【外伝・第1章】
惨劇が残したもの
<PART−07/C>
残された夢のために…
〜涼夜 真琴&蓮石 尽の場合〜
GM:では、真琴と尽は金沢八景に到着だね。
尽:安全運転にて、柳沢邸前まで〜
GM:では・・・柳沢邸だけど、さすがに夜遅くなのでセツも寝ているようだね。
尽:エンジン音落として近づく・・
真琴:「・・・さて、それでは行ってきます(くす)」>尽さん
尽:「おう、気を付けてな。」>真琴君
GM:侵入は・・・セツはイノセントだから問題ない、難なく部屋に侵入できる(笑)
真琴:らじゃ(笑)では先ほどの着物を探し出して・・・・現の夢を使って身長までごまかして・・・
GM:月明かりの元、これまた難なく花嫁衣裳を見つけられるよ。
真琴:「・・・(おじゃましまーす)」口だけ動かす
尽:見送ったあと、あとをこっそり付ける・・・・何かあったらマズいし。で、家の外で待ってよう(笑)
真琴:「・・・・・・あなたの役目、仮初にでも果たさせよう・・・」着物を手にとって
尽:怪しまれないように隠れつつ警戒・・・
真琴:そして周囲を警戒して・・・着込む・・・
GM:その時、尽・・・一瞬だけど、真琴に妙な違和感を覚えた。おそらく・・・女性に擬態しているからではないかと思われるけどね。
尽:覗いてるみたいだよな・・・(苦笑) ふと、気が付いた事にして欲しい(笑)<着替え
真琴:よく見張られた!!
尽:ふむ・・・ま、うすうすね・・・ 気にしないでおこう。本人隠してるみたいだし(笑)<擬態
GM:そうこうするうちに、真琴は着替えを終わるね。
真琴:「・・・んんっ・・・・あー・・・」声もそらに近い声に・・・
GM:OKOK。セツは、奥の寝室で眠り込んでいるようだ・・・。
真琴:・・・ではいざセツさんの寝室へ・・・
尽:遠く、隠れて見守っている。
GM:では、寝室・・・セツは、よく眠っているようだ。
真琴:「・・・・・」力をこめて・・・月匣展開。
GM:真琴の力を受けて、簡易月匣が展開する・・・部屋ひとつのスペースだが、今はそれで充分・・・。
真琴:額の前に手をかざして偽りの記憶「これから5分間のことは全て夢・・・」
「沙弥」の顔をした真琴の、「偽りの記憶」が月匣に染み込み…
そこは、存在しながら存在せぬ、夢の空間へ。
真琴:「セツさん・・・セツさん・・・・・・起きてください」
セツ:「……? はて…どなたで…!あなたは…まさか、そんな…!?(驚)」
真琴:「私の顔、忘れちゃった?(にこり)」
セツ:「…忘れる事などあるものですか…あなたは沙弥ちゃんでしょう? ずっと…待っていたのよ…」
真琴:「ええ、ただいま。セツさん・・・」微笑む
セツ:「……おかえりなさい、沙弥ちゃん…私はずっと、この日が来る事を待っていましたよ…私が作った衣装まで着てくれて…よく、会いに来てくれましたね…(涙目)」
真琴:「だって・・・セツさんは私の・・・”お母さん”だもの(にっこり)」
セツ:「そう…沙弥ちゃんは、そう言ってくれましたね…私が『お母さん』だと…っ(涙)」
真琴:「私との約束・・・この花嫁衣裳・・・作ってくれて・・・本当に嬉しかったよ」
セツ:「当たり前ですよ…あなたとの約束、守らないままなんて嫌ですからね…こんなに綺麗になって…あんなに小さかったのに、もうこんなに大きく…(涙)」
真琴:「・・・・うん・・・・・・」少し涙目になる・・・
セツ:「でも・・・それを着ているという事は・・・ここを、巣立っていくんですね・・・。」
真琴:「・・・うん・・・・・私・・・・もう行かなくちゃ・・・(哀)」
セツ:「大切な人が出来て…結婚して…そう、幸せになりなさいな。私はもう長くないけど、ずうっと見守っているから」
真琴:「・・・・ありがとう・・・・・・お母さん・・・」軽く抱きしめて・・・泣く
セツ:「死ぬ前に、あなたの姿を見られたこと…私は忘れませんよ、絶対に…。」優しく、沙弥(真琴)を抱きしめる・・・年老いて、小さくなった手で。
尽:・・・人の命の連なり・・・それこそが・・・
真琴:「・・・・うん・・・・・・・それじゃあ・・・元気でね」泣きながら・・・微笑む
セツ:「今度は・・・またいろいろお話ししましょう・・・ね・・・」
真琴:「うん・・・・きっと・・・・」
尽:さて、と、先に戻っておかないとな・・・一足早く、柳沢邸をあとにして、車に戻ります。
真琴:「・・・・・・それじゃあ・・・・おやすみなさい・・・・・・良い夢を・・・・(微笑)」月厘格納・・・着物を綺麗にたたんで戻します
そして・・・刻限。うたかたの夢は終わり、
真琴とセツは、それぞれの現実の世界へ・・・。
GM:セツは、再び眠りに落ちる・・・そして問題なく、真琴は事を済ませることが出来るね。
真琴:「ふう・・・これでよし(くす)」
尽:車の中で、目をつぶって寝たふりして待ってます(笑)
真琴:柳沢邸から出てきて車に・・・「・・・・ただいま(くす)」
尽:ぱっと目を開けて…「御苦労様(微笑)んで、首尾はどうだった?」知ってるけど(笑)>真琴君
真琴:「・・・ご想像に、お任せします(くす)」失敗したら言うし(笑)>尽さん
尽:「・・・ははっ、問題ないみたいだな(笑) じゃ、帰ろうか。」>真琴君
尽が運転するヴィッツは、助手席に真琴を乗せて、金沢八景を離れる。
尽:運転しつつ、横目で真琴君の様子だけうかがっておこう。それとなく(笑)
真琴:「・・・・・・・(はぁ)」普段なら気が付く視線に気が付かず・・・窓の外見てる(笑)
尽:うう・・・そういう様子だと声掛けるか悩むな〜(爆)<窓の外
真琴:「・・・・どうかしました?(くす)」普段より・・・静かに
尽:「・・・・・・ん・・・真琴君の力も・・・たいしたものだと思ってさ。」運転中なので、前向いたまま(笑)よく観察すると、誤魔化してる様子がわかる・・・かも(笑)>真琴君
真琴:「さて・・・戦闘ではさっぱり役に立ちませんから、少しぐらいは・・・ね(くす)」よく観察する・・・かな(笑)
尽:「人を本当に救うってのは・・・戦いじゃないよ。」
ややあって、流れる街灯の光に照らされつつ、尽は口を開く。
尽:「俺は、戦う事以外で人を助けられる方が・・・凄いと思ってる。」
真琴:「そう言ってくれると・・・嬉しいですよ(にこ)」
そして…2人は横須賀へ…。
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