【外伝・第2章】
罪業の所在
<PART−06c>
分散行動〜真琴の場合〜
GM:では、真琴は・・・イタリアへの到着から始めようか(笑)
真琴:「やれやれ・・・ここも久しぶりです(くす)」サングラスかけて
GM:でもって、いよいよフォルツァ枢機卿と謁見だね(笑)
真琴:はいな・・・えーと、執務室かな?
GM:そう、執務室だね(笑)
真琴:「フォルツァ枢機卿閣下。涼夜真琴、ただ今横須賀の地より戻りました。」一礼>パトリシア
パトリシア:「まずは、長旅ご苦労でした…」>真琴
真琴:「いえ、閣下もご壮健で何よりです」
パトリシア:「それで・・・早速ながら、情勢はどうなっていますか?」
真琴:「調査の結果、臥龍学園の地下を捜索した結果については・・・詳しくは報告書にまとめてありますので、簡略に。」
パトリシア:「ええ。目を通しておきましょう・・・現地にて、不都合はありませんか?」
真琴:「はい、特に不都合は・・・(少し考えて)・・・エミュレイター関連の事件により孤児を一人引き取りました。詳細は報告書に書いてあるとおりです。戸籍上、私の・・・実子という事になります」
パトリシア:「そうですか・・・しかし、そうなるとあなた自身の行動に制約が出るかもしれませんね。」>真琴
真琴:「私が活動する時には鳳先生にお任せしています。現在の所、ほぼ影響は出ないと予測されます。」きっぱりと
パトリシア:「そうですか・・・それなら心配は無用ですね。それで、その子をいかに育てるつもりですか?」
真琴:「・・・できる事なら、普通の人としての生を歩ませてあげたいと・・・思ってはいるのですが・・・できる限り本人の意思を尊重するつもりです・・・私の時のように」
パトリシア:「なるほど・・・もし今後難があるならば、我が銀十字修道会で預かることも考えましょう。」
真琴:「はい、もしも私に何か有った時には・・・お願いいたします(ぺこり)」
パトリシア:「ええ、その時には私パトリシア=フォルツァの名において、その子を預かりましょう」
真琴:「感謝・・・します」
パトリシア「いいえ・・・では引き続き、横須賀の件・・・頼みましたよ」
真琴:「それに関して、少しお話が・・・私がここに帰ってきた理由がもう一つあります。」真剣な表情で
パトリシア:「話・・・ですか?」
真琴:「これまでの調査の結果、この件に関して現場の者としての情報の公開を要請できますでしょうか?」
パトリシア:「ええ。あなたの要請はかなえられましょう・・・それで、どの情報をですか?」
真琴:「ここに残っているディメンジョン=ガジェットに関する実験記録、そして関係する5人と、プロフェッサーコスという人物についての情報をお願いします。更に、インフィナイトに関する情報と・・・ノルンの3人に関する情報・・・あと・・・関東異界大戦に関する情報を。特に・・・『第七艦隊』について」
パトリシア:「良いでしょう・・・わが国にある限りの資料をお送りします」
真琴:「感謝いたします、閣下」深々と一礼。これで少しはマスタージェスタ―に関して判ればいいけど^^;
かくして、真琴は帰国時にトランクひとつ分の資料を持ち帰ることになる…。
そこには、過日入手したディメンジョン=ガジェットに関する記録をはじめとして、
5人の科学者とプロフェッサー=コスの情報、杉崎博士が造ったインフィナイトの情報、
更には…本編第8夜でアンゼロットが翔真たちに語った『大戦』の真実…
エミュレイターを越える敵『マリキュレイター』の存在まで記されていた。
真琴:「以上、横須賀での中間報告を終ります(くす)」
パトリシア:「では・・・お願いします」
真琴:「お任せください、パトリシア様(くす)」
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