【第34夜】
覇界大侵攻
<PART−01>
あれから、1年後
サクラ >……って、インターバル長っ!?(笑)
GM >うん。なにしろ前回はIDOL計画の中心、ルシファーズ=サンを再稼動させたところで終わってるからね。なので、その後の計画の進展と、その間の周辺状況について、オープニングと言う形でお知らせしておく必要がある訳だ。
サクラ >なるほどー
アメジスト >はわ。どうなったのかしら(^^;
アドノレ >一日一悪、365悪
GM >という訳で!各自バラバラなので、ちょっとずつ時間を割り振りつつ進めていきたいと思います!
翔真 >了解です。
サクラ >はーい!
アメジスト >了解しました!
アドノレ >んむ
さて、主八界を見舞った未曾有の危機をいまだ知らない我らが人界。
その、無限平行世界との接点ともいえる「分岐点」では…
超時空巡洋箒「ヴェズルフォルニル」に乗った弓とエリスが、4人のウィザード達を迎えていた。
弓 >なんかもう慣れたけど、よく考えると、いち傭兵もどきのウィザードの装備じゃないな(笑)
GM >っつーか、そもそも私物だもんねぇぶっちゃけ(笑)
エリス >「皆さん、お帰りなさい^^」
真白 >「……報告。天緒 真白、斉堂 一狼、姫宮 空、ノーチェ、以上4名。1年間の再訓練課程を修了し、現時刻をもって戦線復帰……」
一狼 >「は、恥ずかしながら帰って参りました…!!」
ノーチェ >「自分もひとまず、正式にこちらに配属されたであります('△')ゞ」
空 >「改めて、いろいろとよろしくお願いしますっ」
アメジスト >“恥ずかしながら”って……横井さんだっけ? 元ネタは(^^;
GM >んむ、正しくは“恥ずかしいけれど、帰って参りました”ですな(笑)
前回、憂世騎士団によってほぼ壊滅状態にされたイレギュラーズは、
この1年の間を経て再訓練を施され…劇的レベルアップを果たしていたのだった。
弓 >「ん、おかえり。 といっても、ムチャを押しつけたのは私だからね。 むしろ一発殴られても文句言えないんだけど」
真白 >「蒼魔の責任ではない……私達が、弱かった。それだけの事」
弓 >「まあ、そこは上司の責任ということで (´・ω・`) これ以上は言っても仕方ないけど。 とりあえず、戻ってきてくれて嬉しいわ」
一狼 >「ははーっ!もったいなきお言葉…!!(平伏)」
翔真 >………一狼そろそろ20歳か?姫宮嬢を娶る準備を始めてもおかしくないな(笑)
サクラ >…おぉ!(笑)
GM >ああ……この1年で女性恐怖症をどこまで克服できたかも課題になりそうだな。そんなヒマあったかどうかが謎だけど、いくら同じ部隊と言ってもさすがに再訓練の間でいちゃつく事はできまい(笑)
アメジスト >タイプ=ルミナスのあれで悪化してないことを祈る……(汗)
弓 >「それから、ノーチェはあらためてよろしく。エリス共々、脳筋な私達のバックアップよろしく(切実)」
ノーチェ >「はいっ。1年ご無沙汰しました分、徹頭徹尾お手伝いさせていただくであります!」
サクラ >そこ、本当に切実……(遠い眼)
翔真 >弓ちゃんは、前回のそらのインナースペースであった出来事も含めて世界結界のコアの捜索も行っているのかな?
GM >それはあるんだけど、情報収集要員がエリスしかいなかったのでなかなか手が回らなかったのも事実なんだ。今回ノーチェが再度加わった事で、そのあたりがかなり緩和されるだろうね。
空 >「…ところで、ずっと聞きそびれてたんですけど、杉ちゃんは…?」
弓 >「ん?ああ、あっちのそらりん?」
空 >「はい。ここに来てからこっち、ずっと姿を見ないので…」
エリス >「そらちゃんなら、学園に残ってもらってますよ。コアを捕まえる事は、弓さんも出来るってわかって……他にも、理由はいくつかあるんですけどね」
GM >そう。そらが完全体となった事の影響か、弓の右腕はエヴォリューションコアを掴んでも侵食されないという事が分かったのだった(笑)
弓 >「油断するとそのまま吸収するよーになりそうでチョット怖い」
ノーチェ >「まさかぁ〜。そこまでやったら冥魔将も顔負けでありますよ(笑)」
エリス >「ですから一定の数を集めたら、そらちゃんのところに戻るって流れになってるんです。補給とかも、その時に」
弓 >「そらはそらで、不安定ではないけど……いろいろ心配だしねえ」
エリス >「そうですね。これは微さんとくれはさんの判断ですけど、間違ってないと思います」 ←と、事情をある程度知ってるが故に言える立場(ぁ
真白 >「何に付け、有事でなければ、通常の冥魔討伐任務の継続で問題ない……という事か」
弓 >「そういうことね。 といっても……冥魔のほうも、余力はなさそうだけど」
エリス >「皆さんがメイオルティスを倒してくださったからだと思います。ディガイディスやリウフンシャンも、今のところ動きはないみたいですし」
翔真 >そう言えば、前回カミーユやモーリーの意識?には遭遇したが、メイオルティスとは遭遇しなかったな…。
アメジスト >残留思念とか残滓とか言うのがしっくりきそうな感じでしたが……(苦笑)
サクラ >ぶっちゃけ本当に「この世界線」から切り離されたみたいですし……
弓 >この時期だと確実にアレコレ片付いてますから。あと、たぶん柊がそろそろ嫁候補つれかえって来てるでしょ(笑)
翔真 >本妻、と言うか正妻はくれは嬢だろうが増えない理由は無いよなぁ、色々な面を鑑みると、真面目に(^^;
サクラ >翔真さんが言うと説得力が……(笑)
アメジスト >先行者だけに説得力がありすぎる(笑)
アドノレ >先行者と言ったとたんにタオシステムと出てしまう
アメジスト >間違ってないけど大いに間違ってるっ(爆笑)
翔真 >妙なポーズで動いたりはしない(苦笑)
GM >大地のパワー吸収しああ、そのあたりは今回のエピソードにもかかってくるところだから、おいおいやります(笑)
翔真 >ここ(NWOS)だと俺達が幾らか機会を奪うと言うか、立場を引き受けたのは有るが、柊はこの世界を始め数ある世界の危機を救って来たガチの勇者状態だからなぁ…。
弓 >「というわけで、しばらくは慣らしも兼ねて、通常任務ね」
一狼 >「いつでもやれます!」
空 >「一狼くんに同じですっ」
ノーチェ >「おまかせでありますよ(^△^)ゞ」
真白 >「任務、了解…」
エリス >「はいっ。それでは、出発しますか…?」
弓 >「うん。じゃあ、最初はエリスバックアップで、ノーチェが航路設定ね。他3人は2人ペアで索敵警戒で、1人は休憩して、そのローテーション。」
かくして、ヴェズルフォルニルは平行世界の海へと乗り出す……
だが、その先に待ち受ける事態を、彼らはいまだ知る由もない。
◆ ◆ ◆
その頃、アンゼロット城。アムは、くれはの執務室に呼び出されていた。
あれから1年、少なくともアムの周辺で事態の変化は…表面的には、みられない。
アメジスト >「アメジスト=マンスフィールド、参りました」
くれは >「はわ〜、楽にしていいよ〜。で、あれからウー=バルの様子、どう?」
GM >そう。欧州で“レガシー”を試験運用していた間、1ヶ月に1回…システム稼動を確認するため、アムはウー=バルのいるルシファーズ=サンに派遣されていた訳だ。そしてそのたびねっとりとあまあまいちゃいちゃ
サクラ >きゃあきゃあ(*ノノ)
GM >ちなみに欧州方面の“レガシー”はグリニッジ天文台の他、ケルン大聖堂、モン=サン=ミシェル、ピサの斜塔、サグラダ=ファミリア、プラハ城、ハギア=ソフィアとなっているのだった。
アメジスト >「依然変わりはないですね。おとなしいです……その、普段は(苦笑)」
くれは >「そっか。最初はいつ反乱起こしてくれるかと身構えてたんだけどねー…」
アメジスト >ふむ。独房までは行かずとも監視くらいはされてしかるべきだとは思ったんだけど……
GM >そう。発覚当初こそ若干問題視されたものの、現状でウー=バルを確実に御する事の出来る人間と言う意味において、アムを処断してしまうのは得策ではない、という判断が働いたのだった。
アメジスト >可能な限り居場所と出かける理由その他を協会に報告してます。自発的に^^
くれは >「アムちゃんをこっちに置いといたのは、正解だったかな」
アメジスト >「かもしれません。少なくともおとなしくさせておくという意味では……」
くれは >「まあね。おかげで欧州方面でのテスト運用もうまくいったって事だし、ほんとありがたいよ〜」
アメジスト >「ただ、その……その分会いに行ったときは反動がでるのか……、ぶっちゃけ体が持ちません」
翔真 >………(−−;
弓 >*'ワ')
くれは >「はわぁ…そこはみなまで言わなくてもいいんだよ〜これじゃあわたしがただの野暮さんじゃない(^^;」
アメジスト >「失礼しました(苦笑)いずれにせよ、上手くいっているようで安心しています。当初はもっと反発が大きいだろうと予想していましたから」
くれは >「そこはねー……強硬派をあの手この手でねじふせる必要はあったし、これからもあるだろうけどね」
GM >“ちょっと不本意”という面持ちなのは、くれはが基本的に人の信頼を重く見ているからに他ならない。
アメジスト >「くれぐれも無理はなさらないでください? この計画はおそらく赤羽くれはという人間が代表であるからこそ上手くいく目があるのですから」
くれは >「うん、それはもちろんだよ〜。で、ここからが本題。今日呼び出したのは、実はその件とは直接は関係ない事でね……(ちょっと表情が引き締まる)」
アメジスト >「はい」 応じてこちらも表情引き締め
くれは >「これは確認なんだけど、メイオルティスは確かに死んでいる。そうだよね?」
アメジスト >「……はい。消滅を確認しました。……したはずです」
そら >うん。ねこが おいしく いただきました!
アメジスト >あれで生きてたらそれこそ化け物といいかけて、もとより化け物であることを思い出した(苦笑)
くれは >「だよね。じゃあ、これは誤報……なのかな」手元の真新しいプリントアウトに視線を落とす。
アメジスト >「誤報……?」
くれは >「これは12時間前、ロンギヌス偵察艦隊からの報告なんだけど……超空洞外縁部で、メイオルティスらしき存在を見たっていうんだよね」
アメジスト >「そんなばかな!? いえ、失礼しました。しかし……そらちゃ……そらさんの手によって消滅したら復活も望めないはず。それなのに……」
くれは >「MASTERSの報告が今まで間違った事はないって事はよぉくわかってるんだけど、場合によったらまた皆に集まってもらう事になるかもしれないんだ」
アメジスト >「そう、ですね……。もしもメイオルティスが生きているとしたら、それは間違いなく大きな脅威になるでしょう」
くれは >「うん。だからね、さしあたり真相確認のために…調査船団を組織する事にしたの。で、アムちゃんにはMASTERSを代表して、証人として同乗してほしいって話。申し訳ないんだけど、頼めるかな?」
アメジスト >「調査船団……なるほど、拝命しました。これよりアメジスト=マンスフィールドは、メイオルティスの生死確認のため調査任務につきます」
くれは >「うん、よろしくね」
かくして、アムは戦艦「フォーリナー」以下調査船団に乗り組む事になる。
翔真 >フォーリナーか………ツッコミ所満載だった箇所は改善してくれたのだろうか(苦笑)
GM >いちおう世界魔術協会では最強級の戦艦よー?フレースヴェルグがおかしいだけで!(笑)
翔真 >艦長だかの靴紐が切れたくらいで引き返さないでくれと(ぁ
GM >それは艦隊の別の船だってー(笑)ま、ラゴールの影響だったんだけどね!
アメジスト >一応MASTERSには伝えて置くよー。いざとなったらすぐに動いてもらわないとまずいし
平行世界「Dアース」。かつてMASTERSが滅びから救い、復興が進む世界である。
サクラはここ、Dアースの中心「神王国」の宮殿に常駐しているのであった…
GM >……主に某同僚たちの陰謀で(!?)
アメジスト >すっかり「本拠地/Dアース」になってますねぇ(^^;
アドノレ >ゴルゴムの仕業だと
サクラ >HAHAHA(笑)……まぁ、おかーさんの意向で学校には通ってると思いますが……アレか、放課後は異世界の王子様の護衛か。これなんて乙女ゲー?(爆)
GM >そこはさすがにDアースの方の学校に通ってもらってるわな、距離的問題もあるから(笑)
サクラ >らじゃ(笑) ……なんだろう、ドンドン外堀を埋めに掛かられてる(笑)
十蔵 >ガンバリタマエ(イイエガヲ)
アメジスト >健全なお付き合いを楽しみなさいな(笑)
翔真 >(うむうむ)満喫しておけよ、サクラ(^^)
サクラ >ちくせう!まんざらじゃないけどさ!まんざらじゃないけどさっ!?(笑)
GM >そんな訳で、サクラは春でちゅーがっこーを卒業してこーこーせーになるのです。さあ、制服を選ぶがいい!!(笑)
サクラ >じゃあNW3rdのアレ(こら
GM >OK承認。あれならおっきくても入るだろうしな!(ぁ
サクラ >あっさり了承されたー!?(がびーん)
GM >と、そんなこんなで。桜舞い散る中、高校入学式のシーンである。「おはようー」「おはようございまーす」なんて感じで、進級進学シーズンという以外は結局あんまり変わらない、そんなわりと平和な日常。
サクラ >「……まさか高校が異世界になるとはなぁ、なのです(たはは)」 と、苦笑してはいるが本気で嫌がってる訳ではありません(笑)
GM >といっても、ここ輝明学園新秋葉原校は一貫教育であるため、校長の顔はまったく変わらなかったりするが(笑)
サクラ >……冗談抜きであの状況でよく生きてたなぁ、校長先生(^^;
GM >もしかしたら《白面》で…(そんなばかな
サクラ >「(そして同級生とか先生の面子がそんなに変わってないのがにんともかんとも)」
GM >まあ、そんな中には女生徒に眩しい視線を投げかけたり、ちょっとした青春の1ページめいた光景が繰り広げられたり、いろいろあるのだが……
サクラ >「…ま、気にしてもしょうがないか。おっはよーございまーす!」 と、気を取り直して校舎に向かいましょう!(笑)
GM >そう、サクラの場合も…ちょうどそこの桜の木陰から、同級生とおぼしき男子生徒が…ああっ通過された!?(笑)
サクラ >HAHAHA(笑)
GM >タイミングを逸した男子生徒は、るるりらーとサクラの後を見送るのであった。
アメジスト >眼中になしか……哀れな(笑)
サクラ >あ、それとなく顔は見ておこう
GM >そ、そんなことしたら(ズギュウウウウウウンッ!)って感じで意識しちゃうじゃないですかー!?(笑)ともあれがんばれ男子生徒。まけるな男子生徒。名前も設定されてないけどね(ぇ
サクラ >ってあらー!?(笑)
アドノレ >強く生きるのだぞ(笑)
サクラ >……そういや、ふと気になったんだけどさー。この世界における…“私”の同位体ってどうなったんでしょうね。元々居なかった可能性も無くっちゃ無いですが
GM >うん、もともといなかったっつーか、覚醒する以前に例の「大崩壊」で消滅してるらしい。
サクラ >あー、なるほど。……で、「行方不明」扱いで宙ぶらりんになってる所を、FtEの「私」のカバーにしてるっぽいのかな。…有る意味、サクラ=Vとかってオルタの武ちゃんみたいなモンかー。複雑だわ…(^^;
アドノレ >頭の中にジャイアントロボよろしく顔にでこぼこのあるサクラロボ的モノが浮かんだ次第。何が悪いと言えばテコンVが悪いのだ(笑)
GM >そんな訳で(?)講堂での入学式…父兄なんかもいたりするけど、サクラは当然この世界に単身赴任な扱いなので、この場に藤乃はいない。
サクラ >「(…ま、しょうがないよね)」 >藤乃ちゃんがいない
GM >で、その後はクラス分け発表とホームルーム。といっても、大親友のいぶきは当然他の地域で活動しているので、ここにはいない。
サクラ >おー、PLの学生時代を思い出すのです(笑)簡単に自己紹介しあう感じかな?
GM >大体そんな感じ(笑)
サクラ >…そういや、もう一人の親友「矢矧真衣」ちゃん(の同位体)って居るのかなー、なんて…そういえば苗字からして他に「阿賀野」ちゃんと「能代」ちゃんもいるのかな(ぉぃ
GM >さあ……サクラの場合と同じじゃないかな。あとそれはきくたけ十八番の軍艦ネタだ(笑)
弓 >艦これ以前から、きくたけさん、しょっちゅう軍艦使うもんね(笑)
アメジスト >……河川の名前だとしかわからなかった。軍艦の名前なのか……
サクラ >ついでに言うと「伊吹」もですよ?(ぉ
GM >デュークとかもそうだもんね(笑)兎も角サクラ、ちょっと知覚力ジャッジをしていただこうかな!
サクラ >はーい、では平目で……17でした!中々の出目ですが、結果はいかに?
GM >うむ。その席決めの際、サクラは窓際の席になるのだけど、その隣に座ってきた者がいる。
翔真 >またフラグか………(違)
弓 >フラグメイカーの座は柊からサクラに受け継がれるのか……
アドノレ >謎の転校生ポジション?
GM >うむ。隣に座ったのは…紫基調の旧学園制服からして一見女子のように見えなくはないのだが どこからどう見ても 少年。それも無駄に自信ありげな ドヤ顔に近い面持ち(ぁ
大体、こんな感じである。
サクラ >男の娘ですか分かります……って、なんぞそれ!?(笑)
弓 >最近流行りですね(笑)
翔真 >…………あれ?ノア?(ぇ
GM >いや、ノアじゃない。そもそも金髪じゃないからね(笑)
アメジスト >某アニメの第17使徒みたいなのを想像しました(古
サクラ >「お隣さん、ですね。サクラ=ヴァンスタインです、宜しくね(にこぱ」 と、一応級友になるのだしフレンドリーに挨拶(笑)
女装少年 >「クククッ。ここが、私の通う新しいキョウシツとやらか…」
サクラ >「(こらアカンタイプや)」(ぁ
弓 >あ、遅れて罹った厨二病か(笑)
女装少年 >「おっと(ここでサクラに気付く)私はイークオルスという。いちおう、よろしく」←ドヤ顔
サクラ >「イークオルスさん、なのですね。こちらこそ(外人さん……? まぁ私も人の事言えないけど)」
GM >一旦サクラの事をしげしげと見詰めてから、イークオルスは“まぁ、いいか”と言わんばかりに教卓の方を向く。
サクラ >では、クラスメイトの自己紹介聞いたりしてよう
ホームルームは、まだまだ続いていた……。
◆ ◆ ◆
GM >で、ここからは翔真のシーン、場所は臥龍学園!
翔真 >前回はいっぱいの猫達に囲まれてスタートだったが、今回は一体どうなるやら(笑)
臥龍学園の職員である翔真の日常は、わりと忙しい。
それは主として、ウィザード生徒の実習授業面での事なのだが……
桜の季節ともなると、それに輪を掛けて大変な事は言うまでもない。
翔真 >あぁ……大変ですな、それは確かに(^^;
GM >そんな相羽先生の新学期は、乱雑に散らばった月光文庫の本の山から始まった。ちなみに時間軸はYEAR12、PLの時間軸にして丁度2013年4月くらいの時間軸だ。
サクラ >(一時PLに戻って)累がウィザードに目覚めた辺りか……
弓 >学園か。4回目の3年生かな…… (´・ω・`)
アドノレ >永遠の高校生で七じゃない不思議で有る意味レジェンドしてるぞ
翔真 >「………(嘆息)」
GM >実は数分前まで、ここで月匣事件が発生してたんだ。当事者生徒は全員保健室で回復ルート、相羽先生は事後処理を引き受けてる訳だね。今部室に残ってるのは…みつあみブレザーのちみっこがひとり。
サクラ >ぶ(笑)
翔真 >なるほど、それは已む無し(^^;
実はここ、連作「うす・あど」第1回から繋がっている部分である。
当然ちみっこは「うすいほん子」だが、この時期はまだリビルド転生する前の魔導書である。
GM >で、そのちみっこは事情徴収がてら書棚の整理をする事になっているんだ。
翔真 >流石魔道書、本の整理はお手の物か(笑)
憂 >「ここは、こうで…こぉなのでっ、はうっ、はうっ」
GM >背の低い少女にとって、書棚の高所は苦手な場所であった……(笑)
翔真 >「済まんな、助かる。」入れようとしている本を手にとって「ここか?」と聞きながら片付けましょう
憂 >「ありがとうございますのですぅ……(うるりらうるりら)」
アメジスト >……和む(^^
アドノレ >背中から持ち上げて届かせるじゃないのか?
翔真 >考えなくは無かったが(爆)女子生徒にいきなりそんな事したらセクハラじゃないですか(苦笑)
GM >という訳で背の届かない一番上と二番目の書棚を翔真が、そこから下を憂が受け持って、散らばった本の整理を行っているところ、月光文庫のある月光寮ロビーに、入ってきた者がいる…
ちひろ >「相羽先生、ここでしたか……ちょっと探しちゃいました」今にもはちきれそうなタイトミニスーツ姿(ぉ
翔真 >「櫻小路?こっちに戻ってきてたのか、と言うより探したと言う事は俺に用事か?」セクシャルバイオレンス(爆)一瞬で翔真アイでここ一年の成長度合いのチェック等していない。していない(大事な事〜(以下略)
アメジスト >(爆笑中)
GM >もうね、油断すると理性がダメ!飛んじゃう!って位艶っぽく成長しております(ぁ
翔真 >嫁達が居なければ危なかった………と(笑)
アメジスト >状態異常誘発するレベルか……(汗)
ちひろ >「ええ。正確には弓さんに用事だったんですけど、なかなか接触できないうちに、こっちが本業に入っちゃったもので……」
弓 >*'ワ')
憂 >「ほわぁ……」目の前に現れた超巨砲に視線釘付け(ぁ
サクラ >憂ちゃん……っ(笑)
翔真 >………今気が付いたが、これ冗談抜きでやっぱり“あっち側”に進行していると言うか、適応・変化していってるって事なんだよな………?(’’;
アメジスト >でしょうねぇ。契約している魔王が魔王ですから
GM >ああ、ほん子がちょっと魔力酔い起こしそうなくらいには魔力の気配が濃密ではあるね、ちひろ周辺(笑)
サクラ >本当に大丈夫なのかコレ(汗)
ちひろ >「それに、こっちへの報告もありましたし、せっかくだから立ち寄らせていただいたんです」
翔真 >「ふむ、なら連絡を取ってみるか?………済まんが臼本嬢、少しこちらを任せても良いか?」
憂 >「(ほわぁ……どこをどうやったら、あんなに……)……はっ!?はひっ。憂はだいじょうぶなのです!」
ちひろ >「ああ、いえ。いいんですよ。弓さんもお忙しい身ですし…それに、わたしも1週間ですがオフを貰えましたので」
翔真 >「そうか、どうしても繋がらなかったりしたら連絡を寄越してくれ。こちらの方で渡りを付けてみよう。」
ちひろ >「連絡っていうか、まずはこれです…注文のSFD弾」5発に増えたほか、攻撃力がまた上がって125スタートになってます(笑)
アメジスト >5発って、すごいなぁ…
弓 >わぁお(笑)いつもありがとうございます(土下座)
翔真 >「(受け取りつつ)必ず渡しておく。それと俺が言うのもなんだが、毎度助かっている。ありがとう(苦笑)」
ちひろ >「いいえ、いつもお世話になってますし^^」
翔真 >「それと、今更だが敢えて言わせて貰う。余り無理はするな、戻って来れなくなったらそれは本末転倒だぞ?」
ちひろ >「大丈夫です。これは……先日までのミッションの影響が残ってて(^^; それに関係した報告もあるんですけど…」ここで“だいじょうぶかな?”って感じでほん子の方を見ておきます。人払い的意味で(笑)
翔真 >「一応大丈夫だと思うが、やはり場所を移すか?」
憂 >「あ、憂は魔導書ですので、おかまいなくっっ(あせあせ)」
翔真 >「む、済まんな(苦笑)他言無用で頼む。」
憂 >「わかりましたのです!」という訳で、魔導書はこの話をその後も口外しなかったと言う。
ちひろ >「実は本業とも絡んでたんですけど、ちょっとハリウッドでマンモンの一派とやりあってたんです。お恥ずかしい話、その時にちょっとおいたをし過ぎまして…(てへ)」
GM >かなり広範囲、もしくは強力な侵魔相手に《魔力吸収》でちゅるちゅるしたらしい(ぁ
アメジスト >つまりあの強烈な色香はオーバーフローした魔力の産物ってことかぁ(^^;
翔真 >「なるほど(苦笑)まぁ本当に大事無いと言うなら信じるが………余り無茶し過ぎるなよ。」
ちひろ >「はい。実はその件に絡んで、アムちゃんにもお知らせしたい事があって。これも同じ理由で、延び延びになってしまってたんですけど >……魔王との“契約”は諸刃の剣。プラーナを減らし過ぎないよう気をつけて って事です」
GM >ちひろの表情は、少なくとも冗談を言っているようには見えなかった。
サクラ >うわー……
アメジスト >……なんか怖い忠告受けた(汗)
翔真 >特に瞬間的に大量に消耗する運用をする事が有るからな、アム嬢は(^^;
GM >具体的にはプラーナが1/5以下になったら、契約魔王の《魔王魔法》が付与されて威力が大幅に増大するんだけど、その代わりHP/MP/プラーナをシーン終了まで回復できなくなる、というものだ。
アメジスト >うひゃぁっ煤i’’;
翔真 >正に諸刃の剣的な力が(^^;
アメジスト >事実上内包値の1/5が使用不能になったようなものか。リソースの管理能力が低い私にとってはキツイですぅ(汗)
GM >いや、過去の事例とかも考えて、うまく使いこなせばいいのよ?(爆)
アメジスト >それはそうですが、おいそれと使えないのも事実な訳で(^^;
翔真 >「アム嬢は………正直あれからそれほど連絡を取れている訳ではないからな………だが早い内に伝えておく。」真剣な表情で
ちひろ >「お願いします……」
◆ ◆ ◆
かつてはスラムであったこの界隈も十数年を経てすっかり整えられ、今では立派な住宅街である。
その一角に、今なお異彩を放つ?建物がひとつ。それが、アドノレ邸……
アドノレ >類は友を選べない客ばかりだからな
GM >そんな訳でアドノレのシーンは、お茶の間でちゃぶ台囲んで団欒的な風景からだ。今時珍しいブラウン管のテレビ画面は、芸能番組を流している。
アドノレ >メンテナンスが凄すぎるな
翔真 >どうやって受信しているのかがもはや摩訶不思議レベル(笑)
GM >愛美の古い知り合いのジャンク屋にチューナーを地デジ改造してもらったらしいぞ(笑)で、今日はそのアドノレ邸に珍しい来客があり、愛美夫人が応対している訳だが、その客とは…
ヴェーダ >「おお、邪魔しているぞ(お茶ずずー)」
アドノレ >「んむ。よく来たな。どのみち仕事込みで来てると思うが」
愛美 >「お茶菓子もどうぞ。鳩サブレーですけど(、、)」
ヴェーダ >「うむ、ぶっちゃけると護衛だな。Dr.クロノスという人物を知ってるかね」
アドノレ >「まぁ持ちつ持たれつかな。愉快な御仁であるぞ」
ヴェーダ >「ほう、なら手っ取り早い。実は赤羽くれはの要請で、これまで1年間Dr.の身柄を警護してきた訳だが、近々この日本で新しい開発活動に取り掛かることになってな」
アドノレ >「ほうほう、ならばこちらからも一つ。妖怪イモジャージという者の事を聞いたことがあるかね」
ヴェーダ >「妖怪イモジャージ?ベール=ゼファーなら近くにいたな。もっともここ数日姿を見ないが」
翔真 >アッサリ看破しとる(笑)
アドノレ >「普通に通用するのだな。善き哉善き哉」こうして妙な名前は拡散していくのだ
アメジスト >案外新たな都市伝説として定着してるのかもしれない(笑)
GM >その時、いかにも一昔前な感じのドアホンの音が響き、「あ、はぁーい(ぱたぱたぱた…)」と愛美夫人が玄関にすっとんでいく。出産してからこっち、ドジッ娘属性からはすっかり卒業したようだ(笑)
アドノレ >「おや、千客万来か」
Dr.クロノス >「はっはっは。という訳で私は帰ってきた!」
ヴェーダ >「おっと。ウワサをすれば何とやら」
愛美 >「Dr.のぶんお茶、今ご用意しますね(ぱたぱたぱた…)」
アドノレ >「よく来たな。すぐに茶が入るからまぁ座るがよい」
Dr.クロノス >「おお、早速そうさせてもらおう」どっかと座布団の上に座りつつ。
アドノレ >「どっか旅行にでもいったのか?」
Dr.クロノス >「いやぁー、こっちに来るの1年ぶりだからな。出た時はちょいっと慌しかったが」トキシコに追い立てられてたからね!(笑)
ヴェーダ >「旅行と言えば旅行かも知れんな。この1年我らは欧州を点々としていたが」
Dr.クロノス >「(ヴェーダの発言を受けて)そう、IDOLシステムの本格稼動に向けて検証を繰り返してな。欧州地域での運用段階で一定の有用性を確認する事が出来たので、いよいよ全世界にネットを広げる事に…(テレビ見て)おお、ちょうどいい」
GM >テレビに映っているのは、年若い「アイドル」達。字幕によれば「LBC48」(笑)
翔真 >有効性を確認出来るほどの運用実験が出来たのか、それは大きいな。
アメジスト >LBCのLってロデュースのL……?
GM >あー。そこは元ネタと同じで、「ラビリンスシティ」(笑)
弓 >ああ、ハイ(笑)
アメジスト >なるほど了解(^^;
翔真 >何故だろう、嫌な予感しかしない(苦笑)
アドノレ >「ほうほう。するとデータの方はそれなりの数が用意できたのか」
Dr.クロノス >「うむ。ロデュースがラビリンスシティでいろいろと人数を集めてくれてな……ファルファルロウの宣伝効果もあって、ひと山当てたい手合いがヤツの所に集まって、何度もオーディションをする羽目になったのはここだけの話だ」
サクラ >なんとまぁ(笑)
ステージのセンターでは、ぴっちりとした悪魔コスチュームの少女が歌い踊っていた。
どうやら今回のコーデは「ちょっぴり小悪魔系」という事らしい。
サクラ >ぶふ!?(笑)
アメジスト >ちょ、おま……(笑)
アドノレ >「やがて始まる骨肉の争い。そして裏事情をすっぱ抜かれると」
Dr.クロノス >「集まったのも人間と侵魔半々でな。いろいろあったが、デタントの象徴という事で両陣営ひとまず話が付いている」
アドノレ >「特異な業界は裏でドロドロする事が多いからな。妙な事に巻き込まれんように気を付けろ」
Dr.クロノス >「ああ、そこはロデュースにも言い含めてある。正直ここが正念場だからな」
ヴェーダ >「万一の時には、こちらにも用意がある。欧州でも、運用に使用した拠点…我々は“レガシー”と呼んでいるが、それぞれにウィザードを配置しているのだ」
アドノレ >「ゴジラを見て自○隊に入るようにIDOL見てウィザード目指す世の中になるのか」
ヴェーダ >「いや、彼らの目的は単純に“レガシー”の警備だな。もちろん我も含めてだが」
アドノレ >「話が横に流れていったな。本日はどんな要件か伺おう」
Dr.クロノス >「うむ。ヴェーダの話からの続きだが、その“レガシー”を全世界に設置するに当たり…アジアでは“東京タワー”が選ばれた」
アドノレ >「東京タワーか。秘密基地にするなら色々とギミック仕込み甲斐が有りそうで結構なことだ」
ヴェーダ >「東京タワーの警備についても、既に輝明学園秋葉原校の荻原校長に話を通してある。荻原校長の事だ、適切な人選がなされるだろうな」
アドノレ >「単位がたりなくて警備にかりだされる学生が目に浮かぶようだ」
Dr.クロノス >「ちなみに、他の“レガシー”は大ピラミッド、自由の女神、チチェン=イッツァ、エアーズロック、ジャンタル=マンタル…そして、欧州での試験運用でも使われたグリニッジ天文台といった按配だ」
サクラ >わはー、ラインナップが豪華(^^;
アドノレ >六つの誓いが一つの勇気になるではないのか…
GM >それだと数箇所海の下になっちゃうでしょ!(笑)
Dr.クロノス >「それぞれの地域に住む人類にとって馴染みの深い象徴的建造物。その“常識”をもって、魔法的に別空間を構成しそこに増幅システムを組み込んでいる」
アドノレ >「まぁ世界結界とかいろいろあるからなぁ」
Dr.クロノス >「うむ。この“レガシー”には、弱体化した世界結界を補強する役割も持たせている……更に、欧州の試験運用で用いた“レガシー”も、万一の際のサブシステムとして残してあるのだ。ふっふっふ、まさに完璧!!」
翔真 >止めろフラグ立てるのはぁっ!?(爆)
サクラ >その台詞はフラグ……(笑)
弓 >|>(ぴこーん)
アドノレ >「いかんぞ。それはフラグだ」
アメジスト >万一の時のサブシステムって悪用されやすいのよねー……(^^;
GM >そう、まさにその時!天空に、紅い月が昇る!!
翔真 >仕事が速ぇよ(苦笑)
美少女?の声 >「話はぜぇーーーんぶ聞かせてもらったわ!!」
アメジスト >この声は……(^^;
ヴェーダ >「…うむ?」
Dr.クロノス >「その声は……!!」
愛美 >「外です…!!」
GM >愛美がドアを開ければ、そこはもう月匣の巷。そして電柱の上には、不敵な笑みを浮かべた大魔王、ベール=ゼファー。
アドノレ >「ぬぅ。高い位置からの決めポーズを敵に奪われるとはなんたる失態」
愛美 >「…って、あら、ベルさん。ジャージはもういいんですか」
アメジスト >登場そうそうに人妻のカウンターパンチが(笑)
アドノレ >衣装は新調されたのか
GM >うん、大魔王としての正装…アニメにも出てきた黒いポンチョドレス姿だね。
翔真 >………あれ?もしかして、大人Ver?
ベル >「(ふっ)……この時をずっと待っていたのよ。IDOL計画の全貌が知れるこの時を、ね」
Dr.クロノス >「な、なにぃ!?聞いていたのかベール=ゼファー!」
ベル >「愚問ね、Dr.クロノス。私達は“契約”してるのよ?聞こえてない訳ないじゃない!」
アドノレ >「なんだ。ベール=ゼファーだったのか。足を滑らさんうちに下りるのだぞ」
ヴェーダ >「いや、待てアドノレ……ヤツめ、様子が少し変だ」
アドノレ >どう変なのか知覚できますか?
GM >ジャッジするまでもなく、ベルの身体からはただならぬ力を感じる。かなり余裕に満ち溢れているのは、そのためだろうね。おぱんつみえてるけど
弓 >大人モードははいてなかったような……?
GM >黒かった(笑)さて彼我の間には、既にクリーチャーが犇いている…おそらくこの日に備えていた、ベルの配下どもだろう。
アドノレ >「いつの間に」
ベル >「ふっふっふっ。私が今まで、情けない真似までして理由(ワケ)もなくあんた達に迎合してきたのは何故だろうって、思わなかったのかしら? そう、すべては時間稼ぎ……魔王戦争の賞品、プレシャスを掠め取るまでの、ね」
ヴェーダ >「プレシャス……ウワサには聞いた事がある。魔王戦争を通じて流され蓄積されたプラーナの結晶……その力を手に入れれば、裏界最強以上ともなり得るという、あれの事か」
翔真 >ボウケ○ジャーが出て来そうな賞品名だな(ぁ
弓 >いざゆけボ○ケンジャー!
ベル >「ええ。おかげで、メイオとの戦いで失った分……いえ、それ以上の力を手に入れる事が出来たわ。そしてIDOLシステムを運用するレガシーの情報を手に入れた今……名実共に裏界最強の大魔王となる絶好のチャンスって訳」
Dr.クロノス >「なるほど、それが…それがお前の本音か、ベール=ゼファー…!」
ベル >「でも…その前に、邪魔者には消えてもらわないといけないの。クロノスはまだ利用価値があるけれど、それ以外の連中には集まる前に順次死んでもらうわ」
アドノレ >「力を手に入れて廃テンションになったらしいがそう簡単に事は進まんぞ。今反省するなら俺様とクロノスのお仕置きで済むが、ひと暴れした後だとそらのお仕置きにランクアップだからな」
愛美 >「そうですっ。いつものベルさんの方が……その、可愛いです!」(ぁ
ヴェーダ >「とはいえ、これは今までにない力の密度だ……今の状況で仕掛けられたら、勝ち目はないかもしれん」
ベル >「それが遺言って訳ね。聞いておくわ……さよなら」
大魔王は冷徹な面持ちで片手を振り上げ、そして、下した。
……………………………………………………
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……………………………………………………
ベル >「…………あら(何度か、同じ動作を繰り返す)……え、なに、どうして? どうして力が出ないのよ!?」
サクラ >出オチかよ!(笑)
翔真 >アンゼロットと同じオチまでやり始めたか、終わりの時が近いなベルよ(^^;
アメジスト >平常運転ぶりに和んだ(笑)
アドノレ >「して、誰か解説できるか?」
GM >目前(つまりベルの眼下)の侵魔たちが、顔を見合わせる。
ヴェーダ >「……私にもさっぱりだよ(肩すくめ)」
ベル >「このっ!このっ!なんでっ!出ないのっ!くっ!このっ……とととっ、はうっ(ずべしゃ☆)」
顔面から地面に突っ込むベル。言うまでもなく、電柱の上で暴れすぎたからである。
ちなみにこの時、現実世界の関東では地震が発生している(ウソではない)
翔真 >っと、短かったけれど結構揺れたな。
弓 >ベルが落ちたら揺れた……どんだけ太っ(ry
アメジスト >弓さんそれは……(爆笑中)
アドノレ >すばらしい(笑)
GM >そっちか!!!!!(笑)
アドノレ >「やはり落ちたか」指をパキパキ鳴らしながらオーラを纏う…ってプラーナを適度に消費すれば再現できるかな?
GM >あ、演出でOK(笑)
ベル >「なんで…どぉして!?プレシャスは確かに取り込んだのよ!?無敵のパワーのはずなのよ!?それがどうしてっ…(涙目)」
GM >などと、くずおれつつ狼狽するベルの背後から、豪快な笑い声が聞こえてきたのは、その直後だった。
『はぁーーーーっはっはっはっはっはっはっ!!情けないわね、ベール=ゼファー!!』
愛美 >「あれは…」
アドノレ >「新手か」
ヴェーダ >「そのようだ。あの笑い声からすると…」
ベル >「(はっ)その声は…っ!」
翔真 >パールか?
……そこには、豪壮な魔王の衣装に身を包んだ少女が、
女子高生風でスマホ片手の少女と共に立っていたのだった。
GM >で、この時月匣の力が強まるので…ほどなく近い学園にいる翔真も、状況に気付く事が出来る訳だ。
翔真 >まぁ感知したら向かいますけれどね、二人には断りを入れてから。
憂 >「……また、エミュレイターが出てきたのですっ!?」
ちひろ >「さすが横須賀。相変わらず、よく出てくる事…!」
翔真 >「だが感知した以上放って置く訳にもいかん、俺は行くが櫻小路は無理しないでおけ。」
ちひろ >「そうもいきませんよ。わたしはウィザードなのですし、全体の状況もここからではわかりませんから…ね(にこ)」
翔真 >「仕方がないな(苦笑)……臼本嬢、手伝いが途中になって済まない。この埋め合わせはまた後日にでも。」
憂 >「はぅぁわっ……わ、わたしは大丈夫なのです!ひとりでなんとかしますのです、ありがとうございますのです!」だがいかんせん契約されてない状態なので、そのうち魔力が切れて本に戻っちゃうのです(^^;
サクラ >GL0の魔導書ですしねぇ、この時期(^^;
翔真 >「流石に誰か手伝いを呼んでくれ(苦笑) 俺(相羽先生)が紅月の対応に出たからと言う理由でなら誰か捕まるだろう。」と言うわけで現地へ向かいます。
憂 >「はぃ、そうしますのです!」
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