味方/協力者
ここでは戦闘データを持ち、MASTERSと共闘したキャラクターのみを挙げる。

しまの あやみ(嶋乃 綾美)
レベル 属性 サイズ
形状/知能 人間/年相応 出現数 知名度
HP 10(2) MP 10 敏捷度/
移動
6/2(飛)
命中 10 回避 攻撃 15(魔) 防御
魔導 抗魔 行動 10 魔石
《霊体》《痛覚遮断》《重傷状態無効》
 この状態では義体となっているので、《霊体》は使用出来ない。
 本来の嶋乃 綾美が大量覚醒に巻き込まれた末殺害された結果、抜け出た魂。ゴースト(L1)相当だが、この状態ではドリー=カドモソを得ているため、肉体が存在している。
 その後、実母・里香の契約魔物となり、風貌が契約魔物寄りに若干変化した。幼くしてモン娘とは、実に業が深い(ぁ

蘭堂 舞
 NW2時代のファンブック「フライ・ミー・トゥーザ・ムーン」に出演。今回は輝明学園秋葉原校卒業生一同の1人として、スクールメイズでグルゲネスおよび憂世騎士団に対して防戦中、取り残される形で本編PC達と一時共闘する。
 今回の客演に際して、戦闘データは新造されいちおうパワーアップしている。とはいえ、データ的には元々そんなに強くはなかった筈なのだが、持ち前の豪運とPC達の好アシストで難を逃れる格好となった。

“緋霧”棚戸 守
レベル 30 属性 水/火 サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 知名度 16
HP 166(33) MP 225 敏捷度/
移動
12/4(飛)
命中 回避 8(+17) 攻撃 44 防御 44+11
(+17)
天+3
魔導 44 抗魔 43+11
(+2)
天+3
行動 14+闘10 プラーナ 257(33)
《基本能力値》
 筋14 器8 敏9(箒18) 精10 知10 信8 覚6 幸13。
 更に知力+7(アナライズ+27)、知覚+4、幸運+1のジャッジ補正を持つ。
《不老不死》《血の呪い》《漆黒の翼》《夜の王》《霧散化》
 吸血鬼の特殊能力。CL10とする。
《符術》《式神1》《大呪符》《呪縛式》《多重発動2》
 陰陽師の特殊能力。CL10とする。
《遺産所持》《物質透過2》《リミットブレイク2》《絶対運命》
 転生者の特殊能力。CL10とする。
《古代魔法+絶技符》
 魔法カウント−12。更に魔法レベルを+2、射程を+1とする。また、赤文字で記された魔法の命中・攻撃力には+20する事。
 水属性…
「アクレイル」「ディスアペア」「キュアウォーター」「ヘッシュ」「ミスティフォグ」「リラックス」「レインボウフィールド」「ウォーターフロウ」「ウォーターシールド」「ウォータースパイラル」
 火属性…「エンチャントフレイム」「フェニックスライブス」「ヒートアップ」
「ディスチャージ」「プリフィケーション」「シャープネス」「イラプション」「ヴォルケイノ」
 簡易魔法…「遠撃」「増幅」「防壁」
《呪い》
 最初のクリティカルをファンブルとする代わり、以後の任意のジャッジをクリティカルとする。
《特殊アイテム》
 幸福の宝石、死活の石、アケロンの黒い水を持つ。
《霧散》《月の加護》《魔貫殺》
《死神の鎌》
 タイミング[対抗]で櫂の先端より、魔法の鎌の刃が出現する。
 この時、MPを5点+CL点消費する事で、攻撃・受け回避・受け防御・受け抗魔に(6+CL)点の修正が加えられる。
 この攻撃による攻撃のダメージは冥属性魔法ダメージに変更され、また攻撃対象にかかっている防御魔法ひとつの効果を無視する事が出来る(なお、優先順位は対抗魔法が先となる)。
 この効果は、ラウンドの終了まで持続する。
《生死を司るもの》
 このキャラクターの視界内にいるキャラクターが生死判定の際に、自分のプラーナ内包値を消費すること。
 消費した分だけ、行われる生死判定の[達成値]に+もしくは−の修正を加えることができる。
《渡し守》
 この櫂を使った操船の達成値に+5のボーナスが得られる。
 元・臥龍学園「伝説の第20期」のひとり。現在は「黄泉の国」にて、役職「死神」のウィザード達を率いる幹部格のひとりとして活動している(彼自身はデイウォーカー種の吸血鬼だが、ギリシャ神話の死神タナトスの転生者でもあるため、名誉メンバーとしての扱いと考えられる)。
 今回は、“世界結界の中に死者が現れる”という未曾有の事態を受けて、部下たちを連れてやってきている。無論この“死者”とはあやみ(というか、厳密にはその遺体を利用したニセあやみ)の事なのだが、事件のさなかに彼女が“蘇生”した事もあってウィザード達の説得に応じ、ひとまず手を引いている(状況によっては交戦も予測されたため、レジェンド準拠のデータが新たに作成された)。
 ちなみに櫻小路ちひろの恋人としても知られていたが、卒業後互いの立場が学生の頃とはあまりにも変わってしまった事により、別離せざるを得なくなったらしい。そうした事から現在のちひろの立場も理解しており、彼女に万一の事態が起きた時は直接“殺し”に行く事を決意している。

大磯・病院戦

ニセあやみ
レベル 36(ルーラー) 属性 サイズ
形状/知能 人間/狡猾 出現数 知名度 40
HP 370(−) MP 60 敏捷度/
移動
4/2(陸)
命中 44 回避 43 攻撃 118 防御 82
魔導 36 抗魔 77 行動 49 魔石 C(36)
《こぶしボンバー》
 射程1〜3の射撃攻撃。スペアの拳パーツはいくらでも生えてくる。
《だっこブリーカー》
 攻撃力+36の格闘攻撃1回を行う。この攻撃に対しては、防具の防御点を加算する事が出来ない。
《じしゃくパワー》
 このキャラクターと同じSqにいる任意のキャラクターに対して、物理範囲攻撃を行う。この攻撃によってダメージを受ける事はないが、バッドステータス「転倒」が付与される。
《わがままストーム》
 命中値+36、射程1〜5、範囲1の射撃攻撃。この攻撃でダメージを受けると、そのラウンドの終了までC/F値が反転してしまう。
 1ラウンド1回のみ使用可能。
《魔法》
 地属性L5まで使用可能。特に修正はない。
《特殊防御修正》
 物理ダメージ無効。また、抗魔ジャッジに+38(107スタート)。
 明らかに、このクリーチャーは普通のモノではない(詳細を判明させるためには、再アナライズを要する→原因はホワイトガーディアン)。

《痛覚遮断》《重傷状態無効》《ヒップホップ》《コンビネーション》
《指令6》《集団統率10》
《特殊条件:世界結界への潜伏》
 里香が《侵魔憑依》を解除の上で倒された場合、このキャラクターに重傷値「74」が設定される。
 この値を突破すると、ルーラーとしての侵魔をコアとして摘出することが可能になる。
 あやみそっくりの姿をした、等身大人形の侵魔。と言うか、本来のあやみから魂が抜けた後の遺体を、侵魔が再利用したもの。
 侵魔ホワイトガーディアンと結託しており、ユニオン側のアナライズを完全に欺いて里香に取り入った他、アドノレとアムのアナライズすらも1回は欺いている。
 しかし実戦はあまり得意ではなかったようで、本編PC達との戦闘ではホワイトガーディアン共々、やたらとファンブルを連発していた。インガオホー。

嶋乃 里香
レベル 属性 水/天 サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 知名度 15
HP 32(6) MP 20 敏捷度/
移動
6/2(陸)
命中 14 回避 攻撃 26 防御 18
魔導 15 抗魔 12 行動 10 魔石 U1
《擬似餌+アウトレンジカバー1》
 ニセあやみが攻撃された場合にのみ使用。範囲「2」である事に注意。
《侵魔憑依》
 あやみの母親。だが、自分の身に何が起きたか認識できていないうち侵魔に乗っ取られている。彼女の意思がニセあやみの身柄を世界結界から守る形になっているためか、魔物契約がなされていなかった。
 事件後は(紆余曲折を経て)再会した実娘・あやみを契約魔物として、完全な魔物使いとなる。
 ちなみに夫は死別でも離婚でもなく、インドに単身赴任してるのだとか。

病室の侵魔たち
ホワイトガーディアン(L38天)
インヴィジブル=テラー(L26虚)
 嶋乃 里香の病室に出現した侵魔。ホワイトガーディアンはニセあやみに憑依し、その能力を嵩上げしていた。
 また、インヴィジブル=テラーの《白面》は、出現前に1回使っているので、使用回数は2回(第2ラウンドでの増援分については、更に減って1回)という事になっていた。

スクールメイズ戦

エウス/冥人将グルゲネス
レベル 37 属性 なし サイズ
形状/知能 人間/人間なみ 出現数 知名度 37
HP 1220(−) MP 230 敏捷度/
移動
16/3(飛)
命中 63 回避 41 攻撃 131 防御 66
魔導 66 抗魔 61 行動 47 魔石 S(2)
《僕の邪魔はしないで欲しい》
 このキャラクターは、基本的にコンバットフィールドを(向かって)前方に通常移動するのみであり、その間自らに対して直接的なダメージまたは阻害行動が発生する戦闘行動を取ったキャラクターに対してのみ攻撃を仕掛ける。そのため、それまでは敵味方共にZOCが発生しない(厳密には、発生するかどうかは個人個人で異なる)。
 このキャラクターの次の行動を誘導したい場合は、自らの行動を使用して精神力または信仰心ジャッジを行う(目標値は33、その後−2されて31)。成功した場合、このキャラクターの次の行動1回を指定する事が出来る。
 ただし、説得が成功してもこのキャラクターが行動する前に攻撃を仕掛けられた場合は効果がないし、説得したキャラクターが既にこのキャラクターの攻撃目標になっている場合は、もとより説得行動自体に意味がない。
《Ev.:変神》
 タイミング「通常」。回避+19・攻撃+22・防御+42・抗魔+21とする。これは全身鎧として扱い、HPが0以下になると解除される代わりに、HPを「37」まで回復する事が出来る。
 1戦闘1回のみ。ただし《リミットブレイク》の回数を使用する事で、その回数だけ増やす事が出来る。
《超再生》
 《再生(HP)》。ただし+53となる。
《擬似属性変換》
 《変神》発動後使用可能になる。対抗タイミングで、そのカウント中自らの攻撃属性を「火」「水」「風」「地」のいずれかに変更できる。

《ミステリーゲート開放》
 HPを消費する事で、任意の冥魔(Lvは、消費したHPの数。最大20)を召喚できる。召喚された冥魔の数はそれぞれのデータを参照。
 また、召喚された冥魔はただちに行動できる。
《跳躍》《縮地(鬼)》《鬼神撃》《狩猟本能》
 鬼の特殊能力。CL18とする。
《リミットブレイク5》《過去よりの警告》
 転生者の特殊能力。遺産は「霊石・阿魔陀牟」で、CL19とする(《リミットブレイク》は2回使用済/残り3回)。
 なお《苦痛なき者(冥魔)》により、《リミットブレイク》時のバッドステータス「気絶」は発生しない。
《エヴォリューションコア》
 エヴォリューションコアを3つ保有している。
《箒装備》
 テンペストを使用できる。この時の敏捷度は25、移動力は3。
《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》《コンビネーション》
 霊石・阿魔陀牟の転生者「エウスタキス=オナシス」にして、元・冥破王ディガイディスの三魔将「グルゲネス」。
 人間の心を保ったまま冥魔になった突然変異体。通常は25歳前後の青年の姿だが「変神」によって冥魔としての力を解放するや異形の黒鎧を纏い、その戦闘能力も「三魔将最強」もとい「もはや冥魔王並み」と謳われるレベルにまで飛躍的に増加する(事実、行く手を邪魔したパイ=レイモーンやマルコは一撃で戦闘不能に陥った)。
 元は(アンゼロット時代の)ロンギヌスメンバー。宝玉戦争の時期に派遣先となったDアースでの攻防においてMIA扱いとなっていた。
 屈託の無い性格で、争いよりも駄菓子を好むような一面もあるが、人間時代から良くも悪くもマイペースでアンゼロットとも軋轢があり、更に冥魔となってからは「誰にも指図されたくない」という衝動を持ったため、誰であろうと自らの行く道を邪魔される事を殊更好まず、たとえ瑣末な事であったとしても躊躇なく冥魔としての力を相手に振るう、迷惑な存在であった。
 この戦いにおいて、【そら】との同意の上でエヴォリューションコア全てをフラグメントへと“反転”され、元の人間に戻っていった。そのため、厳密にはPC達と直接交戦していない。

“クリス”クリス・ザ・ブラッド
レベル 35 属性 天/虚 サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 知名度 32
HP 400(80) MP 205 敏捷度/
移動
26/3(陸)
命中 90 回避 35/52
(+37)
攻撃 110
+31
防御 45
(+24)
魔導 35
+15
抗魔 45
(+18)
行動 36+闘18 プラーナ 323(22)
《遺産所持》《デジャ・ヴュ》《過去よりの警告》《リミットブレイク3》《絶対運命》《光学迷彩》
 転生者の特殊能力。CL15とし、遺産は「テルミネス/剣“ストックホルムの血浴”」。
これにより、以下青文字の各規定が加えられる。
 なお、《リミットブレイク》を使用すると気絶が発生するが、自ら「コンヴィンス」を掛けておく事で無効化できる。
《斬首》
 この武器を装備・使用している状態で命中判定にクリティカルし、更に10点以上のダメージを与えた場合、相手が装備者自身のGLよりも低いレベルであれば、ただちに死亡させる。
 ただし、与えたダメージが魔法ダメージであってはならない。
《我は王なり》
 この武器を装備しているキャラクターは、その移動力を阻害・減衰するあらゆるZOC/特殊能力/魔法を無効化できる。
《雄叫び》《武器を選ばぬ手腕》《殺陣》《返し刃》《パワーブレイク》《エイミング》
《不屈の魂》《挫けぬ意思》

 闘士の特殊能力。CL20とする。
《古代魔法》
 天/虚属性の、L7までの魔法を扱う事が出来る。更に魔法の命中・攻撃力を+10、魔法レベルを+1。
《力ある存在》《コンビネーション》《ウェポンマスタリー/剣》《死点撃ち》《ヒップホップ》
《うたかたの世界》《超美形》
 憂世騎士団「ノワール=ゲール」のメンバー。16世紀のデンマーク王、クリスチャン2世の転生者を名乗る人物。
 オリジナルとなった人物は世襲の王故に傲慢、かつ生来流血を好む性であり、1520年には当時デンマークからの独立を意図して反乱を起こし降伏したスウェーデン人有力者たちに対し、一度は罪を許すとしながらもこれを覆し、晩餐会に招いた彼らを虐殺。
 長じるに及び支持を失った彼はやがて王の座を追われ、「理不尽なる世界」に対する憎悪を深めながら復位を度々画策するも、ついにかなう事なく終わった。
 それから500年近く。いまや金髪碧眼の美少女へと転生した彼は、かつての記憶をすべて継承しており、その身の上を象徴するかの事件の名を冠した大剣を携えて、今度は「世界を虐殺する」ために行動している。
 黙っていれば間違いなく美少女なのだが、その粗暴な言動で全部ぶち壊しという残念系。戦いに敗れた後、ロンギヌスに引き渡されたが…?

鎧式戦闘工作員
レベル 18 属性 サイズ 1(モブ)
形状/知能 人間/人間並み 出現数 知名度 25
HP 180(36) MP 84 敏捷度/
移動
10/3(陸)
命中 43 回避 14(+2) 攻撃 105 防御 50(+5)
魔導 25 抗魔 35(+5) 行動 25 魔石 S(1d6)
《Nユニビーム》
 胸部より一直線に放つ光線。攻撃力108※、射程1〜5、天属性物理ダメージ。
《Nリパルサーレイ》
 掌底部より放射状に放つ光線。攻撃力103※、射程0、範囲1Sq/エリア、天属性物理ダメージ。
《Nイオンブースター》
 通常タイミングで飛行能力を発揮する。解除は通常タイミングとなる。
《Nデストロイポッド・∞SP》
 1シナリオに1回のみ使用可能。通常タイミングにて、以下の攻撃を実行する。
 この攻撃は使用者を中心とした射程内Sqすべてのキャラクターが対象となる(ただし、使用者は含まれない)。
 【命中値】+10 【攻撃力】105※ 【射程】3Sq(周囲)
《Nプロトンキャノン・∞SP》
 通常タイミングにて、以下の攻撃を実行する。
 1シナリオに1回のみ使用可能。また、この攻撃を使用後、向こう1回分行動を取る事ができなくなる。
 【命中値】−20 【攻撃力】200※ 【射程】100Sq
《侵魔兵》
 ダメージを受ける事により、HPが重傷値を突破した場合に適用される。重傷状態を無視した上で、すべての戦闘能力値に+18し、なおかつ移動タイプが(飛)となる。
 死亡するか戦闘が終了するまで有効。
《魔法》
 「シャドウブレード」「グラビティネット」「ダークバリア」「ダークブリング」「グリードシャドウ」「ピックアップ」を扱う事が出来る。
《増援》
 戦闘が終了するまでの間、通常タイミングもしくはラウンド終了時に1d3群の増援を得る。前者はこのキャラクターが1体でも残っていれば使用可能。増援の行動は即座にではなく、次回の行動である。
 なお、出現位置はシティ方面からとなる。

《モブ10》《自爆B:物理》
 非合法手段でコピーされたスタークアーマーを着込んだ、クローン戦闘工作員。実も蓋もない言い方をすると、某アイアンパトリオット(原作版)みたいなもん。
 サラ及びクリスの護衛として大量に登場したが、MASTERSの敵ではなかった。またスクールメイズと繋がっている臥龍迷宮にも、出現が確認されている(プライム2333「突破阻止作戦」)。

サラ=F.フェリエール
 世界中で活動している思想テロリスト。“修道士”から齎されたデータファイルによれば、憂世騎士団「ノワール=ゲール」の大幹部の一“バイレイヤー(裏切者)”。
 転生前はロンギヌスメンバーであり、彼女が纏っている制服はその時のもの。現在は血まみれでどす黒く変色しており、ロンギヌスを離反して以来数多くの裏切りに手を染めてきたその人となりを物語る。
 最も積極的に人類滅亡を標榜しながら、裏界(特にルー=サイファーの勢力)とも一線を画する人物。
 直接戦闘力は決して高くないが、今回は冥人将グルゲネス(彼も元ロンギヌスメンバーである)をうまく利用して人界に誘い込み、かの冥魔将の手で世界を破壊させようと画策していたようである。
 スクールメイズでは交戦しなかったため、データは開示なし。彼女との直接対決は、第41夜まで待たなければならない。
(元キャラ作成:和泉水流さん)

「ノアの領域」戦

守護者の幻影(“ノアの領域”バージョン)
レベル 40 属性 サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 知名度 20
HP 1500(−) MP 700 敏捷度/
移動
21/3(飛)
命中 62 回避 45(85) 攻撃 148 防御 65
魔導 120 抗魔 108 行動 60 魔石
《守護者?魔法》
 虚属性L7までの魔法を使用できる。これは《魔王魔法5》と同等に扱う。追加魔法の使用も差し支えない。
《幻影殺法・朧》
 対抗タイミングにて回避に+[レベル]。更にクリティカルして絶対回避すると、攻撃してきた対象に反撃を1回行う事が出来る。
《守護鋼騎召喚》
 3体の守護鋼騎「セム」「ハム」「ヤフェト」を随伴している。ただし、それらのHPは「400」→「600」となっている。
 これらのうちどれか、もしくは全てが倒された場合、このキャラクターが健在でありさえすれば、通常タイミングにて1体ずつではあるが、完全復活させる事が出来る。
《世界結界最後の防壁》
 このキャラクターはたとえ倒されても、ノアが健在でありさえすれば次のラウンドもしくはシーンで完全復活する。
 逆にノアが倒された場合、たとえこのキャラクター自身がノーダメージであったとしても、守護鋼騎ともども即座に消滅する。
《ヒップホップ》《審判の矢》《神の微笑み3》《神性加護3》《指令8》《集団統率10》
 かの「世界の守護者」に酷似した外見を持つ幻影。「ノアの領域」に出現する個体は、随伴する3体の守護鋼騎と共に「ノアの番人」と呼ばれ、世界結界の理に従い、そのコアであるところのノアを防衛する任を担った存在たちである。
 言うなれば「世界結界最後の防壁」であり、これらが撃破される事は即ち「世界結界にとって最大の危機」を意味する。

 その任務上「ノアの領域」に常駐し、彼に近付こうとする者を無差別かつ容赦なく攻撃してくる。そして、これらを本当の意味で制止出来るのは、他の誰でもないノアただひとりだけである。
 劇中では途中まで戦闘状態にあったが、上記の性格が判明したこと、そしてノアとの接触が成功した事により、決着を付ける事はなかった。イコ=スーらの攻撃においてはこれまた上記の性格から、ウィザード達との同士討ちを防ぐため再起動していない。

イコ=スー
レベル 48(魔王Lv6) 属性 冥/地 サイズ
形状/知能 魔王/魔王 出現数 知名度 30
HP 920(−) MP 510 敏捷度/
移動
16/3(飛)
命中 60/72 回避 55/67 攻撃 156 防御 90
魔導 97 抗魔 82 行動 63 魔石 ZX
《現の夢》《夢幻の理》《偽りの記憶》《夢歩き》《ナイトメア》《BoD13》
 すべて「夢使い」の特殊能力。CLは32とする。
《獣化》《瞬撃》《超反応1》
 すべて「獣人(兎)」の特殊能力。CLは10とする。

《魔王魔法》

 冥・地属性のL7までの魔法を使用できる。この時カウントを−24し、命中/攻撃/治療ジャッジには+48する。
 更に魔法レベル+3、射程+3。

《指令5》《集団統率10》
 今回は直属の部下のみ。行動時にすべてのジャッジに+10する事。
《聖印》《再生(HP/MP)》
 「魔王女」イコ=スー。今回は「なりそこない」の成れの果てである死者たちを「元の世界に帰れる」と言葉巧みに唆し、他でもなく彼らの殺害者である侵魔軍に与させていた。
 その真の目的は、世界結界のコアであるノアの発見と殺害であり、これをもって「一連の事件の背後にいるのが何者であるか」を、隠喩的に証明している。

VPD(ボーパルバニーデーモン)・アーク
レベル 40 属性 サイズ
形状/知能 怪物/人間以上 出現数 知名度 28
HP 385(77) MP 250 敏捷度/
移動
12/4(飛)
命中 31/51 回避 31/51
(動:71)
攻撃 125 防御 53
魔導 95 抗魔 60 行動 46 魔石 S(2)
《獣化》《瞬撃》
 獣人(兎)の特殊能力。CL18とする。
《動態視力》
 強化人間の特殊能力。CL18とする。
《バニスラッガー》
 《霞刃》+《死点撃ち》相当。コストは発生しない。
《干支修正》
 兎年の時のみ、このクリーチャーのジャッジは常時+12される。
今年は違うので適用されない。
《主の御前/イコ=スー》
 イコ=スーがフィールド上にいる場合のみ、このクリーチャーの全てのジャッジに+「イコ=スーの魔王Lv(6)」される。
《指令8》《集団統率10》
 格下のクリーチャーに対してのみなので、今回は使わない。
《霧散》《空間転移》《絶対属性防御:冥》
 「魔女王」イコ=スー直属の眷属で、美少女から人兎に変身するデーモン属の上位個体。その立場と風貌から、イコ=スーの代理人や影武者を務めている。
 このレベルになっても、魔法を使わず首を狙って攻撃してくる事に変わりはない。

邪歯羽尾ッ駆
レベル 30 属性 サイズ
形状/知能 竜/低い 出現数 知名度 33
HP 720(144) MP 360 敏捷度/
移動
14/3(飛)
命中 57 回避 32 攻撃 70 防御 60
魔導 90 抗魔 90 行動 30 魔石
《喰らいつくその顎》
 《長射程攻撃2》相当。更にこの攻撃は、ダメージが抜けた場合「転倒」を与える。
《かきむしるその爪》
 《選択範囲攻撃2》相当(攻撃力+30)。範囲攻撃だが、目標を選択できる。
《爛々たる眼燃やしたる》
 常時発動。このキャラクターに対して魔法を使用する(範囲魔法も含む)場合、このキャラクターと魔導力で対抗ジャッジを行い、失敗すると、その魔法は発動しない。
 成功した場合は、普通に魔法の効果を及ぼす事が出来る。
《憤怒》
 人造人間の同名特殊能力に準じる。使用回数制限は3回。
《弱点属性:ヴォーパル》
 《死点撃ち》《魔貫殺》によって、このキャラクターに与えられたダメージは2倍になる。

《コンビネーション》《移動妨害》《バーサーク》
 19世紀に「ルイス・キャロル」の名で知られる裁定者によって存在が主張された、正体不明の怪物。ジャヴァウォック、もしくはジャバウォッキーとも呼ばれる。
 巨大な竜または鳥のように見える混沌とした外見を持ち、鋭い爪と牙を武器とするが、言語の混沌を象徴する存在であるという説もある。憎悪に満ちた存在で、傷付けば傷付くほど凶暴になる。

超公パール=クールちゃん様・ザ・グレート
レベル 48(魔王Lv6) 属性 火/虚 サイズ
形状/知能 魔王/魔王 出現数 知名度 30
HP 920(−) MP 510 敏捷度/
移動
12/3(陸)
命中 66 回避 52 攻撃 183 防御 89
魔導 98 抗魔 94 行動 57 魔石 ZX
《超公様参上(使用済)》《命の煌き》《天運》
 勇者の特殊能力。CL13とする。
《斥力場》《大いなる怒り》《報復》《フラッシュバック1》
 大いなる者の特殊能力。CL29とする。
《捨て身》《コンビネーション》
 汎用特殊能力。GL48とする。
《スト●ーサンシャイン》
 射程0〜7Sq、火魔ダメージの物理攻撃1回を行う。
《へっぽこタフネス》
 ジャッジに常に−10。ただし防御・抗魔だけは、1回目をC扱いとする。

《ちゃんさ魔法》
 火/虚属性のL7までの魔法を使用できる。この時カウントを−24し、命中/攻撃/治療ジャッジには+58する。
 更に魔法レベル+3、射程+3。ただし、消費MPは+5される。
《指令5》《集団統率10》

 今回は直属の部下のみ。行動時にすべてのジャッジに+10する事。
《聖印》《再生(HP/MP)》
《ふぁいなる☆だいなみっくSPE猿》
 フィールド上に「マジンゴーレム」「G.マジンゴーレム」「マジンゴーレム・オルタ」が存在し、パール自身及びそれら全てが行動回数を残していて、なおかつ下記の武器の使用回数が残っている場合に使用可能。
 マジンゴーレム:《ビッグ・G・パンチ》
 G.マジンゴーレム:《G.マジンブースター》
 マジンゴーレム・オルタ:《アンチグラヴィトン・ストーム》
 AGストームで持ち上げ、左右からビッグ・G・パンチとG.マジンブースターで殴り込み、とどめにスト●ーサンシャインを叩き込む事で、任意の範囲1Sqに「絶対命中」「256火+転倒ダメージ」を及ぼす。これは形式こそ物理攻撃だが、発生するダメージは物理/魔法両方の属性を持つため、防御魔法を張る際は物理・魔法に関わらず純粋な数値で見る事。
 今回のシナリオ限定、一発こっきりの必殺技。使用後はこれらの技の使用回数を1回ずつ減らし、パール自身のMPを100減らす事(もちろん、各ユニットの行動回数も1回ずつ消費する)。

 ちなみに通常タイミングの特殊能力としてカウントされるため、《コンビネーション》に組み込む事が出来る。
 かねてからの予想通り「いろいろ騒ぎが起きてるけど、ここが一番面白そうね!」と、攻めて来ました“超公”パール=クールちゃん様。
 今回は「スーパーあたし様軍団」こと3種のマジンゴーレムに守られ、これらと連携するオリジナル必殺技を引っ提げての登場である……が、せっかくの必殺技を披露する暇もなく軍団は全滅、その自爆に巻き込まれるというオチを付けてしまった。

スーパーちゃん様軍団
・マジンゴーレム(L19地)
・G.マジンゴーレム(L24風)
・マジンゴーレム・オルタ(L28虚)
 それぞれ1体ずつだが、下記の合体技を持つ。
《マジンゴーレムトルネード》
 フィールド上に「マジンゴーレム」「G.マジンゴーレム」「マジンゴーレム・オルタ」が存在し、それら全てが行動回数を残していて、なおかつ下記の武器の使用回数が残っている場合に使用可能。
 マジンゴーレム:《GBファイヤー》
 G.マジンゴーレム:《GBバーン》
 マジンゴーレム・オルタ:《アンチグラヴィトン・ストーム》
 AGストームで持ち上げ、GBファイヤーとGBバーンで追撃。起点となるユニットの射程(1〜5)内の1体に対して「絶対命中」「256火魔+転倒ダメージ」を及ぼす。
 使用後はこれらの技の使用回数を1回ずつ減らす事(もちろん、各ユニットの行動回数も1回ずつ消費する)。いずれかの使用回数が切れない限り、使用する事が出来る。
《ふぁいなる☆だいなみっくSPE猿》
 ちゃん様のデータを参照。
 科学と夢と情熱と裏界の頭脳(笑)が生み出した揃う仲魔の史上最悪ゴーレム軍団。ちゃん様の思い付きで、連携必殺技を使えるよう改造されている。信じられるかこんなパワー。
 というか、出す前にやられてれば世話はないのであった。
 なおBGMは「いざ行け!■ボット軍団」(何

“結界破壊者”ノア
レベル 属性 なし サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 知名度
HP MP 敏捷度/
移動
∞/∞(飛)
命中 回避 攻撃 防御
魔導 抗魔 行動 魔石
《全特殊能力:異能》
 《ワールドメトリー》により、すべてのクラスのすべての特殊能力を“模倣”できる。
《魔法:全属性》
 全ての属性、全てのレベルの魔法を使いこなす。魔法レベルは∞、命中値・攻撃力・回復力も+∞な上、《多重発動》もどのレベルだろうがお手の物。
 唯一、射程だけは普通通りである。が、それにもはや何の問題があるだろうか?
《バッドステータス無効》
 転倒やマイナスペナルティ系能力も含めて、すべてのバッドステータスは彼にとって何ら意味を持たない。
 それは、海に角砂糖を落とすのと同じ事である。
《無限裁定の、その先》
 彼へのリアクションは、通常の状態ではどんな値であろうと「絶対失敗」する。アナライズした場合は、このデータと事実情報が齎される程度に過ぎない。
 ただ、もし彼を倒そうと考えるならば、何ら特別な事をする必要はない……実のところ、“ノアの領域”まで辿り着いたウィザードもしくは侵魔(ついでに冥魔も含む)が、直接白兵攻撃を仕掛けるだけでいいのだから(射撃などの遠隔攻撃、それに魔法は例外なく効果を発揮しない。あくまで直接白兵攻撃だけである)。
 この行動に対して、ノアのHPは「20」であるものとして扱い、また彼はいかなる特殊能力/魔法も行使する事ができない(つまり、純然たるフォートレスコアとして扱う)が、その結果彼を失った場合、世界結界は完全に崩壊する。
 幻夢神の使徒にして史上最強のウィザード、そして世界結界のコア。
 世界結界の再起動に際し、彼には再起動を担うコアとしておおよそ無限の力が集結しているため、既に数値としてのデータが意味を持たないレベルにまでなっている。
 しかし、彼が彼自身の領域の中で直接戦うような事があるとするなら、それは世界結界にとってはまさしく“最大の危機”という事でもあり……そして皮肉ながらそれ故に、彼がある意味史上最弱のウィザードでしかないのもまた事実である。

その他

アンデッド達
・ゴースト(L1冥)
・スケルトン(L2冥)※ロングソード装備
・ゾンビ(L2虚)
 ただし、以下の能力が付与されている。
《モブ30》
 この修正により0以下となる戦闘能力値は、0となっている。
《増援》
 ラウンド終了時、このクリーチャーを1d6群追加する。
《無意識》
 今回は意識が残っているケースなので、この能力は適用されない。
《重傷状態無効:ラビリンスシティ内部のみ》
 見ての通り、ルー=サイファーの裁定による修正。シティ外では普通に《重傷状態無効》を適用すること。
 ウィザード集団覚醒案件において「覚醒」し、その直後に流入した雑魚侵魔によってあえなく殺害された人々の成れの果て。
 イノセントとして死んでいくには中途半端な力が妨げとなり、かといって侵魔に殺された以上世界結界からも認知されなくなるため、結果として「侵魔になるしかなかった」者達である。
 そのためか、本来ならば「知性:なし」のクリーチャーであっても、例外的に知性が残っている。ただしその経緯から「かつて属していた世界に戻りたい」という妄執がまさりがちなのは、仕方のない所か。
 ブンブン=ヌーのもとに身を寄せている者はまだマシな方で、中にはどの勢力にも属さない「はぐれ侵魔」になったり、果ては理不尽な運命を恨んだ末、他でもない自分を殺した雑魚侵魔の群れに加わりまでして更なる犠牲者を増やしてやろうとしているような者すらいる。

ブンブン=ヌー
 裏界魔王「魔龍」。以前より何度か人類陣営との交戦報告があり、大抵の場合「ブンブン=ヌーに凡戦なし」と謳われる程の死闘になるケースが多い。
 先の“魔王戦争”でカミーユ=カイムン等と同様に敗退していたが、この程増加した死者たちを取り込んで失地回復を図っている様子。そのため平行世界「黄泉の国」と一触即発の事態に……
 シナリオの進展によっては、本編PC達とも交戦する可能性は(クライマックスシーンも含めて)あるにはあったのだが、実際は棚戸達「死神」と交戦するに留まった。

ヤシャドクロ
レベル 40 属性 冥/虚 サイズ
形状/知能 巨人/人間並み 出現数 知名度 32
HP 1030(−) MP 155 敏捷度/
移動
5/2(陸)
命中 52 回避 35 攻撃 137 防御 84
魔導 34 抗魔 84 行動 29 魔石 S(2)
《骨の身体》
 飛び道具(銃・弓・箒/射)によって与えられた物理ダメージを半減する。
《パワーイレイズ5》《長射程攻撃1》
 合体している時のみ使用可能。《分解》状態では使用出来ない。
《握り潰し》
 《隙間攻撃》に同じ。つまり、このキャラクターから攻撃を受けた対象は、防御力を未装備状態(ない場合は1/2)にしてダメージ判定をおこなわなければならない。
 これも合体している時だけ使用可能で、《分解》状態では使用出来ない。
《分解》
 通常タイミングで使用を宣言する。全身の骨をばらばらに分解することで、《モブ10》を得る。
 命中・攻撃・魔導+10、回避・行動−10、防御・抗魔+15。更に、対単体攻撃のダメージを半減する。
 再び合体するには、戦闘行動を消費する事。
《オールレンジ・スカル・アタック》
 《分解》を使った後、モブ化している状態でのみ使用できる。
 フィールド全体に存在する任意のキャラクターに1回の物理攻撃を仕掛ける。命中・攻撃力判定は1回行えばよい。

《怨念光線》
 命中値72、攻撃力117虚魔、射程1〜8の物理攻撃。
 合体時と《分解》発動時、どちらの形態でも使用可能。
《超再生/HP》
 ラウンド終了時、このキャラクターが生き残っていた場合はHPが全快する。
《痛覚遮断》《無意識》《無視聴覚》《重傷状態無効》
 おばけはしなない。びょうきもなんにもない。
《コンビネーション》《リジェネレイト》
 ブンブン=ヌーの手になる戦略亡者兵器にして、彼女が死者を集めていた真の理由。
 ガシャドクロ(L18冥)をベースに、死者の怨念を集積し強化した人?造クリーチャーで、魔王連合軍幹部が運んでいたコアモジュールから、彼を取り込む形で実体化した。
 戦闘力もさる事ながら、今回の事件で相当数増えた死者の怨念を凝縮した力で動いているため、非常にしぶとい。更に知性も残っており、結果として非常に厄介な相手となっているのだが、行き掛かり上本編PC達とは遭遇せず、柊蓮司および十文字傭兵団が相手をする事になる(上記のデータはブンブンの館に潜入した一文字若葉と御門隆三により齎されたもの)。
 ちなみに、ヤシャドクロ第1号の完成を見た魔王は「これが量産された暁には人界などあっという間に叩いてみせるわ」と豪語したとか、しなかったとか。

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