【第33夜】
救世計画、動く
<PART−08>
フラグメントへの選択
〜そして、状況の急転〜
一行を包む光は、ゆっくりと消えていく。
周囲の風景があまり変わっていないのは、夢の世界だから。
そして、目の前には…背中を向いて弓に抱きしめられたまま、
すっかり大人の姿になった“彼女”がいた。
“沙弥” >「……………………………」
サクラ >「え、えーと……ただいま戻りましたと言えばいいのか、それともお久しぶりですって言えばいいのか(^^;」
“沙弥” >「…………うん、大丈夫。全部覚えてるから…………つまり“知っちゃった”のかな」
弓 >「…………」
アドノレ >「大人の階段を上ってしまったか(←そこであえてかき回す)」
“沙弥” >「わたしは見ての通り。あの日とっくに命果てていたはずが、奇跡にも繋がったがためにあるもの……その“奇跡”がまさか“こういう結果”になろうとは、今の今まで誰にも分からなかっただろうと思うけれど(くす)」
弓 >(土下座)
サクラ >(なでなで)
翔真 >「………」ここは敢えて沙弥嬢が言いたい事を聞こう。
“沙弥” >「“勇者”……その本質は、もう皆わかってるよね」
弓 >「それは、勇気ある者、とかいう話じゃなくて……魔王に対する反存在、的な概念の話?」
アドノレ >「必要に応じて作られた生贄だろう」
翔真 >「”世界”を護るための世界結界が生み出した防御機構。それそのものの生存すら考えられていないトコトンまでに機能特化した存在、だな。俺の認識では。」
サクラ >「…世界結界の生み出す、『抗体』。崩壊に抗う為の存在。そうロンギヌスでは教えられたけど、私はこう思うのです……誰かの『笑顔』を守って、誰かの『明日』を紡ぐ人だって。私はそう思うのです。…ちょっと主観的過ぎるかも、なのです(たはは、と笑いつつ)」
アメジスト >……予想はしてたけど、概ねシビアな返答ですね(^^;
サクラ >さて、当事者ではないサクラはコメントに詰まる。まぁここは弓さん達の見せ場、かな(笑)
“沙弥” >「うん。わたし…ううん、“杉崎沙弥”はその中でも、少し変わった役割を持つように変異…または進化させられた勇者なの。そして、あの“大戦”で一度は果たした事こそが、その“役割”……あの時現れた“ナニモノカ”についても、皆は良く知ってると思う」
GM >そう。人も魔も等しく蹂躙する、あまりにも巨大な“それ”の正体こそ。
弓 >まりたん?
アメジスト >……たん(笑)
サクラ >(たしたし)
GM >もうそういう扱いなのかーッ!?(笑)まあ、その通りだから否定のもないんだが(笑)
翔真 >「あぁ、良く知る事となった。」 ですよね。
弓 >「マリキュレイター……」
“沙弥” >「(こくり)そして、沙弥がどうやって“そうなった”のかも、ここにいる皆にはもうよく分かってると思うよ。……だって、その原因は“わたし”だけじゃない。皆ももう、ずっと前から持ってるはずだもの」
サクラ >「フラグメント…あるいはエボリューションコア、なのです?」
翔真 >「まさかそうなるための一因だったとは、今覚えば本当にとんでもない位に色々絡んでいた物だと思う。」
弓 >「ほんとね…………」
アドノレ >「別段後悔してるわけではあるまい」
“沙弥” >「そうだね。それによって、“わたし”の場合は時空連続体となると共に、ふたつの役割を与えられた。多分、少なくとも片方は…ううん、もしかしたら両方とも、もう見当がついてるんじゃないかな」
サクラ >「二つの役割、なのです……?」
ナイトメアの声 >『むぅ。確かにひとつは解明できたが……まさか』
翔真 >「幾らか考えられる事は有るが確定するまでは何とも、正直予想外の事に遭遇しまくって居るので確定するまでは何がどう転んでも決め付けない様にしている(苦笑)…………だから、酷い事を言っているとは思うがそれが何なのかはっきりと教えて欲しい。」
アメジスト >天意虚空の端末である「そら」の雛形になること 時がきたら天意虚空本体へのアクセスポートとして機能すること ……あたりかなぁ?
サクラ >「冥魔王……いえ、『それ以上のモノ』を起こす結果になる。違いますか?」
“沙弥” >「ひとつは、あの“大戦”を終わらせた力…冥魔を完全に駆除するための存在としての解放。本来は、沙弥の命と引き換えだったんだけどね(ふふっ)」
サクラ >……あや(^^;
アメジスト >あー、なるほど(汗)
翔真 >ハッキリしない時は、答えを知っている人に素直に聞く。過去の苦い経験から学んだ教訓(苦笑)
弓 >「そーよね。いまのところ、冥魔のコアを浄化?するのはそらにしかできないわけだし」
“沙弥” >「それは“根源”に近い存在だからこそ、出来た事だよ。ただ、最初は“彼女”にも、その記憶はなかった……世界中に点在する“先達”から知識を得て、少しずつ取り戻していったんだよ」
サクラ >「ふみゅう……」
GM >このあたりは第10夜に始まり、過去の本編にもいくつも描かれているところだね。
“沙弥” >「さて、もうひとつはもっと重要。……森羅万象の根源たるものへの“扉”…その開放」
サクラ >「それが……《アストラルゲート》、なのです?」
“沙弥” >「そう。でも、もうとっくに知ってるか、気付いてると思うけれど…その先にいるのは“意味があって、なおかつ無意味なもの”。そこに“明確な意味”が立ち入ると、その時点でそのありようは“その意味”へと変化するんだよ」
弓 >「ねこはこ?」
翔真 >「それはシュレディンガーだよな(^^;」
サクラ >「まるで……真っ白なキャンバスみたいなのです。使う絵の具で、綺麗にも恐ろしくもなる」
翔真 >「“天意虚空” か。」
“沙弥” >「そうとも呼ばれているね……あるいは原初とか、混沌とか、無ともいうかな。そして、世界結界や裏界の力だけではあまりに中途半端過ぎて、“それ”を源とするものに対抗していくのは、難しかった……」
サクラ >「冥魔…なのですね?」
“沙弥” >「そう。“わたし”…沙弥は、あの力が破壊衝動とともに人の世界へと解き放たれた時、それを止めるための勇者として“変異、または進化”していたの。フラグメントの導きによってね」
サクラ >「ふみゅう……」しかし本当に大きな話だわー……
アメジスト >本質的には無色の「力」だということなのかしら……無色の「力」に強い執着とか欲望とか、そういった色をつけたことで形を得たもの。それが冥魔?
GM >そゆことですな。実はこのあたり、以前から本編でも度々語られてたものです。
サクラ >とりあえず当時のディメンジョンガジェット進めてた連中ぶん殴りたい……コスはこの間始末したけど
翔真 >“欲、無かりせば人に非ず”とは言うが、流石にアレは問題しかなかったな(嘆息)
“沙弥” >「そうそう、“導き”とはいったけれど、それはすべてのモノに存在する“元に戻ろうとする力”の顕れ……人の世界にとっては“浄化”だけど、本当は少し意味合いが違うんだよ」
弓 >「え???」
アメジスト >無、あるいは根源への回帰かしら
翔真 >「“回帰”か?それともそう言う意味とは根本的に違ってくるのか?」
“沙弥” >「そこは別に驚くところじゃないよ。“冥魔”と呼ばれているものの根源……“天意虚空”にとっては、振るわれる力としては何であれ全部同じ。ただ、その力を見るものにとっての方向性が違うってだけなんだから」
弓 >「あー……そうよね (´・ω・`) 」
サクラ >つまり、そらにゃんがEコアを集めてフラグメントにしてたのは、悪意という絵の具で汚されたフラグメントを洗浄してたようなモンだと
“沙弥” >「でも、その“元に戻ろうとする力”にも限度がある……長い時を掛けてその力を使い果たしたものは、順次永遠の眠りについていくの。そしてそこに至る時、喚ばれるんだよ。“新しいもの”が」
サクラ >「もしかして……」 あー、それがさっき出てた“先達”になるのかな
アメジスト >その「喚ばれたもの」が、あの隕石だった?
GM >そういう事になるのだろうね。ただ、そこはもう少し調査が必要なところで、それも今ここではない訳だ。
サクラ >「という事は………そらちゃんにも、限界が近づいてるって事、なのです?」 若干、声が震え
“沙弥” >「……あの子の“それ”は、あと500年はあるはずだった。今から100年前にツングースカ隕石としてやってきたあの子は、既にこの世界にある先達からの知識を得られないまま、人の都合と欲望に晒されて、その力を徒に消耗して行った……あの“大戦”をはじめとしてね」
サクラ >………あー
GM >正しい手順を踏む事のない、人類による科学技術への転用。その究極のクライマックスこそ、あの大戦だった訳だね。
アドノレ >「我らとて自分の都合が無いわけでは無いがな」
“沙弥” >「そう。“先達”たちの時代に比べて、いろいろな意味で人と時代の変化が激しくなった……それだけの事だもの。そして、正しい知識と手順による力の行使がぎりぎり得られるようになったのは。そう、あなた達、あの子に関わってきた人々のおかげ」
弓 >「…………………。」コメントに困る(笑)
翔真 >「(間に合ったと言うべきなのか、それとも苦しめる事になったのか、何とも難しいな)」
アメジスト >『得られる様になった=MASTERSと行動を共にするようになって“先達”と接触できうる状況になった』ということなのね?
GM >そういう事になるね。モントゥ、ナン=マドール、ケツァルコアトル、ウンクルンクル…と。
“沙弥” >「………驚かせすぎちゃったかな」
翔真 >「今更、そらに関わる事で驚くような事が続くのは慣れた(フッ)」
サクラ >「……教えてください。このままだと………そらちゃんは。私の、「友達」はどうなっちゃうんですか?」 うつむき、その表情は見えない
“沙弥” >「……多くの先達と同じように、縁を結んだ大地に落ち着き宿る事になるよ。あの子の場合……やっぱり、横須賀かな」
サクラ >「……よぉ……やだ、よぅ。……そらちゃんと、お別れなんて……やだよぉ。そらちゃんとお話できなくなるなんて……やだよぉ!?」 ぽろぽろと大粒の涙を零して。表情をくしゃくしゃにゆがめる
弓 >「…サクラ(ぽむぽむ、ぎゅ)…泣いちゃだめ、よ」微笑んで
サクラ >「弓、ざぁん゛……っ」
翔真 >「“得られる様になった”と言う事は回復する手段が有る、と言う事になる。その方法は?より効率的な手段も有るのなら教えて欲しいが………それよりも先に聞かなければいけない事が有るか?」
“沙弥” >「……それがあるとするなら。“後から来るものが、受け継いでいく事”……かな」
サクラ >「(ひっく、ぐす・・っ)」 と、PCは大泣きして冷静に思考出来ないのだけど。つまり…………後任に力を引き継げば、ウィザード能力の有無は兎も角、「杉崎そら」という存在は独立して存在できる、って事かな?
翔真 >「(嘆息)………実家、と言うか天意虚空に頼んで意識を持たない交換用の素体を送って貰うと言うのはダメなのだろうか(悩)」
“沙弥” >「いつも“わたし”たちを使っているのなら、もう分かってるはず。無条件で永遠に続くなんてものは、何もない……そうありたいと願い、そして行動する事が、全てを作り出し、保ち続ける事に繋がるんだよ」
弓 >「そらの……さやの、言うとおりよ。 サクラ。そうして命は受け継がれる……ある意味で、そらが、人間になった、とも言えるのだから。(そうしたら……私、も……)」
サクラ >「でも、でもぉ……っ(ぎゅっ)」
弓 >「きっとわかるわ。 あなたが、素敵なおばあちゃんになって、沢山の孫に囲まれた時に、ね(くす)」
サクラ >「(ぐすん、ひっく……ぐしぐし)わかんないけど……わかったのです。泣くのだけは、止めるのです」
翔真 >あ、そうか。アム嬢の言うとおり各地に存在する“先達”達から、それぞれに残っていたり回復した力を分けて貰って来れば良いのか?
アメジスト >んー、多分一時的な救済措置にはなるかもですが、“急速な”消耗の原因がなくなっただけで“元々の”消耗はなくならないわけで……
翔真 >天意虚空さんにデュートリオンビーム(違)の照射を要請したい(爆)
アメジスト >究極的にはそれが解じゃないですかねー。無色な力の塊に「そら」の保全を願う。それによって「そら」の個を維持し力を補充する。強い想いに影響されるのなら可能性はないこともないんじゃないかと。
翔真 >直近での《アストラルロード》の使い道はそれか?
サクラ >とりあえず、今のPL発言の推論をどなたか質問して下さい。今のサクラだと冷静に質問できにゃい(笑)
翔真 >「ひとつ聞かせてくれ。そらが回復出来る余地が有ったと言う事は“先達”の中にもそう言う存在が居てもおかしくないし、時間によって幾らか回復する者も居るかも知れない。そういった者達の元を巡り力を分けて貰って来る事は可能か?」
“沙弥” >「…………(首を横に振る)さっきも言ったように、彼らは既に役割を終えたもの達。次なる者に託される知識とは、その最後の力の行使……そこから先は“彼らを知り、あるいは記憶しているもの達”からくるの。つまり、根本から違うもの」
GM >このあたり、ザネレやオババの一族みたいなのがいればまだスムーズなんだけどね。なかなかそういう事にはならないのもまた事実だ。
サクラ >なるほど……
アメジスト >…………! 元気玉システム?(待)
翔真 >有る程度それも有ると思う(笑)
アドノレ >「かくて伝説は語り継がれる。縁を集めれば顕現しやすくなる辺り神の在り様だな」
翔真 >「となると、後は俺達次第か。そらを識る者達が居るこの横須賀の者達が、そらの力を補うと。」
弓 >「そうね。 まだまだできることはあるみたいよ、サクラ(にこ)」
サクラ >「私は…そらちゃんに、居なくなって欲しく無いのです。“此処に居て欲しい”という願いも、“意味”に成りますか?」 涙をぬぐい、ぐっと前を…『沙弥さん』を見据えて
“沙弥” >「……だとしたら。それを願うべきは“わたし”ではないんじゃないかな?」
アドノレ >『ずっと一緒にいたい』的な願いは、不自然なものとして歪みを生ずる事になるから、サクラが何を願うかが楽しみなアドノレであった
サクラ >意地悪いなぁ!?(笑)
アドノレ >だって悪だもの(笑)周りの事なんか知ったこっちゃない的な思いも認めるぞ。協力するかはまた別問題だけど
アメジスト >なんともアドノレさんらしいですねぇ(^^;
GM >そういう時はこうだ。『今日からキミはPC1だ』(笑)
アドノレ >な、なじぇに!?(笑)
翔真 >予想外のアドノレの反応にワロタ(笑)
“沙弥” >「だから、“わたし”の力を使う事は構わないの。ただ…よく考えてね。『いつ使うのか、どう使うのか』を」
サクラ >「……(こくり)」
翔真 >「しかし、こう聞いていると色々と原因や現状がどうなって居るかはハッキリして来たが、明確に”どうするべき”なのかが今一つ不透明だな(嘆息)」
弓 >「そうね (´・ω・`) 」
翔真 >「最終的な目的は有る程度決まっている、ただそれを実現させるための明確なプランや行動指針が見えない。俺の理解力が低いだけかも知れんが(−−;」
“沙弥” >「…言ったはずだよ。わたしは“フラグメント”……目的を果たすための力であって、その目的を決めるための力ではないんだから」
アメジスト >……そらちゃんのありかたそのものですね
“沙弥” >「そしてさっきも言ったけど、力そのものに意味なんてない……それを扱う目的を与えてこそ、だからね」
サクラ >「結局は、私たち自身……なのですね」
翔真 >「………一応確認しておくが、“機能”は聞いた。ただ使用するに伴う消耗は“俺達の知る通常のフラグメント”だけか?貴女自身に何らかの消耗は無いのか?」
“沙弥” >「……“わたし”自身?(きょとん)」
翔真 >「どんなものにも永遠に続くなんてものは無いと言われたからには、その辺りの確認も取っておきたいのでね。後々寝覚めが悪くなるのは御免被る。」
“沙弥” >「(うーん、と考えて)電池を取り替えるとき、外の箱まで一緒に取り替えるものかな?」
弓 >うちのスマホは……というのはさておき(笑)
アドノレ >追加のメモリーカードを他所に移しても本体備え付け分は問題ない、と
翔真 >「そこは例えなくて良い(苦笑)普通に有るか無いかだけ正直に言ってくれればそれで十分なのだが、直接的な表現は好まないのかな、沙弥嬢は?(苦笑)」
“沙弥” >「そこはごめんね。わたしは“フラグメント”だけど、一般の知識基準はあくまで持ち主の知識基準だからね」
アメジスト >スマホとかデジカメは、80年代にはないですものね。あの頃はポケベルが爆発的に普及してたんですし(笑)
ナイトメアの声 >『なるほどな…大体状況は把握できた。さて、どうするね?』
サクラ >「とりあえず…一旦、現実世界に戻った方がいいと思うのです。この場で、“天意虚空”にアクセスしても、どこかで間違えちゃいそうな気はするのです」
アドノレ >疲労的なものはどうなっているのだろうか
翔真 >あー、夢歩きを維持しているナイトメアの疲労が厳しいか……しかし事態を進めないとアム嬢の方がピンチ(−−;
GM >そこはそれ。夢の世界から戻ってきたら一時休息すれば何とかなるでしょう。そして、もし自らが疲労困憊していてもそれを口にするようなドリームマンでもあるまい(笑)
サクラ >という訳で、サクラとしては一旦帰還を提案する訳ですが(笑)
アドノレ >いちおう顔を見合わせる
“沙弥” >「…もう、行くんだね」
サクラ >「なのです。……“また、遊ぼうね”(にこっ)」
“沙弥” >「……それじゃあ、最後に。“沙弥は、皆に感謝してる”…覚えておいてね」
弓 >「………うん…」
翔真 >「あぁ、ありがとう。」
アドノレ >「んむ」
かくして、現実世界へと帰還を果たすウィザードたち。
翔真 >それにしても、そらの方にダイヴするための事前情報を探りに来ただけの筈が、予想外の方向にR800°を決めたかのように事態が進行している現在(吐血)
弓 >ナナメ上を音速で駆け抜けたねえ(^^;
サクラ >ですねー(^^;
GM >ほへ?そら自体にダイヴする方法はちゃんと出したじゃないですかー。ぶっちゃけそらと沙弥の2つの選択肢で、沙弥の方を先に選んだからこうなっただけの事で(笑)
ナイトメア >「よく戻った……どうやらすぐには決まらなかったようだが、何かするのであれば続きは明晩にしようか。夢を見るのはひと晩ごとにするべきだからな」そしてゲームは1日1時間(違)
サクラ >「はい、お疲れ様なのです(ぺこり)」
弓 >「この人数を、そr…っと、さやの中にダイブさせ続けるのは大変だったわよね。……ありがとう」
ナイトメア >「いやなに。俺はあくまで夢使いとしての任務を全うしているだけの事だ」
サクラ >任務というか依頼というか……やっぱナイトメアさんはプロやでぇ
アメジスト >弓さんの心情的に、そらちゃんと沙弥嬢を混同しそうになってるんですね(^^;
弓 >そういう気持ちもある……弓にとって区別しづらいというか、線引きが微妙ではあるのだ……そして、たまに素で間違える(笑)
アドノレ >「この借りはいずれ」
翔真 >「俺からも礼を言わせて貰う、準備や方針が決まった上でまた頼む事になるだろうが。希望する報酬等が有れば前もって言ってくれ、出来るだけ要望に応じよう。」
華恋 >「今宵はお休みになっていってください。結構な時間ですし、ダイヴミッションでお疲れでしょうから」
GM >という訳で、ここでプラーナ回復フェイズ入りまーす。6時間睡眠なので「2d6×3」ですな。
翔真 >了解です、プラーナかなり減っているから正直欲しかったところ(爆)……出目6なので18点回復。
アドノレ >ぐぅぐぅ と8×3で24回復
弓 >特に消耗はしてないなー…15点回復だけど
GM >ほら、Fが出た場合寝覚めが悪くてプラーナが減る可能性もあるから(笑)
アドノレ >悪夢といふやつか。または単に抱き枕が変わったので熟睡できなかったか?
弓 >きっと、最後の無駄な演出のせいで(笑)
GM >へってるんかぁ〜い!?(笑)
サクラ >…ふぁんぼー!? 石割って33回復なのです。起きたら石補充しておきます(涙)
GM >うん、消耗品回復や購入は1品のみOKとしておきます。
アメジスト >えー……私も振らせてもらっちゃっていいのでせうか?
GM >あむ子ちゃんは魔王さまといちゃついてたからなぁ(笑)半分の3時間って事で、「2d6+1d6」ですな〜
アメジスト >了解でござる……って、出目12ってふぁんぼー!?−9点。ここで石を失うのはキツイ(泣)
GM >ふむふむ了解(めもめも)悪夢ならぬ相当アツい一夜だったみたいだねえ、アム……(ぁ
翔真 >アム嬢………(^^;
弓 >あむにゃ……(笑)
アメジスト >る〜る〜る〜(; ;)ここで順番が少し違っていればCだったのにー!?(泣)
サクラ >(なでこなでこなでこ)
ウー=バル >ごちそうさまでした(−大−)(違)
アドノレ >命(プラーナ)をいただく事に感謝の“ごちそうさま”か
サクラ >ゴチになられました、か……(爆笑)
アメジスト >たべられてないモン……まだ(−−;
ともあれ、休息を取った一同は翌朝を迎える。
アドノレ >新しい朝が来た♪
華恋 >「皆さんおはようございます(にっこり)」
サクラ >「(ふぁあ)……おはようございます、なのです(むにゃむにゃ)」
翔真 >ちょっと可愛いと思った(笑)
ナイトメア >「どりぃ〜むどりぃ〜む…おはよう諸君」
翔真 >「あぁ、お早うだ。」
アドノレ >「んむ。おはよう」
そら >「ふみゅん☆おはにゃん こ!」(o>ヮ<)ノ
弓 >「んー…寝た気はしないわねぇ……」
アメジスト >他人のとはいえ夢から戻ってまた睡眠、だからなぁ……(^^;
GM >人、それを『二度寝』といふ…のだろうか(笑)
サクラ >「(再起動…完了)おはよう御座いますなのです!(しゃきーん)」(ぁ
沙弥 >「おはよう。といっても、わたしはこれから帰らないといけないんだけどね。お婆ちゃんにご飯作ってあげないといけないから」
翔真 >「済まない、昨夜の内に送る心算では有ったのだが(−−;」
サクラ >「お時間とらせてゴメンなさいなのです(^^;」
沙弥 >「いいのいいの。それで、お役に立てたのかな…?」
サクラ >「それはもう!…またご協力御願いする事になるかもですけど(^^;」
弓 >「あ、送ろうか?」
沙弥 >「そうだねぇ…」と、思案し始めたところに。
華恋 >「ところで皆さん、通信が入ってますよ…」
サクラ >「はわ?誰からでしょう……」
翔真 >「何処からか?………あ、ユニオンかな。」
華恋 >「赤羽代表代行♪今スクリーンに出しますね」
翔真 >「って、そっちか(汗)」
アドノレ >「緊急事態でなければよいが」
弓 >「二度寝はできなさそうねえ」
GM >部屋の大型テレビのリモコンを操作すると、画面にくれはの姿が映し出される。
くれは >『はわっ、繋がった!……えぇっと、アドさんある意味正解。MASTERSの皆に緊急連絡なんだよ』
サクラ >「一体何があったです?」
翔真 >「早朝出勤は慣れている、伺おう(苦笑)」
くれは >『別行動してるアムちゃんの所に、月匣の出現が確認されたの。……それも結構強力な、ね』
アメジスト >魔王級でーす(苦笑)
サクラ >「…ッ!」
アドノレ >中で何が行われてるか知るすべは無いのである
翔真 >「!?………了解した、直ぐに向かうので細かい位置座標をお願いしたい。」ともあれ、事態の収拾には動かないとな………(−−;
くれは >『ロンギヌス1部隊を差し向けたけど、あんまりはかばかしくなくてね。あ、座標は今送るね』
GM >理由は THE☆お察し(ぇー
サクラ >『うわーもうだめだー』?(^^;
GM >流石にそこまでは……あぁ、もしかしたら皆のレベル的意味で、いくかもなぁ(爆)
弓 >「あの子は後衛型って自覚あるのかしら…………(−−; なんでそんなところに」
くれは >『はわっ。特使ミッションだったから、交戦の危険は少ないだろうと見てたんだけど……なんか裏目に出ちゃったみたいで(>人<)ゴメンっ』
アメジスト >そう、本来は戦闘任務じゃなかったんですよぅ……別の意味で壮絶に裏目ってますけど!(自爆)
アドノレ >「巻き込まれ体質とおせっかいとと向こう見ずのどれかだと関係なくなるからな」
アメジスト >ある意味巻き込まれ体質でおせっかい焼きで、状況次第では激しく向こう見ずなんですが…(笑)
翔真 >「アム嬢が相手に交戦の選択をさせるほど交渉でしくじったとは思えない、何か有ったと考えるべきだろう。急いで向かう。」
アメジスト >……いや、ある意味交渉でしくじったんですが……orz
GM >しくじったといってもウー=バル相手じゃないのがミソだよね。というか後から来た連中が明らかに性質悪かった(^^;
サクラ >「そう聞いてはこうしちゃ居られないのです!急ぎましょう!」
くれは >『おっけぇだよ。華恋さんとこからなら、ゲート使ってこっち経由で行ける様にしとくね』
弓 >「そういう事なら仕方ないわね。 ……ごめんね沙弥、送っていけそうにないわ」
沙弥 >「うん、なんだか忙しくなっちゃったみたいだものね(ゆみちゃんぎぅ)……なんだったら、手伝おうか?」
翔真 >「いや、沙弥嬢はこの一件が終わったらまた協力を要請するかもしれない。だから可能な限り温存しておいて欲しい。」
サクラ >「なのです!」
アドノレ >「心配せずともおやつは既に買い込んだ」
弓 >「アド。……それ、暗に全部って言ってないかしら?」
アドノレ >「さて、何のことやら」
沙弥 >「そっか、わかった^^」
ナイトメア >「ふむ。君たちならまず問題なかろうとは思うが…ところで、そこのそら君は連れて行くのかね?」
そら >「にゃー☆」(n'ヮ')n
サクラ >「…んー、今のそらちゃんはノウンマンと変わりませんし。このまま連れて行くのは危険かもなのです(、、」
翔真 >「連れて行きたいのは山々だが、今のそらでは流れ弾一発で致命傷だ、俺の我侭でそらを危険に晒すわけには行かない。」
弓 >「誰かが護衛に残る?」
サクラ >とりあえず、華恋さんのところで一時待機…ですかね? 護衛は出てるとの事ですし
アドノレ >その辺が無難な所か
アメジスト >おるすばんそらりん……
沙弥 >「(うーん)……そうだ。皆はすぐまた戻るでしょ? だったら皆がいない間は、わたしがそらちゃんを守るよ。……昔とは逆になっちゃったけどね(ふふっ)」
そら >(さやにゃんに うずもれるぅぅ♪)
ナイトメア >「……いいのかね?」
サクラ >「私達で守りきれれば良いんでしょうけど…現実的手段ではもっとも妥当だと思うのです(、、」
翔真 >「五月堂の方に迷惑が掛からなければ良いのだが………無理だな、済まない(陳謝)」
沙弥 >「うん。もちろんお婆ちゃんの事があるから、しばらくそらちゃんをお手伝いに借りるけど…いいかな?」
サクラ >「分かりましたのです。どうか、宜しく御願いなのです(ふかぶか)」
アドノレ >「まさしく“猫の手を借りる”だな。では後を頼む」
ナイトメア >「了解だ。ならば、二人は俺が面倒見よう。それが一番効率的だろう」
アメジスト >いい人だ。格好はアレだが(笑)
サクラ >「うぅ、有難う御座いますなのです」
翔真 >「護衛も居るが十分に気を付けてくれ。」
弓 >「赤羽代理、横須賀あたりに声かけて、護衛に回せる人間がいるようなら、派遣してもらえるかしら?」
くれは >『うん、微さんに連絡とってみるよ。それと、今ゲート接続できたって報告があったから、そっちの庭から跳んできてね』
サクラ >…さて、そろそろ移動しないとアムさんがドンドンピンチに。急ぎましょうか(^^;
翔真 >ですな(苦笑)
GM >庭には既に転送用の魔法陣がセットされている。…え?「こんなものがあるんだったら柊はもっと楽だったろう」って?…まぁ、あれはアンゼの趣味だしなぁ…(ぁ
華恋 >「皆さん、どうか気をつけてくださいね」
翔真 >「了解だ、では失礼する。そら達を頼む。」
サクラ >「行ってきますなのです!」
アドノレ >「んむ。さらばだ」
弓 >「いくわよ」
そら >ふぁいと にゃんこっこ!(o'ヮ')o
翔真 >そらから応援を貰った、これは気張らねば(^^)
かくして一行は、アンゼロット城を経由してアムのもとへと赴く事になる…!
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