アドノレ邸前戦

アル=ベルィ
 裏界魔王…いや、自称「だいまおう」。「サロウォンの小さな萌鍵」からのゲスト出演。MASTERSとは過去第27夜で戦っているのだが、やはり今回も深い事はあまり考えていない。
 今回はベール=ゼファーの下から鞍替えしてきた軍団と月匣を利用して人界制圧に乗り出したが、ルーラーとなった事が災いしてか(?)翔真とそらにフルボッコされた。
 アナライズされていないので今回のデータは不明だが、少なくとも《指令》《魔王魔法》《斥力場》は保有している模様。

アリー=エデュ
レベル 26
(魔王L4)
属性 風/水 サイズ
形状/知能 魔王/魔王 出現数 知名度 30
HP 480(−) MP 280 敏捷度/
移動
16/3(飛)
命中 36 回避 28 攻撃 108 防御 53
魔導 53 抗魔 48 行動 40 魔石 S(3)
《魔耳東風》
 このキャラクターにはすべてのバッドステータス/ペナルティが通用しない。
《凍水プリズム》
 自らのいるSqに、ラウンド終了までの間氷の霧を召喚する。
 外部からこのSq/このSqから外部への魔法ダメージは、物理攻撃/魔法攻撃問わず「反射」となる(同一Sq内は影響を受けない)。
《空中遊泳》
 通常タイミング。全力移動の後、通常の物理攻撃を仕掛ける事が出来る。この時、対象の回避ジャッジに−13する事。
《おちょくりアタック》
 常時タイミング。相手からの攻撃を回避(《霧散》などによる)した時、絶対命中による物理ダメージにて反撃を行う。これによってダメージを受けた相手は「転倒状態」となる。
《ストラップがとれたぁー!》
 シーン中1回だけ「ファンブル」を無効化できる。要するに幸福の宝石相当。
《魔王魔法》
 発動カウント−13、命中/攻撃/回復+26、魔法射程/魔法レベル+2。
《霧散》《聖印》
《制御出来ないEコア》
 このキャラクターのHPが理論上の重傷値(96)を割った場合発動する。HPが全回復し、戦闘能力値がすべて+10(攻撃力は更に+10/合計+20)、《侵食(冥魔)》及び《苦痛なき者(冥魔)》が付与される。
 この状態は発動後HPが0以下になる事で、解除させる事ができる。
 女子高生のような姿をした、裏界魔王の一柱。鷹揚な性格の享楽主義者で、魚のストラップをたくさんぶら下げたスマホを常に手放さない。
 以前「魔王戦争」に敗れて弱体化していたが、マンモンと同盟する事でエヴォリューションコアを取り込み回復。メル友のアル=ベルィに同調して人界制圧に乗り出したが、アルの撤退によって月匣が失われたため仲良く退却の憂き目をみる。
 通常は魔王の力で抑え込んでいるが実はEコアに侵食されており、制御を失うと冥魔化してしまう爆弾を抱えていたが、MASTERSとの取り引きでEコアをフラグメントに転換・摘出されて(結果的にではあるものの)その危険はなくなった。
 初出はNW2「アルティメットエネミー」付属シナリオ。

魔王の軍団
 本来は復活した筈のベール=ゼファーの軍団。彼女が力を失ったのを見て、後からやってきたアル=ベルィとアリー=エデュに同調。アルの撤退によって月匣が失われたため、一緒に退却した。
 なおアルの影響により、すべての戦闘能力値に+2(風属性クリーチャーは更に+1、合計+3)されていた。
・G.マジンゴーレム(L24風)2体
・テューポーン(L16風)2体
・ブラッドストリーム(L15冥)4体

Dアース界域戦

ドッペル柊/レーヴァテインGTQ
レベル 属性 なし サイズ
形状/知能 柊/なし 出現数 知名度 25
HP 150(−) MP 12 敏捷度/
移動
4/2(陸)
命中 30+11 回避 25(+13) 攻撃 70+21 防御 32(+15)
+15 −10 +100 +100
魔導 58 抗魔 35 行動 18 魔石 R1(1)
+100 −5
《Ev.:形態模写》
 そのシーンで使われた特殊能力や魔法を、最大7つまでコピー出来る。魔法の場合は、このクリーチャーのデータ+模写した能力で計算する事。
 ここでは《魔器所持9》《サトリ》《生命の刃》《魔器解放1》《封印されし力》《魔技》《超巨大武器》をコピーしているため、もう模倣できる能力はない。
《DX拝借超巨大変形・レーヴァテイン》
 通常タイミングでこの能力を使用する事でレーヴァテインを無理矢理超巨大人型形態に変形させ、戦闘能力値ジャッジに赤字のボーナスを得る。また、射程0〜10と《自爆B/物理》を得る(魔剣の使用が前提である能力は、重複適用しない)。
 ただし、攻撃する側は命中ジャッジに−10する事で、これらの修正に関わらず本体を直接攻撃する事が出来る。このオプションによってこのキャラクターを倒した場合、《自爆B/魔法》は発動しない。
《暗黒闘気》《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》
 冥魔エビルドッペル。ここでは、直前まで交戦していた柊の能力と外見を模倣している。ちなみに魔剣は「レーヴァテイン」にあった七瀬晶の剣を取得したものとなっている。
 そのためかレーヴァテインを再起動させる事も可能(GTQとはギガテスク、あるいはグロテスクの略)だが、そもそも大破した状態から艦内の冥魔たちを融合して無理矢理動かしており、更に言えば管制ユニットのヴィオレットが欠損しているため、本来の実力とは程遠い状態である。
 それでも火力・防御は鬼のように高くなるが、ブリッジ破損のため弱点むき出しという残念さ。それが最初からバレていてはどうしようもなく、サクラと弓によってあっという間に殲滅された。南無。

冥魔たち
 大破・漂流中のレーヴァテインの内部で、徘徊していた冥魔たち。
・エビルコンダクターEvo.(L18)1体
・シャンブルマウンド(L9)2体
・アブゾノール(L8)2体
・ジャイアントエビル(L10)1体
・エビルコンダクターEvo(L18)1体…ただし、コアはタイニーであった。

「真・冥刻四天王」イークオルス
レベル 本文 属性 なし サイズ
形状/知能 人間/人間なみ 出現数 知名度 32
HP 1000(−) MP 200 敏捷度/
移動
16/3(飛)
命中 50 回避 28 攻撃 112 防御 58
魔導 70 抗魔 55 行動 28 魔石 S(2)
《Ev.:同レベル喰らい》
 1シーン1回、自らの「レベル数値」を任意に変更する。その上で、自らと同じレベルのキャラクターがシーン内にいる時、[同レベルのキャラクター人数×10]だけ、すべての能力値が上昇する。
 なお、初期レベルは25である。
《雄叫び》《返し刃》《パワーブレイク》《エイミング》《踏み込み》
《瞬きを捉える眼》《鏡花水月》《金剛不壊》《殺陣》《鏡返し1》

 闘士の特殊能力。CL25とする。
 《雄叫び》のコストは、HPで代替する事。
《エヴォリューションコア》
 エヴォリューションコアを10個保有している。“メイオルティス”に遭った後は、1個になっている。
《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》《ゲート解放(冥魔)》《衝撃進化(冥魔)》《コンビネーション》
 公式NW2「ワールズエンド」付属シナリオに初出。メイオルティスの配下で「真・冥刻四天王」を名乗り、ギリギリの条件における白兵戦を好む男性格の冥魔将。
 ガルガロウも含めれば、6人目の四天王という事になる(が、NWOSでは7人目)。第30夜でメイオが死んだ際には別行動をとっており、難を逃れていた。
 今回は何らかの目的(その後エヴォリューションコアの回収と判明)をもってD=アースにやってきたのだが、うっかり柊の魔剣が頭に当たったばかりに……(−人−)

辺境界域戦

冥魔たち
 “メイオルティス”および四天王の配下として、調査艦隊を襲撃した冥魔たち。
・エビルスポーンズ(L15)8体 (※HP半減)
・ミステリーゲート(L7)1体 (※HP半減)
・エビルクリスタル(L7)4体
・エビルフレイム(L10)1体

冥刻将シン=セムヤザス(偽メイオルティス)
レベル 36 属性 なし サイズ
形状/知能 さまざま/高い 出現数 知名度 30(60)
HP 1900(−) MP 450 敏捷度/
移動
16/3(飛)
命中 46 回避 42 攻撃 82 防御 59
魔導 72 抗魔 68 行動 43 魔石 S(2)
《Ev.:パーフェクトコピー》
 タイミング「通常」。MP36を使用し、次にこの能力を使用するまでの間、相手1人の外見・特殊能力・攻撃範囲・魔法をすべてコピーする。戦闘能力値はこのキャラクターのものをベースとして、装備修正は加えずに使用する事。
 同じキャラクター&擬態との混在となった際、見分けるにはアナライズ前に目標値36の幸運度ジャッジを要する。ただし、自分を凌駕する力を持った冥魔またはそれに相応するもの由来の能力、そしてプラーナは一切コピーできない。
《Ev.:シンキングコントロール》
 タイミング「通常」。MP36を使用し、肉弾攻撃の届くキャラクター1名に対して目標値36の精神力ジャッジを行わせる。失敗した場合、それ以後の対象の行動はこのキャラクターに制御される(ジャッジはそれぞれのプレイヤーが行う事)。
 これを止めるには、操られているキャラクターがラウンド毎に求められる精神力ジャッジ(達成値36)に成功するか、そのキャラクターを行動不能にする(この時、HPが0以下になっても生死判定は自動成功する)か、このキャラクターを倒さなければならない。
 ただし、気絶/昏倒しているキャラクターは、ジャッジなしで操る事が出来る(その後回復ジャッジを試す事はできる)。
《Ev.:時よ!!》
 タイミング「対抗」。イニシアティブ時にMP36を使用し、やり直しをさせる事が出来る。当該イニシアティブジャッジ中に使用した敵味方のプラーナ・アイテム・特殊能力回数・魔法などは、すべて差し戻しとなる。
《Ev.超☆防御結界》
 タイミング「常時」。このキャラクターには、同一Sqからの白兵攻撃によってだけダメージを与える事が出来る。射撃、魔法、同一でないSqの白兵攻撃では、一切ダメージを与える事が出来ない。
 なお、この能力は「結界」として扱う。
《だが、それも計算済みだ!》
 タイミング「常時」。攻撃の際、または自らが攻撃対象にされた際、自らの魔導力と相手の抗魔力で対抗ジャッジをさせる。
 これに勝利する事で、このキャラクターは無条件に命中値/回避値を+36する事が出来る。
 ただしこの能力を使用すると、そのカウント中の防御力/抗魔力が−36される。
《善き夢と共に潰れるがよい!》
 タイミング「通常」。戦闘フィールド全体に存在する任意のキャラクターに対し、物理攻撃1回を行う。
 この攻撃によるダメージは+36され、HPではなくMPに与えられる(もちろん、同時に《侵食》もHPに対して効果を発揮する)。MPが0以下になると気絶してしまう事に注意。
《秘技・超分身の術!》
 タイミング「対抗」。攻撃対象にされた際、回避ジャッジでクリティカルを出した場合、攻撃対象を「同一Sqに存在する別のキャラクター1名」へと変更する(該当キャラクターがいない場合は、絶対回避とする事が出来る)。
 ただし、変更時に攻撃者を指定する事は出来ない。また、回避ジャッジでファンブルを出した場合は絶対命中となる。
《穿て、虚ろなる牙》
 このキャラクターの通常攻撃は《長射程攻撃5》もしくは《範囲攻撃2》のどちらかを選択し、攻撃が命中した際には《侵食》により、ダメージの有無に関わらず1d6+36ダメージを相手に与える。
《エヴォリューションコア》
 エヴォリューションコアを5つ保有している。本来のコスト能力の他、「冥刻四天王の影」を1回再生するごとに1つ使用される。
 なお他の冥魔将(冥刻四天王)に遭うと、彼の持っているうち複数(最大9)個が、このキャラクターの保有分として追加される。
《指令4》《集団統率10》
 「冥刻四天王」系の冥魔将、および雑魚冥魔に対して有効。
 他の冥魔王及び、その派閥に属する冥魔将(冥破三魔将など)には通用しない。
《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》《転倒無効》
 第32夜での「背信行為」にとうとうブチキレたディガイディスの手によって、力ずくで1体に統合させられてしまった冥刻四天王の成れの果て。
 第30夜に登場した初代セムヤザスとは、名前こそ同じものの完全に別個体で、外見的にはメイオルティスのそれが(セオキルスのコピー能力により)完全に再現されている他、能力面でも四天王が統合されている(初代が持っていなかったフェルミナスの能力を持ち、なおかつ他の能力の調和性も改善されている)事で、皮肉にも「メイオルティスが再生された」格好となった。
 ただし、オリジナル四天王の時にはディガイディスを追い落とす事を目的としていたが、1体に融合させられた際レオガルスの思考操作を反転されたため、逆にディガイディスに忠実な存在となっている(このため、よく見るとレオガルスの印が入っている)。
 しかし、関係者には本物のメイオルティスと目されているようだ。

冥刻四天王の影
レベル 25 属性 なし サイズ
形状/知能 イケメン/機械的 出現数 知名度 30(60)
HP 800(−) MP 200 敏捷度/
移動
16/3(飛)
命中 50 回避 28 攻撃 112 防御 58
魔導 70 抗魔 55 行動 28 魔石 S(2)
《エヴォリューションコア》
 エヴォリューションコアを1個保有している。
《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》《ゲート解放(冥魔)》
《Ev.四天王の影》
 以下の能力からひとつを選び取得する。この能力は、複数取得することはできない。
《四天王セオキルス:パーフェクトコピー》
 タイミング「通常」。MP25を使用し、次にこの能力を使用するまでの間、相手1人の外見・特殊能力・攻撃範囲・魔法をすべてコピーする。戦闘能力値はこのキャラクターのものをベースとして、装備修正は加えずに使用する事。
 同じキャラクター&擬態との混在となった際、見分けるにはアナライズ前に目標値25の幸運度ジャッジを要する。ただし、自分を凌駕する力を持った冥魔またはそれに相応するもの由来の能力、そしてプラーナは一切コピーできない。
《四天王レオガルス:シンキングコントロール》
 タイミング「通常」。MP25を使用し、肉弾攻撃の届くキャラクター1名に対して目標値25の精神力ジャッジを行わせる。失敗した場合、それ以後の対象の行動はこのキャラクターに制御される(ジャッジはそれぞれのプレイヤーが行う事)。
 これを止めるには、操られているキャラクターがラウンド毎に求められる精神力ジャッジ(達成値25)に成功するか、そのキャラクターを行動不能にする(この時、HPが0以下になっても生死判定は自動成功する)か、このキャラクターを倒さなければならない。
 ただし、気絶/昏倒しているキャラクターは、ジャッジなしで操る事が出来る(その後回復ジャッジを試す事はできる)。
《四天王ロナミルス:時よ!!》
 タイミング「対抗」。イニシアティブ時にMP25を使用し、やり直しをさせる事が出来る。当該イニシアティブジャッジ中に使用した敵味方のプラーナ・アイテム・特殊能力回数・魔法などは、すべて差し戻しとなる。
《四天王フェルミナス:超☆防御結界》
 このキャラクターには、同一Sqからの白兵攻撃によってだけダメージを与える事が出来る。射撃、魔法、同一でないSqの白兵攻撃では、一切ダメージを与える事が出来ない。
 なお、この能力は常時展開されている「結界」として扱う。
 冥刻四天王(セオキルス、レオガルス、ロナミルス、フェルミナス)の外見と能力を転写されたエビルジェネラル。よってオリジナルの人格は持ち合わせていない。
 戦場では四天王そのものとして、復活したメイオルティス(実はシン=セムヤザス)の下で活動。オリジナルデータを持つシン=セムヤザスが健在である限り、やられてもいくらでも再生(実は複製だが)できる。
 なお彼らのデータがアナライズせずともわかるのは、過去サクラやいぶきが「オリジナルの冥刻四天王」達と何度か交戦していて、結果あらかたの見当がつくからである。

ラビリンスシティ戦

「新・冥刻四天王」ガルガロウ
レベル 25 属性 なし サイズ
形状/知能 人間/人間なみ 出現数 知名度 32
HP 1000(−) MP 200 敏捷度/
移動
20/4(飛)
命中 5→50 回避 5→28
(+33)
攻撃 5→112 防御 5→58
(+33)
魔導 70 抗魔 5→55
(+33)
行動 38 魔石 S(2)
《Ev.:ドーピング・E.シリンダー》
 通常タイミングで1シーンに1回、戦闘能力値を赤字のものに変更し、一部の特殊能力を使用可能にする。シーン終了まで有効。
 なお、制限回数は、ない。
《博物学》《魔法手榴弾》《用意周到》
 錬金術師の特殊能力。CL8とする。これにより魔法手榴弾の命中は14
(59)、攻撃力は86となる。
 また、《用意周到》で使用するアイテムとして以下のものを所有している。使用していなければ、これらはプライズとして手に入る可能性がある。
 「菠薐草の缶詰」「ミラクロ=フォーミュラ」「ファイターポーション(5個)」
《白面》《潜入》《殺人舞》《天脚の術》
 忍者の特殊能力。CL9とする。
《ポージング》《ダブルバイセップス・フロント》《スマイル返し》
 兄貴の特殊能力。CL8とする。
 ただし、通常の“貧弱な男の見本”のような肉体のままでは到底使用に耐えないため、《Ev.ドーピングシリンダー》を使用した後でなければならない。

《エヴォリューションコア》
 エヴォリューションコアを、10個保有していた。
 以前のシーンでメイオルティス(実はシン=セムヤザスだが)に遭った後なので、1個になっている。
《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》《ゲート解放(冥魔)》《コンビネーション》
 公式NW2「エンド・オブ・エタニティ」付属シナリオに初出。メイオルティスの配下で「新・冥刻四天王」を名乗り、病的なまでの痩身を持つ男性格の冥魔将。
 公式としては「5人目の四天王」という事になるが、実はNWOSにおいて確認されている限りでは6人目。更に言えば、主たるメイオルティスは別に四天王などとは呼んでおらず、(ガルガロウ自身も含めて)彼らがそれぞれ勝手に四天王を名乗っているだけなので、容易くこういう状況が起こっていたのであった。ぎゃふん。
 その容姿に違わず、策を弄する事と逃げ足だけには秀でている(反面、戦闘能力はほとんどない)。ただし、隠し持っていたあやしいクヌソをドーピングする事で、見事なまでの筋肉を晒した姿へとビルドアップする事が出来る。
 第30夜でメイオが死んだ際には別行動をとっており、難を逃れていた。今回はメイオの「復活」を望み、エヴォリューションコアを集めていたのだが……
 なお、彼を含めすべての冥魔は、ルー=サイファーの裁定によるラビリンスシティの《重傷無効》系無効化の対象外となっていることに留意すべし。

冥刻四天王の影
 辺境界域戦に出てきたものと同じ個体。
 流石のガルガロウも少々不審に思ったものの、思い通りに動いてくれる分には正直ありがたいので、都合よくスルーする事にしたらしい。

冥魔たち
 ラビリンスシティにて、ガルガロウが出現させた冥魔たち。
・デストロイヤー(L20)3体
・エビルスポーンズ(L15)4体
・アブゾノール(L8)3群(※モブL3付与)
・エビルフレイム(L10)3体

ベール=ゼファーベール=ゼファーベール=ゼファーベール=ゼファー“ベール=ゼファー軍団”
レベル 32 属性 虚/天 サイズ 1(モブ)
形状/知能 魔王(大いなる者)/魔王 出現数 知名度 30
HP 600(120) MP 350 敏捷度/
移動
16/4(飛)
命中 54 回避 28 攻撃 134 防御 72
魔導 71 抗魔 66 行動 40 魔石 S(1d6)
《空間転移》《魂狩り》《斥力場》《大いなる怒り》
 大いなる者の特殊能力。CL27とする。
《黒き炎》
 範囲攻撃2。ただし冥属性魔法ダメージとする。
《魔王?魔法》

 天・虚属性のL6までの魔法を使用できる。この時カウントを−16、命中/攻撃/治療ジャッジに+32する。
 ただし、あくまでも《魔王魔法》ではないので、射程やレベルの変動はない。

《リジェネレイト》《コンビネーション》
 GL32とする。
《モブ10》
 ベール=ゼファー邸に集まっていた、それなりに大勢のベル。実は、ベル本人が“プレシャス”を手に入れた際に「万が一の用心」として量産しておいた分体だったのだが、その後彼女が“プレシャス”の制御を失ったあおりで、それぞれ独自の意思を持ってしまった。
 主に「誰が真のベール=ゼファーとして名乗りを上げるべきか?」について審議していた(これを秘技“ベル会議”というかどうかは定かではない)が、ガルガロウの到達による周辺状況の変化によって姿を現し、概ね分体同士に共通する利害によって、ウィザード達と冥魔達の両方に牙を剥くのだが……?
 なお、いずれもベルの姿(ただし、ちっこい)こそしてはいるものの魔王の称号は冠していない、要するに準魔王。

エル=ネイシア戦

【冥破王】ディガイディス・コンプリート
レベル 50 属性 なし サイズ
形状/知能 人間/人間以上 出現数 知名度 40
HP 3200(※640) MP 1000 敏捷度/
移動
18/3(飛)
命中 60 回避 47 攻撃 130 防御 55
魔導 80 抗魔 68 行動 60 魔石
《オーバーウェポン》 タイミング「対抗」
 格闘攻撃/射撃攻撃を切り替える事が出来る。攻撃の際に、下記の修正を戦闘能力値に追加する事。
 格闘(スラッシュ):命中値−5、攻撃力+10、射程0Sq(対象範囲1Sq)
 射撃(ブラスト):命中値±0、攻撃力−10、射程1〜5Sq(対象単体)

《Ev.オーバーライド》 タイミング「超対抗」
 《現の夢》+《BoD20》相当。戦闘能力値上昇が+[2d6+21]、使用回数は1戦闘に25回となる。
 更に《幻実境界》を保有。発動する事で自身と随伴するクリーチャー1匹に効果を適用できる。
《オーバーイリュージョン》
 攻撃時には《影分身(超対抗)》相当、回避時には《霧散(常時)》相当。要するにどちらも所持している。
《ファイナル=オーバーライド》 タイミング「通常」
 《光子光線》相当。1シナリオ1回のみ有効。
《ヴォイドアタック》 タイミング「通常」
 汎用特殊能力。《オーバーウェポン》使用後の派生技として用い、それぞれに「ハイパー」が付与される。
 (例:オーバーウェポン・ハイパースラッシュ)
《ミステリーゲート開放》 タイミング「通常」
 HPを消費する事で、任意の冥魔(Lvは、消費したHPの数。最大36)を召喚できる。召喚された冥魔の数はそれぞれのデータを参照。
 また、召喚された冥魔はただちに行動できる。
《再生/HP(R最初)》《再生/MP(R最初)》《暗黒闘気(対抗)》《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》
《コンビネーション(通常)》
《オーバー・コンプリート》
 自ら配下に加えた全ての冥魔将の《Ev.》特殊能力、打ち倒した相手の特殊能力(魔法含む)を、ひとつだけそのまま使用/運用できる。具体的には下記の通り。
 なお、ガルガロウやイークオルスは元々メイオルティスの直属であり、独自の目的で行動していたためこの能力には含まれていない。
《Ev.:退廃のオーラ》 タイミング「常時」
 すべての攻撃の命中ジャッジに−36する。ただし、無属性による攻撃に対しては効果がない。
 本来は「冥姫将」トゥミカナスの能力。
《Ev.:忍び盗む騎士》 タイミング「通常」
 物理攻撃を命中させた対象のアイテムひとつを盗む。盗む対象は武器・防具・箒・消費アイテムなど何でもよい。
 PCから盗まれたアイテムに関しては、このキャラクターがダメージを受ける事によって落とすため、その落とされた位置で本来の持ち主が通常行動を使用する事により、回収する事が出来る。
 本来は「冥盗将」エンディルスの能力。
《Ev.:変神》 タイミング「通常」
 回避+19・攻撃+22・防御+42・抗魔+21とする。これは全身鎧として扱い、HPが0以下になると解除される代わりに、HPを「51」まで回復する事が出来る。1戦闘1回のみ。
 本来は「冥人将(エウスタキス)」の能力だが、例外的に「ディガイディス自身の激情態」という扱いになる。
《Ev.:パーフェクトコピー》 タイミング「通常」
 MP36を使用し、次にこの能力を使用するまでの間、相手1人の外見・特殊能力・攻撃範囲・魔法をすべてコピーする。戦闘能力値はこのキャラクターのものをベースとして、装備修正は加えずに使用する事。
 同じキャラクター&擬態との混在となった際、見分けるにはアナライズ前に目標値36の幸運度ジャッジを要する。ただし、自分を凌駕する力を持った冥魔またはそれに相応するもの由来の能力、そしてプラーナは一切コピーできない。
 本来は「冥刻将」シン=セムヤザス(セオキルス)の能力。
《Ev.:シンキングコントロール》 タイミング「通常」
 MP36を使用し、白兵攻撃の届くキャラクター1名に対して目標値36の精神力ジャッジを行わせる。失敗した場合、それ以後の対象の行動はこのキャラクターに制御される(ジャッジはそれぞれのプレイヤーが行う事)。
 これを止めるには、操られているキャラクターがラウンド毎に求められる精神力ジャッジ(達成値36)に成功するか、そのキャラクターを行動不能にする(この時、HPが0以下になっても生死判定は自動成功する)か、このキャラクターを倒さなければならない。
 ただし、気絶/昏倒しているキャラクターは、ジャッジなしで操る事が出来る(その後回復ジャッジを試す事はできる)。
 本来は「冥刻将」シン=セムヤザス(レオガルス)の能力。
《Ev.:時よ!!》 タイミング「対抗」
 イニシアティブ時にMP36を使用し、やり直しをさせる事が出来る。当該イニシアティブジャッジ中に使用した敵味方のプラーナ・アイテム・特殊能力回数・魔法などは、すべて差し戻しとなる。
 本来は「冥刻将」シン=セムヤザス(ロナミルス)の能力。
《Ev.超☆防御結界》 タイミング「常時」
 このキャラクターには、同一Sqからの白兵攻撃によってだけダメージを与える事が出来る。射撃、魔法、同一でないSqの白兵攻撃では、一切ダメージを与える事が出来ない。
 なお、この能力は「結界」として扱う。
 本来は「冥刻将」シン=セムヤザス(フェルミナス)の能力。
《魔法:全属性》 タイミング「通常(魔法)」
 主八界の守護者達や精霊王達を悉く倒して複写した魔法。追加魔法を含めて、すべての魔法をカウント0で使用できる。
 ただし、レベルや射程にオリジナル以上の変動はなく、多重発動も出来ない。
《七色光弾(プレミアム)》 タイミング「通常(魔法)」
 第六世界エルキュリアにいた「褐色の魔神官」サライを倒した際、複写した魔法。
  【魔法Lv】9 【消費MP】50 【カウント】0 【属性】無
  【命中値】70 【攻撃力】130 【射程】1〜7(範囲2以内の任意キャラクター)
《雷神王結界陣(ライジンオー)》 タイミング:通常(魔法)
 第一世界ラース=フェリアにいた「時の守護者」ティアナを倒した際、複写した魔法。
  【魔法Lv】7 【消費MP】30 【カウント】0 【属性】天
  【命中値】46 【攻撃力】80 【射程】1〜7(範囲1) 【持続時間】2R
 この魔法の範囲から外れるためには、移動力1を余分に消費する。ZOC無効化能力を持っていれば、普通に通過できる。
《下僕☆アタック》 タイミング「通常」
 通常タイミングを使用して、戦場内に溢れ返った下僕たちに攻撃をさせる。
 元は第三世界エル=ネイシアの神姫(エターナル★プリンセス)達を倒し、複写した力。
  【属性】1d8(出目8の場合はリロールの上、魔法ダメージ→物理ダメージ→…と、リロール回数毎に変更)
  【命中値】35 【攻撃力】80 【射程】戦場内全キャラクター(自身を含む…が、ノーダメージなのであまり意味はない)
《絶対属性防御:主八界》 
タイミング「常時」
 「ディー」を取り込んだために発現した能力。主八界に属するキャラクター/クリーチャーは、ディガイディスに一切のダメージ及びバッドステータスを与える事が出来ない。唯一例外は「フラグメント」を所持・運用しているキャラクターとなる。
 これにより彼は、おおよそ主八界(FtE含む)の全存在を超越するに至ったが、(※HP)値になると…。
 「冥破王」の異名をとる冥魔王。
 第28夜でのMASTERSとの戦い以来消息を絶って久しかったが、実は他の「主八界」を尽く制圧して獲得した莫大なプラーナにより、「歩く完全冥魔図鑑」とでも言うべきパワーアップを果たしていた。
 彼が主八界の守護者すら打ち倒せる力を得るに至ったのは、ある秘密が……。
実はディーを取り込んでいるため。

人造天使
レベル 22 属性 サイズ
形状/知能 天使/機械 出現数 知名度 24
HP 380(76) MP 240 敏捷度/
移動
6/2(陸)
命中 31 回避 25 攻撃 60 防御 30
魔導 26 抗魔 35 行動 25 魔石
《啓示》《癒しの翼》《輝ける剣1》《時を越える導き1》
 使徒の特殊能力。CLは8とする。
  参考…《啓示》抗魔+11、行動+10
《アームドシェルLv9》《プラズマスフィア》《ブラッドブレッド》《アルティメットブレッド》《狂戦士化》
 人造人間の特殊能力。CLは14とする。
 なお《狂戦士化》《アルティメットブレッド》のコストは、HPから消費するものとする。
  参考…《アームドシェル》+10、《狂戦士化》+14
       《ブラッドブレッド》命中+3/攻撃+20/射程3
       《プラズマスフィア》攻撃+22魔/射程2(範囲1)
《増援》 タイミング「通常」
 「人造天使」1d2体を、増援として戦場に出す事が出来る。
 増援の出現位置は門のSqで、そのまま行動できる。
《コンビネーション》《非侵魔》
 元は第五世界エルフレアの量産型人造天使たち。
 本来の主は別にいるはずなのだが、今は彼らの世界律が通用せず、また彼らの主を倒したディガイディスを主と認識している。

鋼騎団
レベル 27 属性 サイズ 2(モブ)
形状/知能 鋼機/人間並み 出現数 知名度 30
HP 500(100) MP 150 敏捷度/
移動
10/3(陸)
命中 46 回避 21(+27) 攻撃 125 防御 52(+27)
魔導 27 抗魔 47(+27) 行動 32 魔石 R1
(1d6)
《射撃》 タイミング「通常」
 命中値+3、攻撃力+37の魔法ダメージ攻撃を行なう。射程は1〜5Sq。
《パイルバンカー》 タイミング「超対抗」
 白兵攻撃が命中した際のみ、防具の防御点を無視できる。当然ながら、魔法ダメージになった場合は意味がない。
《ローラーダッシュ》
 このキャラクターは、ZOCや遮蔽物の影響を無視して行動できる。
《増援》 タイミング「通常」
 「鋼騎団」1群を、増援として戦場に出す事が出来る。
 増援の出現位置は門のSqで、そのまま行動できる。
《痛覚遮断》《モブ5》《非侵魔》
 本来は第二世界エルスゴーラで戦っていた鋼騎と、その操者たち。
 彼らの世界律が通用しないディガイディスに敗れ、今やその意のままに操られている。

主八界の者たち
●連合艦隊
 元は第四世界エル=クラムの精霊船および第六世界エルキュリアの軍艦から構成される混成艦隊。
 空中・海上から砲撃を仕掛けてくるが、セント☆ガーベラ率いるロンギヌス第8警務艦隊の来援によって阻まれる。
●“灰色の絶滅神”ヴェイラー
 第二世界に眠っていた「第三のヴェイラー」。その灰色の巨躯は、変形したレーヴァテインに匹敵する。
 連合艦隊に代わり一行の行く手に立ち塞がるが、意を決した柊によってレーヴァテインが変形起動するという形で阻まれる。
●精霊獣
 これのみ普通の存在ではない。第一世界「ラース=フェリア」と密接な関係にある精霊界のクリーチャー。
 ディガイディスに操られて一行を待ち伏せしていたが、フレースヴェルグに残ったエリス達の超魔導砲によって阻まれる。
 本来は主八界のそれぞれの世界で戦っていたものたち。彼らの世界律が通用しないディガイディスに敗れ、今やその意のままに操られている。
 その戦闘力はそれぞれ絶大であり、ディガイディスのもとに迫らんとするMASTERSは来援を必要とした。

冥魔たち
 ディガイディスの配下として召喚された冥魔たち。
・邪術王(L15)2体
・デストロイヤー(L20)2体

協力者
ここでは戦闘データを持ち、MASTERSと共闘したキャラクターのみを挙げる。

ベール=ゼファーベール=ゼファー
 前回に引き続き登場。魔王戦争のどさくさに紛れて「プレシャス」を獲得。乾坤一擲を図ったはずだったが、実はクロノスとの“契約”の際に子を宿してしまい、力が全部そちらに吸収された結果、魔王としての力を失ってしまった。
 ちなみに現在レベル0、クラスなし。完全にノウンマンとなってしまっている。

Dr.クロノス
 前回に引き続き登場。計画の新段階移行に伴い、人界に帰還を果たす。
 ベルとの“契約”は、彼女の身に意外な結果を齎すに至っていた。

ヴェーダ
 アドノレの友人でロンギヌスメンバー。
 今回はくれはの依頼で、クロノスの護衛についている。

櫻小路 ちひろ櫻小路 ちひろ
 いわずと知れた総合GMのPrmPC(詳細はこちら)。クロノスの計画及びMASTERSへの協力のため、ラビリンスシティから帰って来た。
 ウー=バルの印を持つアムと同様、その腹部にはトリッシュ=シーズの印を宿している。

柊 蓮司
 ご存知、伝説の魔剣使い。ヴィオレットと共にエル=ネイシアから逃れてきたが途中ではぐれ、Dアースに落下した。
 ルチアに発見され保護されたが、過去の記憶を一時的に失っている他、魔剣の行方も分からなくなっていた。その後弓たちの尽力で魔剣を回収、そのショック(?)で記憶も戻った。
 その後状況を知って最大限の協力を約束。まずヴィオレットを使ってベルをアンゼロット城に送り届けてからMASTERSに合流。共にエル=ネイシアを目指す。

ヴィオレット
 神造戦艦レーヴァテインの中枢ユニットたる駄ルキリー。冥魔の攻撃により大破したレーヴァテインがDアースにワープアウトして来た時既に破壊されていたが、自動修復装置(《クローン》)の発動によって復活できた。
 マスターとして随行していた柊も、ワープアウトの際はぐれていたが何とか合流に成功。その後は、柊の拠点間移動と護衛に尽力する。

その他

アルヴァス=トゥールパイ=レイモーン裏界魔王たち
 ラビリンスシティにて、様々な経緯を経て「対ディガイディス同盟」めいたものを組んだ魔王達。
 常日頃から彼女ら同士どころか人類との連携など考えすらしない魔王達が、今回に限り協力的な行動をとっているのは、ひとえにルー=サイファーの勅令によるもの。
 これには「もしディガイディスとの戦いに敗北する事があれば、ラビリンスシティもまた主八界と同様の運命を辿りかねない」という、明確な理由が存在する。

エウスタキス=オナシス
 破壊された「レーヴァテイン」艦内で弓が遭遇した黒鎧の青年。その後イークオルスに接触するが、何をするでもなくその場を去っている。
 ディガイディスと何らかの関係があるようだが、GMシーンで冥魔将になっていた事が判明。ただし現状において、この真相を知っているのは裏界魔王パイ=レイモーンのみである。
 以下、調査により判明した情報。
 元ロンギヌスメンバー「R905」。ロンギヌスとしての実力は比較的高かった(鬼GL18)が、当人はあくまで温厚で争いを嫌う性格であり、宝玉戦争のさなかであったにも関わらず現在のDアースに、防衛担当として派遣(事実上の左遷)されている。
 その任務中、カテゴリー不明の新たな遺産を発見。当時アンゼロットに報告していたが、直後に起きたかの「大破壊」でMIA扱いとなっている。
 「冥人将」グルゲネス。

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