【外伝・第4章】
ホロボスベキモノ

<PART−04>


全チーム代表・情報交換会


ウィザード達が杉崎邸を訪れてから数日後、喫茶店「MonAmi」…
そこには相羽 翔真、蓮石 尽の姿があった。
彼らは、神代 微より、緊急の話があるという報告を受けて待っていたのである。

尽:「・・・っと、約束の時間はそろそろだな。」 珈琲飲みつつ待機
微:「お呼びだてしてしまって申し訳ありません(ぺこり)」 入店します。
尽:「あ、微さんこんちわ。別に俺は構いませんよー(ははっ)」
翔真:「……問題無い(苦笑)」どっちに返してもいい台詞って(笑)
微:「……おふた方ともお忙しいみたいですし、手早く用件から入りますね」
翔真:頷いて返します。
尽:「はいはい、なんでしょうか?(ははっ)」
微:「現在、私は……リカルドさんたちと共に、『臥龍の守り』についての捜索をしています これは……」

微は、2人に事の次第を話した…

尽:「ふむ・・・」
微:「現在、二人まで守護者になっていて……候補者が一人いるそうです」
翔真:「………」
尽:少し神妙になって 「それで、俺にどうしろって?」
微:「知っておいて頂きたかったんです。封印を守護するものは『世界を守る強い意志』が必要。強制はできません」
翔真:「………(嘆息)」
微:「ただ……(ちょっと沈黙)私自身にも万一、と言う事もありますし、知っておくべき人に知っておいて欲しいと思いました」
尽:「・・・こんな状況だ、了解した。 ・・・そうならないように祈るがね。」
微:「クラウスにも会いましたしね(苦い表情)……話を戻しますね。その、封印の間で……封印の力を間近で感じたときなんですが……」
尽:「・・・?」
微:「そらの……オーヴァーリンクに近い力を、感じたんです」
翔真:「何……!」
尽:「オーヴァーリンク・・・俺は実際に見たことはないが・・・関係があるって言いたいのか。」
翔真:「俺も……つい最近経験した……。」
尽:「翔真君もか。」
翔真:尽さんには頷いて見せます。
微:「……ここ(地上)からでも、解りましたよ(にこっ)」>翔真さん
翔真:「そらを通じて、繋がって居るのかも知れないな(フッ)」>神代嬢
微:「(///)ご、誤解されそうな表現は止めてください(汗汗)」
尽:「・・・気にしきゃいいのに(はは…)」ぼそっと(笑)
翔真:「他意は無かったのだが(苦笑)……続けてくれ。」
微:「以前少しお話しましたが、D=Gもまたそらの中にあります。それと、臥龍の力もそらを連想させるとなると……私個人の想像ですが……臥龍が本来の姿で、D=Gはそれを扱いやすく形を整える……井戸とポンプの関係に近いのではないでしょうか?」
尽:「・・・その可能性は高いだろうね・・・。・・・。」
翔真:「有り得る話だな………。」
尽:「・・・(触れて良い力かどうかは・・・知らないがな。)」
微:「……逆に言えば、D=Gの主要部分は動かなくても、その力そのものは未だに残っている、と言う事です……」
尽:「・・・。」
微:「それと……エルツフェルズ博士……お二人ともお名前はご存知ですよね?」
尽:「・・・ああ。」
翔真:「?……あぁ、本人との面識も有る。」
微:「その、エルツフェルズ博士ですが……マーリン様からの情報によると…………カーオス公爵、その人であるようです……」
尽:「・・・は?」 しばし停止。
翔真:「……………確かなのか?」思わず周囲の気配をうかがってしまいますが(笑)
微:「ダンガルドからの学生さん(マユリですが)と、個人的にマーリン様から依頼を受けた傭兵の方がそれぞれ持ってきた二つのデータをあわせるとその回答が出るようになっています。偽造は難しいかと」
翔真:「…………冗談では済まなそうだな(嘆息)」
微:「そら……いえ、OGにβの動力を組み込む……無茶な事をしたものだとは思いましたが、箒の研究者ならあるいは不可能ではないのかも知れません」
尽:「・・・そんな風には思えなかったが・・・、とにかく、真実を探るべきだな。」
微:「はい。その件についての調査もお願いできますか? こちらでもバックアップできる事はするつもりです」
尽:「ああ。わかった。怜達とも話してみる。」
微:「……弓さんには、もうしばらく……」>翔真さん
翔真:「あぁ、解っている(苦笑)………弓ちゃんに話すとするなら、余程タイミングと其れなりの証拠を揃えないと難しいか……。」
微:「お願いします」>翔真さん
尽:「弓ちゃん・・・か。 それが良いだろうな。」少し思うところも有る。
翔真:「……アドノレには相談した方が良いかも知れんが……取り敢えず置いておこう。」
微:「アドノレさんなら大丈夫だと思います」
翔真:「(頷く)」
微:「エルツフェルズ博士はアンブラの方ですが、ひょっとすると裏で別のところと繋がっているのかもしれません。日本での足取りを調べられる人に頼むつもりです」
尽:「絶滅社、黄金の蛇とも繋がりがあるとは聞いている・・・裏となると更に量り知れねーが、しかし・・・どちらもにわかには信じがたい・・・。」
翔真:「何が目的なのかも計り知れ無い……そらや俺達への対応を考えるとサッパリだ。」
微:「はい、ですが、完全に味方ともいえなくなりましたので……ご注意ください」
翔真:「解った……ただアンゼロットと一緒に会ったのでどうにも今一つ、な。」
尽:といっても、アンゼロットは信用ならないからなぁ、とPLは思うけど、それはおいておこう(笑)
微:「(複雑な表情)アンゼロット様も要警戒です……D=Gを調べているらしいのですが、理由がわかりません」
尽:「アンゼロット・・・ねぇ。」
微:@小声「D=Gがあるからマリキュレイターが復活する、なんて短絡思考に走らなければいいのですが」
翔真:「………(渋面)」
尽:「今更・・・原因を取り除くだけで収まる事じゃないのにな。」ぼそ。 答えるでもなく小声で。
翔真:「済まない、脇に逸れたな……続けてくれ。」
微:「具体的には凪さんのお父様か、闇導さんに日本でのエルツフェルズさんの動きを追っていただくつもりです。トリニティ辺りに箒の技術をもらしているのではないか、と言う疑問がありますので」 ぶっちゃけゼロですが(^^;)
尽:「箒の技術はこれだけ一般的になってるんだ、そこからは難しいかもな。」
微:「ええ……しかし、他に取っ掛かりがないのは事実でして(^^;)。もう一つ、想像はなくもないのですが……」
尽:「もう一つってのは?」
微:「……ユグドラシルγです。アンブラがなぜああも立て続けに技術を革新させることが出来るのか……」
尽:「・・・それは・・・」
微:「行方不明になったγを……未だにエルツフェルズさんが隠していたとすると、納得が行かなくもないのです。今のところ想像ですが……」
翔真:「そらの体に入っていた物については言及しなかったが、アメリカでそらを起こす時に方法を教えたのも奴だ。確かに現物を見た事が有るなら……と言う事もあり得る。」
微:「……もしくは、γから一時的にエネルギーを供給させたとか、ですね」
尽:「まあ、なんにせよ、今の時点では予測の域を出ないな。 やはり再度対面してみるべきだろう。出来るだけ早急に。」
微:「それともう一つ。そらの中にいるもう一人の存在です……『天意虚空』そう名乗りました」
翔真:「………?」
尽:「・・・沙弥ちゃん、ではなく?」
微:「臥龍は『力そのもの』。天意虚空は『意味にして無意味』……どちらも、使い手次第の力です」
尽:「・・・・・・どういう事だ? それがそらちゃんの中にある、と?」
微:「オーヴァーリンクをしたとき、そらと『一つになった』時です……天意虚空の声が聞こえたのは」
尽:「インフィナイトの力?D=Gの力?それとも沙弥ちゃんの・・・わからねーな・・・」
微:「沙弥は別にいます。D=Gは臥龍……と考えると、インフィナイトの力が近いように思えるのですが……」
翔真:「……『意思を持つ純粋な力』、と言う所か……?」
微:「そうですね、その表現が正しいと思います」
翔真:「それで、何と……?」
微:「天意虚空は私の質問に答えるだけ……それと、『時はまだ』だと」
翔真:「一体何時、どんな時が来るのだろう……?」
微:「解りません……ただ、そのときまで、牙を磨いておけ、と言われました」
尽:「・・・世界が必ず、人を守るとは限らないからな・・・人を守るのは、人のみ。」@小声
微:頷いて「それに……ここ、地球に滞在、と言う表現と言い……どうも……突拍子もないことなのですが、宇宙から来たような(^^;)」
尽:「・・・宇宙?」 あー、思い当たるフシが(苦笑)
微:「何か?」 それには突っ込みます(笑)
翔真:「宇宙から来たと言う発言からなら、人によって作られたインフィナイトとも違う様な気はするのだが……?」尽さんの方を見る(笑)
尽:「いや・・・そうとも限らない。」
微:「? そうとも限らない、とは?」
尽:「インフィナイトの技術的根幹は、宇宙からもたらされたもの、だからな。」言葉を句切るように言う。
微:「……………………?」 理解不能っぽいです(笑)
翔真:「………どう言う事だ?」
微:「ええと……詳しくお教え願えますか?」
尽:「・・・杉崎博士がインフィナイトを開発(あえてこういう言い方で)出来たのは、彼自身の発明によってのみ為された事項ではない、と言うことだ。」
翔真:「外から持ち込まれた何かが有った、と。」
微:「誰か……いえ、何者かの助けがあった、と言う事ですね」
尽:「シベリア、ツングースカに墜ちた隕石。 その内部に存在した、人型の物・・・そこから全てが始まったのかも知れない。」
微:「人型の……」
翔真:「そらの彼方からの落とし子……か。」

尽は、インフィナイトや「ツングースカの少女」について、知っている事を2人に話した。
いまだに微妙なところは、表現をぼかして…。

微:「……人って……」 あえてそこで沈黙
翔真:「………色々考えさせられる事が多い……(苦笑)」
尽:「全てが偶然だと、私は信じない。何かがあるはずだ。」
微:@内心「(……『私』?)」
翔真:「何所かで“誰かの“意思が絡んでいる……それだけは間違い無いだろうな。」
微:「……因果律すら超える存在……かぁ」
翔真:「………魔王すら『食う』存在でも有るらしい……」
微:「『食う?』 どういうことですか?」
尽:「魔王すら・・・か。」 思い当たる部分はある。尽には。
翔真:チラッと視線で尽さんを見た後「……ディングレイが終わり際にそんな事を言っていた。」
尽:「魔王自身がねぇ・・・」
微:「……食べた場合……どうなるのでしょう?」 顔色悪くなるなー(^^;)
翔真:「(頭を振る)まだ解らない。俺がリンクしたのはその直後だが……特にその辺りを類推出来る事は無かった。」
微:「……もし、それが吸収だったとしたら……エミュレイターの強すぎる破壊衝動の影響を受けるということは……ないでしょうか?」
翔真:「断定は出来ない。ただ……時折不穏な言動をする事が多くなっていた気がする。」
微:「不穏……?」
翔真::「そう・・・『不完全極まりない歪な状態で、永遠だの覇権だのとおこがましい・・・』と」
微:「……そんな事を、そらが?」 暗くなる暗くなる(^^;)
尽:「・・・。」
微:「臥龍……力そのもの、天意虚空……意思あるものの意思に応じて力を振るうもの……どちらも、破壊衝動が強くなれば、危険です」
尽:「確かに。」
翔真:「………影響を受けて、マリキュレイターの意思が漏れ出した可能性も有り得るかもしれない……。」
微:「……沙弥が封じたマリキュレイターの力が、強くなっている、と?」
尽:「・・・おこがましい、か。・・・いずれにせよ、この事が先程、微さんが話してくれた事と関係があるのかはわからない。しかし、まったく無関係とも思えない。私が作られた事も、インフィナイトが造られた事も・・・」

微:「……そうですね。心にとどめおきます」
尽:「・・・まあ、考えて何かがわかる訳じゃねーし、調査続行、ってところかな(ははっ)」
微:「……尽さん、杉崎博士は……日記か何かをつけておいでだったのでしょうか?」 やや唐突に
尽:「さあ・・・それは華恋ちゃんにでも聞いてみないとわからないな。開発メモみたいなものなら見た事があるが。」
微:「ずっと気になってはいたんです。なぜ『女の子』の姿なのか。本当に博士はそらを『ツール』として作ったのか。その解答の一端が知りたい、そう思っているんです……」
翔真:「言われて見れば、確かに気になる事では有る。」
尽:「何故女の子の姿なのかは知らないけどさ(苦笑)、俺には、これだけは言えるよ。」
微:「?……それは?」
尽: 「神が、人を創造した時に、人をツールとして創ったと思うかい?(ははっ)」
微:「(ちょっと微笑んで頷き)わたしも、そう思います……ただ、そうなると、そらが自分をツールだとこだわる理由がよくわかりません……(困惑)」
尽:「環境・・・かもな。 人は人すら道具にする事がある。」
微:「……(すっごい苦い表情で)環境ですか……」
尽:「それに、彼女の後悔が、そう言わせるのかもしれねないな・・・」
微:@小声「……『ずっと、この身体に、人の欲望をぶつけられていましたから……そうあるのが当たり前だと思っていました』……前に、そらは……私にそう言いました」
尽:「俺はそう言う意味では・・・幸福だったからね。 そらちゃんにも、そうあって欲しいのさ。」 凄く珍しい本音&過去の台詞(笑)
微:「ええ、私もそうであって欲しいと思います(にっこり)
翔真:「護れなかった後悔……か。」
微:「守れなかった……?」 ちょっと何かに引っかかったような表情で沈黙 「OGは……沙弥のパートナーではないほうでした……よね?」
翔真:「あ、いや……そうだと思う。」
微:「……だとすると……本来の、『沙弥を守れなかった』インフィナイトは……?」
尽:「・・・それは・・・俺達の調査でも、行方が知れなかった・・・すまん。わかっているのは、『沙弥』も『インフィナイト』も複数存在し得た。って事だけだ。」
翔真:「…………湘南の空で見た“彼女“かも知れない。」ボソッと。
微:視線を向けさせてください(笑)
尽:「・・・もう一人、か。」俺も視線向けます。
翔真:「………アドノレと弓ちゃんと協議した上で止めて置いたのだが……流石に伝えざるを得ない状況だな。」
尽:「存在する事は推測してたが・・・やはり居たのか・・・。」
翔真:「今言った二人も止めておこうと判断した上での事だ。済まないが出来るだけ他言無用で頼む。」
微:「解りました……」

翔真は、一同に話して聞かせた…その経緯はこちらを参照。

尽:「すまん、ウチの連中(外伝1面子)には話して構わないか? そこまでに留めるから。 マズかったら言ってくれ。」
翔真:「解った。あなたの判断の上で必要と思うならそこまでは構わない。」
尽:「ありがとう、助かる。」少し頭を垂れる。
翔真:「(苦笑)そこまでしなくても……。」
微:「……私のほうは、時が来るまでは黙っておきます。今ちょっと中でいろいろあるもので(苦笑)」 遥さんとリカルドさんの事が(^^;)
尽:「そうか・・・(苦笑)」
微:@小声「『ダブルオーヴァーリンク』……もしあの時……二人の沙弥が一度一緒になって……善の沙弥と悪の沙弥に分かれたとしたら……? もう一人のインフィナイトは……かってマリキュレイターだったものに極めて近い……?」
翔真:「……心に留めておいてくれれば十分だ。『居る』と言う事実さえ認識しているかいないかでも違うしな(苦笑)」
微:「……もう一つの疑問点が……その……インフィナイトは、ベール=ゼファーの仲間なのでしょうか?」
翔真:「何とも言えない……まだ何も解らないからな。」
微:@小声「……翔真さんが以前遭遇した大仏は、瑠那を攻撃した……。私たちはベール=ゼファーに目を向けているけど……ベール=ゼファーと敵対する別のエミュレイターがいると言う可能性は?」
翔真:「直接敵対しなくても、居る可能性は十二分だ。ディングレイはそれに近かったらしい。」
微:「……それが、カーオス公爵でない事を祈ります……もう一人の『インフィナイト』と手を結んでいる相手が」
尽:「可能性は否定しないけど・・・ 先入観で物を見ないようにしないとな(笑)エルツフェルズは俺等が調べよう。」
翔真:「そうだな……俺も気を付ける。」
微:「はい、お願いします。一応、日本でのエルツフェルズ博士の動向も調べていただきます……何かありましたらすぐにご連絡します」
尽:「微さん・・・これは忘れないで欲しい。 造られし者に善悪はない。あるのは、造られし者達をを扱い、利用しようとする者達の意志が影響する事だけだ。」 真面目に
微:「……はい」 神妙な顔でおとなしく頷きます
翔真:「………意思が影響する、か。」
尽:「ただ、造られし者にも意志は芽生える。それが善か悪かはわからないけどね・・・」
微:「……それを解っている……とは、言いません。自分が何者かも解らない身ですから。ですが……私は、そらを、友達として扱っています。これだけは、自信を持って言えます」
尽:「出自など関係ない・・・それが本当の友達じゃないかな(ははっ…) 俺はそれで良いと思うよ。」
微:「ええ、少なくとも私がいる間はダンボールで道路寝泊りなんてさせません」 微妙に怒っているらしい(笑)
尽:「ま、生活指導は微さんにお任せするよ(笑)いろいろ苦労するだろうけど(ははっ)」 いろいろ迫られたりとか(笑)
翔真:「………良ければ後で相談に乗るぞ(苦笑)」
微:「乗っていただけます?」 ←微妙に情けない顔
翔真:「受け賜った(笑)後でな。」
微:「お願いします……」 微妙にぐったり(笑)
尽:「って、かこつけて口説くんじゃないのか? 翔真君は(ははっ)」
翔真:「……さぁな?(ニヤ)」
微:「くど……って、口説かれるような、そんな、あれでは、ないですよ」 わたわた(笑)
尽:「いやねぇ、翔真君だからさぁ、微さんいい娘だしねぇ、一応ねぇ(笑)」 くすくす笑いながら(笑)
微:「いい娘って……(赤面)」 うろたえうろたえ(爆)
翔真:「その点については否定する余地は無い(フッ)」
微:「しょ、翔真さぁん(赤面狼狽)」
尽:「つーこってよろしく(ははっ)」
翔真:「D=Gで思い出した。神代嬢、メンテの時にそらの中での事を一通り全部伝えておいた方が良いと思うが…長くなるからサクサク伝えるぞ(笑)」
微:「あ、は、はい(あわあわわたわた)」
尽:「エルツフェルズに関しては、密に連絡を取ろう。事が事だからね。」
微:「はい。よろしくお願いします。お気をつけて……」 あ、ここで紫電老師の事とかも伝えたと言う事で(笑)
尽:「紫電老師か・・・了解。気を付けよう。」情報授受了解です〜
翔真:「済まないがこっちにも頼む……弓ちゃんとの事も有るのでね。」
尽:「OK。連絡先は翔真君だけで良いな?」
翔真:「あぁ。流石に内容によってはアドノレと相談するつもりだが……?」
尽:「アドノレなら問題ねぇな(ははっ) 情報の管理はそっちに任せる。」
翔真:「解った、済まない。」今度はこっちが軽く頭を下げるです(笑)
微:「それと、念には念を入れて……ですが、D=Gの入り口近辺も少し警戒しておきます」
尽:「そっか・・・ 無理はするなよ?(苦笑)」
微:「中に入ったりはしません(苦笑)。ただ、『思い出の場所』の足跡とかには気をつけます……あくまで念のためですし(^^;)」
尽:「いつ敵が現れてもおかしくないからね、危険を冒さないように。それだけさ(笑)」
微:「ええ、なるべくあそこの事を知っている人に同行していただくつもりです……凪さん辺りにお願いするかと」
尽:「凪君なら問題ないね(笑)」 ・・・微さんより無理しない分安心かもなぁー とか考えてます(失礼・笑)
微:「敵といえば、クラウス=フライは横須賀のどこかに潜んでいるようです……現在調査中ですが」
尽:「クラウス・・・」 尽は直接会った事無いけど・・・実は奴が一番嫌い(爆)
翔真:「分身を山ほど出してくる奴だからな……気を付けてすすめてくれ。」
微:「ええ……ですが、正直苦労しています。絶滅社でもつかみきれていないところを見ると、恐らく一条辺りがかくまっているのでしょう」
尽:「一条家か・・・組織的な関与はあるだろうな。今度は何を企んでいるのか・・・」
翔真:「組織関連はサッパリだな、アドノレならその辺り何か手が有るかもしれないが。」
微:「一条家は謎が多い組織ですから……だからと言って見張ったり調べたりも簡単には出来ませんし」
翔真:「……焦らず確実に、だな。一つづつ外堀を埋めて行く様にやるしか有るまい(嘆息)」
微:「そうですね、確かに。ここであせって逃げられては元の木阿弥ですしね(苦笑)」
尽:「各々が気を付けるしかねーか・・・それぞれの場所でね(ははっ)」


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