【外伝・第3章】
悲劇の源流

<PART−01>


夢使いの見る夢


それは・・・真琴の夢から始まった。

最初にその夢を見たのは・・・昨年の初夏。
その時はまだ、おぼろげなイメージだったが・・・語りかける言葉は、いつも同じだった。

『私を・・・つれていって』と。

「あなたは・・・誰?」

真琴の問いかけに、声は答えない…炎に包まれたその姿は、影となってうかがい知れない。
その間にも風景は変化していき、最後には…燃え落ちる城のシルエット。
そして…焼け落ちていく十字の旗。

GM:しかし、夏のあたりはそれどころではなかったのは今までの状況を見れば明白なわけで(笑)
真琴:夏は、忙しかった (特に育児に/笑)
尽:汗疹とか、いろいろ大変らしい、夏の育児(笑)
真琴:質問、城の形式は?西洋?東洋?
GM:ああ、それはもちろん毎日見る夢なのでわかるけど、東洋の城だね。
真琴:「十字の・・・・旗・・・・・・この城の形は・・・・・・・東洋系なのに・・・・・・・」きっと魘されてる^^
怜:PLは今いくらか予想立ててます(笑)
真琴:「まさか十字軍・・・・そんなはずが・・・・・・・」
GM:そして・・・魘された末に目を開けると傍らのベッドでつばさっちが「あむー('-')」と(笑)
真琴:「はっ・・・・」では、はっと目を覚まして汗を拭います(笑)
尽:子育てに追われ、回想できないっぽいなぁ…がんばれ(笑)
真琴:「ごめんねつばさ、少し眠っちゃったみたいね(苦笑)」
つばさ:「むー♪(きゃきゃ)」
真琴:「つばさは元気ね〜(くす)」あやしながら意識の片隅で夢について考える・・・
GM:そうやって考えながらも、いつものようにつばさの世話をして・・・その後。今日は、尽や怜と「MonAmi」で集まる約束になっていることを思い出すわけだ。
真琴:「鳳先生、つばさの事お願いしますね(くす)」ぱぱっと男装中
鳳:「かしこまりました、真琴様・・・」
真琴:「それじゃあ、行って来ますね(くす)…つばさ、いい子にして待っててね(微笑)」なでなで
つばさ:「だぁだぁ♪」

ちなみに、智律は・・・同じ頃、本編面子と行動をともにしていて、
尽や怜と入れ替わりに、そしてアドノレと一緒にMonAmiから出て行った。
このあたりの経緯は、本編第11夜を参照の事(爆)

尽:本編とリンク中(笑)
GM:さてさて、そんな訳でMonAmiに合流・・・今、店内にいるのはおやっさんだけだね。というのは・・・やよいさんは、実は来客中だったりするのだ(笑)
怜:失礼にならん程度に来客の様子を見てみましょう
真琴:一体誰だろう、と白々しく(笑)
尽:白々しい(笑)・・・・・つーて、俺は来客が誰か知ってるんだぁ(爆)
GM:まあ華恋なんだけどね(笑)で、一同は今後の対応策を話し合う・・・はずが、智律が本編での事件発生で出て行ってしまったので、拍子抜けしたような感じだ(爆)
尽:「むう、智律は行っちまったし、どうすっかね(ははっ)」
真琴:「まあ、暫くはコーヒーでも飲んで(くす)」数少ない休息?(笑)
怜:「まあ、後で互いに報告し合えば良いだろ」タバコ吸いながら
おやっさん:「ふむ…智律君なら、アドノレ君達もいるし大丈夫だろう・・・。」
尽:「本人が無茶しない限りは、大丈夫でしょう(苦笑)」 そこが心配なんだが(笑)>おやっさん
怜:「迷惑かけなきゃいいんですけどね……智律が」兄としてはちょっと不安(笑)
真琴:「あの人達がついてるなら、大抵の事は大丈夫でしょうね(くす)」
GM:で、店の奥からやよいさんと華恋が出てくるわけだ(笑)
真琴:「おや、華恋さん。お久しぶり(くす)」>華恋
華恋:「お久しぶりです、真琴さん(^^)」尽さん&怜さんとは一緒に入ったので挨拶なし(^^;
尽:「あ、華恋ちゃん、やよいさん、話は終わったかな?(ははっ)」
華恋:「はい・・・あらかたは(にっこり)」>尽さん
尽:「うん、スッキリした顔してるよ(ははっ)」<あらかたは>華恋ちゃん
やよい:「いろいろと、わたくしが知らなかった話を聞きましたわ・・・」
怜:「あらかたってことは全部じゃないってこと?」
やよい:「華恋ちゃんにも、決して人には言えない話はありますの。ですから、わたくしは詮索はいたしませんわ(^^)」
尽:「やよいさん、、、」ぼそっと<詮索しない
怜:「……(重要な話で、俺達に関係することなら、話してもらいたいこともあるんですがね)」内心思うけど、口には出さず
華恋:「それで・・・私は今しばらく、横浜にいる事になりました。やはり・・・博士が心配ですから。」
尽:「そうか・・・それがいいだろうな。」<博士が心配
怜:「……大事な人の傍にいられるのなら、いてあげた方が良い。自分が後悔しないようにね」>華恋
華恋:「はい。それに・・・博士には、たくさんお世話になっていますから・・・」
尽:「そうか。」>華恋ちゃん
怜:「・・・そうか・・・」>華恋
GM:その時・・・不意に、真琴の懐から何かが床へと転がり落ちる。
真琴:「ん?何が・・・」拾い上げようとします
GM:見ればそれは、「運命の輪のカードデッキ」だ。しかも・・・その表面には何かが浮かび上がっている。
真琴:「これは一体?」手に取って、読み取ろうとします<何か
GM:・・・文字ではなく図のようだけど、それは・・・あの夢の最後と同じ光景だね。炎に包まれた東洋式の城・・・そして燃え落ちていく十字の旗。
真琴:「なっ!?これは・・・・・」一瞬目の錯覚かと疑って、即座に否定・・・夢使いが見る夢なので・・・カウンターの上に置いてみる
GM:デッキの異変は・・・真琴だけではなく、誰もが見ることが出来るね。
真琴:「これが・・・一体何の関係が・・・・・(苦)」
おやっさん:「真琴君、それは確か・・・」
真琴:「ええ、運命の輪のカードデッキです・・・。でも、こんな事は今まで・・・」
尽:「ん、それは前に送られてきた奴だっけ?」
真琴:「いえ、このカードデッキは確か、マナという娘のものですけど・・・・」>尽
尽:「そっか、すまね(笑)」PLマジボケ(爆)
怜:「それは、前の松土さんの護衛の時に貰ったと言ってた物だろ?」>真琴
真琴:「ええ、そうです(頷く)」>怜
怜:「確か、学園で騒ぎ起こした親子の娘の方だな−−;」<マナ
真琴:「他にも事件起こしてるんですか^^;」>怜
怜:「さあ……その後は大人しいみたいだけど」大人しくなかったが(笑)
やよい:「そのカードデッキから、桁外れな力が感じられますわね・・・」
華恋:「私も、感じます・・・」>やよいさん
尽:「力・・・?」魔力に疎いので気付かないと思われる(笑)
真琴:「まさかこっちにも影響が!」ではミスティックカードを慌てて取り出してみましょう。
怜:魔力、感じ取れますか?
GM:カードを取ると・・・その裏面の図柄が一様に変化していることがわかる。すべてが・・・十字架を象ったものに変わっているのだ!!
真琴:「これは・・・一体?!」全て確かめてみる。今動転して回りに気が配れない(笑)
GM:魔力・・・というよりはもっと異質な力というべきか。それが、カードデッキから漏れ出ているような印象だ。さながら・・・今までせき止めていたものがあふれ出したかのように。
怜:「魔力じゃねえなこりゃ……」>尽、真琴
尽:魔力関連わからんので、すみっこで頭から煙噴いてよっと(笑)
華恋:「尽さん・・・(^^;」フォローに動きます(笑)
尽:「ああ、気にしないで(笑)」さんきゅーとは思いつつ(笑)>華恋ちゃん
怜:「尽、水飲んどけ(苦笑)」お冷や渡して>尽
尽:「ああ、さんきゅ(笑)」<お冷や>怜
怜:「魔力って言うには別の力……何だろう?」
:「魔力じゃない、ねぇ・・・」と言われても、それが何かわからないとなぁ(笑)
真琴:「一体、何が起こっているの・・・・それに、何故日本の城が・・・」考え中
やよい:「(図を見つつ)炎に包まれた東洋の城、しかも十字架ということは・・・」
怜:GM、表面に浮かんだ城の様式は……日本の物でしょうか?>GM
GM:そう、日本の城に見えるね・・・やよいさんはそこに注目しているよ。
怜:了解。「カソリック関係で日本の城だろ……有名どころで島原、もしくは九州南部か」
真琴:「日本の城で十字架を掲げるとなると・・・・・・」頷きながら
怜:「……他にクリスチャンの有名な人物ちうと、細川ガラシャ夫人かな?」
尽:一般きょーよーに関しては黙ってるしかないな〜 知力4だし(笑)
怜:先ほど挙げた島原及び九州南部のキリシタン大名、それと細川ガラシャについて調べても良いですか?
GM:どうぞどうぞ〜。まぁ、ネットを当たれば一般的なことは分かるので判定は不要〜。
怜:あと城の様式で追加質問。 戦国時代の物かどうか確定できますか?
GM:年代的にはそうなるかな・・・もっとも、それにしては手を加えられた形跡があるようにも見えるけどね。
怜:「戦国って言っても良いとは思うけど、何か引っかかるなあ」
やよい:「それは・・・単純に改築された、と考えてもよいかもしれませんわね?」
怜:「ふむ……」
尽:尽は話についていけないので、アームライザーで基礎知識を仕入れていよう(笑)
怜:尽には解説するよ(笑)かくしかでよか?
尽:いいよー。理解度はどうか知らんけど(笑)
怜:ではうんと解りやすく説明したるってことで(笑)
GM:ちなみに、描かれた十字架の形は・・・カトリックのものだ。
尽:十字架にこだわらない新教系の尽にはさっぱりさっぱり(笑)
怜:「……正教の十字じゃねえな、この十字は」
真琴:私はカトリック系だから見慣れてる、か・・・「・・・この十字架なら・・・・・安心は出来るけど・・・・・」少しは安心
GM:そして、真琴の頭に響く声・・・『私を、連れて行って・・・』。
真琴:「この声は、夢の・・・・一体何処に連れて行けというんですか・・・」軽く頭を抑えながら・・・
華恋:「カトリック十字・・・それもかなり古い様式みたいですね。」銀十字コネ持ちがここに(笑)
怜:「……カトリックの古い様式の物か」興味示して見てみよう
尽:「カソリックかぁ」
怜:「……真琴、答えたくなければ答えなくて良いけど……旧教の系列なのか?新教の系列なのか?お前さんの所属は」>真琴
真琴:「・・・私自身はカトリック、ですよ(くす)」>怜
怜:「なるほど」
真琴:「古い様式・・・・ですか・・・・・」ピグマリオンで鑑定、できるかな?
GM:すると、不可解なことが分かる・・・その十字架は、ローマ聖王庁創設当時のものだね。つまり・・・図案的にはざっと2000年近くたっている(笑)>真琴
真琴:「?この図式は・・・・・『古すぎる』?」少し混乱<2000年
尽:ふるっ! つーか、ほとんどケルトクロスなアレかなぁ(PL)
怜:自分もピグマリオンで城の様式の方をチェックしてよろしいでしょうか?
GM:うむ・・・城の様式は典型的な日本城砦、しかもそう大規模なものではないね。
怜:「真琴、どうした?」かしゃかしゃと調べつつ>真琴
真琴:「この十字架だと・・・約2000年・・・、ローマ聖王庁創設当時の頃の物なんです。」>怜
怜:「……やよいさん。どう思います?」
やよい:「そうですわね・・・専門家ではありませんから確定は出来ませんけど、有名なところで言えばやはり、島原・・・でしょうか」
真琴:「その辺の年代で十字架を城の旗印に使っていたとなると・・・キリシタン大名の城でしょうか?」
怜:「戦国時代のキリシタン信仰の中心は南九州でしたからね。島原は候補に入れて良いと思います……カトリック中心とした大きな乱はそれしか思い浮かばないので」
真琴:「・・・島原・・・か・・・・・・」
華恋:「その力の流れ・・・私には、わかります」
真琴:「えっ?わかるんですか?」>華恋
尽:「わかるんなら、説明を頼んでも良いかな?」>華恋ちゃん
怜:「頼む、説明して欲しい」>華恋
華恋:「その力の正体は・・・時間流です。そのデッキを包む僅かな空間の中だけ、時間の流れが非常に遅いのです。」
尽:「時間流か・・・」華恋が時間流を感じられる理由は、尽は多分聞いているな。
真琴:「時間の流れが・・・・遅い?ということは・・・・・ある時間で固定されてる、もしくは崩壊を止めるために?」
怜:「時間流……もっと詳しく」>華恋
華恋:「つまり、時間の流れそのもの・・・という事です。多分、理由は真琴さんがお話しになったとおりだと思います。」
真琴:「しかし、何故それが今になって・・・・・・」ふと、最初の『呼びかけ』が初夏だと思い出す・・・
怜:「……その場に束縛されている何かがいると考えても問題はない?」>華恋
華恋:「そう・・・むしろ、何かを護るためにという解釈で正しいかもしれません。」
尽:「ふーん、力の正体がそれだとして、誰がそれを施したんだろ?」<時間流制御
華恋:「それは分かりません・・・でも、カードデッキもカードも、今目の前で変化をした・・・という事は、もともと深い関係があったのかもしれないですね。」>尽さん
尽:「そっか、それも調べてみるべきかな?」
真琴:「普通に考えるなら前の持ち主、ということになるんでしょうが・・・・・カードは贈られて、カードデッキはまったくの偶然で手に入ったものですし・・・・・」
怜:「真琴、これを入手してから何らかの異変があったか?」>真琴
真琴:「・・・・ええ、去年の・・・・・確か夏の初め頃から・・・夢で呼びかけられてた気がします・・・。色々ごたごたがあったので放って置いたんですが・・・」
怜:「夢、ね……」>真琴  「よし、先輩夢使いに聞いてみるわ」 したら松土に『こう言う事象があったんだけど、夢使いとしてどう思う?』とメール出してみます。
GM:松土からの返信『おそらくそれは、物品に込められた念のようなものが、夢の形を取ったものではないかと思う。いずれにせよ、それだけの念を持つものの力は只者とは思えん』>怜
怜:この場の全員にこの見解は伝えますね>ALL
真琴:「夢使いが見る夢ですから・・・何か意味があるとは思っていたんですが・・・・害が無い様なんで、ね(苦笑)」育児で忙しかったのさー(笑)
尽:「夢かぁ・・・」門外漢だなぁ(笑)
真琴:「・・・連れて行けって事は・・・・・・行くしかない・・・かな(苦笑)」カードデッキとMカードを両手に持って眺めながら
怜:「したら……根拠はないけど島原まで、行きますか?」微笑して>ALL
真琴:「行って、みましょうか(くす)」
やよい:「調べてみる価値はありそうですわね・・・ただ、私はここを動けないのですけどね(^^;」
華恋:「では、私も行きましょう・・・やよい姉さんがここを動けないなら、それがよい方法だとも思いますし。それに、私なら万一の時でも、智律さんの代わりは出来ますから」
怜:「したら飛行機のチケットとホテル取らなきゃな……真琴と華恋ちゃんは相部屋でいいな?」>真琴、華恋
真琴:「ええ・・・おっと。」メモに『私、実は女なんです』と書いて華恋に見せよう<相部屋
華恋:「ええ、私なら問題はないです(^^)」<部屋
真琴:見せた後は、火をつけて滅却(笑)
尽:「・・・また、怜と相部屋かぁ」(飽きたと言わんばかりにぼそっ)
怜:「……ふーん、女と相部屋したかったのかあ?(わざと大声で)」>尽
尽:「誰もそんなこと言ってないぞっ(笑)」大声で返す>怜
怜:「そう聞こえなくもないんだよてめーの今の発言はな(  ̄ー)」>尽
真琴:「尽さん・・・エッチ(くす)」>尽
怜:「別に俺留守番でも良いんだぞ?両手に花が良いなら引くぜ?(  ̄ー)」>尽
尽:「ほほー、そういう無責任なこと言えるんだな〜 おめーは(笑)」
怜:「おめーがそう望むなら期待に応える。それだけだろ(  ̄ー)」
尽:「誰もそんなこと期待してないって言ってるのに・・・・・おめーもこい、それが俺の希望だ(ははっ)」
真琴:「はいはい、二人が仲がいいのはわかりましたから(くす)」>怜、尽
怜:「言外にそう聞こえたぜ……といじめるのはここまでにして」>尽  「安心しろ、もう4人分抑えた」
華恋:「・・・・・・・・・・・(^^;」

◆ ◆ ◆

尽:島原だと・・・やっぱ飛行機かなぁ。新幹線だと時間かかりすぎるか。
怜:わし飛行機と申告したんですが^^;
尽:ん、安全面で考慮しただけ(笑)飛行機って逃げ場少ないし。
真琴:まあ、一応全員空飛ぶ手段はありますから…他の乗客が心配、か^^;
尽:そういうこと。
真琴:妨害が無い事を祈るか、時間がかかっても鉄道で行くか、ですね
怜:鉄道だと最短8時間コース決定だから、そんな効率悪いことできんわい(苦笑)
尽:荷物があるなら俺が持つし(笑) 怜の分以外は(爆)
怜:荷物持ってやると言われたら確実に足踏みつけるぞ(笑)>尽
尽:筋力上げてる野郎には言わないぞ(笑)
怜:まあ、俺も女性陣の荷物は持つし(笑) (筋力二桁になったから(笑))
尽:まあ、安全面で不安は残るが、虚弱体質である華恋が一緒なので、飛行機推奨してみる。
真琴:真琴としては、つばさが寂しがるのが嫌なのでなるべく早い手段なら何でも良いと思ってる(笑)
怜:一番安全なのは恐らく深夜バスだけど、14時間も女性が乗るのはきついと思いますので…同様に12時間コースなのでブルートレインも非推奨です^^;
尽:熊本空港が近そうですね(笑)+船は一緒だけど。


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