【第44夜】
Neither ALPHA nor OMEGA

〜超魔導黙示録・W〜

<PART−10>



因果の果て、その先で
〜世界で最も慈しき【終焉】〜



GM >……では、ほん子。満を持しての行動どうぞ!
初 >うな!それじゃあわたしがここまでやって来た、その真の価値……《夢歩き》を披露するのです!

「それでは、今回二度目の!……
まーじーかーるー!おーーーら☆ろーーーーーーどっ!!」

初が力を振るったその時。魔神の直前の空間が割れ、
その場の全員を吸い込み始める……
周辺の、一切合財を。
初の姿は、その向こうに見えなくなった。ひとつの言葉を残して。

『みなさん……ふぁいとっ、です……』

―――それは、【白】でも【黒】でもない、また光でも闇でもない、
ただただ広がるだけの灰色の渦。

GM >そんな空間に、君達3人は文字通り、飛び込んでいった格好となる。
アドノレ >「さて、ここからが本題か?」
翔真 >「そうだな。」 周辺警戒しつつ何か目ぼしいものは無いか見回して見ますが。
GM >あちらこちらにおぼろげな、モノトーンの映像らしきものが浮かんでは消え、消えては浮かび……しかし、それらのいくつかには、見覚えがある。

迫り来る灰色の影たちに立ち向かう、臥龍の門の戦士たち。
もはや封を守る必要はなく、守護陣の8人と凪が、美咲を守るようにして陣形を組んでいる。

その外部では、司の下に集結した元MASTERSメンバーが、
文字通り空間から涌いて出る灰色の影たちと対峙している。

ルシファーズ=サン、それに逢守神社でも、終焉の尖兵との戦いは始まっていた。
駐留するウィザード達、Dr.クロノスの超兵器たち、白黒ハンターズ、魔王ウー=バル……
そんなさなかでも、【臥龍の巫女】微は祈り続けている。

ラビリンスシティでは、まさに内乱の渦にあった人と魔とが手を携えて、
迫り来る灰色の終焉と戦い始めていた。
戦いに身を投じる彼らの動機はじつに様々だったが、
特に「生き残る」という一点では、両軍の誰もが驚く程に一致していたのだ。

アンゼロット城にもまた、終焉の手は伸びていた。
鈴木 二郎とロンギヌス00。出自の経緯を同じくする勇者達が陣頭に立ち、
アンゼロットを守って、無尽蔵の軍勢との戦端を開く。

柊、灯、マユリ、ドリームマン……歴戦熟練のウィザード達もまた、
この「終焉」の刻に抗うべく、世界の各地で戦っていた。

様々な平行世界にも、終焉の手は伸びていた。
ガイア、イルメーシュアの森、影の国、千尋海、龍源郷、フライングポニー亭、そしてあのD=アースにも……
しかし、それらの世界でもまた、運命に抗い続けるウィザード達の姿があった。

『私達は……負けないよ!!』

要は、“第8世界そのもの”が、【終焉】と戦っているのだ。
……そこには、“表”も“裏”も、もはや何の意味もない。

翔真 >「早くそらを呼び戻してやらないと、外の二人も心配だな。」
弓 >「んー……そうねー」
GM >一行を送り出した後の初と、遅れてそこに辿り着いたザネレの周りにも、終焉の尖兵が姿を現している。

「多勢に無勢」と思われたその時。更にその場に現れたのは……

『待たせたな、コノヤロウ!!』『2人とも大丈夫か……間に合ってよかったぜ』

アドノレ >「ん?」閉じた後ろには増援が来ていたか
翔真 >懐かしい面子が(^^)
GM >鋼地とマキ。そう、彼らもまた【終焉】を深く知るが故に、遅ればせながら到達することが出来たのだ。
鋼地 >ちなみに、これが陣内の召集に応えられなかった一番の理由だな。こっちに行く事を最優先したんだ。
弓 >「そういう可能性もある、ってことかしらぁ」
翔真 >「蟻塚はフラグメントも持っていた筈だ、その辺りも効いているのかも知れんな。」
GM >そして、初たちのもとに辿り着いたのは、彼らだけではなかった。


「僕達には、責任がある……“これからの瞬間を、この場所で見届ける”という責任が」
「そう。この“終焉の刻”を乗り越えなければ、私達が至る未来もないから」
「ああ。この瞬間は、どうあっても見過ごせない」

「――だから、“俺達が来た”」


『とはいえ、ここが正念場。“彼ら”がしくじったら……リネット。オーヴァーリンクで対処しますよ』
『了解、マスター』

翔真 >背水の陣どころが半ば自爆技を覚悟していらっしゃる………(汗)
華恋 >『……とはいえ。アレが相手です。太刀打ちできるのは、まさに一瞬だけでしょうけど』
初 >『わたしは……信じるです。せんせー達を、そらちゃんを……』
GM >そう。彼らが持つ「フラグメント」……それらを介して、声が、想いが。この場に「光景」として映し出されているのだ。
弓 >「……ああ、もしかして……だから、“欠片”……フラグメント、なのかもしれないわね」
アドノレ >「欠片を集めて大元を再生させるのか」
弓 >「元々の材料が冥魔のコアな訳でしょ。それを取りこんで本来そらが進化するはずだった【終焉の魔神】……そのすべてを取りこませないためと、私達への手助けと……【そら】としての記憶、想い出の外部記憶装置?……だから、欠片なんでしょうね……」
翔真 >「なるほど、言われてみれば納得が行く………なら、そらにも見えているかな。」
弓 >「……今更、か。そんな事は、みんなとっくに分かってたわよねぇ(苦笑)」

気付けば、目の前には。ただ灰色の靄のようなものが、あった。
無数の光景が、おぼろげに映し出されるその空間で……
それは、翔真の呼びかけに答えるように忽然と、それでいて最初からそこにあったかのようにして、“いる”のだった。

翔真 >「そら、見えているか?皆頑張っているぞ、お前を信じている者達も居る。早く帰って来い。」
GM >そのナニカは……翔真の呼びかけに応えるようにして、真の姿を現す。形容するならば、それは「脈動する灰色めいた半透明の球体」。そして、どこからか声が聞こえてくる。
そら >『【わたし】は、ここだよ』
翔真 >「そら……?」
弓 >「おはよう、でいいのかしらぁ?……“そら”」
そら >『ごめんね。【わたし】は、最初からずっと傍にいたよ。……だって、そうでしょう。【最期の魔神】はこのわたし、今まで56億7000万年を65536回繰り返しながら、この時を待ってたんだから』
翔真 >「随分と長い間待たせてしまったな、済まん(苦笑)」
そら >『ううん。こんなにやり直す事になるとは思わなかったけれど、やっとここまでみんなが来られたから。この世界が始まって、はじめての事だよ』
アドノレ >「これは“名付け直して新たな誕生”的なやつか?」
そら >『その事なんだけどね……これね、なんだと思う?』
弓 >「プラーナのカタマリ、とか?」
アドノレ >「完成前の素体?」
翔真 >「………【最期の魔神】の身体、か?」
そら >三キプルーソの苗木『これは【混沌の卵】……中には、世界を作り出す力が眠ってる。これまで、進化を繰り返して蓄積してきたものだよ』
弓 >「ううん、ばらばら(笑)」
翔真 >「そしてどれも正解じゃない(苦笑)」
アドノレ >「光と闇が分かれて天地創造。そういや白と黒が先に出てたな」
そら >『だから“混沌”なんだよ。だって、見た感じわかりにくいでしょう?……一度わかっちゃえば簡単な事なんだけどね』
翔真 >「どうするつもりなんだ、結局“人類と世界の進化”と言うものの内容は。」
そら >『【天意虚空】わたしは判断したよ。今まで人類と世界を進化させていくために、冥魔という仮想敵とインフィニオンという助け手を使い続けてきたけれど、やっと世界は“次の段階”に至る事が出来るって。それも幻夢神のおかげで、最初の予定よりもずっと早く』
弓 >「早いのかー………これでも」
そら >『うん。過ぎ去ってしまえば、ほんとうにあっという間』

『それでね、その方法は単純。“これ”を割ればいい……
そうすれば、“今の世界とは別に、新しい世界を始める”事が出来るよ』

『ただ問題は、予想外に早く到達できた代わりに、
この“殻”……【破滅への意志】が蓄積してきた澱みが、あまりにも分厚くなり過ぎてしまった事』

『この澱みには、過去の【わたし】達が飲み込んできたあらゆるものが含まれてる……
だからこの殻を割って、それらを全部精算する事が必要なの』

『……【天意虚空】わたしは人の想いをもって成るもの。
そして、だからこそ【天意虚空】わたしひとりでは、出来ない事』

翔真 >「……………コレを割ったら“そら”はどうなる?」
そら >『それはもう、答えが出ていること』
アドノレ >「“信じて”と“名前を呼べ”はこの辺りに掛かってくるのか?」
そら >『うん。だから【わたし】は【わたし】として、こうして話が出来てる。……もしかして、いや、かな』
弓 >「いや、って?……」
そら >『だって。……やりたくないって、思ってない?』
GM >その間じゅう周囲で流れ続ける、数多の平行世界上での戦闘の光景は一進一退の様を示している。
翔真 >「取り返しが付かない状態になるのが怖い、万が一そらに何かあったらと思うと悔やんでも悔やみ切れんからな。慎重にもなる(−−;」
弓 >「んーーーーーーーー、そらと離ればなれになるのはいやよ?でも、そらのやりたいことを止めるのは違うもの」
そら >『じゃあ、【そら(わたし)】がやりたい事を話すよ。【天意虚空(わたし)】の目的を果たす、それだけじゃない。“幻夢神と第8世界ファー=ジ・アースを守りたい”……それはもともと【天意虚空(わたし)】の予定にはなかった事だけど、今は違うから』
弓 >「ん。全力で手伝うわ」
翔真 >「そうだな(フッ)」
アドノレ >「割る時に“そら”の名前を叫んでみろ。願いを込めて名前で縛る、呪術の基本的なやつだな」
弓 >「そらは今まで私達のやりたいことに付き合ってくれたのだもの。今度は私達の番。 そのついでに、そらとの時間がもう少しだけ貰えるなら御の字ってところかしらねぇ」
そら >『ありがとうね。……この世界の始まりの時でも、“わたし”は皆といっしょ。でもね……出てきた“澱み”の姿を見て、おどろかないでね』
アドノレ >「驚くかどうかは判らんが否定はせんよ」
翔真 >「心しておく。」

何はともあれ。戦いは、(実は)なお続く。

蒼魔 弓アドノレ相羽 翔真
ヘッシュ
(防+30)

行動回数/1 翔真&アドノレ/7、弓/1

翔真 >1まで落として全員でやろうか(笑)
弓 >あい(笑)
アドノレ >ふむ。これって、形があって形が無いようなものだよな?
GM >ついでに距離もあってなきがもの。もはや移動と言う概念すら意味がない(爆)
アドノレ >空間属性がついたので《次元断》で切れてしまった奴みたいに、これも《次元断》で切れそうな気がするんだがな
GM >うん、ただ《次元断》にはダメージ判定がないからね。あと、ご覧の通り同一Sqだからね(^^;
アドノレ >あ、ダメージ数が必要なのか。シチュエーションだけの問題だと思ってた……物理も魔法も関係ないかな?
GM >いちおうそこはルールに即してやりますので、関係はあります(笑)
翔真 >………アナライズした方が良いのか?(^^;
アドノレ >次のターンに持ち越して大丈夫かが心配になるな。
GM >ああ、それは“そら”との対話の間にまた書き換わるから大丈夫だ。だから心配はいらないけれど……別の意味で心配になるかもしれないな。
弓 >ふむふむ……明らかに私はキャノン使えって書いてありますね、これ(笑)
GM >今回は+そらじゃないけど、彼女は今この空間に存在してるので自前で放てるよ!(笑)
アドノレ >だがこれではHP回復させてから攻撃しないとエグイ事になるではないか(笑)
GM >65536回繰り返されて蓄積してきた世界の澱みが、君達の姿を反射的に写し取って実体化創造するって事だわさ(爆)
初 >要するに、わたしが入れなかった理由って……「本編ではNPCだから」ってメタな理由です?(^^;
GM >うむり。まあお前さんはPCなんだけどねホントーは(笑)
翔真 >要は攻撃する前に回復しておけと(^^; そして次のラウンドで《オーヴァーリンク》を使用して殴らないとイカンと言う事かこれ……?
弓 >いま削っても敵が増えるだけですしねえ(笑)
そら >文字通り、最後の使いどころだからね。ずっと前に「《オーヴァーリンク》を使わないで」って言ったのは、この時に必要になるとわかっていたから(、、)
翔真 >成程納得だ。そして今が使い所と言うのも理解した。
アドノレ >そしてまたバッドステータス無効はついてない。抗魔高いけど
GM >実はそうなのよぉぉぉぉぉぉ(笑)
そら >ちなみに“FtE”と“新しい世界”を分離させるために、わたし手持ちの《小さな奇跡》を使う、と言う理屈です。
翔真 >心得た(^^ゝ
GM >そして、お気付きだろうか。HPが削れてる分は、先ほどまでに倒されてきた【白】と【黒】の数の分である。
翔真 >成程成程(笑)
弓 >というか、次のラウンドも1まで下げて1で攻撃がいい?(笑)
そら >多分、手数が足りなくなりますよ。あちらは通常タイミングでも創造は出来ますし。
弓 >ああ、できるのか(笑)
そら >《オーヴァーリンク》は、そのラウンド終了まで“全戦闘能力値を×44”です。発動は全員出来ますが、通常タイミングが必要で1シーン1回きりなので気をつけてくださいね。
翔真 >心得た(^^ゝ
アドノレ >まだ落としてないのでレインコールできた(カウント2)P9入れて全員92回復、ひと息つけたが約半分だな。卵も巻き込むがあのHP量じゃ誤差の範囲だ
弓 >プラーナが37減ってるので、魔石は使うだけつかっときますねー
そら >プラーナが減ってるならマナボックスとかも使いどころですね。
弓 >まなぼっくすー……えぇと、どういう処理だっけ。全然使わないから……(^^;

ちなみにここで、マナ・ボックスのデータを収録していたRupesのサイトが消滅していた事が発覚する。

翔真 >魔石を5個まで詰め込んでその修正値の合計値+ジャッジ分だけプラーナを回復します。なので、R2を5個詰め込んで使えば全快ですな(^^)
弓 >というか、ジャッジならME効くから、どれつかっても全快ですね……そしてクリティカルしたので寧ろ溢れた件(笑)
翔真 >何と(笑)では此方も通常タイミングで《リジェネレイト》起動、対抗で《フェニックスライブス》を使用します……合計で110点回復、329点まで回復。全快まであと12点まで持ち直しました(^^)

かくて、戦いは第2ラウンドを迎える。

翔真 >プラーナは温存。
アドノレ >《斥力場》23+《フラッシュバック》1にP9と盛りに盛ってクリティカルするなど(《フラッシュバック》1→2)
弓 >ころころっと

と言う訳で確定したイニシアティブが、こちら。

行動回数/7 アドノレ/138、弓/122
行動回数/6 翔真/109
行動回数/3 混沌の卵/41

GM >と言う訳で、まずはアドから行動どうぞ!
アドノレ >なにしろまだHPが半分なのでな。ヒーリングウォーター(カウント1)といこう。……そしてファンブル、94回復だが全快だった(^^)ゞ
弓 >さて、行動か……まあ、いってみましょーか。(実プレイで)2年くらい使ってないなー(笑)
そら >いきなり撃つ?それとも……《オーヴァーリンク》、いく?
弓 >ええと、この場合、ダメージ計算どうなるんだ(笑)OLして撃ったことは……イベントでしかなかった、はず?
翔真 >今回《オーヴァーリンク》の起動には通常タイミングで1行動必要になりますから、即時《オーヴァーリンク》からの《フュージョンキャノン》発射は出来ないですぞ(^^;
弓 >ところが、タイミングが共に通常と通常なので……これ、私が唯一できる、例外《コンビネーション》なんですよね(笑)
翔真 >《コンビネーション》対象に出来るのか……
GM >ああ、実は同じ事をしょーまくんも出来るというね(笑)
翔真 >……出来るらしいですな(苦笑)
そら >今まで出来なかったのは全部FtE側の制約であって、今は出来るよ。
弓 >で、この場合どうなるんでしょう?《オーヴァーリンク》の×44に、《フュージョンキャノン》の×44で……×88にはなったりしないよね?(笑)
翔真 >……………《オーヴァーリンク》×44してから《フュージョンキャノン》で更に×44になるのでは?(滝汗)
弓 >それはオーバーキル過ぎるでしょ(笑)
GM >だねえ(笑)×88って事にしましょ。で、その後にメガエヴォの修正を加算すると。その方がおもしろい(笑)
翔真 >誤差とは言い難いな、駄目押しだ(苦笑)
弓 >相手、回避0だから《リミットブレイク》する意味はなし、と……命中は振るだけふりますが、回避0だし実質意味なっしんですな(笑)
GM >はーっはっはっはっはっはっ。実はそうでもあるよねぇ(笑)
弓 >「いくよ、”そら”―― 魔石炉MAXIMUMDRIVE、≪砲呪文≫オーヴァーロード」
そら >『うん。……ALL OK。いけるよ!《EVOLUTION-OVERLINK》!!』
GM >《オーヴァーリンク》を発動すると、全身から翠碧色の炎めいたオーラが噴き上がる。その中には、確かに【そら】の意志が感じられる…
弓 >声を重ねて 「『オーヴァーリンクキャノン、ツインタワー!!』」 まずは命中、くりてぃかる……防御もゼロだから《シュアショット》が意味ねぇー(笑)
そら >使用回数の節約にはなるけどね…
GM >出目は9か。ダメージどうぞ!
弓 >攻撃力ジャッジ、×88にプラーナゼンカイジャー!「ざっくり25000回ぶん、吹き飛びなさぁい!!!」 24897ダメージ(笑)
GM >こっちは平目だからなぁ……防御、たったの3(笑)
翔真 >出目が丁度相殺(苦笑)
弓 >逆に固定値だから、《リミットブレイク》やら能力値底上げ系がまったく効かないのであった(笑)
GM >一気に24984削れた(笑)……あーんど。更にHP336消費で対抗《己が敵は常に己》発動!

蒼魔 弓
蒼魔 弓アドノレ相羽 翔真
ヘッシュ
(防+30)

そこには……弓と同じ姿をした、全身灰色のモノがあった。

弓 >「……ッ……さすがに、もたないか……」 半壊した翼
そら >『まだまだいける……まだまだ!』
弓’ >「―――――」
弓 >「……って。あらぁ、目の前になかなかの美人がいるわねぇ……」
翔真 >「中身が伴わねば魅力半減以下だがね(フッ)」
そら >『あれは影……【破滅への意志】、澱みの記憶が生み出した、ただの影』

行動回数/6 アドノレ/117、翔真/109、弓&弓’/102
行動回数/3 混沌の卵/41

アドノレ >ここはアンホーリーのろうそく付き(カウント1)で。《フラッシュバック》2+対抗《斥力場》23に超対抗《サクリファイス》25で……ここでピン振るかな。抗魔はファンブル確定なのでよろしく
GM >すると抗魔118になるので、通りました!
アドノレ >「(ごふっっと血を吐きながら)流石に世界そのものを呪うと反動がきついな」プラーナをつけ忘れたが、相手のジャッジがファンブル確定だから関係なかった(笑)
翔真 >了解、《コンビネーション》起動。《オーヴァーリンク》起動&《大斬覇》起動で対象は混沌の卵&弓’の2体で、命中値3919です(苦笑)相手防御力0だから《死点撃ち》が起動しなくても問題ない。
GM >まぁ回避はするんだけど、いずれにしても4桁相手じゃムリダナ(笑)
弓 >MEぶんこっちが有利、か?(笑)
そら >使える特殊能力はあっちも同じだよ。つまり《コンビネーション》で《メガエヴォ》→《オーヴァーリンク》をしてくる可能性があるという事。
弓 >とはいえHPが変わらないなら、私の影が消えて、しょーまくんの影が出てくるかな?
アドノレ >それで堂々巡りを防ぐために今回アンホーリーを使ったのだ。ただ通常タイミングのは消しようが無いからそのつど消してくれ
弓 >なるほど!となると、しまったね。アドのアンホーリー待ってから私も攻撃すればよかった(^^;
アドノレ >できるかどうか裏で計算機叩きながら考えてたからな。そろそろ遊ばずに戦力になるモノをと《サクリファイス》取って無かったらヤバかった
GM >ともあれしょーまくん、ダメージどうぞ!!
翔真 >了解、手加減無しで行こう。フルプラーナに《魔器開放》&《修羅》×3も加えて、攻撃力15752です。
GM >防御0と……そして弓’の分(絶対耐えられないけど)。えーと、卵には15749ダメージか(笑)
翔真 >「【魔器開放】っ………破断界剣・外式、大斬覇・空刃」
GM >でもって、弓’は……仕方ないから切ろう。《霧散化》でノーダメージ!
弓 >そらの前で1回も使った記憶がない能力を……(笑)
アドノレ >アカシックレコード的なものを読み取ってるのではなくて記憶からの読み出しじゃないか?
弓 >むしろアドのアンホーリーを待たなかった私のミスですよって><
翔真 >まぁある以上は想定内だった(苦笑)
GM >ともあれ。一撃を繰り出す度に、そらの姿が翠碧色の炎の中にオーバーラップする……
弓 >ああ、じゃあ。行動が回ってきたので私が、私’を消します。《コンビネーション》、いつもの《捨て身》と《ヴォイドアタック》で
アドノレ >“私は二人もいらない”といふやつで
弓 >2回攻撃だから、片方に《不老不死》を使っても2発目はどうしようもないは……命中は4091からなので、いっぱい(笑)
GM >じゃあ、こっちは《リミットブレイク》を切って……うんムリダナ(笑)
弓 >じゃあ、ダメージ……ええと、これ、は 147×44=6468物理と137×44=6028魔法にそれぞれME43で、出目が11と9ですが……まあ、しにますね(笑)
GM >うん、確かに一発目で《不老不死》を発動するけど、結局それHP1になるだけだもんね。そして《聖印》はないから……つまり、まさしく想定どおり(爆)

蒼魔 弓
蒼魔 弓アドノレ相羽 翔真
ヘッシュ
(防+30)

行動回数/5 アドノレ/97、翔真/89、弓/82
行動回数/3 混沌の卵/41

アドノレ >この先《オーヴァーリンク》で殴るなら、俺様でも一応ダメージらしきモノになるが……ちなみに回復とかいるか?プラーナでも可だが
弓 >まだまだ平気です
翔真 >こっちもまだ大丈夫です(HP286)あっちのHPはあと25500位か?確かにアドノレも削ってくれれば大分楽にはなりますな。
GM >HP?24509/65536だわな(笑)
翔真 >それでもまだ油断は出来ない(苦笑)
アドノレ >んむ。なので《オーヴァーリンク》発動。通常タイミングの能力が他にないので《コンビネーション》を適用できぬ
翔真 >移動無し、《コンビネーション》起動。《屠牙破刃》で混沌の卵を攻撃&《リジェネレイト》起動で。命中値は3915からか、改めて見ても凄い数値だ(苦笑)……そしてここでクリティカル(笑)
弓 >ご期待通り……?(笑)
GM >んむ(笑)ダメージどうぞ!
翔真 >《サトリ》と《死点撃ち》発動………は余り意味が無いけど、防御ジャッジ強制F化は意味が有るか(笑)ダメージ行きます、フルプラーナ33点使用で9943点、虚=火属性物理ダメージ。防御ジャッジ強制Fか&ダメージが通れば次のラウンド最期まで命中ジャッジに−21のペナルティを付与です(苦笑)
GM >実質+10ダメージだね。こいつ自身が攻撃する訳じゃないから命中ペナも意味ないし、そしてさっきのアドノレのアンホーリーで増援もなし(笑)
翔真 >「視えた………! 一閃裏伝 虚絶刃!」 そして《リジェネレイト》は51点回復です。
そら >『あとすこし……あとすこし、だよ』
弓 >結構ギリギリまで削れる気がするな。《シュアショット》はいらないので、《捨て身》と《ヴォイドアタック》だけで《コンビネーション》しよう。
翔真 >流れ次第でアドノレがトドメさせそうな気配が(笑)
弓 >「いくよ、そら!」 と言いつつ、命中3960±僅差から……《捨て身》が3964で、《ヴォイドアタック》がファンブルしてる訳ですが、まぁ3950で(笑)
GM >うん。まぁ確かに当たるけど、なんか妙な軌道を描いたんじゃないかしら(笑)
弓 >そしてダメージ。《捨て身》が4193物理、《ヴォイドアタック》が4188魔法、で合ってるかな(笑)
GM >結果、ダメージ総計8243!残り……6221!!

行動回数/4 アドノレ/77、翔真/69、弓/62
行動回数/3 混沌の卵/41

アドノレ >「これが卵である以上俺様の奥義が通用する余地があるというものよ(プラーナマシマシヤサイ人もどき)」
GM >おぉ、叩きに行くか……では命中どうぞ!
アドノレ >では命中から。意味もなく回って676
GM >うむり、当たり!
弓 >これでいけるかな……?
アドノレ >「奥義“額でゆで卵を割るおやぢ式頭突き”(マシンフェアリーが世界混沌の終わりを告げるっぽいラッパを吹いている)」 《フラッシュバック》2のP19も入れて4337+追加だから普通どおり計算の《魂狩り》が19
GM >の……残った。現在の残りHP、1872。ここまでの一連の、そらの力を宿した攻撃の数々で、混沌の卵の殻は今まさに砕けようとしている!
アドノレ >《サクリファイス》まで使ってるので今回も血を吐くぞ「ぐふっ」 と言う訳で真面目にトドメファイナル出来る人に後を任せた
GM >……で、ここでひとつ提案。このHPだとどのみちあと一撃だし、前衛の2人に至ってはあと2回も行動残ってる状態だから、この際…演出でキメちゃいますか?(笑)
翔真 >OKです(^^v
弓 >りょ!
そら >『今だよ……やっちゃえ!!』空間全てを両手で包み込む巨大なビジョンを示しつつ。
弓 >「道を空けるわぁ。お願いねぇ」
翔真 >「承知。此の刃、斬れぬもの………無し!!」
アドノレ >その間に、エピソードが改まってるので復活した《小さな奇跡》を使う準備をしてる(呼気を整えプラーナを体に満たす)
弓 >「ランページゴースト……ジ・オーヴァーリンクってねぇ♪」 ぶっ壊れたロングレンジ含めてSE○Dぽくハイマットフルバースト。そのままつっこんで攪乱して、衝突直前で上昇して道をあけましょう。あとよろ!(笑)
翔真 >一応命中ジャッジもやっておこうか。命中値3915より……最期の最期でクリティカル(笑)
GM >まあ……だめーじふるまでも ないですね もうこれ(笑)
翔真 >これで《サトリ》&《死点撃ち》発動。《空の色彩》起動でこのまま行きます。プラーナ全開攻撃力9933より。本当は振るまでも無いですが、ダメ押し(笑)
アドノレ >対抗だして《運命改変》ぽちっとな。命中で回したんだからダメージも回ってしまへ
翔真 >感謝(^^ゝ クリティカルになって追加分(ぁ 9954+防御ジャッジF分で終了です(笑)
弓 >(ぱちぱちぱちぱち)
翔真 >「そらと、俺達と、皆の………今日から続く明日を斬り拓く!!!

……かくして。混沌の卵の殻を為す【終焉へと至る意志】は、砕け散った。
砕けた殻は、粒子となって分解し……そして、卵の中から溢れ出たものがある。
瞬時にして一同の前で大きく広がった、それは“世界”……いや“宇宙”。
これが世界結界ファー=ジ・アースの中で解き放たれていたら、
一瞬にしてかの世界は表裏問わず押し流され、終了していた事だろう。

アドノレ >では、その場に《小さな奇跡》を介入させる
GM >お?どのような内容かしら。
アドノレ >『魂の呼び声を核に紡がれた縁をもって全てを内包する混沌より其を呼び覚ます』 古い世界の居残りが悪さしないようにという部分に気を使いながら、消えるかもしれないとされる「そら」の存在を新しき世界に合わせる形で再構成を試みる
弓 >『無理するんじゃないわよぉ?』
GM >ふむ。新しい世界とは、言うまでもなく【天意虚空(そら)】そのものなのだけれど……
アドノレ >普通のウィザードかそれ以下になる事を覚悟せねばならんな
弓 >むしろ神としての神格を失って普通のウィザードになるような?(笑)
アドノレ >いずれにしても存在しないものを再定義するのだから、紡がれた縁が重要になると思うのだ。 『……我らとそこらじゅうを歩き回って日常と戦場を潜り抜けた個としての【そら】を』
そら >『……今。新しい世界が、生まれた。これが、わたしが永い事待ち続けていた瞬間……新しい進化へと向かう、大きく開かれた【世界】』
弓 >『ん。正直、ちっぽけな人間にはスケールが大きすぎてピンと来ないけど……それでも、そらの願いが叶ったのなら、よかったわぁ』
そら >『……ううん、すべては必然だった。ここにいる皆、そしてFtEで支えてくれたともだちが居なかったら、こうはならなかった』
翔真 >『それこそが、そら自身が結んだ縁と、絆と、友情の証だ。長らく待たせて済まなかった、少しでも借りを返せたのなら幸いだ。』
アドノレ >『新しき世界の誕生に祝福の一つも許されるてよかろう』 そう言い残してまた普通のアドノレに戻る
そら >『……そして。【わたし】は、この世界と共にあり続ける。今までがそうだったように、これからも……だから、【わたし】は、ファー=ジ・アースには戻れない』
アドノレ >を?
GM >ああ、アドの行動を踏まえてちょっと段階を踏ませていただきます(笑)
そら >『そもそも【天意虚空】が“幻夢神”の傍に戻ったら、今までの長年の努力が無になってしまうの。そして今度こそ、“幻夢神”を死なせてしまいかねない。それでは解決にならないと、【わたし】は思ったよ』
翔真 >『となると………これはアレか、エリスの時と同じ様な事が起きれば良い訳か?』
そら >『……そう、答えは全部その時に出てたんだよ。だから改めて言うね。【天意虚空】わたしは往かなければならないけれど……【そら】わたしは遺して行く事が出来る』
アドノレ >『神格と人が分かれれば問題無しとして収まるか』
翔真 >「天意虚空としてのそらには悪いが、そうするのがどちらのそらの望みも叶える事に繋がると思えるから。」
弓 >『……嬉しい、なんて言わないわよぉ?私にとっては、どっちも……いいえ、ひっくるめて、全部が【そら】なんだから……もちろん、止める事もしないけどね。それが、そらの願いなんだから……』
そら >いつしかその掌の上に、翠色に輝く大きな塊が生じている。『……でもね。そのままの【そら】わたしでは、また幻夢神を泣かせかねないから……(ふふっ)』
アドノレ >寝てる幻夢神の上に巨大猫が伸し掛かる。すごく寝苦しそうだ
GM >今度こそ窒息してしまうかもしれん(笑)
そら >『うん。だから、今は……ここに集めた、すべてのフラグメントに宿る記憶と想いの力を使って、【天意虚空】わたし【そら】わたしを託す事にするよ。新しい生命のひとつとして、“あなた達の世界”ファー=ジ・アースへ』
翔真 >「………必ず護り抜く。」
そら >『……今度こそ、何年かかるか分からないよ?』
アドノレ >「あ〜聞こえんな〜」
弓 >「ま、私はたぶん生きてるでしょ」
翔真 >「俺の場合は年数次第では輪廻を回らんとならんだろうが、それでも必ずだ(フッ)」
そら >『でも、これなら幻夢神が泣かずに済むだろうし、第一皆はこっち……“向こう”には行かないでしょう?』
弓 >『んー、ついてってあげたいけど、難しいわねぇ……』
そら >『うん。わかってる。だって皆は“ファー=ジ・アースのナイトウィザード”……だから、還るべき処に還らないとね』
翔真 >『それでも俺の、俺達の力が必要になったら何時でも呼んでくれ。必ず駆け付ける。』
アドノレ >『なあに。飽きて終わりにしなければ、時間は腐るほどあるだろう』 永遠のひ魔人がそう言った
弓 >『まあ、きっといるでしょう。“向こう”にも、私達みたいなのが(くすくす)』
そら >『うん。…………じゃあ、そろそろ行くね』
翔真 >『あぁ、元気で。それと、向こうの世界でお前も幸せになってくれ。』
弓 >『……あー、もう、ちょっと待ちなさい……(最後に、ぎゅー)』
そら >『ふふっ(ぎゅーっとし返し)……【わたし】にはまた、新しい進化の旅と闘いが待っているけれど……もう、大丈夫。だって、ひとりじゃないから』
アドノレ >『運が悪ければまた会おう。何しろ世界の危機が日常茶目し事。悪運に関しては保証付きだぞ』 “さはんじ”ではなく“ちゃめしごと”と読むのでこの書き方でOK(笑)
弓 >アド……ここで、「願わくば、そらの新しい世界での旅路に幸あらん事を」というのはどうかな?
GM >ああ、それなんだけど……実はこれ、そらとアドの奇跡が出たタイミングが重なったので出した流れです。
そら >わたしは戦闘の前に宣言してますからね。「“FtE”と“新しい世界”を分離させるため」って。
GM >でもって、そらが今のままで帰還してしまうと、幻夢神的には元の木阿弥……言うなれば核爆弾を枕にして寝直して!って事になっちゃうので、フラグメント全部を媒介にして「そら」を改めて誕生させる、という流れになりました(笑)
そら >経緯は何であれFtEで生まれたものであるなら、幻夢神的にも問題はなくなるだろう。という理屈……これは初ちゃんの存在がヒントになりました(o'ヮ')o
初 >う、うな!?(o//□/)o
弓 >なるほど、もう叶ってたか(笑)
翔真 >ホンマや(笑)
アドノレ >んむ。ではここで『願わくば、そらの新しい世界での旅路に幸あらん事を』と(神代の言葉で放たれたその言の葉は人の耳に届くことなく世界に溶けていく)
そら >『……だから。いつか、どこかで。きっと、また』
翔真 >『そうだな、また、必ず。(一度目を閉じて、心で一言呟く)』
弓 >『さー、私達もさっさとここ出るわよぉ。いつまでこの空間が持つか解らないしねぇ』 くるっとカメラに背を向けて視聴者に顔を見せない演出。この後シーンが変わるまで背中しか見せない(笑)


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