【第39夜】
深淵の果て

〜スクールメイズ・完結篇〜

<PART−10>



フレースヴェルグ、発見
〜第76もとい81もとい80に見せかけてやっぱり81階層〜



かくしてウィザード達は、第76階層に到達する。

GM >では、規模決定〜……「1」(笑)
アメジスト >今度は最小(苦笑)
サクラ >相変わらず極端だなぁ!(爆)
GM >デスヨネー(笑)で、コリドーは……「6/通常」「2/一通」「1/断絶」だ、そうな。
サクラ >通常一択ですね!(爽)
翔真 >だねぇ(苦笑)
アメジスト >ですね、とりあえず。
アドノレ >そのまま駆け抜けられたら楽だけどさて
GM >では、通常コリドーで「B−X」へ移動……「6/イベントタイル」、そして出目は20+12……「時空変動」!
サクラ >なん、だと……!?
アドノレ >次元震とな。誰かがジャンプしたか?

ウィザード達がそのタイルに足を踏み入れた時。
瞬時にして周囲の空間が歪み、変動し……
して彼らは、更に奥の階層へと吐き出されていた。

軸→
↓列
時空
変動

第76階層、攻略断絶。残りは月アタ側に託される事となる。
いちおう、ここにマップは残しておく事としよう。

アメジスト >テレポーターか、あいたー!?
翔真 >「突発的過ぎて対処出来なかった、全員無事か?」
アメジスト >「ど、どうにか……」
サクラ >「くぅ、まさかテレポーターだなんて……」
アドノレ >「そこは『おおっと』と言わねばな」
弓 >「一周回ってイラっとくるわね……」
アドノレ >「なんか誘導されてるような気がしないでもないな」
GM >という訳で、イベント「時空変動」はショートカットと同じ処理だけど、これは偶発的なものであるため、ペナルティ累積は+12のままって事で。

ィザード達が結果的に到達したのは……第81階層。
要は、途中5階層分をすっ飛んだ事になる。そして、その規模は……!

軸→
↓列

GM >という訳でコリドーまで決定してみたよ。「B−X」行きは「封印/知力(目標値35)」、「B−Z」行きは「封印/知覚力(目標値35)」だったね。
アメジスト >おそらくイベントフロアであろう第80階層を飛ばしたのが地味に痛いなぁ……
GM >うん、実は背後にその第80階層に戻れる上り階段があったりするんだな、これが。
アドノレ >おお。ペナルティ無しだから戻れるのか
アメジスト >それは……すごく興味深い(笑)
サクラ >戻ってチラ見?(^^;
アドノレ >敵の待ち伏せ的状況のその後ろから登場したら笑うぞ
翔真 >………後続の事も考えて行ってみるか?
アメジスト >ですねー 実際問題3人でイベントバトルとか辛いじゃすまないし
弓 >今は積極的行動の理由がないので、どちらでもおけ(笑)
アドノレ >不安の種は潰しておこう。第80階層に戻るぞ
GM >すると、第81階層はひとまずペンディングして、第80階層の方か……逆向きだからいきなりゲートタイルからなのな(笑)
アメジスト >下手したらいきなりガーディアン戦か……(汗)
GM >という訳で決定〜……「4/通常ゲート」だわちくせう!?道理で普通に通れる訳だわ!!(笑)
翔真 >無事に済んでよかった(アンド)
サクラ >『ドキッ!バックアタックされるガーディアン!』は企画落ちだったんだね!(ぇ
アメジスト >あれ? でもそうなってたら、ガーディアン倒した後は、このフロアでの戦闘は考えなくてよくなってたのか?
GM >まあ、この階層自体まだ未踏だからね。流石に「分からない」とだけ(笑)

ちなみにその第80階層、規模はこんな感じである。

軸→
↓列

GM >という訳で、コリドーは「F−X……2/一通」「F−Y……3/通常」「F−Z……5/隠蔽(87/幸運度26以上、成功により一通)」とあいなりました。
アメジスト >あ、いまさらながら質問。逆戻りする形になるわけだけど、コリドーってどうなるんでしょう? 通常通り? それとも逆向きになるんでしょうか?
GM >もちろん逆向きでござるよ。と言う事は行き着くゲートタイルも上り方面(本来のスタートタイル)だから、第79階層に進む(というか戻る?)ことになるけれど。
弓 >「この場合、すぐそこにフロアボスがいれば、それ倒せばいいのかしら???」
翔真 >「ゲートを開放する必要が有るから居た場合はその通りになるだろう。」
GM >第80階層にはガーディアンがいない事は判明してるので、登った先の第79階層にガーディアンがいるかどうか?って事になるね、この場合は。
アメジスト >つまり、この場合、左から右に進むのが通常なので一通は通れなくなる?
アドノレ >逆向きの一通だから通れないな
弓 >つまり……“行き止まり”?(笑)
GM >おそらく本来の向きで来た場合、断絶コリドーに見えるのだろうね。もしかしたら、今までにあった断絶コリドーの正体は、向こう側からの一通コリドーとかだったのかもしれない。
アメジスト >ぎゃあ。それは色々とマズイ。普通に進んできたパーティーの邪魔をすることになりかねん(汗)
弓 >「欠陥住宅すぎない?」
翔真 >「思う所は確かに無くもないが、住宅呼ばわりは如何な物かと(^^;」
GM >というか、そもそもここ月匣なんですが(笑)
翔真 >「………せめて第79階層までの経路を確保しておきたかったが、先を急いでいるのも事実。どうする?個人的には一応第79階層は攻略しておいて、後続に繋げたくはあるが。」
アメジスト >「……そうですね。このままこの層を放置してしまうのはまずいかもしれません。後続の邪魔をしてしまう事は避けたいです」
サクラ >「私としては、このまま進む事を進言します。異界化の原因を排除を優先すべきなのです」
翔真 >「そらの事は確かに心配だが、“急がば回れ”と言う言葉も有る。出来るだけ確実に歩みを進めておきたい。」
アドノレ >「ボスが出口に居なかったからもういいのではないか」
弓 >「どっちでもいいわぁ」
サクラ >うーん……素直に第81階層を攻略しましょうか(^^;
アメジスト >その方がいいかも。言いだしっぺの分際でなに言ってるんだと言われれば「ごめんなさい」と言うしかないんだけど
GM >ああ、それと……人類側で踏破した階層は行き来自由になるから、その時点で一通だろうが断絶だろうが関係なくなるわな〜
アメジスト >え? それはこの場合……
弓 >その場合、ここは通れる?それとも、第79階層側まで行かないとダメ?(笑)
GM >そこは過去何度も説明しているように、月アタ側でも攻略は進んでいるから、あっちで第79階層を踏破すれば当然、次は第80階層のスタートタイルに到達する。そうなれば、ここまで来る事もできるだろう……もちろん、今出た結果は優先されるけど(笑)
アメジスト >なるほど。スタートタイルまで到達してしまえば少なくとも後続の邪魔はしなくて済む訳だ
翔真 >第80階層攻略が1票、第81階層攻略が1票……アム嬢はどちらかな?第80階層攻略に1票の様には読めるが。
アメジスト >第80層攻略に1票ですね。いささかゲーム的な見かたになってしまってますが、あくまでキャラクターにとっては、自分たちの移動によってコリドーが決定されているという考え方はしにくいはずなので。
弓 >今の所判断材料が少なすぎるので、“どっちでもいい”と言うしかない(^^;
アドノレ >弓と同じくどっちでもいい。無効票が不可であるなら第81階層に1票というところかな
翔真 >これで第80階層攻略は2票か。無効票を可にすると第80階層で決定だが、不可にすると第81階層も同数の2票となるので、弓ちゃんの判断次第となる(苦笑)
GM >それとも……禁断(?)の分散行動発動か(ぉ
サクラ >いやいやいやいや(^^;
翔真 >現状ここで分散行動は危険過ぎるでしょう(汗)
弓 >「まあ、もうすこし見てみて、消耗の少ない範囲でいけるならこのままで良し、リスク高そうだったりダメそうなら下でもいいんじゃない?」
アドノレ >時間経過による進展は有ると言ってた気がするけど表立ってターン数表記してないのが少し不安だから無効無しなら下という
弓 >第81階層になると累積ペナルティも大きくなるから、いったん簡単にクリアできそうな方から?と考えてみた(笑)
GM >いずれにしても、第80階層はいまだ未踏階層である事に変わりはない訳で……そもそもなんで第80階層に戻ろうと思ったんだ(笑)
アドノレ >キリ番だからイベントボス的なのがいる危険が有るという話だった気が
アメジスト >すみません、これまでの経過で第80階層でイベントが起きそうと読んだ私のミスです(土下座)
GM >や、そもそも「第80階層で何かが起きる」だなんて、GMはひとことも言ってない(笑)
アメジスト >まあそうなんですが、あまりにもプレイヤー的思考に走りすぎたかなと猛省中です。
GM >まぁ、流石に第100階層まできて「実はなんにもなかったよ!」なんて事はないだろうけどね!(笑)

これは、正確には「いささかメタ張りが過ぎた」というだけの事なので、ミスでもなんでもない。

翔真 >ふむ、第80階層に赴いてイベントが起きなかったのなら、このまま降りて第81階層に進んで良しと言う判断になるのか。
弓 >じゃあ、そのまま第81階層行きでいいんじゃまいか。「見たけど何もなかったね。もどろっか」で(笑)
翔真 >「(思案中)………先ほどまでの戦闘から継戦能力に聊か不安も残るのも事実。先に進むのも有りか。」 では、第81階層へ進みましょうか。
アメジスト >了解です。停滞の原因作っちゃってすみませんでした(陳謝)
翔真 >いや、気になったのは俺も同じだから、そう悔やまなくても大丈夫ですよ(^^;
アドノレ >不安の種消すのは悪いことではないぞ
GM >そんなに気になるのならぶらぢるきゃすとおふだね♪
アメジスト >はうぅ(///; ……ウー=バル謹製ネクロティックスーツもほとんど変わらない気もするけど(苦笑
GM >さて、キミ達は再び第81階層へ戻ってきた……さて、お次は「この先どこへ進もうか?」というお話だ。
翔真 >とりあえず普通に通常からか?
アドノレ >んむ
アメジスト >ですね
サクラ >はーい
GM >では、「B−Y」に進み……「1/通常タイル」か。そしてここからのコリドーが「C−X……2/一通」「C−Y……封印(74/知覚力32以上、1人)」「C−Z……隠蔽(88/幸運度27以上、判明後通常コリドー)」となるようだ。
アメジスト >一通はコストがかからないんだけど、下手するとさっきみたいに前進できなくなって、ジャンプしなきゃならなくなるのが怖いやね(^^;
サクラ >すると難易度的に見て、封印コリドー……?
弓 >どこからでもOKよー
アドノレ >では隠蔽開けるか?
翔真 >今回の封印と隠蔽ならほぼノーコストで何とか出来る。アドノレ案で上がった隠蔽開けるので良いかな?
サクラ >了解ですー
アメジスト >おまかせします
翔真 >了解(苦笑)隠蔽を開けに掛かります、対抗で《魔器の声》を起動して、51より………あ、ふったらんか(笑)
アメジスト >こ、高レベル魔剣使い、鬼だな(汗)
アドノレ >俺様が隠蔽開けようかと思ったのだが、消費無しで開くのだな
翔真 >今までもこうしておけば(自分だけは)ノーコストだったと言うのは内緒です(ぁ
GM >では、「C−Z」に到達……「6/イベント」かぁ。という訳で。そのタイルに到達した時、一同の目の前の光景は……一変していた。
サクラ >……おぉぅ

軸→
↓列

翔真 >周辺警戒、不意討ち等に備えます。
GM >周辺に敵影はなし。壁や床は破壊され、あちこちに破片が散らばっている。そして、その向こう側には……どこか見覚えのある、若草色の壁めいた構造物が存在していた。
アメジスト >「何事かしらね、この惨状は。あら? あの壁、あの特徴的な色は……?」
GM >……そう、皆の記憶が正しければ、これは……フレースヴェルグだ。

サクラ >なんとー!?
アメジスト >なんですと!?(汗)
GM >見た限り、少なくとも艦は破損しているようには見えない。が、物音ひとつ聞こえないのもまた事実だ。
弓 >「ん……これは……」
翔真 >「フレースヴェルグ?………何故こんな所に……?」
サクラ >「ふ、フレースヴェルグ……?!」
アドノレ >結界に突き刺さるような感じ?
GM >うむ。臥龍迷宮に文字通り突き刺さってる(笑)当然こんな状態なので、その先のコリドーは見えなくなっているね。
アドノレ >「調べる以外の選択肢が無いな」
翔真 >「だな(嘆息)急ぐとしよう、舷側側のハッチから入れれば………。」
GM >うん。舷側のハッチを発見できれば、反対側からコリドーなりフロアなりに出られる、はずだね。という訳で、ここで任意の基本能力値ジャッジとなります。
アドノレ >その対象は外だけの現況かな?それとも中も含めての調査結果?
GM >それは能力値の内容とその達成値、そして全員の合計値でいろいろと分かってくるという感じで。
アドノレ >もし中含めての調査結果なら、具体案のひとつでも有れば(例えばブリッジに運行記録の類が残ってる可能性とか)目標値が変わってくるかなと思った次第。
弓 >筋力でこじあけるかなー……幸運とか知覚ふりたいけど
サクラ >んー、では筋力で。瓦礫やら邪魔になるモノを片付けちゃいます
翔真 >サクラが筋力なら弓ちゃんは知覚が良いかな?そうなると幸運がアドノレで知力がアム嬢になるだろうか。
アドノレ >まず中に入る手段の確保が必要か、それがあったな
翔真 >自分はその場合器用度で調べましょう、周囲の状況の痕跡を集めてデータを揃えるみたいな感じか?
弓 >あいあい。プラーナはあり?
GM >当然あり。魔法、特殊能力、アイテムの使用も全然OK。だって月匣だものね。
サクラ >では筋力ジャッジ!……(ぷぎゅる)不調、21で(がくり
翔真 >器用度でいきますね、プラーナ10点と《手練》も含めて、44です。
弓 >ここはなりふり構わずプラーナ使う。知覚+P20、40で痕跡探し……そらりんの足跡を導虫に追わせるのだ
アドノレ >窓とか亀裂等、中の様子が伺える場所があれば、そこで《空間転移》による侵入を試みよう。という訳で幸運度+P9、33
アメジスト >知力でジャッジ。艦本体にダメージを与えないように考えながらルート確保ー。《博物学》とP18で……59でした
GM >ふむふむ。……誰かぷち石またはコールチャンスめいたものはお手すきかしら(ぉ
アメジスト >あ。ぷち石割ってぴったり200なんですね……ブレインメモリー使えば良かったんやーorz
翔真 >先のGM発言から考えるに、達成値200ボーナスかな(^^)
サクラ >なるほどー……割ります(血涙)
GM >うむ。ではまず艦内への進入は普通に成功。ハッチロックはされていたものの、他でもないキミ達は運用者だから、意味がない(笑)
サクラ >勝手知ったる他人の家、もといチームの母艦っと……
GM >当然、艦内が荒らされた様子はない……アイテム倉庫も無事のようだ。誰かがFってたらわかんなかったけど
アメジスト >とりあえずそらちゃん探しましょう。艦内の状況確認しながら。
GM >うむ。そのそらだが……見つけ出す事は出来る。
サクラ >おぉ!?
GM >場所はブリッジ、彼女の指定席。ただし……問題はここからだ。
そら >『―――――――』
翔真 >「そら……!?」
サクラ >「そらちゃ……!?」
GM >そう。彼女は確かに“そこ”にいた……ただし、完全に停止した状態で。少なくとも指定席についている以上、直前まで操艦していた事は確かだ。
弓 >「なにかメッセージでも残してないかしら?それくらいはできそうだけど……」
アドノレ >「待て、迂闊に近づくな」まずはアナライズを示唆
アメジスト >「少し待ってください、まだ触れないで……」ではアナライズをば。
翔真 >固唾を呑んで見守る。
GM >……そして。アナライズの結果は先のジャッジに含めてあるんだけど、よく考えてみれば、今までの進展の中にヒントはあった。

そもそも、次元断層が出来た臥龍学園所在地で
学園が丸ごと超空洞へと吹き飛ばされながらも、何故それ以上の事態にまで到っていないのか。
その答えは、ただひとつ……
宝生永夢ゥ!君が世界で初めて…バグスターウイルスに感染した男だからだぁぁぁぁ!!

そらがフレースヴェルグでもって、学園と超空洞の境界点、即ちこの臥龍迷宮に楔を打ち込んでいたからだ。

サクラ >なんと……
GM >その証拠に、魔導ロケットアンカーが機能している。その打ち込み先は「臥龍学園正門前」……今まさに、学園を超空洞へと吹き飛ばさんとする力との間に均衡を保っているのだ。
弓 >うわお
GM >そして、そらの今の状態についても、答えはもう出ていたはずだ。そう、次元断層の向こう側からやってくる雑魚侵魔を食い散らかしていた連中がいたよね?
サクラ >スペクトラムズ……
翔真 >だな。3色ほど見かけられていたのだっけか?
GM >そう、主に「赤」「黄」「橙」の数が圧倒的、他にもちょこちょこいたって感じだ。ただ、過去にそらが示唆した中では「藍」がいないけどね。
サクラ >憤怒に恐怖、欲望……かぁ
アメジスト >つまり、学園前に打ち込んだ魔導アンカーをスペクトラムズで守ってると
GM >まさしくその通り。これが、正門前に侵魔とスペクトラムズが大挙して出現した本当の理由だ……侵魔側からすればこのアンカーを外して、完全に学園の敷地内を超空洞の領域内と化せれば、即ち裏界からの侵攻を容易にする事が出来る、という按配だね。
弓 >「お。つまり、原因をなんとかすれば、ここから直帰できそう?」
翔真 >「可能性は有りそうだが、原因の排除も容易では無さそうだし何よりそらのこの状態を何とかしないと……。」
アドノレ >タイムリミットで数に押し負ける未来があるかもだな
アメジスト >スペクトラムズも最大数出せない状態だろうしね……
翔真 >その戦力を確保する為に、自らスペクトラムズを開放したと言う事だろうか………?
アメジスト >おそらくは。そしてその維持と操作のためにリソースを食われてしまっているのが現状と思われる
GM >そういう事。ちなみに、スペクトラムズの触媒となるフラグメントは、かつてそら自身が月光部部長として学園生たちに渡した「ともだちのいし」だ。
サクラ >「むしろ、最下層のルーラーかコアをぶっ飛ばさないと……って気がしなくも無いです(。。)」
アメジスト >つまるところ、どうにかしたいけど、現状起こすことは不可能。下手こくと学園が本気で虚空をさまようことになるぞと。
翔真 >冗談抜きでここを守る戦力を確保したいが……後続が追いついて来たら、一部戦力を分けて貰えないか後で打診しておこうか(−−;
アドノレ >「起こしたければ周りの状況をどうにかしろという事だな」
アメジスト >「それが最善なんでしょうね」
翔真 >「成程了解した(嘆息)状況からして俺達に連絡を入れる余裕も無かったのだろう。むしろ気付かなくて申し訳ない位だ。」
弓 >「ん。さっきまでの何すりゃいいのかわからずに延々潜るよりは全然マシねぇ。やる気がでてきたわぁ」
サクラ >「あ、でも……そうなると、ちょっと困った事になるかも知れませんです」
翔真 >「如何言う事だ?」
サクラ >「最初の話は、“《四騎士》の対抗勇者を消滅させないためにそらちゃんを探す”って話でしたよね……でも、そのそらちゃんが動けないなら、決め手がなくなってしまうのです」
翔真 >成程確かに。原因排除する為には恐らく《四騎士》を何とかしないといけないのだろうし、そうなると《勇者》がピンチか。
弓 >「先送りしましょ」
翔真 >「まぁ結果的にはそうなるか(苦笑)………いや、アンカーを護るスペクトラムズに代わる戦力を用意すれば良いと言う訳か。」
弓 >「魔王については、私達で倒しちゃって、いったんお帰り頂くのがいいんじゃないかしらぁ」
翔真 >「まぁそれが出来るならそれも一つの手だが………《四騎士》全員か、中々骨が折れそうだ(苦笑)」
弓 >正門前ってわかってるなら、シビレ罠と落とし穴と大タルでハメれる、と
アメジスト >モンハンかい(笑)
サクラ >「でも、そらちゃんがこれだとメガエヴォとかも使えないのです……《赤の乗り手》の時だって、綯斗さんという勇者の助けがあったとはいえ、メガエヴォなしで相当苦労したばかりですし(。。)」
アメジスト >「卵が先か鶏が先か、状態になりつつあるわね……」
サクラ >「ええ。最悪、魔王級を同時に4人相手取る可能性もありますから……すみません、言い過ぎました」
翔真 >「気にするな、懸念は当然あるべきだからな(フッ)」
アドノレ >「やはり一人づつ出てきて『あれは《四騎士》の中でも最弱の……』とか言って欲しい処である」
サクラ >「……でも、学園前の雑魚侵魔が問題なのなら、打てる手はまだあるんじゃないかって思うんです」
アドノレ >「んむ。地上なら補給を受けながら継戦可能な戦力を出して貰う事が可能だな」
アメジスト >……そういえば、フレースヴェルグは機能しているんでしょうか。魔導ロケットアンカーは機能していると言う話だったけど。
GM >うむ。フレースヴェルグは「機能している」。キミ達が乗り込んだなら、尚更の事だ。つまり……出来るじゃんよ、外部への通信(笑)
翔真 >あるぇー?(・ω・)
サクラ >普通に連絡とれたぁー!?(ガビーン)
アメジスト >なるほど。魔術協会および横須賀WUに、現状報告ついでに戦力の派遣を依頼する、と。くれはの事だから出してくれそうだよなぁ(^^;
翔真 >少なくとも、事の重要性から考えても優先的に戦力を振り分けてもおかしくない案件だ。
アメジスト >「いずれにせよ、現状報告は必要ですし、早々に連絡取りましょうか」
翔真 >「だな。」 そしてアイテム倉庫が無事な以上、サクラも今さっき消費したぷち石を補充できないか?
サクラ >それがあったー!!…フレースヴェルグを見付ける事が出来た一番の功績っぽい?(^^;
アドノレ >だな。出かける前にぷち石取ってきてくれとサクラに頼んでよい?
サクラ >あ、じゃあアドさんの分も倉庫に行って取ってきまーす!(ごそごそ
GM >ほいさ、ではサクラには消耗品補充に倉庫まで向かってもらうとして、さしあたり連絡先選択肢。「くれは」「京香またはエリス」「ほん子」「その他」とあるけれど……
アメジスト >立場的に私は「くれは(協会)」になりますね。弓さんは「京香さん及びエリスさん」ですかね?
翔真 >了解です。連絡先がエリス嬢相手なら弓ちゃんだろうけれど
アドノレ >ほん子に繋げれば奴の所にも自動で繋がるから俺様か、ハタマタ師として翔真か
アメジスト >現場責任者といってもいい上、そらちゃんの保護者でもある微さんには……京香さんから連絡いくかなぁ
弓 >うに。現場指揮官に委任するにしても、現場に指示を出せて、周囲がその指示に従えるヒトがいいんでない?
GM >うん。強いて言えば連絡先のうち、京香とエリスを分けるっていうのもありだね。
翔真 >先んじておられたので、臼本嬢への連絡はアドノレさんが良いでしょうか。その場合、自分が横須賀ユニオンの方に連絡を入れます。

という訳で、ここからは少しの間、個別通信のシーンとなる。

◆ ◆ ◆

〜アム/くれは 間〜

くれは >『はわ!はいはーい。くれはさんだよー』
アメジスト >「失礼いたします。アメジストです、現状報告のためご連絡いたしました」
くれは >『ん、よろしく〜。今どんな感じ?』
アメジスト >「現在MASTERSは迷宮第81階層まで進出、探索中にフレースヴェルグを発見。通信機器を使用して連絡しています」以下ここまでの過程をかくしかで
くれは >『(まるうま)はわ〜。要するに、臥龍学園正門前にロンギヌスを派遣して欲しいって、そういう事ね?』
アメジスト >「はい。おそらくは横須賀WUからも戦力抽出と派遣が行われるかとは思われますが、必要とされるのは最大戦力よりも継戦能力の維持になりそうなので、出来れば」
くれは >『ふむー、そうだねぇ……コイズミさんたちにはもう入ってもらってるけど、それとは別に戦力を出す必要があるかぁ……』
アメジスト >「そういえば……無理をいって申し訳ありません」

〜弓/エリス 間〜

エリス >『弓さん!お待ちしてました!』
弓 >「やほー、エリス。報告いれるから、うちのメンバーと情報共有よろしく。 あと、追って協会かユニオンから指示があると思うから、協力して事に当たってちょうだい」
エリス >『はい、お願いします。こちらからも、お伝えできるお話がありまして』
弓 >「ほむほむ、なにかしらぁ?」 かくかくしかじかしつつ
エリス >『(まるまるうまうま)ほら、《四騎士》に対応できる勇者をノーチェさんに探してもらうってお話がありましたよね。あれに、進展がありまして』
弓 >「おおう、さすが仕事はっや……」
エリス >『《赤の乗り手》については、ご存知でしょうから割愛しまして……《白の乗り手》《黒の乗り手》について、対応する勇者が判明しました』
弓 >「まじかー、いるのかー……ワンチャン、国内にいないのに賭けてたのにぃ……」
エリス >『まず、《白の乗り手》に対応する勇者ですが、以前に面識もある方で……荒戸 夏姫さん。既に迷宮探索に加わっているようです』
弓 >「ぉぅぃぇ……」
エリス >『それから、《黒の乗り手》に対応するのは……天想 智華さん。彼女も迷宮探索に入っています』
弓 >「うん、まあ、そうよね、勇者くらい実力あれば、やるわよねぇ……おとなしくするはずないわよねぇ……orz」
エリス >『残る《蒼白の乗り手》に対応する勇者は、今調べてもらっています……これは、追ってお知らせできると思います』
弓 >「とりま、ノーチェにありがとって伝えて。あとその二人の現在位置か最終確認座標がわからないか、購買部とかに聞いてくれる?」
エリス >『はい、確認とり次第、追ってお知らせしますね^^』

〜翔真/京香 間〜

京香 >『どうもー。そっちはどうですか?』
翔真 >「こちらはフレースヴェルグとそらを発見した。ただ聊か困った状況に在る。」以下かくしかで現状の説明をします。
京香 >『(まるまるうまうま!)了解、お姉ちゃんに繋いでおきますね!でもって……学園側から聞きだしたお話も、少々あったりするんですけど』
翔真 >「聞かせて貰えるか?」
京香 >『まずは《四騎士》の詳細について……皆さんが交戦した《赤》の他、《白》《蒼白》《黒》が存在すると言う事はもう分かってますよね』
翔真 >「あぁ、一応その辺りの話は聞いている。」
京香 >『では、それらを封印したのが裏界魔王、所謂“悪徳の七王”だったと言う事に付いては……どうでしょ?』
翔真 >「前にラビリンスシティでブンブン=ヌーにそれらしい話を聞いた覚えが有るな。」
京香 >『なら、話は早いです……要するにその“悪徳の七王”の封印が緩んだ事が、今回の騒ぎの原因です』
翔真 >「成程………考えてみれば確かに予想出来る範囲内の事だ。それで、その話は何処から来たか解るか?」
京香 >『輝明学園秋葉原校のヴィヴィ先生からです。最初に破損したのは、魔王アステートによる《白の乗り手》の封印だったとか』
翔真 >「ふむ、10年ちょっと前の話か。」
京香 >『や、もっと最近です……具体的には過去の臥龍迷宮探索でもって、アステートの再生を阻止した段階で。あとは、翔真さんもご存知の通り、ベルの件で《黒の乗り手》の封印が外れたようで(^^;』
翔真 >「騎士二体の封印が外れてそこから徐々に……と(嘆息)」
京香 >『あとは、第60階層にいた変異冥魔王テューナ=フィーネの影響もあるようですね……で、ヴィヴィ先生の話ですと、こういう事態を見越してセーフガードを階層のあちこちに設置しておいたとか』
翔真 >「セーフガード?」
京香 >『要は階層のガーディアンですよ。本来あれは《四騎士》の復活に備えて、直接ぶち当てるためのものだったそうで……ただ純粋な戦闘力を重視した分、こっちも侵入者扱いして襲ってくるのが問題って事です』
翔真 >「回避コード等は………有ってもそう簡単には教えて貰えんか(嘆息)」
京香 >『そこまでの余裕がある相手とも思えませんしねー(とおいめ)当初の想定では、《四騎士》のどれかが復活して地上を目指しても、各階層のガーディアンを逐次充てていくつもりだったようです。故障して起動できなくなった階層もあるみたいですけど
翔真 >「ガーディアンで相手の足を鈍らせながら、その間に迎撃戦力を整えると言う想定だったのだろうか……それなら、通常の個体に輪を掛けて強くなっていた理由も納得できる。」
京香 >『おおかたそんなところだろうと思います。というか、そもそも魔王級とでも戦えるための戦力を鍛える事が、当初時点での迷宮の存在目的だったって時点で……(^^;』
翔真 >「ふむ、一応その目的は果たされていたと考えても良いものかな(苦笑)」
京香 >「だと思います。要するに、私達みんなの頑張り次第……って事ですね」

〜アドノレ/初 間〜

初 >『う、うな!?(かぽーん)』
翔真 >マテ、どんな状況に繋がった(汗)
アドノレ >「お約束を外さないというのは得難き才能だな」 けろりん洗面器がありそうな状況(笑)
初 >『いえ、その、店主さんとお会いできたんですけど……ひゃ!?(ざばー)』
アメジスト >……さてはお風呂に強制連行されたか(笑)
GM >初の0−Phoneからは『どこと連絡してるのかな?』という女性の声が(ぁ
アドノレ >「めんどくさい話をするが少しだけ待ってやってもいいぞ」
初 >『(あ、いえ、その、MASTERSの皆さんで……)』
女性の声 >『え、そうだったんだ。じゃあ、ちょっと代わってもらえるかな……もしもし、MASTERSのどなたかな?』

アドノレ >「アドノレである」
女性の声→沙弥 >『あぁアドさんでしたか、ご無沙汰しています。初ちゃん、頑張り過ぎてお風呂にも入ってないようでしたので……』
アドノレ >「めんどくさい話をあちこちにするするついでにほん子に現況報告をするため連絡したのだが、お主も聞いておくなら構わんぞ。それから、張り切りすぎて墓穴掘らないように言ってやれ」
沙弥 >『ええ。わたしに用があると言う事でしたけど、もちろんお聞きしますよ。まだ、具体的な内容までは聞いてませんから。……戦うこと、ではありませんよね』
アドノレ >「んむ(伝説奥義・かくかくしかじか)」
沙弥 >『(まるまるうまうま)そう、そらちゃんが……それで、わたしは何をすればいいですか?』
アドノレ >「数を相手に持久戦だからな。ほん子には地上で手伝いをやって貰うとして、近所で他に手伝えそうなのがいたら声掛けてくれると助かるぞ」
沙弥 >『ああ。実はユニオンからの指示で、斎宮神社に戦力が集まっています。わたしが直接戦うととんでもない事になってしまうそうなので、さしあたり出来るのは後方支援だけですけどね(^^;』
アドノレ >「それは重畳」
翔真 >致し方なし(苦笑)
アドノレ >それで、沙弥に頼む事は有るか?
翔真 >本人に出張って貰う訳には行かないからなぁ。それこそ夢使いの力でそらに接触出来ればだが、それこそダイブする先が沙弥嬢になるわけだから頼めんし(^^;
沙弥 >『と言いますか、わたしが知りたいのは“それ”ではなく……“わたしでしか出来ない事”についてです。それが何であるか、と』
アドノレ >「やれる事をやれば良いと思うぞ。それでは俺様も迷宮下りに戻るとする……昼寝が過ぎると夜困るので、はやいとこそらを起こせるようにしないといかんのだ」
沙弥 >『そらちゃんを、ね。……わたしのフラグメントを使う時が来た、って事か。初ちゃん』
初 >『は、はひっ!?(ぱちゃっ)』
沙弥 >『……初ちゃん。これを持って、皆の処に向かって欲しいんだけど、いいかな』
初 >『う、うな!わたしで出来る事でしたら!!』
沙弥 >『今すぐじゃなくていいんだよ。ちゃんとお風呂出たらね(くすくす)』
初 >『も、もちろんなのです!?……(受話器戻し)という訳で、のちほどそちらに行きますのです!』
アドノレ >「んむ。急いでドジ踏まないようにな」
初 >『……う、うなぁ!?』
GM >初の背後で、沙弥がくすくす笑ってるらしい(笑)

ここからはPC間の会話が挟まれるため、ラインを統一してお送りしよう。

くれは >『……えーと、確認。正門前に屯してるのは“雑魚侵魔”だけだよね?』
アメジスト >「はい。数は多いですが、個々で見れば雑魚といって差し支えないかと」
翔真 >本当に雑魚だと良いんだけどなぁ(^^;
アメジスト >まあ一応雑魚と断言されているので雑魚なんでしょう! 多分。きっと。めいびー(苦笑)
弓 >直接確認はしてないけど、そらのログからは?
GM >うん、分かっている限りではみんな雑魚で、魔王級はいなかったね。
アメジスト >って、魔王級を基準にされると大半が雑魚になりかねないんですが(汗)
弓 >(通信機押さえて)「ちょっとアメジスト、いちおうそらのログではそうなってるけど、目視した訳じゃないから、可能ならもっかい確認した方が良くない?」
アメジスト >「それは……確かにそうですが、確認しようにも……」
弓 >「さすがにコッチの想定より強かったですテヘペロ、で死人出す訳にはいかないからねぇ。いちおう、何レベル帯なのかとか、最終確認時刻と、想定される拡大範囲くらいは報告しておいた方がよさそうよ」
翔真 >「現状こちらはアム嬢から協会にアンカーの護衛戦力の派遣を依頼しているが、ユニオン側からも回せないが微嬢に話を回して貰えないだろうか。」>京香嬢
アメジスト >「……そうだ! アドノレさん! 初ちゃんに校門前の侵魔の確認と、協会への大まかな戦力の報告をお願いしてもらっていいですか?」
アドノレ >「おう、ちょっと待て。今頼む事ができた。学園の校門前の状況と敵戦力が判るようなら各所に連絡してくれという話だ」
沙弥 >『ええ、先程直接見ました。大丈夫ですよ、若い子たちを信じましょう』
翔真 >貴女もまだ十分若いと思うのだけれど(苦笑)
GM >うむ、ぶっちゃけると先日開催の月アタ(プライム2466)で既に明らかになっているんだけど……スペクトラムズの喰い残し、残りカスという事を差し引いても、GL7のウィザードで十分対処可能な程度だったね。
弓 >ごめん、杞憂だった!予想以上に雑魚だったわ……まさかここまでとは(笑)
GM >そりゃGL38から見りゃ、GL7で対応可能な侵魔なんて雑魚でしょうがぁ……だいたいこの頃よ、皆からすれば(笑)
京香 >という訳で、翔真さんには『あ、それなら抜かり無しですよ(かくしか)』って事で(笑)
翔真 >ラジャ(^^) 「そうか、助かる。」
弓 >「ここで私ひとりで無双してもいいけどぉ……」
エリス >『その場合、普通の侵魔は問題にならないとしても《四騎士》の方が問題になってきますね……』
くれは >『ふぅ〜む、なるほど。じゃあ、あの手が使えるか……よし、ちょっとこれからルー=サイファーに掛け合ってみるよ。“相手が雑魚なら締めるのはそっちの役目だろう”って(笑)』
アメジスト >「な、なるほど。敵戦力については今現地にいるものに確認と報告をお願いしていますのでしばしお待ちください」
くれは >『うん。でもあれだよ〜?たまには他の皆にも頼らないと、自分達だけで解決しようとしちゃダメだからね?』
アメジスト >「はい。ありがとうございます。肝に銘じます。ではこちらでも、京香さん経由で派遣される部隊について、横須賀ユニオンの方に一報を入れておきます」
くれは >『うん、お願いね〜。とりあえず、学園前には……そういやシェノンが暇してたかな、彼女に1隊連れてってもらうかぁ』
アメジスト >「こちらこそ、無理を言って申し訳ありません。ルー=サイファーの件、よろしくお願いいたします」
くれは >『はわ、まかしといて!』
アメジスト >というわけで、翔真さんの方に協会から派遣される部隊について情報を送っておきましょう。相互の部隊間の連携のためにも
翔真 >了解、こちらも一応話しておきます。その後で「とりあえずこちらからは以上だ、情報の提供感謝する。微嬢にも宜しく伝えておいてくれ。」と、京香嬢に。
京香 >『はーい!くれぐれもお気をつけて……!』

◆ ◆ ◆

GM >……という訳で、交信終了だね。補給をしてたサクラは戻ってきてOK(笑)
サクラ >あ、わっかりましたー(いそいそ
GM >という訳で、さしあたっての問題が「これからどう動くか」。
サクラ >ですよねー……
アメジスト >とりあえず、そらちゃんが動けるようになったら、極力早いうちに勇者パーティーやちひろさんに連絡取らないとなぁ
翔真 >それもあるが、臼本嬢がこちらに来ると言う話も有る。“後程”と言う事だったが、どの位になるか解らないと、彼女は俺達を探して一人でこの階層以降を彷徨わせる事に成りかねないので、出来れば早めに合流しておきたい所である。
アドノレ >上に来たところでもう一度連絡があるだろう……たぶん
GM >まあ、ほん子に関しては(どう見ても)今すぐと言う話じゃないけれど、それ以前の問題として“勇者”たちの誰かが、いつ対応する《四騎士》の誰かと会敵しないとも限らないのだったね。
サクラ >うっかりランダムエンカウントが否定しきれない……
アドノレ >ダイスの意思は神の意志
GM >なおこの時、学園月アタPTは第72階層のガーディアンに遭遇してるところ。状況が不利なため、追って決着を付ける構えのようだ。
アメジスト >うん、無理はするべきじゃない。いつでも再挑戦できるんだから
弓 >それなー
翔真 >そう言う状況なら俺達が片付けに行くべきなんだろうが、現状この状態のそら&フレースヴェルグを残して行くのは正直精神的に辛い(><;
サクラ >ただ、今ここから動かしたら学園を固定するアンカーが……
GM >そう。今までは大丈夫だったにせよ、これから先ここが襲われない、という保障はなかったね。
アメジスト >それがネックだなー。こちらに直接攻撃かけられると無防備もいいところだし
弓 >このまま皆でここに残る?
翔真 >全体的な状況としては俺達も先に進むべき(&72階層のガーディアン排除に動くべき)なのだが、重要度としてはここを護るのもかなりの重要案件。それも引継要員(と言うか戦力)は何時来るのか目処が立っていない状態。難しい(−−;
エリス >それは無理もありませんよ……
京香 >呼ばれてないもん(^^;
翔真 >護衛戦力無しに二人を呼べませんで御座るよ(^^;
サクラ >なんデスヨネー!?
弓 >うん。まあ、私がいーつーもーのー、するのも手なんだけどね
翔真 >俺と弓ちゃんだけでガーディアンにカチコミ掛けると言う無謀過ぎる手段も無くはないが、この場合各個撃破の危険性が高い(苦笑)
アドノレ >竜の牙くらいならあるけど、戦力的にこれでは微妙もいいところだな。レベル的にまず瞬殺されるのが関の山
GM >第72階層に関してはとりあえず置いておくとしても、そもそもこの階層自体踏破出来てない訳で。つまり、この階層自体の安全がまだ確保できてないという話だ。
アメジスト >京香さんたちを呼びに行くにしても、最低限でもこの階層はクリアしておかないと、私らもこの階層まで戻って来れないんじゃ?
GM >そうともいう。前にも指摘した通り、極論いったん踏破さえしてしまえば、エントランスからここ第81階層までの行き来は自由に出来るからね。
アメジスト >いずれにせよ、このフロアを大急ぎで攻略しないと、動くに動けないってことか(−−;
翔真 >…………どのリスクを許容するかだな。
弓 >んだねー……とりあえず、私が護衛として残る? どこまで支援砲撃が届くかはGM判断になるけど、判定に参加できなくても、戦闘とトラップ爆破ならここからでも出来そうだし……“全員で突破”系だと、ちょっと厳しくなるけど
アドノレ >ピグマリオンに『〇分後にゾーンジェネレイター起動』と指定しておく手もあるが……壊そうと思えば普通に壊せるのが結構居そうとかいう話なのだな
弓 >代わりのアンカーになりそうなものもないしねぇ…………ここにいても、とりあえず踏破済み階層と、この階層でも通ったフロアまでは射線通るのかな?
GM >うん、そのあたりは地上側で情報が共有されるし、そもそも踏破済み階層に関しては戦闘を行う必要がないからね、現状。
アメジスト >……ああ、飛び飛びであっても踏破済みなら関係ないんだ。なるほど
GM >フレースヴェルグ自体は兎も角、アンカーに関しては学園前での事だから、むしろ今までの手配どおりで問題なしだね。
アメジスト >というか、最低限我々のうち一人でもいいから上に行って同行しない事には、ここまで来れないんじゃ?
翔真 >っと、そうでしたな。
サクラ >んー、一度分割行動して待機組と突破組に。突破組がこの階層をクリアしたら、速攻でエントランスに戻って待機組を連れてくる。……ぐらいですかねぇ?
翔真 >弓ちゃんをここに残して“この階層のクリア”を目差す。自分はこのプランを提案します。
アメジスト >ふむ……。このフロア内なら支援砲撃可能、ということを考えるとそれが無難かな?
翔真 >最短であと3つコリドーを突破すればゲートに辿り着けるから、アム嬢の言うとおりこの階層さえクリアしてしまえば戦力の投入が可能となるな。
アメジスト >とりあえず、プラーナ等の回復は追って可能と割り切って、この階層をフルパワーで突破しますか。
弓 >そこら辺はなんとかがんばってください(^^;
翔真 >何処かで何かのリスクは負わないといけないですから、その場合は許容して他のルートからの突破を試みます。完全に不可能になったら弓ちゃんと再度合流して突破を試みると言う選択肢を採るでしょう(^^;
アドノレ >んではそういうことで

◆ ◆ ◆

弓 >「んじゃ、船は預かるわ。私なら必要なら動かせるし、砲撃もできるしね」
翔真 >「(頷いて)済まないが宜しく頼む。総合的に判断した場合、弓ちゃんがここに残るのが最も対応範囲が広い。」
サクラ >「了解なのです。弓さんなら心配要らないと思いますが……気をつけて、なのです」
アメジスト >「こちらはお任せします。極力早く身動きだけでも取れるようにしてみますので……それと弓さん、さっきはありがとうございました」
弓 >「んに?」
アメジスト >「通話中の指摘の件です。ついつい先入観で報告をしてしまったときに……」
弓 >「ああ、こっちこそ、口出ししてごめんねぇ」
アメジスト >「とんでもない。こちらに来る前に見たことでそれがすべてと思い込んでましたから。もしそうでなかったら、最悪大きな被害を出すことになっていたかもしれません」
弓 >「今更気にしなくていいわよぉ。それにしても、エリスのお茶とおやつがないのが残念ねぇ……」
アメジスト >マドレーヌならあるけど(笑)
アドノレ >「『ここは私に任せて先に行きなさい』と言ってみてくれ」
弓 >「(ぽむ)……ここは私に任せて先にいきなさぁい」 どや顔でポーズをきめる(笑)
アメジスト >「……縁起でもない」
サクラ >「弓さん……(^^;」
アドノレ >「んむ。フラグ建てご苦労」
翔真 >「(苦笑)後で必ず会おう、と言っておくべきか?」
弓 >「フラグは立てまくって折るものよねぇ(ひらひら)……じゃ、いってらっしゃいなぁ」
翔真 >「(頷く)そらを宜しく頼む。」
GM >ともあれ、ここから移動でき得る行き先はタイル「D−Y」及び「D−Z」。コリドーを決める訳だが……あれ。「6」「3」? フレースヴェルグにぶち破られたせいか?どっちも通常コリドーだな(笑)
翔真 >最短クリアを狙うならD−Y一択ですね
アドノレ >最短でよかろう
サクラ >了解。では、いきましょうか
GM >はーい。ではタイル「D−Y」なんだけど……「1/ノーマルタイル」か。でもって、ゲートタイルへのコリドーが……「3/通常コリドー」(笑)
アメジスト >ありがたい
GM >……順調すぎて却って怖いな!?(笑)
アメジスト >確かに怖い……とはいえ、怖がってても話が進まない(^^;
翔真 >あぁ、進むだけだ。
サクラ >警戒しながらゲートタイルに前進、ですね
GM >まったくそのとおりだ!!(笑) ……という訳で、ゲートタイル決定……「4/通常ゲート」……何の仕掛けもガーディアンもない。どうしよう、この階層エンカウントレスで完走できちゃった(ぁ
アメジスト >あ……(^^;
弓 >そらによってまぐられた後だったか(笑)
アメジスト >そらちゃんがこのフロア掃討しちゃってた、という事……?
GM >うん、というかこの状況だとむしろそれ以外のいかなる要因にも思い当たらない件(笑)
サクラ >(爆笑)
アドノレ >そういう事もある(ぽむぽむ)
翔真 >(安堵)これで、追加戦力をこの階層まで引っ張ってこれるか……さっきの今だが、上に連絡を入れてフレースヴェルグ&アンカーの護衛戦力を呼んで貰おう。


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