【第39夜】
深淵の果て
〜スクールメイズ・完結篇〜
<PART−03>
未知なる領域へ
GM >という訳で、この時点でのヴェズルフォルニルならまだ学園への到達は難しくはない。移動するなら今のうちだね。
アメジスト >……“この時点での”?
GM >うん。理由は既に言及された通りねー
サクラ >まぁ、ともあれ翔真さんと連絡取りましょう(笑) 流石にあっちも何の連絡もなしに大型箒が飛んでくれば混乱するっしょ(==;
アメジスト >ですの(、、; では、翔真さんにコールします。「もしもし、翔真さん、こちらヴェズルフォルニル。そちらはご無事ですか?」
翔真 >では受けましょう。「相羽だ、こちらは特に大きな被害等は出ていない。」
サクラ >「ご無事でよかったのです!」 では、今までの流れをかくしか〜、で大丈夫かしら
翔真 >こちらは大丈夫。返事にまるまるうまうまで伝えましょう(笑)
アメジスト >それにしても、そらちゃんと連絡が取れないのが不安な点よな……戦力とかそういう事でなく、どっちかというと一人で無理してないかなとかそういう方面で。
サクラ >ですねぇ
翔真 >確かに。
アメジスト >「なるほど。大きな混乱もないようでなにより。こちらは現在不安定化して漂流状態にある臥龍学園に急行中です。着床可能地点等指定があればお願いします」
京香 >臥龍学園全体が漂流してるんだから、それこそいくらでもやりようはありそうですね〜。月光寮前の、臥龍祭でステージになってる広場とか(笑)
翔真 >ラジャ(^^ゝ では月光寮前の広場を指定しておきましょう。
アメジスト >そですね。一応状況的に学園側の意向を確認すべきかなーと(^^;
弓 >「そこは非常時非常時。なんとでもなるわぁ」 操縦席すわりん
アメジスト >「了解しました。(視線で弓さんに確認)それでは月光寮前に着床させます」
サクラ >……着床?
京香 >……さくにゃん。それ以上 いけない(ぁ
翔真 >モチツケ(苦笑)
弓 >あえてツッコまなかった所に!(笑)
アメジスト >SF小説なんかじゃ時々使う言葉なんだけどね。……あれ? 着陸させる地点の事指す言葉だったかな?(汗)
翔真 >……皆考えた事は同じか(苦笑)
サクラ >(てへぺろ)
GM >まぁ卒業生ならいざ知らず、大型箒持ってる現役学園生なんて、ほぼいないからね(笑)
翔真 >………G=ミッションとファイヤーレオ・ブリガンディの存在が(苦笑)
アメジスト >移動中に一度欠片通信でそらちゃんにつながらないか確認してみたいところだけど
サクラ >あ、やめた方がいい。ノイズで酷い事になる
弓 >ああ、でも、そら本人あては試してないね……
アメジスト >通常空間との差異とか、色々あるのでね(^^;
弓 >まあノイズの大きさとかから、推測できる事もあるね、確かに
GM >では、アム……精神力ジャッジをどうぞ!
アメジスト >CにもFにもかすりもせず。23でした
GM >うむ。雑音は相変わらずだが……その内容が、大雑把ながら伝わってくる。単なるノイズというよりも、数多くの意志が乱雑に飛び交い混合した結果、このような状態になっているのだろう。
翔真 >むむ、重要な表現が。
アメジスト >「なるほど……これは堪えるわね(普段はこれをそらちゃんがチューニングしてくれてるのかもね)」
弓 >たしかに、そらの権能なら、それが可能か……
GM >なお、もしFった場合は……制御できないスペクトラムズがこの場で解放されるところだった。状況的に見て、たぶん黄色な(ぁ
アメジスト >うわぁお。そ、それは厄い(汗)
サクラ >ひぃぃぃ!?
GM >という訳で……月光寮前で無事、合流〜
翔真 >了解です。合流前に一応、こちら側のウィザード一同に“MASTERS面子を乗せた大型箒が来る”と言う事は知らせておきますね。
サクラ >はーい
アドノレ >どうせ野次馬が集まってるだろうから知人がいないか探しつつ
弓 >(今だけ学園制服に着替えて、しれっと会話に混ざり、寮生を混乱させるアソビ)
翔真 >「とりあえず、こちらに来てくれて助かった。」
サクラ >「いえいえ、一大事ですから!」
京香 >「これでとりあえず、全員合流……ですねぇー」
翔真 >「全員には、後一人足らんよ。京香嬢。」
京香 >「あ、そらりん……は、割としょうがないとして(^^;」
弓 >「うんうん」
サクラ >「そらちゃんが今、どこにいるのか……」 まぁ、元凶を追えば合流できる気がしなくも無い
アメジスト >「そこが問題なんですよね。欠片通信でも連絡は依然つきませんし……」
翔真 >「………誰の仕業かはまだわからんが、何をしようとしてるかについてはいくつか考えられる懸念事項が有る。と為ればまず解かる分から潰して行く事が、闇雲に動き回るより建設的か。」
京香 >「ですねー。確か、ここから第60階層までの移動は自由でしたっけか」
サクラ >「こっちの学生さん達頑張ったんだなぁ…」 それに比べて秋葉原校よ。もっと頑張れー(笑)
GM >あっちはあっちで、第20階層までなら直通だからね?(笑)
アメジスト >「そういえば“臥龍の護り”によって封じられていたものについて、何か情報とかあるんでしょうか? たとえば学園長に伝えられているとか」
翔真 >「学園長の話では、残念ながら正確に伝わっている訳ではないそうだ。」
弓 >「んじゃいこーか」
アドノレ >「んむ」
翔真 >「そうだな、そらも気にはなるが……と言うよりむしろ心配でならんが、事態が解決に向かえば自ずと何とか為るかも知れんし」
GM >と、そこにのっそりと現れた者がいる……「も、もしかしてMASTERSさんなんだな?」
サクラ >むむ?
アメジスト >「……はい?」
GM >それは、鼻がそのままドリルになっている、ツナギ姿のモグラの着ぐるみ然とした人物だった。
アメジスト >「……と、ああ、失礼しました。はい、そのとおりですけど……」
サクラ >「ゆ、ゆるキャラさんなのです……?」
翔真 >「……?」 モグドリー、だっけ?
GM >うむ。元悪の組織の怪人(のなりそこない)、今は学園のコスプレ用務員(名義上)。人呼んで用務員モグさん(笑)
弓 >Spiritsにいたな、そんなの(笑)
アメジスト >モグラ獣人はアマゾンに登場してましたよ〜
エリス >「あ、モグさん。ごぶさたしてます(ぺこ)」 BBパックを立ち上げつつ。
京香 >「へぇ。モグさんが珍しい(笑)おひさ〜」
用務員モグさん >「星のお姉さんに、京ちゃんもおひさしぶりなんだな(ぺこぺこ)」
翔真 >「その通りだが、そちらはモグドリーだったか?何か俺達に話でも?」
用務員モグさん >「ああ、よかった。実は学園長先生から預かり物があって、届けにきたんだなぁ」
アドノレ >ちゃんとコネを繋いでるんで普通に「んむ。お勤めご苦労」
翔真 >「何と?態々済まない、感謝する(礼)」
GM >というか、ぶっちゃけこんな性質なんで、悪の怪人にはとても不向きだったのだ(笑)
翔真 >えぇんやで(^^)
用務員モグさん >「これ……もってってほしいんだな」と、金色の羽めいた品を掌の上に。
弓 >「んに??」
サクラ >預かり物…?
翔真 >受け取って良いなら受け取っておきましょう。 「これはどう言うものか、学園長は何か仰っていたかな?」
アドノレ >エレベーターの使用許可証(違)
京香 >「おお、こ、これは伝説の『黄金の羽飾り』!」
アメジスト >「黄金の羽飾り?」 ブルーリボンちゃうねん(笑)
サクラ >「知っているのですか京香さん!?(がびーん)」
用務員モグさん >「ああ、これは……あ。京ちゃんは知ってたんだなぁ」
GM >実は、アドのツッコミが半分正しい(笑)これは、迷宮内の階層を任意に移動できるアイテムだ。しかも使用制限回数はない……ただし、既に制覇済みと報告された階層にしか移動できない事、発動する際周囲に敵が存在していてはならない事が、注意事項として挙げられる。
京香 >「要するに『鷹の羽(NWOS/臥龍迷宮専用)』の強力版ですよ〜。見るのは私も初めてですけど!」って訳で、かくかくしかじか!
サクラ >「なるほどー! あまり、ダンジョンアタックの経験は無いのですが…とっても助かるのです、ありがとうございます!」
アメジスト >「便利なものがあるんですね」 どっちかというとディアデム・オブ・○ラーの使用回数無限能力制限版か
翔真 >「解説感謝だ(フッ)」 懐かしいモノが(笑)
弓 >(←よくわかってない子)
GM >誰だ。スタッフのデバッグ用アイテムとか言うのは(※誰も言わない)
京香 >「そういえば、ダンジョンアタックは翔真さんたちでも久し振りでしたっけ(^^;」
実は、ラビリンスシティへの移動目的による利用を除けば、臥龍迷宮へのトライはなんと第21夜以来である。
翔真 >第21夜以来とは正直びっくり(笑)
アメジスト >それ以外でしたら、第27夜でちょっとだけありましたけどね〜
アドノレ >「騒動は我らがじきに治めるが、何か変わった話は無いか?」
用務員モグさん >「これが起きた時、迷宮に潜ってた生徒が何人か帰ってきてない、って話なら聞いてるんだなぁ」
サクラ >うぇ、マジか!?
アドノレ >「点呼して居なかった奴のリストはあるか?」>翔真
翔真 >「臥龍迷宮に入る時は記録が残るからそれを調べればあるいは。」>アドノレ
アメジスト >「行きがけの駄賃じゃありませんけど、状況によっては救助も考えなきゃいけないかもしれませんね。今回のことで迷宮に変化がないとも限りませんし」
弓 >「まあ、拾えたら拾いましょうかぁ」
アドノレ >では突入前に行方不明者の確認をしておきます
翔真 >記録閲覧の権限的な問題が有れば自分が確認を取ると言う事で申し立てましょう、ID認証とか有ればその時は俺のを使うと言う事で。
GM >了解。ただ、モグさんが心配しているのはむしろ、その先の事態のようだ。
用務員モグさん >「問題は、他の輝明学園の方なんだなぁ……知っての通り、この迷宮は途中までは、輝明学園のスクールメイズでもあるから……」
サクラ >あー……そっちも被害にあってるのか(汗)
翔真 >「向こう側のは問い合わせないとサッパリと言う訳か…………。」
弓 >「とはいえ、その状況だと、そらのアバターが出現してそうなのは、その子たちのところかしらねぇ」
サクラ >「……あ、さっきノイズから感じた“悲鳴と怒号”って……」(察し
翔真 >なるほど、見えて来ましたな。 「色々な強い感情が表れているとなると、なるほど有り得そうだ。」
用務員モグさん >「おいらはそのへんはよく知らないけど、多分そのうちこっちに連絡があるんじゃないかなあって話は聞いてるんだな」
GM >ただし、いかんせん輝明学園全体の話なので、総合把握するまでには当然時間が掛かる。窓口にエリスを残すのだから、彼女に任せてもいいだろうね。
アドノレ >“学生に化けた何かが居た時の為に、リストくらいは……”というのが発想の発端なので、時間掛かるならまぁいいやの精神。“疑わしくはアナライズ”を容赦なくするなら問題なし
アメジスト >「やはり可能な限り救助して回る必要がありそうですね」
用務員モグさん >「あ、でも制覇済みの階層のあたりだったら、学園生のみんなに任せてもいいと思うんだな」
エリス >「すると、問題は……うっかり下の階層に迷い込んでしまったというパターン、でしょうか」
アドノレ >「逃走した挙句に現在地を見失うというのは有りがちな話だ」
弓 >「空間どーなってるか分からないし、うかつにワープアイテムとか使うのも怖いわねぇ」
GM >なので、黄金の羽飾りにはかかる制限が付いてたりする訳だ。制覇済み階層なら安全だし、変動要因の侵魔がいれば使えないようになってるからね〜
京香 >「さすがにそこまで行くと数も限られてそうですけどねー。そもそも、ルーラー相手にしに行くのにいちいち全部救助までやってたら、そりゃ手間ですし」
サクラ >「あとは、現地に取り残された生徒が自力で生き延びる事を願うしか無いのです…」
用務員モグさん >「おいらが自力で行ければいいんだけど、とてもそんなレベルじゃないからダメだって、一文字先生に釘刺されちゃったんだな」
翔真 >「貴方の分まで俺達が頑張って来る。だからこちらで皆を助けてやってくれ。」
用務員モグさん >「がってんしょうちのすけ、なんだなぁ〜」
弓 >「まあ、道中拾えたらラッキー、しかないわね。いちおう原則自己責任ではあるし、ルーラー倒せば正常に脱出アイテムとか機能するでしょうから」
アメジスト >「翔真さんを含め、ダンジョンアタックのコツをつかむためにも、20層の合流地点まで順に下っていってもよさそうですね」 ゲーム的にはスキップする事になるでしょうが、そこまで行く頃には連絡も来そうだし、さして消耗もしないだろう……という魂胆もあったり。
弓 >「ひとまず、ルーラー討伐を目標に。 アナウンスとか連絡設備が生きてたら、生存優先で行動するようにだけ、放送してもらうとかしましょう」
翔真 >「了解だ。」
アドノレ >「やれる事をやっとけばいいのだ」
京香 >「そういえば、補給しておきたいものとかあります?フレースヴェルグがないから、ちょっとネタは心配ですけど……」ほら、購買も結構人集まってそうだし
アドノレ >始まってすぐだから石が無い者はおるまい?
サクラ >ですの〜
翔真 >「俺は特に無い、大丈夫だ。」
弓 >「ん、おーけい」
アメジスト >そうだ、脱出の魔石でもいくつかもらっておきます?救助者用に
アドノレ >そんなのがあればよいかもな
GM >あるある(笑)「いつもだったらお代が必要なんだけど、今回ばかりは必要ないんだな〜。というか、その羽根見せればOKなんだな」
アメジスト >「すみません、それではいくつかいただいてよろしいですか?」
用務員モグさん >「どうぞ、どうぞ。なんだな〜」
アメジスト >では、当座10個もあれば十分かな? 余った場合は共有品として使ってもらえば無駄もないし
GM >というかそれ、必ず脱出できる代わりに臥龍迷宮/スクールメイズ限定なんだけどね(笑)
アメジスト >なるほど(笑)ああ、そうそう。前衛の皆様に、MP枯渇による気絶対策用のアイテム贈っておきました。ご笑納くださいませ(平伏)
サクラ >おおう、有難う御座います〜〜!
弓 >「さて、あとは……例によってちひろんがまだ回復しきってないから、私の範囲攻撃が封じられてるくらいねぇ」
GM >すると弓の背後から「そうでもないですよ?」との声が。
弓 >おあ!?
ちひろ >「(にっこり&手ひらひら)」
サクラ >「ちひろさん!」
アメジスト >ああ、この事態にシティから迷宮経由で急遽来たのかな?
GM >おおあたり(笑)
弓 >「いやいや、無理しちゃダメでしょ?……っていうか、本物?」 ちら、とアドを(笑)
アドノレ >「外傷が無いから健康だとは限らないというものだ」
ちひろ >「マユリさんは兎も角、わたしの身体は魔力で出来てますからね。ラビリンスシティで充填すれば、問題ないんです(くす)」
GM >この場合、ロデュース=ホールのIdolシステムで急ぎ充填したともいう(笑)
弓 >「だからって、まだキツいでしょうに……もう(なでなでぎゅーーーーぎゅーーーー)」
ちひろ >「ふふっ。今回はいちおうトリッシュ=シーズの名代という立場ですし、それがなくとも母校の危機ですから(もにゅもにゅ。寧ろ弓さんがうずもれるレベル?)」
弓 >「もう私ってば信用ないのかしらぁ?……ありがたいけど……」
サクラ >「無茶するなぁ……(^^;」
ちひろ >「心配なく。魔法弾の補填も済ませておきました……空のと交換しますね(にっこり)」
弓 >「ん、ありがとう。確かに」
京香 >「流石といいますか何と言いますか……(^^;」
アメジスト >「それにしても無茶するわね。魔力の充填過剰は辛いんでしょうに」
翔真 >「元教え子が無理をするのを見ると、何とも居た堪れないモノが有る(嘆息)」
ちひろ >「無理ではありませんよ。出来る事をしているだけです、相羽先生……それに実の所、わたしも卒業生として協力を要請されていますから^^」
アメジスト >「それを含めてみても、ちひろさんみたいに我慢強い人の“無理してない”、は逆に怖いわよ(苦笑)」
京香 >「ね、ちひろん……まだ、人間だよね?(^^;」小声
ちひろ >「……それもご心配なく(くす)」
アドノレ >「なに、人間を辞めた所でその時は“こちら側にようこそ”と言うだけの話だ」
弓 >「うん、まあ、それはその通りなんだけど……本当、あまり心配させないでちょうだいねぇ?…」
ちひろ >「自分の“弱さ”については、いやと言うほど自覚してますって。だから、行くんです」
サクラ >何も言えねえ……
翔真 >「全く、強かになって喜ぶべきか迷う所だ(苦笑)」アドノレの言動に苦笑する位しか出来ん(^^;
アメジスト >「まあね、長い付き合いとはいえないけど、それでもあなたがこうと決めたら退かない人だってのはわかってるつもり。だからこれ以上はいわない、けど、人のまま帰ってきてよね。こんな形で友人をなくすのは嫌よ?」
ちひろ >「大丈夫です。こんな状況で死ねるほど、楽な一生は歩んでないつもりですから(ふふっ)」
翔真 >オモォイ!そういえば学園編序盤から、いろいろ経験してたのだったな……(苦笑)
京香 >「……なんていうか、どっちも説得力の塊よねー(笑)」
アメジスト >「ん。それじゃ、お互いがんばりましょ(ぎぅ」
ちひろ >「ええ^^(もにゅもにゅ)」
弓 >「はいはい。重くなりすぎないうちに行くわよー」
GM >という訳で、ちひろは久々に召集したシスターズによる別働隊で行動する事になるね。そしてエントランスホール全体では、非戦闘級ウィザード達が後詰めの陣を構成しつつある。
弓 >「ともあれ、ありがとう。……大切に、でもちゃんと使わせてもらうわね」
翔真 >「………助力感謝する、何か有ったら遠慮なく声を掛けてくれ。」
サクラ >「有難う御座います、このお礼はいずれ(ぺこり)」
ちひろ >「いいえ。逆ですよ、皆さん……今回は、わたしが借りを返したの(くす)」
エリス >「バックアップはわたしと京香さんで頑張りますね。皆さん、どうかご無事で!」
風子 >「相羽先生、それにMASTERSの皆さんも行ってらっしゃい。大丈夫、地上は私ら教師陣がしっかり守るんでっ!」
翔真 >「了解だ。宜しく頼む、では行って来る。」
アドノレ >「んむ。後は任せた」
アメジスト >「いってきます!」 展開したレイジングハートとディープ・マリンNdをカツン!と打ち合わせつつ、ダイブ開始ですの(笑)
サクラ >「行って来るのです!皆さんもご無事で!」
かくしてウィザード達は、臥龍迷宮・第60階層へと足を踏み入れた。
嘗て、ここは冥魔王テューナ=フィーネとの決戦が繰り広げられた場所である。
そして“此処こそが、この迷宮の最深層である”と信じられていたが……
更なる下層の存在が明らかになった今となっては、もはや過去の話である。
サクラ >「ここが、第60階層……」
翔真 >教師をやってて言うのもなんだが、凄い深さだな。
弓 >毎回思うけど、建築基準法だいじょうぶなのか?と(笑)
GM >ああ、月匣だから(笑)でもって、かの冥魔王の影響で変質していた回廊は、今では既に普通の……要するに、より浅い層と同じ佇まいを取り戻して久しい。床の穴を除いてはね。
翔真 >「あれは……」念の為警戒状態に移行、全武装展開しておきます。
サクラ >あ、こちらも装備展開です
弓 >ばさっと展開
アメジスト >同じく、装備展開します。
アドノレ >んむ。装備展開
GM >そうして装備を展開している、まさにその間にも。穴から侵魔の一団が現れ……そして周辺に展開していたウィザード達に叩き返される、という事が繰り返されていた。この下に降りられるレベルにないウィザード達にとって、いわばここはレベル上げのための教練場であった。
アメジスト >誤解を承知で言えば、きわめて興味深い状態ではある……。
GM >そして、包囲陣から一段下がったラインで消耗品を配っていたローブ姿の若い女性が、新たにこの階層へと現れた君達にも挨拶する。
「いやぁ〜……敵も味方もこうも数が増えると、補給線維持するのもひっと苦労やわー……あ、どうもどうもー」
亜門 光明。輝明学園秋葉原分校……卒業生。
そう、時の流れは残酷である(笑)
アドノレ >だがしかしサ○゛エさん時空ももまた……
GM >だってほら……小学生だったサクラが、もう高校生だし……だったら、光明はとっくに卒業生だわ(笑)
サクラ >なんですよねえ(笑)
翔真 >「久しいな、息災であった様で何よりだ。」
サクラ >「お久しぶりなのです!」
アメジスト >「お久しぶりです」
光明 >「と思うたら、MASTERSの皆様やったか。ご無沙汰しとります(ぺこり)」
アドノレ >「んむ。ご苦労」
弓 >「おつかれぇ」
光明 >「うち、いちおう卒業生のよしみで、出張購買部の手伝いをさせていただいとりますわ。せやから、もしかしたらこの下の階層とかでお会いする事があるやもしれません」
サクラ >「なるほど、了解なのです」
翔真 >「了解した、その時は世話になる。」
アメジスト > 「無茶はしないように気をつけてくださいね。世界の危機は事実としても、命あってのものだねですから」
光明 >「やりたい事がいっぱいあるのに、こんな所で死ねませんわぁ(笑)」
サクラ >「…なのです!」 内心で全力肯定(笑)
アドノレ >「ならばフラグを立てぬように」
光明 >「なんやそのフラグって(笑)あ、それと……これは“皆様ですから”サービスしときます。購買部の先輩に聞いた話なんですけどな」
サクラ >「はわわ?」
翔真 >「ふむ。」
アメジスト >「なんでしょう?」
光明 >「結界を貫通できる方法があれば、階層をいくらかショートカットできるらしいんです。ただ、どこに抜けるかは完全にわからんそうで」
サクラ >結界を貫通……ふむ、博打だなぁ
ぶっちゃけ“出張購買部がランダム出現である事”にかかるメタ発言である(笑)
アメジスト >「それは……未だ安定してないということの現れかもしれませんね」
光明 >「せやね。それも、なんかこの先のあっちこっちでそんな破れ目を見たって話ですわ。すぐに塞がってしまうそうですが……ああ、あとそういう場所からは強いクリーチャーが出て来やすいそうですから、これも気ぃ付けといて下さい」
弓 >「ふむぅ? ランダムテレポートからの“*ああっと*”はイヤねぇ……っていうか、どっちかっていうと“モンスターハウスだ!”の方かしらぁ?」
アメジスト >「未帰還者というのも、そういった裏道を通ってしまったのかもしれませんね」
本当は破れ目は見つけ次第潰してしまった方がいいんだろうけど……潰せるならね
GM >逆を言えば、上の階層への脱出口にもなり得るから、悩ましいところだねぇ……
翔真 >「了解した、貴重な情報提供感謝する。」
サクラ >「貴重な情報、有難う御座いますなのですっ」
光明 >「ほな、お気をつけて」と、ぺこりと礼して補給ラインへ戻っていきます。
翔真 >「そちらもな。」
サクラ >「そちらもお気をつけて〜!」ノシ
アメジスト >「ありがとうございました(礼)」
アドノレ >「ではさらばだ。運が悪ければまた会おうなのである」
GM >光明が足早に駆けて行った先には、撃退戦でダメージを受けたウィザード達が回復を受けたりしているのが見えるね。
サクラ >ほうほう、どんな面子かしら?
GM >だいたいGL10〜15帯の、多くは輝明学園生だ。レベル自体は臥龍生の方が高いけど、絶対数では言うまでもなく輝明の方が上。しかも中には、明らかに人間とは異なる姿のウィザードもいたりする。
サクラ >おぉー
GM >実はこれ、他の平行世界に出来た輝明学園の生徒……主に、蟻塚 鋼地という男の功績だ。彼もいまや平行世界間連盟「ビフロスト計画」の中心人物だから、各平行世界間の利害関係を調整したり、それは忙しい毎日を送ってるらしい。とは、以前京香から聞いた話だね。
サクラ >なるほどなるほど……
アメジスト >鋼地さんか。一回だけご一緒した事があるなぁ
翔真 >リアルでも頑張っているのだろうか、心配になる(苦笑)
GM >PLレベルでは連絡なんて何年もないから、しらんけどな!(笑)兎も角、戦線は寄せては返し、返しては寄せ……まるで波打ち際のようだ。人類陣営の防衛線も徐々に分厚くなり始めているが、雑魚侵魔の襲来も絶え間ない。
弓 >「“まだいける”は、“もう危ない”よぉ? ちゃんと限界みて撤退してるようでなによりねぇ」
アメジスト >「彼らが戦線を維持してくれているうちに何とかしなきゃいけませんね」
翔真 >「となると、ショートカットを使うかどうかを考えねばならないか。」
アメジスト >「もちろんショートカットは有効な手段の一つですが、未帰還者を見つけられないまま階層を飛ばしてしまう可能性があるのが悩ましいところです」
弓 >「んー……正直、人命救助は二の次、と言い切ってしまいたいところだけど、そらのアバターがねえ……」
アメジスト >「あの時感じた悲鳴や怒号が、スペクトラムズを通じて聞こえてきている可能背があると仮定すると、見過ごすわけにも行きませんものね」
サクラ >「急ぎたくもあり、かと言って見捨てるのも…難しい所なのです」
アドノレ >「出来る事しか出来ぬしの。ショートカットは狙って出るモノでなし」
弓 >「まあ、“できそうならやっちゃう”でいいんじゃない? バカ正直に攻略するには、さすがに時間も補給も足りないし……いざって時はガンガンショートカットして進んでいかないと、さすがにもたないわぁ」
アメジスト >「“さっさと進んで状況解決”の方が救いになる可能性も無きにしも非ず、なのが悩ましいなぁ」
アドノレ >「“会った者だけ救い使える物は使う”になると思うが、まぁ“出会ってから考える”でかまわんだろう」
翔真 >「了解だ。」
GM >ちなみに櫻小路シスターズは既に熟練ウィザード集団のいくつかに混じって、この穴の先……より下層へと突入したようだ。
アメジスト >みずはちゃんもか。がんばるなぁ
GM >や、ちひろと同級生達……その多くは「伝説の第20期生」だ。流石にみずはじゃレベルが足らぬ(笑)
アメジスト >ああ、そういう意味のシスターズか。納得(笑)
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