >「マーリン先生は、今世界中のウィザードを導くために行動してるそうですっ」
サクラ >「それでも…こうして、自分で歩けるようになって、本当に、本当に……ぁ、どうしよう。ちょっと泣いちゃいそうなのです」 じわり、と目元に涙を浮ばせつつ
マユリ(D界) >「はう、泣かないでください…そりゃあ、わたしだって二度と元の姿には戻れないって諦めてはいたんですし」
アメジスト >「そりゃまあそうでしょうけどね、この子にも色々あるのよ、色々ね」 サクラの頭にぽんと手を置いて
サクラ >「(ぐしぐし)…それでも、本当に良かったのです。それと、コレ(月衣から包み取り出し)…オクトさんと一緒に握りました。あの時、約束したから」  っ[天むす]
マユリ(D界) >「わぁい、天むす!…わたし、天むす大好きです♪」ありがとう、と受け取りつつ(笑)
アメジスト >「(敬語か……本当に、マユリであって、マユリじゃないのね……当たり前のことではあるんだけど……)」
マユリ(D界) >「でも、元に戻れたのは皆さんのお陰です。本当に、ありがとうございます(ぺこりっ)」
翔真 >「礼には及ばん、少しでも恩義に報いる事になったのなら十分だ。」
アメジスト >「……大変だったけど、これからはますます大変になるわ。しっかりね……マユリ」
マユリ(D界) >「それはもう!こうしてパワーの源もいただきましたし、これからばんばん頑張っちゃいますよ!」
アメジスト >「(くすっ)……しっかりやりなさい。ただし、書庫でご飯炊くんじゃないわよ」
マユリ(D界) >「必要とあらばやります!」カンヅメの時とか!(笑)
アメジスト >「アンタって子は……まったくもう……」
アドノレ >「ところで、人の身に戻れる者は多かったのか?」
ジーク >「プラントにされたウィザードは、基本的に元に戻す事が出来た。あとは彼らの行動次第だがな」
翔真 >「(基本的に、か………戻れなかった一部が誰かは気になるが、手を出せる訳でもなし。ここは自重だな(嘆息))」
サクラ >ジークを作った後破棄されたセシルは確定、かな。多分、途中で故障なり破壊したプラント(になった)ウィザードは…
アドノレ >「心が折れれば器が変わったところで元には戻れぬか」
ジーク >「それも、彼ら自身が決める事だ。正直、そこまで面倒を見てやれる余裕が我々にもないからな」
アドノレ >「それでかまわんと思うぞ」
ジーク >「まずは1日も早く、新たな秩序を作らなくてはならぬ。極力他の世界に手数を掛けぬようにな…」
翔真 >「それでも余り拘り過ぎないでくれ。どうしても、と言う事が有れば手を貸すのは吝かでは無い。立場上苦しいのは慮れるが今回は事がことだけに遠慮は無用だ(フッ)」
アドノレ >「独自の発展を遂げてくれた方が遊びに来る甲斐もあろう」
ジーク >「もちろんそのつもりだ。もしこの先、蘇生できたウィザード全員をマユリのように招集できたとしても、まだまだ手が足りぬのは確かだからな」
サクラ >「はい、いつか平和な世界になるように…応援するのです。本当に、頑張って下さいなのです…ジーク、君」←いざ面と向かってみると、呼び捨ては抵抗があるらしい(ぉ
ジーク >「ジークで構わぬよ、フロイライン(微笑)」
サクラ >「(どっきーん)…ふぇ?!ぁぅあぅぁぅぁぅ(////;」
そら >「さくにゃんこ が あわにゃんこ♪」(o'ヮ')o
翔真 >(^^ノ^^ 微笑ましく見つつそらりんをなでる♪

と、そこに。いろいろボックスを抱えたオクトが、
プロト守護鋼騎に乗ってやってくる。

翔真 >そう言えば渡したままだったか(笑)
オクト >「報告します。ファー=ジ=アース、横須賀WUより貸与された品を返却します」
サクラ >「それで、その……っ って、アレはオクトさん?」助けられたと言うべきか、それともいい所なのに、と言うべきか(笑)
ジーク >「何かね、フロイライン……ああ、オクトか。すまんな」
アメジスト >「貸与されたもの……?」
オクト >「搭乗中の守護鋼騎、装備中のガンナーズブルームU、およびこちらが支援アイテム一式です」
アドノレ >貸与されたカツラお洋服と書いて着せ替えセット一式と読むとか
翔真 >それは残しておきたい(爆)
弓 >「おおぅ、すっかりわすれてた!」←おい持ち主(笑)
マユリ(D界) >「(オクトを感慨深く眺めている)」
サクラ >だろうなぁ…(^^;
ジーク >「…ふむ(少し思案)」
アメジスト >ガンブルはどこからのものでしたっけ? 守護鋼騎は弓さんとしても…
GM >微からの支援品。情報BBSNo.2863参照〜
サクラ >「了解なのです。…オクトさんも、本当に有難う御座いましたのです」
翔真 >「これから一層大変だろうが、皆を助けてやって欲しい。それと、色々助けて貰った事、感謝している。」
オクト >「訂正します。当ユニットは与えられた任務を完遂したに過ぎません。また、今後に課せられた任務の重要性を考慮しますと、まだ謝礼を言われる段階にはないと判断します」
アメジスト >「おつかれさま。そしてありがとう。ふさわしい言葉とは言いがたいかもしれないけど、楽しかったわ、オクト」 最後なのであえて撫でる(笑)
オクト >「警告します。頭部擬似外装の接合が外れる可能性があります」(ヅラ、と翻訳のこと)
翔真 >それを危惧したので俺は敢えて撫でなかった(苦笑)
アメジスト >「ふふふ、そだね。ごめんなさい。しっかりね、オクト。いずれまた会いましょう」わかっててやった。アムは謝ってるけど、PLはあの反応も含めて希望してたので満足。故に謝らない(笑)
翔真 >ほほぅ(ニヤリ)
マユリ(D界) >「……ええと、彼女ってあんな堅物でしたっけ…?」小声で誰かに振ってみたい(笑)
サクラ >「…これもきっと、オクトさんの『個性』なのです(ふふっ)」こしょこしょ
マユリ(D界) >「…だといいんですけど(^^;」
京香 >「あ、オクトさーん。こっち運んでおいてくださいねー」
オクト >「お待たせしました。了解です」
サクラ >「あ、一緒に作った天むすはきちんとマユリさんにお渡ししたのですっ(^^」
オクト >「その点も、了解しました」
アドノレ >「今回の騒動において、任務の成否とは関係なく一個人として何か得るものはあったかね」
オクト >「当ユニットは、任務の遂行をもって存在の第一義とします。しかし、当ユニット単体においては、今回の任務を遂行する事は不可能でした」
アドノレ >「ん〜む。意訳して幸運なる出会いをしたということか?」
マユリ(D界) >「多分、そういう事じゃないでしょうか…」
アドノレ >「ならば重畳」
ジーク >「…ああ、オクト。彼らには後から出すつもりだが、君にも謝礼を出さなくてはな…」それまで思案顔だったが、ここでオクトに向かって手をかざす。
サクラ >む?

直後、オクトの全身が光に包まれ…

「……?警告します。各ユニットからの識別信号の異常を確認しました」

サクラ >…お、アイコン変わった?
GM >変わったのはそれだけではない…オクトの手足は、生身のそれに変わっているんだ。
サクラ >おぉ!?「オクトさんの手足が…生身の物にっ?!」
弓 >「あらあら」
オクト >「機能オールチェック……できません。しかし、ハンドユニットおよびレッグユニットは正常に動作中…?ジーク皇子、当ユニットに何をしましたか」
ジーク >「……これから僕と共に世界を背負う事になるのだ。いつまでも自動兵の身体では、具合が悪かろうと思ってね」
マユリ(D界) >「なるほど!手足を再構成したんですね!」
ジーク >「手足だけではないさ。全部だ……この世界を救う先触れとなった事を称え、この世界での新たな役割に相応しい姿に新生した。もう、鬘を気にする必要もないぞ」
オクト >「(ぺたぺた)…確認しました。その通りです」
翔真 >「粋な計らいだ、これならこの世界の先も明るい(フッ)」
アドノレ >「そらにぷにぷにされる体になったな」
そら >「にゃーん♪」あむにゃんこ もふりつつ!
アメジスト >もふられつつ(笑)「人としての名前、つけたほうがいいかもね。自動兵じゃなくなったんだし」
翔真 >「となると、マユリ殿には聊か気が引けるが、ヴァンスタインの姓を戴くのが筋だと思うぞ(笑)」
サクラ >「ですねー…」
マユリ(D界) >「そうですね、それではお言葉に甘えて……はて、しかしどんな名前をつけましたものやら…?」
アメジスト >「さあ? がんばっていい名前付けてあげてね。マユリママ♪(くすっ」
弓 >「いいのがなくはないけど……ま、それはこの世界の人に任せましょうか。 私達はオクトの名前を贈ったわけだし」
翔真 >「そうだな、最終的な判断は委ねるべきか。」
サクラ >「弓さんの言うとおりかも知れませんね。オクトさんは、これからこの世界で生きていくのですし」
マユリ(D界) >「……うーん。『アンジェリア』っていうのはどうでしょうか」
サクラ >「…なるほど、いい名前だと思うのですっ^^」
弓 >「くくくくく…あはははは」
サクラ >「弓さん…?(ぽかーん)」
エリス >「ど、どうしたんですか?」思わず艦内から顔を出した(笑)
弓 >「さすがこっちの世界のマユリ、あたしと同じ発想になったわね(笑)」
マユリ(D界) >「……え?ええっ??」
ジーク >「……やはり気づいていたか(ふふっ)」>弓
弓 >「ゲイザーがその魂を人化した存在がウチの世界にもいたでしょ? 私も、つけるならそれにちなんだ名前かしらねって思ってたのよ(くすくす) ああ、最後に面白いものが見れたわ」
サクラ >……あー、アンゼロットの事か(^^;
アドノレ >
弓は乙女ゲーにも造詣があったのか。恐るべし絶滅社教育プログラム
ジーク >「そうだ。彼女には、亡きアンゼロットの力と権限とを授けた。僕の右腕には、そのくらいの力がないと困るからね」
弓 >「『アンジェリア=O=ヴァンスタイン』。……うん、響きもいいわね」
オクト >「質問します。当ユニットとしては、オクトの認定呼称でも問題はないのですが…」
翔真 >「良いんだ、受け取っておけ(^^」
弓 >「現代じゃ廃れた風習だけどね。人生の節目節目で名を改めるってのは珍しいことじゃないし、魔術的・儀礼的にも意味のあることなのよ?」
サクラ >「あくまで、あの『オクト』というのは便宜上の呼び名、でしたし。ここで心機一転しちゃうのも、悪くないと思うのですっ」
アメジスト >「別に『オクト』の名前を捨てろって言うんじゃないし、あなたの母親がつけてくれた名前なんだから、ありがたくいただいておきなさい」
弓 >「だからミドルネームは『O』ね♪」
マユリ(D界) >「そういう事です。ただ、一人称は“私”でいいんじゃないでしょうか…ロボットでもなくなったのに“当ユニット”だなんて、ね(^^;」
オクト >「…了解しました、訂正します…とう、いえ私は、オクトでも構いませんが、皆さんがそう言うのでしたら……アンジェリア=オクト=ヴァンスタイン。新名称を登録しました…というのも、おかしいのでしょうか」
マユリ(D界) >「おかしくないおかしくない…ですよねー?」みなさんに振ってみる(笑)
サクラ >「はーい♪」
エリス >「(こくこく)」
京香 >「(うんうん)」
アドノレ >「んむ」
アメジスト >「ええ、おかしくなんかないわ」
翔真 >「更に言わせてもらえば、今後は”1ユニット”では無く”一人の人間”として自分の認識を改めてくれればな(苦笑)」
オクト >「…経験を蓄積します」
弓 >「うんうん。良い言葉ね」
アメジスト >「いきなりあれもこれも直せっていっても難しいでしょうけど、少しずつがんばりなさい」
オクト >「……皆さんからの呼び方は、オクトで構いません。その方が慣れているものと私は考えます」
アメジスト >「ありがとう、そうさせてもらうわ(微笑)」 混乱するしねー(笑)
翔真 >「(^^b」オクトにはサムズアップで応えるぜ(笑)
サクラ >「(さてどうしよう。あの時のお返事を言おうにもタイミングが……なのです(^^;)」
ジーク >「むろん、諸君にも改めて謝礼を出さなくてはな…そちらの世界結界の絡みも考えなくてはならぬが」
サクラ >「そのお気持ちだけで、十分なのです。元々、ボルマンとコスの撃破が私たちの目的だったですし(^^;」
翔真 >「あぁ、だからゆっくりで構わない。それこそ一息ついたぐらいでも問題無いのであまり気にしないでくれ。」
ジーク >「後でそちらの守護者経由で、謝礼を出そう」
サクラ >「さて、それじゃ…(一つ深呼吸)あの、ジーク…君」 三度目の正直ぃー!?(笑)
ジーク >「…ジークで構わぬと言ったはずだが、どうしたのかねフロイライン?」
サクラ >「あの、そのっ、あの時の…お返事、するね。け、結婚とかまだ実感湧かないしロンギヌスのウィザードだからいつどうなっちゃうかも判んないし、そもそも別世界の人だけど…っ」
ジーク >「……構わぬ。続けたまえ」
サクラ >「私も……サクラ・ヴァンスタインも、ジーク君の事、きっと好き…なんだと、思うのです。だから……さ、最初は…っ」
翔真 >アカン、2828が止まらねぇ(爆)
サクラ > 「お、お友達からお願いしまっす(そのままコンテナの陰に脱兎)……あ〜〜っ!?恥ずかしいっ?!」ごろごろと悶え始める14歳(嗚呼)
オクト >「質問します。何がおきたのでしょうか…?」
アドノレ >「機会があれば参考資料(少女マンガ)を送ってもらうとしよう」>オクト
翔真 >「まぁ真面目な話、サクラもこちらの世界では一部隊を率いる立場にある者だ。仮に縁談が決まったとなってもすぐさまこちらに来れる様になるのは難しい。責任等が有るからな(苦笑)」
アメジスト >「サクラの場合は年齢の問題もありますしね……」
サクラ >「だから、その…フロイライン(お嬢さん)じゃなくて、サクラ。って、呼んでくれると、嬉しぃ……」  (///;っ|コンテナ
ジーク >「…ふふっ、そういう事か。ならば、そうさせて貰うとしよう……その時が来たら、いつでも声を掛けてくれたまえ。サクラ(ふふっ)」
サクラ >「………う、ぅん(////;」
弓 >「まあ、人生長いし、こんなところじゃないかしら?」
アメジスト >「いきなりじゃあ結婚しますって言われたほうが、反応に困りますしね……(苦笑)」
翔真 >「何よりお互いまだ若いんだ、ゆっくりと親交を深めて行く期間が有るのも悪くないだろう。そう言う時間も大切にして行くと良い(^^)」一応最低限のフォローと言う事で
サクラ >「あぁもう無理!これ以上は無理っ?!恥ずかしくって死んじゃぅ……ッッ(コンテナの陰でごろごろごろごろ)」
そら >そんなさくにゃんに しのびよる ねこ。(o'ヮ')o
サクラ >「…ふぇ?」
そら >「つかまえ にゃんこ♪」(n>ヮ<)nさくにゃんもに〜♪
サクラ >「にゃ〜〜っ??!!」
京香 >「出た、そらりんの必殺技炸裂だー♪」
アメジスト >こののち、時々アンゼロット城の通信室で恥ずかしさに悶えるサクラの姿が目撃されるようになったとかならないとか(笑)
翔真 >ジークの息抜きにもなるし、そう有ってくれた方がこちらとしても嬉しいがね(笑)
エリス >「…あ、皆さんのやりとりが楽しくてつい言いそびれてました(^^; 荷物の搬送が終わりましたので、いつでも出れます!」
サクラ >「(ぜーはーぜーはー)…あ、お疲れ様なのですー(^^;」
弓 >「ありがと、エリス」
ジーク >「…寂しくなるな。いや、我らはまさしくこれからなのだが」
マユリ(D界) >「皆さんも、これから大変だと思いますけど、どうか頑張ってくださいね!」
サクラ >「……はいっ いつか、またきっと、お会いしましょう。なのですっ!」
翔真 >「あぁ、御互いに頑張ろう。そしてまた会おう(フッ)」
オクト >「希望します。再び、一堂に会する事が出来る事を」
アメジスト >「マユリこそ。サボって老師の手を煩わせるんじゃないわよ。……またね」
弓 >「今度は平和的なお茶会で、と付けたいわね(苦笑)」
アドノレ >「基本的に厄介事を追い回す仕事だからな」
ジーク >「いずれこちらが落ち着いたら、改めて招待するとしよう」
サクラ >「うん、楽しみにしてるから…っ」
京香 >「ふー。なんかこれから気が重いわ…あ、なんでもないですっ(^▽^;」
エリス >「…そういえば、京香さんはこれから微さんにお説教されるんでしたっけ(^^;」
翔真 >「京香嬢はまぁなんと言うか………イキロ(^^;」(ぁ
サクラ >「あ、あははははーっ(^^;」
アメジスト >「少し落ち着いたら、どこかにおいしいものでも食べに行きましょ。もちろん京香さんとエリスさんも一緒にね」
サクラ >「その時はご一緒しますのです☆」
京香 >「わぉ、やった!」現金である(笑)
エリス >「はい……京香さんったら(o'▽')o」
そら >「……いつか、どこかで(にっこり)」

今まで“ディストピアース”と呼ばれてきた、ひとつの平行世界。
――いまだ新たな呼称はないが、いずれ決まるだろう――
とにもかくにも、かの世界での戦いは終わった。
未来への期待と不安、そして新たな恋心…様々な想いと共に、
ウィザード達を乗せたフレースヴェルグは、ファー=ジ=アースへの帰途につく。
果たして明日、彼らの行く手に待ち受けるものとは何か……?

…戦いは、なおも続くっ!!


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