【第35夜】
破滅への1minute
<PART−07>
「魔龍」の館
シティ郊外の閑静な界隈にある中華風の外観を持つ館、それが「魔龍」ブンブン=ヌーの館。
そして今その門前に、それぞれの行動を終えたウィザード達が集まっていた。
GM >そして、そこは……今や低級アンデッド系侵魔の坩堝となっていた。仕官先を求めて門の前に並ぶ、顔、顔、顔。
アメジスト >うわぁ……
サクラ >「……(うわぁ)」 SANチェックですか!?(ぁ
GM >あー、確かにホラーハウスも顔負けの賑わいぶりだからね。イノセントだったら必要だけど、ウィザードなら大丈夫(笑)
アメジスト >「これはちょっと壮絶な光景ね……」
翔真 >「受け持ったとは言うが、本当にこうまでなっているとは。」
弓 >「頭痛がしてきたわぁ」
アドノレ >「オタ芸と言われるヤツでもできるかのぉ」
GM >で、中には塀をよじ登ってでも入ろうとする手合いもいる訳だが……魔王直属の下僕竜がそれを許さない。3匹いるそれらは館の周囲に目を光らせ、不埒者あらば実力で排除するのだ。
アドノレ >お家訪問系の突撃リポートすると地獄の光景
翔真 >………アイドルの門を叩く者を迎えるロデュース側と、仕官口を求めるアンデッドの群………何故微妙に似ていると思ったのだろう(ぁ
弓 >あれですよしょーまくん、“表裏一体”……AKBになりたい系女子と、AKBを応援したいオタ(笑)
翔真 >納得!(爆)
サクラ >HAHAHAHA(白目)
GM >しかし、君達は既にアポをとっている事もあって、今回彼らの攻撃対象には、ならない。
翔真 >アポ取って置いて良かった(^^;
サクラ >では、大人しく案内されましょうか(笑)
GM >うむ。では、豪奢だがどことなくおどろおどろしい雰囲気の客間まで通されるね。ちなみに、館の使用人は全員キョンシーだ(笑)
アメジスト >「僵尸鬼。館の外観にはぴったりだけど、周りのあれがねぇ(苦笑)」
GM >そして、問題の魔王はそこで待ち受けていた。「ようこそ、ワタシの館へ。まさか、噂のMASTERSに訪問を受けるとはね……」
翔真 >「突然の訪問を受けて頂き感謝を、魔王ブンブン=ヌー殿(礼)」
アメジスト >「世界魔術協会所属、アメジスト=マンスフィールドと申します(礼)」
アドノレ >「アドノレだ。邪魔をする」
サクラ >「…初めまして、ロンギヌス隊員サクラ・ヴァンスタインです、お見知りおきを」
さて、どう切り出したものか……
ブンブン=ヌー >「そう、ワタシが“魔龍”ブンブン=ヌー。……ちょっと表が騒がしくて、悪いわね」
翔真 >「いや、職務を果たされているが故の状態、感謝こそすれ非難する謂れは無いだろう。」
GM >優雅に寝椅子に腰掛けつつ、魔王は席を勧める。使用人キョンシー達が烏龍茶を運んでくるが、希望者には老酒でいくよ(笑)
アドノレ >毒が効かなきゃ酔わない…筈
ブンブン >「見ての通り、ワタシは今人界からの“難民”を全面的に受け入れているわ」
サクラ >“難民”と言いきりおった(^^;
弓 >「それについては感謝しかないわねぇ」
翔真 >「消耗した自身の勢力の補充も兼ねていると言うのは容易に伺えるが、それでも無為に暴れ回られるよりは随分助かる。」
ブンブン >「あら、“それ”を知ってるとはね……確かに、あの魔王戦争という茶番には、一杯食わされたけどね(くす)」
アドノレ >「助かると言っちゃ助かるが、慈善事業という訳でもあるまい」
ブンブン >「どうかしらね。ただ、今のままでもあの難民たちに、他の居場所があるのかしら……?」
翔真 >まぁルーの居城でのシーンでもGMが言ってたけれど、表向きルーの勅命を受けての行動でもあるしね。
アメジスト >「利害は別として、はからずして表界に居場所を失った彼らに居場所を与えてくださったこと、感謝いたします」
アドノレ >「いつまでだか判らぬが、利害の一致がみれて幸いだ」
ブンブン >「で、どうやら知りたい事がおありみたいだけど……?」
翔真 >「受け入れているアンデッドが普通のクリーチャーとは異なるモノである事は先程知ったが、他にも彼等に関する事で貴方が知り得た事が何か無いか、聞かせて頂きたい。」
ブンブン >「そうね。彼ら自身はすべてワタシ達の“同類”だけど……ちょっと、面白い事に気付いたわ」
サクラ&アメジスト >「面白いこと、……ですか?」
翔真 >「面白い事、とは?」 正直対応の距離感が掴み辛い、丁寧過ぎても横柄過ぎてもダメだから言葉遣いが安定しない(汗)
ブンブン >「あのコ達…揃いも揃ってまったく同じ原因で、力を得ているっぽいのよ」
サクラ >……“林檎”かぁ
弓 >「だろうな、とは思っていたけど……確定ねぇ」
翔真 >「………しかも中途半端に覚醒し切らない程度の力を、と言う事か。」
ブンブン >「(頷き)まあ、だからこそこっち側に“裏返るしかなかった”んだろうけど」
アドノレ >「ほー。流石はというところだな」
ブンブン >「あのコ達を数百数千と見ていれば、誰だってそのくらいわかりそうなものよ」
弓 >「ああ、成程ね」
アメジスト >「それで、その原因とはいったい……?」
ブンブン >「ワタシは直接“それ”を見てないから、推測になるけどいいかしら?」
翔真 >「(頷く)構わない、聞かせて頂きたい。」
サクラ >「お願いします」 と、続きを促しましょう
ブンブン >「原因そのものは、どうやらワタシ達とは違う何らかの力の干渉を受けた事によるものね。それによって、本来“イノセント”だったものが……変異した」
アメジスト >「外的要因。しかも侵魔のものでもウイザードのものでもない……イノセントを“変異”させる力……」
弓 >「“成功”すれば、ウィザードになるはず……ってことねぇ?」
ブンブン >「そういう事。知ってるとは思うけど、覚醒したウィザードの持つプラーナの総量は、イノセントなんかの比じゃないわ」
サクラ >「……ソレを狙って入り込むエミュレイターも多い、という事ですか」
ブンブン >「そうね。……でも、それをいきなり手に入れたところで、扱いきれるかどうかは……別の問題」
翔真 >「………確かに。」自身の覚醒した時の事を思い出す
サクラ >……そういう意味では、自分は幸運だったんだなぁ(遠い目)
アドノレ >「気が付いたらもうこうだったからのぉ」
アメジスト >「つまり、突然手にしてしまった力を御し得なかった者の成れの果てである……と、そういう事でしょうか?」
ブンブン >「そう。それが、表にいる“難民”の実態ね」
アメジスト >「なるほど。納得のいく話です」
翔真 >「真実は明らかにしないと解からないが、少なくとも当たらずとも遠からずと言う位には的を射ていると思われる。」
ブンブン >「…で、知りたい事はそれだけかしら?」
翔真 >「有り体に、この事態を起こしている者に心当たり等はお有りか?」
ブンブン >「そうねぇ……その干渉を及ぼした“力”そのものの事なんだけど、心当たりはなくもないわ」
サクラ >「それは、一体…?」
ブンブン >「……覚えてるかしら。“宝玉戦争”」
翔真 >「勿論、覚えている。」
アメジスト >「直接的に関わってはいませんが、事の経緯は伺っています」
ブンブン >「あの時ワタシはベール=ゼファーに見せてもらっただけだけど、あのエリスって子から似たような力を感じたわ」
サクラ >「…!?」
アメジスト >「エリスさんの? それは確か……」
ブンブン >「見たのはその時だけだったから、今はどうかは知らないわよ?」
翔真 >「七徳の宝玉………それに類する力、と。」
アメジスト >「同一ではないが近しい力、と解釈しても?」
ブンブン >「そんなところかしら。もっとも、あの時ベルにはその事を言い損ねたんだけどね。リオンがいるから、言わなくてもいいかなと思ったの」
翔真 >「…………まぁ確かに”聞けば答えてくれる”可能性は有ったのだろう(苦笑)」
GM >そして、リオンはこう言うんだよ。「だって、聞かれなかったから」と(ぁ
サクラ >言うだろうなぁ……(笑)
アメジスト >でしょうね(^^;
弓 >まあ、そういうヤツだしにゃ(笑)
ブンブン >「この件についてワタシが知ってるのは、そんなところかしら……で、他には?」目を細めて、次の言葉を待つ。
サクラ >んー、自分は聞きたい事は聞けたかなぁ。何か微妙に引っかかるんだけど上手く説明出来ない(^^;
アメジスト >「あなたの予想しうる範囲で結構ですが、今表界で騒動を起こしている下級侵魔。彼らの行動に乗じて動いている、裏界魔王級のものはいると思いますか?」
ブンブン >「さあ?それこそワタシには関係ないもの……そういえば、イコ=スーの姿をちょこちょこ見かけたくらいかしら」
アメジスト >意外っちゃ意外な名前が
翔真 >微妙に不安が(^^;
アドノレ >「ちと仕事とは関係ない所で、難民の中にお眼鏡に適うような才の持ち主はおったか?」
ブンブン >「(肩すくめ)それを知ってどうするのかしら。実際見ての通りだと思うけど」
アドノレ >「もっともそれほど才に恵まれなかったから難民になった筈なのだが、何事にも例外はあるからな」持ってる知識やら立場やらは戦闘力(ないし数値)とは別物だからな
ブンブン >「そうねえ。でも、もしそういう手合いがいるのなら、寧ろもう“そっち側”にいるハズなんじゃないかしら?」
それこそウィザードとして生き残ってるでしょう常考、ってお話。
サクラ >デスヨネー(^^;
アドノレ >「まぁそうそう面白いのは出て来ないか」
翔真 >「っと、そうだ。もう一つ、受け入れている者達はそれなりに数になっているようだが、把握している範囲で構わないが『人界』とは一口に言っても”何処の世界”からの者が多いか把握されているか?」
ブンブン >「ほぼ全部“そっち側”よ。中には例外もいるだろうけど、それはいつもの事だし」
翔真 >「なるほど、了解した。原因を作っている者の主な活動範囲も必然的に“そっち側”と言う事になるな。」
ブンブン >「どうかしらね。あのコ達を襲った連中に、直接聞いてみたらいいんじゃないかしら。素直に話が通じるかどうかは、別の話だけど」
アメジスト >「できれば穏やかにすんでほしいものですが(苦笑)」
ブンブン >「……おおかた、居場所くらいは見当も付いているんでしょ?」
アメジスト >「シティにいないとすれば、おのずと限られてくるかと」としか答えられないよう(笑)
GM >実はこれ、弓がマルコから聞いてる話であった(笑)
サクラ >あぁ、世界結界の外縁部に集まってるって話でしたな(^^;
弓 >「ええ、それは聞いてるわ」
アメジスト >「そう、なんですか?」 身内が聞くのもなんだが(^^;
弓 >「…………ええ(手当たり次第覚醒させる意味は……ないわね。 おそらく、マルコの言ってた雑魚は、このできそこない即席ウィザードの後始末にホイホイつられた、と見るべきねぇ。意味があるとすれば……手当たり次第覚醒させようとした中に“アタリ”がいたか……ね)」
アメジスト >どっちかっていうと、火事場の馬鹿力的に力を制御させるための当て馬じゃないかなー?と思ったんですよね
弓 >むしろ逆かなぁ、と。“制御出来たらアタリ、出来なきゃハズレ”というレベルなのか、もしくはものすごく大きなくくりの中に、黒幕が求める“アタリ”能力を持ったウィザードがいるので、それを見つけたいのか、と。
アメジスト >あー。玉石混交の中にダイヤが一つあって、それ以外はとりあえずどうでもいいと。
サクラ >まぁ、この林檎を配ってる黒幕がノア及びその賛同者と考えるとして……「何故ウィザードに覚醒させたいのか」が問題ですのぅ
翔真 >実はもう一つ、先にブンブン=ヌーの発言で思い付いた事が有る。イノセントからウィザードへの“覚醒”を促す事で、『プラーナの総量』を引き上げに掛かっているのでは?と。
サクラ >おお……?
翔真 >世界結界が弱まって侵魔が溢れるほど、世界そのものの危機は訪れ易くなる。そうなれば世界の危機を回避するべく“勇者”の誕生が促進される。魔王側の保有プラーナ量がIDOL計画によって飛躍的に増加されているのに対して、ウィザード側もそのプラーナ総量とそれを集積して使用出来る勇者の誕生が促進されるはず……と言うのは穿ち過ぎか。
ブンブン >「……まあ、何度も言う様にそれはワタシには直接関係ないし、好きにすればいいわ。ワタシの邪魔をしなけりゃね」
翔真 >「心得ておく。」
サクラ >「解りました。なるべく、そちらのお邪魔にならないよう善処しますね」
アドノレ >「わざわざ事を荒立てる必要も無いからな」
GM >さて、このまま行くと会見が終わりそうな勢いなんだけど(笑)他に確認しておきたい事とか、あるかな?
サクラ >聞きたい事はもう大丈夫…かな
アドノレ >なし〜
弓 >なしー
アメジスト >特にありません
翔真 >…………思い、出した………っ!(某石川キャラではない)
サクラ >おぉ、何か翔真さんがひらめいた様子…!
翔真 >情報統合が行われている事前提で、ブンブン=ヌーの権能の中に”知識を与える”と言うのが含まれる事を前提で質問が有りまする。
アメジスト >どうしました…?
翔真 >「ベール=ゼファーに今回の一件について考え得る背後関係者を聞いた所、“そうであって欲しくない相手”として挙げられた者が居るのだが、その者について知っていたら教えて欲しい。確か“四騎士の連中じゃない事を願いたい”と言っていたようだが、その四騎士とは何だ?」
ブンブン >「あら。そんな所にまで触れてくるとはね……流石のワタシも、ちょっと驚いたわよ(くす)」
弓 >ああ、そうか!PLは知ってるから、むしろ頭から抜けてた(笑)
サクラ >あ、あー。そういやこっち(NWOS)では四騎士はほぼノータッチだった(^^;
翔真 >「又聞きだが、確か貴方の権能の中に“知識を与える”と言うのが有ったのを聞いた覚えが有る。対価が膨大だそうだが、今回はルー=サイファーと言う例外のバックアップが有るのでね、尋ねてみる事にした(フッ)」
ブンブン >「…ワタシが知っている限りでは、こんなところかしら」
サクラ >………うわぁ(汗)
翔真 >重要情報だった(苦笑)
サクラ >つーかシャイマール。おもいっくそ冥魔なマンモンにそんな封印渡すんじゃねええええ!?(汗)
アメジスト >きっと「当時はまだ冥魔王じゃなかった」とかいう事だったのかも……?
アドノレ >ふむ?今になって四騎士が復活したとして、それに命令を下せる者が居ないから、単に破壊と混乱がよろしというはた迷惑な目的でなければ誰の益にもならんような気がするんだが…?
サクラ >それこそ、「よくも封じこめて飼い殺しにしてくれたな!」と暴れだす可能性はありそうかな、と
弓 >今こそ俺が四騎士のトップにー、とかじゃない?(笑)
GM >いずれもありそうだな。ましてや侵魔大原則「侵魔はプラーナの潤沢な方に流れる」ってのもあるし(笑)
アドノレ >一番最初に倒された奴は『奴は四騎士でも最弱だ』とか言われてしまうのだな
弓 >つまり“誰が最初に倒れるかのチキンレース”!
翔真 >「………語って貰っておいて今更だが、良いのか?明らかに重要な機密情報の様だが?」
弓 >「敵だし、いいんじゃないかしら?」
ブンブン >「あの連中が一斉に動き出したら、ルーだって抑えきれるかどうか分からないものね。そのルーからのお墨付きが貰えているという事は、もしそういう状況が起きたとして最大限に使える相手って事にもなるから」
翔真 >「(苦笑)………過分な配慮に感謝する、期待に応えられる様全力を尽くすつもりだ。」
ブンブン >「…ま、こっちもこっちで備えておくわ。いちおうね」
翔真 >「あくまで独り言だが、“六魔将”によって封印が施されたのに、封印を委譲されたのは“七王”、そして封印を司る最後の1人は非公開となってはいる、しかし………本当に居るのか?その7柱目は?」
弓 >「同感ねぇ……ぶっちゃけると、この展開だと100%、7番目に仕込みがあるわよねぇ…………今までの経験的に!」
サクラ >「怖い事言わないでくださいなのです、本当になったらどうするんですかっ(^^;」
翔真 >なにしろ空砦の時、7体に分かれた筈の冥魔将が“実は1体吸収されていて、六体しか居なかった”とか言うオチも有ったしなぁ(^^;
弓 >きくたけ展開で七番目はフラグと読みます(笑)
ブンブン >「それはトップシークレット。ルー自身が、そう決めてるから」
翔真 >「承知した、こちらも独り言だ。あえて無理に聞く心算は無い。ところで一連の情報の、その対価は?」
ブンブン >「必要ないわ(きぱ)ルーの勅命からこっち、欲しい物はひととおり手に入ってるし、アナタ達がいると分かってて態々事を起こす必然性もないわ」
GM >という事になってくるけど、他には何かないかな?
弓 >強いて言えば……“ベルへ、何か伝言ありますか”?(笑)
ブンブン >「……ぷーくすくす(棒)」
翔真 >ヤベ、ちょっと可愛いと思ってしまった(ぁ
アドノレ >そのコメントは是非とも伝えなくては
サクラ >「(いい性格してるなぁ……)」
弓 >「(*'ワ')b」
アメジスト >同じ魔王の立場としては、もはや笑うしかないとかそういう所なのでしょうか(^^;
翔真 >改めて考えてみれば、確かにそうである事も否定出来ない(苦笑)
ブンブン >「ワタシが知ってるのは、こんなところ。あとは、自分で見極めるといいわ……生き残れればの話、だけど」
翔真 >「生き残るのは当たり前の前提なので、しっかりと見極めさせて貰う。ルーからの勅命が有るとは言え、幾多の御助言を頂き改めて感謝を(礼)………それでは、失礼する。」
アドノレ >「しぶとさも逃げ足も自信ありだ。運が悪ければまた会おう」
アメジスト >「それでは、失礼致します」
かくして、ブンブン=ヌーの前を辞去したウィザード達だったが…
GM >さて、そうなるとこの先「魔王の館を出た後、さてどこからとりかかる?」って話が出てくるよね。
サクラ >問題はそっちなのよなー。同時期に複数個所で問題発生してるし(、、;
アメジスト >確認だけでよさそうなところと、実際出向くべきであろうところがあるからね(^^;
サクラ >ぱっと思いつくのは、「“林檎”をばら撒いてる連中を探す」 「異変とIDOL計画の因果関係を調べる」 …ほかに何かあったかな
GM >とりあえず、ひと段落しているイークオルスの件を差し引いても… @冥魔将の行方 A集団覚醒現象 B侵魔側の事情 C世界結界の異変 Dその他…うん、見事なまでに問題山積だね!(ぁ
サクラ >手数足りNEEEE!?
弓 >多いな(笑)
GM >だから、仲間(または仲魔)達に頼んでる案件もあったじゃないか(笑)
サクラ >確か@の冥魔将については、狼王警備隊が捜索に動いてくれてるはず。一旦、優先度は下げてもよいかな
翔真 >なるほど、確かに。それで調査には最低1日、遅くなれば3〜4日は見て欲しいという連絡も貰っているな。
アドノレ >Aの集団覚醒現象とCの世界結界の異変は関連してそうだから、最低でもどちらかには手を出しておきたいところだ
翔真 >ふむ、だがAに関しては“林檎”の販路含みなので、ヴェーダが追跡調査中だった気がするが?
弓 >うん、心情的にはAなんだけどね。エリスを危険に巻き込んでしまったので……でも、じゃあ何をすればいいかって言われるとね……思いつかないのよねぇ
サクラ >…と、あぁそうだ。確かロデュースから「公演があるから見に来ない?」と誘われてたなぁ。確かかちひろさんも出るとか…これはBに含まれるのかそうでないのか…
翔真 >ロデュースの所に見に行くのは、ある意味IDOLシステムの現状の稼動状態を見に行くのも含まれるので、Bと言うよりはむしろCな気がします。
サクラ >あー、それもそうか……
アドノレ >そんならCじゃないか?関連事項だし
翔真 >それで居て、システムに関してはクロノスから『結果が分かり次第“システムとしての受信側(ロデュース=ホール)”へと連絡する事になっている』と言う連絡を既に受けている。
アメジスト >そうでしたね。それでは、ロデュースの件についてはこちらで動いておきましょうか……直接関わった手前もありますし
サクラ >となると、問題はB侵魔側の事情調査かぁ……確か、デュークって関わってましたっけ?
アメジスト >デュークは弓さん絡みでしたから、@で動いてもらってましたよね?
弓 >うんうん
サクラ >うーむー。そうなると後は協会支部に頼むくらいか……どうしましょ、PT分割します?
アドノレ >分割はしない方がよさげな気がする。何が問題って、地雷踏んだ時がな…
サクラ >となると、一先ずPT分割はしないで優先度高めのC(世界結界の弱体化)を調査。他はコネに頼るか、余裕があれば自分達も調べる。という形でいきましょうか?
アドノレ >それについて、調査を任せるでは無いけど一度くれはに連絡を取りたいな。一番報告書が集まる場所に、全体分布図として問題が集中してる場所がどこかに無いかを聞く形で
翔真 >敢えて解決に踏み出すなら、それも良いかもですね。
アメジスト >そうですね。ロデュースのところでデータを得られれば、裏付けにもなりますし。
翔真 >自分が考えるに、目下解かり易い選択肢としては、A)丁度システム稼動する事により調査結果が直ぐに解かるかも知れないロデュースの所に公演を見に行く B)侵魔側の事情調査を独自で行う(方向性は別途相談) C)その他 この様になるかと。
弓 >キャラ的にはIDOLシステム興味ないから、翔真くんのB案つまりBかなぁ……
サクラ >翔真さんの3択だと、Aかな。シティ側の情報収集は支部にも依頼する形で、せめてアンテナぐらいは張っておきたい
アドノレ >おなじく三択内でならAだな
弓 >そですねえ(笑)
翔真 >Bだと方向性をまた相談しなければならない、Aだと公演が終了するまで情報が得られない(時間が掛かる)と言うそれぞれのデメリットが有ります。なのでアドノレの選択肢を取るのも有り。
サクラ >待ち時間内でアドさんが言ったくれはさんに連絡なり調査依頼を取る事で、有る程度カバーは可能かな?とは思いますな
アドノレ >んむ。俺様の案だと場所を選ばないから、別行動取ってると言うほど実質距離を離さずに両立できる気がする。オイシイ場面を見逃したという穴はあるかもしれんが、どのみちA案は結果が出るまで時間が掛かると指摘されてるしな
翔真 >アドノレ的には重要か、ソコは(笑)
アメジスト >A案について、内部の事については先の申告通りアムの方で引き受けますので、その間にB案+アドノレさんの案を絡めて行ってみてもいいかと
翔真 >ですねー、そうして頂けるとありがたいかも。
弓 >ありがたやにゃー
サクラ >ですかね。連絡が終わり次第、自分も公演を見に行きます(わくわくさん)
アドノレ >許可が降りたなら、言いだしっぺでくれはに連絡しよう
GM >うん、では翔真のA案はそれでいいとして……次はB案を検討してみよう。具体的にどう調べるか?って問題。
弓 >うん、そこらへんがなぁ。結局聞き込みか、現地に行ってみるくらいしか、今のところ思い付かない
翔真 >ですねー、侵魔側の状況確認の一つとしてブンブン=ヌーから色々な情報は得られましたが、それを踏まえてーとなると何処から手を着けるべきか………四騎士の事調べてみるか?ブンブン=ヌーがくれた情報以上に出て来る事は早々無いかも知れないけれど(^^;
サクラ >今まで出たキーワードは…「四騎士」「覚醒しそこなったアンデッド」「ルーラーの居ない月匣」かな
アメジスト >アンデッドになってシティに流れ着いた者についてはブンブンが保護してたけど、それ以外は…という話でしたな。
翔真 >話がぐるっと1周する事になるかもだが、個人的には「覚醒しそこなったアンデッド」を何とかしたい。ブンブン=ヌーには発生原因は聞いたが対処法を聞いた訳ではないのでと今気付く(ぁ
サクラ >ただ、これはもう「巻き込まれた新人ウィザードが生き延びる」ぐらいしか手が無いような(^^;
弓 >ああ。もし話が聞けそうなら、“こいつら”から聞き込みしてから移動する?……館の前で行列してる“こいつら”
アドノレ >気持ちは判るが、それを戦力として取り込んでるブンブンとぶつからないようにする必要があるぞ
翔真 >そうなんですよねぇ………これといった明確な手段が思い付かない(−−;
アメジスト >ブンブンの話を信用するなら、今こうして館前に並んでいるのを除けば「世界結界の外側に集まってる」という話でしたよね……
翔真 >出張らなければいかんか。
アドノレ >そのへんが無難?
アメジスト >ただ、ヴェズルフォルニルはイレギュラーズが乗って行っちゃいましたから、フレースヴェルグの到着を待たなければなりませんが(^^;
弓 >だよにぇー (´・ω・`) ブンブンから聞けた以上の情報はないとは思うけど、ここは念のためって事で
GM >じゃあ、弓にはそのインタビューを担当してもらうとして、その間に一連の状況を進めておこうか(笑)
弓 >おおう!?な、何を聞こう……
GM >そこはゆっくり考えてOK(笑)
サクラ >シティアド苦手な脳筋で御免なさいorz
アドノレ >【シティアド】誰かのセンスで小ざっぱりとした衣装をお仕着せらてるアド。ポージングしても筋肉が見えない
GM >それも、パリッとしたスーツ姿で?(笑)
サクラ >ぶは!?(笑)
翔真 >吹いた(爆)しかも“パリッとしたスーツを着ている姿”ではなく“パリッとしたスーツになっている姿(ぇー”を想像して、我ながらどんなやねんと突っ込んだ(ぁ
GM >では、ここで全員、これまでの進捗状況についての幸運度ジャッジをいってみよう!!
サクラ >12でした
アメジスト >まわらず16です
アドノレ >普通なら19。《運命改変》入れたいとこだけど、進捗は視界内とは言えない(^^;
翔真 >む、好調。21です。
弓 >幸運22〜
GM >はーい。では、まずは…くれはと繋がりまーす。
くれはin端末画面 >『はわ〜、連絡待ってたよ〜。進捗どう〜?』
アメジスト >「アメジストです。お待たせしております」
サクラ >「正直に申し上げて、複雑怪奇かつ同時多発的で手が回りません(白目)」
アドノレ >そこですかさず安直魔法炸裂〜
くれは >『(即、まるまるうまうま!)そっかぁ……まあ、魔王達はそうくるんじゃないかなぁ、とは思ってたよ』
翔真 >聞いたことに関しては話しているだろうが、先程のアンデッドに対する対処法みたいに“聞かなかった事”に対しては全くフォローが無かったしな。これに関しては某秘密公爵も似た様なものだが(苦笑)
弓 >ブンブン自身魔王戦争では脱落早かった方だけど、それだけ速攻で仕掛けたとも言うしね(笑)
GM >そう、ブンブンに限らず魔王戦争で脱落した魔王は皆揃って弱体化してるけど、逆を言えばその分失地を回復せんがため、より動きを強めているともいえる。カミーユとかアニーあたり、まさにそれだよね(笑)
翔真 >プラーナの集積に走ったのは、魔王としても侵魔としても至極真っ当ですな(苦笑)
サクラ >「個人的に、月匣の発生に目を光らせて被害を少しでも少なくしないと、どんどん被害が大きくなるような気が……」
アドノレ >「そんなところだな。ところで連絡待ちという話だが、そっちで何かあったのか?」
くれは >『うん。今回出てきたタイプの月匣について、クロノスの調査結果がまとまってきたんで、今そっちに流そうと思ってたところでね〜』
サクラ >「おぉ、何か解ったのです?」
くれは >『まあ、ぶっちゃけちゃうと“そうきたかぁ”って内容なんだけど(たはぁ)……この件の月匣のコアは、覚醒したばかりのウィザード達にありがちな、不安定な現実認識。つまり内面世界におけるゆらぎの総和って事らしいの』
サクラ >( □) ・ ・
くれは >『で、“ウィザードが同じ場所に同時に大量発生する”――つまり“その場を構成しているイノセントの数が減るという非常識”が、世界結界の効果を一時的に弱めて…その外側にいる雑魚侵魔たちが、一気に中へと流れ込む事になる』
サクラ >「……つまり、それって」
アメジスト >「つまり、流れ込んできた侵魔を全部退ける事が出来れば、その間にウィザードとしての現実認識が完了して月匣の方から自然に消えてなくなる…って感じですね。もちろん、原因になっている覚醒者が殺された場合も、原因そのものがなくなるのだから、同じ事になる……」
翔真 >コアがインナースペース(内的世界)、しかもその総和が為しているとかって難易度高過ぎる。夢使いがいないとコアのみを叩くという手段が“(基本的に)絶対取れない”と言う正に『詰んでいる』状態じゃないか(^^;
サクラ >「…結果として、生き延びる事が出来なかったウィザードがアンデッドとして裏界落ち。“帰りたい”という思考で結界の外縁部に留まって、同じように弱まった場所に集まる……あ、悪循環にも程が」
くれは >『うん。でも、そうして消えた人は世界結界からも認知されなくなるから…表からでは、どうなってるかが分からない。そういうからくりなんだって』
弓 >根本的に状況を改善しないと意味がないって事ねぇ
サクラ >…やっぱ林檎をばら撒く連中をどうにかしないと。最悪、“常識”が逆転しかねない……!
GM >兎も角これで、アドノレやエリスが遭遇した件は全部納得が行くだろうね。ハイレベルウィザードの介入があったとはいえ、結果的に覚醒した人達は「生き延びる事が出来た」のだから。
アドノレ >「かなり洗練されたというか計算高いというか一石二鳥な作戦だな」
くれは >『(こくり)今のところ、辛うじて大事にはなってないけれど…次に大きな案件が起きた場合、流石にイノセント社会も騒ぎ出すんじゃないかって話にはなってる』
サクラ >「紙面の見出しは、『現代の神隠し!?集団失踪事件』ですか?」 引きつった笑いをしつつ
アメジスト >「似た事件があまりに頻繁に起こりすぎると、流石に真相に近づこうとする人も増えるでしょうからね」
イノセントのジャーナリストとかが首を突っ込んできそうな(^^;
サクラ >うわー、ありえそうで困る
翔真 >嫌な予感しかしねぇぇぇぇ(汗)
弓 >マスゴミが減る分にはいっこうにかまわ(ry
GM >問題は、彼らのメディアに「世界の真実」がうっかり記録されちゃった場合だね!(笑)
サクラ >うっわー……(引きつった笑い)
アドノレ >後始末に夢使いと大いなるもの大量動員(笑)
サクラ >「…急がないとろくな結果になりそうも無いのです(==;」
くれは >『うん、あんまり余裕ぶっこいてもいられないよね。そんな訳で多分、相手は世界結界そのものに相当詳しい手合いだと思うよ(、、)』
サクラ >「……“ノア”の可能性が高まってきましたね。彼自身が関わってるという証拠はありませんが」
くれは >『……やっぱり、そうなのかな…私は遭遇した事が無いから、なんとも言えないよ』
サクラ >「決め付けは危険、とは自分でも思うのですが(^^;」
アドノレ >「正解・不正解に関わらず、同レベルに厄介な相手だと肝に銘じる必要があるな」
くれは >『もし“ノア”だと仮定して、うまく接触できる方法があればいいんだけど……こうなったら最後の手段、アンゼロットに聞いてみるかなぁ』
サクラ >「アンゼロットさんに、ですか」 あぁ、一応世界の守護者だったお人だしなぁ。パイプがあっても不思議ではないか
くれは >『うん。まあ、あっちも今かなり立て込んでるだろうけど……とにかく皆には、今回の件を煽ってるのを見つけ出して、とっちめるって任務をお願いしたいと思ってるんだよ。もちろん他に何か抱えてれば、別だけど』
アドノレ >「お望み通り(?)アンデッドをどうにかする仕事が来たな」
サクラ >「了解なのです!」
くれは >『それと、アドさんからの話だけど……次に大きくプラーナが動く状況、つまりシステムが稼動している時に改めてデータを取るって事だからね』
アメジスト >「了解しました。公演のタイミングって訳ね、つまり……」
◆ ◆ ◆
GM >で、その間に……目の前で行列ってる 覚醒者の成れの果て達へのいんたびぅ。“おぉぉおおぉおおおおぉおぉおぉおおぉぉぉぉぉ…”と、彼らは虚ろな眼差しを、生者達に向け続けている。
弓 >「そこは OooOOoo にするべきでしょ!」
翔真 >どう言う拘りなんだ(苦笑)
群れ >“……………………” なんか、視線的温度が微妙に下がったような気がする(笑)
弓 >「様式美が分かってないわねぇ……」 UOの!(笑)
サクラ >弓さん……(^^;
翔真 >UO?懐かしいと言っていいのだろうか(苦笑)まあ視線的温度は元々低そうだけどな、アンデッド的に(ぁ
群れ >“……………………” 死んだ眼差しでなお見ている。まぁ、死んでるから当然か。
弓 >「さて、話ができそうなのはいるかしらぁ?」
アドノレ >カオス/イビルな感じで会話が成立しない?アンデッドにありがちだが
群れ >“……………………” その多くが、なおも死んだ眼差しで見ている中。ひとつの小さな白い影が、おずおずと前に出てくる。
サクラ >おぉ?
弓 >「荒療治が必要かと思ったけど、そうでもないかしら?…………しゃべれる? 何か、強烈にイメージに残っていること、とか、ある?」
影 >“もとのところに もどしてくれる の?” それはゴーストなのか、目がないのでその場に漂っているだけに見える。
翔真 >イヤァァァァヤメテェェェェッ!?(悲鳴)
アメジスト >き、きっついなぁ…
影 >“いたいの さむいの…… おうち かえりたい……”
サクラ >ぐああああ!?(ごろごろ)
弓 >「戻りたい? ……そうね、なら、その“元の場所”について教えて頂戴。あなたに何があったのか、を……」
影 >“おうちかえって ままのつくってくれたおかし いっぱい たべたい…でも ここにならんでれば かえれるって おしえてもらったの…”
GM >すると、周りの影やら屍やらがその言葉に同調し始める。“帰りたい…帰りたい…”
翔真 >心が、心が痛いぃぃ……(じったんばったん)
弓 >「……(そのまま手駒にする気かしらね、ブンブン=ヌーは)」
GM >そうして話している間にも、時々その影に何かがオーバーラップしているように見える。それは血まみれで、首やら手足の向きが妙な方向に曲がった女の子の姿…のようだ。
サクラ >のあああああ!?(PLが悶絶中)
弓 >「ん……そうね。きっと、奇跡が必要ね……その願いを叶えるには」
影 >“うん……だから ここにいるえらいかみさまに おねがいするの”
GM >小さな影は、がんばって生前の姿?を現そうとしているのだが、どうにも途中で何かに阻害されるようで、うまくいっていない。それでも、目の前のこの影が人間としてどういう最期を迎えたのかは、ある程度想像が付いてしまうだろう。
サクラ >阻害、かぁ。何か理由があるのか?
翔真 >ブンブン=ヌーの眷属になる事で、“アンデッド”である事が含まれているのなら、そこから逸脱した姿にはなり難いのかもね。ただ、詳しく調べてみない事には正解は解からないけれど。
弓 >「やるだけ……やってみましょうか。 《フリップ・フラップ》。時間を戻す、この魔法なら……」
GM >おお、MP消費はしておいてね〜。で、それで影はいくらか生前の姿を取り戻したように見える。もちろん既に死んだという事実は動かないので、外見上のみという事になるけれど…
弓 >(これがかえって傷つけることになるかもしれないけど、ね…… サクラやアドにはさせられないものね、この役目は)
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