味方キャラ

臼本 憂臼本 初
 最近なにかと出番の多いうすいほん子。データはこちらを参照。
 今回もまっぱになったり根性見せたり、ある意味大活躍。

天緒 真白
 MASTERS支援チーム「イレギュラーズ」のメンバーでリーダー格。データはこちらを参照。
 今回は憂世騎士団拠点戦において、MASTERSに随伴した。

ロンギヌス=コイズミ
 マジカルウォーフェア以後くれはの信任も厚い、熟練のロンギヌスメンバー。データはこちらを参照。
 今回は第99階層でのちひろ護衛任務において、不破 龍清率いる「トイフェル=シッフ」と協力態勢を構築している。

憂世騎士団拠点戦

武藤製薬自動兵
 読んで字のごとく、旧・武藤製薬製の自動兵。
 転生者やクローンウィザード主体の憂世騎士団においては、おおよそ通常戦力として保有されている事が多く、今回もまた例外にあらず。
平国(改良武藤戦闘兵・白兵型)※7体登場、うち2体と交戦
・甕布都(改良武藤戦闘兵・狙撃型)※イレギュラーズ+初と戦闘したため、直接交戦なし
・迦具土(特・武藤強襲兵)※拠点防衛のため配置されたもの
・武藤戦闘兵(汎用型T2)※同上。5体登場するも弓に一蹴される

・都牟刈(改良武藤戦闘兵・駆逐型)※拠点防衛目的で追加召喚されたもの。6体登場

一条 行家(ハイパーユキイエ)
レベル 25 属性 火/虚 サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 知名度 25
HP 280(−) MP 85 敏捷度/
移動
8/3(陸)
命中 50 回避 27 攻撃 90 防御 41
魔導 25 抗魔 20 行動 35 魔石 R1
《プラーナバッテリー》
 このキャラクターはクリーチャーだがプラーナを持っている。
 内包値208、解放値22として計算する事。

《幻想舞踏》《フルファイア》《クイックネス》《ニゲレイター》《ディフレクション》
 強化人間の特殊能力。CL15とする。
《遺産所持》《真の力》《遺産進化3》《リミットブレイク(CW)2》
 転生者の特殊能力。CL10とし、遺産は「紅の光弾(命中+18、攻撃力28※天魔/抗魔未装備or半減、射程1〜50)」である。
 なお、《リミットブレイク》を使用しても気絶する事はない。

《ヒップホップ》《聖印》《シャープイレイズ1》《ヴォイドアタック》《コンビネーション》
 汎用特殊能力。GL25とする。
 《シャープイレイズ》:命中+2、2回攻撃
 《ヴォイドアタック》:攻撃力+25虚魔ダメージ
《侵魔兵/Ver.2》
 一度HPが0以下になるか、プラーナが0になった場合発動。
 全戦闘能力に+25され、重傷時のペナルティを無視した上で飛行状態になる。
 なお、HPが0以下になってこの能力が発動した場合、HPは1となる。
《魔法》
 「エンチャントフレイム」「バーストジャンプ」「ノーリーズン」を使用できる。
 第1世代クローンウィザード「タイプ=ユキイエ」のオリジナルにあたるウィザード「一条 行家」が、第2世代クローンウィザードとして再構成された姿。
 前情報の通りに死んで久しく、その生前から武藤製薬に不完全な状態ながら残されていた生体データは、かつての『修道士』による奪取事件を経て憂世騎士団の手に渡っていたのだが、以前の事件で天緒 真白の“生体情報”を得た事でデータの欠損が補われ、仮想遺産を持つ転生者(これは第2世代の共通仕様である)として、文字通り生まれ変わっている。
 ――ただし、生まれ変わったからと言ってまっとうな人格になった訳でも何でもない。

クローンマスター
レベル 15(ルーラー) 属性 なし サイズ (4)
形状/知能 コンピュータ/機械 出現数 知名度 30
HP 150(−) MP 敏捷度/
移動
なし
命中 回避 攻撃 防御 10
魔導 抗魔 10 行動 34 魔石
《データベース》
 このオブジェクトのSqに「ピグマリオン系端末を持った」キャラクター1名がスタックし、通常行動にて「このデータベースに接続する」と宣言する事で、それ以後このオブジェクトに蓄積されたデータの取得を試みる事が出来る。
 データの取得は器用度ジャッジで行い、何度でも試す事が出来る(もちろんリロール扱い)。その目標値は総計150。
 ただし、データの取得が完了する前にこのオブジェクトが何らかの原因で破壊された場合は、それまでの達成目標値の分までしかデータを取得できない。
《自爆装置》
 月匣を発生させた際に配置したクリーチャーが全滅、もしくはこのオブジェクトのHPが0以下となった場合、このオブジェクトは10カウントを数えて自爆する。
 この自爆攻撃は「絶対命中」「攻撃力:2d6+15+《最大HP》」「範囲:コンバットフィールド」となる。
 なお、《データベース》のデータ取得が完了していれば、この能力を停止させる事が出来る。
《警報転移魔法陣》
 通常タイミングで、保有する戦力をランダムSqに出現させる。d66で種類・場所を決定する。
  1)第2世代CW(属性1d8)
  2)タイプ=ユキイエ改
  3)タイプ=ノゾミ(モブ)
  4)都牟刈(改良武藤戦闘兵・駆逐型)
  5)タイプ=マシロ(天緒 真白クローン)
  6)武甕槌(武藤強襲兵)
 出現した戦力は、その場で行動してもよい。
《フォートレスコア》
 侵入者を察知すると、自らをコアとして月匣を展開し、クリーチャーを配置する。
《指令8》《集団統率5》
 かつて武藤製薬で用いられていたモノを、憂世騎士団が入手し独自に改良したクローンウィザード量産システムの中核。
 彼らが保有する全てのクローンウィザードのマスターデータが記録されており、配下の侵魔兵プラントを介して生産する事が出来る。
 その存在は憂世騎士団の兵站の中心として長らく秘匿されており、世界魔術協会の重要捜索対象とされていた。

臥龍迷宮/第99階層

フォモール(Ver.2)
 非常に高い戦闘能力を持つ、トリニティ製の自律型戦闘ロボット。詳細データはリンク先を参照。
 憂世騎士団は本来クローンウィザードや武藤自動兵を主戦力として使用している事は既に知られている通りだが、それらでは(ちひろの力の影響で)悉く狂ってしまう事が判明したため、かつてトリニティから騎士団へと裏ルートで横流しされていた虎の子の戦力が用意された。
 そのうち5体がMASTERSと交戦。残りは、コイズミ率いるロンギヌス及び龍清と交戦していた。

タイプ=ミズハ
レベル 15 属性 風/天 サイズ
形状/知能 人間/(人間並み) 出現数 知名度 20
HP 130(26) MP 40 敏捷度/
移動
18/5(陸)
命中 28 回避 22
(分身:32)
攻撃 20 防御 24
魔導 16 抗魔 17 行動 32 魔石
《白面》《分身》《すり抜け》《トラップ感知/解除》《俊足》
 忍者の特殊能力。CL8とする。
 なお《白面》は残り2回。
《竜爪1》
 龍使いの特殊能力。CL4とする。
 コストとなるプラーナを持たないため、《気功》は使用出来ない。
《半魔の肉体》《漆黒の翼》
 吸血鬼の特殊能力。CL3とする。
 なお《半魔の肉体》は《不老不死》相当。
《ストライダー》《ウェポンマスタリー/投》《奇跡の生還》
 汎用特殊能力。GL15とする。
《改・瑞葉スペシャル》
 同一Sqにいる相手1体に通常攻撃1回を行い、その身体を密着させて相手の「生物としての本能」を強制的に励起させる。
 これによって、相手にダメージを与える代わりにプラーナを強制的に「2d6+10」奪い、かつ転倒状態とする。これはジャッジとして扱い、吸引した分だけこのキャラクターのHPを回復する。
 なお、対象が男性であったならプラーナの吸引効果が+3される。
《武装解除術式》
 この攻撃は命中が−5されるが、命中した相手の装備をすべて解除させる事が出来る。
《魔法》
 マジックシェル・フォースシールド・エアブレード・エアダンスを使用できる。
 憂世騎士団で諜報工作員として用いられている、櫻小路 みずは(瑞葉)のクローン体。彼女が「侵魔として裏返った際」のデータが加味されている。言うまでもなく彼女のオリジナルはちひろの実妹であるため、様々な意味でその力の影響を受けていない。
 今回は、ロンギヌスらによって警備されている第99階層に、本物のみずはを装って登場。アナライズされるとクローンとバレてしまうためステルスドラッグを使っていた(言うまでもなく戦闘時には切れている)が、事前から智華と別の符丁を用いていた龍清には、まったく通じなかった。
 ソンパクやフォモール達を囮にした上で機動力をもって立ち回ったが流石にこのレベルでは実力不足であり、アム・初そして弓の連携の前に、脆くも砕け散った。

サム=ソンパク
レベル 20 属性 火/地 サイズ
形状/知能 人間/やや低い 出現数 知名度 30
HP 207(−) MP 102 敏捷度/
移動
7/2(陸)
命中 33 回避 17(+2) 攻撃 100(+7) 防御 60(+6)
魔導 14 抗魔 44 行動 21 魔石 R1
《プラーナバッテリー》
 このキャラクターはクリーチャーだがプラーナを持っている。
 内包値168、解放値22として計算する事。

《遺産所持》《遺産進化3》《リミットブレイク3》《真の力》
 転生者の特殊能力。CL10とし、遺産は「メギンギョルド(NW/P111)」である。
 なお、《リミットブレイク》を使用しても気絶する事はない。

《艶姿男一匹》
 使用する精神力は19とする。
《ビルドアップ3》《男弾》《わっしょい拳》《プロテIN》
 兄貴の特殊能力。CL5とする。
 《ビルドアップ》発動後は、回避に−3、防御に+3、行動に−3の修正が加わる。
《雄叫び》《不屈の魂》《殺陣》《挫けぬ意思》
 闘士の特殊能力。CL5とする。
《侵魔兵/試製Ver.2+》
 一度HPが0以下になるか、プラーナが0になった場合発動。
 HPが全快した上全戦闘能力に+20され、重傷時のペナルティを無視した上で飛行状態になる。ただし、MP/プラーナまでは回復しない上、プラーナに至っては使用できなくなる。
 なお、HPが0以下になった場合はこの能力が優先して発動する。
《魔法》
 エンチャントフレイム、バーストジャンプを使用可能。
《優先攻撃順》
 女子キャラクターを優先して攻撃。その場合のみ《奪衣4》を選択使用できる。
 別名「暴虐の剛腕」。憂世騎士団製第1世代クローンウィザード、タイプ=ソンパクのアップグレードバージョン。
 ちひろの力に呑まれた結果、より本能に忠実な存在となっている(ただし《挫けぬ意思》の効果により、敵味方判別不能という最悪の状態は――辛うじてだが――回避できている)。
 侵魔兵としてのバージョンが(試製とはいえ)上がっており、更に打たれ強くなっている……はずだったのだが、結局一度も攻勢に転ずる事ができず、最期の足掻きと侵魔兵能力を発動するも、程なく翔真にあっけなく斬り伏せられてしまう(笑)

意識界“C”

マザーローパー
レベル 16 属性 サイズ 5(モブ)
形状/知能 不定/なし 出現数 PC数 知名度 24
HP 210(−) MP 92 敏捷度/
移動
8/2(陸)
命中 45 回避 14 攻撃 79 防御 52
魔導 28 抗魔 42 行動 21 魔石 R1
(1d6+4)
《眷属攻撃》
 物理攻撃の際に対抗タイミングで使用する。HPを3点消費し、相手の回避ジャッジに−18する。
《触手絡み》
 通常攻撃の際、ダメージを与える代わりに対象の全身を絡め取り、自分のSqへと引き寄せる。
 対象はこのクリーチャーが行動する毎に、HPを(2d6+16)失う。これはジャッジとして扱い、その分マザーローパーのHPが回復する。
 この状態からの脱出には、このクリーチャーを戦闘不能とするか、絡まれた者が自分の戦闘行動を消費して筋力ジャッジで32以上を出さなければならない。
《産卵》
 データは「ジャイアントローパー」を基にする事。ただし《触手絡み》でダメージを受けたキャラクターにしか適用されない。
《移動阻害》《パワーイレイズ3》《長射程攻撃2》《痛覚遮断》《無意識》《無視聴覚》《重傷状態無効》
《モブ5》
 今回は超☆上級夢魔「C」の眷属として群れて登場する(←もう勘弁して)、ジャイアントローパーの親玉。
 なお、本来は多数の「小株」となるジャイアントローパー達を連れて登場するが、今回はそのあたりを特殊能力のひとつとして変更する事でオミットしている(その程度のクリーチャーを召喚しても、本編PCくらいの相手になるとまず相手にすらならないため)。
 高レベルセッションに低レベルクリーチャーを出さなければならない場合、こういうテクを使うと処理を軽減できるぞ。おぼえておこうね!

パワーハウス
レベル 19 属性 サイズ
形状/知能 巨人/人間並み 出現数 1or2 知名度 21
HP 150(−) MP 60 敏捷度/
移動
5/2(陸)
命中 31 回避 16 攻撃 90 防御 71
魔導 31 抗魔 71 行動 24 魔石 R1(2)
《ツインレールガン》
 通常タイミングで「絶対命中(外された場合は命中+3)」「攻撃力+10(範囲1)風魔」「射程1〜9」の物理攻撃を2回行う事が出来る。
《エレクトリッガー》
 通常タイミングで、範囲2の物理攻撃を行う。これは魔法ダメージとし、更にダメージを受けた相手に「麻痺(9カウント)」を付与する。
《電磁バリア》
 攻撃を受けた際、対抗タイミングで発動する。
 防御/抗魔ジャッジに+10し、受けるダメージが風属性であるなら更に+5する。
《魔法》
 風属性Lv3までの魔法を扱う事が出来る。
《踵の弱点》
 転倒した場合、その後立ち上がるまで、このクリーチャーが受けるダメージは2倍になる。
《パワーイレイズ1》
 汎用特殊能力。
《長射程攻撃1》《痛覚遮断》《重傷状態無効》《石化無効》《再生/HP》
 今回は超☆上級夢魔「C」のボディガードとして登場する、タロスの近縁種(詳細はこちら)だが、弱点は原種といささかも変わらない。
 なお、本来は《ツインレールガン》の際にエレキボールを2体召喚する事になっているが、これまた処理上煩雑になるので特殊能力のひとつとされている。

上級夢魔(男)
レベル 16 属性 サイズ 1(モブ)
形状/知能 悪魔/人間並み 出現数 PC数 知名度 26
HP 200(40) MP 140 敏捷度/
移動
15/3(飛)
命中 46 回避 27 攻撃 89 防御 56
魔導 61 抗魔 60 行動 25 魔石 S(1d6)
《誘惑》
 このクリーチャー(男性)の視界内にいる、女性キャラクター1体を指定する。対象は難易度36の精神力ジャッジを行う事。
 これに失敗した場合、そのキャラクターの次の行動はGMに決定される。その後、キャラクターは行動1回毎に精神力ジャッジを試す事が出来る。
《邪悪なる毒》
 毒物攻撃。ただし、その効果は「麻痺(16カウント)」とする。
《ナイトメア》《マジカルシューター》《奪衣3》《モブ5》
 今回は超☆上級夢魔「C」の眷属として登場。
 故に、群れで登場する。いやすぎ。

超☆上級夢魔「C」
レベル 26 属性 サイズ
形状/知能 悪魔/人間並み 出現数 知名度 29
HP 250(50) MP 240 敏捷度/
移動
15/3(飛)
命中 51 回避 42 攻撃 94 防御 46
魔導 86 抗魔 80 行動 40 魔石 S(2)
《誘惑(男性)》
 このクリーチャー(女性)の視界内にいる男性キャラクター1体を指定する。対象は難易度46の精神力ジャッジを行う事。
 これに失敗した場合、そのキャラクターの次の行動はGMに決定される。その後、キャラクターは行動1回毎に精神力ジャッジを試す事が出来る。
《邪悪なる毒》
 物理攻撃の際にのみ用いる毒物攻撃。ただし、その効果は「麻痺(26カウント)」とする。
《ナイトメア》
 夢使いの特殊能力を参照。
《魔法+多重発動2》
 冥・水・地属性L6までの魔法を使用可能。カウントは−13とし、更に命中/攻撃に+26とする。
《指令4》《集団統率5》
 通常タイミング。《Cの眷属》4体(群)までの対象を、即座に行動させる。
 この時、そのカウント中の全てのジャッジに+10させる。ただし、対象となった相手はただちに20カウントを消費する(0カウント以下になった場合、そこで行動終了となる)。
《範囲攻撃1/魔法》《マジカルシューター》《奪衣5》《コンビネーション》
 憂世騎士団の客員大幹部・ファルッシによって召喚され、櫻小路 ちひろの魔力を触媒として大幅にパワーアップした女性型上級夢魔。
 それ故、どの個体もちひろ本人と同じ姿(ただし全裸)をしており、魔法をも扱う事が出来る。
 ……ただし、比較的打たれ弱いという点まで「そのまんま」である(笑)

超☆上級夢魔「C」(ルーラー)
レベル 27(ルーラー) 属性 サイズ
形状/知能 悪魔/人間並み 出現数 知名度 34
HP 270(−) MP 240 敏捷度/
移動
15/3(飛)
命中 51 回避 42 攻撃 94 防御 51
魔導 86 抗魔 90 行動 40 魔石 S(2)
《誘惑(男性)》
 このクリーチャー(女性)の視界内にいる男性キャラクター1体を指定する。対象は難易度47の精神力ジャッジを行う事。
 これに失敗した場合、そのキャラクターの次の行動はGMに決定される。その後、キャラクターは行動1回毎に精神力ジャッジを試す事が出来る。
《邪悪なる毒》
 物理攻撃の際にのみ用いる毒物攻撃。ただし、その効果は「麻痺(27カウント)」とする。
《ナイトメア》
 夢使いの特殊能力を参照。
《魔法+多重発動2》
 冥・水・地属性L6までの魔法を使用可能。カウントは−13とし、更に命中/攻撃に+27とする。
《指令4》《集団統率5》
 通常タイミング。《Cの眷属》4体(群)までの対象を、即座に行動させる。
 この時、そのカウント中の全てのジャッジに+10させる。ただし、対象となった相手はただちに20カウントを消費する(0カウント以下になった場合、そこで行動終了となる)。
《範囲攻撃1/魔法》《マジカルシューター》《奪衣5》《コンビネーション》
《暴威の片鱗》
 このキャラクターが倒された場合、変異イベントが発生する。
 その後、存在していた超☆上級夢魔「C」(ルーラー)を、暴威なる魔炉「C」に変更する事。
 超☆上級夢魔“C”のルーラー版。
 ジャコモ=ファルッシによって召喚された3体中の最後の1体であり、彼と共に行動していた分、ちひろの魔力を他の個体以上に取り込む事が出来たのだが、それが故に……最大級の危険要素「冥魔の魔力→エヴォリューションコア」まで取り込んでしまった。
 なおHPについては、戦闘中の段階では判明していない。

ジャコモ=ファルッシ
 憂世騎士団客員大幹部“色魔伯”。詳細はこちら
 かつて櫻小路 ちひろが女優として海外に売り出し始めた頃、彼女を愛人として掌中に収めるべくひと悶着を起こした事があったが、そのさなかに彼女が“魔王をも受肉できる魔力の母胎”である事を知るに至り、その後は憂世騎士団総帥“ジャンヌ”を受肉させるための器として(自らの団内での立身出世も含め)狙うようになった。
 かくして臥龍迷宮第99階層が月匣化した際、そのタイミングを狙って彼女の意識界内へと(《夢歩き》を持たないため、夢魔達の力を借りてではあるが……)潜り込む事が出来た。
 しかしながら、もちろん彼は「ちひろ自身に今、何が起こっているのか」を完全に理解出来ている訳ではない。そして、それを理解する事も出来ないまま翔真に一撃でぶった斬られた挙句、顕現した冥魔……暴威なる魔炉「C」に喰われるという最期を遂げた。

暴威なる魔炉「C」
レベル 25 属性 なし サイズ
形状/知能 罅割れた水塊/高い 出現数 知名度 39
HP 750(−) MP 450 敏捷度/
移動
10/3(飛)
命中 51 回避 39 攻撃 101 防御 63
魔導 107 抗魔 87 行動 44 魔石
《見境なし》
 このキャラクターは、出現した時点で、このキャラクター自身以外の味方が存在しない。
 そのため、自らに最も近いキャラクターから優先して攻撃する。
 また、対象と同一のSqに「杉崎 そら」が存在する場合は、冥魔としての本質から優先して攻撃する。

《Ev.:大魔法、C》
 冥・水・地属性L7までの魔法を使用可能とする。その命中値・攻撃力には+26、カウントを−13し、射程及び魔法レベルを+1する事。
 ただし、魔法ダメージに《侵食(冥魔)》は適用する事ができない。
《Ev.:無尽蔵の魔力》
 常時タイミング。毎ラウンド終了時および行動の度に、HPとMPが2d6(ジャッジ)+GL×2回復する。
《メガ=エヴォリューション》
 一度だけだが、倒されてもただちにその場で復活できる。
 この時HP、MPは完全回復する。エヴォリューションコアは1個であるため、事実上の《リザーブライフ》扱いである。

《多重発動2》《魔貫殺》《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》《魔法ダメージ半減》
 櫻小路 ちひろが先の対冥魔戦で取り込んだ魔力の断片が、偶然にして彼女の内包する莫大な魔力と反応。エヴォリューションコアを形成し、今回の魔力暴走へと至らしめた原因となった(ただし、魔力暴走自体は予め魔王達により策謀されていたものである事は既に知られている通りで、この原因は彼らにとっても想定外だった)その根源。
 更に、その断片ごとちひろの魔力を吸収してパワーアップを果たした超☆上級夢魔「C」の制御が衰えた隙に、これを喰らって完全な冥魔の姿となった。分類としては邪術王(L15冥魔)の変異体または近縁種とみられるが、既に一個の冥魔王級として機能している(さしずめ“冥海王”といったところか)。
 その行動パターンは、あくまでかの夢魔のものが基になっている(そもそも冥魔に自我と呼べるものはない)のだが、つまり間接的にはちひろのそれをコピーしていると言っても良い。
 いずれにつけ冥魔となった以上、もはやコレは元となった超☆上級夢魔「C」を召喚したファルッシ自身にすら制御出来ない危険な存在だったが、その生成の経緯からエヴォリューションコアを1つしか持てなかった事が災いし、一度倒されてから復活するタイミングでそらに阻止されて完全消滅する。

廃棄世界“ミラージュ=デ=ラ=ポート”

神官船長マーシュ
レベル 30 属性 冥/水 サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 知名度 30
HP 298(59) MP 210 敏捷度/
移動
10+5
/4(陸)
命中 13/30 回避 13/30
(+18)
攻撃 61 防御 38(+17)
対抗+17
魔導 42 抗魔 37(+20) 行動 27 プラーナ 287/33
《基本能力値》
 筋10器10敏10精12知12信9覚10幸10。
 また、闘気を13点持つ。
《戦闘能力値@未装備》
 命13回10攻45防28魔15抗27行10。
 以上、特殊能力や装備などの修正を足さない場合の数値である。
《獣化》《獣の生命》《獣爪》《膂力》《瞬撃》《真なる獣》《神獣の力》
 獣人(魚人)の特殊能力。CL15とする。《獣化》後の数値は、
赤欄で表現する。
《遺産所持》《リミットブレイク3》《メガブラスト》《光学迷彩》《トランス》《絶対運命》
 転生者の特殊能力。CL15(現クラス)とし、遺産は「ダゴンの杖(アロンの杖相当)」とする。
 ※《メガブラスト》:攻撃力+25天魔、射程0〜15Sq

《月の加護》《生命力研鑽》《魔力研鑽》《死点撃ち》《魔貫殺》《霧散》《力ある存在》《ヒップホップ》
 汎用特殊能力。GL30とする。
《装備》
 遺産の他「呪錬制服」「黒ローブ」「ジェットローラー」「魔を織る爪(2個:冥&水)」「キャプテンハット」を装備している。
 これらの修正値は、上の戦闘能力値に追加済み(《シュアショット》などは未装備基準となるので注意)。

《古代魔法》《詠唱加速2》
 下記の魔法を使用可能。
 この時、魔法のカウントを−3(0にはならない)し、更に命中値/攻撃力+18、魔法Lv+1とする。
 冥属性:「ダークブリング」「ヴォーテックススフィア」「ダークバリア」「スターフォールダウン」「ヴォーテックススクエア」
 水属性:「ウォークオンザウォーター」「ヘッシュ」「タイダルウェイブ」「レインボウフィールド」
《指令4》《集団統率5》
 「ダゴンの杖」による効果。すべての魚人眷属に対して有効(ただし、偽神キングヒュドラは対象外)。
 味方ユニットのうち4体(群)を、自らの行動時に行動させる事が出来る。この時、対象となったキャラクターはそのカウント中すべてのジャッジに+10する事が出来る。
 行動を終えたキャラクターは、直ちにカウント20を使用する(この時カウントが0以下となった場合は、行動終了となる)。
 ダゴン教団の現時点での最高幹部にして憂世騎士団のメンバー。世界で最初に魚人と交わりその子を儲けた人間「マーシュ船長」の転生者である。
 その力の影響か既に魚人化が進んでおり、かつて本編第14夜にてMASTERSに滅ぼされて久しい主こと魔王ダゴン復活のために活動しているが、その達成には神官たる彼が櫻小路 ちひろと交配し、仔を産ませる必要があるという。
 長らくジャコモ=ファルッシの下に属していたが、その死と共に独自の行動を開始した。

魚人(モブ)
レベル 属性 サイズ 1(モブ)
形状/知能 人間?/人間並み 出現数 いっぱい! 知名度 18
HP 55(11) MP 10 敏捷度/
移動
6/2(陸)
命中 30 回避 4(+1) 攻撃 58 防御 39(+2)
魔導 21 抗魔 30 行動 魔石 U1
(10d6)
《水からの守り》
 このクリーチャーは、与えられた水属性物理ダメージを−6できる。
《水を得た魚》
 水中では、すべてのジャッジに+6され、更に転倒状態にはならない。
 GMは月匣の構造を鑑みて、この能力の影響を任意に設定する事が出来る。
《どんどん増える》
 このクリーチャーは、ルーラーが健在である限り、ラウンド終了時に1d3群の増援を得続ける。
 また、通常タイミングで同様の数増援を呼ぶ事も出来る。
 どちらの場合も、出現Sqはランダムとする。
《フォーメーション:アクエリーピラー》
 通常タイミングで使用可能。自らのいるSqすべてを「水中」に変更する。変更されたSqは、飛行しているキャラクターに対してもZOCとして機能する。
 使用したカウントの間だけ有効。
《主の御前/ダゴン&ヒュドラ》
 この能力を持つキャラクターが奉仕する魔王級侵魔がフィールド内にいた場合、このキャラクターのすべてのジャッジに+「魔王Lv(今回は5)」できる。
《モブ10》
 深海魔王ダゴン&ヒュドラの眷属たるクリーチャー(L6水)。
 今回はダゴン教団の一般戦闘員として、まさに正念場であるためか大量に召集された、らしい。
 お陰で別の所にも現れたらしいのだが、それはまた別のお話。

超魚人
レベル 26 属性 サイズ
形状/知能 人間?/人間並み 出現数 知名度 23
HP 400(80) MP 130 敏捷度/
移動
6/2(陸)
命中 54 回避 34(+14) 攻撃 78 防御 48(+2)
魔導 32 抗魔 42 行動 34 魔石 R1
《水からの守り》
 このクリーチャーは、与えられた水属性物理ダメージを−26、水属性魔法ダメージを半減する事ができる。
《水を得た魚》
 水中では、すべてのジャッジに+26され、更に転倒状態にはならない。
 GMは月匣の構造を鑑みて、この能力の影響を任意に設定する事が出来る。
《突撃》
 全力移動を行った後、物理攻撃1回を行う事が出来る。
 なお全力移動中は「飛行状態」として扱う。この時《フォーメーション:アクエリーピラー》が移動範囲内にあれば、《水を得た魚》の効果を得る事が出来る。
《魔法》
 水属性L5までを使用できる。この時命中・攻撃・回復の効果が+13される。
《ウェポンマスタリー/槍》
 なお、射程は「0〜1Sq」となる。
《主の御前/ダゴン&ヒュドラ》

 この能力を持つキャラクターが奉仕する魔王級侵魔がフィールド内にいた場合、このキャラクターのすべてのジャッジに+「魔王Lv(今回は5)」できる。
《聖印》《コンビネーション》《リジェネレイト》《ヴォイドアタック》
 汎用特殊能力。GL26とする。
 通常の魚人がパワーアップした姿。
 この変なパワーアップパターンといえば、嘗て本編第37夜に登場したコフラディウム製強化剤以外の何物でもないのだが、こちらは純粋なパワーアップ効果そのものは劣る分、比較的理性を保てるモノの様子(といっても、実際は力ずくで制御されているようなものっぽいが……)。

偽神キングヒュドラ
レベル 42(ルーラー) 属性 天/水 サイズ
形状/知能 蛇というより龍/人間並み 出現数 知名度 28
HP 1044(−) MP 312 敏捷度/
移動
12/3(飛)
命中 72 回避 48(+42) 攻撃 133 防御 104(+21)
魔導 66 抗魔 93(+21) 行動 49 魔石 S(1d6)
《エクストラコンビネーション》
 同一カウント内で通常タイミングの特殊能力を使用した戦闘行動を、3回行う事が出来る。
 ただし、同一特殊能力および移動の重複は不可とする。

《ジャッジメントレーザー》
 命中+5、攻撃力−10/天物、射程1〜8Sq(貫通/Sq毎1体/目標指定可能)の物理攻撃を行う。
 この攻撃で対象にダメージを与えた場合、向こう20カウントの間「麻痺」を与える。
《グラヴィトンボール》
 命中±0、攻撃力+10地物、射程1〜3Sq(範囲1Sq/識別不可)の物理攻撃を行う。
 この攻撃で対象にダメージを与えた場合、相手に「転倒」を付与する。
《テールスマッシュ》
 命中−5、攻撃+20天物、範囲2Sq(識別不可)の物理攻撃を行う。
 この時命中ジャッジは2回行い、より高い目を適用する事ができる(C/Fが発生した場合はそちらが優先。両方発生した場合はCが優先される)。

《魔法》
 天・水属性L7までの魔法を使用できる。カウントを−12し、命中・攻撃力に+41する。
 なお、通常タイミングの魔法攻撃は《エクストラコンビネーション》に適用する事ができない。
《偽の神体》
 場に存在する味方クリーチャーの《主の御前/ダゴン&ヒュドラ》を有効にする。
 なお、魔王レベルは5であるものとする。
《再生(HP/MP)》《リジェネレイト》《属性吸収:水》《移動妨害》《長射程攻撃2》《聖印》
 ダゴン教団が切り札として造り上げた、銀色の鱗輝く人工ヒュドラ。改造の結果首は3本になったが、代わりに飛行能力と強力な各種ブレスを吐き出す能力を獲得している。
 嘗て本編第14夜にて倒されて以来、主たる神の不在が長引く教団において、このクリーチャーはダゴンと並ぶ魔王ヒュドラに準える形で「神体」として崇められていた様子。

ダゴン教団・その他
神官船長マーシュの号令により、全世界から集められたダゴン教団の一派。
その中には、本来の目的地に到着できなかった(=今回の戦闘に参戦できなかった)者達もいた。

ダゴンパイレート
レベル 15(ルーラー) 属性 水/虚 サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 知名度 23
HP 178(−) MP 60
水9/10、虚10/10
敏捷度/
移動
12/3(陸)
命中 45 回避 24 攻撃 80 防御 38
魔導 22 抗魔 39 行動 24 魔石 R1(1)
《ウェポンマスタリー:刀》《ストライダー》《ヒップホップ》
 サーベルを装備しており、数値は上記データに盛り込み済み。素手の場合、命中値は30となる。
《バックスタブ》
 対象に攻撃を与えた際、MPを17消費する。ダメージを1点以上通した場合、相手にバッドステータス「気絶」をも与える。
 これに抗うには、精神力もしくは信仰心ジャッジで16以上を出さなければならない。ただし、もしこのジャッジに失敗しても、戦闘行動の使用により同様の回復ジャッジを試みる事が出来る(リロールになるので注意)。

《切り返し》

 攻撃をされた際に使用する。回避ジャッジを放棄し、相手の命中ジャッジに命中値で対抗ジャッジを行う。これに勝利した場合、あなたは相手から攻撃を受ける事なく、相手に1回通常攻撃をする事が出来る。もちろん敗北した場合、相手の攻撃は絶対命中となる。
 ただし、この能力の発動にはそもそも武器の射程が足りていなければならず、また絶対命中攻撃には対応できない。
《銃撃》
 射程1〜5Sq、命中−3、攻撃力−5の物理攻撃1回を行う事が出来る。
 なお、これは《切り返し》の効果として適用できるが、《バックスタブ》の効果は適用できない。
《海賊のラム酒》
 この名を持つアイテム(NWOS/消費アイテム/戦闘用)を1d2−1個携帯しており、使用する事でその効果を適用できる。
《魔法/属性指定》
 水属性3レベルまで、虚属性1レベルの魔法を使用できる。
 なお、戦闘開始時点で「ウォーク・オン・ザ・ウォーター」の魔法効果を適用されている。
《主の御前/ダゴン&ヒュドラ》
 この能力を持つキャラクターが奉仕する魔王級侵魔がフィールド内にいた場合、このキャラクターのすべてのジャッジに+「魔王Lv」できる。
 今回はそんなのいないので、この能力意味なし。
《指令4》《集団統率5》

 味方ユニットのうち4体(群)を、自らの行動時に行動させる事が出来る。この時、対象となったキャラクターはそのカウント中すべてのジャッジに+10する事が出来る。
 行動を終えたキャラクターは、直ちにカウント20を使用する(この時カウントが0以下となった場合は、行動終了となる)。
 いわゆる海賊(L2)の中でも、ダゴン教団に帰依した者。そして、本来別の場所に転移するはずが、手違いで臥龍学園沿岸へと転移してしまった者でもある。
 実際は魚人神官(L9水)2体と、本編側にも登場した魚人(モブ)多数を引き連れていた。
 1人なので、複数形ではなく単数形の「パイレート」。これ豆ね。
《ち・な・み・に》
 本来こいつらは本編第40夜終盤にて、大神官マーシュ船長に率いられ平行世界「ミラージュ・デ・ラ・ポート」を襲撃する筈だった連中である。
 この乾坤一擲の作戦にあたり、マーシュ船長は全世界から教団メンバーを糾合したのだが、どうやらこの海賊は幹部でありながら、上司の話を真面目に聞いていなかったようである(笑)

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