【第42夜】
たとえ天に抗うとも
〜超魔導黙示録・U〜
<PART−19>
“残されし者”
〜対決!エンディルス/第1ラウンド(前半)〜
戦いを終えて、“ノアの領域”に立つウィザード達。
先程まで星々が煌いているかのようだった周囲は……今は、とっぷりと暮れなずむ色だった。
そら >「残る“おおきなカタマリ”はあと2……じゃない、3つか」
サクラ >「エンディルスとジル以外にも…?」
翔真 >「ジルは違うとの事だが、エンディルスと同格があと2体居ると考えろと言う訳か。」
初 >「……あの。ひとりはエンディルスであってるですけど、あとは……リウフンシャンと、ディガイディス……?」
そら >「うん。それで、冥魔の“王”は全部。あとは全部、わたしが食べたから」
翔真 >そらの返事はどちらに対してだろう?(苦笑)ディガイディスが居るってなると、ディーが来ているって事だろ?
初 >相羽せんせー、どっちもあってると思うです。……ディーさんとも、決着を付けなければならなかったですよねそういえば(、、)
翔真 >まぁこのタイミングになるとは思って居なかったがね、正直に言えば(苦笑)やるとなれば全力を尽くすけれど。
サクラ >「ぞっとしないのです……」 周囲チェックしつつ
アドノレ >パンパンと埃を払う
初 >「……ねえ、そらちゃん」
そら >「なあに、ういちゃん?」
初 >「そらちゃんは……“世界”を、どうしたいのです?」
そら >「……なににしても、エンディルスを食べるのが先……じゃないと、“世界”がたいへんな事になっちゃうのでしょう」
翔真 >「………急ぐとしよう、周囲警戒を怠らずに。」
弓 >「そうねー」ばさばさー
初 >「う、うなー……せっかくしつもんしたのにー……」
サクラ >「そらちゃん、初ちゃん…………」 まぁ急がないといけないのは事実だしね
翔真 >「“世界”が護れればまた答えてくれるさ、気を落とすな。」なでなで>臼本嬢
初 >「う、うな。ありがとうございますのです……ここでヘコんでいては、ムツミさんに合わせる顔がないのですっ。うい、ファイトっ、なのですっ」自分のほっぺぱんぱんしつつ。
そら >「………」進みながら、眼だけ動かしつつ。
GM >さて、ここで……全員知覚力ジャッジいってみよーう。そらは免除ね。
初 >出目はよかったー……15っ!
アドノレ >今回は回らず。20
弓 >ごろごろ、ねこねこ、23
翔真 >《魔器の声》を起動させつつ。62(21)でした。
サクラ >……ファンブル―☆
そら >さくにゃんに 《運命改変》+1っ
サクラ >では16になります。そらにゃん感謝><
GM >するとー。合計値136か……ではっと。
そら >ずんずんと進んでいたところ、不意に止まって「――見つけた」
そらが示した先に。蒼き鎧の冥魔王は、いた。
「来たね、とうとうここに……“不可避の終焉”」
サクラ >「…!」 では警戒態勢に
エンディルス >「ああ、今だからわかる……この瞬間を、僕は今までに何度も経験してきた。ここでキミ達と出会ったのだって、実を言えば初めてなんかじゃない」
サクラ >え。もしかして、ループの記憶保持しちゃってる系……?とはいえ、サクラとしてはこう言うのだ
「世迷言を……!」
翔真 >「………言動のままを聞けば、その終わりを越える為に今回の一件を画策したと言う事か。」
エンディルス >「そうだね。“不可避の終焉を乗り越える”それは僕達にとって、何よりも重要な事だった」
アドノレ >「過去形なんだな」
エンディルス >「……そう。僕達は過去、何度もここでこの戦いを繰り返してきたのさ。そしてその結果、世界はどうなったと思う?」
翔真 >「まぁ、言動の内容から察すれば、ここで世界は終わったのだろう。」
初 >「うな。世界の終わり……そして、もう一度最初から、やり直し……」
エンディルス >「そしてだ。“世界結界のルーラー”を手に入れた今、僕は全部思い出せたよ……いや、前もそうだったと思うけど」
「――“僕達”が本当は何者で、“この世界”のために何をしなければならなかったのか、をね」
サクラ >「一体何を言っている……?」
エンディルス >「……そう、僕達はもっと早く気付くべきだったんだ。人間から冥魔に《進化》しておきながら、“そいつ”を冥魔王としか認識できなかった時点でさ」
GM >エンディルスは、内角やや高め真正面斜め上から、そらを指差した。
翔真 >それ違う(苦笑)
弓 >「今、終焉の針をマッハで進めてるのはアンタなんだけどねぇ」
エンディルス >「……ああ。この世界を何度も滅ぼした、冥魔王の中の冥魔王……いや。終焉と開闢を繰り返し、幻夢神と対になって“周期”を造り出した魔神とでも言うべきかな。キミ達の【そら】こそが“それ”さ……だから“終焉の針”とやらについては、そっくりそのままお返しするよ」
翔真 >「エヴォリューション=コアを取り込んだからと言って、冥魔になったのを“進化”と言っている時点で、お前の理論は既に破綻している。」
弓 >「うんうん」
初 >「――そんなこと、とっくの昔に知ってるです。エンディルスさん……あなたの“本当の目的”は、なんですか?」
エンディルス >「おいおい。“よくぞ訊いてくれました!”などと言って、滔々と作戦を披露すると思うかい?」
翔真 >「………なら良い、自己陶酔型でもなく時間稼ぎをするつもりも無いと言う事が今の言で解った。」
弓 >「説明する気がないなら、コロコロして止めるだけねぇ(なお、説明したら止めないとはいってにゃ〜)」
サクラ >「御託はもう良いです。後は(槍を構え)…これが物を言う。違いますか?」
エンディルス >「なら、分からず屋さんにはひとつ、いい事を教えてあげよう……」 にやりと笑い。
「――これまでの記憶が正しければ、今のタイミングで丁度、魔導砲艦隊がラビリンスシティを攻撃してるよ」
サクラ >「な……っ!?」
初 >「うな!?でも、魔導砲艦隊はくれはさんに真偽を確かめに行くって……ぁ」
翔真 >「通信でも何でも、接触した途端に“書き換えられた”と言う事か?」
初 >「うな……多分ですけど、アンゼロット城に直行したんだと思うです……そして、そのまま取り込まれたのではないかと(、、)」
エンディルス >「そういう事。ま、ルー=サイファーはおそらく大丈夫だろうけど……そうなれば、次に来るのは人魔間の大戦争、だよね。誰が生き延びられると思う?」
サクラ >「なんて事を……!?」
エンディルス >「でも、これでいい。いずれどの道、決着を付けなきゃならないんだろう? デタントだ何だって、決まりきった未来が来るのをズルズル引き伸ばすよりも、ずっとすっきりする。違うかな」
翔真 >「………そうなる前に世界結界を元の状態に戻す。そうすればまだ手の打ち様がある。」
エンディルス >「あっはっは。もう手遅れだよ……思えばあの
サクラ >ぐぬぬぬ……すっかり掌の上か
弓 >「すていすていー……慌てたり焦ったりしても、できることはないわよぉ?……それに、無策でもないんだし、あっちを信じましょ?」
エンディルス >「それに……僕には果たすべき目的がある。でも、今のところそれはキミらじゃない」
サクラ >「一体何がやりたいのです!?」
初 >「うな。目的って……やっぱり」
アドノレ >「それで、その大層な目的について語ってくれるわけか?」
エンディルス >「――ああ。こういう時“この世界”を救うために、必ず彼は現れる……“親友”の、変わり果てた片割れがね」
翔真 >「ディガイディスを取り込んだディーか。」
エンディルス >「僕はそれを待っているのさ。だからキミらの相手をしてるヒマなんかないし、そのために人魔の総力戦が起ころうが、“ファー=ジ=アース”が滅びようが、関係ないね」
そら >「……でも。“わたし”は、ここにいる」
エンディルス >「ああ。そりゃあ解ってるし、厄介は厄介だね。でも、もう解ってる筈さ……“キミの相手は、僕じゃない”」
サクラ >……まてよ、今の会話の流れを考えると(汗)
翔真 >ディーを相手にしなきゃならん流れになるのかね(嘆息)
エンディルス >「兎に角。“僕達”は、生き残らなければならないのさ……この先、どんな手を使っても」
初 >「………うな」
サクラ >「これ以上思い通りにはさせない……!」 と、吶喊しそうになりますが誰か止めてくれると信じる
アドノレ >「流石に突貫されると支援が届かないぞ」チョップ
サクラ >「はわ><」
アドノレ >でびるちょっぷはパンチ力♪
エンディルス >「“周期”の上に成り立っていたファー=ジ=アース。その歴史が、今終わったんだ……僕はこれまで何度も、この一部始終を見てきた。そして今回も同じ事だった、という訳さ」
翔真 >「(嘆息)………先程も言った気はするが、E=コアを取り込んで勘違いしたまま冥魔になったお前に言っても無駄なんだろうが………」
エンディルス >「そして、これからさ。このイカレた“周期”を止めて、取り戻すんだ。“僕達の世界”を――それが、これまで消えて行った数多の“周期”が報われる、たったひとつの方法さ」
翔真 >「そんなやり方では何も変わらないだろうよ、変わる筈も無い。」
アドノレ >「“イカレてるのは周囲か自分か”というのは永遠の命題だからして、そうそうエンディングは見えないぞ」
GM >そしてこの時、虚空に声が響いた。
『“ファー=ジ=アースの歴史が今終わった”か……さて、それはどうかな』
エンディルス >「誰だい?この場に届く声なんて……いや、通信か」
初 >「この声は……ドリームマン!!」
ナイトメア >『どりぃ〜む。今はDHAのノア専用特殊回線を使って、この場にアクセスしている。そこの冥魔にまで聞こえてしまうのは業腹だが、まずは聞いてくれ』
翔真 >「了解だ。」
ナイトメア >『……結論を言えば、そこの冥魔が言う通りだ。魔導砲艦隊は動いていた、ラビリンスシティに向けてな』
エンディルス >「なんだ。何を言うかと思えば」
ナイトメア >『話は最後まで聞け、冥魔。確かにラビリンスシティへの攻撃が目的だったが、それは未然に阻止されたよ』
サクラ >おぉ!
◆ ◆ ◆
この瞬間に至る、少し前の事。
ラビリンスシティに向けて航行する、界間巡航箒の群があった。
……いや。「群」というのも、おおよそ適切な表現ではあるまい。
何故ならそれらは等しく大型箒、しかもその全てが巨大な魔導砲を携えていたのだから。
そう……それらは、世界魔術協会ロンギヌス直属、第1魔導砲艦隊。
その旗艦「コンカラー」のブリッジに立つ艦隊司令、オットー=ハルトマンは、
今まさに世界の命運を左右するであろう選択を、下そうとしていた。
『魔導砲艦隊全艦に達する。我は魔導砲艦隊司令、オットー=ハルトマンだ』
『全艦、魔導砲発射用意――目標、ラビリンスシティ』
オットーは今回の異変を受け、真偽の程を確かめるべくアンゼロット城へと赴いた所で、
エンディルスによって改変された世界結界の影響をまともに受けてしまったのだ。
よって今の彼は、世界結界の意志のもと、彼本来の意思「非日常の排除」を掲げるモノへと立ち戻っていた。
ただし、今の世界結界に起きている正確な異変の程について、オットーはまだ知らないままである。
そんな彼の指揮の下、魔導砲艦隊は全砲門をラビリンスシティに向ける。
たとえ裏界魔王といえど、直撃すれば無傷では済まされない一発。
それが数十、数百ともなれば、ラビリンスシティを魔王達もろとも一瞬で消し去る事も造作ないだろう。
無論そこには人界の者もまた多く生活しているのだが、もとよりそのような事を鑑みるオットーではない。
攻撃準備を整えた魔導砲艦隊のもとに、一本の電信が届いたのはその時だった。
「魔導砲艦隊、および司令官オットー=ハルトマンに達する、その命令は無効だ」
『……なに!?』
「私はロンギヌス
従わぬ場合は、貴君以下魔導砲艦隊の全機能を、私の権限で強制停止する」
時は、まさに魔導砲全門発射の寸前。
魔導砲艦隊の直前には、巨大戦艦「フォーリナー」に率いられたロンギヌス外界艦隊が出現していたのだった。
MASTERSから報を受けたナイトメア達の行動は、迅速かつ的確なものだった。
何故ならば。彼等は「ビフロスト」を用いて外界の指導者達に急を知らせる一方で、
外界に駐留する全ロンギヌスの総司令にかねてより就任していた、三中田へと接触をとったのだから。
『三中田総司令……あなた程の方が、お分かりないのか? 世界結界は、既に“非日常”の恒久的排除を結論付けたのだ』
「では、その世界結界にもし“間違い”があったとしたら?……いや、まさか知らぬ訳でもあるまい。
今まさに、その世界結界に起きている異変について、貴君は既に知らされていたと聞いているが?」
『知っていた……だが、理解る訳にはいかなかったのだ。何故ならば私には、遂げねばならぬ理想があるのだから』
「そうか……残念だ」
その直後。魔導砲艦隊は、その全機能を停止した。
まさに全砲門をラビリンスシティに向けた、そのままの態勢で。
かつて、魔導砲艦隊を軸としたテティス=コルディアスの陰謀が表沙汰になった事で、艦隊の暴走を阻止すべく新たに設けられたセーフガード。
その権限はアンゼロット城のみならず、他でもない赤羽くれはの手で、三中田にも託されていたのだ。
アンゼロット城が正常に機能しなくなった、つまり今まさに起きている事態が起きる可能性を踏まえて、あらかじめ。
その時くれはは、笑いながら彼に言ったものだ……「それは前に、何度もあった事だから」と。
今や死せるがごとく完全に沈黙した魔導砲艦隊を見やりつつ、三中田は帽子を被り直した。
「……これでよいのですな。赤羽代表」
◆ ◆ ◆
ナイトメア >『ジーク神王をはじめ数多くの平行世界の主達、それに裏界の魔王達にも連絡が付いてな。まあ、間一髪ではあったが』
エンディルス >「なんだって……そんな“記憶”は、今までにはなかった」
ナイトメア >『キサマの言っている事はさっぱりだが、どうやら人間の可能性を知らんようだな、冥魔』
初 >「………“忘れた”のかも、ですね」
アドノレ >「貴様にはわからんのだな。サイコロの恐ろしさと“妖怪1足りない”数の多さが」>エンディルス
翔真 >(爆笑)
アドノレ >人間にも判らない邪神の知恵?
ナイトメア >『ああ、そうそう。これも伝えておくべきだな……赤羽 くれはの方だが、間もなく何とかなるだろう』
サクラ >「本当ですか?!」
弓 >「ほらねぇ? 言ったでしょう?(サクラなでこ)」
エンディルス >「それは無理だね。横須賀WUを始めとする“眷属”どもの動きは、先手を打ってあらかた封じておいたはずさ」
ナイトメア >『やはり解っていないようだな、冥魔。人界にも、協力者はいたんだよ。貴様にとっては“眷属”なのかも知れんが、杉崎
そらが友と信じ、【欠片】を託した人々が。嘗て、彼女に命や心を救われた人々が。……それに、もう1人』
翔真 >「恐らく皇子達や神代嬢、それに陣内の事だろうが、その“もう1人”とは……?」
ナイトメア >『赤羽 くれはにごく近く、かつ、たとえ【欠片】を持たずとも、狂った世界結界の影響を最低限にまで下げる事の出来る、ただひとりの男がな』
GM >ご唱和ください、彼の名を〜♪(笑)
サクラ >ひ、柊さーん!?(爆笑)
弓 >まあ、くれはに何かあった時、まず何とかできるのはひーらぎだろうなぁとは思ってた(笑)
翔真 >流石だぜ柊 蓮司(笑)
そう。三中田と時を同じくしてナイトメアから事情を聞かされた柊 蓮司は、
エンディルスに改変された世界結界に従うくれはを止めるため、
今まさにアンゼロット城へと乗り込んでいた処であった。
……この時彼の“柊力”は、改変の影響を最低限まで下げていたのだ。
余談ながら、後に彼はこう述懐している。
「なんて言うか、こう……複雑な気分だったぜ……」
アドノレ >「下がる男の出番はそこだったか。なかなか面白い事になってるみたいだな」
翔真 >「(フッ)あの男なら、必ずやってくれると思ってたよ。」
初 >「うな。“ひとりじゃない”からできた事、なのです……」
サクラ >……待って。じゃあエンディルスが言ってた“今までのループ”だと、柊さんどうなってたの?(真顔)
弓 >公式どおりじゃないかね?(笑)
初 >多分、事態を知らされないまま外界にいた可能性が高いのです(、、)
GM >おおかたアンゼロットに引き摺られて、主八界のどっかにいたんじゃないかなぁ(笑)
ナイトメア >『そういう訳でMASTERSの諸君、此方については心配無用だ。俺は引き続き“こちら側”で、成すべき事をする』
翔真 >「了解だ、宜しく頼む。」
ナイトメア >『承知した。諸君は、エンディルスの持つシーリングギアを止めてくれ。健闘を祈る』
サクラ >「了解なのです!」
エンディルス >「おかしいなぁ……ここで“人界と裏界の全面戦争が起きて、ファー=ジ=アースの歴史が終わる”ハズなのに、なんでこんな事になってるんだい」
サクラ >「……まだ、終わってない!アナタの言う、”繰り返し”は崩れた!!」
初 >「……“勇者”の記憶は言ってます。“今までにない風が吹いてる”って……今は、みんなが“ひとりじゃない”、繋がってるから」
エンディルス >「……へえ、それは良かったね。でも、細かい部分は変わっても、僕のなすべき事に変わりはないよ」
弓 >「いやいや、もうその時点で、あなた狂ってるわよぉ?……だって、そもそも“ループを変化させる”のが目的だったんでしょう? “変化した”じゃない、いままさに。 これ以上続けるなら、それは結局、あなたが“ループ”の原因ってことよぉ?」
エンディルス >「だから、そんな事はどうでもいいって言ってるんだ。僕は、僕達の世界を取り戻したい。ただそれだけなんだから」
アドノレ >「不毛だな。どれだけ似たようなモノが出来上がっても、同じものは取り戻せない」
初 >「……うな。冥魔、ですものね」 冥魔とのコミュニケーションは、たとえ言葉が通じても不可能。そう教わってますのです(、、)
翔真 >「同じ冥魔でも、俺の知っているディガイディスはもう少しマシなヤツだった、冥魔でもアイツほど気概の有る者を俺は他に知らない。」
サクラ >そう……メタ会話に混ざってくるお茶目な奴でしたね(マテ
翔真 >確かに(笑)ただアイツは、自身にとっては不利になるだけなのに、敢えて俺の相手をする時には剣で挑んで来た。その事は決して忘れない。
弓 >「(はぁ)……処置なしね。死になさいな」
サクラ >「…貴方にもきっと理由や事情はあるんでしょう。けど、最早是非も無し!エンディルス、覚悟ッ!!」
エンディルス >「イヤだね、僕は生き延びる。今のところ、“彼”はまだ来てないけど……結果が同じなら、どこから始めても同じ。ってね」
翔真 >「死にたくないと言うのであれば、お前は俺達に手を出すべきではなかった。」
エンディルス >「おいおい、何様のつもりかな。“終焉の魔神”の眷属の分際で……滅ぶのはキミたちだよ、“破滅の眷属”ども。とりあえずそこの“終焉の魔神”が本気を出す前に片付ければ、僕の勝ちだ」
初 >「それは、違うです。“わたし達”は、そらちゃんと互いを認め合って、此処まで来ました……自分の意志で」
そら >「……そう。わたしは、みんなに、なにも、さしずとかしてない」
サクラ >「そーゆー事、なのです!」(o'x')b
アドノレ >「そこはひとつ、先人に倣って“俺様である”と言うべきところだな」
弓 >「そらが本気を出す前に、とか、ディーが来れば、とか……結局、全部が全部自分の都合のいいように物事が運ぶの前提じゃない、呆れるわねぇ。あがき続けてきた人類が勝つわけだわぁ……」
初 >「しょーじき、わたしは足手纏いかもしれません。でも……みんなが教えてくれました。わたしもまた、未来を開く希望の可能性なんだって」
サクラ >「(こくり)」
翔真 >「変わらない事も勿論有るだろう。だが望んで、望まれて、変わるべき所は変わる事を選んで、変わって来た。その結果が、今ここにある。」
初 >「だから……今ここにある、“終焉”を乗り越える可能性を、わたしは……わたし達は、選び取るです!」
エンディルス >「あっそう。ま、言ってなよ」
エンディルスは戦闘態勢に入り……その周囲に、4つの影を呼び出した。
驚くなかれ。その影は、すべてエンディルスと同じ姿をしている。
サクラ >「分身した…他の冥魔王の力か」
エンディルス >「ああ。僕が進化するため手に入れた“冥門王”の力、ちょっとだけ使わせてもらった」
翔真 >“門”の力となると、Rxさんと言うより電王的に増えたって事か(ぁ
エンディルス >「いずれも、平行世界の僕自身……まあ、僕ほどには強くないけど、そっちが数の暴力でくるんだ。このくらいのハンデはあってもいいだろう?」
サクラ >チートくさいボスキャラが何か言ってる…(笑)
アドノレ >“この世界に俺は一人でいい……”とかいう理由で同士討ちマダ〜?
弓 >「何様呼ばわりしといて……言ってて情けなくないのかしらぁ……」
エンディルス >「言ったはずさ。“不可避の終焉”を越えるためなら、何だってするってね。つまらないプライドなんか、クソくらえだ」
翔真 >「………何だってすると言った割にお前の取った手段は“奪う”か“壊す”かだ。元よりプライドも持っていないお前なら傷付く誇りも無いから傷むものも無い。楽な道しか歩いていない者には何も為し得る事等無い。」
そら >「世界に最初から路はない……それは、ヒトが造るもの。ヒトである事を捨て、進化の袋小路に入った冥魔は……わたしが、食べる」
サクラ >「魔法少女マジカル☆パンツァー、お相手仕るのです!!」
初 >「……“可能性の魔法少女”ミラクル=ウイット。改めまして、おてつだいしますのです!」
エンディルス >「きっと滅ぼしてやるさ、“終焉の魔神”!」
さあ、いよいよ戦いだ!!
(変更なし) | (変更なし) | (変更なし) | |||
(変更なし) | (変更なし) | (変更なし) |
アドノレ >前で揃えだな。それはそれとしてシーンが変わってるので《フラッシュバック》がまた0に戻ってしもうた(笑)
初 >直前のノワール戦から回復してないはずですから、皆さんリソースに気をつけてなのです……
そら >そうですね。相手は仮にも冥魔王ですから。
サクラ >なのです(、、)
翔真 >了解だ。
アドノレ >んむ
弓 >ん、りょうかいー
GM >では!イニシアティブいきますぞーますぞー。こっちは全員独立して振ります……っと、まさかのエンディルス2回転(@◇@;
サクラ >行動に《フルスロットル》のP20で……クリティカルー!こっちももう1回ー!
アドノレ >何時も通りに行動P9の対抗《時を越える導き》
初 >うな、いきまーす!P33のー……エクステンド、行動に《現の夢》+11っ!
翔真 >対抗で《封印されし力》起動、プラーナ10点使用。
弓 >ころんころん、と普通にいく予定だけど……そらりん、MEする?
そら >もちろんしますよ!エンディルス(とリウフンシャン)も、わたしが食べるべき相手、ですから。
弓 >ラビリンスで入れ替えようか?
そら >ふみゅ、いいんですか弓にゃん?
弓 >
そら >ふみゅん。それでも早ければ早いほどいいので……P35たしときますね。
弓 >なんなら交換前に《幻想舞踏》つかってもう少し引き上げるよ。最近どうせ余ってるしな(笑)
初 >うな、でしたらこうしましょう。そらちゃんとわたし、弓さんとわたしとでラビリンスです!
弓 >それだと私と入れ替える意味はあんまりないな(笑)実際、私は遅くてもいいので。ういちゃんは、そのままバフ積んどきなさい(笑)
初 >うな。わかりましたのです!
という訳で、イニシアティブ決定。
行動回数/5 | エンディルス/89 |
行動回数/4 | サクラ/79、そら/75、初/72、翔真/65 |
行動回数/3 | 弓/59、影A&影B/57、影D/55、アドノレ/51、影C/50 |
サクラ >エンディルス早い……(^^;
GM >流石に2回転はいかんともしがたかった(^^;
アドノレ >影は別振りだけどデータも微妙に違うのかどうか……?
初 >すると、そのへんすっぱ抜けばOKなのですね!
アドノレ >んむ頼んだ。そして先行入力分で《コンビネーション》の《啓示》で抗魔+11の行動+10、それから《領域作成》で増える闘気を魔導全振りで
サクラ >感謝!!><
翔真 >感謝です(^^ゝ
弓 >ありがたやー
そら >あどっさんきぅ☆
初 >うな、がんばるです!!
エンディルス >「……おやおや。解りやすく固まってくれて都合がいいねぇ……じゃ、一気に片付けますか」3Sq前進、《イリュージョンブラスター》でSq攻撃。命中、Fって66
初 >うな。ファンブったとはいえ……高い(、、)
弓 >それはMEいらずでF以外……回避〜
サクラ >回避回避〜……《鋼鉄の愛馬》でクリティカルに。《C.B.D.T.》発動、絶対回避&リバーサル!
翔真 >これは………初手だけれど何とかするか。回避を試みます、プラーナ25点使用で……71で回避成功です。
アドノレ >《禁術領域》で初と自分を避けとく
初 >うな、すみませんのです><
そら >P15使用、受けを試みて……78で成功ですね。
エンディルス >ならダメージだ。……今度はピンゾロか。168+《侵食》59、無属性物理ダメージ。
そら >それは……フルプラーナ+防御を積んでも、大幅なオーバーキルですね。
翔真 >そんなに消耗してたのか(汗)
サクラ >えと、対抗が余ってるのでレイシールド18出せます!
そら >先の戦闘で138点削れていましたので、もし支援をいただいても《侵食》分で落ちます(、、)
サクラ >マジか……
弓 >むう、対抗使い切ってる(><;
アドノレ >同じく。ちょっとばかり攻撃リソースに振り過ぎてたのかね
翔真 >対抗枠が有っても手段が無い(汗)
弓 >これなら私が喰らって軽減させたほうがよかったか><
エンディルス >「……落ちた!これで、僕の勝利……」
そら >『 ほ ん と う に ? 』で、《
エンディルス >「……ちっ。流石に、一発で片が付くとは思わなかったけどね」
翔真 >「………吾身の不甲斐無さを思い知る限りだ。」
そら >大丈夫。倒されては居ませんし、まだME前ですし。ついでに言いますと、HP/MP/プラーナも全回復です。
GM >で、サクラのリバーサル分。どうぞ!!
サクラ >「油・断・大・敵〜〜〜!!」ではリバーサル行きます。《生命の刃》15使用。自己バフ積んでないからちょっと打点が低いな……122点風地物理ダメージをお返し!
エンディルス >「……そう来たか」 と言いつつ、防御でファンブル(ぉ
行動回数/4 | サクラ/79、そら/75、初/72、エンディルス/69、翔真/65 |
行動回数/3 | 弓/59、影A&影B/57、影D/55、アドノレ/51、影C/50 |
サクラ >とりあえず、初手は自己バフモリモリします(^^; 2Sq前進、通常で《シュヴェルトライテ・nextステージ》。対抗で《封印されし力》発動!
そら >では、続けて。1Sq前進、《MEGA=EVOLUTION》。全員全ジャッジ+41&《侵食》ダメージ半減となります!
「汝、剣を携えし戦乙女。その手に握られし刃にて、全てを切り裂かん!」
「お返しは、させてもらうよ……《MEGA=EVOLUTION》」
翔真 >「応、必ず報いる……!」
弓 >「−COMPLETE−」
初 >うな!では続きましてー……移動なし、ドルショでみつくろったふりふりお出掛け服姿でもってアナザーアイ!エンディルスと影Aをあならーいず!
GM >おお。ではアナライズどうぞ!
初 >「まーじかーるーあいで すぱぁーーーーーくっ!!」HPスキャナこみでP20のー……ふ、ふぁんぶる (o_
_)ノ
サクラ >オォウ、ジャァズ……
そら >はい、初ちゃんに《夢の摂理》。そのファンブル、キャンセルです。
初 >うな、そらちゃん感謝なのです>< これで、45/スキャナ40!
GM >OK、データ開示!ちなみにエンディルスのHP、2931/3000!!
サクラ >改めてみると……エンディルス(本体)にはミスティフォグが有効そうですねぇ
翔真 >ですね、確かに。
アドノレ >んむ。ではなるべく仕掛けていくか
エンディルス >「……それじゃあ第二弾、いこうかな」という訳で今度は《指令》で影たちを動かす。全員2Sq進んで、ABCは《イリュージョンブラスター》で弾丸の雨だ。Aはサクラ、Bはそら、そしてCは後方の4人全員(範囲)の順で、それぞれ命中が+10されて……67、64、64。
サクラ >87、回避!
そら >問題ありません、69で回避。その弾丸の雨は、指先で弾きます。
弓 >ME貰った以上もうそんなのは“ふったらん”だけど、C欲しいから振ってみるにゃー……振っただけにゃー(笑)
翔真 >同じく、ふったらんで回避成功です。
アドノレ >今度は《禁術領域》を使うまでもなかろう。P5使用、68で回避
初 >うな、わたしの回避はP10いれの……70でよけました!
GM >そして影Dは……《ムーンゲート開放》。HP20を消費してデストロイヤーを呼ぶぞー。その数は……1体。そしてこれは2Sq前進して、サクラにかぶり付く。命中62!
サクラ >90、回避!やっぱバフ重ねるのは大事ですね……
翔真 >では、2Sq右へ前進。《コンビネーション》起動、竜A・影ABCD・エンディルスを対象に《大斬覇》&《リジェネレイト》で。
GM >了解、では命中どうぞ〜!此方はエンディルスと影たちが対抗で《分身》という!
翔真 >命中値128です。
GM >回避回避〜……うーむ、Cしない(笑)全員命中だな、ダメージどうぞ!!
翔真 >259点、虚=火属性物理ダメージ。属性防御無効です。HPは48点回復。
GM >防御は……ええい、こっちで盛大に回られても(笑)影AとB、竜Aがクリティカル。Cはファンブル。エンディルスは無数に分身した!……ように見えた!!(ぁ
エンディルス >「……ま、そうだろうね」
行動回数/3 | 弓&サクラ/59、そら/55、初/52、アドノレ/51、 エンディルス&竜A/49、翔真/45 |
行動回数/2 | 影A&影B/37、影D/35、影C/30 |
弓 >このカンジなら、ひとまず様子見でちひろん弾(SFD)かな
サクラ >了解。では弓さんの攻撃後に動きます、お先どうぞー
初 >あ、弓せんぱい。竜Aまで範囲に含めると、前衛のおふたかたも範囲になっちゃうんですけど……目標指定はどうするです?
弓 >あっと、しょーまくんとサクラを巻き込むのか。竜Aはナシで、エンディルス(たち)の1Sq後ろを中心に。
初 >……あぶなかったのです(^^;
弓 >「いくわよぉ(どーん)」 命中137で
GM >はーい。ではこっちは全員《分身》を使おう……あ。ホンモノと影A、クリティカルで絶対回避!あとは命中!!
弓 >ちぇっ、運のいい。ダメージは194点です
GM >では抗魔……あっ。Bが35(F)、Cがピンゾロ47。そしてDは6ゾロ57。極端だー(笑)
初 >Bとかこれで大体半分は削れた感じですね……!
サクラ >では、1Sq右に前進。エンディルス本体に攻撃します!
GM >おっと。デストロイヤーには《移動妨害》があるから、そこからだと全力移動しなければならないね(^^;
サクラ >ありゃ、失敬。では《チャージング》……敏捷度達成値、88。行けるところまで行ってみよう、右端まで!
GM >了解、では命中ジャッジをどうぞ!
サクラ >はーい、命中が……ふぁんぶる。達成値90です()
GM >では、回避いきまーす。こっちは戯れに受けてみようか……ぶっ、ファンブル。しかし《分身》を使わなかったのは正解だったという事か(笑)ダメージどうぞ!
そら >まいどおなじみの 出目乱高下でございます(o'ヮ'o)
翔真 >肝心な所でクリティカル出さないで居てくれるならまだ良い(苦笑)
サクラ >攻撃、《生命の刃》20で、209点風地物理ダメージー!
GM >あーりゃー。143抜け!
そら >では……移動なしの《コンビネーション》、《アームドシェル》+《領域作成》回避+5、《狂戦士化》も追加。
『――こちらも、準備できた』
翔真 >「その姿は………!?」 背後だからチラッと見るくらいしか出来ない(苦笑)
弓 >「ごっどそらにゃんもーど?」
そら >「だって、ここは『世界の根幹』だから」
エンディルス >「それで正体を見せてくれたって事か……まあいい。その上で叩くだけさ!!」
初 >うなー。敵をまとめて削りたい所なのですけど、ヴァニティワールドではカウントが足りない。かといってエンディルス相手にツァ・ディストを使えば、周りの影たちに袋叩き確定……しっかたない!移動なしで初披露、《アクティベイト・フォース》! 闘気19点を回避に入れます!
“UI、ACCESS GRANTED.”
「一狼せんぱい!風音せんぱい!そして、みっちゃん!」
“ICHIRO.KAZANE.MIZUHA.”
「忍びの力、おかりしまぁーすっ……って!
なんではいれぐなんですかたいまにんですかうなぁぁぁぁぁぁ!?」
翔真 >「………(コメントに困る)」(^^;
初 >うな……今まで2人で指定してたけど『やっぱり今風にしなきゃ』って、無理して3人指定にしたのがしっぱいのもとなのです(違
アドノレ >48まで下げ
GM >では、エンディルスの行動。ぐっと下がってサクラにスタック、反撃の《クロスェンド》!回避−30の2回攻撃さぁー……って、ちょ、ま!?命中3C114&6ゾロの88(^^;
サクラ >(アカン)クリティカルしかムリなのです……って、1回目クリティカル!それなら2回目には《鋼鉄の愛馬》を入れてクリティカル。これで両方とも無事回避&リバーサル!
GM >おおー。蓋を開ければ1発目はクリティカルの応酬だったか。では反撃2回をどうぞ!
サクラ >《生命の刃》を入れられるのはどちらか片方だけなんだよなー……1回目に20入れよう。これで207点風地物理ダメージ!
GM >了解、69防いだ。2回目どうぞ!!
サクラ >おおでは、二発目。《生命の刃》無しなので……まさかの2回クリティカル!174点風地物理ダメージ!
GM >こっちも防御でクリティカル、1C77。なんかマジクリティカルの応酬だわ(笑)
サクラ >「もういっぱーつ!迂闊なのですーーっ!!」
初 >残りHP、2361/3000……っ!!
GM >しかし今回はデストロイヤーも行動する。1Sq下がってディザスターブレス、サクラ以外のPC全員(範囲)が対象で……まあ当たるかどうかは別として、命中63という!
そら >出目96で回避。『……それで?』
初 >78ですいっと回避!見た目ははずかしくても、実力はじゅーぶんなのです!
アドノレ >68で回避だな
弓 >ふったらにゃん(ぷいっ
翔真 >同じく、ふったらんで回避成功です。
アドノレ >エンディルスが少しくらい前に出るかと期待したのにダメだったな
翔真 >まさかサクラを追うとは予想外(苦笑)
そら >多分……冥魔の本能に忠実に動いたんじゃないかな、と思う。直前からの流れ的に。
サクラ >位置取り間違えたかも。ごみぇんorz
アドノレ >ミスティ射程に収めるため前にでるので、初はどうにか頑張って貰うぞ
初 >うな!そのために回避を上げました!はずかしい思いまでして(ぁ
アドノレ >という訳で全力移動してきます。敏捷度56で8Sq移動、《空間転移》でZOCなし。移動先は一緒のSqだと範囲攻撃の的なので、1Sq手前で。
翔真 >了解。移動無し、《コンビネーション》起動。対象を竜A・影ABCDとして《大斬覇》&《リジェネレイト》で。命中値は127です。
GM >では回避いきます。影A〜Dはやはり《分身》、竜Aは普通に……影A絶対回避、影B絶対命中(笑) あとは普通に当たりだな。ダメージどうぞ!
翔真 >260点、虚=火属性物理ダメージ。属性防御無効です。《リジェネレイト》は49点回復。
GM >こっちの防御は……今度は出目がよかった。B50、C55、D49の竜が出目6か〜
PREVIOUS CHAPTER | NEXT CHAPTER |