【第37夜】
イルメーシュア、浮上
<PART−06>
妖精の森の深き事情
かくして、女王イルメーシュアは供の妖精に水を貰いつつ、
ぽつりぽつりと話し始める。
女王 >「むかしむかし……わたしたち妖精族は人界にあって、人々とは様々な形で共存していました。時には争い、時には力を合わせて」
弓 >しかし遠慮なく私もお茶をもらうのであった(ずずー
翔真 >妖精の淹れた妖精の森の葉で淹れたお茶か、エライ美味そうですな(^^)
サクラ >謎の女性曰く「昔話をしてあげる。これは、私のおばあちゃんのおばあちゃんが見聞きした本当の話よ(BGM/Day
after day)」
女王 >「しかし、侵魔による侵略は相互間に齟齬を生み出します……わたし達の姿は、“人”としては変わりすぎていますから。そしてそれが長じるに及び……わたし達はあるウィザードの助けを受けて、新しい世界に住む事となりました。それがこの森……今から1500年ほど前の事です」
初 >「すると……アーサー王伝説の頃とか、なのですねぇ」
アメジスト >それにしても、なぜ昔話スタートかな?事実昔の話ではあるんだろうけど(^^;
翔真 >状況確認は大事ですからな。それに、この方がエリス嬢の意図にもかなう。
女王 >「それからは、わたしたちはこの森で平和な日々を過ごしていたのですが……皆さんもご存知の、先の裏界と人界の大規模な戦争。これがあらぬ事態を引き起こしました」
ノーチェ >「多分、マジカルウォーフェアの事でありますな……(o'△')o」
傍受しつつ。
エリス >「……(こくり)」 当時まさにその中心にいたので 滅多な事は言えません(o_
_)o
弓 >「(ずずー)……」
女王 >「この森をひとつの世界として作る時に中核とした樫の老木……精霊樹が、侵魔の攻撃によって半ば枯れる程の痛手を受けてしまったのです。その時攻めてきたのが、魔王シアース=キアース……」
翔真 >物凄く申し訳なさを感じる話だな、明らかにとばっちりで危機に陥っている(汗)
女王 >「そのため、わたしたちは当座の措置としてこの界隈に逃れ、木の回復を図る事としたのです。幸いにして、その後なお森の中に残っていた魔王の尖兵達のほとんどは、ウィザード達の助けもあってなんとか排除する事が出来ました」
サクラ >はーい、後ろの人が誉んで参加してましたー
女王 >「しかし……1年ほど前から、既にお話したとおりの現象が、森を襲い始めたのです」
ここで、アドノレとヴェーダに視線を向ける。
アドノレ >「ん、1年前か?」
ヴェーダ >「1年前、というと……ふむ」
アドノレ >知力ジャッジなのか?
GM >いや、必要ない。何故ならそれは……第35夜での事件と機を一にしているからなんだ。
女王 >「精霊樹は、この地に避難できた事で枯死の事態をからくも免れましたが、いまだ本調子ではありません……再び平行世界を構築し、この世界を離れるにはまだ時が満ちていない。そんな状態です」
ノーチェ >「なるほどなるほど…」
アドノレ >「とりあえず危険物は放置して良いことなどないな」
弓 >「いろいろ言いたい事はなくもないけど、私は部外者だから(ずずー)」
ヴェーダ >「はて。そうだったっけか?……いや、ちょうど何かあった時期だったような気がしたんだがねぇ」
弓 >「この件に関しては、よ。(ずずー)」
ヴェーダ >「ま、はとこの子ぐらいの相関関係ではあろうな、確かに」
エリス >「……1年前と言えば、あれがあったじゃないですか。ほら、世界結界を再構築した件が」
と、こちらでも言及しますね。
ノーチェ >「つまりこれは、本当に世界結界による排除作用そのもの……という解釈で、よさそうでありますな」
エリス >「確かに、ウィザードはあの時“異物認定”を解除されましたけど、妖精達は明らかにその範疇には含まれてませんものね」
弓 >「(ことん)……種族特性だから、しかたない、のかしらね(ぽつり)」
アドノレ >「再インストールしたら設定系がしっちゃかめっちゃかで泣けるという話だな」
初 >「あ。きいたことあるです。つまり世界結界がOSで、この森が古いアプリケーション……って感じでしょうか」
アドノレ >「んむ」
弓 >「上手い事言うわね。さしずめ、強制アップデートで阿鼻叫喚ってところかしら」
初 >「確かに、そんな感じですよね……」
翔真 >誰かノアにパッチファイルを持っていって更新して貰うんだ(違)
女王 >「わたしたちも、これ以上皆さんに迷惑をかけるような事態を望みません。精霊樹さえ本調子になれば、いつでも人界を離れるつもりでいます」
翔真 >「要は、世界結界の再構築時に異物認定されて排除作用を受けてしまっている事が、精霊樹の回復の妨げになっている……と言う事か。」
ノーチェ >「そう考えてよさそうであります。それを勘案すると、このコフラディウムの出現は……(o'△')o●」
サクラ >おぉ、なにか分かったのでしょうか
翔真 >「…………女王曰く“破滅の結晶”と言う表現からロクでもない結果が出て来そうな気がしてならん(苦笑)」
アドノレ >「精霊樹を見せて貰えるか?」(ついでにアナライズも)
女王 >「構いません。が、わたし自身はこうして事情をお話するだけで精一杯……ライミリアが場所を知っていますから、案内させましょう」
ライミリア >「うん、しってる!だいじょうぶ!そんなとおくないわ!」
ノーチェ >「……ふむふむ(顔上げて)ちょいっと水晶玉に訊いてみたでありますが、皆様よろしいでありますか」
弓 >「許可するわ、ノーチェ」
ノーチェ >「感謝であります(と前置いて)コフラディウム、または“破滅の結晶”……その名の通り、産出されるのは“破滅に瀕した事のある世界”からであります」
翔真 >D=アースで算出されるのが納得出来た(苦笑)
ノーチェ >「破滅レベルの危機によって命を落とした方々の残留思念、分かりやすく言ってみれば断末魔のようなものでありますな……そういったものが、場の魔力と結び付いて結晶化したものが、それでありましてな」
サクラ >…あー、黄金の林檎を食べちゃった人たち(の、覚醒しきれなかった人)とかか……(汗)
アメジスト >結晶化した負の思念みたいなものか。洒落にならないものを……
弓 >負、とは限らないんじゃないかね
翔真 >確かに。単純に最期に“死にたく無い”とか“もっと生きたい”と思う事は有るだろうし、少なくとも“それ”は決して負の感情とは言えないでしょうからね。
アメジスト >無念、残念、言い方はいろいろですけど、どう考えても陽性のものではないと思いますが(−−;
翔真 >そう言う負の感情の物もあるでしょうし、どちらかと言えばそう言う物の比率が高そうですが(苦笑)まぁ一概に全てがそうではない、と言う認識は持っていたほうが良いかと(^^)
弓 >そこら辺はわかってますにゃー
ノーチェ >「それゆえ構成としては実に不安定、刺激ひとつで爆発する……その一方で、露出してから長い時間を経ると自然に分解していくものでもあります故、既に破滅した後の世界や、そもそも破滅に縁のない世界からは産出されないのであります」
弓 >「有り体に言えば、魔石の亜種みたいなものよね」
翔真 >「特定条件下において、感情によって発露したプラーナが変異した結晶。みたいなモノか。弓ちゃんの言うとおり有る意味魔石の亜種だな。」
ノーチェ >「魔石の場合は純粋なプラーナ塊でありますが、コフラディウムはそういう訳で破壊方向へのエネルギーベクトルがより強いため、消費と共に爆発的な力を要する類のマジックアイテムには好適であるという事で、長らくその原料として利用されてきた次第でありますなあ」
エリス >「そう説明されると、なんだか本当に人間の感情そのものですよね。何かの衝撃で爆発する事もあるし、または時が解決してくれる事もあるなんて……」
弓 >「まあ、事情はわかったけど………それだけ、ね」
アドノレ >破壊特化型の魔石なんぞ精霊樹の治癒には邪魔でないか?
翔真 >世界結界による排除作用を受け続けている限り発生し続けるだろうけれど、精霊樹の治癒が進む程度には排除&回収はした方が良いかもですね。
ノーチェ >「そういう訳で、おそらくこのコフラディウムの素は、この森の住人たちの思念でありましょう。そう考えれば、このあたりでの消失事件のからくりは解けるであります」
翔真 >「住人達が直接排除作用を受けて消失した際の残滓か………」
初 >「こっちの世界でいなくなった人も、それが原因だったんですねぇ…」
翔真 >「あくまでも現状判明している状況から推察するに、と言う前提だが………一応その可能性が高いと言う認識で居ても良いだろう。」
弓 >「事情はわかった。おそらく、コフラディウムが飽和した場合、私達の世界のこの辺り一帯にも少なからず被害が出るのも予想はできた」
ノーチェ >「規模的に申し上げれば、むしろ確定事項と言っていいであります(^△^;」
弓 >「……でも、女王陛下。 それでも、私達……っていっても、ここのお人好しは違うか……“私”には、“この妖精郷ごと吹き飛ばす”という選択肢があるわ」
サクラ >弓さん(汗)
アメジスト >物騒な……あれ? それを当初やり掛けてた訳だけど、もし実行してたらもしかしなくても大爆発だったのかしら(^^;
GM >身構えるライミリアを、女王は制して答える。「……その場合、わたしたちは滅ぶ事になるでしょう。しかし、妖精の世界はこの森だけではなく……もしその住人たちが事実を知れば、人界との揉め事が再燃するかもしれません。そして先にもお話した通り、わたし自身はそのような事態を望みません」
弓 >「残念ながら、それは交渉材料にはならないわね。 ここごと吹き飛ばすのだから(微笑) ……さぁ、“私”にそうさせないための“対価”を、貴女は示せるかしらぁ?(試すように、正面から見て)」
ノーチェ >「ぅわ。それはヤヴァいであります……やるならまず、こうして生え続けてるコフラディウムをまず何とかしないとでありますよぅ('△';;;;」
翔真 >弓ちゃんの立場的に“言っておかないといけない事”なんだが何と言うか、言い方に大分S成分が多めに含まれておりますよ(苦笑)
サクラ >無駄にヘイト煽るのもどうかと思うなー(^^;
翔真 >まぁ確かにその通りなんだが(苦笑)長い年月を経て来たものに“変化”を促すには現状を正しく認識してもらう為に辛い現実を認識して貰う必要も有る。解かり易く表現する故に聊か反感を買い易い表現になる事もままある事は確か。まぁ“ヘイト煽ったら変化を受け入れてくれないじゃないですかー”と言われると、その通りなんだけど(ぁ
弓 >いやー、でも、まあ、言うとしたら弓かなって(笑)
翔真 >ですよね(苦笑)
アメジスト >言い回しがいかにも弓さんらしいですよねー(笑)
弓 >多少ヘイト煽った感はあるのは確かなんですけど、無条件でウィザードや人間が味方になる、って思われるのも、今後に問題が残りますからね
翔真 >“困ったら勇者を招いて何とかして貰え”と言う認識を改めた方が良いのは確かだしね(苦笑)
サクラ >PL視点で言うと、この森ふっ飛ばして妖精を敵に回すとウィザードにとっても痛手だと認識したので先の発言となりました。妖精郷由来のアイテムも結構ありますでな……
翔真 >済まん、そう言う発言の方が有る意味即物的ですぞ?“便利なアイテムが使えなくなるとゲーム的に不利になるから妖精郷は無くなって欲しくない”と言う表現にも取れる(^^; いや、自分が敢えて悪意的に捉えているのかも知れないけれど、そうだったら申し訳ない(陳謝)
サクラ >……んー、そう返されると少し返答に困ってしまうな(、、;
弓 >まあ、弓としては、女王がその辺を対価に示してくれてたら、承諾してましたよ。単なる金額の問題じゃなくて、ちゃんと備えようとはしてたのねーって、あたりを評価して。
エリス >あの、マジックアイテム云々は確かにあると思いますけど、この場合は単にノーチェさんも言ってた「コフラディウムを何とかしないと」って部分の問題じゃないかな、と(^^;
ノーチェ >まぁ、下手打つと即座に大爆発でありますからなあ。それこそ、過去(第35夜)の我等が成果を、まるまる帳消しにしかねんところでありますし(^△^;
翔真 >おぉ?済みません、これは自分の認識間違いですね。申し訳ない(><; これこそ悪意的に捉えているなぁ、反省せねば(−−;
弓 >備えよう、ジッサイ、大事
翔真 >うむ。熱烈歓迎されると大変ですからな(ぁ
アドノレ >直接戦わないからこそコネは大事なのだ
サクラ >…ふむ、了解しました。差し出がましい口を叩いてしまったようで(、、)
弓 >いやいや、ゴメンね。PL陣にちゃんと意図を説明しなかったのは私だし……でも、しょーまくんとアドあたりは察してくれると信じてた!(笑)
翔真 >いえいえ、サクラの見解も当然の意見ですし。まぁ弓ちゃんがあぁ言う発言をするのには、それだけの理由が有るのだって事だけは理解して貰えると。何にせよ、サクラのような認識を持っている人が必要なのもまた確かですしね(^^)
アメジスト >……基本セリフほどには破壊的な行動には直結しませんからねー(笑)
アドノレ >手間は確実に増えるけど主義・主張・趣味は色々とあって良いと思うぞ。それが良くも悪くもTRPG
アメジスト >改めてリプレイ確認してみて、判断のマズさに凹むこと凹むこと…orz
弓 >実際この妖精達、たぶん引きこもってたせいで、世界結界の変化に遅れたスキを突かれてこうなったっていうのもあるだろうからね(笑)
アドノレ >勇者召喚をやり過ぎるとトラックがあちこちに突っ込んで大惨事(違)
女王 >「……残念ながら今のわたしには、あなたの行動をどうこうする手段が残っていません……あれば即座に行使していますし、もしそれが出来るのなら、今ある問題などそもそも起きていないからです」
弓 >「そのとおりねぇ……(にこ) つまり、そうできなかった時点で、詰んでるって事ね。 ……ふふ、少し意地が悪すぎたかしらぁ?」
女王 >「……他の妖精境はどうだか存じ上げませんが、わたし達は……“ただ平穏に暮らしたい”それだけなのです」
弓 >「それは構わないわよ?……ただ、願うだけでかなうものでもないでしょう? ……特に、魔王っていう相手あっての事なのだから。」
アドノレ >「タダで手に入る平和はタダで失われる平和だと聞くぞ」
GM >ここに至り、女王は黙らざるを得ないね。基本的には善良属性なのだ(笑)
弓 >「……ごめんなさいね。でも、これだけは分かって欲しいのよ……」
「世界結界は変わった。貴女達、妖精のような種族に、
時代の変化を感じ取れってのも難しいとは思うんだけど……
何か起きたら、勇者様助けてーって時代じゃないの。
そのためにも、少し私達を理解して欲しいわ。
…………そして、私達に、貴女達を理解させてちょうだい(くす)」
アドノレ >「勇者が増えると俺様の生活が脅かされるので、俺様的には勇者が来る前に処理するのがベターなのである」
GM >確かに、以前何度か起きた森の防衛ミッションは、基本的には参加したウィザード達による「善意」に基づくものであったからね。
女王 >「時と共に、人は変わる……そして、その理もまた変わる。嘗て、この世界を用意してくれたウィザードの言葉です。おそらく、今がその時なのでしょうね」
弓 >「“交渉”ってのは、そこから始まるのよ」
女王 >「確かに……わたしたちは今まで諍いを避けようとするあまり、判断が遅くなってしまったきらいがあったのかも知れません」
その結果がレベル10にもならないライミリアという点が何事かを物語っている(笑)
弓 >「私だって、貴女達とケンカしたい訳でも、滅ぼしたい訳でもないわ。好きの反対は無関心、って言うしねぇ。だから、樹が治ったらすぐ離れるなんて言わずに、しばらく遊んでいきなさいなぁ(くすくす)」
女王 >「遊ぶ……ですか」 少し苦笑の色が浮かんで。
弓 >「ま、急にどーこーしろ、ってわけじゃないわ。 あえて〆るなら……コンゴトモヨロシク(微笑)……(そして皆に向かって)じゃ、いきましょーか」
ヴェーダ >「うむ(笑)まずはこの森のフォートレスコア、精霊樹の調査だな。騎士殿にはまた案内をして貰う事になるようだがな」
ライミリア >「うん!まかせて!!それじゃあ女王さま、もういちどですがいってきます!!」
GM >女王は「ええ。それでは、よろしくお願いします……」と、力なく椅子に座る。どうやら一連の会話をしていただけでも、相当に消耗していたようだね。
弓 >「(流石に、ちょっと煽りすぎたかしらぁ……)」ざいあくかんちくちく(笑)
初 >「う、うーん……大丈夫なんでしょうかねえ(^^;」
翔真 >「コフラディウムが不可逆的な物なら排除するしかないのは解かる。ただ現状でこの森や周囲に対しての悪影響を抑えられる程度まで取り除くには、現状俺達だけで手が足りるかどうかと言う所が疑問だ(^^;」
ノーチェ >「正直、弓どのが最終手段を使わなくて良かったでありますよ(^△^;」
弓 >「やあねぇ…………………………………………周囲の避難誘導と安全確認くらいはするわよぉ?(しないとは言ってない)」
ノーチェ >「さすがに、お付き合いの長い皆様にはかなわぬでありますなあ(はっはっはっ)」
翔真 >「まぁ解かる様になるまで色々有ったのは否定出来んがね(苦笑)」
弓 >とにかく妖精相手に言いたい台詞いったし、さあ先へ進もう(笑)
エリス >「それで、どうしましょう。そらちゃんを呼ぶ状況では、まだなさそうですけど…?」
翔真 >「コフラディウムの特性的に冥魔が好みそうな物でも在るが、まだ直接の関与が確認された訳じゃない。」
アドノレ >「危険物じゃなきゃ人海戦術なのだがな」頼まれたらイヤと言ってはいけないPC1
翔真 >「そらもやりたい事が有るだろうから、どうしても手が必要になるまでは連絡しなくても良いだろう。」
エリス >「わかりました^^」
アメジスト >あう、そらちゃんには「もしもの時は」って待機してもらっちゃってるのよね。ゴメン、そらちゃん(汗)
GM >まさかの時のスペイン宗教裁判(違)
ライミリア >「こっちよ、ついてきて!」と、精霊樹のもとへむかいまーす!
初 >では皆さんの後をちょこちょこついていきますー☆
翔真 >アドノレと一緒にデータ収集宜しくなー(^^)
アドノレ >ライミリアの後ろにてぺてぺついて行く
ヴェーダ >ではその背後から悠然と(笑)弓 >「まあ、最近あの子、構いたがりモードみたいだから、早めに声かけてあげた方が喜ぶのかしら……悩むわねぇ……(ぶつぶつ言いながらついてく)」
GM >ちなみにここ、実は案内役のライミリアがいないとフォートレス扱いなのだ。まぁ精霊樹がコア扱いである以上、そりゃあ部外者をほいほい中へと引き入れる訳にはいかないからね(笑)
アドノレ >気が付くと一番後ろから一人一人と消えていく……(ぇ
ノーチェ >「さて。とりあえず、いろいろと情報は得られた訳でありますが……そういえば、情報源はもうひとつあったでありますな」
GM >ノーチェやエリス、そして翔真の前には、ふん縛られて転がされた元バーニングゴブリンが(笑)
翔真 >「………ゴブリン語なんぞ心得は無いのだが?」
エリス >「これ(0−Phone)が使えるのかどうか、ちょっと判断に迷いますねえ…」
ノーチェ >「本来ならびしばし尋問でありますが、しかし適任者がここにいるかどうかとなりますと……(視線を泳がせて)」
一狼 >「この中だったら俺だよな……でもオレもゴブリン語なんて知らないしなあ」
空 >「ですよねぇ……かく言う私も全然(^^;」
アドノレ >「熱血野郎に伝わるバーニング語というのが……」
エリス >「いるんですか、この中に(^^;」
弓 >「処す?処す?」
ノーチェ >「あの変なパワーアップの原因を、正確に突き止めるのが先でありますよ。コフラディウムが原因なのは分かったでありますが、それをどうやって取り入れたのかがまだ分からんちんであります」
エリス >「確かに、このゴブリンがもし裏界からあの状態で直接来たのであれば、コフラディウムの出所はここではない…という事も考えられますよね」
アドノレ >「有力説は拾い食いだな」
ノーチェ >「拾い喰い……ゴブリンだけに、あり得るであります(^△^;」
アメジスト >落ちてるものを食べちゃいけません! なんていって育てられたゴブリンって想像しにくいしなぁ(笑)
アドノレ >好き嫌い言わずに何でも食べなさい(ゴブリンの教育)
GM >ところで、ここまでナチュラルに会話してるけど、通信まだ残す?
アドノレ >そもそもBBパック持ってるのは誰だっけ
翔真 >使っていたのは自分ですね、一度切った方が良いだろうから切っておきますか。
GM >メタ的にはシーンチェンジですねわかります(笑)
翔真 >そうとも言う(笑) 「コア調べに行くなら一度切っておくぞ、外界に繋がっているとどう言う影響が有るか解からないからな。」
アドノレ >「んむ。では朗報を待つがいい」
弓 >「ああ、そうね。いざとなったら欠片で。ゴブは………研究室にでも送る?」
翔真 >「まぁ一度0−Phoneは試してはみる。そちらは任せた。」
エリス >「でしたら、ゴブリンの件はわたしの方から手配しておきますね」
弓 >「んむー、あとよろー!」
初 >「いってきますのです!」
かくして、精霊樹へと向かった森内部組との交信を、いったん終了した翔真たち……。
(*ちなみにその頃のサクラ達*)
翔真 >しかし、ゴブリン尋問か………俺がやると恫喝なんてレベルじゃないと思う気がするのだが(苦笑)
弓 >私がやるよりマイルドですよ、きっと(ぇ
翔真 >“苦しんで死ぬか恐怖で壊れるか絶望に落とされるかどれが良いか選べ”と無言で迫るような物かと(ぁ
GM >一狼なら忍者だからより適任だろうけど、ある意味恫喝レベルを超える可能性もあるからねえ(^^;
一狼 >日頃は女の子に囲まれてるからあんまりイメージしづらいかもですけど…俺だって、やる時はやりますよ?(ぁ
翔真 >0−Phoneを介して会話が成り立つか試しつつ尋問開始ですな(苦笑)
エリス >「(あちら側で絶滅社と通話なう)」
GM >……と、ここで実は気付く事がひとつある。今回、約1名ほど見かけないのがいるぞ(ぁ
弓&サクラ&アメジスト >おやまぁ(’’
空 >「こんな時に、まっしーがいてくれたら楽なんですけどねぇー…」
GM >そう。今回ヴェズルフォルニルでやって来てるのはエリス、ノーチェ、一狼、空の4人。真白だけいないのだ。
弓 >……あるぇ?? (´・ω・`)
翔真 >「そう言えば彼女はどうしたんだ?」
一狼 >「ラビリンスシティに赴いてます。なんでも、蒼魔さんに必要な品があるとか…」
ノーチェ >「いってみれば別行動でありますな。用事が済み次第、後から合流する手はずになってるであります('△')b」
翔真 >「ラビリンスシティ………なるほど、了解した。」 おつかい御苦労様である(笑)
弓 >←部下の居場所を把握してない放任上司
空 >「一度は、一狼くんが行くって言ったんですけどねえ……『いや、私が行く。……お前達は一緒の方がいいだろうし、第一蒼魔が何を必要としているか、お前達は知らないだろう……?』……って言われちゃって(^^;」
一狼 >「でも、天緒さんがいくら強いと言っても女の子の1人身だし……男の俺が行った方が良かったんじゃないかと思うんだけどな」
翔真 >「推察出来る用事から考えると、斎堂が行くと片付くまで時間が掛かる事が伺えるからな。天緒嬢の判断は正しいと考えられる。」
一狼 >「それ言われるとキツいですね……(苦笑)」
翔真 >「単純に向き不向きと言う物だ、斎堂のこれからの努力次第で十分改善も見込めるが、現状ではまだ適材適所と言うことで納得しておけ(苦笑)」
一狼 >「了解です(忍者の顔に戻って)」
真白 >ちなみに、私が単独任務を買って出たのには、もうひとつ理由があるのだが……それは機密。かも
翔真 >ちひろ嬢の現在の様子確認だろうか、状況如何によっては「(ピチューン)」する事も含まれているやも知れん(汗)
ノーチェ >「……よっし!翻訳準備完了であります。これで、いくらでも話し放題でありますよ!(o'△')o●」
翔真 >「ノーチェは相変わらず良い仕事をしてくれる。助かる、ありがとう。」
空 >「さて、ゴブリンさんに聞きたい事がいくつかあるんですよねえ……いかがしましょうか(パイルバンカー準備しつつ)」
アメジスト >初手からえらい物騒なんですが(^^;
空 >ああ、これわたしの標準装備ですよ。《アームブレイド》相当ですけどね(笑)
アメジスト >わぁお(−−;
ゴブリン >「お、俺は何も知らないぞ!知らないったら知らないんだからな!……(はっ!?)」(ぁ
ノーチェ >「……と、我が水晶玉にはこういう使い方もあるのであります(どやっ)」
翔真 >「素直に応えてくれれば相応に扱おう、非協力的な態度を続ければ残念ながら多少苦痛を伴う“処置”を施すだろう。確認しなければならないのでな。」
GM >さて、ここから尋問タイムとなる訳だが……ここでPLの皆さんからも、この元バーニングゴブリンに聞きたい事を募りたいと思います。ひとりじゃいろいろ思い付かない事もあるだろうしね!
サクラ >聞きたいことかー(うーん)……とりあえず、「どんな経緯でトライゴブリンズに変身したのか」は基本かなー
翔真 >@何処でコフラディウムを手に入れた(取り込んだ)か。 A何故この森を襲いに来たか。まずは、この辺りか……?
アドノレ >他にも変身したの(別働隊)がいるか?とかだな
アメジスト >翔真さんのAに混ざっちゃうけど、襲撃を指示したものの有無 かな?
弓 >ここまでの間に大体出てますにゃー……特になしで (´・ω・`)
アメジスト >コフラディウムを摂取していた間の事を覚えているのかとか、覚えているのならどんな状態だったかもちょっと気になるけどね(^^;
翔真 >トライゴブリンズの他2体との関係とか聞くのは流石に自重した(ぁ
GM >ふむ……ではまとめると。@コフラディウムの入手先 A森襲撃の目的 Bどうして変異したのか C黒幕と別働隊の有無 ってとこかな?
サクラ >自分はおっけーですー
アドノレ >うぃ
弓 >おけですー
アメジスト >オッケーです
翔真 >OKです。
GM >では、ここで翔真には任意の基本能力値ジャッジを振って頂こうと思います。今いるイレギュラーズ4人分で+2、項目数4つで−3、差し引きボーナス値が+5になります〜
翔真 >うぃ、了解です。……《手練》って効果有ります?(苦笑)
GM >ほいさ。理屈付けが出来てればどれでも構わないけど、どのように使うのかな?
翔真 >尋問しながら言いよどんだり明らかに嘘を吐いた時は、痛点を刺激したり関節を“少し”極めたりして、相手の態度の軟化を図りたいかと(^^(ぁ
アメジスト >もっといい方法がありますよ……くすぐる(笑)
サクラ >なんて恐ろしい拷問…!(笑)
GM >全員でもってゴブリン1匹をくすぐるのか……(笑)
弓 >相手がゴブじゃなければ……(笑)
GM >ふむふむ。ではOKとしましょう〜。ちなみに一応通常空間ではあるので、プラーナの使用は気をつけてね!(パイル出してる空をたしなめつつ)
翔真 >了解です。では先程の理由付けで尋問をしつつ、P2を入れて器用度総計30スタートから…危ない(汗)達成値33です。
GM >ふむ。するとゴブリンはぺらぺら喋ってくれる(笑)
翔真 >うむ、良かった(^^
GM >まず@コフラディウムの入手先……当人はそれとは知らなかったのだけど、なんでもラビリンスシティで飲んだくれてた時出会った侵魔に貰ったという。名前までは聞いてないけど強そうだった
翔真 >その件の“侵魔?”の性別と、何か特徴が有れば聞いておきたいですね。
GM >俗に「侵魔(の本体)の性別」に付いては諸説見解分かれるところだけど、少なくともゴブリンが覚えてる限りでは男性型。あと、全身が煙に覆われていたという特徴があったようだね。
翔真 >なるほど、了解。
サクラ >……ここで「ラビリンスシティで」っていうのがなんだか不気味。まっしー大丈夫かなぁ(汗)
翔真 >む、確かに(汗)
GM >続いてA森襲撃の目的……コフラディウムを貰った例の侵魔に「楽にプラーナを手に入れられるアテがある」と斡旋されて、出てきたのがここだった。
弓 >ふむふむ……
アドノレ >適当にスカウトして投げっぱなしなので、いくらでも再攻撃可能といふとこか
GM >その懸念に付いては…証言を聞く限りではまったくその通りと言えるだろうね。増してや現在位置がこういう場所である以上、進入目標としてもわかりやすい状態である事だし。
サクラ >あー(汗)
アメジスト >鉄砲玉送り込むにはわかりやすいランドマークだわなー
翔真 >森を護る戦力を暫く常駐させとかないとならないか………?
GM >それから、Bどうして変異したのか……先のアナライズ結果にもあった通り、コフラディウムを摂取したからだ。件の侵魔には「世界結界を越えたら飲むように」と予め言われていた。
翔真 >………使い方を熟知しているのか。
アメジスト >実験ではなく、明らかに意図された変異であるということですな
GM >ちなみに渡されたコフラディウムは、液状で酒瓶詰めにされてたね。空の瓶なら提出できるぞ(笑)
翔真 >えぇぇぇぇ(汗)それって最早“錬金術”の類では?唆した侵魔はその類の技術と知識に通じている輩と?
GM >うん、その侵魔自体がそれなのかは兎も角、少なくともトライゴブリンズに渡されたコフラディウムは精製されてた事になるね(爆)
翔真 >アカーン(汗)
アメジスト >ビスマス鋼っぽいっていうから金属か鉱石かと思ってたけど、液状化できるのか……ものすごく不安定な物質なんじゃなかろうか(汗)
GM >それはかなり最初の段階で説明はされてたゾ(笑)
アメジスト >そうでした(汗)
アドノレ >珍しい酒瓶ならともかく安酒なら出所探すのは無理だろうな
GM >そうだね。その間にも、ゴブリンは近場で自然発生しているコフラディウム塊に目をやるが……
一狼 >おっと。コフラディウムを再摂取させる訳にはいかないな(ゴブリンの視線を阻みつつ)
翔真 >フォロー感謝だ、こう言う所は流石本職だな(^^)
一狼 >今は蒼魔さんもアドさんも、この場にはいませんしね。俺に出来る事なら何だってやりますよ(笑)
翔真 >……しまった。貰った時期(何日前か)とかも聞いておくんだったな、色々と抜けている(−−;
アメジスト >おお、そういえば(汗)
GM >そして、Cの黒幕に付いては喋ってるから、別働隊の有無について……自分が知ってる限りでは、相棒2人(元ライトニング及びウイニングゴブリン)だけだった。
ノーチェ >「つまり……ここは世界結界と森の境目でありますから、必然的に制約が緩くなっていて、それでコフラディウムがじゃかぼこ湧いたり、ゴブリンも存在できたりしてるって訳でありますな」
翔真 >「それは中の調査隊の結果次第で対応策を模索するしか有るまい、少なくとも現状では(^^;」
◆ ◆ ◆
翔真 >さて、一応聞くだけは聞いたので処遇を考えないとならないのだが。聞くだけ聞いて(ピチューン)するのも聊か憚られるが、身柄を解放してトライバーニングゴブリンとかカミキバーニングゴブリンになったら面倒だしなぁ(苦笑)
GM >それについては、さっきから通信してたエリスから「みなさん、絶滅社と連絡がつきました。ゴブリンの身柄は引き取るので、そのままキープしていて欲しいとのことです」との事だ。
翔真 >「了解した、処遇について悩んでいたのでその連絡は非常にありがたい。助かった、志宝嬢。」(^^ゝ
GM >で、エリスが「どういたしまして^^」と微笑んだ、その直後……
翔真 >狙撃は勘弁(汗)
GM >いやいや。そのエリスの背後の空に、紅い月がまたもや現れたんだ。
弓 >オウフ!?
サクラ >アイエエエ!?
翔真 >早くもお代わり来たかー(苦笑)
アメジスト >おうふ、追撃というか増援というか……タワーディフェンスかい(汗)
ノーチェ >「げ、月匣出現っ!」
一狼 >「何ッ…!?」
翔真 >「戦力の追加投入か、ゴブリンですらあのレベルに強化されるのに高位クリーチャーに投与とかは勘弁して欲しいのだがな(苦笑)」
ノーチェ >「暢気に構えてる場合じゃないであります!あの位置ですと……森の中でありますよ!?(@△@;」
空 >「まさか!?もう中にまで出入り出来るなんて、ちょっと早過ぎですよ!?」
翔真 >「直接だと?女王の護りすら突破出来るのか………不覚っ」
一狼 >「これじゃ手が出せない!天緒さんがいれば、結界徹甲弾を使えるのに…!」
翔真 >BBパック起動して『緊急』の題名でメール発信。内容は『月匣出現、直接森の中。女王とコアの防衛を。』で。
アドノレ >連絡待ちではあるから繋がりやすいとよいが
ノーチェ >「……いや、弓どのやアドノレ殿たちもいらっしゃるであります。きっと、きっと大丈夫でありますよ…」声は震えている。
翔真 >「斎堂達は、絶滅社にゴブリンを引き渡すまでは周辺の警戒と外部からの襲撃に備えておいてくれ。最悪俺は結界を破壊して侵入を試みる。」
イレギュラーズ一同 >「…承知、身命を賭して!!」「了解です!」「合点であります!(o>△<)ゞ」「はいっ!」
PREVIOUS CHAPTER | NEXT CHAPTER |