【第31夜】
野望・絶望・そして希望

<PART−14>



古代の宮殿、謎の少年



宮殿そのものは、かつて存在した遺跡をそのまま活かす形で、新しく建造されたものである。
その意味もあってか、遺跡部分は庭園として扱われている。
なるほど、“遺跡も美術品扱い”という事だろうか。

そしてその内部には、都市部と同様のセンサーが点在していた。
…これは、既に判明している通り、都市部とは別のシステム下で稼動している。

弓 >「……けっこう厳しいわねぇ」
GM >内部には警備兵が見当たらない他、たまにやってくる総督府の警備兵も、宮殿の方には入っていく気配がない。
アメジスト >完全独立で相互不干渉とかになってるのかしら……
GM >その間に、アムは1回分データの参照が出来る。何をまずあたってみる?
アメジスト >やはり帝国にとっての要注意人物の洗い出しかな。今後の情報源になるかもしれないし。
GM >反抗勢力って意味かな?それとも逆に重要人物って意味かな?
アメジスト >とりあえず反抗勢力で。
GM >えーっと、最重要注意人物としては…ステイツに潜伏しているエミット=ディッカーソン(率いるレイヴン=ロフト)、アジア総督府周辺に潜伏している煌春鹿、所在不明のMr.クラウン。主だった抵抗活動をしているこの3名は、特に指名手配されている。
アメジスト >ふむふむ。イライザ=バーンスタインはこのリストに入ってます?
GM >要監視対象として記載されているね。同じく新帝国への協力者としてはロベルト劉、十塔ハジメ。他にはロンドン塔に幽閉中のクィーン=ヴィクトリアU世……彼らはただちに脅威とは判断されないまでも、その動静に注意すべき人物とされている。
アメジスト >監視対象か……。安易な接触は危険だったって事だね。
翔真 >クィーン=ヴィクトリアU世………地味に重要そうな人に思えるんだけどなぁ。まぁ取り合えずそれはさて置き。
GM >あと、警戒組は全員20以上出ているので、追加情報も出しておこう。……庭園の中を歩き回っている人影が、ひとつ。
弓 >「ん……・? 誰かいる?」
アドノレ >「こっちから見えるなら、向こうからもその気になれば見えるのだろうな」
サクラ >おっと、相手に気付かれぬよう観察するのです
GM >その人影は小柄で、軍服に良く似た服を纏っている。いや、軍服にしては少々色合いが派手だ。第三帝国の、というより寧ろプロイセン王国の、といった方がより適切かもしれない。
翔真 >軍服に良く似た?………儀礼用の服って事は無いか、どう言う事だろう?一応警戒しつつ観察はしてみよう、何か特徴的なものでも無いか見て取れないでしょうかね。
サクラ >ふむふむ…………もしかして、アムさんの持ってるデータベースの中に、向こうに見える人物が入ってたりしない?
アメジスト >多分、いるとしたら重要人物の方だと思われます。いや、重要人物調べた方が情報が連動しやすそうなのはわかってるんだけど……外から観察できるってことは、センサーなんかにひっかかっても問題ないと考えてるって事じゃないかなと。
サクラ >こんな場所まで反乱分子が来るわけねーだろ的な新帝国の自信の現れ、かもですよ? まぁそう判断されたのならこれ以上は申し上げませんが…
GM >でもって。弓は一瞬だけ、その人物の顔を見る事になるのだが…


それは、ある意味意外な顔だった。

サクラ >…………キリヒトーっ!?
アメジスト >なんですと!?
弓 >「ちょっと遠いわね…… 音は拾えるけど…… 遠隔射撃モード、スコープのみで……   ブーーーーーッ」
GM >その“キリヒト”のような少年は、純粋な笑顔で庭園を逍遥し、咲き乱れる花を優雅に愛でたりしている。
アメジスト >「(びくっ)ど、どうしたんですか、弓さん!?(汗)」
弓 >「げほっ……げほげほっ……な、なんかすんごい寛いでるんですけど!?」
サクラ >「ゆ、弓さん?!いったい何を見つけたですかっ!?」
翔真 >「………?」一応弓ちゃんの様子を伺いつつ
アドノレ >「持病の癪か?」
サクラ >……あー、でも考えてみればそんな可笑しい話じゃないのです。だって、彼も“ゲイザー”の一人なんですから
翔真 >あー………確かに、ゲイザーェ……(笑)
アメジスト >ですよねー(^^;
弓 >「いたわよ、ゲイザー……なんかすんごい優雅よ。うん。……アンゼロットに通じる雰囲気ね……」
優雅な少年 >「おお花よ、今日も君は美しく咲いている……けれど哀しいかな、いつか君は散ってしまうのだね……」弓には、そんな声まで拾えてしまう(ぁ
弓 >「……といっても、あたしらが面識のあるほーのゲイザーね。 ……エリスには会わせたくないわねぇ」
アメジスト >しかしこの状況でくつろいでるってことは……積極的か否かはともかく、この状況に満足してるっぽいなぁ。となると、妥当に協力を求める事自体難しいような……ましてマユリたちの助命なんて頼む事自体間違ってそうな(汗)
GM >そうこうしているうち…更に、声が聞こえてくる。これは女性の声で、なにやら呼ばわっているようだが…
サクラ >物陰に隠れましょう。見つかったら厄介なのですっ
女性達の声 >『『……殿下…・・・殿下、どちらにいらっしゃいますか?……』』
弓 >「…………殿下とか呼ばれてるわよ」
サクラ >「……お、王子様?(’’;」
アメジスト >……まさか、ねぇ
翔真 >金髪、完璧な白人系………まさか総統の息子、じゃないよね?(汗)
GM >さてさて。その声を聞いたか、不確定名「優雅な少年」は、宮殿の建物の方に向き直る。そこにはメイド服姿の女性が2人、立っているのだが…

『こちらでしたか、ジーク殿下』
『どちらに行かれたかと…万一の事があれば、我々が総統閣下に叱責されます』

優雅な少年→ジーク >「マユリにアカリか……もう暫くここでゆっくりしていたいのだが、無理かな?」
翔真 >GYaaaaaaaaa!?
サクラ >「っ!? まゆ、りおねぇちゃん…………?!」
翔真 >旧アイコン?………あ、なるほど。最初期のクロ−ンか。
サクラ >「それに、灯さんまで?! え、だって二人とも処刑されてプラントに改造……・・あぁ、そういう、事か」
弓 >「頭痛くなってきた。なにこれ……」あたまをかかえてうずくまる(笑)
GM >懐かしの紅巫女(P212)で、メイド服姿の2人が描かれていたよね。まさにアレそのもの(笑)
サクラ >紅巫女の挿絵ですかっ(爆)
アドノレ >エイリアス戦闘服(違)
アメジスト >……調査してなくてよかったかも(汗)
メイドA(アカリ) >『…仕方がありません。30分だけです』
メイドB(マユリ) >『お勉強の時間には、遅れないようにしてください』

ジーク >「ああ、勿論だ……」と、気だるそうに2人に返す。
翔真 >「状況が予想外の方向に転がって居る気がするのだが………?(汗)」

メイド服の2人がその場を去った後、
“ジーク殿下”と呼ばれた少年は、再び庭園を逍遥し始める。

アメジスト >不確定名…優雅な少年 外見…キリヒト 固有名…ジーク“殿下”/ゲイザー(?)な方ですのね
アドノレ >バカボンの保養地だったというオチか?
弓 >ぶるーすふぃあっ!?(笑)
翔真 >本当に只のバカボンだったなら良いんだが………まず有り得んだろ(苦笑)
オクト >「報告します。魔力反応、合致…」
弓 >「どうする? 拉致るなら、あと30分だけど…」
翔真 >「いや、それは無理だろ。常識的に考えて(^^;」オクトの台詞が気になる(笑)
アドノレ >「かなり厳しいと思うぞ」
サクラ >「ん、んー……で、出来れば穏便な方向でいきたい所、なのですが……」 内心すげー動揺してます。だって、サクラ、身内のクローンを見るの初めてなんだもの(笑)
アメジスト >「そもそも侵入経路が見つかってない訳ですしねぇ……」
GM >庭園とはいえ宮殿内ではないから、迅速または巧妙に突入すれば、可能性はあるけれど…果たしてどうする、ウィザード達?
サクラ >1)懐柔する 2)拉致る 3)狙撃する とも考えたけど、どれも現実的じゃないのです(ごろごろ)
アメジスト >「殿下」って呼ばれ方が気になるんだよなぁ……。

翔真 >まずアナライズするべきだろう、タイミング的にも危険では有るがチャンスでもある。
アドノレ >距離的にアナライズは無理だろうな…察知されても困るだろうし
サクラ >懐柔するにも情報が足りない&どうやって接触するか。拉致は出来たとしてもその後帝国全軍とガチバトル勃発、そして狙撃は論外。何が起きるか判らにゃい
翔真 >無理そうなら、とにかく察知されない様に注意するくらいかな。
アメジスト >とりあえずあれかな。人となりの手がかりくらいにはなってくれる事を期待してデータを調べてみる(^^)
GM >アナライズする場合、その挙動を察知されるかどうかが問題になるから、この場合は敏捷度ジャッジでうまく隠れる事ができるかどうか?になるね。当然、結果はこの後の幸運度ジャッジに影響する。
翔真 >なるほど、了解。
弓 >うーん、悩みどころですね…
GM >具体的には、他の面子(−データ参照のアム)の幸運度ジャッジ達成値を、アナライズメンバーは敏捷度ジャッジの達成値で代用する形になるね。アムはデータ参照なので幸運度ジャッジは一切出来ないけど、その代わり必要な情報を手に入れる事が出来る。
アメジスト >はいな。その点とても心苦しいのですが……
サクラ >ふむむ、了解。アムさんはお気になさらず
オクト >報告します。幸運度ジャッジの目標値は、現在10です。
アドノレ >逃亡術有効だしちょっとアナライズやってみよう。敏捷にP9入れて…入れてよかったの27
GM >では、こちらは対抗ジャッジで(知覚力)…ふむむ、OK。ひとまず隠れる事は出来たと考えられる。では、アドノレはアナライズと、他の皆は順次ジャッジをよろしくね。
サクラ >では。幸運5のプラーナ…って、流石にクローンウィザードの前でプラーナ開放したらばれますよね(げふ)えぇい、ままよ!幸運5から、出目5以上出せばおっけぃじゃい!…ぴったり10!成功!(はふーっ)
翔真 >魔導具もプラーナも抜きでアナライズは成功する可能性は低いので心苦しいですがこのまま行きます…幸運度で20です。
アメジスト >げふげふ。怖い目を振ってくれる……(^^;
サクラ >いやホントに、なのです(^^;
翔真 >とりあえず成功、周辺警戒と言う事で……(^^;
弓 >マユリと灯をアナライズしたいのだけど、知力が…成功する気がしないので、ここは幸運だけで。16
GM >ああ、その2人はもう宮殿に戻ってしまったからねぇ(^^;
オクト >「報告します。付近への警備兵の接近は感知されず」
アメジスト >「ありがと、オクト(カタカタ」 データ検索しながら返事
サクラ >「こちら側からの接近は確認されてないのです。引き続き警戒を続けます、オーバー」
弓 >「………むしろ、私がアナライズしたいのはアレじゃないけどね……」
アドノレ >んでは御大のアナライズ。知力+P9で32
弓 >アレがなんなのか…クローンなのか、マユリや灯から産まれたウィザードなのか、ゲイザーが創造した何かなのか、エミュの擬態なのか、完全義体のアンドロイドなのか、マユリや灯の「脳を取り出した残りもの」なのか……
翔真 >周辺警戒中………確かに気になる所では有るが、引っ込まれてしまった以上、現状では確かめ様も無いな(^^;
GM >そんな訳で、キリヒト?に関してのみアナライズ結果を開示しませう。
サクラ >……なっ!?
弓 >難しいところきたなー(笑)
アメジスト >そういえば、色の濃淡こそ違えど、セシルと同じ配色だなぁ……(汗)
GM >ちなみに製造元プラントはジーク作製後機能を喪失したため、既に廃棄されている。これは、アムの手持ち資料から割り出せる事だ。
アメジスト >むぅ……PLはちょっと複雑。
サクラ >……どうしよう、後ろの人の殺意ゲージが振り切り始めたのです
弓 >なんかもうマウスでよくね?ってなりはじめた(笑)
アメジスト >どうどう(^^;
翔真 >むー、“ガワ”なのかそうでないのかの判別が付きかねるな(汗)
サクラ >むしろゲイザーよりも「ゲートキーパー(の血脈)」のクローン、なのかなぁ。確かに判別が付き辛い(^^;
翔真 >コスの意志が強く絡んで居るってのが何ともクサイ………しかし決め手には欠ける(−−;
GM >更に…以前の経験から、アドノレは次の結論を導き出す事が出来る……今の所人畜無害なジーク皇子だが、一度覚醒した場合その存在は「ザ・ゲイザー」と同等になり得る。キリヒトとの交戦ザネレ覚醒のケースが、その裏づけだ。
アドノレ >ラスボスにふさわしい多段変身が用意されてる、と
サクラ >となると、やっぱりジーク皇子がゲイザーである可能性は高いみたいなのです(、、)
アメジスト >「えーと……オクト? 念のために聞くけど…」
弓 >「……あなたのそのセンサーだかなんだか、アレがゲイザーかどうかってのはここからはわからないのね?」
オクト >「間違いありません。GA−M180によって教示された魔力パターンの計測結果によれば、あの人物が“ゲイザー”である事は確実です」
アドノレ >「下手にちょっかいかけると薮蛇になる可能性があるな。目覚めるとエライ事になるぞ」
オクト >「…しかし、現在提示されているデータを総合すると、新帝国はこの事を情報として把握していないように見受けられます」
サクラ >…むぅ?
翔真 >「………だとすると、おかしいな。」
弓 >「これで、数は少ないけどウィザードそのものがいるのはハッキリしたわね……………………………(それにしても……これは…)…偶然……?」ものすごい考え込んでる
サクラ >「この世界のマユリさんによると、新帝国はゲイザーの力を利用して世界結界をすり抜けた。…だけど、新帝国側はジーク皇子がゲイザーになり得るかは判っていない?」
弓 >「そこなのよね……( ̄^ ̄;」
オクト >「…しかし、データに間違いがあったとは考えられません…」
サクラ >「…もしかしたら、前提から間違っていたのかも知れません。"ゲイザー"になり得るウィザードなり裁定者なりは、複数存在しているのかも?」
翔真 >「マユリは『ゲイザーもしくはそれに近しい者の能力で〜』と言っていた、そしてオクトのセンサーではアレがゲイザーだと示して居る、と言う事は……認識をぬけさせているのは別の存在でゲイザーと同等の者。つまり……」
弓 >「……ねぇ、プラントから産まれたウィザードが2人とも”大いなる者”になる確率って、どんくらいだと思う…?」
サクラ >「…い、言われてみれば(、、;」
アドノレ >「狙ってるのかそういう原因があるのか」
アメジスト >「私達の世界でのセシル王女は、確か大いなるものでもあったようですし、ある程度の確率ではあるでしょうね。確たることは言えませんが」
翔真 >「何かピースが足りないな、判断するのに必要な情報が”何か”足りていない”気がする。」
弓 >「ゲイザーに間違いはないけど、覚醒はしてない、クラスが大いなる者のジーク。 覚醒してて大いなる者で世界を超えてるけど、ゲイザーではないオクト……(´・ω・`)」
翔真 >「………TIS、か?まさかコスとボルマンが抑えて居るのは?」
アメジスト >「……とりあえず、そういったものについての記載はちょっと調べてみないとね。そもそも、あのジークなる人物がゲイザーであるとの記述がそもそも見あたらない訳だけど」
GM >うむ。実は「ジーク=ゲイザー」という説明は、あくまでオクトのセンサーとアドノレの経験に基づく実測によるもので、アナライズデータや名簿中には記載がされていないんだ。
弓 >「ありそうだけど、ちょっと飛躍しすぎか。 まだ2例目だし……」
オクト >「確認します。ゲイザーと同等の能力を持ち得る存在について、名簿に記載はありますか」
サクラ >あぁそうか、アムさんが持ち帰ったデータに何か記載されてるかも知れませんね
アメジスト >「ええと、ちょっと待ってね……」 調べてみます
GM >OK。ではアムは知力ジャッジをどうぞ。その間また時間が経過するので、他の皆は二度目、すなわち目標値11の幸運度ジャッジになる。
サクラ >幸運かぁ。しょうがない、P3消費で…15でした。成功なのです
アドノレ >16
弓 >幸運度……20(´・ω・`)
翔真 >了解、周辺警戒を続行……幸運度21でこちらも成功。
アメジスト >皆さん、すいません(謝)知力の対抗で《博物学》+P8で…くりてかる〜48でした。
サクラ >おー!(ぱちぱち)
翔真 >見事だ(^^)
GM >すると、だ…この世界における本来のゲイザーに相当する人物は、既にかの“ハルマゲドン”の時アンゼロットと共に死亡している事が確認されている。ただ、その人物が残した“ラインの黄金”というアーティファクトを、新帝国がその大攻勢に先立って入手しているんだ。
弓 >やはりそうか……
アメジスト >「……ええと……あった。でもこれって……(カクカクシカジカ)」安直魔法〜
サクラ >「…つまり、今の新帝国を世界結界に適応させているのは、“ラインの黄金”というアーティファクト。って事です?」
アメジスト >「正確に言うなら、その可能性がある、よ」
翔真 >“ラインの黄金”か……どっかで聞いた覚えが有るのだが思い出せん(汗)
サクラ >ワーグナーの歌劇、ですな。奇しくも、私の「シュヴェルトライテ」も若干関係あります
GM >その“ラインの黄金”は、現在総統ボルマンが保有しているとの事だが…ここでサクラ、知力ジャッジを認めよう(ぁ
サクラ >えーと、アイテムはOKですか?(^^;
GM >あー、F以外でOK。理由は後で説明する(笑)
サクラ >……って、アレ? 待てよ?…とにかく了解。Fは出ず11でした〜
GM >うむ。“ラインの黄金”といえば他でもない、サクラは以前同じ名前のモノと邂逅した経験があったね。具体的なところは現在発売中の公式リプレイ「星空のラストリゾート」にもあるのだけど…
サクラ >やっぱりぃぃ!!
弓 >エイリアス発生装置か(笑)
GM >うむ、その通り(笑)
サクラ >「…! 思い出したのです、私。同じ名前の魔導具……というか、箒の能力を知ってるのです!」
アメジスト >「箒? ラインの黄金、そのものだとおかしいから、差し詰めラインゴルト、とかいうのかしら?」
サクラ >「えっと、ヴァルキューレシリーズの一つ、“ジークフリード”の能力なのです。簡単に言うと、“世界結界に対する異物”をプラーナに変換・抹消させる能力なのです」
アドノレ >「それはまた物騒な能力だな」
サクラ >「そして、逆に“世界結界に干渉して、消えてしまった人間を元に戻す事”も、出来た筈なのです」
アメジスト >「それって……!」
翔真 >「どう考えてもそれは『ウィザード殺し』かつ『エミュレイター殺し』と言うヤツだろう(苦笑)逆の能力は初耳と言うレベルで凄まじいが。」
サクラ >「その通りなのです。事実、それを利用してとあるウィザードが、ウィザードごとエミュレイターを駆逐しようとしたのです。恐らく、新帝国は…“この世界”における、ジークフリードに相当するアイテムを確保したのかもしれません…っ」
弓 >「待った待った。それなら、プラントなんて面倒くさいことしないでしょ(´・ω・`)」
サクラ >「まぁ、言われてみれば…」
弓 >「その能力を新帝国が得ていたとしても、それでできるのは「ラインの黄金」で世界結界へ働きかけてある存在を消すことと、消した存在を戻すこと。ゲイザーが死んだのは別の原因でしょ? だからわざわざ、プラントを介してるわけで……」
サクラ >んーと、ここでちょっと整理しません? 何だか情報が錯綜してきた気もしますのです
翔真 >うむ、前提やら何やらが曖昧になってしまって居る気がする。
弓 >ごちゃごちゃになってきた(@△@
GM >では、ゲーム中時間をちょっとストップして、情報をまとめるとしよう。

1)まず、ディストピアースで起きた「ハルマゲドン」。
この時、東アジアのほぼ全域と共に、アンゼロットとゲイザーが消滅。

2)ゲイザーが残した「ラインの黄金」なるアーティファクトを新帝国が手に入れ、
ディストピアースの世界結界を操作しつつ大侵攻を開始する。

サクラ >ふむふむ…
GM >もし、かのアーティファクトがサクラの言及した通りの特質を持つものだとしたら、この時新帝国に抗し得る超高レベルのウィザード…たとえばマーリンやレオンハルトあたり…は、即座に消されてしまったと考えられるね。
アメジスト >でしょうねぇ。守護者がいなくなった後最大の障害になりうるわけですから

3)ディストピアースに残されたウィザード達は、総力を挙げて新帝国に抵抗する。
しかし「マジカルウォーフェア」を経験しなかった…強くなる事が出来なかったため敗北。
マユリを始めとする生き残った者の殆どが、プラントに改造される末路を辿った。

4)そして現在、“ラインの黄金”は総統ボルマンが保有。
ゲイザーの力を潜在的に持っている者としてはジーク皇子が存在しているが、
新帝国はいまだその事実を把握している訳ではない。

弓 >ふむふむ…
アメジスト >あー。そゆことか。異物をプラーナに変換・抹消するってのは、「コイツが異物である」と指定したうえで、抹消することができるってことになるのかな?
サクラ >そうなりますね。リプレイでもそういう解釈だったはずです
GM >そういえば「世界結界にチクる」という言われ方をしていたなあ(爆)
アメジスト >それとは別に「コイツは異物じゃない」という指定も可能でないと、諸刃の剣にしかならんしなー…
翔真 >コスがどのタイミングで接触してきたかが気になるが、現状で把握している情報の中にはそれを伺えるものは無いだろうしとりあえずそれは別件として保留。
アドノレ >“ラインの黄金”に使用制限・限界なんぞはあるのか?
サクラ >えーと、「星空のラストリゾート」では、ジークフリートの正当な継承者以外が「ラインの黄金」を使うと、副作用で使用者も徐々に消滅していきましたけど。こちらの総統ボルマンにもそんな症状は出てる?もしくはそれを示唆するような情報は有りますか?
GM >それがね……これは以前ボルマンと対峙した翔真・弓・アドノレなら覚えてるはずの事なんだけど、ヤツは戦いの際、とある魔導書を持っていたんだ。

……その名もズバリ『ニーベルンゲンの歌』。

弓 >…あー!!
アメジスト >わーお。「ラインの黄金」は「ニーベルングの指輪」だっけ?
サクラ >…主役の名前は……「ジークフリード」ですか。(用誤辞典確認)…しかも機械神の名前が「ヴァルムンク」?(^^;
GM >そう、その通り。鬼械神を扱える程の素質を持つボルマンの事、“ラインの黄金”を制御する術も、少なからず知っていた可能性がある。
アメジスト >うわー、きっちりリンクしてるー!?
翔真 >なるほど(^^;
サクラ >…つまり、ある意味ボルマンは「この世界」における砕の同位体、とも言える訳ですか(^^;
GM >同位体というか相当人物というか、そんな感じかな。だから、まさかゲイザー当人になり得るとまでは分かってない訳だ。
アドノレ >んー。その手の英雄にありがちな弱点なんぞはあるかな
アメジスト >いや、むしろ消滅の兆候が出てきたからこそ、後継者を作ることになったのかと思った。
サクラ >あー、そういう解釈も出来なくはないですね
GM >そう、それだ。砕は“ラインの黄金”を扱う素質と精神を持っていたけど、ボルマンの場合はあくまで第三帝国に由来する“知識と経験”によるものと考えられる。
翔真 >ドイツ脅威の科学力(^^;
アドノレ >それは恐ろしい(笑)
アメジスト >主たるの資格はないけど、だまくらかす知恵のストックがあったってことかしら。
サクラ >…つまり、寧ろオットー=ハルトマン(「星空の〜」の黒幕)に近い、と?
GM >うん。ただ、知識と経験で真なる素質……なにより精神を補うのには限度がある。なにしろ正規のロンギヌスメンバーであったオットーですら、消滅の運命を免れる事が出来なかったくらいだからね。
アメジスト >ふむふむ……
GM >そんなこんなで、アドノレの弱点に関する質問に答えるためには、ボルマンをキーワードにしてもう一遍調べを入れる必要があるだろう。それによって、ジーク皇子の事も含めて、今までの仮説に裏づけが出来るかもしれないね。

◆ ◆ ◆

GM >……ところで。そのジーク皇子なんだけど、先刻のマユリ&灯との会話内容を思い出して欲しい。
サクラ >みゅう?
アメジスト >「勉強」ってのは“ラインの黄金”に関することなのかな?
GM >うん、そうかもしれないけど、ここではもっと切迫した問題(爆)
アドノレ >“万一の事があれば、我々が総統閣下に叱責されます”ってやつか?
GM >おしい、もうちょっと後!
サクラ >えーと、「お勉強の時間まで、後30分ですからね」みたいな内容でしたっけか。…あ゛
GM >サクラ正解(笑)というのも、現状になってから既に2回情報調査と警戒をしているよね。
サクラ >つまり……あと数分の内にこの“ジーク殿下”の処遇決めないといけないのーっ!?(吐血)
アメジスト >ですね。あと一回が限界、かな。
GM >うん。今までの行動分を勘案すると……おそらく次の行動あたりで何らかの手を打たない場合、ジーク皇子は宮殿内に引っ込んでしまうだろうね(爆)
弓 >うごごご
サクラ >…………どうしやう?(灰)
弓 >むーーー……とりあえず“ラインの黄金”はおいといて、それでもジーク=ゲイザーなら確保しないといかんのだよな
オクト >最終目的としてはその通りですが、タイミングは一任します。ただし、現状で最短距離となるため、当ユニットが接触しようとしない理由が見当たりません。接触を避ける場合は、そのように当ユニットに指示してください。
アメジスト >覚醒されちゃったら、結局のところ新帝国の手にゲイザーがいることに変わりはなくなっちゃうのよね。
サクラ >ですが、かと言って彼が大人しくついてくるか…正直、難しいかと。
アドノレ >こっちに引き込める勝算がなければ下手につつかない方がマシな気がしてるのだ
翔真 >見逃すか、拉致するか、暗殺するか、ぶっちゃけるとこれ位の選択か?
GM >その場合、拉致もしくは暗殺でそれぞれ1行動となるから、見逃す場合はその行動分を確保できるだけ、別の事が出来るね。ただし、この場で別の事をするという事は、移動しない限り幸運度ジャッジの目標値が上がる事になる。
オクト >報告します。幸運度ジャッジの目標値は、現在12です。
サクラ >見る限り、マジに王子様待遇ですからね。「新帝国はこんな事やってるんだ!」といった所で、信じてくれるとは。かと言って、無理矢理拉致れば新帝国との全面戦争必至です(、、;
弓 >とはいえ、現時点でゲイザーなしでこっちの計画は成功しないのでは?
サクラ >恐らく、ジーク殿下とオクトさんが接触する事で次のフェイズに移る……と、予想は出来ますね
弓 >方法としては、ほぼ同じことはラインの黄金でも可能だから、ボルマンのそれを確保して、砕を連れてくればいける?
GM >そういえば、「ファイアフライ」がディストピアース外周に向かっている……という情報があったっけね!(爽)
翔真 >事ここに及んで思うのだが、これ結局本国中枢に乗り込んで解決するしか無いと言う結論を得た気がする。キャンセラーの解除やら“ラインの黄金”やらの事を考えると、そこに行きついた気がしなくも無い。
アドノレ >んむ
弓 >最終的にはいつもどおりのいきあたりばっかりで本拠地突撃になるのは同感(笑)
翔真 >それを言っちゃぁオシマイよ(笑)とは言いたくもなるが、事実そうなっているのが偽りの無い真実と言う罠(ぁ
アメジスト >なんですよねぇ。これはもうかちこむしかってな状況になってきているような気がします。
翔真 >アドノレの言うとおり、藪を突いて余計な事になるのは望ましくないし、無視してゲルマニアに乗り込んでも良いと思う。
アメジスト >……ただ、“ラインの黄金”も能力に対する対抗策くらいはほしいかなーとも思ったりするのです。現状ですとボルマンに「お前ら異物ね」ってやられたら如何ともしがたい(汗)
アドノレ >その辺がボルマンをキーワードにしてもう一回って言われた部分に有りそうだ
翔真 >ジークからラインの黄金の扱い方を教えて貰うなんて出来そうも有りませんがね(苦笑)
アメジスト >気になってるのは「勉強」かな。そこらへんについても書いてありそうな気がしないでもない。
サクラ >…かなり危険ではありますが、私とオクトさんでジーク皇子にコンタクトとってみます?
GM >今この場でボルマンについて調査するなら、ジーク皇子は見逃す事になるだろう。ただ、ここで弓やサクラが提唱していた「分割行動」をするって手もあるからね。
アメジスト >情報そのものは確保してあるわけだからして、ヴェズルフォルニルの中でも調べることは十分出来るかと。
弓 >むうううう…
サクラ >マユリさんが、「ゲイザーを確保しなさい」って言ったのは何か理由が有ると思うのです。直接ボルマンを叩く事で事態が沈静化するなら、あの場で「ボルマンを倒してください」という旨の発言が出るでしょうし、何の意味も無く、態々遠回りな指示を出すのはちょっと考えにくいんですよねー
翔真 >どうかなぁ、マユリに渡っている情報は限定された物であるのは確実だし、世界結界に対する干渉手段に関しては確実に中途半端な情報しか持っていなかったから全部を鵜呑みには出来ないのは有る。
サクラ >まぁ、それを言われると痛いですが(^^; この二人の接触で何か起こるのかもしれませんし…
翔真 >だが、マユリの意図を汲むならそれも有りかなぁ………個人的には正直避けたいが、まぁ『確保』という名目で有る事に賭けると言うのなら付き合っても良い。分の悪い賭けは嫌いじゃないので(フッ)
サクラ >ごめんなさい。理由にはなんないんですけど、やっぱり気になって(陳謝)…幸い、私は半分とは言え独逸人なので多少怪しまれにくいでしょうから
翔真 >問題無い、”接触するべきだ”と感じた何かが有るのなら主張するのはアリだ。
アメジスト >つまるところ、マユリの意思を無にして(あるいは無視して)しまうのは気が引けるってのは事実ではあるやね
アドノレ >接触しないを推すが、接触するならサクラのみ姿を現して交渉、決裂なら援護という形でどうか。一見で増援呼ばれても困るしな
弓 >まあ感覚に従うのも時には必要よね(´・ω・`)
翔真 >俺もアドノレと同意見かな、オクトとジークを直接接触させるのは正直嫌な予感がするが、そこにマユリの意図も有るのかも知れないし、試したいと言うのならあえて反対はしない。
GM >分割行動する場合、その結果は一挙両得か虻蜂取らずか……まあ、それは人選とその行動次第だからね。
オクト >当ユニットの行動は、既に申請したとおりです。確認します。当ユニットを制止しますか?
サクラ >個人的には同行してもらいたい、かな。理由は翔真さんが言及してる通りだけど
弓 >なら、私もいく?正直、手詰まり感があるので良きにしろ悪きにしろイベントを起こしたい(笑)
サクラ >了解。こちらは反対しません
アドノレ >んむ。よきにはからえ
翔真 >………すなわち次善案として、サクラ、オクト、弓ちゃんの3人で接触する、かな。これがギリギリの譲歩ラインだろうか。
アメジスト >そこらへんですかねー。ほかに具体的に打てる手ってこちらにはないですし
翔真 >警戒班としては、退路の確保も優先すると言う事でお願いします(礼)
弓 >となると、不安要素は私の出目だね!(笑)
サクラ >大丈夫、ここ一番の時にピンゾロ(今回だとファンブル)が出るのが後ろのヒトですし(ぁ
翔真 >そこの二人、不安になる様な事言わない(;^^シ
弓 >てへぺろ(´・ω・`)
GM >では、まとめよう。まず接触組……既に説明したとおり、宮殿のセキュリティは総督府全体とは別扱いだから、幸運度ジャッジの目標値は15。しかもアイテム・魔法・特殊能力は使用不能だ。
サクラ >…出目9以上出ないと無理(吐血)
GM >一方の調査・警戒組……これも先に説明したとおり幸運度ジャッジは12、アイテム・魔法・特殊能力は使用出来る。ただし、調査にかかるアムはこのジャッジを行う事が出来ないからね。
アメジスト >あい。その分総達成値はどうしたところで下がりますしね
GM >でもって、アムはその分を使った知力ジャッジになる。
アメジスト >一応の確認ですがセキュリティ欺瞞がなされている以上、通常タイミングの魔法もありですよね?
GM >うん、問題ない。なお、これは全員に対してなんだけど、プラーナの制約は今までと同じく最大「GL÷3」までなので、これも各自で気をつけてね。
サクラ >あぁ、プラーナが使えればなんとかなる数字!
弓 >プラーナ13点使えばFっても……いやまあ、Fは判定と関係ないか(笑)
翔真 >弓ちゃん、それ使用制限越えてる(^^;
弓 >うん、わかってます。いってみただけです(´・ω・`)
サクラ >まぁ、なるべく穏便な接触を心掛けましょうか(^^;
GM >あと、アムは調査内容1件を指定しておいてね。多少の関連情報は出せるかもしれないけど、完全に関連してない情報は当然出せないので……
アメジスト >「ボルマン」をキーワードにラインの黄金とその能力(の穴)について。で大丈夫かな? 聞きたいことはこれであってますか?
アドノレ >ボルマンに弱点っぽいものがあるかなのだが、ラインの黄金の詳細が分かればそれも解決するのか……
アメジスト >あー。ジークフリートの木の葉のように、ですね。
アドノレ >ようするに取得したデータよりも伝承知識っぽい話だな
アメジスト >ですね。「ボルマン」をキーワードに、「ボルマンの弱点と(可能なら)ラインの黄金の能力の穴について」を調べます。
GM >了解。さて、ここまでに各自質問事項はあるかな?
サクラ >こちらからはない、筈。あとはもう進むしかないと思うのです(^^;
アドノレ >特に無しだな
弓 >思いつきません(´・ω・`)
翔真 >悔しいが同じく(苦渋)何か、”また”根本的に聞いておかなきゃいけない事を忘れて居る気がしてならんが(−−;
アメジスト >今回はそういう「ど忘れ」がとても怖いですね(汗)
翔真 >マユリの所で実際やっちゃってますからねー(><;
アメジスト >ここでも「侵入経路」調べるの忘れましたしね(><;
翔真 >実際、廃棄プラントの扱いとか気になるけれど………要調査だろうから今聞いても意味が無いだろうしね(−−;
GM >まあ、今ジークがいるのは目の前の庭園だから、経路もなにもないよね。彼が宮殿に引っ込んだ後なら、調べる余地が出てくるけれども。
アメジスト >いや、宮殿区画への侵入経路のことですね。
GM >ああ、それはもしやってたとしたら、これからの接触組の幸運度ジャッジと関係してきただろうね。先に調べておけば難易度を多少下げられただろうけど、現状では今更だし(^^;
サクラ >一応、穏便な接触を心掛けたいという事で。所謂「迷っちゃったorお庭がとっても綺麗だったから」みたいな前フリでいこうかな、とだけ(笑)
アドノレ >そして「かみまみた」(^^)★\
GM >それはサクラのCVを変えなくてはならぬ(笑)
弓 >「ふむ……(ごそごそ)……なら、そのプランでいく?」(ひらり、と白基調のゴスロリドレスを月衣から取り出し)
サクラ >「(盛大に噴出しかけるもなんとか我慢)…そ、それ着ないと駄目です?(^^;」
弓 >「サクラなら私の着れると思うし……髪や瞳の色的にも警戒心抱かせないでしょ。 いっそ許嫁の姫が会いに来ましたーとか」
サクラ >「流石に許婚は相手もびっくりすると思うです(^^;」
オクト >「質問します。その白い布に、何らかの意味があるのでしょうか?」
サクラ >「所謂変装、だと思いま……弓さん、変装の為にですよね?決して弓さんが私に着せたいとかそーゆー事じゃないですよね?」(ぁ
弓 >「(微笑)ま……そのままよりは警戒されないでしょ」
サクラ >「…よくよく考えると、ロンギヌスの制服なんて目立ちまくりですよねorz」(ぁ
GM >まあ、確かにロンギヌス制服よりはずっと警戒されないかもだろうけど……どっちにしても、派手は派手だなぁ(笑)
サクラ >まぁしぶしぶながら、木陰でぱぱっと弓さんから借りた白ゴスに着替えて突撃しますか(笑)
GM >サクラたんのさーびすしーん(ぁでは、各自先の条件…突入組「幸運度15」、警戒組「幸運度12」、アム「知力」でそれぞれジャッジをどうぞ!!
アメジスト >「ブレインメモリ」を使用。知力+対抗で《博物学》+P7……76です。そしてバックファイアが1点ダメージ
翔真 >警戒組、周辺警戒を続行……幸運度20で成功です。
アドノレ >同じく幸運で23
サクラ >幸運5+P限界値7=12から。ピンゾロ以外……17でせいこーう!
弓 >幸運12、P1点使用……22でせぇふ
オクト >幸運度ジャッジ、10+P3(13)より…2回クリティカル。36…
GM >…オクト、どんだけ本気よ(笑)
サクラ >やっぱり何かあるんじゃ…!?(笑)
翔真 >運命が呼んでいるのかもな(苦笑)
アメジスト >任務に対する気合の程を見た(^^)
GM >OK…まず、警戒組の翔真とアドノレ。作戦決行直前に警備兵が通ったものの、全員発見される事なくやり過ごす事が出来る。
サクラ >おー(ぱちぱち)
GM >それから、調査担当アム。頭痛を堪えながら、ボルマンの現状についてデータを検索し、結果に行き着くと……ぶっちゃけ、先に君とサクラが予想した通りの事が、ボルマンに起きている訳だ。
アメジスト >「痛っ……えーと、ここの……これ……あった。……やっぱり……」
サクラ >あー、やっぱり消失が始まってるのか
GM >で、ボルマンはそれに対してどう対策を講じているか…自らに絶え間なくプラーナを供給するため、世界首都ゲルマニアの中心に据えたとある施設に自らを接続している。
サクラ >ほほぅ?
GM >その名は超空要塞“ヴォルフスシャンツェ”……新帝国の技術の粋を尽くした巨大空中移動要塞。いわば地上に降りたアンゼロット城のようなもんだと考えてくれたまい。
サクラ >ひぃ(^^; 「狼の営巣地」って意味かな?
弓 >「狼之巣」か…
アメジスト >「狼の砦」ですね
GM >どれもあたり。かつて東プロイセンにあった第三帝国の総統大本営がネーミングの元だね。で、そのヴォルフスシャンツェから供給される膨大なプラーナで延命を図る一方、彼は「ラインの黄金」を正しく扱える人材を造り出すべくコスに命令を下し、結果完成したのがジーク皇子、となる。
翔真 >あぁ、後継者にちゃんと使って貰って自分の消失を無かった事にして貰うのか。
GM >うん。じゃないと、世界を支配できないじゃないか(笑)
アメジスト >あとで、コスの居場所も調べておかんとまずいぞなもし
アドノレ >自爆装置に期待する(笑)
GM >そして、そのジーク皇子のもとに乗り込むサクラ・弓・オクト。
サクラ >「(よ、はっ、とっ!)」 ひょこひょこと監視カメラを潜り抜け〜
GM >センサー類の存在を察知し、かいくぐり、そして少年の傍まで接近する事が出来るのだが…その際2人は不思議な感覚に見舞われる。まるで…オクトが、この状況を予知しているかのように、動いている。
弓 >「(おおう……)」
サクラ >「(オクト…さん?)」
GM >実は2Cの結果(ぁ
アメジスト >なるほど。何事かと思った(笑)


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