【第35夜】
破滅への1minute

<PART−30>



そして、その後



GM >さて、浅草上空に戻ってきた君達。フレースヴェルグの甲板上で待っていたのは、京香と「ファイアフライ」の皆様だ。
サクラ >「(ぷすぷすぷす)た、ただ今戻りましたので〜す」
いぶき >「サクラ……無事で、よかった」
サクラ >「いぶきちゃん!うん、私は大丈夫だから(にぱ)」
いぶき >「よかった……(こくり)」
京香 >「オツカーレ!!なんてねっ。まっ、うまくいくって最初っから信じてましたけど(笑)」
翔真 >「上手く行った、と言い切ってしまって良いのかは疑問が残るが、まぁやれるだけはやったと言うべきかな(苦笑)」
十蔵 >「それはそれは(笑)こっちもこっちで余禄はあったが、まぁ皆よくやってくれたよ」
GM >見れば、甲板上には戦闘の形跡が残っている。どうやらイコとかH様が“領域”にやって来たついでに、引っ張られてきた雑魚がいくらかいたようだ。
アドノレ >「こちらはこちらで忙しかったようだな」
A2 >「戦闘レポート。MASTERSの交戦中こちらにも侵魔の襲撃がありましたが、総出で対処し撃退しました。損害は至って軽微です」
サクラ >「了解。警戒は維持しつつですが、休息をとっても良いと思います」
A2 >「了解しました。この艦のアメニティルームを使わせてもらいます」実はリソースなどほとんど残っていませんでした。
砕 >安心しろ、オレのプラーナはスッカラカンだ。もう何も出ない(笑)
サクラ >はっはっは(笑)
アメジスト >「京香さんもファイアフライの皆さんも、お疲れ様でした」
砕 >「とりあえず、帰るべき場所は守られた…ってところか(ふぅ)」
サクラ >「これからが大変…ですけどね」
砕 >「まったくだ。赤羽代表代行に、報告もしとかないとな…」
アメジスト >「あー……(そういえば、こんな世界規模の話、現場のみの判断で決めちゃってよかったのかしら……)」
十蔵 >「そうだねぇ。襲撃に対処してたお陰で、他がどうなったかも把握できてないからなぁ」
アメジスト >「(かといって会議になんかかけたら、導師ラシュディ辺りはうるさそうだし……難儀だわ(−−;)」
サクラ >HAHAHAHAHAHA(白目)
弓 >「どーぞー……あたしも一眠り……の、前に、連絡はいれとかないと……(うとうと)」と、エリス達に連絡入れて、ばたんきゅう(笑)
古都 >「傷を負っている方がいらっしゃれば、少しでしたら治癒も出来ますわ」
翔真 >「俺は自力で回復出来る、他の面子をお願いする。」
古都 >「では、そうさせていただきますね」といっても、ファイアフライ側の傷は古都と京香であらかた治癒済みなんですけどね(笑)
GM >むしろファイアフライ側ではより激戦死闘だったであろうそちらを心配してた訳よ(笑)
翔真 >魔王二柱は確かに激戦でした………(遠い目)
アメジスト >でもお供があの程度で済んだのって、京香さんやファイアフライの皆さんをはじめとした各方面の奮闘のおかげですよねー(汗)
GM >雑魚といっても、大体L20くらいのがもっさり攻めて来て、こっちはこっちで大変だったらしい(笑)
アメジスト >一応先触れ代わりにミッション終了の一報を代表代行に入れておかないとなぁ。
GM >まあ、この後どこに移動するのであれ休息はとる事になるし、その間に皆が“ノアの領域”にいた間の諸方面の動静が伝わってくる訳だけどね。
サクラ >ほうほう……
翔真 >十蔵も言っていたが、どうなっているか気になる。報告も急がないといけないのは解かっているのだが(^^;
GM >大雑把に分類すると「柊チーム」「シティ潜入組」「荒砥山組」「ルシファーズ・サン組」「シティ情勢組」とある訳だが、どこから聞いてみたい?結局は全部手元に揃う事になる情報だけど(笑)
アドノレ >危険度高い所から(笑)
GM >ぶっちゃけどこも危険度高かったよ!!(笑)
翔真 >純粋に挙げられた順で良いかと思われますが。
サクラ >自分もそれで良いかと……
弓 >うん、そうだねー
アメジスト >異議なしです
GM >じゃあ、まずは柊+十文字傭兵団からだが…柊の感想からして「あぁー、きっちぃー。久々に命の危機だったぜ…」だったとか(笑)
アドノレ >毎回命の危機ではなかったのか
GM >まあ、そうなんだけどさ(笑)今回柊たちが交戦していた「ヤシャドクロ」。データはシティ潜入組から回ってくる事になるのだけど、見れば分かるように延々分離合体再生攻撃を繰り返す、それはそれはド厄介な手合いだったそうである。
サクラ >うひぃ(^^;
アメジスト >状況レポート聞きつつ報告書書き書き……って、ラウンドごとに全快はキツイ(汗)
翔真 >これはメンドクサイ……少なくとも、火力の高い面子で無いときつかっただろうな(苦笑)
GM >「こんなもんを量産して一斉攻撃に出るつもりでいやがったんだなぁ、魔王……」とは、情報を送ってきた若葉の言だね。
サクラ >……うわぁ(滝汗)
アメジスト >大火力で一気に叩くか、広範囲攻撃で片っ端から焼き尽くすかですかねぇ。対処法らしい対処法といえば
アドノレ >よく倒せたもんだ
GM >ああ、ぶっちゃけ傭兵団の侵魔召喚士・百合子の中の人奥義「アゼル召喚」がなかったら負けてたくさい(笑)
弓 >愛人疑惑のあるアゼルか(笑)
サクラ >愛人て(*ノノ)
弓 >柊のメインヒロインくれは、真ヒロインアンゼロット、裏ヒロインベル、隠しヒロインリオン……etc
翔真 >リオン隠しヒロイン扱いなのか(苦笑)そして柊の愛人説のあるアゼル………アリだな!(ぁ
サクラ >そういえば巨乳魔剣使いとミッドガルドに逃げた世界線もありましたっけね(ぉ
アメジスト >それにしても、イコの全力突破もヒヤヒヤしたけど、コイツ来てたら厄介だっただろうなぁ……。
GM >実質柊とアゼルのツーマンセルであたって、何とか……ってレベルだったからね。十文字傭兵団の皆なんぞレベル的にまだまだ足りてないし、いい加減へろへろ状態。死者が出なかったのが奇跡ってレベルだ。
弓 >アゼルェ……(笑)
アメジスト >しかも一つ間違えればあやみちゃんも……(−−;
サクラ >ですのぅ……
GM >うん。弓が救わなかったら、あやみも今頃はヤシャドクロのパーツだっただろうねー。
翔真 >本当に御苦労様だ柊(^^;
GM >さて、荒砥山に向かっていたイレギュラーズだが……報告に出たエリスの言によれば、やはりこちらにも侵魔の大量攻勢があった、という。ぶっちゃけ、荒砥山に攻めて来たのはやはりイコ=スーの配下。既に予想が出ていたように“ノアの領域”に一番近い候補地と見込んでの事だったようだ。
サクラ >…声掛けておいてよかった(^^;
GM >「ただ、これは世界各地の重要な場所に共通する事件だったそうです。たとえば『レガシー』のある場所ですとか」…と、付け足す事も忘れなかった。
サクラ >おぅふ……
GM >そいつらは出自こそまちまちだが、どうも“Idol計画”の反対派、というか「ぶっちゃけ今回の騒ぎに乗じたマンモン派に炊き付けられたんじゃないか?」というのが、クロノスとウー=バルによる共通見解だね。
サクラ >ほほー?
アメジスト >まあ、今回の状況を見て動かないはずがないしなぁ……
GM >で、そんな中力をぎりぎり一杯まで使ってプラーナを“ノアの領域”に送ったちひろは、今休息を取っているそうだ。
サクラ >本当にお疲れ様でした……(^^;
アメジスト >おかげで助かりました(礼)
GM >それもこれも、皆から連絡を受けたくれはが事前に手を打って、世界中のウィザードを出来るだけ動かしていたから対処できたようなものだ。そうでなかったら、必ずどこがしか抜かれていた所はあっただろうね。つまり、プラーナを送り届ける事そのものが出来なかった可能性すらあるという話。
サクラ >うひぃ……(汗)
弓 >結局援護射撃する余裕なんかなかったしな(笑)
アメジスト >全方面に足向けて眠れませんねぇ(^^;
アドノレ >足を空に向けて寝るのか。まぁ可能だがおすすめせんぞ(笑)
翔真 >神代嬢と言いちひろんと言い、MASTERSは出来たお嬢さん方に大きく支えられていまする(−−;
アドノレ >顔が広いのはあるな
GM >ちなみにルシファーズ=サンにも襲撃はあったんだけど、出てきたウー=バルに一喝されてすごすご帰っていったらしい(ぁ
アメジスト >「お疲れ様でした(くすっ)」
ウー=バル >「という訳で、楽しみにしてるぜ…… ご ほ う び ♪(ニヤソ)」
アメジスト >「人前で何を口走ってるんですか。まったく(赤)」
そら >(あむにゃんこ を じーっと みちゃお☆)
アメジスト >「……なぁに、そらちゃん?(汗)」
そら >「あむにゃんこーはー らーぶらぶー?」
アメジスト >「……そうね。仲は悪くないかな。世間一般の“らぶらぶ”という表現が当てはまるかはわからないけど(苦笑)」
GM >さて。ここまでの流れの中で、今まで推移を説明していなかった展開がひとつあったね……そう。ラビリンスシティ郊外であった、平行世界『黄泉の国』の死神たちと、ブンブン=ヌー一派との抗争の件だ。
翔真 >ですね、どうなったのやら。
GM >それについては、意外な情報ソースから結果が齎される……『勇者魔王』ムツミ=アマミだ。
サクラ >おぉ?
みずは >情報経由するのはワタシですけどね(^^; ムツミからテスラちゃん、るみな経由でワタシって感じで(笑)
アメジスト >ほほう? 確かに意外なところからって、みずはちゃんもお疲れ様(^^)
GM >結果から言えば両者痛み分けで決着がついた訳ではなかったようだ。ただ……「それというのも今回、どちらの陣営でもない戦士がひとり、戦場をかき回したせいでした」とか。
サクラ >「第3勢力…なのです?」
GM >その戦士は赤みがかった銀色の鎧に、紅蓮とも金色とも漆黒ともつかない髪を靡かせ、黄泉軍・魔王軍問わず手当たり次第、単身で蹂躙したのだとか。
サクラ >………もしかして、4騎士?(汗)
翔真 >“騎士”ではなく“戦士”と言う表現だから違うと思う、あくまでも個人的にはだが。
GM >まあ、報告者のみずはが直接見た訳ではないし、ムツミにしても遠くから見ただけだけど、かなりの力の持ち主であろう事は明らかだったそうだ。心当たりはないとの事だが
サクラ >その太字が気になる……
翔真 >心当たりは無い、これに嘘は無いが“気になった事は有る”とかそう言う類か?
アドノレ >敵味方なく暴れたいだけのHの同類的ななにか?
GM >単にムツミの記憶になかったってだけかもしれないね。っていうか、今回のちゃん様にはまだ欲目ってもんがあったよ!(笑)
アメジスト >地元に帰ろうとしているところをこの騒動に邪魔されちゃったのかしらん(苦笑)
GM >ともかく、これらの情報に関しては全部くれはに話が行っているので、改めて説明する必要はない。という訳で『…なるほどねぇ』と報告を受けておこう(笑)
翔真 >すみません(^^;
サクラ >ありがとうございまーす(^^;
くれは >はわ。まあ、話が多岐に亘ってるからしかたないよ(笑)『っていう事は……はわ。まだまだ困った問題が山積みのままなんだよ』
サクラ >「うぅむ……(汗)」
そら >にゃーん……?(o^'ヮ')o
アドノレ >まだ状況終了して無い戦場があるのか、あるいはそういう直接的な部分ぢゃないか?
GM >ああ、今回の戦闘に関してはすべて終息してるね。ただ、くれはの立場上今後に備えて手を打たなきゃならないって事だ。
くれは >『さしあたり、“ウィザードがこれからどんどん増えてくる”って解釈でいいんだよね?』
サクラ >「そうなりますのです…」 冷や汗びっしり
アメジスト >「まだ“可能性が高いと思われる”段階ではあります」と、サクラに付け足そう
翔真 >「まぁそう言う解釈で間違っては居ないと思う。」
くれは >『うん。ならそれはウィザード教育機関に働き掛けて、カリキュラムの強化って方向で考えて行く事にするよ』
弓 >「あとよろ」
翔真 >「それでも構わんが後で無茶振りされる可能性が残ると言う事は理解しておいてくれよ?(苦笑)」
弓 >「もう十分振り回されたわぁ…… orz」
アドノレ >「結局分からないもの程怖いものは無いという事だな」
くれは >『はわぁ(^^; っと、さしあたっての問題はふたつ。ひとつはスクールメイズ…臥龍迷宮の最深部で、未知の力が感知されたって事』
サクラ >「スクールメイズの最深部…なのです?」 テューナかな?(ぉ
GM >うん。実際、この件の解決はずっと後の事になるし、本編PCが関わる事もないんだけどね(笑)
くれは >『うん。正しくは臥龍学園での事だから、おいおい何かあると思う。問題はむしろもうひとつの方、ムツミ=アマミが見たっていう未確認侵魔の事だよ……っていうか、実はこれももう素性が分かってるんだけどね』

サクラ >「……へ?」
くれは >『今こっちには裏界の情勢にこれ以上ないくらい詳しいヤツがいるんですけど(笑)』
そら >「…………べるたん?」
ベル >その“たん”禁止!?って、なんかこれモーレツに懐かしいネタよね!?(笑)
サクラ >「……あ、ベル(^^;」
くれは >『そ。で、その素性って言うのがね……“赤の乗り手”こと四騎士、ルージュ=ボーレモー』
サクラ >やっぱりかー!!
翔真 >本当に四騎士じゃねーか(’’;
アメジスト >「四騎士……ですか」
サクラ >「それって、あやみちゃんの時の…!」 あれはホワイトなんちゃらだから、他の騎士も復活してんだろーなー(白目)
くれは >『ベルによると、“戦争”を権能に持ち心から闘争を愛する魔王……なんか、昔戦った事があるんだって。おそらく完全復活じゃないだろうけど、大きな戦の気にあてられて出てきたんじゃないか、って話だよ』
弓 >「また面倒なのが……」
翔真 >「………そう言う表現だけ聞いているとグラーシャ=ロウロスとかエリィ=コルドンと大差無い気がしてくるのは俺の気のせいだろうか?」(ぁ
くれは >『まあ、魔王の中には似たり寄ったりな手合いもいる事だし』元ネタからして何を今更レベルである(笑)
アドノレ >「現状で何かしらの変化があったという報告は上がっておるか?」
くれは >『幸いにして今のところはまだね……これから出てくるだろうけどね、間違いなく(はっふー)』
アドノレ >「そうか。まあ戦闘狂に関わっても碌な事にならんのは今に始まった事じゃないがな」
くれは >『兎も角、ルージュも含めて“四騎士”への対応に付いては、ルーたちとも話し合って決めて行く事にしようと思うんだ。その上で、もしかしたら皆にまた頑張ってもらう事になっちゃうかも知れないけれど…』
そら >「……なんだかんだで、戦いはまだまだ続きそうなのです」あむにゃんを もふりつつ
アメジスト >「そ、そだね。まだまだ気は抜けないってことかな?(^^;」 もふられ
くれは >『ただ…ベルの口振りからして並大抵の魔王じゃないって事だけは間違いなさそうだよ。だから、今から言うのもなんだけど気をつけてね』
サクラ >「りょ、了解なのです(’’;」
翔真 >「了解した、心しておこう。」
アメジスト >「了解です(最悪更迭もあるかと思ったけどね)」
くれは >『あと……今回はほんとに、お疲れ様だよ。これからいろいろ大変だろうけど、出来るだけゆっくり休んでね』
アメジスト >「はい。少なくとも、今回の一件に関する正式な報告書を提出して、それからになりますが(苦笑)」
翔真 >「教職に戻る時間が危ぶまれるが、こう問題が大きくてはな。致し方有るまいよ(苦笑)」
くれは >『はわ。その意味では二重に役割を背負わせちゃうんだよね…?(^^;』
サクラ >あー、そういえば今カリキュラムがどうとか…(^^;
弓 >「そろそろ引退するべきなんだけどねぇ……特に私達」
そら >「それは難しいよ。わたし達は、ここまで来ちゃったんだから」
翔真 >「問題の大きさやそれに関連する相手から考えれば俺達の力もまだ必要だろう、それに自分としてはまだまだ鍛えたい所でもある(フッ)」 そして俺と言うケダモノも居る(ぁ
アメジスト >「そらちゃんとの信頼関係という一点を取っても、余人には代えがたいですしね」
京香 >「ですよねー。というか、えりちゃんも高い確率でそう言うと思う(^^;」
そら >「そう……わたし達が動くのは いつも土壇場で道行きなんだもの」
弓 >混ぜるな自然(ぇ
サクラ >「まぁ、やれるだけの事をやるしかないと思うのです。結局(^^;」
アドノレ >「まったくだ」
そら >「……みんな、ありがとうね」
サクラ >「うぅん、こちらこそなのです♪」
アメジスト >「こちらこそ、いつもありがとね、そらちゃん」
翔真 >「何、お互い様だ(フッ)」
アドノレ >「なに、こちらも楽しんでるぞ」
弓 >「 (´・ω・`) =3」
くれは >『ま、まあ、ともかく、そういう事でっ……』こっちもこっちで事後処理の書類の山と格闘せねばならないのである(ぁ
そら >「……ん(にっこり)」

その時。そらの眼差しは、どこか遠く、遥か彼方を見ているような……
そんな気が、しなくもなかったのだった。

アメジスト >……って、ものすごく気になる引きなんですけど!(苦笑)

ウィザード達の活躍で、世界結界は消滅する事無く再起動され、
また彼らには新たな役割も課される事になった。
しかし、世界の未来は“人が決めること”……そう、必ずしも平坦な道のりではないだろう。
新たに持ち上がる「四騎士」という脅威。不気味な動きを垣間見せる冥魔たち。
そして「世界開放同盟」を名乗る者達の暗躍すらも、そこには存在するのである。
かくて、様々な火種を世界に抱えつつ……

……戦いは、なおも続く!!


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