【第37夜】
イルメーシュア、浮上
<PART−01>
新たなる異変、その予兆
GM >さて!今回のナイトウィザードは…毎度お馴染みの分割状態、アドノレ邸から物語を始めよう!
サクラ >拠点バラバラだしね、仕方ないネ……
GM >アドノレの視界には、毎度ながら育児やら何やらをいやな顔ひとつせず一手に引き受け働いている愛美夫人。
アメジスト >ホント、よくできた奥様だわぁ(^^;
翔真 >もう大分大きくなったのでは?
GM >そうだね、もう幼稚園くらいかな?つまり昼間はあっちにいる(笑)そして、ちゃぶ台を挟んで例のごとく茶を飲みにきている「ひ魔神同盟」の盟友ことヴェーダ。
アドノレ >そして、またきな臭い話?
GM >きな臭くない、きな臭くない(笑)なんせヴェーダは特に用事がなくても「うむ、今日も茶がうまい。奥さんもう一杯」とばかり、まるで散歩コースのようにやって来るし(笑)
愛美 >「はぁーい」ぱたぱた
アメジスト >……もしかして暇なのか、ヴェ−ダ。しかもなんかむっちゃ慣れてるしっ(笑)
翔真 >ぶっちゃけ割と洒落にならない繋がりだよなぁ「ひ魔神同盟」………そしてヴェーダ、お前は堂々と奥方に茶を要求するな(ぁ
アドノレ >Dr.も近所だし、周辺に出没する人間関係も割と洒落に成り過ぎとるぞ
アメジスト >ヴェーダ→アドノレさんのホットライン、情報早いですよねぇ…
GM >そして、ここでお茶を青汁にすり替えるとか?(ぇー
アドノレ >んむ。“不味い。もう一杯”っとばかりにな(笑)
翔真 >テンプレ対応までまるっと含めてネタなのか(苦笑)
ヴェーダ >で、「こ、これは……青汁!?」ってやって“すりかえておいたのさ!”って言われるのか(笑)
アドノレ >「そこで反応が固まる所がまだまだだな」
ヴェーダ >「いやいや。これはこれで、とある著名な格闘術の古書にも記されし由緒正しい反応だからな」北斗の拳だけど
アメジスト >なんとなく「“居候三杯目にはそっと出し”って言葉知ってる?」って聞いたら「居候ではないから問題ないな」って返されそう(笑)
ヴェーダ >そして当然「まずい。もう一杯」までいくのがテンプレであろうな
アドノレ >「アレはイィものだが、格闘術の本なのか」
ヴェーダ >「うむ。異本によれば前世紀の兵器体系、列車砲まで使用したと聞く。その歴史1800余年とは言うが、実に奥深き格闘術と指摘せざるを得ん」
アドノレ >「学ぶべき所は多々あるな」
翔真 >有るの!?って言うか学ぶの!?(ぁ
愛美 >「ふたりともお茶で遊ばないで下さい(ぷんすこ)」(笑)
アドノレ >「ここかなぁ〜」と言いながらする《魂狩り》の特訓。いくつLVがあれば体がはじけ飛ぶのやら
アメジスト >ほっとくと話進まないなーこの二人。面白いけど(苦笑)
翔真 >ツッコミが追いつかん、だと……!?(爆)
弓 >ボケ倒しである(笑)
サクラ >すっかりヴェーダさんが面白キャラに……(ぁ
GM >なにしろ“世界結界再起動の見届け役”なんて役割、そうそうあるようでは困る。彼がこのくらい“暇”な方が、世界にとっては良い事なのだ(笑)
愛美 >「(はぁー)よく続きますねえ、本当に……」
愛美がいくらか呆れ気味に天を仰いだ、その時である。
(コンコン)
アドノレ >「ん?」
ヴェーダ >「そしてかの古書に曰く“あ゛〜、聞こえんなぁ”という言葉はよく知られている通りだが」
GM >するとややあって(コンコンコン)……と。どうやらその音は扉ではなく、窓の方から聞こえてくるね。
アドノレ >「随分と控えめなノック……なのか」 見に行く
ヴェーダ >「……意外にもその初出として“なぁに〜きこえんな〜”というのがあってだな……どうしたのだね」
アメジスト >ここに来て華麗なるスルーが炸裂してしまうのかと一瞬焦った(−−;
GM >ヴェーダが言うのも無理はない。窓の方から聞こえてくる音だが……一見、そこには何もないように思われた。
サクラ >およ?
アドノレ >「姿も無いのに音だけが」
ヴェーダ >「……ふむ」
愛美 >「どうしました?」と、ヴェーダに続いて窓際近くまでやってきます。
GM >すると、また。(コンコンコンコン)……断じて釘を刺す音ではない。
アメジスト >……山崎ハコかい(汗)
GM >という訳で、ちょっと知覚力ジャッジをいってみようか。ここでFったら愉快な事になると前もって宣言しておこう(笑)
アドノレ >おそらく下方向で、窓から死角の位置か。知覚力は15、Fは無いけど見つからないかも
翔真 >”誰か”の視界に入らない様に呼んでいる、と言う事?
弓 >つまり……浮気相手か!
アメジスト >またそういう……(^^;
GM >いや、実はぎりぎり問題ない(笑)まさにその下方向、窓から死角の位置に…今にもタックルの態勢で突入をかけんとする、身の丈13〜4cmの小人がひとり。というか、背中にはトンボのような羽がついているので、いわゆる“妖精さん”の類である。
サクラ >わぉ(笑)
翔真 >ピクシー(翅妖精)?
アドノレ >指でつまんで持ち上げる(を試みたいところだが)
GM >まずその前に窓開けようよ(笑)
アドノレ >ではそのタックルのタイミングを見て(笑)
GM >そっちか!(笑)では床にザシャアアアアアアア!とダイナミックエントリーするしかないなこれは(ぁ
サクラ >アドさぁん!?(爆笑)
アドノレ >「見事なヘッドスライディング。あっぱれである」
アメジスト >無残(−−;
妖精? >「……〜〜〜〜〜〜〜〜……」(o_ _)o
愛美 >「あら、かわいい……」
ヴェーダ >「ほう、ピクシーの来客とは珍しいものだ」と、翔真コメを肯定しておこう(笑)
GM >まともに激突した頭を抱えつつ上体を起こしたその妖精。集まった人間3人を見て……なにやら甲高い音のような声のようなものを発している。
アドノレ >「まぁ落ち着け」 愛美にお猪口持って来て貰って、青汁のおすそ分け
愛美 >「あ。それ……あなたがすりかえた青汁……」
サクラ >酷っ?!(笑)
アドノレ >“毒が無いから飲め”は顔色を変えずに謀るのがコツだ
ヴェーダ >「誰からの差し金であれ、言える事はただひとつだな……“言葉の通じるヤツをよこせ”と(指スナップ)」
GM >だが妖精は青汁くらいならむしろ普通にくぴくぴと飲み干し(笑)そして次の言葉を発する。
「ゆうしゃさま!ここにゆうしゃさまはいらっしゃいませんか!」
アドノレ >「勇者とある意味勇者と愉快な仲間たちがおるぞ」
愛美 >「あれ?言葉が通じましたね。それにしても勇者?勇者って…」自分がそのクラスにあたる事に思い至った顔(笑)
ヴェーダ >「こんな事もあろうかと、意思疎通の魔法を掛けておいたのだ」 ちなみにこの魔術は0−Phoneの《エスポラント》技術の礎になっているぞ(何
翔真 >ピクシーと会話が成り立つ種族って?………大いなる者とか使徒、後は妖くらい?
アメジスト >あのー、アム妖精女王のコネ持ってるんですけど(^^;
GM >しかしアムはここにはいない!(笑)この場合は、当のピクシー本人が人間語を理解できてなかったというオチだね。
アメジスト >なるほど。使者はもっとちゃんと選ぼうね(^^;
妖精 >「よかった、つうじた! ……あのあのっ、ゆうしゃさまにきてほしいのです!いますぐっ!」
ヴェーダ >では横で「……などと供述しており、当局では何らかの関与があるものとみて慎重に捜査を進めています」と(ぁ
アドノレ >「魔法少女コスプレで出勤を要求されてるぞ」
愛美 >「もうやりませんよ、この年になって子持ちの魔法少女だなんて!?(笑)」
翔真 >………………あれ?これってひょっとして愛美嬢とアドノレの子に「勇者」の力が受け継がれるとかそう言う事?
GM >いや、単にウィザードとしては引退して久しいし、そもそも年齢的に白スク水はもうツラいという事情も(笑)
弓 >つまりプリキュアに(違)
アメジスト >魔法少女アユミリーアか……たしか、臥龍学園に後継者いませんでしたっけ?
GM >うん、いるけどそれも随分前の話だね(笑)今ならルミナスアンジェこと天導るみなあたりが、ほぼ後継者ポジかな?
アメジスト >それも納得(^^)
アドノレ >「そうか。では先に我らで様子を見に行く方向でも構わんがどうする?」
ヴェーダ >「噂に名高い白スク水の魔法人妻とな。それはそれで随分マニアックなチョイスではあるが、様子を見に行くという意味では賛成だな」
サクラ >……その昔、「奥様は魔法少女」という漫画が御座いましてね(こら
アドノレ >「では通訳を頼む」
ヴェーダ >「良かろう。要はシーン毎に掛け直せばいいのだな」おお、メタいメタい。
アドノレ >「勇者様はお忙しいため、側付きの我らが様子を見に伺おう。それで片が付かなければ御大の出馬と相成ろう」
愛美 >「という事は…お出掛けですね?」
アドノレ >「んむ。折角だから野次(げふん)妖精の声を無視するのもどうかと思うのでな」
愛美 >「わかりました。遅くなるようなら連絡をお願いしますね^^」
アドノレ >「という訳で妖精に賄賂を渡すので、何かおやつを用意してくれ」 キャラシーに乗らない程度のおやつもって出発
愛美 >「はいはい(笑)いってらっしゃい」
妖精 >「ふぅ、はなしがつうじてよかった…………こっちです!こっち!」
ヴェーダ >「しかしあれだな。妖精の声に導かれて旅立つなど、まるで…………あー、いやなんでもない。なんでもないのだ」(ぁ
◆ ◆ ◆
GM >一方その頃、人工衛星「ルシファーズ=サン」。ここはIDOLシステムの中核をなすパーツを組み込まれ、世界結界の支援と裏界との休戦協定を両立する、世界防衛の要である。
ウー=バル >そしてその内部奥深くでは、日夜を徹してボクとアムの愛の営みが…
サクラ >きゃあきゃあ(*ノノ)
アメジスト >「四六時中はダメよ(−−;」
アドノレ >度が過ぎると頬に手形の愛の軌跡という流れだな(笑)
アメジスト >「……夜ならまぁ(汗)それそのものは否定しないけど、際限なくなると本業に差し支えるから、ね?」
ウー=バル >「むぅ……というか、そもそもここは1日中夜みたいなものじゃあないか?」
GM >宇宙空間だからね。しかたないね。(爽)
アメジスト >・・・・・・しかし、こうなる前は研究に没頭すると徹夜も珍しくなかったわけで……それに比べれば健康的になったのかもしれない(笑)
ウー=バル >「ふむぅ……それならあれだ。実際の行為を伴わないならいいんだよね」
アメジスト >「……どうしてそういう子供の言い訳に走るのかしら」
ウー=バル >「まあ、そう言わないの。実はキミに、是非やって欲しい事があるんだよ……」
アメジスト >「……やってほしいこと?(^^;」
翔真 >プラーナを吸い上げるのか?
ウー=バル >「うん。…………“は だ え ぷ”」(どや顔)
翔真 >ォイ(苦笑)
サクラ >ウーさん…………(Die爆笑)
アドノレ >今度ウ=ス異本を適当に差し入れよう
ウー=バル >「これならボクは見るだけで愉しめて、キミはキミで身体に負担が掛からない。じつにいい考えだと思うんだけど、どうかな」
アメジスト >「あのねぇ……やったが最後発情して野獣化するのが目に見えてるのに誰がしますか!」
ウー=バル >「えー……じゃあ、これは言わなくてもいいのかなぁー……」
GM >露骨に不機嫌そうな態度を取りはじめる魔王。これはこれで、実にわかりやすい。
翔真 >交換条件を持ち出すとは、流石魔王(苦笑)
アメジスト >「これ? 一体何の話?」
ウー=バル >「やー、ほら、うん。ボクは四六時中ここにいてキミと世界結界を見てる訳だけどー…(チラッチラッ)」
アメジスト >「訳だけど?」
ウー=バル >「あぁー、どうしよう。ここ(喉元)まで言葉が出掛かってるのに、どうしても出てこない!困った、困った!(チラッチラッ)」
GM >……このように魔王はいちいちわかりやすいリアクションに終始しており(以下略笑)
サクラ >ぶは(笑)
翔真 >下手に策を練るより、要求がめんどくさい物に変わらないうちに妥協しておくのもアリかも知れませんね。
弓 >うむ。相手は仮にも魔王だからねー
アメジスト >「(何かあったかしら……? もしかして何か見落としてたとか……)……はぁ。もし何か問題があったら仕事しなきゃいけないんだから、それが終わってからでいい?」
翔真 >ふむ、上手い妥協点かもですな。話の内容によっては即時動く必要が有るかも知れないので、その断りを含みつつ“仕事が終わってから”と確約をして見せるのは十分検討に値するかと。
ウー=バル >「だが断る。ボクの心の声が叫ぶんだ……アムのはだえぷを見たい!今すぐ!とね。そうしたら、思い出せるかもしれないんだ(キュピーン)」
翔真 >お前、もしかして……それを言いたかっただけじゃないのか?(苦笑)
GM >という訳で、これは……交渉事だし、精神力ジャッジかな!(笑)
翔真 >あとは気合で押し切れ、と(苦笑)
アメジスト >精神力? 基準値15〜……24です
GM >では、そこからすったもんだの押し問答(正味8分)の末……「(ふー)わかった。わかりましたよ……じゃあこの件が終わったら、はだえぷ一発で手を打つよ」と、とりあえず折れてくれたようである。無論、はだえぷの線だけは折れなかったようだが(笑)
アメジスト >はだえぷ一発ってなに、一発って!?
弓 >お前は横島クンかシティーハンターか(笑)
翔真 >両方とも微妙に責め辛いキャラだ(苦笑)
ウー=バル >だってさぁ、こっちは楽しみといったら
アメジスト >その格好のまま相手せよと! まったくもう、この助兵衛魔王は!(笑)
サクラ >まぁ気持ちは解らなくm(騎兵槍グサー
GM >イベントシーン「アムとはだえぷ」のフラグである。なおNWOSは良い子向け全年齢対象なので、シーン中画面は暗転します
アドノレ >よいこはAボタンを押してね
アメジスト >「わかりました。あなたも譲ってくれたんだしこっちも……って一発ってなによ、もう。それで、いったいなにがあったの?」
ウー=バル >「ああ、うん。この世界結界の……ここにある陰りさ。前々から気になってたんだけど、キミら的に見てこれ、いいのかな?」
翔真 >有るのか?
GM >ウー=バルが指差したのは、全天モニターに表示された世界結界の状態。彼が示した一点、確かにレントゲンで言う陰りのようなものが見える。これは世界結界の脆弱な部分を意味するんだけど、それにしても位置的な変動がみられないのは妙なところだね。
アメジスト >「ここのことね。 前々っていつごろから?」
ウー=バル >「最初から。その時はもっと全然薄かったから、よくある事だと思って気にしなかったんだよね」
アメジスト >「最初からって……まあたしかに、よほどよく見なければ気にもならないかもしれないわね」
ウー=バル >「でもさ。例の“再起動”のあたりからさ……気のせいかこれ、どんどん大きくなってる感じなんだよね。モニターの不具合とかかなとも思ったんだけどそうでもないみたいだし、これ調べてもらってもいいんじゃない?」
GM >補足すると、不具合というのはこの場合、液晶ディスプレイでいう所の「ドット抜け」のようなものだね。
アメジスト >「再起動の辺りだと……確か以前の観測データがここに……確かに。幾分陰りが濃くなってるみたい」
翔真 >要調査案件、と。
GM >だね。この場合は、くれはに相談を要するという意味だ。魔王なり冥魔が絡めば即MASTERS案件だけど、現段階ではそうとも言い切れないからね。
アメジスト >「これは放置するには不安を煽る変化よね。 なるほど。代表代行にお伝えした方がよさそう。ありがと、ウー」
ウー=バル >「なぁに。という訳で後ではだえぷ一発、ヨ・ロ・シ・ク♪」
GM >……という訳で、くれはに連絡を取ろうって所でいったんシーンを切りまーす。
アメジスト >「それじゃあ私は報告に行ってくるから。約束は戻ってからね」ちょっと背伸びして軽いキスをしてシーンエンドー
◆ ◆ ◆
GM >臥龍学園、職員室……そこは教員・相羽 翔真の日常の舞台である。時期的にはちょうど夏休みを控えた時期。そう、ここまでずっと黙ってたけど、実は前エピこと第36夜から半年が経過しているのだった。
翔真 >その時期なら夏休みの宿題の作成に追われていそうだ(苦笑)
GM >そういや学科は現国だったね!?(笑)……と、そんな職員室に「失礼しまぁす」と、やや間の抜けた少女の声が響く。
翔真 >一応視線をそちらに向けてみましょう。
GM >入室してきたのは、第一印象にして“ちっちゃくてまるっこい”というこの少女。臼本 憂あらため初である。読みは変わらないのがミソだ(笑)
翔真 >おぉ、今度こそイベント終了後と言うわけですな(^^)
GM >うむ。以前は魔導書「うすいほん」の子だったが、今は本来の身体を取り戻し魔術師として再び道を歩み始めているね。
弓 >魔導書か。そういや持ってるなあ……ナカーマ(笑)
翔真 >とりあえずは直接呼ばれでもしない限りは仕事続行、下手に応対して向こうにプレッシャーを掛けるのも何だしね(苦笑)
GM >でも、その彼女がどういう訳か今回はまっすぐキミの所にやってくる訳だ。「相羽せんせい、ちょっと…いいでしょうか(、、)」
翔真 >って俺か(苦笑)「ん?何だ?」手を止めて向き直ろう
初 >「あの、実は…(きょろきょろ)生徒指導室、ご一緒に、いいでしょうかっ」
GM >初が周囲を見回したのは、その場が職員室……他の教員もいるからであろう。
翔真 >「解かった、ちょっと待っててくれ。」ウィザード関連のお話了解(ぁ
若葉 >向かい側から“ほらほら、いってこーい”と合図(笑)
GM >男性教師と女子生徒が生徒指導室でふたりっきり。場合が場合なら実に危険がデンジャラスなシチュエーションだが、もちろんそんな事はない。ないんだったら。(笑)
翔真 >では指導室の一つに入って椅子を勧めましょう。
初 >「ありがとうございますのです(ぺこり&すわりすわり)……あの、お時間とらせちゃってすみません」
翔真 >「生徒の相談に乗るのは教師の務めだ、謝られる事ではない。それで、話とは何だ?」
初 >「実は、そのですね……ウィザードとしての調査許可が欲しくて、きました(、、)」
翔真 >「調査許可?………解かる分で良い、詳細の説明を頼む。」
GM >月衣から学園図書館保有の地図帳を取り出し、テーブルの上に置いてから、小さな手でページを開く。「……最近知り合いに聞いたのですけど、このあたりでイノセントの失踪事件が相次いでるそうなんです」
翔真 >地図を確認しつつ話を聞いてます。
GM >さすがに図書館の本に印をつける訳にはいかないので「このあたりから……このあたりです」と指で円を描く程度だけど、そのページは横須賀の、大楠山〜衣笠界隈。普通の地図帳なら広域扱いで大雑把な縮尺がとられる事が多い地域だね。
翔真 >0−Phoneで画像を記録しておきますね。
GM >了解〜。いちおう知力ジャッジでもしていただこうかな、失敗しても大丈夫だけど(笑)
初 >「フリーランスのウィザードに、一度調べてもらうよう頼んだそうなんですけど……なんだか、そのウィザードも行方が分からなくなってるみたいで」
翔真 >「なるほど………一人で行かない、必ず3人以上。出来れば4人以上でと言う条件を飲むなら、許可を俺の方から上に申請しておく。」 と言いつつ知力ジャッジ〜……辛うじて15(苦笑)
GM >うん、大体把握できたね。で、初はそこで話を終わらせずに続けてくる。「……そ、それがですね…先生は、学生のレベルリミッターはご存じですよね」と。
学生のレベルリミッター……それは、初たち学園生PCが多く所属する
「プライムシリーズ」上で展開するセッション上に設けられる、開催レベルの事である。
これは、まだ人格が未熟なウィザードの「暴走」を防ぐための手段のひとつでもあり、
臥龍学園においてはミッションを受けた段階で、MCカード上にて自由に設定する事が出来る。
ちなみにレベルリミッターはGL7、GL10、そしてGL15の三段階で設定されているが、
多くの場合はGL7、高くてもGL10での開催となっている。
翔真 >「無論、だがそのリミッターで支障が出るほどと判断する要素が有るのか?失踪したウィザードのレベルがリミッター設定より上だったと?」
初 >「じつは、そうなんです……(おずおず)」
サクラ >…うぇ、GL15ならほぼベテランクラスやん(汗
初 >「多分、ひとりだったのもあるとは思うんですけど…もしリミッター以上のレベルだったら、多分今の学園で手を出せる人はそうはいないんじゃないかなって」
翔真 >「(嘆息)なら、先の話は撤回だ。お前達学生に任せる訳には行かん………まぁリミッター解除の上で20オーバーの面子限定と言うなら考えなくもないが。」
初 >「…ですよね」
翔真 >「普通に考えたら、それだけの力量を想定される相手となると、ユニオンに報告して調査依頼を出すと言う方が自然なのではないか?」
初 >「……うう、ですよね。ですから、先生に相談する事にしたんですけど…(、、)」
GM >そりゃそうである。なぜなら喫茶店「MonAmi」がラビリンスシティへと移転した今、この臥龍学園こそがユニオンの(逢守神社と並ぶ)一大拠点。そのウィザード教師といえば、ユニオン職員も同然だ(爆)
翔真 >まぁ確かに(苦笑)
初 >「……それで、ここからがほんとのお願いになるんですけど、先生が一緒でもダメ、でしょうか?」相羽せんせいの顔色をうかがいつつ。
翔真 >「………つまりお前が(臼本嬢)直接現場に行って確かめたい事がある。そう言う事か?」
初 >「ダメなら仕方ないんですけど、それならこの報告で終わりという形でいいのでしょうか……具体的なデータがないと、たとえユニオンといっても、はっきりとは動けなさそうな気がしまして」消え入りそうな声で、それでもはっきりと。
GM >そう。いかに臥龍学園といえど、レジェンド級に参戦できるウィザードの数は僅かなもの。そして目の前の初こそは、そのひとりなのだ。リミッター全解除時の戦闘経験という点では少々疑問だが、逆に言えばこれが、経験を積ませるにはまたとない機会にもなり得る訳だね。
翔真 >複雑な所だ(苦笑)
アドノレ >逆に言うと、証拠が掴めなければどうなるのだ?
GM >もし掴めなければ……ほん子がしょーまくんにオシオキされるだけで済む話?(笑)
初 >お、おしりぺんぺん程度で、おねがいします…(///)(ぉ
翔真 >今どき教師がそれやったらセクハラで大問題だからなっ!?(汗)
サクラ >(爆笑)
若葉 >まぁ、いちおうあれで小学生じゃないからなぁ……前世紀ならいざ知らず、だな(笑)
翔真 >見た目がどうこーは関係ないのじゃよ(苦笑)
弓 >しょーまくんのシーンはツッコミ所がないなあ(笑)
翔真 >「確かにその通りだが………仕方ない、良いだろう。調査でどれ程役に立つか解からんがそれでも良いなら俺が同行しよう。」
初 >「あ、ありがとうございますっ!(いっそ申し訳なさそうなくらい激しく頭下げ)」
翔真 >「無理はするな、生き残る為以外は何が有ってもだ。良いな?(苦笑)」
初 >「証拠さえつかめれば、無理はしませんのですっ(ぺこぺこ)」
GM >という訳で、翔真は初を伴い大楠山界隈へと向かう訳なのだけど…ここでシーンチェンジだね。
GM >ここはいつもの横須賀、弓にゃんこハウス(命名 >こんな付け方するのヤツしかいない)
翔真 >………何時か誰かから本当に「ここがあの女のハウスね!」とか言われそうだ(苦笑)
そら >ココガアノオンナノハウスネ(棒)
アメジスト >ぶは(笑)
そら >…いわれそうだというので いってみました(てへ♪)
翔真 >態々言わなくても良いのだが!?Σ(’’;
そら >じゃあ……あのおんなっ!ハウスっ!!(ぇー
翔真 >それも意味が全然違う!?(苦笑)
サクラ >(Die爆笑)
そら >にゃんこなのに いぬごや(o'ヮ')o
アメジスト >今ググって、はじめて「ここがあの女のハウスね」の元ネタを知った私……(^^;
GM >とにもかくにも、イレギュラーズとの外界における冥魔討伐任務の合間に戻ってくるこの拠点といえば、やはり癒しはエリスであろうか。
弓 >おうちなら、ごろごろダラダラ(_△_)
翔真 >(実年齢30歳超えの女性が自宅で同居人に家事の殆どを任せつつダラダラしているって………(ぁ))
弓 >おやすみなら、怜の家でだらだらごろごろ(場所が違うだけである)
エリス >「もう、そんなにごろごろしてると本当に根っこ生えちゃいますよ?(くすくす)」
弓 >とゆーか、エリスももうちゃんとお給料でてるのだから、独り立ちしていいのよ
(´・ω・`)
GM >やー。もともと世話好きなエリスであるからして、部屋の荒れ(アレ)っぷりを見るに見かねたのだ(笑)
翔真 >まぁエリス嬢的に弓ちゃんを放っておけないのは解かる気がする(笑)
弓 >「業務範囲外だから、そこまでしなくていいのよー?」 服以外のモノは増えないから、荒れてはいない……はず……
エリス >「そういう訳にもいきません(ふふっ)服を着れば当然洗濯物は溜まりますし……こうして綺麗にしておけば、次に着る時困りませんからね(ぱたぱた)」
弓 >「まとめて業者に渡すからいいのに、もうー……(しょうがないので、もそもそ起きる)」
エリス >「もしそうだとしても、ぐちゃぐちゃなままよりは綺麗にした方が業者さんも気持ちがいいものだと思うんです」
弓 >「もー、マジメさんねぇ、エリスは(なでなで) 私なんかよりも、彼氏みつけて尽くしてあげればいいのに……まぁ、そこらの馬の骨にはうちの子はあげませんけどー」
エリス >「だって、柊さんにはくれはさんが…」(ぁ
サクラ >嗚呼(ほろり
GM >その柊はとうにこの世界への帰還を果たすや、秋葉原WUの総評職を半ば一方的に押し付けられたとの噂(ぁ
翔真 >やはりか………まぁ放って置かれる訳は皆無だよな(^^;
アメジスト >それはまた……デスクワークで苦しんでるんだろうなー(苦笑)
GM >尤も当人はそれで大人しくしている道理もなく、もうアンゼロットからの召喚もない以上秋葉原界隈を往年通り水を得た魚のごとく飛び回っているようである。と、これは余談。
弓 >「アレはやめときなさい( ̄▽ ̄; エリスもアムと同じでだめんずな所あるから、心配ねぇ」
アメジスト >クッ……否定できない(==;
エリス >「だめんず、ですか?……でも、翔真さんはあんな感じですし、アドノレさんには奥さんがいらっしゃいますし(きょとん)」
←そもそも交友範囲内に男が少ない問題(笑)
弓 >「……まあ、基本怠惰な私が言っても説得力がないのだけど(はふ)」 やはりコイズミか……
GM >あれはコイズミの片思いくさい(笑)
アメジスト >頑張れエリス嬢(ほろり
弓 >「最近は学校行ってもレアキャラ扱いだし、みんなが十分戦力になってるから、任務も出番ないのだけどねぇ……」
ころころ(_△_)
GM >…なんて感じでやってると、そこに着信があったりする訳で。「あ、わたし出ますよ!」とエリスは言うのだけど、大抵弓の方が先に取ってる罠(笑)
翔真 >反応速度がダンチだからなぁ(苦笑)
弓 >「ん、こちらリリス」 ただし足で(笑)
エリス >「……(^^;」 いいのかなぁ、という眼差し(笑)
GM >すると。『…私だ』と連絡を寄越してきたのは他でもない絶滅社のCEO、“ジェネラル”……またの名を、裁定者BABEL。
サクラ >わぉ、大物
弓 >「珍しいですね?(ちょっと驚きつつ、くる、とスマホを回して、腕を滑らせて肩に載せると、頬で固定しながら着替えはじめつつ)」
“ジェネラル” >『私が連絡をするという事は、世界結界に重篤な問題が発生し、任務の必要が生じた……という事だ』
弓 >「承知してますわぁ。 すぐに合流を? それとも緊急で出撃ですか?」
“ジェネラル” >『横須賀近辺で世界結界に不穏な状況が見られる。カサンドラ機関の報告によれば、向こう48時間以内に大規模な空間変動が起こる確率は86%にのぼっているとの事だ』
アメジスト >うわぁ、大事じゃないか(汗)
翔真 >結構洒落にならない事態だ(汗)
“ジェネラル” >『……MASTERS案件とすべきかどうかについては今だ不透明な状況であるため、今回は暫定的に単独任務とする。内容は周辺状況の確認と、原因があればその排除だ』
実は、この時点で実情報告はまだどこにも上がっていない……というのもこの情報自体が、
世界最初の裁定者たるBABEL独自の情報網によるものだからだ。
ちなみに現状、翔真が初から話を貰った時点ではまだWU案件にすらなっておらず、
アムがくれはに報告するのも、この後の話である。
アメジスト >ですね。それにしてもこの時点でそこまでの高確率が試算されてるって、現実的にはほぼ100%……(==;
弓 >「了解、現地に急行します。 情報はエリスとノーチェに回してください。 二人は私とそちらからのデータを分析して、必要なところをこちらにフィードバックしてちょうだい」
エリス >「はいっ。じゃあ、まずはノーチェちゃんと連絡とりますね」 つまり、彼女が所属してるイレギュラーズは自動的に呼び出すっていう事になりますけどね(笑)
“ジェネラル” >『よろしく頼む。情報はメールにデータを添付しておこう……その上で、もし状況確認の際MASTERS案件の要ありと判断した場合は早急に報告して欲しい。そのように取り計らう』
アドノレ >なお、君もしくは君のメンバーが……
GM >そっちかい(笑)えー、添付されたデータによれば……その界隈とは大楠山の周辺区域。アムがウー=バルに言及され、また翔真(と、実はアドノレ)がそれぞれ独自に向かっている場所だったりするが、先の事情でその状況は今のところ明らかになっていない(ぁ
弓 >「了解」 データはエリスにも転送しつつ、 「エリス達も警戒してね。 じゃあ、リリス、出るわぁ」 ばさ、とゴスロリ翻してバイク出して。 バイクは乗り捨てるもの!
エリス >「はい。大丈夫だとは思いますけど、お気をつけて…」
サクラ >つまり現地集合パターン…?(笑)
GM >ところであそこ、バイクで登れたっけか……まあいいや(笑)
弓 >まあ、その時は近くで降りて月衣に放り込むだけです。そもそも自分で飛べるし、偽装以上の意味はないのである(笑)
翔真 >ウィザードに物理的要素による不可能は余り無い(ぁ
◆ ◆ ◆
GM >平行世界「D=アース」。ロンギヌスの保護下でジークによる復興路線もいよいよ軌道に乗り、それに伴いウィザード達も少しずつだが育ち始めている、そんな状況である。
翔真 >軌道に乗り始めたか、それは喜ばしい事だ(^^)
サクラ >ですねぇ……(しみじみ)
GM >で、サクラはそのD=アースにて学生生活を送りながら、時にジークの元へ通い直衛を務め、あるいは上空に停泊したロンギヌスの空母でファイアフライの仲間達と通常の任務についたりという、それなりに忙しい日常を送っているのだった。
サクラ >なるなる、それは確かに忙しい(笑)
弓 >近衛(デート)
サクラ >弓さぁん!?(がびーん)
GM >……ちなみに件の写真については、策謀家の誰かさんがジークに送りつけてそれはそれは好評だったらしい。犯人は弓かそれともアドノレか(ぁ
サクラ >ぬあああああ!?(笑)
GM >さて今回はその空母甲板上で、ファイアフライのチームメイトたちが離着陸訓練を行っているその頃である。相変わらず勝手な方向に飛んで行く砕。正確丁寧だが迅速さに欠ける古都。その一方で機械の様にミリ単位の正確さを発揮するA2。そこまでではないが特に難もないいぶき……
サクラ >「砕のアレはある意味才能なのです……」 空間把握能力ぶっ壊れてるのにエース級の活躍というな!(笑)
翔真 >パイロットには激しく不向きだと思うのが正直な所(^^; 恐らく複座機のガンナーやる方が合ってるタイプ(^^;
十蔵 >実は同じ結論に至ってるんだが、同乗者2名にしないといろいろとなあ(ぁ
サクラ >……(頭抱え) <モテモテ砕くん
弓 >いちばんいいのはAC方式ですよ。戦場まで輸送して、あとは勝手にやらせる(笑)
GM >そして当人はそんな思惑など何処吹く風、ただ「自由に飛びたい」とのたまう。まさに平常運転。
アメジスト >そして当人のアタックタイプは白兵(苦笑)
翔真 >公式リプレイ2話目にしてキャスターに変わっているから、いけなくも無い筈(ぁ
アメジスト >ふむ、言われてみれば。その方針転換の影になにがあったのやら(苦笑)
サクラ >あれ、砕は最初に登場したリプレイからスペルキャスターだったような。異能者のスキルに魔法を使った白兵攻撃があって、それをメインにしてたんだったかな
アメジスト >そうでしたっけ? 何しろリプレイ一話はサクラの活躍ぶりがとにかくインパクト強くて(笑)
サクラ >まぁ、ジークフリードの見た目がモロにWBの系譜だから勘違いしやすいのもやむなし(^^;
GM >ちなみに十蔵はサクラと一緒に艦内で、チーム全体のデータを取っている。というのも、緊急時に急速展開できるプランニングを坂井司令から要請されているのだった。
十蔵 >「(モニタリングしながら)この際BKの導入でも考えるかねぇ……どうかね、翼ちゃんや」
坂井司令 >「今は司令と呼んでください……あれはあれで、大きさの問題がありますから」
十蔵 >「おぉ、悪い悪い(笑)」
サクラ >「なんでも、絶滅社で専用部隊が発足したと聞きましたが…」
坂井司令 >「メイガスブレードね。まだ世界結界外の任務に供するには、全体的な錬度の問題があるみたいだけど」
そりゃロンギヌスと一緒にしちゃアカンともいふ(笑)
と、普通に登場しているこの女性は「ファイアフライ」の司令官、坂井 翼。
双子の妹・空と共に、公式リプレイ「星空のラストリゾート」を初出とする。
ちなみに本作のヒロインは「杉崎 そら」、イレギュラーズに所属している別の公式NPCは「姫宮 空」なので、
本作において「そら」と呼ばれる女性は、3人存在する事になる。とってもまぎらわしいね!!(笑)
十蔵 >「って、やっぱそうかねえ……そりゃあ規格は出来るだけ統一して置いた方が、いろいろと楽だしなぁ」
サクラ >「その辺りは、既存箒はまだまだ現役なのです」
十蔵 >「そりゃそうさ。そして、BKだって基本規格は統一化してる…問題は両方を混在させた場合の運用上、整備上の部分さ」
GM >余談ながら某鉄血のギャラル何某はそういう意味では非常に論理的な運用をやってる訳だ。同じ機種ばっかりだけどさ!(笑)
弓 >しかし古代騎のオリジナルはこっちが持ってるもんねー。いつか主人公に渡す為に(笑)
翔真 >何処の主人公にだ(苦笑)
弓 >いつかロボット物になった時に、こう、アドに司令官やってもらって、私はこう、理事長ポジとかで(笑) そのために拾った守護鋼騎をコツコツと改修しつつ、量産機を絶滅社でですね(笑)
GM >つまりナイトウィザードからメタリックガーディアンへの更改ってフラグですねわかります(笑)
サクラ >「あー、単純計算でも2倍。BKの関節回りも考えると倍率ドン!……なのです」
坂井司令 >「……BKの導入に付いては、検討はしておくわね。今は少しでも、スクランブルの所要時間を減らす事が第一課題だから」
GM >目立った事件もないのにスクランブルの訓練。しかし常に高い練度を求められるロンギヌスにおいては、寧ろこれこそが当然である。
サクラ >兵隊の錬度は兎にも角にも訓練なのです!実戦を潜れば潜るだけ、型が崩れて状況が変わるとガタガタに……
十蔵 >「しっかし、一番安定してるのがA2、ついで酒匂だもんなぁ……」
なおサクラは3番目(笑)
サクラ >「個人的に、砕の勢いと古都の慎重さを足して2で割れば丁度良いんですけどねー」
弓 >あ。今、サクラがフラグ立てた音がした(笑)
サクラ >アイエエエ!?フラグ!フラグナンデ!?
弓 >うん。二人の子供が出来ても、これが双子で、やっぱり正反対のとんがった能力傾向になるフラグが……(笑)
サクラ >ぶっは!?(笑)
アメジスト >あまりにもリアルな未来像が(笑)
翔真 >有り得そうだ(苦笑)
サクラ >ただこー、PLの個人的な感想なんだけど。砕のあまりの朴念仁さに二人が共謀して……なんてルートもありそう(こら
GM >そして砕ハーレムで倍々ゲームか……(笑)
十蔵 >「ま、それにしても最近は俺らが本気でかからなきゃいかんような任務自体が減ってるからなー。イークォルスも大人しいもんだし、そのうち俺らも帰還の運びになったりして」
サクラ >「あ…………うーん、帰還、かぁ」
翔真 >流石に軽くは考えられない事だな。そしてそう遠くない未来に結論を出さなくてはならない事案。
サクラ >ぶっちゃけた話、凄い悩んでると想うんだよねサクラ。やっぱりFtEが故郷だし、家族や血縁も居る。けど、こっちで仲良くなった人達も居るしねぇ
アメジスト >アドバイス出来るような話でもないしねぇ……
十蔵 >「ん、何かなたいちょー()……って聞くだけヤボかねぇ(ぽりぽり)」
サクラ >十蔵にはお見通しか(笑)
坂井司令 >「ジーク陛下と赤羽代表代行…いえ、もう代表でしたか。その裁定次第でしょうけどね」
サクラ >「まぁ、先の話をしてもしょうがないのです。今は、与えられた任務と…当座は訓練をしっかりしましょう!なのです」
十蔵 >「だな」
GM >と、十蔵が頷いたところで…坂井司令のもとに連絡が来る。「はい、ファイアフライです……分かりました、お話をうかがいます」
十蔵 >「んあ?」
サクラ >「どうしたのです?」
GM >司令の意を察した十蔵が、メインスクリーンをつけると……「やあ、諸君」と映し出されるジークの姿に、ざっと敬礼するブリッジクルー(笑)
翔真 >いきなりトップからの通信とか、そりゃ驚くだろう(苦笑)
サクラ >「ジークくん?!…失礼しました。ジーク陛下、どのようなご用件でしょうか?」
ジーク >『ああ、任務中のところすまないねサクラ……実は、君達の力を借りたい事態が生じてきているんだ』
十蔵 >「我々の、力…ですか(はぁ)」 サクラにによによしたいんだが(笑)
サクラ >「了解なのです。必要であればそちら(宮殿)までお伺いしますが……?」
ジーク >『いや、このままで構わないよ……唐突だけど、ビフロスト構想って知っているかな?』
サクラ >PLは聞いた事はあるかな。確か、協会が各平行世界と共同でエミュや冥魔に対してとった防衛協定…みたいなモンだったかな?
GM >そう、それだ。ちなみにこれ、かつてのMASTERSメンバー・蟻塚 鋼地が提唱したものでもある。
アメジスト >懐かしい名前が(^^;
翔真 >ちゃんと機能しているあたり彼が優秀だった事が伺える、中の人も優秀だったしね(^^)
サクラ >では、この場で話の続きをききましょうか
GM >うん。じゃあ、そのPL知識に付いては坂井司令の発言で代弁しておくとして(笑)
サクラ >らじゃ(^^;
ジーク >『うん。実は、そのビフロスト構想に準じて我がD=アースでも他の平行世界に物資の輸出を行っているのだけど、その定期便が消息を絶つ事例がこのところ増えてきているんだ』
坂井司令 >「つまり、その実態調査を我々に…?」
ジーク >『此方のウィザード戦力も徐々に育ち始めてるとはいえ、平行世界間を移動できるだけの実力を備えた者については、まだまだ僅かばかりだからね』
サクラ >「…界賊か、はたまた別の原因か。何にせよ、看過出来る問題では無さそうなのです」
十蔵 >「ってー事は、今回うちらは船ごと参加って事ですかね陛下?」
ジーク >『それではこちら(宮殿)が手薄になってしまうからね、人選は任せるよ。そういう事で、頼めるかな……?』
サクラ >「…了解しました。謹んで、拝命致します」 まぁそういう訳で詳細な資料を送ってもらいたいかな。こっちが取りに行くのでも良いけど(笑)
GM >ではご希望通りに……って、取りに行った方がいい?(笑)どっちみち、資料はアンジェリアが纏めてくれてるけどね!
サクラ >…いや、お仕事とプライベートは分けるのが出来る兵士なのです(ぎりぃ)
翔真 >彼女も息災な様で嬉しい限りである(^^)
坂井司令 >「了解致しました。人選はこちらで行っておきます。つきましては、資料の送付をお願いいたします」
ジーク >『了解だ』
十蔵 >「ま、人選はたいちょー()に任せるわ(笑)」
サクラ >「うぅ、その()は止めて欲しいのですっ」
GM >という訳で、追って資料が送られてくる。輸送物資の内容は、D=アースで潤沢に採掘されている魔導物質。これを輸送箒でもって、平行世界「黒き妖精郷」に向けて輸出しているんだ。
サクラ >ほほう、「黒き妖精郷」ですか
GM >そう、その黒き妖精郷の守護者“白髭王”ゼドから入った、「D=アースからの物資が届かない」というクレームが今回の発端だね。しかし、言うまでもなくD=アースからの輸送便はきちんと出ている訳で。
サクラ >ゼド王の発言が嘘で無い限り、何かが起こってるとすれば道中かなぁコレ
GM >そうだね。ちなみに輸送物資が「黒き妖精郷」に届かないとマジックアイテムを作れない、作れないと流通に載せられない、載せられないとウィザード社会そのうち大弱り、という三段落ちのような流れだ。
サクラ >うわぁい、責任重大(^^; まぁそれはそれとして。輸送ルートの洗い出しに現地調査は必要そうかな?
GM >ああ、コース自体は行き先もはっきりしている事だし、確定している。問題はその間に何が起きているのか……ジークが知りたいのはそれだね。
サクラ >ですよねー。で、D=アースからウィザードを出すのは今のところ無理、と……?
GM >D=アースのウィザードに10レベル以上の実力者なんてほとんどいないから、現状では専守防衛で手一杯だね。イークォルス?…まあ、あれは(笑)
翔真 >流石に例外枠かと(^^;
アメジスト >流石に数に入れちゃダメでしょ(^^;
サクラ >なんかの拍子に元に戻られても困るしね(^^; ……もろもろのPTバランスを考えると元祖FFメンバーが現地調査、A2といぶきちゃんが待機・後詰になるかなぁ……
翔真 >相手のデータがハッキリしているなら相性等も有るだろうが、調査能力とかを加味するとそれなりに人選は決まるだろうな。
サクラ >多分、いぶきちゃんは私よりしっかりしてるから、万が一のフォローは効くと思うので(^^;
GM >了解。なお、輸送に使用するブロンズスター級箒は神王国のネオナリタ=ブルームポートから出発する事になっているね。
アメジスト >ナリタって……(笑)
GM >かつてD=アースにもあった地名を、そのまま引き継いだのだよ(笑)
サクラ >了解。では選出した面子で移動開始なのです!
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