【第38夜】
人と魔の間に
<PART−21>
会見、その結果
〜オットー vs MASTERS〜
何はともあれ、弓とそら(とほか数名)をフレースヴェルグに残して、
魔導砲艦隊旗艦コンカラーに足を踏み入れるウィザード達。
サクラ >ずんがずんが
GM >乗り込んだ先のコンカラー甲板上では、既にロンギヌス隊員たちが登舷礼状態である。キミ等の日頃の待遇を考えれば、まぁ無理もないお話だな(笑)
翔真 >ぬぐぅ、済まぬ……圧倒的済まぬ(−−;
アメジスト >ピグマリオンはオンの状態で。いざというときに弓さんがサーチできるように
翔真 >同じく。
艦長服姿のロンギヌス隊員 >「ようこそ、魔導砲艦隊前衛戦略指揮主力艦“コンカラー”へ。私が艦長です」
アドノレ >「んむ。ご苦労」
サクラ >「ファイアフライのサクラ=ヴァンスタインです」
アメジスト >「世界魔術協会エージェント、アメジスト=マンスフィールドです。捜査へのご協力に感謝いたします」 と答礼
翔真 >「急な頼みに応えて頂きありがとう御座います(礼)」
アドノレ >「そう、俺様が横須賀一ヅラの似合う漢アドノレだ」
艦長 >「此方こそ、名高きMASTERSの皆様をお出迎え出来て光栄です。ハルトマン司令でしたら司令室にてお待ちですので、私がご案内いたします」
サクラ >「お忙しい中乗船をご許可頂き、感謝します」 と、敬礼してから船内に
弓 >ふふふ、警戒で残ってはいるが……私にできることは、ない!(笑)
そら >そして おるすばんをたのまれたわたしは ゆみにゃんこに よじのぼりにゃんこ!
翔真 >周囲警戒だけは宜しく頼みまする(苦笑)
弓 >うむー。 私は警戒。 外からできる調査は、えりちゃんたちにまかせる!(笑)
エリス >調査……といっても、あからさまにやったら怪しさ大爆発、なんですよね(、、)
GM >さて、艦長の案内でキミ達はコンカラー内部へと案内されるのだが……流石は新造戦艦、綺麗さっぱりとした内装である。
サクラ >居住性も良さそう……(笑)
アメジスト >長期任務もあるだろうし、ある程度のアメニティは確保されてるだろうねー
GM >うん。あと、気付いた点としては非常に高度な自動化が施されていることだ。今こうして歩いている艦内の階段なども、全部自動化されている。近付けば動き出し、離れれば自動的に停止するエスカレーターなど、見覚えのある人もいるだろう。
アドノレ >やっぱり船内武装ある?
GM >今は見当たらないけど、この分だと必要ならすぐに出せそうだね。フレースヴェルグもある意味自動っちゃ自動なんだけど、アレはまずそらありきだし(笑)
弓 >まあ、旧世代艦とはいえ、あれも元々は当時の新造戦艦をパチったものだし(笑)
GM >しかも、改造され過ぎててもう何が何やら状態とも(笑)
そら >(てへぺろ☆)
艦長 >「先程も演習という形でお見せしました通り、本艦は“フォーリナー”の拡大改良型として、今後の対裏界戦略に欠かせない魔導砲艦隊を指揮する目的で建造されました」
アドノレ >外部からの上位権限コード持ってるってことか
艦長 >「具体的には本艦からの指揮で、艦隊に所属する全艦を自動統御する事が可能です」つまりアドノレの指摘通りって訳だ。
サクラ >「えぇ、間近で見ましたがアレほどとは……」これは素直な感想
艦長 >「あれは本艦からの直接コントロールで、艦隊の全艦に搭載された新開発の改良型拡散魔導砲を一斉に発射したものです。単艦でも従来の魔導砲の威力はそのまま、より広範囲に及ぼす事が出来ます」
弓 >(何故だろう。乗っ取られるフラグにしか聞こえない)
アメジスト >“自軍の最新兵器は敵に奪われる”の法則(笑)
艦長 >「……しかも、範囲内に存在する目標を任意に選択する事も可能です。ここが従来型の拡散魔導砲とは根本的に異なる部分です」分かりやすく説明すると、《魔力誘導》が有るか無いかの差、ともいう(笑)
サクラ >わはー(笑)
アメジスト >ハイマット・フル○ーストか(マテ
翔真 >一応機能的には優秀ではあるんだな。
アメジスト >「なるほど。艦隊運動に砲撃統御と艦隊戦そのものの概念まで変えてしまいそうです。砲撃もすばらしい威力と精度でした。あれほどのものならば、今後の艦隊主軸はこのコンカラーの兄弟艦たちが勤めることになるのでしょうね」 >と、若干のお世辞入りのコメント(笑)
艦長 >「……さて、司令室はこちらです」と、ブリッジ後方に位置するセクションへと一同を案内する。
サクラ >「案内ありがとう御座いました」
艦長 >「いいえ。何かございましたらお呼びください。もっとも、権限としては私よりも艦隊司令の方が上ですから、改めて言うまでもない事かもしれませんが」
翔真 >周辺警戒。
アメジスト >警戒態勢。対抗準備
アドノレ >まぁ敵地だしそのつもりでいる
GM >そんな皆のただならぬ様子に困惑の色を見せつつ、「司令、皆様をお連れしました」と部屋の前のインターホンに呼びかける。
サクラ >え、自然体にロンギヌスやってる積りだったけど(笑)
GM >はっはっは(笑)ともあれ、ドアは自動的に音もなく開かれる。さて、中に入りますか?(はい/YES)
翔真 >アンゼ□ットォッ!(爆)
GM >え?だってこれロンギヌスの艦だもん、あっても不自然じゃないじゃない(笑)
サクラ >デスヨネー(笑)Yでー
翔真 >とりあえず“はい”で(ぁ
アドノレ >殺気振りまきながら戦闘するのは優雅じゃないので余裕のぽーず。先頭に続くので立ち止まるとぶつかる(笑)
アメジスト >高級装甲と会うことなどめったにないので緊張してます、で押し通す所存。で、とりあえず、YES(笑)
GM >ああ、確かに高級装甲なのは間違いないな、指揮戦艦的意味で(笑)
サクラ >(爆笑)
アメジスト >……高級将校!(汗)なんつーミスを(ーー;
サクラ >「失礼します」と一言断ってから入室〜
GM >さて。司令室の内部はこざっぱりとして無駄のない構成を示している。出来たばかりという事もあるが、この部屋の主の性格を現しているようでもある……と、サクラには理解できる。
サクラ >でしょうねぇ。……いやホント、あの件で拗らせなきゃガチで理想のロンギヌスだったんだよなぁ……
弓 >(ワンチャン、マトモな可能性……?)
GM >何故なら、執務席で一同を待つその部屋の主は、サクラにとって忘れようもない顔を持っていたのだから。と、ここで「星空のラストリゾート」をお持ちの方は277ページの砕と一緒に描かれたイラストをご覧いただければ、その“顔”についておのずとお分かりいただける事だろう。
翔真 >素晴らしい紹介で御座います(笑)
サクラ >さーて、気の抜けないターンがやってまいりました。この人、ずっと理想のロンギヌスやりながら「非常識全てを消し去る」為に暗躍できる能力は有るからね……より正確には、“世界を守る”という信念の為に“非常識を排除する”という手段を徹底的に突き詰めちゃった人……ぶっちゃけどっかのエミヤ親子と同類じゃないかな(遠い目)
アドノレ >あぁ、非常識の塊が目の前に(笑)
艦隊司令 >「ようこそ、MASTERSの諸君……あるいは久し振りというべきかな、サクラ=ヴァンスタイン」
アドノレ >ヤマトの諸君
サクラ >「お久しぶりです……と、言って良い物やら」 色んな感情がない交ぜになった苦笑を浮かべて
艦隊司令 >「とはいえ初顔合わせが大勢であるからして、改めて自己紹介をしておこう。私は、オットー=ハルトマン……かつてはロンギヌス06とも呼ばれていたが、今はこうして第1魔導砲艦隊の司令を拝命している」
アメジスト >「お初にお目にかかります。世界魔術協会エージェント、アメジスト=マンスフィールドです(礼)」
翔真 >「横須賀WU所属、相羽 翔真だ(目礼)」
アドノレ >「俺様はアドノレだ」
GM >何もない床から、ティーセットを含む応接用の調度品が次々とポップアップする。なんというか、こんな所まで自動化されているとは。
翔真 >………何をとは言わんが、幾らでも隠して置けるスペースが有りそうだな。
オットー >「……あれから、かなりの年月が流れたようだな」執務席から立ち上がり、応接セットの方に歩み寄る。すると執務席が床の下へと自動的に収納される。椅子ごと。
サクラ >「ええ、見ての通り花の高校生なのです……妙な気分ですね、“私たちが殺した”筈の貴方とこうして対面するのは」
応接セットのソファに座ってお茶ずずー
弓 >無警戒ノータイムで飲んだぞ、この子(笑)
翔真 >「サクラ………流石にその所業はどうかと思うが(^^;」
オットー >「……相変わらず気の早い」 自分が薦めるより前にソファに座ったサクラを見つつ(笑)
サクラ >「まぁ、全力で殺り合った仲ですし。今更取り繕う必要も無いかなぁ、って」
オットー >「確かにその通りだ。実の所、見解の相違はよくある事だ」
サクラ >あと、オットーの性格とリプレイでの行動パターンを考えると。実際に仕掛ける時は確実な手段(リプレイではニーベルングおよびジークフリート)を入手するまでは外面は良いですからね。タイミング的に確実に怪しまれることはしないと判断しました。やろうと思えば、お茶に薬を入れるまでも無く。我々が甲板に乗り込んだ時点で集中砲火って手段も取れたのにやりませんでしたし。
オットー >「私も、あの件には正直学ばされる所があった……“死んでみて”初めて理解したという部分も含めて、だ」
ここだけサクラに向けて、皮肉めいたまなざしを送りつつ。
サクラ >視線を受け流しつつ、アムさんに話を譲ろう。その後は、オットーの表情を見てます(観察)
GM >オットーはアンゼロット当時からのロンギヌスだから尚更なんだけど、シングルナンバーともなれば仮面をつける必要がない。何故なら、相対した敵を確実に抹殺できるからだ……とは言え、驚く程の鉄面皮は相変わらずだね。
サクラ >いやぁ、変わってなくて安心した!(白目)
オットー >「(自分も席に座りつつ)……さて。そちらの要旨は艦長からも簡単に聞いてはいるが、改めて経緯を聞かせていただこう。立ち話もなんだしな」
アメジスト >「それでは私が」 と説明を。
翔真 >「頼む。」
GM >うむ。しかし皆してオットーを仮想敵と見込んでいるのであろうから、まさか安直魔法という訳には行くまい(笑)
アメジスト >そうですね。では順を追って……「事の発端は、任務中に行方不明になるウィザードがひどい暴行を受けた姿で発見されるという案件がそれなりの頻度で発生した事にあります」
GM >なお、皆様……これももう言うまでもない事だけど、PL発言での相談・入れ知恵などオールOK、じゃんじゃんやっておくんなまし。
翔真 >了解です。
オットー >「何度か、噂には聞いている……“人類側の裏切り者”が絡んでいるとか、いろいろな憶測がなされたものだ」
アメジスト >「はい。その事を憂慮した赤羽代表が調査を依頼したウィザードまでが行方不明になるに及んで、私に調査をと指示されたのです」
オットー >「ふむ。それで?」
アメジスト >「私が指示を受けたのとほぼ同時期に、マティニヨン王国でとある事件が起きました」
オットー >「ほう」
アメジスト >「かの国にある魔導具屋『Rupes』が襲われたのです」
オットー >「その名前も聞いた事がある。確か裁定者が営んでいたのだったか」
アメジスト >「はい。その襲撃から辛くも逃れたウィザードから襲撃を知ったMASTERSメンバーが駆けつけた時には、もうすでに裁定者他2名のウィザードの姿はありませんでした」
◆ ◆ ◆
サクラ >ん、2名?Dアースに漂着した人たち含めて5名では?
翔真 >いや、マティニヨンに居たのは店長含めた3人だった筈。
GM >うん。『Rupes』襲撃事件が発生した時、店にいたのはティリア店長・アリア・オルディア・京香だから、未遂に終わった京香を除けば合計3人だ。シーラとサティアの2人は、アムが言及した“調査を依頼したウィザード”だからね。
サクラ >おっと、勘違いしてました(^^; さて、大まかな説明はアムさんにお任せしてますが……これからどうやって切り崩しましょうかねぇ。ぶっちゃけ、我々が持ってる武器(証拠)は音声データのみ……上手く使わんとなぁ
翔真 >音声データは証拠としてはもう一歩効力的には薄いので、良いタイミングで“くらえ!”する時に使うくらいで考えておくべきでしょうかね。
サクラ >となると上手く矛盾を引き出して突きつけるほか無いかー。一番苦手分野なのDEATH!!
翔真 >ムジュンは引き出したいが、恐らくこの話の運び方からするとそう言う尻尾はまず出さないタイプの気はする。
アメジスト >……とりあえず、情報提供者の事とか、あれやこれやの詳細ぼかしてとなるとこれぐらいが限界。話しすぎた気がしないでもないけど申し訳ない(陳謝)
翔真 >大丈夫、十分です。負担が大きい中御苦労様です(礼)
サクラ >面倒ごと押し付けて毎度毎度御免なさい(土下座)
アドノレ >大変助かっております
弓 >(聞こえますか……いま、あなたの心に以下略)ゴールを決めるのです……
翔真 >ほむ、ここで傍受した音声データを、と言う事かな?
弓 >いえ、そうではなく。“なんの要求を通したいのか”を見失わずに、と。長丁場で交渉してると、この辺結構ブレやすいからね。
翔真 >オウ、確かに。了解です。
アドノレ >通したい要求は“臨検プリーズ”だったな?
弓 >ストレートにそれでもいいし、協力を取り付けからの臨検でもいいし、とっとと吐けオルアァ!でもよい(笑)ゴールさえしっかりしてれば、GMも答えやすいから交渉もしやすいのだ。がんばれー(笑)
サクラ >ですねー。で、誰から切り出します?
アドノレ >(表面的に)味方なのに無神経な要求投げるのは俺様の仕事か。でも其れ言ってから協力要請は微妙な事になるので、要請するなら任せる
翔真 >通信記録のオットー氏の声は先程加工済みのモノが用意されているらしいし、流れから使う事になっても大丈夫の筈(リプレイ確認しながら)
GM >用意されています(笑)そこはアドがしっかり仕事してるから〜
◆ ◆ ◆
オットー「……すると、そちらはその件を調査していた、という訳だ」
アメジスト >「そういうことですね。その後調査の過程で知りえた事や襲撃を受けた後に知りえた事などから、どうやら行方不明になったウィザードはこの界域にいるらしいと判断し、調査に赴いたわけです」
オットー >「なるほど。それで現在に到る……か。これで、そちらの行動目的は概ね理解できた」
アメジスト >「ご理解いただけて幸いです。また、これも幸いというべきか、私が依頼を受けたウィザード二名は先ほど発見確保できました。またマティニヨンで消息を断ったウィザードについても無事が確認されております」
オットー >「それは何よりだ」
サクラ >「補足すると、くれはさんが調査を依頼したウィザード2名が偶然、私が派遣されている並行世界に漂着しましてね。状況から、今までの失踪事件は同一犯の犯行が濃厚なのです」
オットー >「もしかしてその犯人というのは、この廃棄世界にいた界賊どもの事かね。先程の演習で消し飛ばしてしまったが」
サクラ >「いやぁ、ご理解が早くて助かります。流石に、あの数を一度に相手どるのは厳しくて。助かりました」
オットー >「嘗てシャイマールやメイオルティス、ディガイディスをも斃したMASTERSとは思えん言葉だ。……いや、君はシャイマールの件から後の加入だったな」
サクラ >「一匹の龍を殺すのと、無数の蟻を潰し尽す…気がめいるのは後者、だと思うのですよ」
オットー >「そこも見解の相違だな。ロンギヌスメンバーともなれば、どちらも苦する事なくこなさねばならん。まだまだ修練が甘いようだな、サクラ=ヴァンスタイン」
サクラ >「いやはや、返す言葉も無いのです」てーか、物量差で押し切るのは軍事の基本。魔王連中が頭おかしいだけで、普通は頭数揃えて囲んで棒で殴るのが最適解なんだよオラァン(笑)
GM >だからこその魔導砲艦隊構想、ともいえるのよな(笑)
翔真 >サクラが間を稼いでくれてるので、ここで欠片通信。『先程の話の流れから、“アメジスト嬢が話したとおり救出した人員に不足が有る。まずそちらで回収した人員が居なかったか等、確認を始め協力を要請したい。”と切り出そうかと思うが?』>ALL
サクラ >『んー、“そのような人員は居ない”とさっきの通信で言い切られてるのです。改めてオットーに言っても白を切られるのが関の山かと…』
翔真 >『そこで通信記録を用いるのでは?』
アドノレ >『“人員は居ない”と言われた所に“通信記録”の開示。そこから“疑いを晴らすには臨検”が手っ取り早いだろうな』
アメジスト >『通信記録を使って臨検要請、ですか?』
翔真 >『そう持ち込む心算ではあるが。』
サクラ >『了解なのです』
弓 >まあ、これで“いない”とか“隠されてる”となると、みんなの能力値頼みになるけど(笑)
アメジスト >それが一番怖いんだけどね……
翔真 >そこは頑張るしかないなぁ(苦笑)
同じ頃、「フレースヴェルグ」のブリッジ。
エリス >「皆さんは、司令室に到着したようですね」隣接するコンカラーを見やりつつ
そら >「ふみゅん。まだ なにもないようだけど……ぴりぴりしてる?」
エリス >「そんな感じです。それに、なんだか……見れば見る程、なんといいますか……冷たい感じがする船、ですね」
そら >「ひ え ぴ た ☆(ふに)」
エリス >「きゃ!?……もう、そらちゃんったら(なでなで)」
弓 >「んー、さすがにデカいのよねぇ。せめてアテがあれば、こっそり忍び込むんだけど」
エリス >「そういうのは、斉堂さんの十八番ですものね(くすっ)」
弓 >「なんかないかしらねぇ…… そらがこうしてダレてるってことは、エミュ系の反応もなさそうだし……」
エリス >「何事もない方が、この際いいんですけどね(^^;」
そら >(もそもそもそもそ)
エリス >「……コンカラーにアナライズを掛けますか?」
弓 >「そう、ね。 バレないよーに(−−;」
エリス >「……やってみます」
弓 >おなしゃす(どげざー
GM >という訳で、ここでエリスの幸運度と知力を合計した値を基準としたジャッジになります……ただ、こういう局面でGMがダイス振って先の事を決めちゃうのもなんだから、代わって弓に振ってもらおうかと(笑)
弓 >ういにゅ>< 最近ガチャで爆死したからダイス目に不安が……CFは私のを使うんですか?それともGMダイス?
翔真 >不安の根拠が(苦笑)
GM >ああ、振るのは弓だから弓のCF値でOKです。バレる危険性を鑑みてプラーナはNG、支援できるのは弓の他、その場にいるそらだけって事でおひとつ。
エリス >わたしの幸運度は10+補正1、知力は12+器材3ですから、26スタートになりますね。という訳で弓さん、お願いします!
弓 >私だとCでもFでもないですな>< 31です〜。支援できるような事はないなぁ
そら >ニアピンでもないから、えりちゃんをおてつだいできることはなし……っと
サクラ >(なでなで)
エリス >「データ、出ました……何とか見付からずにすみましたよ(^^;」
サクラ >う わ ぁ 。 やっぱまともに相手したくないなコレ(==;
エリス >「でも、ティリア店長さんが中にいるのかどうかまでは、分かりませんでした……ごめんなさい」
弓 >「まあ、そこまでは期待してないから大丈夫よぉ」
再び、「コンカラー」司令室。
オットー >「ふむ……それで、諸君の話は終わりかね。かねてより噂に名高き対魔王戦チームと聞いていたから、今回もそうした目的があるのではないかと思っていたが、正直驚いたよ」
サクラ >「今回は裁定者が絡んでいますから。外敵の排除は勿論、きわめて重要な人物の救出・保護も同じぐらい重要だとは思いませんか?」
オットー >「そこも見解の相違だな。大いなる目的を果たす時、多少の犠牲はやむを得ないという事もある。これまでにもそのような光景を、我々は幾度となく見てきたはずだ」
サクラ >「そう言って、あの時もあなたはニーベルングを持ち出した。……流石に、“多少の犠牲”に“自分自身”を含める覚悟には敬意を表せざる得ませんが。許容できるかは別として」
オットー >「そうだ。たとえ己を滅してでも、世界を救うために働く……それが“あの時”の私の覚悟だった」
サクラ >……“だった”か
翔真 >「否定は出来ないな。ただ、話はここで終わりではない。」
アメジスト >「ええ。……実は困った事に、もう一名がいまだ消息不明なのです」
オットー >「ほう、そうなのか……それで、此方に渡りを付けたと言う次第なのだな」
翔真 >「その通り。今までの話の流れから、アメジスト嬢が話したとおり救出した人員に不足が有る。まずそちらで回収した人員が居なかったか等改めて確認を始め協力を要請したい。」
オットー >「その点に関しては先の艦長レベルによる交信でも明らかにしているが、この廃棄世界より本艦隊に回収ないし保護した人員はいない。演習の事前段階として、偵察機は2、3出したがな」
翔真 >「(こちらとの交信は聞いていたか、報告を別途受けていたのは確実と。)」
弓 >わかりやすく聞くなら、“偵察機を2〜3出した”ではなく、正確に“何機出して、何機戻ってきたのか”よね……
アメジスト >「そうでしたか……」と、ここでアドさんに視線を送ります
翔真 >(欠片通信)『アドノレ、音声に細工した通信データの再生を頼む。』意図を明確に伝えないとね(苦笑)
アドノレ >おもむろにサラッと機材を出して「ぽちっとな」とデータを再生します
GM >ふむふむ。では……ここでコンカラーにいる全員、幸運度ジャッジをどうぞ!!
翔真 >了解、状況的にプラーナは無しで19です。
アメジスト >くりてかる。1C31です
サクラ >おぉ! で、こっちは……ニアピンっ 16です
アドノレ >自分は17だが、ニアピンならそこに“ぽちっとな”と±1
GM >おぉ(笑)サクラ、振り足し承認!
サクラ >ヒャッハァ!アザースッ……よし!今度は自前クリティカル、合わせて2C36!アドさんに大感謝〜〜!!
翔真 >素晴らしい(^^b
GM >では、ここであえて確認〜。流してるのは“加工したデータ”ですか?
“加工してないデータ”ですよね?
サクラ >……あ、そうか。加工済みの奴だと言い逃れできちゃうじゃん!!(笑)
アドノレ >おお、そういえば。
翔真 >自分は細工した方のデータを再生してもらう心算で持ちかけたからなぁ、ここでGMに嘘を言うのはフェアじゃない。
弓 >本人に聞かせるなら加工前でもどちらでもありだし、この場は任せてるから、見送る(笑)
GM >懸念としてはサクラが指摘したとおり。そもそも加工データはオットーに渡りを付ける必要上作ったものだから、ここでは生を流さなきゃいけないって事なんだけど……
サクラ >デスヨネー(白目)
GM >……しかし、今のキミ達はとても運がいい(笑)クリティカルしてる人がいるから、今なら行動に訂正がきくよ。
アドノレ >手元には両方あるからキュピーン♪となった人がつつけば気を利かせます
GM >うむ。この場合、指摘できるのはアムかサクラになるね。
サクラ >「(小声)アドさんアドさん、流すのはこっちなのですっ」 っ[加工前音声]
アメジスト >生データの方でお願いします(>人<)
アドノレ >「おおっと!」ではそのように
翔真 >「………サクラ?」
GM >生の音声データを聞いたオットーは、顔色ひとつ変えないまま……「ふむ。これはどこで入手したものかね」
アメジスト >「先ほどの貴艦隊による砲撃の直前、界賊艦とコンカラーの間で交わされた通信が、我々の艦の通信機器に混信したものです」
オットー >「……そうか。確かにこれは、私の声だな。偵察を出した折にあの界賊どもの襲撃を受けたので、この廃棄世界の状況を知るために泳がせておいたものだ……と言ったところで、信じないのだろうな」
翔真 >「無論、根拠が無い。」
アメジスト >「個人的には“信じたい”と思っています。ですが、このデータを聞き、先ほどの司令の言葉を聞くに“確認をしない訳にはいかない”と思ってもいます」
弓 >信じてもいいよ?この時の取引のログと、内容物を見せてくれたら(笑)
オットー >「それで、何を望む? 先も言った通り、この艦で回収ないし保護した者はいないし、他の艦は自動化されているからなおの事だ」
サクラ >「納得の行く説明を希望するのです」
翔真 >「臨検を要求する、艦隊全てとは言わんが最低でもこの艦は改めさせて貰う。」
弓 >というか、作戦行動に即ったスパイ活動を行ったのなら、きちんと記録を残して提出できるはずですよね?
サクラ >そ れ だ !
アメジスト >“艦隊および駐留基地の検索を”って要求するつもりだった私(汗)
翔真 >臨検と検索は別だから良いんじゃないの?
オットー >「いいだろう。諸君の望む結果が出ればよいな」意外にも(?)顔色ひとつ変えずに同意する。
翔真 >まさか、既に転送済みってパターンか……?
サクラ >「失礼ですが、先ほど”この廃棄世界の状況を知るために泳がせておいた”と、仰いましたね。作戦行動上のスパイ行為という事であれば、通信ログ及び報告の義務がある筈です」
アメジスト >「口を挟むなど不躾ですが、艦隊および駐留基地の検索を、合わせてお許し願えますか?」
アドノレ >そうそう。こちらの状況は口出ししてない俺様が、今のうち弓に私見たっぷりに報告してやろう
弓 >ではそれを受けて『そうね。サクラの話によると、あの時オットーは
アドノレ >『道理だな』という訳で、“好きなだけ調べるがいい”が出たら、随伴艦のデータを漁ろう
弓 >『まあ、出る出ないはおいといてー。“何も出なければ、あなたは疑いを晴らせるし、私達には汚点がつく。そっちにデメリットないでしょー?”とか、もってきかたはあるわよ。サクラのこと、よろしくねー』
アドノレ >『んむ』
オットー >「……作戦行動、という程のものではないな。あくまで廃棄世界を演習に使う上での事前調査の段階だ。その調査結果は、既に魔導砲発射試験の映像を添えて、アンゼロット城へと送ってある」
サクラ >あの時の映像かぁ……やっぱ決定的な証拠がないと、この人との舌戦に勝てる気がしないなーっ(笑)
弓 >話のもってきかたよ、ふにゅふにゅ(※途中で最終的に面倒になって物理に頼る子)
アメジスト >コンカラーの所属部署の検索をすべきだったのかな? 試験艦ならまだ開発局の方に所属してるんだろうし……
オットー >「それと、駐留基地は工場世界ギガ=プレックスだ。今回の演習成果を踏まえて、近々アンゼロット城に異動する事になっている……もっとも、ここからギガ=プレックスの間は超空間ドライブが必要になる距離だがな」
サクラ >「そうですか。では、“VIP以外は好きにしていい”という海賊の発言については?この言い回しだと、貴方はこの“VIP”について把握しているようにも思えますが……先ほどおっしゃいましたね?“この宙域で確保・保護された人員は居ない”と。では、この“VIP”さんは一体どこに行ったのでしょう…?」
翔真 >「随分と妙な話だな。」サクラからの“くらえ!”的に見える(笑)
オットー >「彼らが行った界賊活動による成果のうち、重要と見られる人物についてそう呼ばせてもらったまでだ」
サクラ >「では、その重要と見られる人物。もう誰かは確認済みですよね?あなた自身が“重要と見られる人物”と判断したのですから」
オットー >「それは是であり非だ。多くは薬でやられていたようで、自分の名前さえ満足に言えない者ばかりだったのでな。そこで演習に先立ち、連中には“しかるべき処”に引き渡すよう言いつけておいたのだ」
弓 >粘るなぁ(笑)そろそろサイバンチョにショーコのテイシュツをお願いするシーンか
アメジスト >“他界域で確保した人物は別。その人について報告せねばならない謂れはない”って理屈、とか?
翔真 >「………どうしてこの話の流れで“しかるべき処”と言う表現が出て来るのか理解出来ない。明確に表現するのが普通だと思うが?」
オットー >「奴らは界賊だ。略奪行為をすればこそ、その場所があるだろう。それに、言うまでもない事とは思うが治療も必要だろうしな」
サクラ >えーと、オットーの発言を纏めるとこうか。「現地の実態調査の為、海賊と接触。誘拐及び暴行については見逃し、VIPと思しき人物が居るのに確認もせずにそのまま海賊に委ねた」と。ついでに言うと「海賊の本拠地は演習の的にしちゃいました☆」 ……あー、やっぱOPボディショップ駄目だわ。いくらなんでも生前オットーだとコレマジ考えられん。魂が劣化したとしか思えない……
GM >もしそれが事実としても、全体の真実の一端しか喋ってない可能性もあるぜよ。オットー本人のあずかり知らない事も含めて(笑)
サクラ >……これマジで今回の件に全く関係なかったとして、新造艦隊の司令官としては爆弾じゃないかな(白目)
弓 >ん?サクラはいい線いってるよ。いっそ、それをそのまま言及して、“そのような状態のモノに艦隊は任せられないので、指揮権を預かる。不満がある場合は、きちんと筋道たてて説明せよ”と言うのも手じゃないかな(笑)
翔真 >敢えて難を言うなら、枝葉末節を論って揚げ足取るのも何だかなーって所か(−−;
アドノレ >「真偽はともかく、疑われる状況にあるのだから調査に協力してもらえんかね。拒めば疑いは濃くなるし、痛くない腹なら隠す必要も無かろう」
オットー >「疑うも何も、演習中の我が艦隊には何ひとつ疑われるべき要素などないのでね。協力するにやぶさかではない」
サクラ >「…では、私からはもう一つだけ。その、“しかるべき場所”について把握は?」
オットー >「それについては、事務課の方に任せてある。その程度の事は、本艦隊の主務ではないからな」
ここまで、何等臆する事もなく。
サクラ >「了解しました」 よっしゃ事務課に資料請求じゃ(白目)
アメジスト >あ。そういえば、アムの調査の初動段階で当たってましたね、事務課(^^;
アドノレ >盥回しに書類の山か。この件は他所に投げて追跡したい気もするな
弓 >はーい、そっちはエリちゃんに任せるか……
エリス >ちょっと待ってください。わたしは弓さんの傍で、皆さんの方じゃないです(^^;
弓 >うん、だから情報がこっちくればね(笑)
エリス >はい。話を持ってきていただければ、こちらでもやれますけど……アムさんなりどなたかなり、直接っていう手もありますね。
アメジスト >臨検している間に確認をお願いするのがいいですかね?
GM >そう、「どこに」確認するか……これとても大事、かもしれないね。
サクラ >と、なると……欠片通信で弓さんチームと情報共有しつつ、事務課に問い合わせ。「オットー司令が“事前調査”でつかんだ、海賊による拉致被害者の身元」を確認したい……で、いいのかな?
翔真 >事務課には向こうの息が掛かっている事も考えなければならんと思うが。気にし過ぎだろうか?
サクラ >あ、そうか事務課が抱き込まれてる可能性もあるのか。厄介だなー、身内疑わないといけないのは……
アメジスト >そのあたりが難しいところですが、事務課長についてはくれはも対処してくれてるはずですから、そうそう悪い結果にはならないかと……
エリス >その上でどうなさるかは、皆さんにお任せします(、、)
アメジスト >そういう事でしたら、私が担当しましょうかね。事務課への問い合わせは。
GM >では、アムは問い合わせの方向で……臨検はサクラ・翔真・アドでOKなのかな?
翔真 >了解です。
サクラ >了解ですー
アドノレ >あい
弓 >おねがーしまー
アメジスト >さて、そうすると……誰に確認とろうか。くれはという手はもちろんあるわけだけど……ここは、むしろホーウッド課長に直接確認してみるか?
GM >あ、それはとても大事ね(笑)で、どうする?
アメジスト >うーん……当然1箇所ですよね?(^^;
GM >そりゃそうさね、臨検してる時間的に(笑)
アメジスト >そうですね。安全策ならくれはですが、ここはホーウッド課長にダイレクトアタックで。
GM >では……アムは幸運度、臨検組は知覚力ジャッジをどうぞ。弓はフレースヴェルグにいるから、今回は免除ね(笑)
弓 >免除というか排除というか(笑)
GM >大丈夫、後からその分の埋め合わせがあるから(笑)という訳で皆の衆、どうぞ!
サクラ >………ふぁんぶる(ぷしう)
アドノレ >20
翔真 >対抗で《魔器の声》、そしてクリティカル(笑)64です。
サクラ >おぉ!
アメジスト >念を込めてP15……ごふう、流石にファンブルはきついので石割って37に。泣ける
GM >おおぅ(^^;
翔真 >さて……万が一でも、「ここに居た」証拠でも見つかったりしたら喜ばしいのだが。オットー司令の余裕のドヤ顔を真正面から崩せたらそれは楽しい事に(邪笑)
GM >では、まず司令室に残って連絡をとっていたアム……これまた意外な人物に接触する事になる。
アメジスト >意外な人物?
くれは >『はいはーい!あたしが世界魔術協会代表・赤羽くれはさんであーる!!なんてね☆』
アメジスト >「……代表? えーと……私コールナンバー間違えましたか?(汗)」
くれは >『はわ?うーんにゃ、あってるよー。単に、あたしがこっちにいるっていうだけー(笑)』
アメジスト >もうこうなったら定冠詞をつけて「ザ☆代表」とでも呼びますか(笑)
くれは >それはやめて。ひーらぎに指差して死ぬほど笑われるから(笑)
アメジスト >「あ、そ、そうでしたか。と、失礼しました」やるなひーらぎ(爆笑)
くれは >『で、なに?何か進展あった?』
アメジスト >「代表、ホーウッド事務課長の処遇はいかがなさいましたか?」
くれは >『あー。元課長ならいないよ。というか、今さっきあたしが更迭したばかり!』
アメジスト >「……え?」
サクラ >こ、更迭……(汗)
くれは >『やー、当人が隠し持ってたアーカイブ穿くってみたらまた、こっちで把握してない余罪が出るわ出るわ(あまりの事に笑うしかない様子)』
アメジスト >「なるほど、やはりそうなりましたか……。アーカイブを、ですか? もしや今、その結果はお手元に?」
くれは >『うん。協会だけならまだしも、ロンギヌスやらメイガスブレードやら他の組織やら、もうべっとりその影響が出てるもんだから、これからザクザク刻みまくる必要があるって感じ。はわぁー』
サクラ >そんなに。一体何をやらかしたんだ……(白目)
くれは >『……っていうか、アムちゃん今どこ?ずっと連絡がなかったもんだから、どうなったんだろうってね』
アメジスト >「現在ミラージュ・デ・ラ・ポート界域で魔導砲艦隊の臨検を行っています。私は急遽確認を取る事案ができましたので事務局に連絡をした次第です」
くれは >『魔導砲艦隊……わかった。大丈夫だろうとは思うけど、一応気をつけておいてね。ホーウッド課長のリストの中には、戦略魔導兵器開発部も入ってたから』
アメジスト >「戦略魔導兵器開発部も……。代表、少しお時間をいただいてもよろしいですか? 確認をお願いしたいことがあるのですが」
くれは >『はわ、なにかな?』
GM >さて。アムの確認事項が、もしかしたらこの先重大な意味を持ってくるかもしれないぞ……
翔真 >むむ?
サクラ >おぅふ。これまでのオットーの、一連の発言を考えると……
アメジスト >「魔導砲艦隊司令オットー・ハルトマンより、“ミラージュ・デ・ラ・ポート界域で当該艦隊が確認し得た界賊による拉致被害者の対処を事務局に一任した”との報告がありましたので、その拉致被害者の身元、およびその後道対処されたのかの確認をお願いします」
くれは >『おっけー』という訳で、皆が臨検してる間がその調査時間になる訳だ(笑)
一方、フレースヴェルグでは……
そら >「…………ふみゅう」
エリス >「そらちゃん、どうしたの?」
弓 >「ん?なにか動きがあったー?」(もにゅもにゅ
エリス >「そうじゃないみたいですけど…あ、変化でしたら、特には」
そら >「……このおふねたちは、ずっとここにいたんでしょ。なら、ずっとここでみてたはずだよね」
弓 >「そうね。他の船のログも見る?」
そら >「あのせかいはもうないけれど、あのおふねたちをつかって あのせかいにでいりしたおふねがどれだけだったかをみれば いいんじゃないかな」
弓 >「ハッキング……してみるとか?できる?」
そら >「できるよ(あっさり)」
弓 >「マジで!? すごいわねぇ……」
エリス >「……でも、見付かったりしないかな。わたしだとアナライズするのがやっとだったのに」
そら >「……わすれてた? こんぴゅーたもまた、“わたし”からできたものだから」
翔真 >ロシア勢が“絶対神算の頭脳”を解析したのが、この世界でのコンピュータの始まりだったか?(苦笑)
GM >正確には第三帝国だね。その解析結果を入手したお陰で、アメリカは“世界最初のコンピュータ群”を完成させる事ができたという訳だ。
エリス >「えっ……?」(←知らない)
弓 >「エリスは知らないか。だいぶ前だもんねー……」
GM >なにしろ“それ”が言及されたのは、エリスが登場してきた宝玉戦争よりもずっと前の事だから、知らないのも無理はないな(笑)
弓 >「“てんいこくー”ね。 いつもなら避けるべきなんだろうけど、今回は人命もかかってるし、そらりんから言い出してくれたってことは“やりたいこと”なのよね(にこ)」
そら >「にゃん☆」(9^'ヮ')9
弓 >「お願い。そら、力を貸して」
そら >「はぁい。ちょっとだけ まってね!」 ほのかに青い光を放ちつつ、《デジャ・ヴュ》。
GM >……そう、戦闘行動に含まれるアナライズと違って、《デジャ・ヴュ》はルール上“相手に気付かれない”からね(笑)
アメジスト >なるほど。艦隊に対しての行動か、GMに対しての行動か、の違いですね
弓 >そそ。しかもそらがこうして道をつけてくれた以上、もし不足があっても私の《デジャ・ヴュ》で重ねて追えるだろうしねー
その間、臨検に出ていた面々はというと……
GM >さて、臨検の結果から言ってしまうと……残念ながらオットー司令の言う通り、ティリア店長についての手掛かりはコンカラー及び魔導砲艦隊からは得られなかった。得られなかったのだけど……
翔真 >だけど?
GM >まず、サクラ……つるつるに磨かれた艦内通路ですべってころんでちょっとサービスシーン(ぇー
サクラ >「ぶべっ!?(びったーん)」ピンクレースのふりひら(何
GM >オットー「……大丈夫かね」苦笑しつつ手を差し伸べ。
サクラ >「あいたたた……ありがとう御座いますなのです(涙目)」
GM >それから、翔真。……臨検中、他艦向けのモニターを閲覧する機会に恵まれたのだけど、その時 別のものを見る事が出来た訳だ。主力砲艦のシステム内からシステム内へと、溶け込むように移動する、青色の光を。
翔真 >………え、スペクトラムズ?ブルー、かな?何故このタイミングで?(汗)
GM >そう。実言うと、今フレースヴェルグでそらが《デジャ・ヴュ》を使ったタイミングに合致する。ちなみに、あまりに一瞬過ぎてオットーには見えなかった模様。
サクラ >ん、んー……どうにもスペクトラムの出現条件が分からぬ
弓 >ん?そう?なんとなくですが、助けを求める声に応じてるのかなぁ、と。つまり“店長さんは、そこ?”とか
翔真 >そらが何らかの形で力を貸してくれているとは解かるのだが、欠片通信で聞くのが一番早くて確実か?
弓 >ですねー。そらに関する話なら、それが一番かと
翔真 >了解、では欠片通信でそらに聞いてみます。『スペクトラムズのブルーらしきモノが見えたのだが、どうなっているか解かるか?』
そら >『ん、弓ちゃんにお願いされたから、魔導砲艦隊のシステムにアクセスしてたの』
翔真 >『なるほど、結果は解かるか?』
そら >「……ミラージュ・デ・ラ・ポートに存在していた界賊船の総数……破壊された数の合計……差し引き、1」と、ここからは弓ちゃん達にも聞こえるように。
翔真 >『なるほど………逃げ延びた艦が一隻居る訳か。』
弓 >「つまり、どこかに1隻ある、と」
そら >「(こくり)魔導砲艦隊が到着した後で、わたし達が到着する前。1隻だけ、この世界から出て行ってる」
サクラ >あー、つまり……既に引渡しっつーか移送済みだったのか
翔真 >道理で。まぁ艦隊の中に居るのでなければ、これほど強気には出ないだろう。
弓 >『んで、航路計算して、私が単独で追跡してみようかなーって』
翔真 >『世界間移動出来るのは現状だとフレースヴェルグだけなので、この世界限定で無いと単独での追跡は無理だと思うのだがその辺りは?』
弓 >『う〜ん…………気合いと根性?』
翔真 >『立場が逆でその理由挙げたら、貴女はどんな反応を返すんですかね(^^;』
弓 >『“がんばれ”?………いやまあ、実際、無理矢理こじ開けるつもりだけど……』
翔真 >『(嘆息)即座に世界間移動をしているのでも無ければ、確かに有用では有るかも知れない。ただ俺達にしろ追跡したそちらの結果にしろ、世界間での移動をされたら合流必至。転移点を追うだけで終わるかも知れないが、それでいいのか?まぁ追わなければ、転移先も解からないかも知れないが(^^;』
弓 >『ヒントはもらったから、航路計算はいけると思うけどねぇ』
翔真 >『了解した、ではそちらはお任せする。そらもありがとうな。』
そら >『はぁい にゃんこ☆』
エリス >「うーん……兎に角、もし人が乗せられていたとしたなら、その船っていう事なのかな……どうかな、そらちゃん?」
そら >「(こくり)……だから、あの艦隊の中に人がいないのは、当然」
エリス >「“人がいない”……?」
弓 >「ああ、そういう事ね。“クローンかロボットだらけ”か……そら、分かる範囲でいいからその艦の船影、音紋ちょうだい」
そら >「ん。おっけ☆」でーた ていしゅつぅ☆
翔真 >宇宙空間で音紋が記録出来る………あぁ、ヤ○トか(爆)
弓 >の、ようなもの、ということで!(笑)
GM >さて、弓。ここで《デジャ・ヴュ》を使う?
弓 >《デジャ・ヴュ》でもいいし、ヒントさえあれば《蛇の道は蛇》でもいけるかにゃー
GM >ん、どっちにしても使っちゃってイイヨ〜イインダヨ〜(※スゴ様自重)
弓 >まあ、ここは《デジャ・ヴュ》でー
GM >了解〜。で、ちょうどその間にアムにはくれはから連絡が入るんだ。
くれは >『……発見したよ。ホーウッドの奴しっかり隠蔽工作してやがったけど、こっちには優秀なブレーンもいるからね……まだるっこしいのももう面倒だろうから、結果から言っていい?』
翔真 >気持ちは解かる(笑)
アメジスト >「はい。お手数をおかけいたします。こちらからも経過報告を送っておきましたので、後ほどご覧ください」
くれは >『うん。でね、結果なんだけど……見付かったよ、ティリア店長の行き先。“ギガ=プレックス”の戦略魔導兵器開発部本部』
アメジスト >「……やはりというべきか……そこに辿り着いてしまうのですね」
くれは >『送ったってだけの話だから、どうなってるかは分からないけどね。ちなみに他の人は、適当に“分岐点”に降ろされた感じ』
アメジスト >「そうですか……それでも保護されているのなら、まだ救いがあると思いたいです」
くれは >『だといいけどね。一応“ギガ=プレックス”にはロンギヌスポリスを送っとくけど……正直それだけじゃ足らないような気もするんだよね』
サクラ >デスヨネー
アドノレ >急な増援は無理というか時間かかるだろう
アメジスト >「何があるかすらわからない魔窟のような部署のようですから、仰りたいことはわかります」
くれは >『うん。でも、とにかくそっちも気をつけておいて。魔導砲艦隊は、まだ戦略魔導兵器開発部の管理下にあるはずだから』
アメジスト >「了解しました。ご助力感謝いたします。お時間をとらせてしまって申し訳ありませんでした(礼)」
くれは >『ん、じゃあまた〜』
GM >……という訳で、この結果を裏付けたのが弓の《デジャ・ヴュ》の結果だね。
弓 >うん、だいたいわかってた(笑)
アメジスト >これで、スカルアイズと戦略魔導兵器開発部のラインについても裏づけが取れた、と
GM >ちなみに、そらから戻ってきたデータは「既知」……というのも、まさにスカルアイズの「β型強襲揚陸艦」のデータを示していたからなんだ。
サクラ >強襲揚陸艦……ガン○ムでも乗ってたりしないよね?(がくぶる)
GM >いや、おおかた「人間乗せて行くのに適当な船がなかった」というのが実情だろう。というのも、戦闘艦艇はあの魔導砲発射試験の際になぎ払われちゃってるからね。
サクラ >なるり
弓 >「んーーーー、でも、撃墜じゃなくて撤退なら……方向はこう、で……レーダーの残骸から情報ひろって、照合すると……うん、ここにない船の動力炉反応があるわね、遠ざかってる」
エリス >「よくわかりますねえ……びっくりです」
弓 >「そらがだいたいの方向を示してくれたからねぇ。 あとは、隙間だらけに見えても、どこの監視ブイや中継港に見つからないルートになると、結構限定されてくるわぁ」
そら >てへぺろ☆
弓 >『ん、該当船舶、確認したわぁ』 と、しょーまくんに。
翔真 >『了解、御苦労様。』
GM >そして。通信を終えたところで……弓も、幸運度ジャッジいってみようかぁ(笑)
弓 >幸運? 何だろう。とりあえずころころっと……低め17
GM >らじゃー。や、さっきも話した通りの埋め合わせというか、むしろ全体進展というか(笑)……で、臨検の結果を踏まえてオットー司令曰く「これで、理解して貰えただろうか」
サクラ >「ご協力有難う御座いました…数々の非礼、平にご容赦を」 ここは頭の下げどころよね。オットー自身はまだグレーゾーンだけど、建前でも筋を通すのは大事
オットー >「いや。仮にも、互いに世界を守る使命を帯びた任務の上だ。多少の行き違いはよくある事だ」
サクラ >「そうですね……それでは、失礼します。良い航海を!(敬礼)」
アドノレ >「邪魔したな」
翔真 >「協力に感謝させて頂く。」
オットー >「うむ。諸君の任務も、成功するといいな」
アメジスト >「失礼。確認が取れました」
オットー >「……ん?」
サクラ >お、突っ込んじゃいます?
翔真 >ワクテカ(ぁ
アメジスト >「オットー司令の仰るとおり、事務局のほうで拉致被害者の身元確認も済んでいたようです」
オットー >「そうか」ならば問題なかろう、的ニュアンスで。
アメジスト >「オットー司令、司令は先ほど「然るべき所に引き渡すように言い渡した」との旨仰いました、間違いありませんね?」
サクラ >派手なドンパチは不味いんだけど、この艦隊の砲撃食らう危険性を残すのも危険ではある……
オットー「その通りだ。それが何か?」
アメジスト >「然るべきところ、それについて明確な指定はなされなかったご様子。これについては残念ですが、少々迂闊であったのではないかと指摘させていただくしかありません」
サクラ >「(アムさん、何か分かったのかな?)」 アムさんとオットーのやりとりを見つめつつ
アメジスト >「司令が重要な人物と判断された被害者が、他の被害者とは別の場所に送られていると。事務局のほうで確認が取れました」
オットー「何の話かね。そのあたりの事は我が艦隊の主務ではないと、先程も言ったはずだが」
アメジスト >「ええ、主務ではありません。ですから迂闊ではあれど非があったと言い募るつもりはありません」
オットー「そうか。それで?」
アメジスト >「司令は与えられた権限の範疇で然るべき処置を行った。その際に少々齟齬があった。ただそれだけのことです」
オットー「……そうか。」明らかに会話そのものに対する興味を失ったように。
アメジスト >「司令の仰られるとおり、我々は我々の任務を達成すべく活動を続けます。ご協力ありがとうございました。不躾な言動については平にご容赦を(礼)」
オットー >「兎も角にもこれで、我が艦隊がいかようにも疑われる要素などない事が、諸君にもわかったと思う」と、一同に聊かも変わらない表情を向ける。
アメジスト >「いきましょう。結果報告はフレースヴェルグに戻ってからします」
サクラ >「…了解なのです。それでは司令、改めて失礼致しました」 と、言い残してこの場を辞そうか
翔真 >頷いて返しておきます。
アメジスト >ちくりと厭味は言ったけど、事を荒立てるつもりはないよ。弓さんいないしそうしてるだけの時間も惜しい。
オットー >そんなアムには軽く視線だけ送った後「…………それとな、サクラ=ヴァンスタイン」
サクラ >「…何か?」
オットー >「“たとえ己を滅してでも、世界を救うために働く……それが、あの時の私の覚悟だった”と先程私は言ったがな。それは、今も変わる事はない」
サクラ >「……」 オットーの目を正面から見据えて
オットー >「だからこそ、“私は戻ってきた”……それだけは、覚えておきたまえ」
サクラ >「そう、ですか。……なんだか、安心したのです(ほにゃ)」 ああ、やっぱり変わってないわこの人。手段こそ相容れないけど、リスペクト対象ではあったのよね
翔真 >何処と無くだが、このガンギマリ具合がそこはかとなく程度だがディーを思い出す(苦笑)
サクラ >ただまぁ、逆に言うと。この人が「世界を救うのに有効な手段」と納得するなら、私たちとぶつかる可能性はまだ有る…かな。そうでない事を祈りたいけど
アメジスト >ああ、なるほど。戦略魔導兵器開発部がどうにかなった場合、世界を救うの一点で結びつく可能性はないでもないのかぁ。なんとも嫌な展開だけど(−−;
弓 >『自分を犠牲にするぶんには、何も言わないわぁ……でも、たとえ一人でも、自分以外の誰かを犠牲にしてしまったら、その大義はなくなるのよねぇ……(ぼそ)』
GM >という訳で、若干の波乱を感じさせつつも、その場はひとまず収まる……というか、アムの出方次第でひと戦闘あったかも分からなかったからね(笑)
アメジスト >対外的にはオットーの非は「明確な指示をしなかったこと」でしかなく、ティリア店長とまではわからなかったと言い張ることもできるレベルでしかないわけで、そことバトルしている時間がもったいないわけです
アドノレ >特に心配はしとらんかったが、落とし処どこにするのかな?とは思った
弓 >んむ(笑)
アメジスト >ただ、しらを切られ通しというのも業腹なので「ネタは上がったぞ」とのイヤミを言うだけに済ませました。
そら >『……(すっと表情変えて)警告。廃棄世界跡の界域に月匣反応。侵魔が出現します』
GM >そらの言葉もあらばこそ、ミラージュ・デ・ラ・ポートの存在していたあたりに紅い月、そして「コンカラー」艦内に警報が鳴り響く。
サクラ >「月匣…!!」
オットー >「……行け。元々は、我らの任務だ」
サクラ >「了解。そして感謝と、御武運を!」 敬礼してから、母艦に戻りましょう。
翔真 >同じく敬礼はしておこうか。
GM >オットーは敬礼で返し、そして号令する。「全艦、魔導砲発射準備。目標……侵魔“ミラージュ・デ・ラ・ポート”」
アドノレ >若さってなんだ、振り向かないことさ(笑)
サクラ >『オットーがエミュレイターを抑えてくれている間に急ぎましょう。行き先、もう分かってるんですよね?』
弓 >『もちろん。すぐに出してあげるわぁ』
アメジスト >『さすが弓さん! お願いします!』
翔真 >『宜しく頼む。』
アメジスト >ちなみに報告は歩きながら欠片通信で行います。弓さんにも伝わるし、移動の準備もしておいてくれるはずだと信じて(笑)
弓 >おうー
GM >一同がフレースヴェルグに戻るその間にも、かつて廃棄世界ミラージュ・デ・ラ・ポートだったものは、巨大な惑星級侵魔となって出現しつつあった。
サクラ >うへぇ(白目) 「……なんて大きさ」 ちょっと表情が引きつってます
そら >じゃあ、弓ちゃんとえりちゃんと3人で おでむかえしまぁす。「おかえり にゃんこさんです!」
エリス >「皆さん、おかえりなさいです。一時はどうなるかと思いましたよ(、、;」
そら >「艦隊より離脱後、面舵一杯。超空間跳躍を開始しますので、各自衝撃に備えてください」
サクラ >「了解、なのです!」
アドノレ >「んむ」
アメジスト >「了解」 シートについて跳躍待ち
弓 >「そら、全力全開!」
そら >「ん!フレースヴェルグ、発進っ!」
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