【第42夜】
たとえ天に抗うとも

〜超魔導黙示録・U〜

<PART−01>



はじまりは平穏の中から



GM >さて、今回のナイトウィザードは!……憂世騎士団が壊滅したあの事件から、1ヶ月後。

ウィザード達の前には、今、穏やかな海が広がっている。
足元にはウッドデッキ。背後には、ログハウスを思わせる建造物。

初 >「うーなー☆(水着+浮き輪状態で眼の前の海に漂ってるなど)」
アドノレ >「獅子は我が子を千尋の海に突き落とすといふ」(どげし)
初 >「う、うなぁぁぁぁぁぁぁぁ!?(くるくるくるくる)」
サクラ >「初ちゃーん!?」
GM >――という訳で。ここは、平行世界「千尋海」に新しく作られた、MASTERSの「別荘」である。
サクラ >千尋海!?(笑)
アドノレ >海底が深そうな名だな
翔真 >ギルドハウスみたいだな(笑)そう言えば俺達拠点みたいなものは持ってなかったな、絶滅社預かりな事も有るけれど(^^;
GM >そう。なもんでこれ、第40夜の一件で出た報酬のひとつ(笑)
サクラ >……あー、元「ミラージュ・デ・ラ・ポート」?(笑)
空 >ええ。「ちひろちゃんの海だから」だそうですよ。決める時にいろいろあったみたいですけど、「安直過ぎる方がいい」って、くれはさんが(笑)
弓 >大丈夫?この海?(笑)
ちひろ >いちおう“わたし”ですが、大丈夫ですよ?(笑)
アドノレ >隠れ家的な何か。暇と予算があればいずれ要塞化
弓 >泳いで大丈夫なのかな。あの時があの時だったから不安になるんだが(笑)
翔真 >あぁ、櫻小路嬢に悪影響を与えないか懸念していると(苦笑)
弓 >……感度3000倍になったりしない?(笑)
翔真 >そっちかよ!?(苦笑)
GM >喰らったダメージが3000倍とかいや過ぎるなあ。3倍でまからん?(違)
ちひろ >揃いも揃って何の話ですか(^^;
アドノレ >どっかの妖精の泉みたいに回復時のファンブル7指定の回復の海とか
GM >そんな、クロウ=セイルの謎温泉じゃあるまいし(笑)
ちひろ >大丈夫ですってば(笑) 回復効果については相当深くまで潜らないと発生しないように取り決められましたし……
アドノレ >証拠隠滅の為に海に沈めたら、逆に回復して帰ってきて復讐劇の幕が上がる……と(違)
初 >何に復讐するのやら〜〜〜〜〜(くるくるくるくる
アドノレ >まだ回ってたのか
GM >そう。でも更なるツッコミどころとして……この世界では水中で呼吸が出来ると言うのに、なぜか浮き輪を用いているほん子(笑)
翔真 >そろそろ止めてやらないと拙そうだ(^^;
アドノレ >もとよりちゃんと浮き輪を確認してからダイブさせるの事。逆にそれでも凄い確率で犬神家しそうなら助けるぞ
ちひろ >あ、じゃあ初ちゃんは止めときますね^^
翔真 >助かる(^^)
ちひろ >まあ実際問題ですよ。カートリッジ魔導弾の補充の都合とかも考えると、ここにも拠点を置いておいた方がいいだろう……と、そういう話でしてね。
弓 >お世話になります(笑)
翔真 >いずれにせよ、俺達だけで並行世界へ移動は出来ない。となれば、そらも居るよね?
そら >います よ!(o'ヮ')o ウッドデッキの上でねこねこしてまぁす☆
翔真 >良かった、安心した(^^
一狼 >まあ、俺達もいるんですけどね(笑)というか実は、ここの事は第41夜の間に休暇を取ってた俺達の方が、結果的に先に知らされる格好になったんです。
ノーチェ >という訳で、前回出られなかった分、自分達はここの立ち上げとかをやってたのでありますよ(^△^)b
エリス >ちなみに弓さん向けに、屋根のある所もちゃんとテラスに用意してあるんです(笑)
弓 >「よくやってくれたわねぇ」 っ ノーチェなでこ
ノーチェ >「いえいえ!元々休暇がてらの事でしたゆえ!」
翔真 >「まぁ仕事を絞らないとと考えた手前、こうして距離を置いて寛げるのはありがたい話では有る。櫻小路嬢、感謝だ(フッ)」
ちひろ >『いえいえ。こちらもひとまずひと段落しましたし、このくらい取るに足りませんよ』
サクラ >「うーん、数年前まで別荘なんて考えもしなかったのです……」
翔真 >「サクラは王配になったらそれこそ別荘が一杯になりそうな気もするが………(ボソ)」ねこを撫でながら(ぁ
エリス >「いいんじゃないでしょうか。それに、こういう場所は必要だと思いますよ……あ、お茶はいりました^^」
翔真 >「頂こう。感謝だ、志宝嬢。」
サクラ >「ありがとうございまーす!」
エリス >「どうぞ、どうぞ^^」
アドノレ >適当に海を楽しんだら次はやはり微妙な味の焼きそばを用意せねばなるまい
GM >「微妙な味」という部分、なんでも美味しくなっちゃうエリスには出来ない相談だな(笑)
アドノレ >んむ。という訳で台所に引っ込んで調理。美味しいものはエリスに頼めばよいが微妙な物だからな
初 >では、うなうなと上がってきますー(※すくみず)
アドノレ >「非常によく似合っている辺り……強く生きるのだぞ」(ぽむぽむ)
初 >「う、うにゅう(、、;」うれしくおもうべきやらかなしくおもうべきやらー?!
サクラ >「(初さんなでなで)」
GM >……という訳で、海を臨むテラスでティータイムである。
ノーチェ >(既に着席している残念な吸血鬼)
アドノレ >微妙な味の焼きそば山盛りで歓待してやろう
GM >ああ、何故か微妙な味の焼きそば(アドノレ作)もあったりするが(笑)

翔真 >「折角のアドノレの手によるものだ、ありがたく頂こう。珍しいというか初めてな気もするしな。」そして微妙な味(笑)
エリス >「それにしても、アムさんが来られなくて残念です(、、)」
翔真 >「まぁ流石に妊娠初期の妊婦には障りが有るかも知れん、大事をとってと言う事だ。仕方あるまい(苦笑)」
アドノレ >「暫くは動けまいて」
一狼 >「ですね……でも、Dr.クドラクのところにいるなら安心だと思います。魔王の方はどうだか分かりませんけど
ウー=バル@LS >アムがいなくて寂しいぞーーーーーーー!……ビデヲみよっとorz
アドノレ >「ところで、未探索地域の探索やらバカンス半分の仕事でも無いのか?」
エリス >「今の所は……って言いますか、仕事の比率見直しの話を出したのは弓さんだったような(・x・)」
弓 >「ある意味で、これがそうかしらねー」
一狼 >「まあ、その分は俺達がカバーしますよ。憂世騎士団の件では休暇をフルにとらせてもらいましたし」
弓 >「わりと心配なのは……アムよりも、赤羽くれは、かしらねぇ」
真白 >「同意……」
サクラ >「くれはさん、修羅場モードに入る事多いですしね………」
弓 >「右腕というか、腹心的なアムが産休はいって、他の部下は裏切ったり信頼できなかったりで、私らも仕事控える宣言してるしで、過労死するんじゃないかしらぁ」
初 >「うな。わたしが言うのもなんですけど、少しは休んでいただきたいような……」
翔真 >「いい加減後任決めないと拙いと思うんだがなぁ………(ずぞー)」焼きそば喰ってます(ぁ
サクラ >「そうなると、今度はそれが誰になるのか……って問題もあるのです(はふ)」
真白 >「柊 蓮司が秋葉原WUの総評議長に就任したとはいえ、その実態は相変わらずのようだ……」
サクラ >「はわー!?」
翔真 >「なん、だと………?」
真白 >「……何を驚いている。随分前の話だぞ」
翔真 >「聞いた覚えが無い………筈なのだが、聞き逃していたか?」
真白 >「……私も、先の休暇の折に初めて聞いたから。それに、日頃から任務に専念していれば……そういう事もある、かも」
GM >曰く。「後ろでふんぞり返ってるとか、俺の柄じゃねぇからな!」とかで、いつもいつも前線に出ちゃう困ったお人であった(笑)
翔真 >就任祝い持って行ってやらなきゃ(嫌味じゃないよ(笑))
ノーチェ >「とはいえ、このところラビリンスシティも平穏なようでありますからな。マンモンが消滅した件もございますし……いや、ある意味賑やかにはなっとる様子でありますが」
空 >「ああ、なんか“アイドルウォーフェア”とかって話ね」より恵まれた環境にあってもやっぱりゼリー飲料は手放せなかった(笑)
サクラ >「アイドルウォーフェア………」 発端の一人だけに微妙な表情(笑)
ノーチェ >「どうやら先の魔王戦争に代わる代理戦争システムとして機能し始めた様子で。おかげでラビリンスシティホールは連日大盛況、って按配でありますよ」
サクラ >マジかー!?
GM >うん。魔王達がシティ内でなんか争いになった時、今では「それぞれのアイドルを立ててLCホールで対バンさせる」という流れになっているという。なんでもちひろのメモリアルステージにおいて、フェーネとの対バンがあった事から思い付かれたらしい(笑)
空 >「こっちの方でも放送してますよ。なんでも、システムの円滑な稼動と……不正防止の意味合いもあるのだとか」
GM >平行世界ネットで放映される娯楽番組(笑)
サクラ >「……あー、裏で出し抜き合い頻発してそうですしねぇ」
エリス >「人界に飛び火さえしなければ、ありがたいんですけどね……」
アドノレ >ウィザードにしか見れない筈の番組で放映されてるはずなのに、アイドルオタクにしっかり発見されたりして
GM >そういうドルヲタはきっとノウンマンレベルになってるんだよ、知らない間に(笑)
弓 >「ていうか、魔王も普通に戦うの飽きてたんでしょう。あと100年くらいはこれで遊ぶんじゃないかしら」
ノーチェ >「思うに、先のマジカルウォーフェアでの経緯からも、“人界を力押しで攻略したところで、必ずしも割に合う訳ではない”という事が、いい加減周知されてきたのかも知れぬでありますなぁ……」
翔真 >「まぁ………平和的に活性化しているならそれはそれで何より(苦笑)」
アドノレ >「いずれ濃ゆい文化が生まれてくることに期待しよう」
サクラ >……そのうちウォーゲームからTRPGに移ったりするのかもね(四方世界かよ)
弓 >「……にしても。なまらないようにしつつ、仕事しないって難しいわねぇ……吸血鬼になったっていうのに、早くも退屈に殺されそうだわぁ」
翔真 >グ○ッドマンに救いに来て貰わなきゃ(違)
アドノレ >「時間が余るモノは結局多方面に遊び人になるわけだ」
そら >「ときにたえるのも たいへんだよね」
弓 >「そらがいうと重いわぁ、その台詞」
そら >「わたしは、そういうものだから」(でも ねこる
真白 >「……シティ方面は平穏だが、格下の侵魔による攻勢は却って激化しているという情報もある。MASTERSや我々でさえ出向くまでもない程度というのが、微妙なところ」
GM >大体GL10帯くらいまでの間の、ちょうどプライムシリーズ対応の敵……という意味ね(笑)
翔真 >「脅威が有った方が慢心はしないで済むだろう、人間は残念ながらまだ自分たちだけで律せるほど成熟していない。」
エリス >「間違いながらでも、ちょっとずつ……いい方向に向かってくれれば、いいんですけど」
一狼 >「結局、一番怖いのは人間……か」
そら >「うん」
サクラ >「……よっし、そろそろ明るい話題にしましょうなのです!(手をパンパン)」
初 >「うな!じゃあ、おかわりなのです!!」
そら >「……そうだ。ほん子ちゃんに これ わたしとかないと」 っ[フラグメント]
初 >「う、うなー……いいんでしょうかー……?」
そら >「まえのとき わたしてなかったからね。もう いいんじゃないかなって……みんなは、どう?」
初 >正直前回アポクリフィスの事があったので ちょっと考えちゃいます(^^;
翔真 >「そらが認めたのなら俺から言う事は無い(フッ)」
アドノレ >「相応の覚悟があれば良かろう」
弓 >「おなじーく」
サクラ >「もーまんたいなのです!」
エリス >「皆さんが大丈夫なのでしたら、わたし達からは特には」 イレギュラーズの皆さんに同意をとりつつ。
そら >「ん。じゃあ、ほん子ちゃん……よろしくね」
初 >「うな!これでやっと……ほんとのほんとに仲間入り、なのですね(ほろり)」
空 >「おめでとうー^^ なんか妹が出来た気分だね」
一狼 >「なんか、いいな。そういうの」
真白 >「ある意味“修羅場にようこそ”だな……今更、かも」
翔真 >「それは言ってやるな(苦笑)」
真白 >「……驚いた。否定できるのか」
翔真 >「………………済まん(−−;」
初 >「うな。こうなったらもうとことんやっちゃうまでなのです!……もういろいろやらかしちゃった後ですし(、、)」
サクラ >「HAHAHAHAHA」 そして初ちゃんなでなで
GM >……と、そうこうするうち。なにやら、着信があった模様だ。
エリス >「あ、入電ですね……(で、奥から)みなさーん。くれはさんからですー。そっちに出しますか?」
翔真 >「あぁ、頼む。」
アドノレ >「んむ」
GM >そうすると、ややあって中空に魔法映像が結ばれる……
くれは >『はわー、MASTERSの諸君。そっちは元気にやってるかなー?』
サクラ >「くれはさん!おかげさまで、なのです!」
翔真 >「感謝している(フッ)」
くれは >『うんうん、喜んでもらえてなにより。エリスちゃん達と一緒に、その別荘用意しといてほんとよかったよー(笑)』
アドノレ >「そっちは相変わらず忙しいのか?」
くれは >『――まあ、慣れましたから(爽)』 ちべっとすなくれは(ぁ
弓 >「たくましくなったわねぇ」
翔真 >「それで、忙しい中態々自ら連絡を入れて来た用件は?」
くれは >『ああ、うん。あれからこっちであった進展を話しとこうかなーと思って……ほら、憂世騎士団の事とか』
サクラ >「ふむふむ」
翔真 >「確かに気になる所だ、骨を折って貰って済まない、感謝する(礼)」
くれは >『グィードさん達とも協議したんだけど、騎士団についてはあのモンテスマ仮面の人を暫定リーダーにして、組織を再編成する事になったの。で、その名前がねー……

…“新・憂世騎士団”だって」

真白 >「……」
初 >「……う、うな(きょろきょろ)」
サクラ >「安直ぅ!?」
空 >「一狼くん、大丈夫?(^^;」
一狼 >「……大丈夫だ 問題ない(噴きそうになるのを こらえた)」
翔真 >「…………まぁ、名前に関しては俺達が如何こう言う物でもない、だろうが……。」
弓 >「センスが仕事しないわねぇ」
くれは >『まあ、これは六文銭の人がね。“名前を変えた程度の事で即座に罪が償われるのなら、もとより世話はありません”って言ってね』
翔真 >それでも程度ってモノが有るだろうに(^^;
アドノレ >「下手に捻って前身が判らなくなるよりはまぁ」
くれは >『だよね。これはこれで、彼らなりの罪滅ぼしなんじゃないかなって思う』
翔真 >「敢えて旧来の名を背負う事で、簡単に自分達の罪から逃げない、と言う意思を表わしたものだと思っておこう。」
弓 >「ああ、“旧組織の残党の目を引きつける”というのも、目的にあるのでしょうねぇ……」
くれは >『うん、おおかたそれも含めてかな』
翔真 >「六文銭のは、そう言う奴らへの対処法をいろいろ考えていそうだしなぁ。」
サクラ >「まぁ、上手く遣って行って欲しいのです……」
くれは >『その他にも彼らには、離反前の役割をそのまま担ってもらう事にしたよ。時になりたて転生者を間違わないよう導き、時には助け合う事……』
ノーチェ >「あえて汚名を被りつつ、“転生者の互助組織”その本分に立ち返る。そういう事でありますな(・△・)」
くれは >『うん。尤も、再編したてだからいろいろ人が足りてないのは確かねー。その点はこっちでも、出来るだけバックアップしていくよ』
初 >「うな。ところで、ベルトランさんは……?」
くれは >『ああ、“彼”ね……元々旧組織の幹部級だったし、さすがに無罪放免とはいかなかったわ』
サクラ >「そうですか……」
くれは >『暫くの間は、辺境世界で労働してもらう事になってるよ。本人からは特に異議申し立てとかもなかったけど……なんかほん子ちゃんの事を気に掛けてたっぽいのよね。何かあった?』
初 >「う、うな。いろいろと(^^;」
弓 >「ちゃんと報告しといた方が良くない?」(笑)
翔真 >「ベルトランが個人的に彼女(臼本嬢)に恩義を感じているらしい、律儀な事だ。」
初 >「なんといいますか、その……ベルトランさんって、わたしを見る目が……子供とか、孫とかを見るような感じでして」
サクラ >「…確かに、そんな感じだったのです」
初 >「……思うに、亡くした“家族”のような拠り所が欲しかったんじゃないか、と」
くれは >『なるほどねー。グィードさんからの調書とか、アーカイブの記載情報にもそんな様子はあったけど、やっぱりそういう事かぁー』
エリス >「家族、かぁ……」 いいなぁ、って表情(o'▽')o
くれは >『……それで、そっちはどうかな。何か足りてない事でもあったら、言ってくれると助かるけど』
ノーチェ >「設営に関しましては、今更我等の側から申し上げるまでもございませんな(^△^)b」
空 >「まあ、ここの管理とかはちひろさん達にも手伝ってもらってますし」
弓 >「そうそう。自分たちで足りないものを揃えていくのも楽しいものよぉ」
翔真 >「むしろそっちの方が色々とリソースが必要だろうに。少なくとも今の所俺としては不足している物は無い。」
くれは >『はわわ。そう言って、実は平和すぎて退屈してるとかだったり?(笑)』
弓 >「とはいえ、私はいつもこんなカンジだけどねぇ」
そら >「近くに冥魔が出たならわたしが食べにいくけれど、そういう事もなかったよ」
アドノレ >「忙しくても遊ぶし暇でも仕事する。任せるがよい」
初 >「新しいミッションでもありましたら、どーんといっちゃいますよー!……って、あ。わたしが勝手に言っていい事じゃありませんでしたっ(あわあわ)」
サクラ >「まぁ久しぶりに骨休めが出来ました。ありがとうございます!」
翔真 >「ああ、御蔭でゆっくりと休む事も出来た。本当に俺達が出向くべき案件が有るのなら遠慮なく言ってくれて構わない。」
くれは >『うん、喜んでもらえて嬉しいよー。で、あとはー……“これはまだMASTERS案件じゃないかもなー”って話なら、いくつかあるけど』
サクラ >「一応、お話だけでも聞いておきます?」
アドノレ >「聞くだけなら無料だ」
真白 >「こちらで事足りる程度のミッションなら、受けても構わない……かも」
翔真 >「済まんな。」
くれは >『はわ、じゃあ言うね。基本的には、どれもラビリンスシティでの案件なんだけど、ひとつは“大公の森”での件。もうひとつは……あー、これいいのかなぁ……まぁいっか。パール=クールからの依頼っていうか要請っていうか、ってのがそれ』
一狼 >「魔王が、依頼……?」
翔真 >「珍しい相手からの要請だな、一応内容を伺っても?」
くれは >『なんでも、あるアイテムが盗まれたっていうのよ。で、こっち側に犯人が居るんじゃないかーって噴き上がったパールが、イーグレットの所に捻じ込んできてね。あわや一触即発になりかけたって訳(^^;』
真白 >「……らしいといえば、らしい……か」
サクラ >「それ自体は何とかなったのです?」
くれは >『うん、で、話を聞いたところね。それが、昔ちょっとした騒ぎになった案件に絡むアイテムでね……なんだかウィザードを封印できるカード、っていうやつなんだけど』
一狼 >「微妙に聞き覚えがあるような、ないような……?」
翔真 >「俺も何処かで聞いた様な覚えが微かに………?」
ノーチェ >「ふむ。そういう事でしたら、ちょいっと調べてみますな……」
翔真 >「済まない、頼む。」
弓 >「ん。許可。オーダーとして発令するわぁ」
ノーチェ >「がってんしょうちのすけであります!(水晶玉ぴかー)」
真白 >「(こくり)……もうひとつの話も、聞いておく」
くれは >『はわ。もうひとつのって事は、大公の森の件ね……あそこにワールドゲートがあるのは、知ってるよね?』
エリス >「ああ……“冥門王”リウフンシャンが潜んでるって言う所、ですね?」
そら >(……ぢゅるり?)
空 >「す、杉ちゃんステイステイ(^^;」
そら >(はんのこしょんぼり)
翔真 >これは撫でなくてはなるまい。 ( ^^ノ^^なでなでめでめで☆
くれは >『はわ、わかりやすいリアクションありがとねそらりん。でね……原則として、そこから出てくる冥魔はシティの方で対処するって話になってるんだけど……』
翔真 >「基本が適用出来ない相手でも出て来たと?」
くれは >『……はわ。それが、逆にね。ゲートからの冥魔の流出が、ストップしたのよ。可能性としては、いくつか考えられるんだけど』
真白 >「可能性は、主に2つ……ひとつは、リウフンシャンが何らかの策をもって雑魚冥魔を集めている可能性……もうひとつは、そのリウフンシャン自身に何かがあった可能性……」
くれは >『正解。どっちにしても、日頃ゲートの向こうに引き篭もってる冥魔王が動いてるって事は何か意味があるんだろうなーとは思うのよ。でも、確定した状況が今の所ないから、手の打ちようがないって訳』
翔真 >「下手にゲートの向こうに行く訳にも行かないと………」
真白 >「という事は、そのミッションは……ゲートの向こう側の探索?」
くれは >『そういう事になるねー。ただ、必ずしもリウフンシャン自身と事を構えに行くとは限らないし、そらりんに手を出してもらうには段階的にはまだ早いかな?って』
サクラ >「なるほどなのです……」
ノーチェ >「……よっし!出たでありますっ!!」
エリス >「何かわかりましたか…?」
ノーチェ >「もちのろんであります!この水晶玉に解けない謎はなぁーいっ☆てなもんでありまして、はい(^△^)」
真白 >「……いいから聞かせろ」
ノーチェ >「はいな。それは“シーリングギア”というアイテムでありますな。皆様ご存じ【マジカルウォーフェア】の折にパール=クールがこさえてみたものの、その後のデタントムードにより使われる機会もなく封印されており……というか、一度盗まれて騒ぎが起きたとか」
弓 >急に歌うよ?(ぇ
GM >「エンド・オブ・エタニティ」収録シナリオに登場したアイテムだ。もっとも、この件に本来関与していた冥魔ことガルガロウは既に別件(第34夜)で滅んでるので、別の者が起こした別の事件って訳だけどね。あと、間違ってもシンフォギアじゃない(笑)
一狼 >「……それで微妙に覚えていた。確か秋葉原で対処した案件だったか」
くれは >「そうそうそれそれ!私やひーらぎがいない間の事件だったから、全然覚えがなくてねー」
翔真 >「ガーディアンと言いあの魔王、意外とモノ作りの才能が有るんだよなぁ………(−−;」
ノーチェ >「ふむ。で、パール=クールはシーリングギアの扱いについては、なんと?」
くれは >『それがねー……“頭にきたからもう犯人もろとも木っ端微塵に破壊しちゃって構わないわ!”……だそーで(ちべっとすなくれは)』
サクラ >「あ、あー(^^;」
翔真 >扱いが雑ぅ!(苦笑)
ノーチェ >「まあ……一度ならず二度も起きたのであれば、無理からぬお話ではありますがー……」
翔真 >「……………まぁ、面倒な対処をしなくて済むと割り切れなくもない(−−;」
アドノレ >「一度作ったなら材料あればもう一度作れるからじゃないか?」
ノーチェ >「その可能性も、なきにしもあらずでありますな(、、)」
くれは >『という訳で、今の所はどっちにしても、まだ裏界魔王なり冥魔王が直接動いていると確定している段階じゃないから、話を持っていくのは早計かな?っていう案件なのよ』
翔真 >「ふむ、しかし調査込みとなると正直今の俺達向きでは無いかも知れん。斎堂達の方が適任な気もする。」
弓 >「そのこころは?」
翔真 >「大手の所へのコネも広く持つアム嬢が休んでいる時点で、今の俺達に情報収集を得手とする面子が不足していると思われる。少なくとも俺は、その手の手段が得意とはとても言えん。まだゲートの向こうへ踏み込んでの威力偵察の方が俺達向きかと思われるが。」
サクラ >「確かに、そうなのです……って、私が言うまでもないだろうなとも思ったんですけどね(^^;」
真白 >「……それで、どうする」
くれは >『はわ、こっちでもちょうど誰に依頼するべきか宙ぶらりんな案件だから、皆がダメっていう事なら他に話を持っていくよ?』
真白 >「……いや。そのシーリングギアとやらの調査は、こちらで引き受けるべき、だろうか」
一狼 >「そうですね。蒼魔さんのOKも出てますし、俺達で受けられるようであれば受けますよ」
弓 >「ん、好きにしておっけー。 私の方で貸し出しが必要な装備や、資金があれば言ってねー」
一狼 >「了解です。さしあたって必要な経費は、後でそ……姫宮に纏めてもらいます」
空 >「はーい。ま、そういう事は杉ちゃんに頼む話じゃないものね(笑)」
そら >(ねこは 姫ちゃんに もっちりしています)
翔真 >「そうだな、放っておくのも問題になり兼ねん。そちらで受けて貰うと俺としては安心だ。」
真白 >「……了解。では【イレギュラーズ】はシーリングギア捜索・破壊の任に就く」
弓 >「ん。もちろん、何かあったら報告してねぇ。私達が捕まらないか、緊急なら社のほうにね」
一狼 >「それも了解です。可能な限り連絡を密にとる事とします」
エリス >「すると……アムさんの代わりに、誰かサポートが付く必要がありますね。初ちゃんはもちろん、場合によってはわたしもお手伝いにつきますよ(^^)」
弓 >「ん、エリスもよろしくねぇ(なでり)」
真白 >「他に、誰かそちらに支援戦力が必要だろうか」
翔真 >「戦力的なものはとりあえず現状では十分だ。そちらも調査内容如何では戦力が必要になるだろう、こちらの事は気にしなくて良い。」
初 >「うな……アムさんの代わりには頼りないかもしれませんがっ!わたし、今回もお手伝いさせていただくです!」
アドノレ >「同じだと困るだろ。異なる色だからこそ面白い」
サクラ >「初ちゃんは、もう立派な私達のフォワードだから……(なでり)」
翔真 >「流石にこれは経歴や積み重ねて来たものの差が出る事だからな、臼本嬢が悪い訳じゃない。そこは気にしない様に。」
初 >「もちろん!ダメだって言われてもやるです! ……言われてませんけどっ」(爆)
サクラ >HAHAHAHAHAHA(^^;
一狼 >「そうだ。ここに待機して繋ぎをとる役も、必要だろうか……」
エリス >「うーん……そうなると連絡役は私か、それとも京香さんを横須賀からお呼びするか、でしょうか?」
サクラ >「とりあえず、京香さんに来ていただきます?」
翔真 >「今の所は大丈夫だと思うが………万が一この2件が絡んでいた場合、繋ぎが居れば情報交換も容易になるのは確かだ。だがその様な情報は無い、そこまでしなくても良いかも知れんが………志宝嬢の言を聞いていると、念の為に置いておいた方が良いか?」
弓 >「ん、いつもどおりね」
エリス >「はい。では、ここには京香さんをお呼びする方向でお願いする事にしますね」
翔真 >「志宝嬢はオペレーターとして有能だからな、連絡役としては申し分ない。まぁ京香嬢に来て貰えれば志宝嬢の負担も減るし万が一の際、補給を頼れるのは有る。」
真白 >「すると……志宝はそちらのバックス、ヘッドクォーターには神代妹……か」
初 >「うな。じゃあ、横須賀に連絡しに行ってきますのです!」ぱたぱたと通信室に〜
サクラ >「そうだ!これからミッションに掛かるんだから、連絡しなきゃいけない所があった……ちょっと席を外します(礼)」 そしてこれまたぱたぱたと(笑)
くれは >『はわ。なんか悪いねぇ……』
翔真 >「こちらも大分無理を言っているからな、多少微妙なラインとは言え冥魔王クラスが関わって来るとなれば確かに俺達に回って来てもおかしくない内容だ。そこまで恐縮する必要は無い(苦笑)」
アドノレ >「手遅れ寸前になってから投げられるより、不明のうちに来る方がなんぼも良かろうよ」
弓 >「ちゃあんと請求するから、予算くんでおいてねぇ?(くすくす)」
くれは >『はいはい(笑)本格的にそっち案件になったら教えてね』
翔真 >「ただラビリンスシティ側にその案件で俺達が赴く事をそちらからも一報入れて貰えると助かる。勿論俺達も向う際には連絡するが依頼者側からも話を通しておいて貰えれば面倒は大分避けられるだろうし。」
くれは >『はわ!それは任せて、イーグレットに話を通しとくから』
翔真 >「了解だ。」
くれは >『うん。それじゃあ、ほんと悪いけど今回もよろしくね』


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