【第38夜】
人と魔の間に
<PART−08>
集まる証左
かくして。カリブ海上空とルシファーズ=サンの二方面に亘る戦いは、ひとまず終わった。
GM >という訳で全員、プライズジャッジをどうぞ!京香は参戦してないし、魔王は幸運度ないから振れないけど、エリスは途中まで戦場にいたから振ってもいい。
アメジスト >20でした
サクラ >17でしたー
翔真 >惜しい、回らなかった(笑)21です。
弓 >ころころ……24で
アドノレ >くるくる、くるくるくる……くるくるくるくる、くるくるくるくるくる。ボス横に待機してたしそつなく拾ってたらしい。4C61
翔真 >見事と言わざるを得ない(笑)
アメジスト >3人合計で3桁突破してるし、すごいな色々と(汗)
アドノレ >証拠品押収的に何か見つかりそうかな?
GM >では、結果発表〜……
魔石S(1)、R1(6)、R2(5d6) 御珠/冥・地(各1)/水(3) フリーガーハマー、アンダーブルーム カルセドニー(5)、キンの実(5)、ミスリル塊(4) 米海兵隊装甲車(オートモビルブルーム+増加装甲板+ 小型銃座ユニット+ヘヴィーマシンガン+エンブレム「特注品/アメリカ海兵隊」) |
サクラ >最後なんかすごいの来た!?
GM >いや、ほら、破壊されずに残ってたんだよ(笑)
翔真 >装甲車は欲しい所だね。俺達としてはフレースヴェルグ搭載の揚陸艇みたいな感じで使えそうな所だ。
アドノレ >いざとなったら破壊されてもやむなしの搭載艇。もうだめだ(笑)
GM >ちなみに、囚われていたウィザード達の装備は全部この車内にぶっ込まれていました。
サクラ >なるほど。……あ、どなたか車に積んであったウィザード用装備をアナライズしておいてくれません?変な置き土産があっても困る
翔真 >典型的なブービートラップですな、可能であれば了解。
GM >なるほど。ところで今、君らを除いて自由に動けるのはエリスくらいじゃないかな。京香はちょうど、メキシカンズと通信で応対するところだから(笑)
翔真 >御苦労様だ(^^;
サクラ >ぐぎぎ、頭はよくないのにぃ(笑)
GM >え。知覚力ジャッジでよくない?
サクラ >あ、らじゃ。では知覚で…………22でした
GM >えー、ブービートラップのようなものはありません。というか、ガルシアーノがそこまで考え回ってたら、罠仕掛ける云々以前にこれらの強力なマジックアイテムを鹵獲運用してるよ(笑)
サクラ >了解(笑) まぁ、心配事はできるだけ潰しておきたい性質なので!
◆ ◆ ◆
という訳で、からくも偽ロンギヌスたちを撃退したルシファーズ=サンのアムとウー=バルは……
GM >えーと、まずプライズについて。偽ロンギヌスどもはプライズに魔石を一切残さないけど、幸いにして神罰銃+スタッフストックセット(2)が壊れずに残っていたね。
ウー=バル >「こいつら、やられたら即全員泡になって消えるのか…」
アドノレ >海の藻屑、あるいは昔のショッカー怪人っぽく(ぉ
アメジスト >「いったいどういう構造してるのかしらね……」とりあえず回収回収
GM >あとの装備は、戦闘中にあらかた壊れor壊されてしまったようだけど、バニティ&ペシャン公的オチな割には、よくこれだけ残ってたねと言うべき処かもしれない(笑)
翔真 >それにしても序盤は本当にヒヤヒヤする流れだったから、よく巻き返してくれたと感謝しきり(^^;
GM >すると程なく。ゲート前のターミナルに連絡が来るね。
アメジスト >「あっと……はい、こちらルシファーズ=サン・ターミナル」
GM >画面に現れたのは、制服と同じ色の赤い提督帽をかぶったロンギヌスだ。『こちら、ロンギヌス第2護衛駆逐艦隊、艦隊司令ロンギヌス=ミズタニ。赤羽代表の命により、急ぎ馳せ参じました』
アメジスト >「来援感謝します。皆さんが母艦を抑えてくださったおかげで、こちらもどうにか撃退できました」所属と司令の名前で照会するよー
GM >ああ、それは大丈夫。というか、既にくれはがちゃんと説明してたよね。
サクラ >ああ、この時ですね〜
翔真 >うむ、見事な差配である(感心)
アメジスト >恥ずかしながら即座には思い出せませんでした(^^;
ミズタニ >『お疲れ様です。その“カリーニン”を名乗っていた所属不明の不審艦ですが、我が艦隊の包囲にあうと見た時、即その場で自沈しました……おそらく、証拠を残さないためでしょう』
アメジスト >「自沈ですか……それは“敵”の足取りを追いきれず、残念な事ではありますが。それで、残骸の回収は?」
ミズタニ >「もちろん回収、調査を部下に指示済みです。それと、赤羽代表からはもうひとつ命令を受けておりまして」
アメジスト >「赤羽代表から……もうひとつ、ですか?」
ミズタニ >「はい。“今回の件、MASTERS案件となる可能性高し。よって、第2護衛駆逐艦隊所属全艦はルシファーズ=サンの直衛任務に就かれたし。期限は、MASTERS側の状況終了が報告されるまで”……との事です」
アメジスト >「そうですか……。感謝いたします、ミズタニ艦隊司令(礼)」
ミズタニ >「いえ。こちらは代表より命令をいただく立場です故、お気遣いは無用にて。第2護衛艦隊旗艦“やはぎ”以下護衛艦全9隻、これより任務のため貴宙域に駐留します」
アメジスト >「貴艦隊の駐留を許可するとともに歓迎いたします。どうぞよろしくお願いします」
ミズタニ >「願います(敬礼、通信終了)」
ウー=バル >「それにしても、ロンギヌスと隣り合わせねぇ〜……なんかこう、ボクとしちゃあいろいろと、ビミョーなものは感じるねえ」
アメジスト >「まったくもって代表には頭が上がらないわね。さて、それじゃあ私は合流を目指しますか」
ウー=バル >「そうか。って事は……また暫く寂しくなるねぇ」
アメジスト >「そうね。悪いけど、ウー。そういうわけでまた外出するわ……なるべく早く戻れるよう努力するから(苦笑)」
ウー=バル >「はいはい。しょうがないねぇ……なら、もう1回触っていいか?(両手指わきわき)」
翔真 >回復に努めておきなされ(^^;
ウー=バル >これが何を隠そう、ボク流回復術さ(ぁ
サクラ >ウソだッ……!!(例の顔)
弓 >たった今考えたでしょ(笑)
ウー=バル >ああ、たった今考えた(笑)
アメジスト >「あのねぇ……(−−;」
ウー=バル >「あ?ボクはさっきいっしょーけんめいキミを守ったんだぞ。ちょっとくらいは許されてしかるべきだって、ボクは思うんだ」
アドノレ >ちょっとでは済まないという事がとっくに見透かされているのであった
アメジスト >「はいはい。ありがとね、ウー。おかげで本当に助かったわ(なでり)」
ウー=バル >「ぬぅ……うらぁ!(強引にでーぷきす(ぁ」
アメジスト >「んぐっ!? …………まったくもう、いい加減になさいな」 わき腹をちくりとつねって
ウー=バル >男は黙って!耐えて!そして続ける!ぬちゃぬちゃと(※台無し)
翔真 >そこで強引に行くからアム嬢がデレないんだと気付け(苦笑)
アメジスト >「じゃあいってくるわ。まったく、子供みたいな真似ばっかり……」
ウー=バル >「ああ、マイスウィート♪」
アメジスト >とりあえず移動しつつくれはに連絡。状況終了の報告しないと(−−;
GM >では、ここで幸運度ジャッジをどうぞ!
アメジスト >はいなー……低めー。14でした。そろそろ頑張って幸運上げた方がいいかな、クラス的に上げにくいけど(==;
GM >うん、ではアム……通信に出たのは、くれはではなかった。
男性の声 >『はい、こちらアンゼロット城。城代のロンギヌス00だ』
アメジスト >「こちらはアメジストです。代表は……お忙しいようですね。失礼しました」
男性→ロンギヌス00 >『赤羽代表は、先刻グリーンティーを伴って記録倉庫に向かわれた。どうやら、個人的に調べたい事がおありとの事でな……よって、この私が名代としてここにいる』
アメジスト >「了解しました。では状況報告を。ルシファーズ=サンにおける状況は終了。“やはぎ”からの報告も上がっているかとは思いますが、偽装艦“カリーニン”は自沈、侵入者の撃退に成功しました」
ロンギヌス00 >『了解した。察しの通り、第2護衛駆逐艦隊のミズタニ司令から、その旨すでに報告はなされている。それで、そちらはこれからどうする予定かな』
アメジスト >「私はこれより、MASTERSとの合流を目指します。なお、こちらの現状までの調査結果については代表の端末に送っておきます」
ロンギヌス00 >『それも了解だ。……ときに、偽ロンギヌス達について、そちら独自で得られた情報はあったかね?』
アメジスト >「独自というにはなんとも……。戦闘能力等々についてはこれからお送りするデータの通りですが、気になったのは戦闘終了と同時に死体も残らず消えてしまったという点でしょうか」 言いつつアナライズ結果を送信
ロンギヌス00 >『ふむ。それは、
アメジスト >「なるほど。だとすると、こちらの調査結果と符合しますね」
ロンギヌス00 >『うむ。そして、そういったものを欺瞞工作込みで用意する事が出来るという事は、いよいよもって相応のバックがいると考えでもしなければ、おおよそ説明がつかない』
アメジスト >「はい。調査過程で、一連の事件の背後に“世界魔術協会戦略魔導兵器開発部”がいるらしいという事がわかりました」
ロンギヌス00 >『戦略魔導兵器開発部、か……個人的に身内を疑わざるを得ない状況は気に入らないが、偽ロンギヌスと彼らを結び付ける証拠は、必ずどこかにあるはずだ』
アメジスト >「そうですね……」 しっかし、証拠なぁ。神罰銃とスタッフストックは証拠にゃならんだろうし……GM、ブレインメモリー使ってもいいですか?
GM >もちろんOK。知力ジャッジ、どうぞ。
アメジスト >では……知力+《博物学》とブレインメモリで……うぐ、またずれた。68です。そしてバックファイヤーが……いたたたた、最大値きた(汗)
GM >うむ、アム……実は、その神罰銃がヒントになり得る。まさに“灯台下暗し”だ。
アメジスト >あ、やっぱりそうなのか。
ロンギヌス00 >『なぜなら彼らの装備は、基本的に製造された時に関連付けされているからな。シリアルナンバーを調べれば、どこで生産されたかについては分かるはずだ』
そう、ぶっちゃけある種の“大量生産品”であるからして、そうでもしないと管理が大変面倒だからである(笑)
アメジスト >「そうですね……。彼らの使っていた神罰銃とスタッフストックが残っています。これも何かの情報源になるのではないでしょうか」
ロンギヌス00 >『それが残っているなら手っ取り早い。早速調べてみたまえ』
アメジスト >「了解です」 ではチェックをした上で報告ー
GM >うん。で、ここからがブレインメモリーの結果なんだけど……製造元は協会保有の工場世界“ギガ・プレックス”という事になっている。ちなみに工場世界というのは、平行世界のひとつをまるまる工場とした一種の巨大施設だ。戦闘用大型箒を始めとする大規模な戦力はそうした所で生産されていて、まさにマジカルウォーフェアの陰の立役者といってもいい。
アメジスト >まあ納得のいく話ですね。
GM >しかし、これには当然裏があって、これらの装備の記録はそうであるかのように改竄された形跡が存在しているんだ。それも、データを精査しなければ痕跡に気付きもしないという程度の……そして改竄される前の生産元は、“ギガ・プレックス”とはまったく別の平行世界“ミラージュ・デ・ラ・ポート”。
アメジスト >つまりその“ミラージュ・デ・ラ・ポート”が……?
GM >では、報告を受けたロンギヌス00の見解をここで。『ミラージュ・デ・ラ・ポート?……そこは大戦の初期も初期に管理者がいなくなって、今は廃棄世界にカウントされているぞ』
アメジスト >「で、あるならば、あまり表に出たくないものが暗躍するにはもってこいの場所である、という見方もできる……」
ロンギヌス00 >『可能性としては、おおいにあり得るところだな。それと、これは代表からの言伝だが……“当初行方不明になったウィザード2名の足取りを、確認したかな?”だそうだ』
アメジスト >「……ありがとうございます、と代表にお伝えください」
ロンギヌス00 >『了解した。他にも、必要な事があるならば遠慮なく言って欲しい。代表からは“可能な限り協力せよ”との指示を受けているからな』
アメジスト >連絡すべきこと……紫色の光については、してもしょうがないような気はする(苦笑)
GM >じゃあ、通信はひとまず終了してフレースヴェルグへ向かっちゃう?
アメジスト >うーん……一応“謎の存在”として報告だけはしておきます。“敵性存在かどうかは不明。出現した場合、慎重に出方を確認するべき”との但し書きつきで。その上で、フレースヴェルグの方に向かいます。
GM >了解。フレースヴェルグの居場所は何故かカリブ海上空で、他にヘリキャリアーが駐機しているようだが、いずれにしてもここから転送ゲートを使えば、一発で転送可能だね。
アメジスト >ゲートの担当者にヘリキャリアーについて聞いてみましょう
GM >すでに言及されている通り、ヘリキャリアーは絶滅社所属だからね。それは我々にもさっぱりです、としか言いようがないでそ(笑)
アメジスト >考えてみれば、そりゃそーだ(笑)んじゃ、お礼を言ってヘリキャリアーのほうに行ってみましょう
GM >ん、OK〜。では、アムは転送ゲートでカリブ海へ飛ぶ……っと。
◆ ◆ ◆
さて。カリブ海界隈で月匣が解除された後の状況について、ここで語らなければなるまい。
そこは、つい最近まで現役で使われていた工場のような場所。おそらくは、ガルシアーノの組織が使っていたのだろう。
主のガルシアーノが消滅した代わりに、てっぺんから真っ二つになった薬品製造プラントが、いまや音もなく佇んでいる。
ウィザード達の周辺や後方には、憑かれし者であったところの軍人やらマフィアやらが、意識を失った状態で倒れていた。
京香 >「皆さん、おつかれさまですー!」
翔真 >「ああ、お疲れ様だな。しかし、ここは……奴が口にしていた“ウィズ=クラッカー”等の製作工場か何かか………?」
弓 >「おおかたそんな所じゃないかしら。ま、これじゃあもう使い物になりそうもないけどね」
サクラ >「デスヨネー(、、;」
弓 >「さて、邪魔者は滅んでくれた事だし……ほんとは帰って寝たいところだけど、もともとの仕事を果たすわぁ」
サクラ >「もともとの仕事……です?」
弓 >「ええ。ちひろとマユリ、他2名を見つけ出さないとねぇ」
翔真 >「了解した、イノセントの無事を確保した後に周辺警戒に当たる。」
弓 >「それは社のエージェントの……メキシカンズだっけ?そいつらと、エリス達に任せましょう」京ちゃんも来てる事だし(笑)
サクラ >「確かに……エリスさんと京香さんがいるなら、安心なのです」
アドノレ >「めんどくなりそうなら声をかけてくれ」(《カリスマ!》持ちは戦後処理に便利)
翔真 >「了解した。……京香嬢、エリス嬢。そう言う訳で、ここを頼む。何か有れば直ぐに連絡してくれ。」
エリス >「わかりました。おまかせくださいっ><」
京香 >「りょーかいでーす^^」
GM >で、もって。先のプライズジャッジのついでなんだけど、真っ二つになったプラントの裏手の床に、扉が仕込まれてるのを発見できる訳だ。
アドノレ >「さすがに地下迷宮は無いだろうて。地下室に隠し金庫の一つでも有るかどうか」
翔真 >ここは、トラップ探知ですな……
GM >ですな、ベースは知覚力で。他に誰もいないので、能力・魔法・プラーナはOKとします。
サクラ >知覚力はアイテム込み12スタートか……ここは翔真さんにお任せします。ファイトー!!
翔真 >「やるだけやってみる、念の為少し下がっていてくれ。」
弓 >「了解よぉ」 もしトラップがあっても、その時はトラバスでずきゅーんだけど(笑)
翔真 >箒取り出して搭乗、次元潜航機能を起動した上で天津鋼を帯剣してトラップ探知を行います。対抗で《魔器の声》を起動です……って、何故ファンブル(苦笑)
アドノレ >じゃ、シーンも変わった事だしもう大丈夫だろう。ぽちっとな(《運命改変》)
翔真 >感謝ですー(^^; これで53、ですね(苦笑)
GM >うむ。そこまで行けばFとか関係なく、発見できる事はできる。問題はそれがただの施錠扉で、Fを通したらそのまま開けられなくなる(→力技を要する)ってだけだったんだけどね(笑)
アドノレ >《トラップバスター》の原理を考えれば、壊れた鍵でもそのまま粉砕するような
GM >その場合は完全に鍵が固定されて、筋力ジャッジに変更されるからね(笑)
弓 >まぁ弓にとっては、どっちにしてもあんまり問題ない(笑)
翔真 >まぁ連鎖作動式のトラップが有ったらイヤですし、大人しく開錠を試みましょう(^^;
GM >OK、それでは改めて鍵解除の器用度ジャッジ、どうぞ!
翔真 >「………別に間男になる訳でもないのだが、そうなるのに有用なスキルも揃ってしまうのは何とも微妙な気分になるな。」器用度+《手練》で……32でした。
サクラ >「間男……?(くびかしげ)」
アドノレ >「良い子は気にしなくても良い単語だ」
弓 >「そうね、サクラは知らなくていい事よぉ。……さて、とっとと開けちゃいましょうか」
GM >うん、32なら全然問題ないという(笑)
翔真 >「………よし、開錠した。」
サクラ >「知らなくていい事って……なんだか微妙な心境なのです(^^;」
弓 >じゃあ翔真くんが鍵開けたの確認したら、右腕の腕力だけで、一気に扉をこじ開ける(笑)
GM >ゴガンッ!! 扉はそれだと寧ろ蝶番まで外れたくさい(笑)
アドノレ >「冒険者は扉を蹴破り、部屋の中へ躍り込んだ」(棒)
翔真 >「何処かで聞いた事が有る様な無い様な台詞だな(苦笑)」
GM >その先は、薄暗い下り階段になっていた。奥の方から、何となく生々しい臭いが漂ってくる。
弓 >「……(はぁ)予定変更よぉ。サクラ、貴女は上でエリス達を守って頂戴」
サクラ >「え?えーと…(^^;」どうしましょう?という顔
アドノレ >状況はなんとなくわかったが弓が単独で行くべきところか……?
翔真 >万全を期すならアドノレを帯同して弓ちゃんと二人で行くのが一番無難か?
弓 >「こんな時、アンゼロットなら『はいかYESでお答えなさい』って言うところねぇ(くすくす)」
翔真 >「アンゼロットか……組織のトップとしては間違いなく有能なのだろうが、めぐり合わせの悪さからか今一つ良いイメージが抱けないのが残念で有る(^^;」
サクラ >「私、その頃のロンギヌスじゃないんですけど……って、あっ、そうか。皆下に行っちゃうと、上を守る人がいなくなっちゃうんだ。了解です(^^;」
弓 >「これでこっちはOK。さあ、行きましょうか」
翔真 >「承知」
アドノレ >「では少人数でと」弓の後ろに続く
サクラ >「なんだか、上手く丸め込まれたような気がするのです…」とか言いながら(ぁ
GM >という訳でサクラを上に残して、残りの面子で階段の奥へと足を踏み入れていく。
弓 >「順当にいけば、捕まってる2人とついでにもう2人は、多分この下なんじゃないかって思うけどねぇ?」
翔真 >………あ、光源必要なの俺だけじゃん。弓ちゃんもアドノレも『吸血鬼』入っているから完全な『ナイトビジョン』有るし(−−;
弓 >言われてみればそうねぇ……NWの場合、吸血鬼の暗視はフレーバーでしかないけど(笑)
GM >そういや持ってたっけ、光源……とりあえず、現状では薄暗いだけでなくはない、という事で。
アドノレ >『きせきのいし』が光源になったりしてる
翔真 >俺も持ってますよー。ちゃんと所持一般品の中に『懐中電灯』があります(^^)
GM >なら概ね問題ないな(笑)そうして薄暗い下り階段を降りていくと、その先は地下室になっていて……。
そこには、拷問部屋のような光景が広がっていた。
さながらたい焼き製造機のような形をした人間大の機材が複数、一列に並んでおり…
そのうち、開かれた2つは寝台のようになっており、
そこには頭の部分をヘッドギアに覆われた全裸の女2人が固定されているのが分かった。
それに対応する上面の“蓋”部分にも、人間…こちらは男が2人、同じようにして固定されている。
アドノレ >アイアンメイデンは有名所だなっと……開かれてる方だから逆なのか
GM >ああ、残りには中身がないから閉じてるだけだね。
弓 >「(ふぅ)あのガルシアーノとか言う奴、まさかとは思ってたけど……ここまで趣味が悪いとはねぇ」
アドノレ >「変化の仕方からみてある程度予測できたろう」生死の確認と固定具の解除を
弓 >「そうなんだけどね。あの3人を上に置いて来たのは正解だったわぁ」
翔真 >念の為トラップの有無をチェックしてからですな。
GM >うむ。知覚力ジャッジでどうぞ!
弓 >久し振りにねこみみもーど……22ねこ
アドノレ >見に行ってしまったので振るぞ。くるくる回って1C30
翔真 >知覚力、《魔器の声》を対抗で起動して諸々込みで55です
アメジスト >一種の超能力ですね、アドノレさんの出目って(笑)
アドノレ >蝶☆能力(笑)
GM >はーい。この機材は、内側に固定した男女を使ってデュプリケート・Wを作り出すためのものだった。更にこれには「能力封印」の機能があって、流石のウィザードでも一度拘束されたら自力での脱出は不可能だったといっていい。
翔真 >むむぅ(−−;
サクラ >えげつないなぁー……(−−;
GM >こうして拘束された4人の男女は…それぞれの胸に取り付けられた機械、プラーナ分離器とでもいうべきそれによって、プラーナを死なない程度のギリギリまで抜き取られていたようだ。
弓 >4人とも危うくジャンキーにされるところだったって訳ねぇ……
翔真 >…………可能であれば後で一つ位回収して行きたいな。対抗処置を研究する為の材料として。
GM >ああ、これは……イノセントが『壊れる』時、プラーナが分離するような状況があるだろう。それを、ウィズ=クラッカーの力を借りて人為的に作り出すための機構だ。
サクラ >“賢者の石”ですね。わかります(><;
GM >しかもヘッドギアからはウィズ・クラッカーが絶え間なく脳内に注入され、個々の思考や理性を完全に麻痺させられていたというおまけつきだ。
翔真 >…………あれ?って事は下手に触れない?あるいはスタープラチナさんの如き正確さを必要すると言う事でしょうか(滝汗)
GM >ああ、それについてはこれから説明しよう。実は、ここまでの説明が全部過去形になっているのは……プラントの中枢がガルシアーノの消滅と共に機能停止しているので、ここの電源及び諸機能も同様に機能停止しているという意味なんだ。だから、ただ外す分には《トラップ解除》で構わないし、そもそも4人の意識が正常に戻りさえすれば、自力脱出も不可能ではないんじゃないかな。
翔真 >なるほど了解。取り外す際は慎重に作業を行います。
アドノレ >《トラップバスター》、ダメ、絶対
弓 >えー?(笑)
GM >ちなみに今回の場合は、1回のジャッジ次第で4人を解放できるとしよう。器用度目標値は25……これがもし電源が生きてた時なら、それこそ1人ずつやらなきゃならなかったところだ。
翔真 >了解です、気合入れよう。
弓 >「もしかしたら、手遅れなのもいるかもしれないけれど、ちひろやマユリがそうでない事を願いましょ」
翔真 >「物理的に致命傷で無い限り、クドラク医院に送り込めば何とかしてくれるだろう。諦めはしないさ。」
弓 >ちなみに女子2人を見ないようにしています。なんとなく(ぇー
アドノレ >今思ったのだが、リラックスでバッドステータス消せればすぐ起きるのではないか?
GM >うん、それは全然問題なし。ついでに言えば、《神霊力》みたいなバッステ解除能力も有効だね。
翔真 >解除、と言うか解放を試みます。器用度に《手練》、プラーナ10も使っておけば、最悪ファンブルしても宝石割るだけで目標値に届く……とりあえず39です。
GM >OK、なら問題ない。4人のヘッドギアと拘束を外す事に成功した。
アメジスト >やっぱり《手練》は大きいなぁ
翔真 >「………っ、ふぅ(嘆息)これで大丈夫な筈だ。」
GM >女2人は、もちろんちひろとマユリ。そして男2人については弓なら分かる、エージェント=バーンズ&クロフォードだ。
弓 >「確認したわぁ。でも、このままだと話は聞けそうもないわね。アド、やっちゃって」
アドノレ >女性二人先に起こしてマントの一つも渡してから次に移るとして、リラックス×4で合計MP80点消費か(笑)
サクラ >ああ、待って下さい。ヤク漬けで囚われてたのは4人、こっちは3人ですよね。一度に全員目覚めさせると、厄介になりませんか?
弓 >それもそうか(笑)なお、男2人は即黙らせればいい、とか思ったりしてません(ぇ
アドノレ >起こすと同時に《カリスマ!》付きで“静かにしろ(命令調)”でいくと“何様だ”といふ展開(笑)代表1人を選ぶとなると、どっちが先だ?
翔真 >ちひろ嬢はプラーナがある程度回復してからの方が良いと思う。魔王印の事も有るし(−−;
GM >うん、しっかりお腹に浮かんでますな(ぁ
翔真 >魔石紅葉すべきお時間か(笑)となると、これまでの諸々の条件を鑑みるにマユリが最有力候補だな。
アドノレ >ではマユリからリラックス。ジャッジは必要あったっけ
GM >必要ない、発動すれば必ず効果を発揮するから(笑)
ともあれ。リラックスを掛けられた事で、マユリは長い悪夢から目を覚ます事になるのだが……
マユリ >「ん、ぅー……(ゆさり)……ぁ……!!(がばっ、と起き上がる)……あ、あれっ?……あ、メガネメガネっ(その場を這い回る)」
GM >だが、その場を這い回って探したところで、見つかる訳がない(笑)
弓 >「はい、落ち着きなさいなぁ。もう大丈夫だからぁ」
翔真 >メガネ&服ー(苦笑)
マユリ >「はぅ、あの、でも、メガネがないんですよぅ……これじゃあ、なんにも見えませんですっ(あせあせあわあわぷるんぷるん)」(ぁ
GM >ちなみに今のシーン、マユリは(ε□ε;)こんな顔をしています(笑)
翔真 >ノビタ君仕様とな(笑)
弓 >「壊れてたから、戻ったら作り直してもらいなさいな。ほら、もう少し、寝てなさぁい?」
そっとシーツでもかけつつ
マユリ >「で、でもそれまでどうすりゃいいんですかぁ(ε□ε;)」
弓 >「ひとまず、脱出と、医療機関へ急ぎましょう。だいじょうぶ、抱っこして連れてってあげるわよぉ(くすくす)」
ってか、睡眠系魔法で寝かせてしまうか?(笑)
サクラ >「マユリさん……」 近づいてぎゅっと
マユリ >「ゎ……さ、サクラちゃん!?こ、ここは危険……だったはず、ですけど……ええと、何がどうなっていたのか、ちょっと説明が欲しいです(ε□ε;)」
見えてないので声で識別するしかない(笑)
アドノレ >数センチまで顔を近づける派か、ペタペタ顔を触る派か
GM >おそらく両方(笑)前者をやってから後者なパターンか。
弓 >「でもってとりあえず、こっちからはドリームマンに連絡して、っと……いいから、寝てなさいなぁ」
マユリ >「わぷむぎゅ☆」 寝かされる(笑)
サクラ >「とりあえず、一旦場所を移しましょう…ちひろさんや、護衛のかたがたの容態も心配なのです」
GM >ちひろや拉致されていたエージェント達なら、まだ意識を失ったままの状態だ。クスリ漬けの状態からまだマユリしか回復してないから、当然と言えば当然。
翔真 >特にちひろ嬢には、魔石紅葉等でプラーナを安全域に至るまで供給しないと。多分、自身に安全装置として危険域になると目を覚まさない様に仕込んで有るのだと思うで御座るよ。
GM >そうかもしれないし、そもそもこの場に健在なイノセントがいなくてよかった!という話もある……ちひろの色香にあてられた日にはどうなるやら(笑)
翔真 >これはいけません(^^;
GM >マユリにしても、リラックスの効果が働いているからこそ割と冷静な状態なのであって、そうでもなかったら取り乱してとてもじゃないけど会話どころじゃなかっただろうね。
サクラ >うむむむ……
弓 >「元々は社の仕事だし、そのあたりはこっちで手配するわぁ」 と、絶滅社に連絡でもして、医療機関の手配と、ドリームマン経由でメンタルケア要員の夢使いを手配してもらいましょう
GM >おーらい。絶滅社のエージェントはすぐ外に詰めてたよね。メキシカンズが(笑)なので、被害者を一箇所に集めるなら彼らを手足代わりに使えばいい。なんとなればエリスや京香もいるしね。
サクラ >もう無言でマユリさんにぎゅーっとしてる。いや、ホントDアースでのトラウマががが
翔真 >あー(納得)
弓 >「ほーら、サクラ、そうしてたら病院いけないでしょう?(なでなで)」
サクラ >「……あ、そうなのです。しっぱいしっぱい(てへへ)」
マユリ >「それにしても……任務に失敗したばかりか、こんな目に遭う事になるなんて……(いまだ意識の戻らないちひろさんに視線を向けつつ)」
弓 >「今はそれは気にすることじゃないわぁ……あとで聞くこともあるだろうけど……今思い出しても、辛いだけと思うわよぉ?」
マユリ >「……そう、ですね(声が震えている)」
サクラ >「(マユリさんなでなで)」
弓 >「……ま、絶滅社の夢使いは優秀だし、安心なさいなぁ。……」
マユリ >「それって、私がよーく知ってる人、ですよね」 ある意味でいやすぎる思い出が山のように?(笑)
弓 >「そうね。……でも、安心なさい。ちゃんと女性スタッフを配置するように言っておいたからぁ……ちひろにしても貴女にしても、私の時よりは大分マシだから、記憶処理まではいらないでしょうし。ひとまず治療を受けなさいなぁ」
マユリ >「……(こくり)」
京香 >「皆さんおつかれさまですー。メキシカンズの皆さんの協力もいただいて、絶滅社のヘリキャリアーと繋ぎがとれました。すぐに到着するので、受け入れをお願いしたいそうですー」
エリス >「こちらも、今の時点で生存している被害者の人数を数え終わりました。マユリさんにちひろさん、バーンズさん、クロフォードさん。あとは海兵隊員さん達と、ギャングの皆さんが17人。合計21人です」
サクラ >「あ、了解なのです……」
弓 >で、ヘリキャリアーがやって来たら全員を乗せて、その時ちゃんとちひろとマユリは別室に入れて、治療とメンタルケア用の夢使いスタッフも用意してもらってー……ここは、お金もコネも惜しまずに。
サクラ >こっちのコネはロンギヌス方面だからなぁ、お願いしますー(平伏)
翔真 >適材適所やで、サクラの番も有るだろうから気に病まんといてな( ^^っなでくりー
弓 >でもってー。一連の手配が終わったら、サクラに「……で、サクラぁ。さっき私の言いたかった事、わかるかしらぁ?」
サクラ >「ぇ…?」 ちょっとぽかんとした表情で弓さんをみつつ
弓 >「他人事じゃないからねぇ?…とっととヤること、ヤっておきなさいなぁ。 後悔したくはないでしょぅ?」
サクラ >「(盛大に噴き出す)にゃ、にゃにゃにゃにゃにを言ってぇぇぇ!?」
アドノレ >見事な奇襲だ(笑)
弓 >「真面目な話よぉ?…生きて後悔できるだけマシ、最悪、死ぬってこと、忘れちゃダメよぉ?…」
サクラ >「………(こくり)」
弓 >「いま頷いたわね? よし、言質とったわぁ。 あとで十蔵に、サクラと殿下のスケジュール、3日ほど空けさせておかないとねぇ」
サクラ >「弓さああああああん!!??」
弓 >なお、いぢわる半分、おせっかい半分ではあるものの、サクラにあまり気負わせないように、という弓なりの配慮でもあるのだった。やり方は最悪だが(笑)
サクラ >……これも弓さんなりの励まし、なんですね(笑)
アメジスト >からかいだけでするような弓さんではないわな……(笑)
弓 >え?からかいだけでもするよ!(笑)
アメジスト >ぶちこわしだぁ!?(爆笑)
そうこうするうち、絶滅社のヘリキャリアー……その実体は大型輸送箒・ブロンズスターである……が到着。
機内からは弓が指定した通りのスタッフが降り立ち、粛々と作業に取り掛かり始める。
メキシカンズ >「ようやく合流できましたよ、力仕事は我々が引き受けます。バルトロメ、カルロス、被害者達の搬入をサポート。ディエゴとエステバンは、周辺の警備を」「「「「了解であります」」」」
エリス >「一応、こっちで軽くおふたりのバイタルチェックをしておきますね……他の皆さんもですが、特におふたりはひどい状況だと考えられますので(///)」
サクラ >「了解なのです」
マユリ >「……お願いしますね、エリスちゃん」
アドノレ >「頼んだ」
翔真 >「宜しく頼む。」
弓 >「ん、お願いね。緊急用の医療キットや魔石も、必要ならじゃんじゃん使っていいから」
エリス >「わかりました。マユリさんは仲間ですし、ちひろさんは大切な存在ですものね」
京香 >「あ、えりちゃん。私も手伝うよ?」
エリス >「あ、京香さん。おねがいします(アナライズしつつ)」
京香 >「らじゃったー(同じく)……うげ」
エリス >「……!これって」 京香さんと同時に、言葉を失います。
マユリ >「……?なにか……?」
弓 >「エリス、京ちゃん。キツかったら、スタッフに任せちゃっていいからねぇ?」
京香 >「や、大丈夫ですよー……それにしても、こりゃえげつないわぁ(−−;」
エリス >「ありがとうございます……わたしも、大丈夫です(、、)」
サクラ >お、おぉ……?(汗)
弓 >「健気な子たちねぇ、………ほんと」
京香 >「あ、報告いいです?……それとも、ちょっと離れた方がいいかな」 途中からマユリんに視線を向けつつ、やや遠慮がちに。
サクラ >う、うーん。判断に迷う(汗)
翔真 >対処出来るレベルのものなら良いのだが。
弓 >小声で「こっちの大人にだけ、情報よこしなさい。あと、医療スタッフに」
翔真 >そうだね、まだ精神的に安定していないマユリ嬢達には耳に入らない様に配慮しておいた方が今回は良さそうですな。
京香 >「了解ですー(以後弓に近付いて、耳打ちモード)今ちひろんの身体をチェックしてみたら、エミュレイターの卵……あのガルシアーノのバックアップってやつ?が、身体に植え付けられてて。これも多分なんですけど、マユリんも同じ事されてる可能性が高いです。えりちゃんの反応からして」
サクラ >なん、だと……
翔真 >何処ぞのクソサイエンティストみたいな真似し腐って(激おこですよ)
エリス >「(ちょっと言葉を失っている。一歩間違えば自分も同じ憂き目を見ていたはずだから)」
弓 >「ま、予想の範囲内ね。あの余裕っぷりだったもの。ちひろはそのまま、可能なら医療スタッフに麻酔で仮死状態までバイタル落としたほうがいいわねぇ。 マユリも、落ち着かせるお茶かなにかに、薬混ぜて対処してもらいなさいな」
京香 >「(ちょっと離れて小声モード)了解です。スタッフにも伝えておきますね」
サクラ >これ、うっかり聞いてたらサクラが殺意の波動に目覚めかねない……
GM >ならば日焼けするだけでOK(※さくら違い)
弓 >「まあ、医療スタッフに連絡しておけば、対処はしてくれると思うわぁ。 いざとなれば、アドなり、私なりでも」
京香 >「はーい。というか、これはどー見ても専門スタッフ案件だと思います(^^;」
アドノレ >「んむ」 専門案件だけに、怪しい祈祷で回復させるとか
京香 >アドさんがやると更にややこしくなりそうな(笑)
アドノレ >ちなみに怪しいが付かないとダメなのがデフォ
GM >ちなみに一連の作業中、メキシカンズは時折ちひろやマユリの方に視線を送っている。まあ男だし気になるっちゃ気になるわな(笑)
弓 >だからおまえらは雑用だ(笑)ちゃんと部屋も分けると宣言したし、そのために医療スタッフと夢使いも手配した。全部予想ずみなのだー(笑)
GM >大丈夫。仮にもウィザード、任務は果たします(笑)
翔真 >声に出さないだけ一応気を遣ってくれているのは解かる、エェ人達や(苦笑)
京香 >「それと、もうひとつ。ちひろんは、正直あの状態にしといて正解でしたよ……」
サクラ >わぁ、まだ悪いニュース残ってるのか
翔真 >詳細を伺いましょう。
弓 >「多分、ちひろのプラーナを吸収して、とか、世界結界に逆ハッキングで干渉するかも、とかでしょう?」
京香 >「や、それとは別で。ちひろんは“世界結界の中にいる人類のウィザード”としては、イレギュラー気味だって事は知ってますよね。今回の件で、どうやらそれが進行してるくさいんです」
サクラ >う わ ぁ。サクラは絶句しちゃってるかなぁ……
アメジスト >魔王側に大きく天秤がふれちゃってるってことなのかな?
GM >うん。魔王に近い存在というか、むしろ“魔神”かもしれないね。
サクラ >殺生院キアラって名前を思い出しました(ぁ
弓 >「そっちもかぁ……やっぱりそのままで正解ね。さっき言ったとおりにしておけば、少しは進行が遅くなるとは思うわ。逆に瀕死にしすぎると過剰反応するかもしれないから、そこら辺は専門スタッフに任せた方がいいわねぇ」
京香 >「そうですね。このまま行けば、おそらく人外の何か……(そこで何故かアドちに視線が行く
>笑)」
アドノレ >(すかさずぽーぢんぐ)
翔真 >これは意味のあるポージング(笑)
京香 >「……あ、他意はありませんよ!?(^^;」
アドノレ >「構わん。俺様は自他共に認める人でなしだ」(ふんぞり)
京香 >「兎も角、ちひろさんの魔王紋から、膨大な量のプラーナが裏界へ送られた形跡がありましたので。代償に何が起きたのか、それはこれから様子見することになると思います」
弓 >「ええ、なるべくはやく処置してもらってちょうだい。あと、私の権限で足りなければ、ユニオンの協力を仰いでもいいけど、外部への情報は最小限に」
京香 >「はい。それじゃ、向こうの担当者にちょっと説明してきますね」
弓 >「ええ、お願いね。観測については、マユリは協会へ連絡が必要になるでしょうけど、そっちは後回し。ちひろの方は、それこそ京ちゃんのお姉さんが適任かしらね。私で、似たような事情も把握してるでしょうし」
翔真 >「最悪、ちょっとはイノセントと関わり辛くなると言うものと認識しておこう。」
京香 >「それもそうですね。じゃあ、いってきまーす」 ぱたぱたー
弓 >(ふぅう、とため息)「……手遅れ、ではなかったし、どうしたって間に合わなかった案件ではあるけど、やるせないわねぇ…………」
翔真 >ここは、敢えて悲観的には捉えない。無論、やった奴等関連には相応のツケを支払って貰う気満々だがな!!(ぁ
サクラ >このままだとサクラがオルタ化しそうです……(ぁ 元凶許すマジー
翔真 >本人より先に黒化してどうする(苦笑)怒るのは良い、憎しみに呑まれてはアカンで(^^)
弓 >サクラはその黒いオーラを殿下で発散しなさい、以上(笑)
エリス >「それでも、最善だったとは思います。少なくとも、私は弓さんのお陰で無事……でしたから」
弓 >「……………概ね予想通りだったとはいえ……それでも、気分のいいものじゃないわねぇ……(ふぅ)私に来る分には、構わないのだけど……」
アドノレ >「弓に来たところで同じように力いっぱいぶん殴りに行くのがそこかしこにいると思うが」
弓 >「はあ………………………疲れたわぁ……」
ルシファーズ=サンでの一件を済ませたアムがMASTERS一行に合流を果たしたのは、そんな時であった。
アメジスト >「お久しぶり。なんだか大事になっているみたいだけど、どんな状況?」
エリス >「あ、アムさん。……京香さんなら、きっとこう言うと思います。“さっきからずっと大変でーす!”って(、、;」 現在スタッフに弓さんからの要請事項を説明している彼女の後姿を見やりつつ。
アメジスト >「……なるほど。文字通り大事なのね(苦笑)」
エリス >「っていいますか、アムさんももしかして、たった今まで大変だったのでは……?」
アメジスト >「……まぁ、楽ではなかったのは確かだけど、こちらほどの騒ぎにはならなかったというか、もっと大騒ぎだったというか……」
エリス >「……なんだか、いつもの事めいてきました。実際、わたしもさっきまで大変でしたし」何故かスカートの裾を押さえつつ頬を赤らめる(ぁ
翔真 >…………恐らく最近のエリス嬢は下着のチョイスとかに弓ちゃんの影響が出ている様な気がする。直感的に何となくそんな想像をした(ぁ
エリス >そ、そうでもないですよ!?(///;)
翔真 >( ̄ー ̄エェんやで(ニヤリ)……って、これではタダのエロイ変態おっさんでは無いか(苦笑)
アメジスト >(爆笑中) 「……? なんだかよくわからないけど、お疲れさまです」としか言いようがない(笑)
エリス >「と、とにかく。ヘリキャリアーが出たら、私達も集まりましょう。他に、もっと大変な事も起きてたようですし」
アメジスト >「ええ、そうね。まだ大きなヤマは残ってるわけだし」
GM >そんな中、最後に搬入されたのはちひろとマユリ。その寸前、京香はマユリの手を握って一言二言声を掛けてるようだね。
アメジスト >「ま、今はゆっくり休んで、またいつもみたいにおむすびでも食べてなさい」 マユリをちらりと見てつぶやく
弓 >「ほら、サクラ、あれを見なさい(アムをびしっと指さして)」
アメジスト >……Me?
サクラ >「へ?」
弓 >「ヤることヤってたおかげで、ピンチを乗り越えられた姿よ」 鬼(笑)
サクラ >(突っ伏し)
アメジスト >……そうきたか!?(ばたり)
ウー=バル >(ふふり)
アメジスト >まあ確かにウー=バルには相当助けられましたが!!(笑)でも、アム自身は今何を言われたのかと鳩マメな顔してます(ぉ
アドノレ >(とてもイイ事言ったなって顔してる)
翔真 >(コメントに困るので黙っている)(^^;
弓 >「私じゃ参考にならないだろうし、あとでじっくり聞いておくといいわぁ♪」
サクラ >「弓さぁん!?」
弓 >「くすくすくす♪」
京香 >そんな所に空気を読まず(?)「ただいまですー!あっちは絶滅社が責任持って届けてくれるそうですー」
エリス >「あ、京香さん。おかえりなさい^^」
アメジスト >「お疲れさまです、京香さん」
弓 >「心配だから、同行しようかしらあ……」
メキシカンズ >「本部からの要請により、我々はヘリキャリアーの護衛任務につきます。レディ達の安全は、引き受けました」
サクラ >「…はい、お願いします(敬礼)」
翔真 >「宜しく頼む。(頷く)」
京香 >「よろしくでーす」
GM >おっと、それからアド……さっきのプライズジャッジの結果絡みでもあるんだけど、この廃墟の中で興味深いものを見つけたよ。
アドノレ >んう?
GM >それは、1台のノートパソコン。実を言えば、月匣突入直後に弓とエリスが閲覧したそれだ。
アドノレ >まだ生きてるのか?
GM >うん、PC自体はまだ生きてるね。ノート機だし、第一に運が良かった(笑)
弓 >ああ、そうですね。被害者の対処ばかりしてたけど、ほんとは証拠品とか回収して、残った施設をミサイルで焼却しないとだ。
GM >そうそう。タイミング的にはアムが到着する直前、そして弓がサクラをいぢってる間、丁度翔真とアドの手が空く格好になってたからね(笑)
弓 >ですね。なので、そちらはアドたちにお任せしたということで><
アドノレ >バックアップとってアメジストに丸投げかと思ったらご指名キタ(笑)
京香 >「ふぅー、これでひと段落ぅ……って、そういやもうひとつあったぁ!?(どたばたとフレースヴェルグへ向かう)」
エリス >「え、あ。…え(^^;」目の前のカオスっぷりに追従しきれてません(笑)
アメジスト >「な、なんだかよくわからないけど……(翔真さん、弓さん、アドノレさんに向き直って)こちらも大変だったようですね。アメジスト=マンスフィールド、MASTERSに合流しました」
翔真 >「助勢感謝する(礼)詳細は………エリス嬢達から随時フォローが有ると思うので追々。」
アドノレ >「状況はあまりよろしくないが、手数が増えるのは喜ばしいことだ」
アメジスト >「状況があまりよろしくないのは、ある意味でいつものことじゃないかなーと(苦笑)……それと弓さん、マユリとちひろさんのこと、ありがとうございます(礼)」
弓 >「ん、私の……知り合……ゆ、友人、でも、あるからねぇ。」
アメジスト >「本当は自分で助けにいきたいくらいだったんですけど……そうもいかず。でも弓さんが対処にあたってくださると聞きましたから、ああこっちは大丈夫だ、と(くすくす)」
弓 >「そっちも生きててなにより、よぉ」
アメジスト >「おかげさまでどうにか。ホント、生きててなにより、です(微笑)」
エリス >「まずは、それぞれ手持ちの情報を突き合わせないといけませんね」
アドノレ >「ごもっともだな。先ほど役に立ちそうなものをがめたばかりのところだ」とノートPC見せる
エリス >「あれ?弓さん、確かこれ、さっき見ましたよね……?」
弓 >「あらぁ?そういえばそれ、月匣にあったやつじゃない。よく無事だったわねぇ」
アメジスト >「ノートパソコン……なるほど。少しは役に立てそうですね」
GM >そんな折に、サクラ……0−Phoneに着信だ。
サクラ >あ、はーい。相手確認します
十蔵 >あ、おれおれ(笑)『ふいーーーーーーーーーーーーーーーーー…………やー、失敬。うん、えれぇ目にあったわ、たいちょー()』思いっくそ疲れた声で(ぁ
サクラ >「十蔵。何かあったのですか?」
十蔵 >『いやね? たいちょー()も知っての通り、俺らは例のスカルアイズに向かってったんだけどさ、その間にちょっと変なヤツが現れてねぇ』
サクラ >「変なやつ?」続きを促そう。
十蔵 >『ああ、それが真っ赤っかな光な?スカルアイズの連中を、それはもう滅茶苦茶にぶち壊しちまったんだ……それだけならまだしも、俺らにまで襲い掛かってきたのよ、そいつ』
サクラ >「……赤い、光?って、被害状況は!?」
翔真 >赤か、『正義』の宝玉の色は何色じゃったかのぅ……(リプレイ漁りつつ)
アメジスト >「赤い光? こんどは赤なの……?」
弓 >「仮称“そらの欠片”……かしら」
十蔵 >『ああ、ラッキーな事に被害そのものはなかった。確かに“こりゃやべぇ!”って感じだったんだが、酒匂が声を上げたら跡形もなく消えちまったんだよ』
翔真 >酒匂嬢が何と声をあげたんだろうか?
GM >現段階で確認は出来てないけど、多分「いや……!」とか「だめ……!」とかじゃないかな?
アドノレ >イヤボーンの法則(違)
サクラ >「い、いぶきちゃんが……?えぇと、識別は出来ました?」
十蔵 >『おう。完全じゃあないが、茜月がアナライズをとっといてくれた……ま、あと一瞬遅かったら雨宮が赤い雨になってたところだが』
サクラ >ひぃいいいいい!?
アドノレ >ベルリンの〜……とか言うと歳がばれる?
GM >そこはそれ、そもそも十蔵はおっさんだから全く問題ない(笑)
翔真 >ハンブルグの黒い霧のことも思い出してあげて下さい(ぁ
サクラ >「了解。データ回してもらえますか」
十蔵 >『おう。あえて私見を言うなら、今後あんなのとは金輪際やりあいたくないね』って訳で追加〜
サクラ >んー、皆さん。FFに今判明してるスペクトラムのデータ流していい?
弓 >おけよー
アメジスト >いいんでない?
アドノレ >仮称“そらの欠片”ってとこを言わなければ、問題無いかと
サクラ >多分、フラグメントもちに呼応してる可能性は高いと思うんですよね。向こうにいぶきちゃんがいる以上、あっちにレッドがまた来ないとも限らない
翔真 >なるほど。こっちはOK
弓 >うーん。フラグメント持ちかつ、NPCって条件かなあ……?
アメジスト >ヴァイオレットの登場がアムに起因するとしたら、それも微妙になりますが……
サクラ >まぁそういうわけで、了解も取れたのでそらちゃん云々の部分を省いてデータ送信っと
GM >OK。伝わったら、十蔵はあからさまに『うげぇ』ってリアクションするわ(笑)
十蔵 >『勘弁してくれー……あんなのがまだじゃかぼこいるのかよぅー……』
サクラ >「こちらで類似した存在に遭遇しました。襲われる事は無かったんですけど…資料を送るのです」
アドノレ >全部で7色になったりするのだろうか
エリス >「…今度は何があったんですか?」と、ノートPC見てたところでサクラちゃんの方に反応。
サクラ >あ、一応今のやり取りは皆さんにも伝えつつ
アメジスト >「類似した存在?」 おもわず弓さんに確認の視線を
弓 >「あ、私に高度なデータ処理を期待しないように。 エリスちゃん、おねがーい」
エリス >「(ふふっ)弓さんったら……^^」
アメジスト >「こちらでもその光が現れたんですか?」
エリス >「そうなんです。こちらでは、黄色い光だったんですけどね」
アメジスト >「そちらでは黄色、それにファイアフライが見た赤……。そしてこっちじゃ紫、って虹じゃないんだから」
エリス >「え、アムさんの所でも……ですか?」
アメジスト >「実はルシファーズ=サンでもその光らしきものが現れたんです。それも、紫色の……」
エリス >「……と言う事は、その光というのは、色こそ違えど同時に3箇所に現れたって事になりますよね?」
アメジスト >「正確に同時かはわかりませんが、ほぼ同タイミングでしょうね。ちなみにこちらでは残念ながらデータは取れませんでした。が、戦闘にもなりませんでしたよ。むしろ怪我をした私を回復してくれて、戦闘の終了とともに消えてしまいました」
エリス >「うーん…………?すると、行動がまるでばらばら……ですね」
アメジスト >「ええ、まったくもって」
弓 >その間に、こそこそこそこそ っ『追伸 >いい機会だから、次そっち戻ったらサクラと殿下のスケジュールあわせて3日くらい空けて、どっか閉じ込めておいて』>十蔵
十蔵 >『お、おう。前向きに検討しとくわぁ』(ぁ
サクラ >弓さーん!?
弓 >ぽちぽちぽちぽち 送信 『これは“お願い”ではない、“命令”だ……と言いたいところだけど、指揮系統違うのよね。 まあ、サクラが休む数日くらいは、私が代わりにそっち行ってあげてもいいから、超前向きによろしく。……まあ、せっつくつもりはないけど、後悔もさせたくないから』 と、大人会話(笑)
アメジスト >弓さんGJ(笑)
十蔵 >『たいちょー()……色を知る年齢かぁ……』(ぁ
サクラ >どんどん外堀が……(笑)まあ、兎も角通信としてはこんな感じでしょうか。お手数おかけしましたー
GM >ああ、そうそう。アドがへちってエリスが再確認した件のノートPC、どうやら組織の活動記録も収められているようでね。それを見る限り、ガルシアーノは“ウィズ=クラッカー”を作り出し侵魔化する前から魔法社会と関わりを持っていたようなんだ。それも、かなりダークサイドな方でね。
アドノレ >おう。取り扱い注意情報が出てきたぞ
アメジスト >ダークサイドの人脈にはすごく興味があるなぁ
GM >そもそもあんなブツを作り出す時点で、何らかの魔法の薬品との関わりはどうしても避けられないところ。そして、そのようなものを扱えるようなプラントを、どうしてガルシアーノ“程度の”人物が持ち得たか?…という話だ。
サクラ >あー、なるほど!
弓 >そりゃそーですよね。元イノセントなら、状況的にほぼあり得ない……
GM >その答えが、このノートPCには残されていた……“スカルアイズ”。彼らとの取引の結果、ガルシアーノは今周囲で廃墟になってるこの薬品製造プラントを得る事が出来たという訳だ。
サクラ >わぁ、ここで点と点がつながってきたぞ……
GM >そして、その取引に使われた場所が……平行世界「ミラージュ・デ・ラ・ポート」。
アメジスト >ちょっとまったぁ! やっぱり出てきたか……
GM >おそらく最初は、あくまでマフィア同士の「ビジネスライクな繋がり」でしかなかったのだろう。それがここまでになったのは、おおかたウィズ=クラッカーの増産を当て込んだスカルアイズの策謀絡みだと見て、ほぼ間違いはなさそうだね。
翔真 >漸く共通項が出て来た感じだな。
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