【第40夜】
茫洋〜さらば故郷〜

<PART−12>



いっとき帰還
〜インターミッション/1〜



かくて戦いは終わり、一同は元の廃屋内部に戻ってきた。

翔真 >「月匣が解除されたか………斎堂達に連絡を取ってみよう。」
サクラ >「まずはお疲れ様、なのです……まだほんの序の口っぽいですけど(、、)」
真白 >「……中枢施設の破壊を確認。クローンプラントは破壊し損ねたが……それはもう、問題じゃない」
弓 >「これですこしはすっきりした?(なでなで)」
真白 >「……(サクラとそらを一瞥して)……少しは」
サクラ >「……やりすぎました(^^;」
そら >「……しょんぼり」←もどった
翔真 >「そらは頑張っただけだから、気には病まないで良い(苦笑)」なでなで(;^^ノ
そら >(「^'ヮ')「 ねーこーのーつーめー
弓 >「油断できる相手でもなかったし、上司として厳しいことを言えば、真白の攻撃力不足も原因なのだから、あんまり拗ねないのよぉ?」
真白 >「……私は、弱いのか……」
弓 >「んー、絶対そう言うと思ったから、指摘しなかったのだけどねぇ(苦笑)……囲んでボーで殴ってたら、どの攻撃で死んだかなんてわかんないわよぉ。ここでいう攻撃力って、そんなの無視する超バ火力って意味だから。……そんなの私だって、めんどくさい条件3つ4つクリアしてようやくだし」
サクラ >「ああ、それは確かに……」というか、レベル差的意味での火力不足は如何ともしがたく(^^;
弓 >「だから、真白が弱いわけじゃないから、安心なさい……どっちかっていうと、考えなしに反撃持ち×3に中途半端な攻撃した阿呆が一番悪い」
翔真 >ホントそれな(苦笑)
アドノレ >敵が良く回す割に早く勝てた気がするぞ
真白 >「そうか……それでも、直接ヤツの最期を見る事は出来たのだから、良しとするか……」
GM >……さて、落ち着いたところでプライズジャッジいってみよう!
翔真 >了解、24です。
アドノレ >幸運はFスレスレ。22
そら >おなじく 22でした!
弓 >ころころ……とくになし、20
真白 >19……
サクラ >よく7が出るなあ(笑)15でしたー。
アメジスト >……おぅふ。1(F)
アドノレ >残ってる《運命改変》ポチっとなで+1にしとき
アメジスト >ありがとうございます。ポチっとなを頂いて23になりました
GM >では魔石S1(1)、R1(1)、R2(20)、AAマジックミサイル、エネルギーブースター、レーザーサイト、逆刃装備、そして「クローンマスターのデータベース」が手に入った。
弓 >「さて、と……悪いけど、現状では赤羽 くれは本人はともかく、協会全体レベルでは信用しきれないわぁ」
サクラ >「あー。あんな事件があったばかりですものねぇ」
弓 >「そうそう。だから、吸い出したデータの即提出はお断り。アムが解析に加わってくれるのはありがたいけど、ね……で、アム。あなた的には協会に提出したいところだとは思うけど、今回は折れてくれるとありがたいわぁ。敵拠点のデータも、こっちが把握してるってのがどこから漏れるかわからないし……」
アメジスト >「……私は別に。拠点のデータがあれば十分でしょう。人の心を犠牲にしてまで欲しいデータとは言えませんし、そのような違法データを欲するほど協会も窮してませんよ」
弓 >「こっちも、解析にエリスとノーチェをつける。で、いらん事しぃな部分はお互い確認の上で削除。……それなら、真白もいいでしょう?」
真白 >「異存なし(こくり)」
GM >で、その間に翔真の連絡結果を反映すると……
一狼 >『こちらは問題なしです。寧ろ誘き出して後、一網打尽に出来ました』
弓 >「あら。そっちもぐっじょぶよぉ」
翔真 >「そうか、ご苦労だった。こちらは大目標は達成した。クローンプラント等一部未撃破も有るが大元の中枢施設等、メインターゲットは撃破完了だ。」
一狼 >『そちらもお疲れ様です。正直、面制圧という部分でノーチェさんだけでは不安があったんですけど、そこを臼本さんがかなりカバーしてくれまして』
GM >範囲攻撃要員としては《フルファイア》できる真白がいなくて発動値に不安のあるノーチェだけだったけど、代わりに初がいたのでダブルヴァニティを決められた模様(笑)
そら >「…………まわりにテキのはんのー、ないです」
アメジスト >「うん。ありがとう、そらちゃん」
翔真 >「お互いシティに一度帰還して合流、で良いのか?」>一狼&ALL
一狼 >『自分たちは、それで問題ありません』
アドノレ >「家探ししたい所だが、メインの仕事が外に控えてるしなぁ」
GM >というか、ここは奥にあった月匣施設を隠すための建物(自動兵の格納庫を兼ねる)だから、基本的にがらんとしているね。
翔真 >「となると、一度合流で良さそうだな。」
サクラ >「賛成なのです(^^;」
一狼 >『どのみち、いったん落ち着ける場所に行きましょう。俺たちも合流します』
翔真 >「了解だ。」
GM >と言う訳で、一同はその場を引き払い……ああ、移動先はいくつか考えられるね。「協会支部」「フラメル=ハウス」「ロデュース=ホール」といったところか。いっそ「フレースヴェルグ」ってのもありだけど……
そら >さいしょにいっておく〜。ねこは、どーこーでーもーOK!(o^'ヮ')b
翔真 >協会支部では本末転倒、フラメル=ハウスに万が一にでも迷惑は掛けたくは無いが、受け取らなきゃいけない物も有るので候補としては有り。ロデュース=ホールは現状下手に藪を突きたくないので個人的には避けたい。
サクラ >そういえば、こっちにはMonAmiもありましたっけね。横須賀から移転したとかで
翔真 >MonAmiは、現状ではまだ回避しておきたいかな。余りおやっさん達に面倒を掛けたくないし、明確な相談事もまだ思いつかないので。
アドノレ >補充品が要るならフレースヴェルグも有りだな
アメジスト >あれ?一狼くんに補充品持ってきてもらってませんでした?
GM >ああ、そこから更に消耗した分って意味じゃないかな?
アドノレ >んむ。石砕いてる人がいたはずだ
翔真 >ノ←石砕いた
アメジスト >なるほど、納得。アムも戦闘直後に割りかけましたし(^^;
サクラ >ふむん、確かに……お陰様でサクラは石こそ割っていませんが、残りプラーナがね……その点フレースヴェルグなら、回復手段がたくさんありますし
アメジスト >確かに。回復のことを考えたらフレースヴェルグですかね……MPは相応に消耗してるけど、Pは一応余裕あるなぁ
サクラ >むしろ香炉を使えるのが大きいですからねー
翔真 >俺としてもフレースヴェルグに1票かな。解析要員のエリス嬢も居る事だし、回復の手間も考えるとその方が効率が良さそうだ。
真白 >フレースヴェルグ、了解。……約束もあったし、全ては移動先で話す……

かくして、一同は一旦フレースヴェルグへと帰還する。

GM >今思ったんだけど、勝利を収めての事だからいちおう凱旋って事になるのかな(笑)
アドノレ >いきなり終了感が(笑)
翔真 >まぁ凱旋って言うと終わった感が有るよね(苦笑)
GM >終わってない終わってない(笑)
一狼 >「イレギュラーズ、及びゲストメンバー。全員無事、帰還しました」
初 >「うな。ゲストです!」でもHP18000とかありません!(笑)
サクラ >「ただいまもどりましたのですー(はふー)」
エリス >「おかえりなさい、お疲れ様です皆さんっ……今、お茶を用意しますね」
そら >ねこは きょーちゃんに うっずもれるぅぅ☆
京香 >「わぷ☆……って、おかえりでーす!」
翔真 >「ありがたく馳走になろう、流石に聊か疲れた(苦笑)」
アメジスト >「すいません。いつもありがとうございます」
真白 >「……(ふぅ、と着席)」
アドノレ >「お勤めご苦労」
アメジスト >「お疲れ様でした。イレギュラーズの皆さんも、ご無事で何よりです」
翔真 >「そうだな、そちらもご苦労様だ。ゆっくり休んで欲しい。」
一狼 >「ええ、そうさせてもらいます」
弓 >「んむ、みんなよくやった。ほめてやろー(なでこなでこ)……って、ノーリアクションとか悲しいわぁ……(ましろんなでくりまわしつつ)」
空 >「うっ。何かユニークなリアクションをとった方がよかったでしょうか?」
真白 >「……姫宮の言う、ユニークなリアクションとは……大体、杉崎の真似……(なでくりまわされつつ)」
空 >「……だって、他に思いつかないから(、、;」
そら >(ねこ もっちり!)\(≧ヮ≦)/
ノーチェ >「いやいや、今回は久し振りに大魔法ぶっぱした気分でありますわぁ〜(^△^)」晴れ晴れ!(笑)
空 >「そうそう、あの2連発ね。今回ばかりは助かっちゃったなー(例によってパックちゅるちゅる)」
一狼 >「あ、そうだ。アメニティルームは使いますか?」
翔真 >「そうするか、可能なら香を使っている間は皆も一緒に居た方が良いと思うが。全員入るか?」
サクラ >「賛成なのでーす……」
一狼 >「自分達は異存ありませんが、スペースは足りますかね……?」
ノーチェ >「しかしー。この人数ともなりますと、流石のアメニティルームも手狭に感じられるでありますなあ(笑)」
翔真 >「まぁ流石にな(苦笑)そもそもこの人数で入る事自体想定されていた訳では有るまい。」
そら >「……つくれるよ?」
サクラ >「……ゑ?」
そら >っ《アイテム自動生成という名義の謎のスポンサー》
翔真 >「ま、まぁ急ぎでも有るまいし、無理はしてくれるなよ。」(^^;
一狼 >「……まあ、満員電車っていうレベルでもないですしね……」
ノーチェ >そもそも定員とか設定されてませんからな(^△^;
弓 >「んー、それよりは……人数増えてきたし、エリス達後方メンバー用に、とにかく防御性能と積載量特化のやつを用意したほうがいいかしらぁ……」
空 >「あー。フレースヴェルグだと警戒されるようになって来ましたし、ヴェズは元々そういう目的じゃないですしね」
ノーチェ >「皆様方は、まだまだこの後もありますからなぁ……」
弓 >「街に降りれるなら、どこか美味しいところ連れていってあげるんだけどねぇ……(はふ) ひとまず、お疲れ様。 しばらくは休んでなさい」 まっしーを引き渡しつつ(笑)
一狼 >「ありがとうございます」
初 >「うな。恐縮ですー…」
京香 >「あ。じゃあ、皆さんの休憩中は私とえりちゃんで見張り立ちますね!」 ほら、後方待機してたから消耗してない!!(笑)
アメジスト >「ありがとうございます。すみません、京香さん」
サクラ >「うぅ、申し訳ないですがお願いなのですー」
エリス >「ルームでお茶の用意、できましたー」
翔真 >「ありがとう志宝嬢。では京香嬢も、見張りを頼む、何か有ったら知らせてくれ。」
京香 >「はーい。どっかから連絡来たら、ちょっぱやでお知らせしますね!」
サクラ >では、お二人にお願いしつつ……いったん補給タイムかな?
GM >うむり。回復手段を用意してジャッジですな〜
翔真 >魔石香炉+アイリスの香+サルビアの香+サイネリアの香で。勝利の石もブッパするか?
サクラ >わはー(笑)
アメジスト >お任せします(^^;
翔真 >では全ブッパである(笑)魔石は共有品ストックの中から、S魔石使用で構いませんか?
アドノレサクラ >OKですー
アメジスト >こっちは問題なしです。
弓 >おまかせー
そら >(o^'ヮ')o にゃっふー!!
翔真 >そーれーでーはー、魔石香炉回復分から。10(S魔石)+プラーナ33点+1Cでまず58点、続けてアイリスの香によるHP回復分が……ぐえ、ファンブル(汗)
アメジスト >おおぅ(汗)
そら >(o^>ヮ<)っ ねこっとな☆(出目+1)
アドノレ >ぽちっとなするところであったが、出たのであればお先にどうぞ
翔真 >申し訳ない(陳謝)HPはこれで3点のみ回復(−−;
アメジスト >ジャッジ中じゃ、宝石譲渡も間に合わないしなぁ
GM >うむ。まぁアドの分が保険として存在するという事で、後で補充しておいで(笑)
翔真 >了解です(謝)。そしてサルビアの香によるMP回復分。少しプラーナ入れましょうか、+10で……これで20点回復。まぁ多少はと言う事で(^^;
弓 >はなぢあふれた!(笑)
翔真 >続けてサイネリアの香による追加プラーナ回復分。溢れた弓さんには申し訳ないですが、全力でプラーナ+33して……Fは出てもCが出ない(苦笑)プラーナを追加で38点回復です。
サクラ >これでPが140まで回復し申した。感謝ですー!!
アドノレ >プラーナが溢れてる
アメジスト >ありがとうございます。こちらもあふれましたー(^^)
真白 >プラーナは大分消費していた。助かる……
初 >わたしもHPは兎も角、MPは減ってますから、本当に助かりますのです……
そら >あ。それと!アメニティユニットの効果、MP&プラーナ+5もおわすれなく!
エリス >あとは、私が用意しましたお茶の分。HP/MP/プラーナ各+2も(o'▽')o
アメジスト >ありがとう、2人とも(^^)
翔真 >おっと感謝です(^^ゝ これで俺もMPは全快した、大分助かる。
GM >総合すると、HP5、MP27、P103回復……ってところかしら?
翔真 >ですね。纏め感謝です(礼)
アドノレ >HP回復量が心許ないのでレインコールの一発も出したい所かな
翔真 >ありがたやー(>人<
アドノレ >んじゃ、お言葉に甘えて。ゆっくり出来るから簡易魔法を「増幅」に入れ替えてレインコール。CとFが同時に出て打ち消しあいつつ、更に回して合計85回復
サクラ >全快です。ありがたやー
アメジスト >ありがとうございます。削れてた分の3倍くらい回復した(^^)
翔真 >感謝ですよー(謝)こっちはギリギリちょこっとだけ溢れて回復(^^)
アドノレ >んむ。自分も全快であった
ノーチェ >あ。先にレインコールいただいといた方が良かったかもというのは、今だから言える話でありますなあ(^△^;
アメジスト >ですねー(^^;
そら >まっくす だいかいふく! (♪さいだいきゅうの ねーこねこぼでぃー)
翔真 >(まきしまーむぱわー、ねこー♪)
弓 >♪光る〜光るぜ〜光る蕎麦〜

◆ ◆ ◆

真白 >「……さて。全部話す、という事だったな」
空 >「あー、いいんだよ真白さん。私たちも手を貸した事だし」
真白 >「……いや、ひと段落を見たからこそ……独自に動いていた件だけでも、説明する必要がある……」
サクラ >「ふむむ……」
ノーチェ >「んー、まあ……それで踏ん切りつくならいいのでありますがー(・△・)」
翔真 >「一番楽になる方法で好きにすれば良い。」
真白 >「事は、ルシファーズ=サン攻防戦の折に遡る……私達のチームが、あの連中に敗れた時の事だ……」
一狼 >「……(目を伏せ)」 正直あれは姫宮を守りきれなかった二度目なので、痛恨の出来事。
サクラ >……あー(天を仰ぐ)
真白 >「端的に言えば、私と姫宮はあの時、暴行を受け……生体データを奪われていた」 腹部を抑えつつ。
翔真 >「………俺も一発位殴っておくべきだったか(嘆息)」
空 >「……ああ。補足すると“私の生体データ”は存在しないんですけどね(、、)」 基本的にゴーレムに近い構造だからー(^^;
一狼 >「いや、姫宮。そういう問題じゃないんだ、そういう問題じゃ(、、)」
サクラ >何も言えない……
真白 >「……敗北の後。私たちは、決めた……奴らのオリジナルと、奴らが手に入れてきたデータの全てを、どこかにあるその置き場所諸共、完全に破壊する事を」
一狼 >「天緒さんだけが気に病む事はない……あれは俺達、チーム全員の責任だからな。俺達全員が、もっと強くならなきゃいけなかったんだ」
サクラ >「………」
ノーチェ >「あの時襲撃してきた連中の隊長格は、おかげさまで皆様に倒されましたから、さしあたってのターゲットは2人……という事でありましたな」
真白 >「(こくり)“サム=ソンパク”そして“一条 行家”……共にオリジナルは死んでいたが、連中の持つ技術で“再生”していた事は解っていた。だから、奴らの足取りを追う事にした……MASTERS支援任務の合間に、それも内密にだったが」
弓 >「おばかさぁん(でこぴん・弱)」
真白 >「う。……何を、する」
弓 >「それが貴女達の選択なら、これで許してあげるけどねぇ……もうちょっと頼って欲しかったわぁ」
空 >「……あ、内密にっていうのは私達全員で決めた事だからね? あくまでも私達の問題だったし……そもそも皆さんのミッションがどれだけ過酷かは、横で見ていてよくわかってましたから。これ以上、余計な厄介事を増やして手を煩わせる訳にはいかないって、皆で考えて判断したんですよ
一狼 >「ああ。連中に負けた分を取り返す、って意味もあったしな。……だから、あくまで俺達の問題だったんです」
サクラ >「………んー、そういう事なら。私から、とやかく言わないのです(。。)」
翔真 >「まぁ俺達にしても、逆の立場だったら同じ様に考えたかも知れない可能性も無くは無い。」
弓 >「そりゃ、私に情報収集とか無理だけどぉ………(目そらし)」
ノーチェ >「よくわかっていらっしゃるではありませんか(^△^;」
弓 >「うるさい。それでも協力してあげたいのよ。いちおー貴女達の上司なんだからねぇ?私」
真白 >「……結果的には、MASTERSの力を借りることになってしまったが……行家を始末し、連中のオリジナルデータを手に入れた今、もう内密にする必要はなくなった」
ノーチェ >「ソンパクの方はいなかったでありますが、皆様が手に入れましたるかのデータを解析すれば、いずれわかる事でありましょう(・△・)」
翔真 >「………そうか。」データ抜き出したピグマリオンを取り出しつつ
真白 >「……とはいえ、私怨でチーム単位の独自行動をしていたのは事実……処分を受ける用意は、ある」
弓 >「そーいうこと言うくらいなら、隠れてやらない!(でこぴん・中)」
真白 >「……ぁぅ」
初 >「う、うなー…」←ゲストちゃんだからいろいろツッコめない!の図(笑)
アメジスト >「弓さんてば……(^^;」
弓 >「貴女達を処分しようが、どうしようが、“隠れて単独行動してるのを気づけなかった、止められなかった”っていうだけで、私の監督責任になるの。そのくらいわかるでしょう」
真白 >「……(こくり)」
弓 >「だったら、最初から相談しなさい。別に止めないから」
アメジスト >この流れで思い出した。そういえば、狼王警備隊に憂世騎士団の拠点を潰した旨連絡しとかないとなぁ……
そら >このながれで (o^'ヮ')o[ぶらぢる]すてーんばーい?
一狼 >いや待てそこのねこ!?流れからして、俺も着るのかそれ?!
翔真 >それはアカン(汗)
弓 >「ま、別に査定とか評価とか、どーーーーでもいいけどねぇ(苦笑)。それでも、それで今後動きにくくなったら意味ないでしょ?残党とか、実は生きていたとか、そんなことになった時に動けなかったら困るでしょう?」
真白 >「……現在の憂世騎士団は、協会も危険視する反勢力。この先MASTERSとも衝突する可能性もあったので……その時の一助になればと、考えていた」
弓 >「自分たちだけでやるっていうなら、それでいいからぁ。むしろ“私を利用してやる”くらいでいいのよぉ? 私の名前で調査とかできるんだし。 はい、じゃあお説教はおしまい。ゆっくり休みなさいねぇ」
翔真 >「詰まる所、筋は通した上で自分達のやりたい事を告げるべきだったと、そう言う事だな。」
真白 >「……了解(ぽすん、とソファーに沈む)」
弓 >「どっちみち、私に調査とか無理だしね!……はい、あとはノーチェよろしく」
ノーチェ >「がってんであります! さて、今回得られたデータの内容次第ながら、結果的にあの“のーみそおピンク団”の首根っこを掴むに足る情報を得られそうであります(・△・)」
アメジスト >「ホント、名前負け集団もいいところよねー」初ちゃんなでなで
ノーチェ >「あ、それでありますがー……何故にあの連中がああいう名前なのか、その調べはとうに付いてるでありますよ?(にやそ☆)」
サクラ >「おぉ?」
アメジスト >「そうなの?」
ノーチェ >「この水晶玉で個人的に調べさせていただいたのと、斉堂どのにもちょびちょび働いていただいた結果でありますが、せっかくなので開陳しちゃいましょう!(どやぁ〜)」
弓 >「ここ最近数シナリオ、柄じゃない事ばっかりしてる気がするわぁ……(ふてくされつつ、そらりん抱き枕にしてフテ寝)」
翔真 >お疲れ様で御座います(苦笑)ゆっくり癒されて下さいませ(ぁ
そら >そして わたしが ねこねこまくら です!(o^'ヮ')b
ノーチェ >「(こほん)……もともと“憂世騎士団”とは、世界魔術協会の外郭団体で、転生者達の互助組織だったんでありますよ。いってみりゃテイマーズソサエティであるとか、DHAであるとか、あのあたりと同じ立ち位置でありますなぁ」
サクラ >「おぉ?い、意外な事実なのです……」
翔真 >「出自その物は一応まともだったのだな。」
初 >「転生者……」実はクラスかんでる(笑)
一狼 >「あいつら本来の思想は“前世の記憶を持つ転生者という立場から、現世代を導く”……まぁ、ご立派なスタンスではあるな」
ノーチェ >「しかり、それが“ある時点”から狂った……その結果、皆様ご存知の通りのあんな組織に成り果ててしまったという訳でありますな(・△・)」
アメジスト >「何処をどう間違えば、互助組織が色狂いのサル軍団になるんだか……」
一狼 >「厳密には“憂世騎士団”という転生者の互助組織だったものが、“ノワール=ゲール”という一部の派閥に乗っ取られた結果、っていう事なんですけどね」
ノーチェ >「そうなったのは……協会で“JD案件”として記録されている事件、あの【関東異界大戦】の直後に起きた出来事に絡んでおったのであります」
サクラ >大戦直後?案外と最近できたのね……
GM >ああ、現在知られている「憂世騎士団(ノワール=ゲール)」としてはね。
翔真 >「どう言う事件だったんだ?」
ノーチェ >「……憚りながら、仮にも“世界が壊滅した”という大事を踏まえて、アンゼロット殿の号令で協会に属するウィザード互助組織全体の体制強化が図られたのでありますが、その際に憂世騎士団から提示されたのが“指導者となり得る転生者”を召喚する計画だったのであります」
翔真 >「………(馬鹿だったんじゃないか?)」思わず素でそう思う、口には(辛うじて)出さなかったが
アメジスト >「(なんていうか……素人が書く異世界もの小説みたいな話ね)」
アドノレ >「(見ず知らずの相手に命運を預ける事を躊躇わないとはな)」
そら >(o^'ヮ')o ねこーぃ☆
ノーチェ >「なにしろ当時は、世界防衛のための戦力が質的量的にも大きく事欠くような有様。だからこそ“インフィナイト再生計画”だの“ウォーロック=ウォー計画”だのといったものどもが出てくるに至った訳でありますが、ぶっちゃけこいつもその一環でありますな」
真白 >「……後者は夜ノ森の案件だな。よく覚えている……」
アメジスト >「それにしたって、運を天に任せるにはリスクが大きすぎないかしら?」
初 >「……うな、確かに。いかに、前世の記憶を持ちえる転生者とはいえ……(、、)」
ノーチェ >「だからこそ、その運を確実な事実とする手段が求められたのであります……それが、“遺産を触媒としたクローンウィザード”という器でありますな」
アドノレ >デザイナーチャイルドとな?
GM >まさにそれ。あるいは……弓やサクラ(の中の人)にも親しみやすく説明すると、ぶっちゃけ英霊召喚だわな(笑)
サクラ >なるほど、そう来ましたか(笑)それでクローンウィザードが主戦力なのね、納得。
ノーチェ >「……しかし。手段はあれど“その人材”の選定がまた、当時の憂世騎士団内部で大荒れした案件でしてなぁ。なにしろ、あの難局の時代における世界防衛の要となって、かつアンゼロット殿のお眼鏡にかなうような人材となれば、自然限られてきましょう?」
弓 >「というか、どうせそれも建前で…………本音は、誰なら一番自分の権益を確保できるか、でしょ。どーせ」
翔真 >「寧ろアンゼロットに認めさせる自信が有ったと言うだけで、既に頭がお花畑じゃないか(−−;」
ノーチェ >「……もう、話は最後まで聞くでありますよ皆々様方っ(^△^;」
アメジスト >「そうね、ごめんなさい」
翔真 >「っと、済まん。」
ノーチェ >「えー、今弓どのが仰いましたように“その人材”の選定を巡って、憂世騎士団に属する転生者達の間で派閥争いが起こったのでありますよ(=△=)」
一狼 >「王だの神だの、錚々たる前世の記憶をなまじ持っていると、互いで抱くライバル意識も半端なかったって訳だな……」
初 >「あー。各国の王様の転生者同士なんて……折り合い良い訳ないですもんね、基本的に(、、;」
翔真 >「時代も背景も違うしな(嘆息)」
サクラ >fate/zeroよろしく聖杯問答不可避(チベスナ顔)
アメジスト >「立場も背負うものも違う連中寄せ集めて指導者選定って、無理に決まってるじゃない(溜息)」
初 >「うな。軽ぅく世界大戦ですねえ……」
翔真 >「率いる立場上、建前でもそう言っておかないといけない……と言うのも、時代柄有ったものも居なくは無いのだろうが(苦笑)」
GM >このようにただでさえ我の強い転生者たちが、憂世騎士団の代表(当時)という纏め役のもとで緩やかに均衡を保てていたのに、大戦というイレギュラー事態を受けて件の転生指導者計画をぶち上げた途端、その均衡が崩れて内ゲバ祭りリミブレ添え。大乱闘ドッカンバトルときたもんだ(ぁ
弓 >「まあ、そもそもの発想が頭悪いわよねぇ……。別に転生者だから指導者に向いてる訳でもなし、遺産あるかどうかくらいで、ウィザードとしてのスペックは変わらないんだし」
アドノレ >「歴史に名が残るというのは神輿なり旗なりとして優秀であって実力者かどうかは二の次だったりするわけだ」
弓 >「逆に“力こそパゥワー”な時代なら、脳筋こそ指導者だったでしょうしねぇ」
アメジスト >「まあいずれにしても、大層な理想ぶち上げといて、やってる事が盛大な内ゲバじゃあね(苦笑)」
真白 >「ばかがいないと、世の中は回らないが……ばかしかいなくても、回らない。……難しい、話」
そら >「……神様が二人顔を合わせれば、たいてい喧嘩になる……自分が究極にして至高の存在であると強く信じてるからこそ、かえって視野も狭くなるから(ねこぼそり)」
弓 >「“人はひとりでは孤独に耐えられず相方を探すが、ふたりになると殺し合いを始める”……ってね」
ノーチェ >「そうそう。しかも内心じゃ、皆して“自分が誰よりも一番優れた存在だ”と信じて疑わなかったもんでありますからまぁ歯止めなんぞ効こう筈もなく、またそのような状態をあのアンゼロット殿が許すような道理もない訳でありまして……(^△^;」
一狼 >「ああ。一連の事件が終息した時点で、当時の代表は責任を取らされる形で自決。協会公認を取り消された騎士団メンバーも、全員処刑ないし放逐されてしまったって訳だ」

アメジスト >「やれやれ。今この時代にアジャストできないんじゃ、前世で如何に優秀でも意味ないわよね……」
ノーチェ >「まったくで。それ以後、地下に潜った憂世騎士団の生き残りは……悲願達成と資金調達になりふり構わず邁進した結果、今のような組織になったのでありますよ」
アメジスト >「なるほどねぇ……で、その“ノワール=ゲール”の代表がジル=ド=レってのは、皮肉のつもりなのかしら?」 データ調べ
サクラ >…………CV鶴岡さんというか青髭もとい、某星3セイバーorキャスターな人?(汗)
ノーチェ >「ああ、それはですなぁ……最後に生き残ったのが“聖女”ジャンヌ=ダルクを推挙した派閥、要するに“ノワール=ゲール”だっただけであります」
弓 >「そう簡単に☆5が出れば苦労はしないのよ!」
アメジスト >「(ぶは)まあまあ抑えて抑えて(^^;」
サクラ >てか、ジャンヌはジャンヌでイギリス軍絶対ぶっ殺すガールだしなぁ……しかし、これでいろいろ繋がってきましたなぁ
空 >「……そう、あの連中がなんで“憂世騎士団”と“ノワール=ゲール”って二つの名義を持っているのか、これが解るまで全然知らなかったんですよ」
一狼 >「ついでに転生者ばかりが揃っている理由と、クローンウィザードばかり使ってくる理由もな」
GM >なお、この時ジルの派閥が生き残れたのは、ジル自身がもともと皇帝や至高神の転生者ではなく、あくまで“聖女を戴く騎士”という立場を固持していたので、あの当時時点では組織特有の選民思想めいたものに染まりにくかったって事が、理由として挙げられますな。
サクラ >なるほどなるほど。そういや、所謂「良識派」とかそんなのは居なかったんだろうか。それとも粛清食らった?
GM >ああ、一番の良識派はその責任とって自決した纏め役だったのだ。で、当時のジル達“ノワール=ゲール”はそっちに(表面上は)穏健派としてついてた、となる。
サクラ >「うーん……この(==)」
ノーチェ >「……ときに、連中がそこまでして求めている“ジャンヌの転生者”でありますが。実は皆様、既に面識があるのでありますよ(・△・)」
アメジスト >「……はい?」
翔真 >「そうなのか?覚えが無いが、誰だ?」
弓 >「んーーー、Rupesの子の誰かかしら?」
ノーチェ >「……コレット=リアン=モルセールという方であります。今は“電脳界”にお住まいでありますな」
サクラ >「あぁ、いつぞやアメリカのディズニーワールドに行った時の!」
ノーチェ >「しかり。もちろんコレット殿はクローンではなく、純正の転生者でありますが」
真白 >「モルセール、という名前は覚えがある……騎士団に通じた科学者の関係者、という事か」
ノーチェ >「つまり連中としては、理想の器になるはずだった人材をみすみす取り逃がした格好になります訳で(笑)その身柄を必死こいて探しにかかってくれたお陰で、此方は相当動きやすかったのであります」
真白 >「だからこそ、あの場所を突き止める事にも成功した……」
翔真 >「何であれ、良く頑張った。結果に繋がった事は確かだ。」
真白 >「…………少し、照れる」
翔真 >「そう言う顔が出来る様になったのなら、お互いに頑張った甲斐は有ると言う物だ。」
ノーチェ >「しっかしまぁ……このデータ。掘れば掘るほど、アカン案件ばっかでありますなぁ〜('△';」
サクラ >「あぁ、うん(真顔)」
ノーチェ >「見た感じ“オリジナルの身体を失った転生者の再生”って手段にまで手を出してたでありますよ。どーやらさっきの“再生行家”も、その試みの一環だった模様で」
サクラ >「なりふり構っていられない……って事でしょうか」
真白 >「しかし、おかしい……ソンパクは兎も角、行家はただの強化人間。転生者では、なかった……はず」
ノーチェ >「そこでありますよ。要するに“もともと転生者の資格を持たない者の生体データを操作する”という仕掛けだったのであります。あとは触媒になる遺産さえあれば、即席転生者のいっちょあがり!って寸法でして」
サクラ >「(絶句)」
翔真 >「何とも、まぁ(嘆息)」
アメジスト >「よくもまあ自分たちの価値を自ら地に落とすような事を……」
ノーチェ >「かてて加えて、数限りある遺産を水増しするため、人造遺産なんてものまでこさえてますなぁ」
弓 >「ズルとチートを重ねた私とどっちが悪質かしらね、これ……(汗)」
ノーチェ >「……ま、どっちみちその資金調達の過程で、どんどんのーみそがおピンクになっていった、という訳でありますが」
一狼 >「端的には、生産したクローン本体、または一部の売買……人権を持たないからこそ扱いやすく、利益も大きいという事です。どんな稼ぎかは考えたくないですけどね」
サクラ >ロシアではドヴォールって組織も暗躍してましたねー(遠い目)
真白 >「そう。だから……奴らのプラント拠点を見つける事が重要だった。成功すれば奴らの最大の資金源と戦力供給源を絶てるし……私達の行動目的にも、それは合致するから」
アメジスト >「そう言われると、生産プラントの方を落としてこなかった事が悔やまれるわね……」
アドノレ >コアが破壊された時点で、中の物は消滅に巻き込まれるのでは無いかな?
翔真 >俺も個人的にはそう思う。
サクラ >……そう考えると、今後クローンウィザードを兵隊に使う組織は減少するのかな。ロックランコープは表向き生産中止、武藤製薬とドヴォールは壊滅、そして騎士団は今回マスターデータを奪われた訳で
GM >うむ。結果的には皆の行動のお陰で、なかなか尻尾を掴めなかった憂世騎士団もいよいよ後がなくなってきたってこってすな。
アドノレ >尻尾が掴めないなら胴体を殴ればいいぢゃない(笑)
GM >もうー。このPTはそういう事するー(笑)
翔真 >間違っていない(笑)
真白 >「確かにプラントこそ破壊し損ねたが、“転生者の再生”に必要なマスターデータはこうして抑えたから……連中の戦力は、必然として劣化する」
初 >「うな。つまり……決戦の時が近付いてるって事です?」
ノーチェ >「ほん子殿、正解。今後連中はこのデータを、なりふり構わず奪還しに来るでありましょうな」
翔真 >「なるべく早く根絶やしにしてしまいたいものだな。」


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