【第35夜】
破滅への1minute

<PART−05>



魔王の街へ



さて、ラビリンスシティに向かっていたヴェズルフォルニルでは…

真白 >「……(いちおうGBUを構えている)」
一狼 >「……(いちおう忍者刀を携えている)」
空 >「……(いつでもアームドシェルできるようにしている)」
ノーチェ >「……む、むう(^△^;」←てもちぶさた(ぁ
パイ=レイモーン >「……む……ここは、どこか…?」
弓 >(気楽に)「ああ、目が覚めたみたいね。 だいじょうぶぅ?」
パイ >「…!………いや、とりあえず先の盟約は、まだ生きてはいるか……正直、あまり大丈夫とは言えぬな」
弓 >「場所……っていう意味なら、辺境哨戒中のフネよ。 座標的な意味なら……ノーチェ?」
ノーチェ >「あ、はいな。ただいま、ラビリンスシティに向かっている途中でありますよ!('△')b」
弓 >「て事よ? ちなみに向かってる理由は、貴女を送り届けるためね」
真白 >「……とりあえず、目覚めた途端に暴れ出さなかったのは……僥倖、かも(−−)」
弓 >「大丈夫よぉ? そんな余裕がないくらいには消耗してるの、わかってたもの」
真白 >「…仮にも魔王相手。同盟と言う予防線は、あるにしても……油断はできなかった」
パイ >「かたじけない、どうやら大きな借りが出来てしまったようだな」
弓 >「ん、双方とも素直でよろしい。盟約があるとはいえ、仲良しこよしよりは、緊張感のある隣人でいたいものだしね(くす)」
パイ >「……(はっ)そうだ、ラビリンス…!!…いかん、“ヤツ”が向かっている筈だ!」
ノーチェ >「その……ヤツ、とは何者でありますか?まさかとは思うのでありますが…('△';
パイ >「私も名前までは知らぬ。ただ、ディガイディス麾下の冥魔将である事…それに、黒と金色の鎧を着た男である事くらいだ」
空 >「黒と……」
一狼 >「……金色?(顔を見合わせ)」
弓 >「 ま た 冥 魔 か 」
パイ >「そうだ。あれは実に恐ろしい敵だった……止めようとはしたのだが、力及ばずこのザマだ」
ノーチェ >「そういえば弓どの。魔王どのの言う、鎧の男というのは……確か、先の事件のレポートにあったハズでありますが('△')」
弓 >「…………? ノーチェ。あたしに記憶力を期待しないでちょうだい
ノーチェ >「え゛……しょうがないでありますなあ。確か弓どのは“ちりょくよん”ではあっても“のうすら”ではなかったはずでありますが……(^△^;」
アドノレ >外部記憶装置(。。☆\
弓 >「だってアイツら、おんなじような名前で、みんな頭おかしい装備と、えろい能力持ちなんだもの……区別なんてつかないわよぉ」
アドノレ >えろい能力は確定なのか
弓 >うん。“えげつない”“ろくでもない”“いやらしい”……だから“えろい”
翔真 >酷い表現だ(苦笑)
ノーチェ >「もとからあんまり敵の区別なんて付けてないじゃないですか(ぽちぽち)……ええっと、問題の人物は弓どのも見た事のある人物でありますよ。エウスタキス=オナシス、元ロンギヌスメンバーで現在MIA扱い」
弓 >「あれ?でもそいつって、結局マトモになったんじゃないっけ?」
ノーチェ >「あー。正確には、こちらを直接襲わなかっただけでありますな(、、)」
弓 >「とりあえず、何があったのか聞かせてくれるかしら?」
パイ >「D=アースのあたりで件の男を見かけ、何をするのかと状況をずっと見ていたのだが……よりにもよって、ラビリンスシティに足を向けたのでな。あとは、今話した通りだ」
弓 >うーん。十蔵たちに連絡とってみますかね
空 >「またD=アースかぁ。よくよく縁があるなあ……あ、連絡とりますね!」
弓 >「うん、お願い」
GM >という訳で、D=アースの「ファイアフライ」と連絡をとるに…『ああ、その男ね。確かに、こっちにいたイークオルスと接触はしていたけど……』
弓 >『何か変わった様子はあった?』
十蔵 >『それが、全然。不気味なくらいに何もして来なかったんだよねぇ。イークオルスを焚き付けるでもなければ、襲うでもなし……俺らと戦わなかったのは、同じロンギヌスの誼って事だったのかも知れないけどさ』
弓 >「それなのに、急にパイ=レイモーンには襲いかかったの??ますます訳が分からないわぁ」
パイ >「ああ、仕掛けたというと聊か語弊はあるが……仮にも将級の冥魔を、ルー様のお膝元に入れる訳にはいかなかったのでな」
弓 >「…………それって、あんたの言い方が悪くて、誤解を招いたんじゃ?」
パイ >「そうは言われても、先般メイオルティスがシティでひと騒ぎ起こした件がある……ルー様の騎士として、見逃す訳にもいくまいよ」
ノーチェ >「あー……('△';」
サクラ >職務上しょうがないね(白目)
弓 >「“クソマジメ×クソマジメ=大惨事”って公式が、あたしの脳裏をよぎったわぁ……」
一狼 >「……わかる」 真面目って、時として損なもんだしな(ぁ
弓 >「……仕方ない。シティに一報入れつつ、ちょっと速度上げるわよぉ」
空 >「はいっ。どうもエリスさんとはあっちで合流する事になりそうですし」
真白 >「少なくとも、シティの状況を見れば……ある程度の事は、わかるはず」
弓 >「冷静さが残ってる事を祈るしかないわねぇ」
パイ >「では、その間に……ルー様にどう申し開きすべきか、考えねばな」 今にもひと腹切りそうな面持ちで(ぇ
弓 >「まったくだわぁ」
翔真 >騎士なのにハラキリ確定とか(^^;
一狼 >「だが、何と言うか……今にも腹を切りそうな感じだな…」
真白 >「魔王。切腹は、シティの状況を見てからでも遅くはない……あと、ここで切るな」
パイ >「(くっ)分かっている。分かっている……」

◆ ◆ ◆

GM >さて。そんなこんなでそろそろ全員が集まりそうな感じなので、ここで全員幸運度ジャッジとかやっていただこうかな!
翔真 >了解……おぉぅ、6ゾロ(苦笑)24です。
弓 >ふつーに23
サクラ >ら、らじゃー……出目11でセーフ! 17なのでした!
アメジスト >18でした
アドノレ >18。ファンブると敵が出現とか?
翔真 >有り得そうだ(−−;
GM >その可能性は……ありまぁす!(笑)でも、特筆すべき状況の変化は見られないまま、各自ラビリンスシティに無事到着の運びとなるね。
アドノレ >「♪は〜るばる来たぜラビリンス〜、っと」
エリス >「(ふぅ)到着、ですね…」
翔真 >「あぁ、無事で何よりだ。」
サクラ >「さて、協会支部に向かいましょう。なのです」
翔真 >「冥魔に対する警戒は、怠らない様に頼む。」
アメジスト >「もとより了解です」
空 >では、こちらも……「ラビリンスシティに到着しました。入港に伴う届出などは、こちらでやっておきますね」
弓 >「ありがと。とりあえず、ルーのお屋敷でいいのかしら?」
パイ >「(頷き)一刻も早く、ルー様に報告をせねばならんからな」
ノーチェ >「ときに、魔王どのはもう歩けるでありますか?」
パイ >「……(身体を動かしてみて)うむ、いける。戦いは無理だろうがな」
一狼 >「では、自分たちは船で待機ですね…?」
真白 >「そうだな。MASTERSのメンバーは、協会支部に集まるとの事だったが…誰か、行っておくか…?」
弓 >「そうね。サクラたちもそろそろ着くだろうし、連絡いれておいてくれる? あと、いちおー、その冥魔がいないか警戒しといて」
真白 >「…了解。ノーチェ、連絡よろしく」
ノーチェ >「了解であります!(めるめるめるめる)」
エリス >「(めるめるめるめる)…あ。弓さん達も、ちょうど着いたみたいですよ」
翔真 >受信て(苦笑)
エリス >いえ、ほら。メールですから(o'▽')o(いわゆる久米田的表現)
アメジスト >「あら、いいタイミングね」
弓 >ではバイクに2ケツしてごー
GM >はーい。では、ここで今度は全員知覚力ジャッジ(アイテムOK)いってもらおうかー!
サクラ >18でした
翔真 >こちらは18です。
アメジスト >一応警戒しているはずなので《顕正符》も入れて……26でした
弓 >ころころ。くるくる。27
アドノレ >くるくるっと30
GM >おお、じゃかすか回るなあ(笑)すると、まず感じた事が……いつもより街全体からの活気が感じられない、という事。特に回した弓とアドノレは“なんだか雑魚侵魔の数が減ってるんじゃないか?”と気付く。
サクラ >……おぉう?(^^;
GM >以前シティを訪れた時は、侵魔に人間まで入り混じって往来はとてもカオスな事になっていたのだが、現状見かける侵魔はわりと高レベルな個体ばかりで、所謂雑兵の類は寧ろまばらになっているね。
弓 >自然淘汰?
アドノレ >「なんかおかしいぞ。下っ端ーずの数が足りぬ」津波の前に潮が引くように…
エリス >「したっぱーず…?(首かしげ)」
アドノレ >「雑魚でもチンピラでもモブ敵でもかまわんが」
アメジスト >減った分がFtEなんかで大量に出現してるんだったり? もちろんFtEだけとは限らない訳だけど
エリス >「そういえば何となくですが、街全体が落ち着いてきてるような気はしますね…」
サクラ >「何となく変な雰囲気なのです……」
アメジスト >「別に侵魔に会いたい訳じゃないけど、この雰囲気は妙な気がするわ」
GM >と、そんな妙な状況を目の当たりにしつつ、まずは協会支部組が目的地に到着だね。
サクラ >「失礼します!」 ……しまった、協会支部に申し送りしてなかった。手落ちじゃん(^^;
GM >まあ、ロンギヌスメンバーが率先して入れば相応の対応はしてもらえるはずだからね(^^;
サクラ >良かったー(^^; では、受付職員に会議室かどっかの使用申請出して…弓さんを待つ間、各自の情報を刷り合わせましょうか
翔真 >うむ、了解。
アメジスト >それがいいですかね
弓 >まぁ私も、その冥魔将について把握してるか?とか、あと盟約後の近況とか聞いたら合流する予定で(笑)
GM >では、協会支部の小さな一室に通される……あ、そうだ。支部組のみんな、部長ことイーグレットには声を掛けておく?
サクラ >一応、ロンギヌスメンバーの私が借りてますし挨拶はしておくべき。でしょうかね?
翔真 >ともあれイーグレットには一報入れておこう、同席したければそれも受け入れるに1票。
アドノレ >連絡してまずい事は無いと思うぞ
アメジスト >そうですね。むしろ一言あってしかるべきでしょうね。シティの支部の責任者ですし。
GM >では、会議室にはイーグレットも到着しよう。「…待たせたな」
翔真 >「いや、こちらこそいきなり押しかけて済まない。」
サクラ >「突然押しかけて申し訳ございません。世界の情勢に関わる重大事だと判断しましたもので(ぺこり)」
イーグレット >「(頷き)では、早速話を聞くとしよう。何かの役に立てるかも知れんからな」
サクラ >「はい、実は…」 という訳で支部長に事情説明。大筋は話しちゃっても問題ないよね?
翔真 >事実は変わらないから説明して良いと思う。
アドノレ >どぞどぞ
弓 >おけー
アメジスト >ないでしょうね むしろきっちり話しておいて、シティの現状についてご意見をいただくべきかと
サクラ >「……と、いう訳でして」 と説明しつつ、大雑把に纏めると……

1)世界結界の中で、「コアやルーラーのない月匣が発生し、クリーチャーが大量に湧いている」
2)それと同時に、なんでもない一般人が大量にウィザードに覚醒し始めている。
3)覚醒の共通点は「謎の集団から渡された林檎」を口にする事。
                                   ……で、OKですよね?

翔真 >うむ……クリーチャー大量発生の件は特に問題だなぁ。
アメジスト >ですね。どうやら世界結界の方に原因があるらしいというのが、クロノスの見解でしたが
サクラ >……そーいや、D=ガイディスさんは言ってましたよね 「世界結界を信じ過ぎるな」って。何か関係があるのかな……
アメジスト >どうでしょう。少なくとも世界結界に完全な信が置けなくなりつつあるのは事実のようですが
翔真 >メタ的に考えられるので2パターンほど有るのだが、言った所で検証出来る材料が一つもないのでパス(^^;
アドノレ >思うに、見ず知らずの人間に突然食い物渡されて素直に口にするというのは結構なレアケースのはずだが……?
翔真 >そうなんだよなぁ、口にしなければならない、せずには居られないと言う状況にさせる要因が存在する、と。
アドノレ >集団のうち一人でも口にしたなら他は巻き添えという事も有りえるが、林檎を口にしたから襲われたのか、襲われそうな者に林檎を渡してるのか……
サクラ >まぁ、少なくとも私がヒアリングしたケースは山登りという状況だったので。天文部の子達の話も聴いておくべきだったかな……
GM >天文部の子らの経緯ならエリスが知ってるし、所見もヴェーダから教えてもらえる事になってるはずだね。
サクラ >おっと、なるほど(^^;
エリス >聞かれれば答えますよー。部員の子達は集合した時、最初から持っていた……と。
サクラ >登山客sの場合は、「帰りの登山客と思しき集団からのおすそ分け」として林檎を渡されたんでしたっけね
アメジスト >怪しいとわかっていても得体の知れないものを口にしなければならない状況か……うーむ
翔真 >“力が欲しいか?”の類のタイミングなのでしょうかねぇ?
アドノレ >そうした経緯も含めて、林檎を食べて無い集団で襲われた例が無いかを調べておきたい所だ
イーグレット >「なるほど、確かに承った。実は、最近気になる状況があってな…」
サクラ >「お話し頂けますか?」
イーグレット >「無論だ」

◆ ◆ ◆

GM >で、パイ=レイモーンを連れた弓はルーの宮殿前に到着できる。先に述べた理由もあって、今回は絡んでくるようなのはいなかったみたいだね。
弓 >「ではここに受け取りのサインを」
パイ >「私は荷物ではないのだが……」
弓 >「これくらいの冗談を解するくらいの余裕を持ったらってことよ(くす) ごめんなさいね、さすがにモノ扱いは失礼だったわねぇ」
パイ >「……(溜息)ここまでで、いい」
弓 >「いちおう、事情も聞きたいのよ。何か知ってるかもしれないから」
パイ >「そうか……では、ルー様にお許しを得ておこう」
GM >パイ=レイモーンが、門番といくらかのやりとりをすると……やがて、先へと通してもらえるようになる。
パイ >「……ルー様はお会いになるそうだ。行くぞ」
弓 >「ありがと♪ お邪魔するわぁ」
GM >という訳で、いろいろすっ飛ばしてルー=サイファーの待つ謁見の間に通される。「……よくぞ戻った、パイ=レイモーン。お主(=弓)も久しいな、バシィ=スィーナの件以来か」
パイ >「はっ。申し訳ございませんルー様。(かくかくしかじか)という事情にて、冥魔を取り逃がしてしまいました(平伏)」
ルー >「その件については遺憾に思う……と言うべき処だが、不可解だな」
パイ >「かくなる上はこのパイ=レイモーン、一命を以ってお詫びを……なんと?」
ルー >「(ふむ)お前の言うその冥魔将とやらの侵入、こちらでは一切確認されておらぬ」

サクラ >あれー?
弓 >「あらあらぁ」
ルー >「メイオルティスの件以来、冥魔に対しては最大級の警戒をするようマルコに命じてあるが、彼奴から何も報告が来ていないのは不可解としか言いようがない」
弓 >「やっぱり敵対する意志はなかったのかしらねぇ……」
パイ >「むむむむむ……しかしルー様。その冥魔将は確かに、このシティへと向かった筈なのです。今は大人しく潜伏しているとしても、いずれ騒ぎを起こす腹づもりやもしれません」
弓 >「……まあ、いいわ。 何かあったら連絡を頂けるかしら?」
ルー >「ふむ。マルコには改めて確認をするとして……デューク。デューク=オブ=ヨークはあるか」
デューク >「ははっ。デューク=オブ=ヨーク、お召しにより只今参上致しました、ルー様」
ルー >「うむ。(かくしか)という事でな……何か判明し次第、このデュークから一報入れさせる事にする。人界の者同士、互いに面識もあるから連絡も取りやすかろう」
弓 >「ありがとう」
ルー >「パイ=レイモーン…今は傷を癒せ」
パイ >「はっ。勿体無きお言葉…!(平伏)」
弓 >「それじゃお大事ねぇ。マジメすぎるのもほどほどにね?(くす〜)」
パイ >「……この借りはいずれ、しかるべき形で返させていただく。私はこれでも、信義を重んじる騎士なのでな」
GM >……と言い残し、パイ=レイモーンはルーの従者達に連れられて、傷を癒すべく去っていく。
弓 >じゃあ、こちらはおいとましましょう
ルー >「……先般の冥魔王に関する一連の件は、ひと段落したものと思っておったが……パイの報告といい、最近起きつつある事といい、なにやら起こり始めておるのやも知れぬが」
弓 >「そうねぇ、私はそっちはあまり気にしてないというか……能力的に向いてないから (´・ω・`) 」
アメジスト >あれ、侵魔サイドでも異変としてとらえてるよ(汗)
翔真 >ルーが意外と真面目に気にかけているな。流石に前回の一件からも軽視は出来ないと考えたか。
弓 >「こっちにいるイーグレットあたりにも報告が行くと思うから、そちらと情報共有してもらえるとありがたいわ……もし、魔王サイドで気になる事があるなら、ぜひ聞いておきたいけど」
ルー >「……そうだな。これはあくまで、我が気がかり事なのだが」

ルー=サイファーの話は、奇しくも同じ頃、
イーグレットが支部に集まった一同にした話と、ある程度の共通点があった。

GM >という訳で、2人からの話の共通点を総合すると……裏界からの低級侵魔流出事件については、裏界側からすれば「世界結界の方から勝手に緩くなっている」ため、魔王からの統制がない雑魚侵魔が「プラーナの潤沢な方向へと自然に流れている」に過ぎない、というね。
翔真 >なるほど、だとすると一部は本当に生態的な反応で動いている可能性も有るなぁ。これでは致し方無いと言う他無い(−−;
アメジスト >誰それの陰謀〜よりもはるかに頭の痛い話ですよね、その話を全面的に受け入れるとしたら……
サクラ >うーむー(−−;
GM >更に「IDOLシステムとの相関関係」。もしかしたらあるのかも知れないが、現象が発生している場所と“レガシー”の位置とでは、今のところ目立った共通項が見られない……との事だ。
アメジスト >次に起こる場所の特定も、現状ではしようがない、と(^^;
GM >で、ここからは独自の話。まずはルーの側から……「確かに我ら裏界の者にしてみれば、どんな理由であれ世界結界が弛緩する事は悪い事ではない……だが、どうにもこの一件、何らかの意図めいた物を感じる。個人的に言えば“気に入らん”流れだ」
翔真 >王者の誇りか、そう言うのは割と嫌いじゃない(^^)
アメジスト >さすが金色の魔王というべきか
弓 >他人にやられてデカいツラされるのが気に入らないと(笑)
翔真 >まぁ突き詰めればそう言う事でしょうけどね(笑)
サクラ >…公式でも、“自分以外が世界結界を崩壊させようとすると、ウィザードに情報流す”ようなお人ですし(ぉ
アメジスト >他人の尻馬に乗る事をよしとしないって事ですな……
アドノレ >その意気や良し
ルー >「我等の信奉者による行為の結果ならばいざ知らず、そのような話はいっこうに聞こえて来ぬ。そうなると問題は、何者の仕業か?という事だ」
弓 >「問題はそこねぇ……(これが演技ってのは考えにくいし、激おこなのは確かみたいねぇ)
ルー >「さしあたり、この件に絡んで街で不埒事を起こした手合いについてはマルコやブンブン=ヌーに対応させたが、そもそも街に来ておらぬ輩については我が知る所ではない……そこでだ。おぬしら人間には、世界結界の内側で今何が起きているのかを調べてもらいたい」
デューク >「調査、でありますか……?」
弓 >「ずいぶんざっくりした依頼ねぇ、それは(−−; まあ、調べるつもりだからいいけど……それはラビリンスシティの主からの依頼かしら?それとも魔王ルー=サイファーとして?」
ルー >「ここは我が街。よって、我“金色の魔王”としてという事になる……そのためも兼ねての、デュークを協力に付けようと言う話だ」
弓 >「……ん、分かったわ。条件とかについては、彼と話せばいいのかしら?」
ルー >「報酬の事か?状況と結果次第で、我が直接判断する事にしよう」
弓 >「ああ、それもだけど……貴女麾下の魔王に話を聞く時に、お墨付きっていうか、つなぎとして居てくれるとありがたいなってね」
ルー >「それは構わぬ。本件が解決を見るまではな……デュークも、そのつもりで動いてもらいたい」
デューク >「心得ました、陛下(平伏後、弓に向き直り)では、私はマルコの所に赴き、件の冥魔についての再調査を要請するとしよう。結果は、こちらから追って知らせる」
弓 >「ホントは私の一存でOKとは言えないのだけど、この流れで放置はあり得ないと思うし、それはいったん合流してからでもいいかしら?」
デューク >「いいだろう。というか、そうではないかと予想はしていたところだ……まあそんな訳で、しばしの間よろしく」
弓 >「ん、流石に話が早くて助かるわね……では、吉報を届けられるように努力はするわ」 優雅に一礼して、おいとまー
ルー >「うむ。よき結果を期待しているぞ」
アドノレ >お墨付きバンザイであった

◆ ◆ ◆

GM >で、イーグレットの側でも独自の話がある……「…実は少し前まで、このシティにおいては低級侵魔による騒ぎが何度か起きていた。いずれもどの魔王にも属していない、なりたての侵魔によるものだ」
サクラ >……なりたて? エミュレイターになりたてって有るの!?
GM >そりゃあありますさぁ(笑)過去には侵魔覚醒したイノセントの事例とかだってある訳だし…スプーキーとかね!
翔真 >基本ルールブックのシナリオフックにも、そういう手合いと思しき輩のが有ったりしましたな。
サクラ >あ、あー。なるほど……
イーグレット >「無論、そんな者がここで長生きできる道理はない。ほとんど全てがマルコ一派や我等の手で、難なく鎮圧された」
翔真 >「ふむ。まぁ、確かにそうなるだろう……」
サクラ >「……で、それを乗り切った一部例外が居た。と?」
イーグレット >「若干いたにはいたようだが、それは重要ではない。むしろ気になるのは……鎮圧された手合いに、ほとんどの場合共通点があった事だ」
翔真アメジストサクラ >「共通点……?」
イーグレット >「ゾンビ、スケルトン、ゴースト…ここまで言えば、どういう事か分かるだろうか」
サクラ >「……“元・人間”。って、事ですか?」
イーグレット >「……うむ。この事は金色の魔王殿も既にしかるべく対策を講じた後でな。それで、表通りを歩く侵魔の数が若干減っているのだ」
翔真 >………妙だな、世界結界の薄くなった所に出て来るのがその『アンデッド』ならともかく、“ラビリンスシティで騒ぎを起こした方”が『アンデッド』なら、明らかに裏に何者かの意思が働いていると見る他無いと思うが?
サクラ >なんだろう、ちょっと嫌な連想が……これ、“世界結界が緩くなった事でうっかり裏界側に迷い込んだウィザードの成れの果て”ではなかろーか、と(滝汗)
翔真 >その場合、ラビリンスシティに現れて騒ぎを起こす理由が今一つ解からない。迷い込んだ挙句〜と言う物なら、そう何件もラビリンスシティ側で対応する事にはならないと思うし。
弓 >いやー、それはアレなんじゃない?「俺ってば異世界転生升系主人公!?」なノリで(笑)
翔真 >そんな厨二的理由だったらイヤだなぁ(苦笑)しかし全面的に否定する理由も見当たらないんだよなぁ(^^;
アメジスト >最近異世界転生ものとか多いしなぁ……否定できん(苦笑)
弓 >ついでに言うと、そーゆー人間ほど、非常し……もとい、妄想たくま……もとい、そういう異常を受け入れやすいから覚醒しやすいとか(笑)
翔真 >………アカン、否定出来る要素が皆無だ(爆)
サクラ >ぶっちゃけどれも展開が同じすぎて食傷気味(こなみかん)
GM >しょうがないよ!サブカル絡みのそういった問題は、いわば我が国に生きてる人間にとっちゃ持病ってもんだ(笑)
翔真 >平安時代までは確実に遡れるからなあ。日本人のサブカル絡みは異常と言われても仕方ないレベル(苦笑)
アメジスト >ここで、クロノスから受け取った事例集を確認。たしか大楠山で出現してたのも……。
GM >というか、目の前に直接目撃した証人がいるじゃないですか。アドノレにエリスが(笑)
アメジスト >そりゃそうなんですが、ほかの事例ではどうだったかなーと(^^;
GM >ではアム、知力ジャッジでどうぞ!!
アメジスト >はいなー。対抗で《博物学》しつつ……Cなし40です
GM >ではっと…襲撃を受けた元イノセントのウィザード、その生き残ったケースからの証言集によると…アーカイブとも照合するに、レベル1〜3のクリーチャーが襲撃の主体だったのはほぼ間違いない。当然その中には、所謂「アンデッド」も含まれているだろうね。
アメジスト >ふむり。なるほど……
GM >ただ、覚醒したばかりの混乱の中で、どれだけ敵の割合を知覚できてたか?と聞かれると、これがまた疑わしい所でもある。メタい事を言うなら、GL0の知覚力ジャッジなんてそんなもんよな!という(ぁ
アメジスト >そりゃそーだ。ただまぁ、ゾンビとかなら映画とかでもメジャーだし、もしかしたら分かるかなーと期待したんですが(^^;
GM >「それっぽい」という事は覚えてても、一目見て具体的なデータまで分かる程じゃないし、そもそも既に見てきたように「絶望的な数の差」ってものがね。それこそ、ひと手間踏んでアナライズしてる間に確実に磨り潰されるよ!というレベル(爆)
翔真 >まぁアレだけの数、0レベルの時に遭遇したら広域攻撃能力者が複数居ないとまず詰むよね(^^;
GM >大楠山の時は奇跡を使われたイレギュラーケースだったとしてもまぁヴェーダがいたし、猿島の時は翔真自身にくわえて若葉までいたからね。
アメジスト >そか。慣れない修羅場だし、襲われながら「相手は何か?」なんて考えてる余裕はないか…寧ろ「生き残っただけでも万々歳!」ですね(^^;
サクラ >新規登録の学生PCと違って、基本ルルブの装備だけだろうし…(メタい)
アメジスト >うん。武器とか持ってるはずもないしね(^^;
サクラ >良くて、ワークス“不良”が木刀とか、格闘技マニアがトンファー持ってるくらい……かなぁ(笑)

アドノレ >コスプレ衣装的防具も忘れるでないぞ(笑)
イーグレット >「ともあれ、そのアンデッドどもについて話を聞くなら、まずブンブン=ヌーあたりだろう。彼奴はルーからの勅命を受けているとの事だからな」
翔真 >「なるほど、了解した。」
サクラ >「ブンブン=ヌー、ですか。魔王戦争やその以前でも甚大なダメージを負った。と、聞きましたが」
イーグレット >「その回復のためにも尖兵が欲しい、というのが本音だろうな。もちろん表向きには、ルー=サイファーのためとなろうが」
アメジスト >はぐれ侵魔の統括も含めての勅命ってことなのね
GM >騒ぎを起こすカッペ侵魔どもをシメてシティの治安を維持したいというルー=サイファーの思惑と、尖兵を増やして地力を回復したいというブンブン=ヌーの個人的思惑が、実利として合致する訳だ(笑)
サクラ >あー、なるほど(笑)
翔真 >なんと言う一石二鳥(苦笑)
GM >しかも、ネタになるアンデッド系雑魚侵魔はほっといてもどんどん増えてくれるから、誰の仕業かなんて事以前に笑いが止まらないというね(笑)
翔真 >………ちゃんと統制取れないと、ルーから怒られたり等色々面倒は有るだろうけどね(^^;
GM >裏界での秩序維持、その究極の方法は……そう、あらゆる意味において容赦のない暴力!これに尽きます(笑)
サクラ >まぁ、人間も軍や警察という暴力/治安維持機関を使ってますし(目逸らし)
GM >魔王はその意味でどいつもこいつも天元突破してるから、雑魚レベルから見ればもう「従う」か「はぐれる」かの二択しかなっしんぐ!
サクラ >HAHAHAHAHA(^^; まぁ、ひとまず。「ブンブンに話を聞きに行く」という選択肢が出ましたね
翔真 >彼女も元古代神(の一部)だし、何か重要な情報が聞けると良いのだけれど。
アメジスト >ともあれまずは、弓さんとの合流ですねー……
GM >うむ。弓が合流を図って移動しているちょうどその間に、ヴェーダからの追加報告が支部組に届くのだ。
サクラ >おー
翔真 >迅速な仕事でありがたい(^^)
アメジスト >ありがたやー
GM >掻い摘んで説明すると「登山客および天文部合計7名、WUへの登録処理を完了した」との事。登山客の件は彼自身やアドノレ、それにサクラも把握しているのでよしとして、天文部員についてはそれぞれ“龍使い”“獣人”“聖職者”とクラスも判明し、いずれも月光部に入部という措置をとってるね。
サクラ >脳筋PT……(笑)
アメジスト >なるほど。竜使いや獣人の手綱を聖職者が握った形……?
GM >厳密にはもう1人、エリス(大いなる者)がいたんで結果的にバランスは取れてる。レベルは別として(笑)
アドノレ >何も考えずに林檎を食べてしまった面々であった(笑)
翔真 >…………あれ?各クラス一人づつになってる?俺の勘違いか?
GM >ああ、確かに登山客たちと合わせると、クラスがばらけてるね。
サクラ >んー、まぁローカルクラス含め現状かなりクラス数有ります(※基本16+ローカル17)からねぇ。バラけてても不自然ではありませんが…(==;
翔真 >世界結界の意志が働いたせいか、それとも何らかの意図が有って“そうなるよう”仕向けた奴が居るか……?
アメジスト >あれかしら。仮にノアが絡んでいたとしてだ。これまでは実験段階だったから異能になってたけど、そうじゃない正規のクラスとして覚醒させられるようになった、とか……(汗)
翔真 >む、その可能性は有ると思う。
GM >あと。天文部員達が持っていた林檎の件は既にエリスからも聞いているけど、その入手先についての新情報がひとつ。
ヴェーダ >『聞いてみれば、これが非常に莫迦莫迦しい話なのだが……繁華街で特売されていたのだそうだ』
サクラ >「(ずっこけ)」
ヴェーダ >『齎された情報を元に、販売現場に踏み込んでも見たが……一歩遅かった、というやつだな』 既に引き払われていた、という話。
アメジスト >「……繁華街?それはまた……まあ、買ってからずいぶん時間がたっていたんでしょうし、仕方ないでしょうね……」
アドノレ >「商店街の特売品をアナライズする暇人は流石におらんな」
ヴェーダ >『下手すると通報ものだしな』←私は別にどうでもいいが、というニュアンスで。まぁ彼だけならいくらでもやりようがあるのだろう。ヴェーダだけに。
翔真 >凄まじい説得力が(苦笑)
サクラ >HAHAHAHA(どこぞの量子コンピュータを思い出してみるなど)
アメジスト >特売かぁ……ゲリラ的にやられると非常に厄介だなぁ
ヴェーダ >『贅沢を言えば、更に突っ込んだ調査をするのなら、追加人員のひとりでも欲しいところだな』
サクラ >「追加の人員、ですか…」 んー、どっかにアテがあると良いんだけど。エリスさんにヴェーダさんのサポートに回って貰います?
アドノレ >「どっかの偉い人に頼むのが手堅いか」
翔真 >「ユニオンに連絡を取るか、個人的な知り合いに頼んでみると言うのも有るだろう。まぁ手堅いのは確かだが(苦笑)」
GM >あ、くれはという選択肢は最初から除外しておくね!相変わらずめうめうぺったんたんだから(ぁ
アメジスト >代表代行……(ほろり)
サクラ >そろそろ休ませないと過労でぶっ倒れそう(^^;
アドノレ >しっかりした調査ならそれなりの人材がいるけど、其れっぽい場所で“新顔が林檎の特売”をしたら通報するだけの監視員なら数だけあればいい
アメジスト >エリスさんについては、最低限弓さんに知らせてからじゃないとまずそうな気がする。
弓 >それについては、言ってもらえれば。イレギュラーズ回すのもアリだし
ヴェーダ >『決まったら連絡をくれたまえ。そちらもやる事があるのだろうしな』
翔真 >「了解した、知り合いに幾つか当たってみよう。決まったら追って連絡する。」


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