【第32夜】
策謀と混濁の向こうに
<PART−07>
魔王との会見
〜そして、サクラの受難!?〜
さて、サクラ&そらと別れた一同は、トリッシュ=シーズの館に到着していた。
こうした「魔王の館」は、ラビリンスシティ郊外に点在しており、
いわば魔王達の別荘といっていい様相を呈している。
GM >通常、館の門はそれぞれの主たる魔王の眷属が守っているのだが、ここも人型機械の様な眷属が2体ほど守っているようだね。
翔真 >「機械種の類に見える眷属か………」
GM >よく見ると「白銃士」の系統だとわかるんだけど、それはそれとしておこう(笑)ちひろが門の前に立つと、これらの眷属は横にどいて、門を開けてくれる。
ちひろ >「……わたしがいれば、ここはこの通り問題なく通れますから(にっこり)」
Dr.クロノス >「ふむ、いわば顔パスか。便利なものだな」
アメジスト >「……助かります」 一応露骨にならない程度に警戒はするけどね
GM >ここからは、これまた魔王の眷属たる使用人たちが、主たる魔王のもとまで直接一同を案内してくれる。いずれもちょっと大胆かつ背徳的な意匠のメイド服だが、まあ魔王の事だからね(ぁ
アドノレ >それなりにVIP待遇?
GM >どういう訳か、そのようだ。翔真からすれば眼福、アムからすれば赤面…って感じ?(ぁ
翔真 >目の保養をしておきます(笑)
アメジスト >ぱっとみ赤面内心やや渋面、くらいかな。
GM >そして、客間で一同を待ち受けていたのは…背の高い、中性的な雰囲気を漂わせた華美な衣装の男性?だ。その身は細いが、魔王独特の「気」を感じる。
翔真 >メイン二人の保護に入れる様に立ち位置を確保しておきます。
弓 >ふむ、リオンと同系統といえば同系統か。どっちかといえばエロス方面だが
アメジスト >ベースになってるのがアレだしなぁ(^^;
サクラ >長身で中性的……イメージCVは朴さんと見た(※後ろの人の趣味が全開ですが無害です)
翔真 >個人的には緒方さんだった(笑)
弓 >ナオトか(笑)
「ようこそ、Dr.クロノス。ちひろも、案内ご苦労……
……私が、トリッシュ=シーズだ」
Dr.クロノス >「私が、Dr.クロノスだ。早速だが魔王、用件を聞こうか」
アメジスト >おおぅ、いきなりの大上段^^;
GM >魔王は“ふむ”と感心気味に反応し、こう返す。「では単刀直入に言おう。君に開発してほしいものがある…“我ら侵魔が、人界で人間を襲わずともよくなる魔術装置”だ」
GM >ほう、と返すクロノス。まあ、NPC2人の会話を延々と聞かせるのもなんなので、ここからは要約して説明しよう。
トリッシュの行動目的には、(先にリオンがサクラに語った)「IDOL因子」が絡んでいる。
元々彼は人界の攻略には消極的な少数派の魔王で、
IDOL因子の持ち主を介して、自らに必要な利益さえ得られれば充分だと考えていた。
翔真 >冷静な損益考慮を出来る魔王はガチで怖いです(苦笑)
弓 >順当なところでは露木椎果とかも適性ありそうですが(笑)
翔真 >有りそうですねぇ(笑)
GM >うん、もちろん(笑)ただ、椎果はルー=サイファーをバックにする一条家が長らくマークしていたので、トリッシュから手を出すのは憚られたという事情があった。で、新たな候補を用意していたのだけど、ここで思わぬ事態が発生する。
サクラ >ふむふむ……
GM >トリッシュの思惑とは別に、そのIDOL因子を大量に保有する人物……ちひろが現れたんだ。彼女がアドノレの手で覚醒させられた際の突然変異は、膨大な魔力と共にそういう体質を齎していたという訳だ。
翔真 >魔王の思惑すら(本人にその気が無くても)打ち崩す、流石アドノレ(爆)
アメジスト >フラグ(?)ブレイカーとでもいうべきですかねー(^^;
アドノレ >悪の種が芽吹いたのぉ
トリッシュ >「その過程で、ちひろには随分な試練を与えてしまったがな」
ちひろ >「……(///;)」
アドノレ >ちひろがIDOLとして成功したら、そこから得られるプラーナで必要分を補充しようとそういうことか
GM >そういう事。彼女は成長するに及び、その体内の魔力とIDOL因子の純度をどんどん上げていき、分体とはいえとうとう魔王から魔力を奪えるまでになった。
サクラ >あー、「あの時」か…(ぁ
ちひろは過去の月アタ(U678「ウィザード達と蒼海の国〜結〜」)で、
交戦相手のフォルネー=ルシウスからMPを奪い、0にしている。
ちなみにサクラPL(龍牙さん)は、その際誉のPLとして同席していた。
アメジスト >魔王のMP0にするとか凄すぎる(^^;
GM >で、最近になって発覚したのが、トリッシュ自身が同盟していた魔王…マンモンの正体。ここにきて、彼は「人界と裏界の共存をはかるべき」という結論に達する…そしてそれは、奇しくもちひろが導き出した結論と同じものだった。
翔真 >むぅ、その辺りが微妙に気になるな。
GM >そも、トリッシュがマンモンと組んだのは、「あわせみこ」でルーが柊に負けて弱体化したため見切りをつけたという事情がある。でも、そのマンモンが冥魔と組んでいたばかりか冥魔王である事すら発覚したので、離反に至り独自の計画を実行に移した……という次第ね。
サクラ >冥魔なんぞに従ってられるか!という所ですかのぅ。
GM >そういう事……しかし、問題がひとつ。現段階のまま計画を実行すると、多少なりとも「ちひろの身体を介さなくてはならない」って事だ。
サクラ >あー、下手すると「只の生贄」にしかならないからか。一過性というのは彼(?)の都合には合わないと見た
GM >そう、計画の方向性から見て、恒久的に効果が得られないと意味がないからね……と言う事で、より平易な形で実現できるかどうか、IDOL因子の再発見者であるクロノスにも諮ってその方法を見つけ出そうというのが、トリッシュとちひろ両者が出した結論だ。
Dr.クロノス >「おお、そうだった。すっかり忘れていたぞ!!」と、ここでやっと思い出すんだ(笑)
アメジスト >「そんな大事なことを忘れてたって!?(汗)」
Dr.クロノス >「仕方がないだろう。そもそもあれを発見したのは“たまたま”だったのだからな」
翔真 >思考にロックが掛けられていたとかじゃなくて単にど忘れかよ(苦笑)
弓 >元は99%が天さんの妄言だしな(笑)
サクラ >全くもー(^^;
アドノレ >叩くと何か他にも思い出したりはせんかな
GM >当人は「忘れていた」と表現しているだけで、翔真の指摘したところが真相なのかもしれないよ!(笑)
トリッシュ >「ともあれ、この計画が成功すれば、今以上に人界と裏界の力を合わせて冥魔に対抗できるだけではなく、長ずれば両界間の無駄な争いを最低限に抑え、その融和にも繋がる事ではないかと私は考えている」
アメジスト >「失礼。よろしいでしょうか? あなたの考えを知っているものは他にはどなたが?」
トリッシュ >「ルー=サイファーは確実に。ちひろと出会う前、計画の原案を持っていった…無論、一蹴されたがね」
アメジスト >トップが反対派の領袖じゃ、誰が動いていてもおかしくないやなー。 Dr.を襲ったやつに近づけるかと思ったんだけど…
Dr.クロノス >「…しかし、だ。さしあたり、現時点で問題がない訳ではないぞ。そもそもIDOL因子を使った裏界とのプラーナ循環法は、今の時代では非常に効率が悪いという事だ。原因はお察しの通りと思うがな」
サクラ >世界結界ですね分かります(^^;
GM >YES。世界結界が構築・強化されていく段階で、それまでの「神殿を使った神との交信」という概念は、必然的に廃れざるを得なかったからね。
アメジスト >「なるほど。しかも実験を行うにも、何かと問題が発生しそうな話ですしね」
サクラ >ただこー…トップ“アイドル”のコンサートなんか、ある意味宗教的な熱狂すら感じなくも無いのです。ゆかりん王国とか(ぉ
弓 >とはいえ、「その程度」でいいならもっと昔から成立してるはずのシステムですしね。人間こそ少ないですけど、昔のほうがよっぽど簡単に「神」になれたわけで
アドノレ >ネ申になる
弓 >それでいいなら、ベルとかけっこーな数の落とし子いそうですしね、使徒とかのプラーナで十分な気がするし…
サクラ >まぁ確かに(^^;
GM >そう。昔の方が、潜在的ウィザード能力者は多かった訳だ。第10夜のカーメス王なんかまさにそれ。
翔真 >懐かしいなぁカーメス………時代を超えた戦友(^^
GM >で、今トップアイドルの集める熱狂というのは、残念ながら規模的に見て「かつての熱狂」には遠く及ばないのもまた事実だろうね。かつては「国家ぐるみで信奉していた」なんて事例もたんまりあるくらいだし(爆)
翔真 >「熱狂」と言う意味での深度は深くないですが、その代わりに多くの人に同時に見て貰える様にはなりましたね。インターネット凄い(笑)
サクラ >アブラハムの宗教ですね分かります(遠い目)
GM >今中東でやってる事だって、本質は同じ存在を崇めている者達同士の、地域による教義の問題からくるものですからのぅ(爆)
アメジスト >衝突してる二つの一神教も、そもそも同根だという説がありますしねー(^^;
ちひろ >「それで、さしあたり理論だけが発表されたって訳ですね…」
トリッシュ >「面白いのは、敵対しあっていた人間達がその実同じ存在を専ら崇拝していた事だな。この場合、崇拝というだけに留まらず、争いの中においてもプラーナの授受があった訳だが」
アメジスト >「つまり、あなたの欲する装置はIDOL因子の持ち主の負担に対する配慮であると同時に、安定的にその力を維持するためのもの、ということになるわけですか」
トリッシュ >「その通り。昔日の力こそないとはいえ、触媒ひとつで解決する程世界結界は甘くはない事を、我らは良く知っている」
翔真 >「一応解決策、とは行かずとも対応策くらいは考えられるのでは無いか?」
Dr.クロノス >「うむ。まず、『IDOL因子』の持ち主がその能力を極限まで発揮するために、ウィザードとしての能力を大幅に抑える必要がある。そう、月衣さえ展開できないレベルにだ…」
トリッシュ >「それにだ。もうひとつ必要となるものがある」
翔真 >「それは?」
トリッシュ >「“神殿”だよ」
Dr.クロノス >「正確には、IDOL因子を機能させるための設備だな。私の計算では、IDOL因子の保有者1人で事をなすには、巨大な設備が必要となる。それこそ神殿クラスのな」
GM >ちなみにトップアイドルの話を引き合いに出すと、「イベント会場」が一種神殿の役割を果たす事になる訳だね。
サクラ >一人では、か。……ん、んー? あれ、もしかして……ここでこう話が繋がってくる?
Dr.クロノス >「…しかも、その設備に常駐していなければならん。そんな非効率な話が…諸君、通用すると思うかね?」
アメジスト >「無理でしょうね。因子保持者に人柱になれと言っているも同然ですから」
翔真 >「技術的な話になると解る部分が少なくなって来るが………聞いてる分だけでも十分に難しい事だと思える(嘆息)」
ちひろ >「確かに、今のご時世だと現実的ではないですね…」
Dr.クロノス >「その通り。そして、それだけの施設を機能させるには、膨大な魔力も必要だ…計算によれば、ざっと魔王級1人分」
サクラ >あちゃあ(^^;
弓 >いなくてよかったわ…そもそも非現実すぎて、問題点が両手で足りない(笑)
翔真 >「人間一人+魔王一柱が丸々犠牲になる様なものと………」
アメジスト >「その時点で正気を疑われかねない話ですね==;」
Dr.クロノス >「そういう事だ。まぁ幸い、魔王には分体という概念があるからな。あちらさんには、それを使ってもらえばどうにでもなる訳だが…」
アメジスト >「人間ではそういう訳にはいきませんものね……」
トリッシュ >「私とちひろが範を示せばどうにでもなるのだろうが、そういう訳で、現時点ではリスクが大きいのだよ」
アドノレ >「話が大がかりになると誰かが邪魔しにくるのもお約束だろうな」
トリッシュ >「何も知らんウィザードが、表面的な義憤にかられて大義を無為にする。よくある状況だ(頷き)」
アメジスト >「まして人界の方針も定まっていませんからね。現状ちひろさんのような考え方をされる方はマイノリティでしょうし」
弓 >弓的には、むしろこのままの方がマシってレベルだなあ…
サクラ >上手く理論が構築できたとしても…両者の感情としては、ねぇ(^^;
弓 >今すぐDr.クロノスかPを暗殺したいよ。HAHAHA(笑)
翔真 >止めて下さい、タダでさえ某ディーさんが聞いたら全力で潰しに来そうなのに(^^;
弓 >というか、この件に関しては弓をハブることをオススメする。本気でDやスプーキー、魔王を組んで総掛かりでつぶす方向性で動く可能性が少なくない
サクラ >うみゅう(^^; いつまでもPT分断は宜しくないですが…PT“分裂”はもっと宜しくないのです……(==;
GM >そうだねー。という訳でいったんゲームを中断して、PLレベルでそのあたりのすり合わせをしておこう。このあたり「誰が誰に対して問題を提起しているのか」って問題が出てくるだろうけど、この会談の前に当然出るだろう疑問として扱えば、問題はないからね。
サクラ >ちなみに、「むしろこのままのほうがマシ」と仰いましたが、その心は?
弓 >いくつかの点で、この計画が実現するほうが、よっぽど恐ろしい未来になる可能性が高いってこと(´・ω・`)
翔真 >あー、まぁ確かに(苦笑)脅威度としては有る意味似たり寄ったりだが、”絶滅社”のウィザードとしてはどちらを取るかはワリと明白ですよなぁ(^^;
サクラ >お聞かせ願えますか?
弓 >弓としてはですね、ちひろが「裏界とごく短期的な休戦協定を結びたい」というなら賛成するつもりなんですよ。それをきっかけとして、少しずつ協定を更新して、期間を延長するとかね
GM >休戦協定。確かに宝玉戦争の時にそれは結ばれたはずなんだけど、現状では有名無実となっているのもまた事実だったり。現に、侵魔の侵攻は今もって続いているからね。
弓 >でも、この手段は明らかに「恒久的な平和・解決」を「一足飛びに目指しすぎてる」んです。 まずここで、軋轢や摩擦が生じないわけはなくて、それを解決する窓口も手段も、抑制する暴力もないという点がひとつ
アメジスト >力の供給に難のなくなった主戦派の魔王たちが大挙して攻めてきてもおかしくないしね
弓 >次に、「魔王一柱」で「魔王全員」のプラーナが算出できるシステムが信じられない。というかそれはもはや永久機関を軽くぶっちぎってます。まずもって「そんな常識外のシステム」を稼働させるには「世界結界を解除する必要がある」ということがひとつ
サクラ >い、言われてみれば…(^^;
弓 >そして、なによりも不味いのは、「この平和がそのたったひとつのシステムの上になりたっている」という点がひとつ。これはそのシステムに不備があれば、いっきに崩れるということね。そのあいだに他のシステムを模索するにしても、さ
翔真 >某レイアースの柱システムを少し思い出していた自分………(苦笑)
弓 >ぶっちゃけ、今まさにそれを言おうと思ったけど(笑)もうひとつは「エンジンになるIDOLと魔王を犠牲にする」システムであるということ。IDOLの寿命や体調、代替わりどうするの? とかもあるし…レイアースしかり、アンゼロットしかり、「そういう一人に全てを背負わせるシステムが恒久的に働くわけはない」んだよね(笑)
サクラ >ははは(^^;
弓 >もうひとつは「そのIDOL、もしくは魔王がこの世界の全権をいいようにできる可能性」とかもね
アメジスト >まさに柱システムそのものですな(汗)
弓 >と、まぁ数え上げればきりがないんです。待ってるのはディストピアという名前の理想郷じゃないかなぁ、と……幸せですか、義務ですよー(笑)
サクラ >まぁ正直な話。サクラ自身は「積極的な反対・妨害は行わない」中立かなぁ。私(サクラ)自身、覚醒した事件でも裏界のデュークに手助け受けてるので…ただ弓さんの危惧してる問題も分かる。どうしたものか(、、)
弓 >まあ、考え方まで否定するつもりはないんですけどね!
サクラ >ただ…「短期的な休戦協定」をズルズル引き伸ばしてる間に、「人界」主導で準備出来れば。裏界との有力な交渉カードに化けそうな予感もするのです。難しいなぁ…
弓 >弓としてむしろ怖いのは、このままいくとちひろの愛が歪んでラクス化しそうなこと(笑)
アメジスト >……それは怖い(苦笑)
アドノレ >ラクスって、「皆で良く考えてください」と言いつつ返ってきた答えが気に食わないとプチッとつぶして「もう一度よく考えてください」と微笑んでおっしゃる方?
アメジスト >概ね正しいです(^^;
サクラ >ん、んむー(^^;
翔真 >某嫁と言うクソ脚本ジェネレーターなオプションは居ないですから大丈夫だと思うけれど(苦笑)
GM >そろそろいいかな? ではまず、問題が発生した時の解決手段……それは、現時点で存在しているウィザード/侵魔陣営双方の抑止力を用いる…という形が一番妥当ではないか?という話になってくるだろうね。
サクラ >人界だったらロンギヌスとか、裏界だったら狼王警備隊とかですね。
GM >そうそう。それから、魔王1柱を使うという話……プラーナ転換の主体は「IDOL因子の持ち主」で、魔王は設備を介して裏界とのゲートを開く役と言う事になる。ゲートを開くだけなら、1人分でも事足りる訳だ。
サクラ >あー、なるほど。つまり…IDOLが給水器。魔王は水道管&蛇口、と(^^;
GM >更に「一人に全てを背負わせるシステム」に関する問題については、これから言及するところだから置いておくとして、なによりも現段階では「恒久的平和が実現できる」という事までは明言してない事にも要注意だ。あくまでも現時点では「冥魔戦を前にして、無駄な争いによる消耗を抑える」ためのものだからね。
アドノレ >代償に見合った効果が出るのかが保障されないと説得が難しいのと違うか?
GM >循環システムが完成した場合の総量をみない限り、まだ何ともというのが現状だから、まずはテストケースが必要だろうね。
サクラ >「末永く仲良くしましょうね」じゃなくて、「気に喰わんが、今はあっち(冥魔)優先して潰さんと共倒れだ。手ぇ貸せ」、みたいな感じですか(^^;
翔真 >ふむ、そう言う前提でなら賛同、とまでは行かずとも同意・黙認は得られそうですね。戦争に関して消耗を軽減出来る策は無視し難い。
アメジスト >いずれにせよ、ここで今決められるようなことじゃないよね。事が大きすぎるし、あくまで現状はちひろんの独断先行だし…
GM >今はまだあくまでも「叩き台」の段階だからね。これから両陣営に陳情をするにも、ある程度目鼻のついた状態で提示しないと、いざ計画が始まってから深刻な齟齬が生じる危険がある…ちょうど今のようにね。その方がずっと危険だ。
翔真 >当たり前と言えば当たり前の話だったな、少し先走り過ぎたか(^^;
弓 >むしろ野暮なつっこみしてごめんなさい(^^;
さて、そろそろ本筋に戻ろう。
翔真 >「ただ、先程Dr.も言っていた様に“一人では”と言う注釈が付いての事だから、それ以外の前提でなら実現可能なレベルまで落とし込めるのでは無いか?」
Dr.クロノス >「そうだな。因子保有者と設備のセットがより多ければ多いほど、個々の負担は少なくなるだろう」
ちひろ >「分散化、ですね…でもそれには、全体を統括する中心が必要になると思いますけど」
翔真 >「………”IDOL”グループを作れ、とかそう言う話に繋がって来そうで頭が痛くなって来たな(−−;」
アメジスト >神社における分社と本社の関係ですなー^^;
Dr.クロノス >「となれば、負担が少なくなる分設備を小型化する事もできなくはないかも知れん。……当然、全体効率は低下する事を免れんが」
アメジスト >「どうやって因子保持者を探すのかという問題もありますが……(苦笑)」
サクラ >……と、ここで私の持つ情報に繋がる、と(ぁ
Dr.クロノス >「それについては心配ない。実はこんなものを用意してある」がさごそ…ぱっぱらぱっぱっぱーぱーぱー♪
GM >クロノスが月衣から取り出したのは、ストップウォッチのような形状をした機器だ。
翔真 >「今妙な音楽が聞こえた気がするのだが………?」メメタァ(ぁ
アメジスト >「……『こんなこともあろうかと』ですか(むう)」余計な学習をしたらしい(笑)
Dr.クロノス >「近くにいるIDOL因子の持ち主を探し出す事の出来る…人呼んで“IDOLレーダー”!」
翔真 >「………字面だけ聞くと果てし無く”イタイ”気がするのはどうしてだろう………(−−;」
アメジスト >「痛いアイドルマニアみたいですよね……(小声)」
Dr.クロノス >「こういうのはストレートなネーミングこそ一番なのだ。では早速スイッチ・オン!」
クロノスがスイッチを入れると…直後、その表情が驚愕に変化する。
Dr.クロノス >「おお!巨大な反応があそこにも、ここにも…それにこの巨大すぎるにも程がある反応は一体なんだぁ!?」
サクラ >…そらにゃん?(^^;
トリッシュ >「……役に立つのか、それは…?」明らかにいぶかしげ(ぁ
Dr.クロノス >「おかしい!こんなに大量の巨大反応が出るはずはないのだが……」
アメジスト >「……対象範囲、広すぎなんじゃありませんか?(汗)」
GM >トリッシュは「……もういい」と、苦笑気味にクロノスを制した。
翔真 >「まだ若干の改良の余地は有りそうだな……せめて調整はしてくれるとありがたい(嘆息)」
アドノレ >「因子持ちが全部知ってる顔だったら笑うぞ」
Dr.クロノス >「うむ、妙だな…前に実験した時以来、使ってなかったせいかもしれんが…まあ、ともかく調整はしておこう」
アメジスト >「疑問を口にした私が言うのもなんですが、まだそういう段階まで話がすすんでませんしね」
翔真 >「………まぁまずは小規模で実験的に稼動させるのが常道だろうかな。あまり派手にやると余計な問題を招く事になり兼ねん。」小さな事からコツコツと(笑)
アドノレ >一人で全部が悪いなら、地域ごとに小分けしてというわけにもいかんのだろうな。人的ににも設備的にも
ちひろ >「そのあたりについては、まだたたき台の状態ですよ。今後両陣営の皆さんに協力なり助言をいただいて、少しずつ調整していくと言う事になると思います」
アメジスト >「そうですね。少々気が急いて細かい点に目をやりすぎたようです。ごめんなさい」
トリッシュ >「無理もあるまい。最初の陳情の時は宝玉戦争のさなかだったし、具体的なサンプルをほとんど用意できなかった『机上の空論』という弱みもあったからな(苦笑)」
翔真 >「いや、こちらとしても魅力的な話で有ったのでな。実現して欲しい思いが有る故に問題点を無視出来なかった。話が先走った事は詫びさせて頂こう。」
トリッシュ >「構わんよ。現段階では敵対陣営同士、信じてもらえんのはいつもの事だ…しかし、今のままでは人界も裏界も、マンモンに各個撃破されるのがオチだと判断したのでな」
Dr.クロノス >「するとさしあたり、私はその“設備”のサンプルを作ればいいと言う事だな」
アドノレ >「両陣営に賛同して貰って大がかりに始めたいのか、黙認してもらってサンプルを成功させるのか、どの辺りをねらってるのだ?」
ちひろ >「そこは、両方の陳情がどんな結果になるか、そこにかかってくると思います。おそらく、サンプルの段階からだと思いますけど……」
トリッシュ >「私はこの会見で得られた合意部分を、もう一度ルーに陳情してみるつもりだ。その上で、必要な器材なり準備があれば提供しよう」
ちひろ >「となると、こちらもくれはさんに陳情する必要がありそうですね…」
アメジスト >「人界も裏界も、実利云々よりも感情的対立の根が深いでしょうし、大変なことになりそうですね」
トリッシュ >「だからこそ、此度の“魔王戦争”のような無駄も起こる。まったく、困ったものだ」
Dr.クロノス >「ところで、開発のための設備は当然として、因子の持ち主がいてくれるとやりやすい。IDOLレーダーの再調整もしなければならんしな(ふー)」
翔真 >「ちひろ嬢はそれに協力か、さて現状俺が手伝える事は有るのだろうか?無ければそらやサクラのフォローにも回ろうかと思うが。」
ちひろ >「わたし以外に強い因子の持ち主がいればいいのですけど、そうでないなら…くれはさんとの繋ぎをお願いしても、いいでしょうか?」
アドノレ >「繋ぎだけなら別に問題は無いと思うが」
アメジスト >「ああ、そちらは私が引き受けましょうか?」どのみちDr.クロノスに関する報告もしなきゃならんしなー(==;
翔真 >「そうだな、報告はアム嬢がやっていた事が最近は殆どだし、お願いしよう。」
ちひろ >「でしたら、お願いします(、、)」という訳で、しばらくDr.と一緒にトリッシュの館に残ります。
アメジスト >とりあえずちひろんと連絡先を交換しておこう。連絡つかんと話にならん…具体的に言うと「コネください」だけど(笑)
ちひろ >はい、問題ありません^^
GM >という訳で、会見を終えた一同がトリッシュの館を後にするあたりで、サクラから連絡が入る訳だ。
サクラ >『無事にリオンと接触できて、ベルの居場所が分かったのです。後、”IDOL”の意味が分かったのですっ』ただし、IDOLについては皆さん既にご存知というトラップ(ぁ
翔真 >カクシカ了解(笑)
サクラ >『今は、銘泉界っていう平行世界で湯治に行ってるみたいなのです。どうも、平行世界を移動できる手段が必要みたいで…』
アメジスト >『移動手段、か……。とりあえず合流しない? すぐに出発もできないみたいだし』
サクラ >…どーしよ、ロデュースの事については言うべきか言わざるべきか(悩)
GM >そこは任せるよ(笑)
サクラ >『了解なのですー。そちらの用事は終わったのです?あ、何処で合流しましょう』
アメジスト >『とりあえずはね。それじゃあ詳しいことは合流後、協会支部でね』
サクラ >『協会支部なのですね、了解なのです。それではまた後でなのですっ』
アメジスト >……あ。護衛についてきたはずなのに、Dr.置いてきちゃったよ(汗)
翔真 >流石にルー指揮下の魔王館にいきなりカチコミ掛ける様な輩は居ないと思うが、ラビリンスシティだし(^^;
サクラ >「じゃ、そらちゃん。協会支部で一度皆さんと合流しましょうなのです♪」
そら >「はーい♪」(o'ヮ')o
サクラ >という訳で協会支部に向けて移動開始ー
GM >ではサクラ。そらと一緒に、もっぺん幸運度ジャッジいってみようか(笑)
サクラ >ふぁん ぶる … 石 割って 後で 補充 し m
アメジスト >あ゛(笑)
サクラ >(再起動中)…達成値は10となります(がくぶる)
そら >16でした(o'ヮ')o
GM >ふむー。ではサクラ、移動を始めたところで呼び止めるものがいる(ぁ
サクラ >「…こ、この悪寒わっ?!」(ぉ
そら >「ふみゅん…??」
GM >そう。キミが見たものは…「おお、オーラに惹かれてきてみれば、綺羅星のような少女がなんと2人に!」…マスター=P=ロデュースである(ぁ
サクラ >「悪夢再びー!?なのです?!(錯乱中)」(ぁ
ロデュース >「君はさっき会ったね…いやあ、これはまさに運命!」
サクラ >「そんな運命は丁寧に辞退させて下さいなのですっ?!」
ロデュース >「しかし君には素質がある!世界を救うアイドルとしての素質が…そこの君もだよ、君ぃ!!」しゃきぃーん☆
サクラ >「え、そらちゃんにもなのです?!」と、口に出した所で。「(……寧ろ色々規格外だからなぁ)」と妙に納得(ぁ
ロデュース >「その通り!君たちからは眩いばかりのオーラを感じるんだ!ああ間違いない、君たちこそこの世界を救うアイドルだよ!」
サクラ >「いやだからアイドルなんて柄じゃないのですぅ!?」…どうしやう。一人で余裕とは聞いたけど、あまり事荒立てたくないし…大人sにSOSを頼みたい、切実に…っ(笑)
アドノレ >んじゃまぁ足元でわんこが「ぐるるるる」と唸ってみよう。実力ないけど
そら >「ふみゅう。さくにゃん、どうするの〜?」
サクラ >「に、逃げようなのですっ!」そらにゃん引っつかんで逃げ出そうとします。正直、翔真さんたちと情報交換できればまた違う対応になるんですけどね(^^;
GM >OK、ではサクラ…そらと一緒に敏捷度ジャッジだ。こっちも振るよ(笑)
サクラ >……ぴ、ピンゾロ(ぽてちん☆)16なのです!
そら >えーっと…12!
GM >今度は回りこまれてしまった!(笑)「ああ、どうして逃げるんだ…ちょっとは試してくれたって、いいだろうに」
サクラ >「怪しさ大爆裂な人についてっちゃ駄目っておかーさんから教わりました!?」 じりじりと壁際に追い詰められつつ(ぉ
ロデュース >「別に危害を加えようというんじゃないんだ。5分、いや3分でいいから請け合ってほしい……」
翔真 >対応に困る(苦笑)
アドノレ >魔王からは逃げられない(違)
そら >「ふみゅん…さくにゃん、どうしよう?」わたしはさくにゃんの指示に従うのー(o'-')o
サクラ >「とゆーかこれから人に合う予定があるのです!重要な話だから時間掛けてられないのです!」
アメジスト >つれてこられても困る(苦笑)
サクラ >脱出の隙をうかがいますが……ただ、このIDOL発見能力はちひろさんの目的には役立つと思わなくも(笑) …どうしよ、ホント
ロデュース >「むしろ僕は…君たちに危害どころか、相応しい栄光をと思ってるんだよ」
サクラ >「いや、栄光て…。確かにふりふりの可愛い服は…………(一瞬、ジークとのキャッキャウフフシーンを妄想しつつ)」(ぉ
ロデュース >「(キュピーン!)ふりふりの可愛い服?君、今そう言ったね?」
サクラ >「(はっ)しまったのです!?」←墓穴を掘ることに定評のあるPL(ぁ
ロデュース >「本当なら契約が必要だけど、それなら初回サービスとしておこうっ!!」
ロデュースが2人の前で指を振ると、サクラとそらの着ていた服が、
ピンク基調で可愛いデザインのふりふりアイドルドレスに変わっていた!!
サクラ >「…っ!?」
そら >「…さくにゃん、かぁいい…?☆」
サクラ >「え……これが………私、なのです?(ぱちくり)」 その場でくるっと回って見せたりして(ぁ
ロデュース >「おお、プリティー…プリティー!!」
サクラ >実の所、しょーがくせーの時代から割りと所帯じみてはいたけど。その分、逆にそーゆーファッションへの憧れは強いと思ふ(ぁ
GM >これぞ、ロデュースの「服の見た目だけを変化させる事に徹底的に特化した能力」である!(笑)
サクラ >…あー、防具のスペックとしては変化なしなのです?(笑)
GM >うん、スペック的には全く変化はありません。ほんと、見た目だけ!(笑)
翔真 >ちょっと見てみたくはあるが………そらの来ているあの服すら変えるとは、侮れん(爆)
アメジスト >はぐれとはいえ、特化能力持ちは伊達ではないらしい(笑)
ロデュース >「素晴らしい!素晴らしいよ君たち!まさしく天性の才能だ!……うん、やはり君達は僕と専属契約してアイドルになるべきだよ!」
サクラ >「え、えぇー……そ、そうかなぁ?(てれてれ) ……って、場の空気に流される所だったのです!とゆーかアイドルだなんて……その、歌とか自信ないのです!?」
ロデュース >「大丈夫、大丈夫!歌が歌えなくても、歌えるようにすればいいんだから!」
そら >「にゃ☆おうたなら、うたえるけど…」
サクラ >ああどうしようっ、このままだとロデュースの勢いに押し切られる・・っ! 誰か助けてー!?(爆笑)
翔真 >アドノレやアム嬢がくれは嬢に連絡を取るなら面子的に俺が二人の護衛をするだろうし、まだ近くに居るならトリッシュの城の警護紛いの事もするべきだろうしなぁ……(^^;
アメジスト >連絡はとるけど、流石に今はね…(^^;
GM >そうだなぁ(笑)…じゃあサクラ、精神力か信仰心でジャッジをしてみるのじゃ。
サクラ >はーい。では精神+P3で…今度はクリティカル、31っ!
そら >どっちもおなじだけど……ふみゅん、19〜
GM >では、この場はロデュースを振り切って逃げ出す事が出来るね。
サクラ >らじゃ(笑) ではそらにゃんと一緒に離脱〜☆ ……あぁ、合流した時のみんなの反応が怖い(ぁ
そら >わたしはさくにゃんにひっぱられていくの〜☆
GM >……捨て台詞の有無と内容はお任せしよう(笑)
サクラ >「ごめんなさい…私は、私はちょっと気になっちゃってる王子様が居るのぉ!?」 恥ずかしさのあまり意味不明な言葉で(ぉ
そら >「にゃーーーーーーーーーーーー☆」
ロデュース >「おお、残念…またお会いしましょう〜〜〜〜〜!!」
弓 >そらりん、録音よろしく……今の台詞を!!(笑)
サクラ >アーッ!?(笑)←墓穴を掘ることに定評のあるPL(PARTU)
そら >(o^ヮ')bΣ
翔真 >良い仕事をする(笑)
アメジスト >地雷原に飛び込むの好きだよねー(笑)
サクラ >だって、美味しいじゃないですか(爽)
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