妖怪変化の類
 荒砥山で世界結界が瞬時にして大きく傷つけられた結果、封印を破って現れたものたち。
 出現チャートは属性ランダムで、L20オーバーのリーダー1体&L10前後のクリーチャー数体(おおむね味方キャラクター数)という顔ぶれ。
 オオミズチ(アポフィス相当:L24冥)
  従者(グレーターデーモン相当:L10冥)
 ガシャドクロ(フォモールV1N相当:L23虚)
  従者(レイス相当:L11虚)
※「祠の現し身」の周囲に登場したものたち
 グレンデル相当(L8火)…荒砥川河川敷、サンプラザ荒砥、荒砥山高校
 レイス相当…穂尾山城
 ムシュフシュ相当(L8天)…葵御苑

祠の現し身
レベル 20 属性 火/地 サイズ
形状/知能 人影/人間並み 出現数 知名度 22
HP 250(50) MP 350 敏捷度/
移動
6/2(陸)
命中 45 回避 25 攻撃 100 防御 40
魔導 50 抗魔 50 行動 35 魔石 S(1)
《触れ得ざる聖域》タイミング:対抗
 このキャラクターのいるSqに対して他のキャラクターが攻撃を仕掛ける際、このキャラクターの魔導力と対抗して抗魔ジャッジを行う。
 これに失敗した場合、その攻撃は「絶対失敗」となる。成功した場合は普通に攻撃できる。
 1シナリオ4回まで使用可能。
《威霊召喚》タイミング:通常
 このキャラクターによる攻撃の射程を「1〜5」、攻撃範囲を「1Sq」とする。
《大いなる怒り》《領域作成》《サクリファイス》《フラッシュバック5》《斥力場》
 憑依されている荒砥山各地の祠が本来持っている能力。これらの能力は便宜上CL10として扱い、どれか1つのみ使用可能(どれを使用できるかは、祠の所在地によって異なる)。
《魔法+超絶魔力》

 地/火属性L6までの魔法を使用できる。この時カウントを−10し、攻撃力・治癒力のみ+10する。
《侵魔憑依》《回復(HP/MP)》《リジェネレイト》《コンビネーション》
 荒砥山各地の祠に祭られていた神の分霊が、何者かによって「獣の欠片」を取り込まされ暴走した姿。
 祠は本来荒砥山神社の祭神・火菜穂尾媛(ひなほのおのひめ)の分社だったもので、その場所はサンプラザ荒砥屋上・荒砥山高校・荒砥川河川敷・穂尾山城・葵御苑の5箇所。
 原理的には憑かれし者と同様であるため、まったく同じ方法で解除する事が出来る。

スプーキーたち
 第28夜で城ヶ島に出没した者達と同様、異能の力を持ちながら侵魔に堕ちた輩。
 荒砥山神社への侵入を画策したが、弓と慎太郎の活躍でからくも一掃。その後別の者達がマカヴァイに伴われて姿を現し、一行と交戦している(その後名張谷でも出現しているが、この時はグィードと銀十字騎士団が相手をしたため本編PCたちとは交戦していない)。
 ちなみに、荒砥山は世界で初めて「異能」と「スプーキー」が出現した場所であり、慎太郎が前者、燐が後者のそれぞれ「最初の者」にあたる。
【荒砥山神社戦】
 コンバットスプーキー(リーダー)
 レコンスプーキー(ただし《潜入》を《分身》に変更)
【アララト山麓戦】リーダーはマカヴァイ。
 アタックスプーキー
 バレットスプーキー
 ワンドスプーキー

キース=マカヴァイ
レベル 30 属性 火/虚 サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 知名度 35
HP 800(160) MP 200 敏捷度/
移動
10/2(陸)
命中 35+25 回避 20 攻撃 100+25 防御 85
魔導 30 抗魔 65 行動 32 魔石 S(1)
《遺産所持》《古代魔法》《過去よりの警告》《絶対運命》《リミットブレイク1》
 転生者の特殊能力。遺産は「エターナルセンチュリオン」。
《突撃陣形》
 装備者が全力移動する際、通過したSqに存在する、装備者以外の全てのキャラクターに対して攻撃を行う事が出来る。この時の攻撃力には、移動したSq数を加算できる。
《防御陣形》
 装備者への攻撃に対する防御/抗魔ジャッジの際、装備者は防御力/抗魔力の代わりに攻撃力をジャッジに用いる事が出来る。これは超対抗タイミングの能力として扱う。

《アクティベイト・フォース》
 精神力15。プラーナの代わりにMPを消費するものとする。
《フォース・シフト》《フォース・フライト》
 異能の特殊能力。CL25とする。
 なお、《フォース・フライト》により移動力4(飛)となる。
《ワールド・メトリー4+アビリティ・チューナー5》

 取得Lv3までの「通常」「対抗」「超対抗」「超々対抗」「常時」「(本文)」の能力3つを任意に所持する。基本的には《ニゲレイター》《光の刃》《覚醒》を保有する。
 これにより命中値と攻撃力に緑文字の修正を加える他、《光の刃》によって攻撃力を+15する。また、HPが重傷値を割ると瀕死以外のすべてのバッドステータスを無視できるようになる。
《古代魔法》
 火・虚属性の、L5までの魔法を扱う事が出来る。この時命中値・攻撃力を+5する。
《金色の力×10》
 「獣の欠片」を10個保有している。消費しない限り、ジャッジに+30。
《金色の奇跡によりきたれ、荒廃の魔王》
 現在保有する獣の欠片(10個)を媒介に《小さな奇跡》を発動、魔王アゼル=イヴリス(魔王L5/L32)を召喚する。
《コンビネーション》《擬似餌》《アウトレンジカバー3》《指令6》《侵魔憑依》
 絶滅社のラボから「アルマ」を盗み出した犯人グループ「ハスモン傭兵団」のリーダー。
 かつては絶滅社のエージェントだったが、宝玉戦争の折に交戦したアゼル=イヴリスの力に魅せられ脱走。現在は憂世騎士団の下級構成員であり、更に謎の男「ノア」と接触した事で異能の力に再覚醒し、戦闘能力が大幅に向上した。
 どういう経緯でか「獣の欠片」を大量に取り込んでおり、スプーキーへと変異・暴走。荒砥山に遁走しユイ=ヴァンと交戦している。一連の行為からウィザード犯罪者と目されているが、何故このような人物をノアが選んだかは不明。
 アララト山での戦いで本編PC達に倒されるが、置き土産にアゼル=イヴリスを召喚してしまう…。

アルマ
レベル 40 属性 冥/水 サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 知名度 36
HP 400(−) MP 400 敏捷度/
移動
10/2(陸)
命中 35+5 回避 30 攻撃 70+13 防御 45
魔導 100 抗魔 90 行動 40 魔石 S(1)
《スリープシステム》※起動済み
 登場当初、アルマはスリープ状態におり、全てのジャッジを行えない。
 この能力は、アルマが1回でも行動対象になるか、戦闘フィールド内に魔王級侵魔が現れた時解除される。
《抑制するもの》
 同一Sqに存在する魔王アイテムによる修正値を「0」とする。これはジャッジ修正に対しても有効となる。

《ウェポンフォーム5》《マナフィールド》《アーティラリィフォーム》《ファングモード》《フュージョンモード》
 魔物使いの特殊能力。CL10とする。
《アクティベイト・フォース》
 精神力20。プラーナの代わりにMPを消費するものとする。
《フォース・シフト》《フォース・フライト》《エレメンタルフォース》《クロノ・ルーラー》
 異能の特殊能力。CL30とする。
 なお、《フォース・フライト》により移動力4(飛)となる。
《ワールド・メトリー4+アビリティ・チューナー5》

 取得Lv3までの「通常」「対抗」「超対抗」「超々対抗」「常時」「(本文)」の能力4つを任意に所持する。基本的には《符術》《多重発動4》《オーヴァーロード》《小さな奇跡》を保有する。
《魔法+オーヴァーロード+マナフィールド+エレメンタルフォース》
 冥・水属性の、L6までの魔法を扱う事が出来る。
 カウントに−28(事実上0)、命中上限値に+30した上でジャッジに+5、攻撃・回復力上限値に+30した上でジャッジに+35。
《コンビネーション》《聖印》
 絶滅社の手で「ミスラ」を模して人工的に作られた、擬似異能の少女。
 世界結界消滅を想定に置いた平行世界「方舟」の掌握・管理が目的であるため絶大な魔力を持つが、キース=マカヴァイによって奪取された事で、今回の事件に大きな影を落とす事になる…。
 なお、その契約魔物は漆黒の体躯を除き、慎太郎の「ザ=シャイニング」とよく似ている。アルマが倒されると、制御を離れたこの魔物はその正体「“5人目の冥刻四天王”セムヤザス」を現す事になる。
 この状態のセムヤザスは、一応命中ペナルティ−5にて攻撃対象にする事は出来るが、現時点では契約魔物扱いであるためHPはアルマの方から消費し、アルマのHPが0以下になった時点で分離させる事が出来る。
 ちなみに元ネタは「魔法使いをいかに無効にするか」を人間に教えたという、堕天使アルマロス。

アゼル=イヴリス
レベル 32(魔王Lv5) 属性 虚/風 サイズ
形状/知能 魔王/魔王 出現数 知名度 30
HP 600(−) MP 350 敏捷度/
移動
16/3(飛)
命中 49 回避 36 攻撃 134 防御 71
魔導 71 抗魔 61 行動 58 魔石
《荒廃せよ、世界》
 1ラウンド1回、自らを中心に《範囲攻撃3/物理》を行う。
 この攻撃が命中した者はダメージを受けると共に、ダメージの有無に関わらずプラーナ(なければHP)を2d6+32点(ジャッジ)失い、その分アゼルのHPが回復する。
 なお、この攻撃を行わずに行動終了した場合、ラウンド終了時自動的に《範囲攻撃1/物理》としてこの能力が自動的に発動する。
《魔王の力》
 パワーイレイズ1・霞刃。共にGL32として扱う。
《封じられた魔王の力》
 アームドシェル15・触手・魔貫殺・アンチボディ(麻痺)・死点撃ち。GL32(人造人間CL27)として扱う。
 ただし、すべて「魔殺の帯」5つで封印されている。帯の解除は任意に1つずつ、戦闘行動を消費して行う事。
 
(※再登場時には《触手》のみ封印。魔殺の帯が1つとなっているため)
《魔王魔法》

 風/虚属性のL6までの魔法を使用できる。この時カウントを−16し、命中/攻撃/治療ジャッジには+32する。
《聖印》《リアクティブアーマー》《コンビネーション》
 マカヴァイが、その死と共に召喚した「荒廃の魔王」アゼル=イヴリス。だが、これにより却ってアルマの覚醒と『方舟』の起動という事態を招いてしまう。
 実は、彼女もまた冥魔将セムヤザスに間接的に操られているといっていい。というのも、彼女はセムヤザスの持つ「レオガルスの能力」によって操られていたマカヴァイとの盟約で召喚されたからに他ならない。
 その後については、こちらを参照。

守護鋼騎セム
レベル 24 属性 サイズ
形状/知能 巨人/機械的 出現数 1d6 知名度 30
HP 400(−) MP 100 敏捷度/
移動
8/3
(陸/飛)
命中 38 回避 24(+4) 攻撃 117
(射程0〜1)
防御 40(+2)
魔導 56 抗魔 40(+3) 行動 35 魔石 R1(6)
《天界の刃》
 このキャラクターによる物理攻撃は水属性物理ダメージとして扱われ、攻撃中のカウントは飛行状態として扱われる。また天使系・悪魔系クリーチャー、裏界魔王に対してはダメージ2倍となる。
《オーバーブースト》
 通常行動を使用してこの能力の使用を宣言すると、この武器による攻撃回数が+1回され、その攻撃は火属性魔法ダメージとして扱われる。
 ラウンド終了まで有効。

《ブーストアタック》
 《オーバーブースト》を使用した後、通常攻撃を1回行う。
 その攻撃の間は相手の《属性防御》を無効化、《絶対属性防御》を《属性防御》に変更した上で、更に相手の防御魔法1つを無効化する事が出来る。ただし《オーバーブースト》による追加攻撃はなされない。
 攻撃を行った後、《オーバーブースト》はただちに解除され、シナリオ終了まで使用できなくなる。

 1シナリオ1回のみ有効。

《啓示》《輝ける剣3》《光翼》《刻を越える導き1》
 使徒の特殊能力。CL12とする。
 (啓示…抗魔+15、行動+14/光翼…魔法回避+24)
《アームドシェル7》《翅翼》《アンチボディ:毒》《シンクロナイズドウェポン》
 人造人間の特殊能力。CL12とする。

 (翅翼…物理回避+24、武器命中:+12)
《コンビネーション》《聖印》《死点撃ち》《魔貫殺》
 汎用特殊能力。
《魔法》
 天属性L6までの魔法を使用できる。カウントは−6、攻撃力および回復力を+24する。
 「方舟」内部を警護する、幻夢神の眷属。大量に配備されており、常に3体1組で出現する。
 使徒の能力を持つため、神代の超兵器を用いる事が出来る(この個体は「アーチ」を装備する)。最初のアナライズではデータ不明、二回目のアナライズではHPが不明であったが、正確にはこんな感じ。

守護鋼騎ハム
レベル 24 属性 サイズ
形状/知能 巨人/機械的 出現数 1d6 知名度 30
HP 400(−) MP 100 敏捷度/
移動
8/3
(陸/飛)
命中 36 回避 24(+6) 攻撃 119 防御 41(+10)
魔導 56 抗魔 40(+10) 行動 34 魔石 R1(6)
《天界の拳》
 天使系・悪魔系クリーチャー、裏界魔王に対してはダメージ2倍となる。
《オーバーブースト》
 通常行動を使用してこの能力の使用を宣言すると、この武器による攻撃回数が+1回され、その攻撃は火属性魔法ダメージとして扱われる。
 ラウンド終了まで有効。
《ブーストアタック》
 《オーバーブースト》を使用した後、通常攻撃を1回行う。
 その攻撃は自らを中心として範囲「0〜1Sq」に適用され、相手の防御/抗魔力を未装備(クリーチャーなら半減)とした上で、更に相手の防御魔法1つを無効化する事が出来る。対象選択は不可能で、《オーバーブースト》による追加攻撃はなされない。

 攻撃を行った後、《オーバーブースト》はただちに解除され、シナリオ終了まで使用できなくなる。
 1シナリオ1回のみ有効。

《啓示》《輝ける剣3》《光翼》《刻を越える導き1》
 使徒の特殊能力。CL12とする。
 (啓示…抗魔+15、行動+14/光翼…魔法回避+24)
《アームドシェル7》《翅翼》《アンチボディ:毒》《シンクロナイズドウェポン》
 人造人間の特殊能力。CL12とする。
 (翅翼…物理回避+24、武器命中:+12)
《コンビネーション》《聖印》《死点撃ち》《魔貫殺》
 汎用特殊能力。
《魔法》
 天属性L6までの魔法を使用できる。カウントは−6、攻撃力および回復力を+24する。
 「方舟」内部を警護する、幻夢神の眷属。大量に配備されており、常に3体1組で出現する。
 使徒の能力を持つため、神代の超兵器を用いる事が出来る(この個体は「ベイル」を装備する)。唯一初見でフルデータが判明している守護鋼騎。

守護鋼騎ヤフェト
レベル 24 属性 サイズ
形状/知能 巨人/機械的 出現数 1d6 知名度 30
HP 400(−) MP 100 敏捷度/
移動
8/3
(陸/飛)
命中 40 回避 24(+4) 攻撃 110
(射55)
防御 40(+3)
魔導 55 抗魔 40 行動 35 魔石 R1(6)
《弾数制限》
 弾数:6。撃ち尽くした後はリロードに1行動を使用する。
《天界の楔》
 この武器による攻撃は、「攻撃力:《魔導力》」「射程:2〜10Sq」の風属性物理攻撃となる。また天使系・悪魔系クリーチャー、裏界魔王に対してはダメージ2倍となる。

《オーバーブースト》
 通常行動を使用してこの能力の使用を宣言すると、この武器による攻撃回数が+1回され、その攻撃は火属性魔法ダメージとして扱われる。
 ラウンド終了まで有効。

《ブーストアタック》
 《オーバーブースト》を使用した後、通常攻撃を1回行う。
 その攻撃は、自らを中心とした範囲「3Sq」に適用され、更に相手の防御魔法1つを無効化する事が出来る。対象選択は可能だが《オーバーブースト》による追加攻撃はなされない。
 攻撃を行った後、《オーバーブースト》はただちに解除され、シナリオ終了まで使用できなくなる。
 1シナリオ1回のみ有効。

《啓示》《輝ける剣3》《光翼》《刻を越える導き1》
 使徒の特殊能力。CL12とする。
 (啓示…抗魔+15、行動+14/光翼…魔法回避+24)
《アームドシェル7》《翅翼》《アンチボディ:毒》《シンクロナイズドウェポン》
 人造人間の特殊能力。CL12とする。
 (翅翼…物理回避+24、武器命中:+12)
《コンビネーション》《聖印》《死点撃ち》《魔貫殺》
 汎用特殊能力。
《魔法》
 天属性L6までの魔法を使用できる。カウントは−6、攻撃力および回復力を+24する。
 「方舟」内部を警護する、幻夢神の眷属。大量に配備されており、常に3体1組で出現する。
 使徒の能力を持つため、神代の超兵器を用いる事が出来る(この個体は「ガーレ」を装備する)。アナライズ値の不足によってHPが不明となっていた。

自動防衛砲台
レベル 30 属性 サイズ
形状/知能 砲台/機械的 出現数 1d6 知名度 20
HP 250(−) MP 敏捷度/
移動
18/4(陸)
命中 本文 回避 攻撃 本文 防御 30
魔導 抗魔 30 行動 35 魔石 R1(1)
《ランダマイザ》
 通常タイミングで1d6を振り、以下の攻撃方法からひとつを選んで実行する事が出来る。
  1)単発ブラスター砲(命中55・攻撃力145物・射程10)
  2)単発魔導ビーム砲(命中55・攻撃力145魔・射程10)
  3)拡散ブラスター砲(命中60・攻撃力125物/範囲1・射程6)
  4)拡散魔導ビーム砲(命中60・攻撃力125魔/範囲1・射程6)
  5)誘導ブラスター砲(絶対命中・攻撃力120物・射程8)
  6)誘導魔導光弾砲(絶対命中・攻撃力120魔・射程8)
《バリアシステム》
 対抗タイミング。1戦闘中1回まで、展開したカウント中の物理/魔法ダメージを半減する。
《増援》
 最後の1体が破壊されると、増援として1d6体の自動防衛砲台を召喚する。召喚されたユニットは、即座に行動する。
 「アルマ」によって制御されているため、彼女を停止させるまでこの能力は持続する。
《転倒無効》《痛覚遮断》《無意識》《聖印》《すり抜け》
 方舟を防衛している砲台。艦内のコース上を自走し、危険な存在に対して自動的に攻撃を仕掛ける。

「マスター・アーク」セムヤザス
レベル 35 属性 なし サイズ
形状/知能 さまざま/高い 出現数 知名度 40
HP 1800(−) MP 400 敏捷度/
移動
16/3(飛)
命中 46 回避 42 攻撃 82 防御 59
魔導 72 抗魔 68 行動 43 魔石 S(2)
《Ev.:パーフェクトコピー》
 タイミング「通常」。MP25を使用し、次にこの能力を使用するまでの間、相手1人の外見・特殊能力・攻撃範囲・魔法をすべてコピーする。戦闘能力値はこのキャラクターのものをベースとして、装備修正は加えずに使用する事。
 同じキャラクター&擬態との混在となった際、見分けるにはアナライズ前に目標値25の幸運度ジャッジを要する。ただし、自分を凌駕する力を持った冥魔またはそれに相応するもの由来の能力、そしてプラーナは一切コピーできない。
《Ev.:シンキングコントロール》
 タイミング「通常」。MP25を使用し、肉弾攻撃の届くキャラクター1名に対して目標値25の精神力ジャッジを行わせる。失敗した場合、それ以後の対象の行動はセムヤザスに制御される(ジャッジはそれぞれのプレイヤーが行う事)。
 これを止めるには、操られているキャラクターがラウンド毎に求められる精神力ジャッジ(達成値25)に成功するか、そのキャラクターを行動不能にする(この時、HPが0以下になっても生死判定は自動成功する)か、セムヤザスを倒さなければならない。
 ただし、気絶/昏倒しているキャラクターは、ジャッジなしで操る事が出来る(その後回復ジャッジを試す事はできる)。
《Ev.:時よ!!》
 タイミング「対抗」。イニシアティブ時にMP25を使用し、やり直しをさせる事が出来る。当該イニシアティブジャッジ中に使用した敵味方のプラーナ・アイテム・特殊能力回数・魔法などは、すべて差し戻しとなる。
《だが、それも計算済みだ!》
 タイミング「常時」。攻撃の際、または自らが攻撃対象にされた際、自らの魔導力と相手の抗魔力で対抗ジャッジをさせる。
 これに勝利する事で、このキャラクターは無条件に命中値/回避値を+25する事が出来る。
 ただしこの能力を使用すると、そのカウント中の防御力/抗魔力が−25される。
《善き夢と共に潰れるがよい!》
 タイミング「通常」。戦闘フィールド全体に存在する任意のキャラクターに対し、物理攻撃1回を行う。
 この攻撃によるダメージは+25され、HPではなくMPに与えられる(もちろん、同時に《侵食》もHPに対して効果を発揮する)。MPが0以下になると気絶してしまう事に注意。
《秘技・超分身の術!》
 タイミング「対抗」。攻撃対象にされた際、回避ジャッジでクリティカルを出した場合、攻撃対象を「同一Sqに存在する別のキャラクター1名」へと変更する(該当キャラクターがいない場合は、絶対回避とする事が出来る)。
 ただし、変更時に攻撃者を指定する事は出来ない。また、回避ジャッジでファンブルを出した場合は絶対命中となる。
《戦力補充》
 タイミング「常時」。守護鋼騎セム・ハム・ヤフェトのどれかが倒された際、即座に補充する事が出来る。
《不調和》
 いちおう実体化は出来るのだが、寄り代となる者が存在しない場合(具体的にはアルマが倒された後)、1ラウンド/シーン毎に2d6+35ダメージを受ける。
 これはジャッジとして扱う。
《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》《転倒無効》
 自称「5人目の冥刻四天王」。その正体は度重なる失態のせいでメイオルティスに同化(おしおき)されたこれまでの冥刻四天王(セオキルス・レオガルス・ロナミルス。ガルガロウは含まない)の残留思念及び残留魔力が無作為に融合した「屑冥魔」であるため、厳密には冥魔王どころか冥魔将ですらない。
 ベルがなかなか出てこないのに業を煮やしたメイオルティスによってエヴォリューションされ、反ルー派裏界魔王たち(クロスオーバー「TOTAL INFERNO」の黒幕達)の手引きで、人界へと送り込まれる。
 まずは「ハスモン傭兵団」を率いていたマカヴァイの遺産「エターナルセンチュリオン」に憑依。彼を唆してアルマを強奪させ、彼女の契約魔物「ザ・ダークネス」に寄代を変えていたが、アルマを倒された事によってその正体を明らかにせざるを得なくなった。
 オリジナルに比べて幾分劣化してはいるものの、これまでに登場した冥刻四天王の能力を使用する事が出来る他、アルマの『方舟の管理者』としての特性をコピーしているため、守護鋼騎を操る事が出来るが、元々異質な冥魔将クラス3人分の力がミックスされているため、調和性に欠けるのが難点。
 原典「救いと滅びの方舟(NW2/FTE)」ではリリト(冥魔面)に相当する存在だが、その名前はNWOSにおいては弓のコードネームであるため、キャラかぶりを防ぐべくこうなったのだった。うひひ。

御堂 結依 
 初出は「エンドオブエタニティ」。聖王庁のエージェント、しかしてその正体は「ザ・リバーサー」が設置した幻夢神覚醒システムの片方(もう片方は妹・絢姫)だが、必要にならなければ自ら語る事はない。
 第30夜開始時点では、聖王庁の指令で「ハスモン傭兵団」の鎮圧部隊に加わっていたが、その頭目・マカヴァイの遺産に憑依していたセムヤザスによって「精神支配の刻印」を打ち込まれ、勝手に戦列を離れてしまう。
 セムヤザスが本格的に戦いを決意した際、その切り札のひとつとして一行の前に立ち塞がり、妹・絢姫を狙ってくる(セムヤザスはロナミルスの記憶を持っているため、前述システムの秘密を知っていた)。その後はこちらを参照。

ミステリーゲートEvo.
レベル 17 属性 なし サイズ
形状/知能 渦/なし 出現数 知名度 28
HP 330(−) MP 140 敏捷度/
移動
14/3(飛)
命中 34 回避 30 攻撃 80 防御 42
魔導 38 抗魔 37 行動 22 魔石
《Ev.:冥魔召喚》
 《仲魔召喚》相当の能力を発動する。ただし、召喚できるのは冥魔だけで、その初期レベルは5とする。
《ムーンゲート拡大》
 このクリーチャーが攻撃対象となった際、ダメージの有無に関わらず《Ev.:冥魔召喚》のレベルを+1する。
《最後の召喚》
 このクリーチャーが死亡した際、《Ev.:冥魔召喚》が発動する。そのレベルは+3される。
《次元回廊》
 冥魔は、このクリーチャーを登場・退場に使用する事が出来る。
 
※第30夜セムヤザス戦の特例として、最初の召喚で御堂結依も出現させる。
《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》《捨て身》《範囲攻撃1》
 小型のムーンゲートを内包する冥魔ミステリーゲートの進化版。
 セムヤザスがアルマから離れた後に出現、彼の尖兵を召喚した。
【セムヤザス戦で召喚された冥魔
 邪魚(L5)
 エビルアーマー、ディストーサー(L6)
 ジャイアントエビル、エビルクリスタル(L10)

【冥刻王】メイオルティス
レベル 55 属性 なし サイズ
形状/知能 人間/人間以上 出現数 知名度 40
HP 2500(−) MP 500 敏捷度/
移動
18/3(飛)
命中 69 回避 55(+14) 攻撃 146 防御 62(+12)
魔導 95 抗魔 76(+14) 行動 68 魔石
《穿て、虚ろなる牙》
 このキャラクターの通常攻撃は《長射程攻撃5》もしくは《範囲攻撃2》のどちらかを選択し、攻撃が命中した際には《侵食》により、ダメージの有無に関わらず1d6+55ダメージを相手に与える。
《真・時戻し》
 ラウンド終了時に使用できる。MP100を使用する事で、そのラウンド中に受けてきたダメージを全て回復する。
《捕食》
 シーリングアーマー《クリーチャー封印》相当。数制限はなく、ウィザードにも適用可能。
 なお、使用するとこのキャラクターのMPを2d6+(対象のGL)回復する。
《Ev.能力模倣》
 既に《捕食》を適用した相手の特殊能力1つを習得する。特殊能力の制限は、本来のものを適用する。
 現在
《遺産所持:レイジングハートEx(CL10)》《古代魔法(CL10)》《インテリジェンスアイテム》《オーバーロード(CL10)》を表面化している。
 また、
冥属性L6の魔法を使用できる(魔法命中/威力+21、魔法Lv+2)。ただし、魔法を使用した場合《侵食》による追加ダメージは発生しない。
《冥魔王絶対防御陣》
 《魔王絶対防御陣》と同じ。つまり防御/抗魔ジャッジに+550。
 ただし通常タイミングで起動しなければならず、しかもそのカウントから5カウントの間しか有効ではない。その代わり、回数制限は存在しない。
《指令4》《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》
《ブラスター=エヴォリューション》
 エヴォリューションコアを1個以上(最大で一度に3個まで)消費し、自身の戦闘能力値を上げる。詳細はこちらのエビルパラサイト(L10)についての記述を参照(HP/MPは回復扱い)。
 一度《リザーブライフ》を使い切ると、その時Eコアによる修正はすべてクリアされる(Eコアを複数個一気に使用すると、戦闘能力値の上昇は累積するが、《リザーブライフ》は1回だけ有効となる)。
 なお今回、メイオのエヴォリューションコアは初期保有状態で10個(現在3個)となる。
《四天王力召喚》
 対抗タイミングで発動。セオキルス・レオガルス・ロナミルス(セムヤザス)の特殊能力を任意に1個選んで使用できる。ただし《ブラスター=エヴォリューション》を使用した後で、なおかつエヴォリューションコア1個を消費しなければならない。
 この消費分に関して《リザーブライフ》の修正は適用されず、《ブラスター=エヴォリューション》が解除されると一緒に解除される。
 かつての盟友・ベール=ゼファーに執心する冥魔王。以前ラビリンスシティで対戦(本編第27夜)した時に比べ、若干だがパワーアップしている(部下の冥刻四天王を吸収しているため)。
 しかし、彼女のエヴォリューションコアは既に(前回の対決や四天王による無駄遣い、更に今回ベルとの対決のため)かなり減少しており、激戦の末オーヴァーリンクしたサクラによって、ついにとどめを刺された。
 ちなみに公式「ファイナル=カウントダウン」収録のドラマCDではサクラを爆殺しており、公式とは因果が逆転している。
【メイオルティス戦で召喚された冥魔
 エビルジェネラル(L25)
 デストロイヤー(L20)
 エビルフレイム、リフレクションクリスタル(L10)

ディー
 長らく消息を絶っていた、もうひとりの『ツングースカの少女』所有者にして、かつて頓挫した米国の超人兵士計画を源とする偶然の産物「デミウルゴス(IALDABAOTH)」。
 その目的はそらと同じく、メイオルティスが持つエヴォリューションコアの確保であり、究極的にはそらの持つ「破壊の右腕」と「無限の心臓」を強奪し、完全体となる事にあった(ハスモン傭兵団を部下として引き入れたのは、完全に「戦力としての利用」以外の何物でもない)。
 サクラとの「ダブル・オーヴァーリンク」勝負に敗れた結果、『ツングースカの少女』の断片をすべて失う。その後は断片の奪還を願うも、そらの意志を前に去らざるを得なくなった。

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